JP6525679B2 - 放射線撮影制御装置、放射線撮像装置、およびプログラム - Google Patents

放射線撮影制御装置、放射線撮像装置、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、放射線撮影制御装置、放射線撮像装置、およびプログラムに関し、特に、放射線画像を生成するために用いて好適なものである。
近年、X線撮影システムは様々な分野で利用されており、特に医療分野においては診断のための重要な手段の一つとなっている。医療分野におけるX線撮影システムでは、まず、X線発生装置によって発せられたX線がX線照射部から被写体へ照射されると、当該被写体を透過したX線をX線撮像装置(いわゆるX線センサ)によって撮影することでX線画像を取得する。そして、取得したX線画像に対して画像処理等を施しモニタへ表示する。医療分野におけるX線撮影システムでは、このようにしてモニタに表示したX線画像を診断に役立てる。
このようなX線撮影システムにおいて、複数のX線撮像装置の中から撮影を行うX線撮像装置を選択する技術として、特許文献1に記載の技術がある。
特許文献1に記載の技術では、撮影指示画面上で撮影が選択されると、当該撮影の予約情報における撮影部位を撮影可能な機種を検出し、撮影可能な機種(X線撮像装置)に応じた複数の機種ボタンを表示させる。複数の機種ボタンの何れかが押下されると、撮影の予約情報に設定されている機種を、当該押下された機種ボタンに応じた機種に変更する。
特許第4193444号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、撮影を行う機種の設定を行うコントローラは、複数のX線撮像装置とケーブルにより通信可能に接続される。したがって、X線撮像装置を可搬することが容易ではないという課題がある。また、コントローラに接続されるX線撮像装置を増減させることが容易ではないという課題がある。
本発明の放射線撮影制御装置の第1の例は、放射線撮影制御装置であって、放射線撮像装置が無線通信を行う際に前記放射線撮像装置を親機および子機の何れとして動作させるのかを管理する管理手段と、前記放射線撮像装置との無線通信の際に前記放射線撮像装置が親機、前記放射線撮影制御装置が子機として動作する場合、前記放射線撮影制御装置における電波の受信情報を取得する取得手段と、を有することを特徴とする。
本発明の放射線撮影制御装置の第2の例は、放射線撮影制御装置であって、放射線撮像装置が無線通信を行う際に前記放射線撮影制御装置が親機として動作する場合に、前記放射線撮影制御装置とネットワークを介して相互に通信可能に接続されている外部装置との通信を停止させる停止手段を有することを特徴とする。
本発明の放射線撮影制御装置の第3の例は、放射線撮影制御装置であって、放射線撮像装置が無線通信を行う際に前記放射線撮影制御装置が子機として動作することと、前記放射線撮影制御装置とネットワークを介して相互に通信可能に接続されている外部装置との通信の際に前記放射線撮影制御装置が子機として動作することとを選択する選択手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、複数の放射線撮像装置を選択できる放射線撮影システムにおけるとり回しを容易にすることができる。
X線撮影システムの第1の例を示す図である。 X線撮影システムの第2の例を示す図である。 X線撮影システムの第3の例を示す図である。 X線撮影システムの全体構成を示す図である。 X線撮影システムの第4の例を示す図である。 X線撮影システムの動作の第1の例を説明するフローチャートである。 X線撮影システムの第5の例を示す図である。 X線撮影システムの動作の第2の例を説明するフローチャートである。 X線撮影システムの第6の例を示す図である。 X線撮影システムの動作の第3の例を説明するフローチャートである。 X線撮影システムの第7の例を示す図である。 X線撮影システムの動作の第4の例を説明するフローチャートである。 X線撮影システムの動作の第5の例を説明するフローチャートである。 X線撮影システムの第8の例を示す図である。 X線撮影システムの動作の第6の例を説明するフローチャートである。 X線撮影システムの動作の第7の例を説明するフローチャートである。 X線撮影システムの第9の例を示す図である。 X線撮影システムの動作の第8の例を説明するフローチャートである。 X線撮影システムの動作の第9の例を説明するフローチャートである。
(実施形態に至る経緯)
実施形態を説明する前に、実施形態に至る経緯について説明する。
図1は、X線撮影システムの構成の第1の例を示す図である。
前述したようにX線撮影システムでは、まず、X線発生装置によって発せられたX線がX線照射部から被写体へ照射される。当該被写体を透過したX線をX線撮像部で撮影することでX線画像が得られる。X線画像は、X線撮像部からX線撮影制御部へ送信される。X線画像は、X線撮影制御部で画像処理等が施された後、モニタに表示される。
図1に示すX線撮影システムは、X線撮像部101と、X線撮影制御部102と、無線親機103と、院内LAN親機104とを有する。
図1に示すX線撮影システムでは、X線撮像部101からX線撮影制御部102へのX線画像の転送に、無線親機103を介した無線通信を用いる場合を例に挙げて示す。X線撮影システムの取り回しのしやすさから、無線通信により、X線撮像部101とX線撮影制御部102とを通信可能に接続する。
図1に示す例では、無線親機103を設置し、X線撮像部101およびX線撮影制御部102が、無線親機103に子機として接続する。したがって、この構成の場合、X線撮影制御部102は、無線親機103と接続された全てのX線撮像部(X線撮像部101等)と接続して、無線親機103と接続された全てのX線撮像部をX線画像の撮影に使用することができる。そのため、X線撮影制御部102は、使用するX線撮像部が異なる撮影予約情報が並んで登録されている場合でも、X線撮影制御部102と通信可能に接続されているX線撮像部の中から、対象となるX線撮像部を選択すればよい。よって、X線撮影制御部102は、X線撮像部との接続の切り替えを行う必要はない。
X線撮影制御部102は、自身に内蔵している無線子機105をX線撮像部101との通信に使用する。一方、X線撮像部101は、自身に内蔵している無線子機106をX線撮影制御部102との通信に使用する。例えば、USB(Universal Serial Bus)接続のAP(Access Point)を用いることにより無線子機を増設することができる。X線撮影制御部102に増設された無線子機107は、院内LAN親機104との通信に利用することができる。院内LAN親機104としては、例えば、RIS(Radiology Information System)やPACS(Picture Archiving and Communication System)等がある。したがって、図1に示すX線撮影システムでは、X線撮影制御部102は、X線撮像部101との通信と院内LAN親機104との通信との双方を行う機能を併用することが可能である。
しかしながら、図1に示すX線撮影システムでは、X線撮像部101、X線撮影制御部102、および無線親機103という3つのユニットが必要となる。したがって、無線親機103の設置場所が問題になる虞がある。
そこで、図2に示すX線撮影システムが考えられる。図2は、X線撮影システムの構成の第2の例を示す図である。図2において、図1と同じ部分については、図1に付した符号と同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図2に示すX線撮影システムは、X線撮像部101と、X線撮影制御部102と、院内LAN親機104とを有する。
図2に示す例では、X線撮像部101は、無線親機201を有する。X線撮像部101の無線親機201は、X線撮影制御部102の無線子機105と通信する。図2に示す例では、無線親機として通信を行う通信部(ユニット)が、X線撮像部101内に設置される。したがって、無線親機として通信を行う通信部(ユニット)を、X線撮像部101と別のユニットとして扱う必要がない。このため、X線撮像部101とX線撮影制御部102は、無線親機103を用いることなく無線通信することができる。すなわち、図1に示す例では3つのユニットが必要であるのに対し、図2に示す例では2つのユニットになる。このため、図2に示すX線撮影システムでは、図1に示すX線撮影システムに比べ、X線撮像部101とX線撮影制御部102とが無線通信するために必要なユニットの数が減り、X線撮影システムの可搬性が向上する。
さらに、図1に示すX線撮影システムと同様に、X線撮影制御部102に増設した無線子機107を用いることにより、X線撮影制御部102は、RISやPACS等の院内LAN親機104との接続も可能である。
しかしながら、図2に示すX線撮影システムでは、X線撮像部101が無線親機の機能を持つ。したがって、X線撮影制御部102が一度に複数のX線撮像部と接続するという、図1に示すX線撮影システムでは可能であったことが、図2に示すX線撮影システムでは実現できない。よって、例えば、2つ以上のX線撮像部を回診車に積載し、2つ以上のX線撮像部を状況に応じて使い分けるような用途においては、X線撮影制御部102と接続するX線撮像部を適宜切り替える必要がある。
そこで、図3に示すX線撮影システムが考えられる。図3は、X線撮影システムの構成の第3の例を示す図である。図3において、図1と同じ部分については、図1に付した符号と同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図3に示すX線撮影システムは、X線撮像部101と、X線撮影制御部102と、院内LAN親機104とを有する。
図3に示す例では、X線撮影制御部102は、無線親機301と無線子機302とを有する。X線撮影制御部102の無線親機301は、X線撮像部101の無線子機106と通信する。無線親機として通信を行う通信部(ユニット)が、X線撮影制御部102内に設置されることから、無線親機として通信を行う通信部(ユニット)を、X線撮影制御部102と別のユニットとして扱う必要がない。したがって、図2に示すX線撮影システムと同様に、図3に示すX線撮影システムでは、X線撮像部101とX線撮影制御部102とが無線通信するために必要なユニット数は2つになる。このため、図1に示すX線撮影システムに比べ、X線撮像部101とX線撮影制御部102とが無線通信するために必要なユニット数が減り、X線撮影システムの可搬性が向上する。
また、図3に示すX線撮影システムでは、X線撮影制御部102は、無線親機としての機能を有する。したがって、図3に示すX線撮影システムでは、図1に示すX線撮影システムと同様に、X線撮影制御部102が一度に複数のX線撮像部(X線撮像部101等)と接続することも可能である。
また、図3に示すX線撮影システムでは、X線撮影制御部102は、無線子機302を用いて、RISやPACS等の院内LAN親機104との接続自体は可能である。しかしながら、X線撮影制御部102では、一度院内LAN親機104との通信が切断されると、無線子機302が親機をサーチする際に、X線撮影制御部102の無線親機301側、つまりX線撮像部101との通信も一度切断される。このように、図3に示すX線撮影システムでは、図1および図2に示すX線撮影システムでは可能であった、X線撮像部と院内LAN親機との同時接続が困難である。
以下の各実施形態は、図1〜図3に示すX線撮影システムの問題点を検討してなされたものである。以下の各実施形態では、X線撮影制御部とX線撮像部との接続の切り替えを不要にすることと、X線撮影システムの可搬性を向上させることと、X線撮像部および院内LAN親機との同時接続とをユースケース等に応じて適応的に満足させることを目的とする。
(X線撮影システムの全体構成)
図4は、X線撮影システムの全体構成の一例を示す図である。
図4において、X線撮影システムは、X線撮影制御部401と、操作表示部402と、複数のX線撮像部403a、403と、HIS/RIS端末405と、ストレージサーバ406と、検像ワークステーション407とを有する。
図4に示す例では、X線撮影制御部401は、放射線撮影制御装置の一例であり、HIS/RIS端末405、ストレージサーバ406、および検像ワークステーション407と院内LAN404を介して相互に通信可能に接続される。尚、X線撮影制御部401は、HIS/RIS端末405、ストレージサーバ406、および検像ワークステーション407と院内LAN404以外の通信経路を介して相互に通信可能に接続されるようにしてもよい。通信経路は有線であっても無線であってもよい。
X線撮影制御部401は、X線撮影システム全体を制御する。図4に示す例では、X線撮影制御部401は、複数のX線撮像部403a、403bを制御するに際し、複数のX線撮像部403a、403bと無線通信を行う。また、X線撮影制御部401には、操作表示部402が接続される。
操作表示部402は、X線撮影システム全体を制御するためのコンソール画面等のGUI(Graphic User Interface)や、X線撮像部403a、403bで撮影された画像を表示する。操作表示部402は、コンソール上に表示されたボタン等により操作や文字入力を受け付ける。操作表示部402は、その用途から液晶タッチパネルディスプレイが好適である。ただし、操作表示部402は、タッチパネルディスプレイに限定されない。例えば、液晶タッチパネルディスプレイを備えたモバイル型PCやタブレット端末を操作表示部402として利用してもよい。
複数のX線撮像部403a、403bは、放射線撮像装置の一例であり、それぞれ、X線管球より照射され被写体を透過したX線画像を撮影し、撮影したX線画像のデジタルデータを出力する。複数のX線撮像部403a、403bは、例えば、被写体の異なる部位を撮影するためのものである。X線撮像部403a、403bは、例えば、X線撮影制御部401や、HIS/RIS端末405等の外部装置から撮影前に受信した撮影オーダ情報を撮影後にX線画像に関連付ける。撮影オーダ情報には、例えば、被写体のID、撮影部位、撮影日時等の情報が含まれる。そして、X線撮像部403a、403bは、撮影オーダ情報が関連付けられたX線画像をX線撮影制御部401に送信する。また、X線撮像部403a、403bは、撮影オーダ情報が関連付けられたX線画像を、画像を保存するストレージサーバ406や、画像処理等を施して診断に供する最終画像を生成するための検像WS(ワークステーション)9に出力する。
尚、HIS/RIS端末405、ストレージサーバ406、検像ワークステーション407、および院内LAN404は、X線撮影システムに含まれていなくてもよい。
以下の各実施形態では、X線撮影制御部401およびX線撮像部403a、403bが外部装置と通信する際の機能が主として異なる。したがって、以下の各実施形態では、X線撮影制御部401およびX線撮像部403a、403bが外部装置と通信する際の構成の説明を行い、その他の説明を省略する。また、X線撮像部403a、403bは複数存在し得るが、X線撮像部403a、403bの構成のうち、外部装置と通信する際の構成は同じもので実現できる。したがって、以下の各実施形態では、X線撮影システム内のX線撮像部403a、403bとして(1つの)X線撮像部403のみを示す。
(第1の実施形態)
まず、第1の実施形態を説明する。
図5は、本実施形態のX線撮影システム500の構成の一例を示すブロック図である。図5に示すX線撮影システム500は、X線撮影制御部401とX線撮像部403とを有する。X線撮像部403は、無線構成情報受信部501と、第1の無線方式切り替え部502と、第1の通信部503とを有する。X線撮影制御部401は、無線構成情報管理部504と無線構成情報通知部505とを有する。
図6は、X線撮影システム500の動作の一例を説明するフローチャートである。図5および図6を参照しながら、X線撮影システム500の構成および処理の一例を説明する。
X線撮影制御部401の無線構成情報管理部504は、無線構成情報を管理する。本実施形態における無線構成情報は、X線撮像部403の第1の通信部503が親機として動作するか子機として動作するかを示す構成情報と、X線撮像部403がX線撮影制御部401と通信するに際して必要な情報とを含む。X線撮像部403がX線撮影制御部401と通信するに際して必要な情報は、例えばSSIDおよび暗号キーである。無線構成情報は、例えば、操作表示部402に表示されるGUIに対するユーザによる入力操作に基づいて設定される。ただし、無線構成情報を設定する方法は、このようなGUIを用いた方法に限定されない。例えば、事前に外部装置との通信を行うことにより無線構成情報をX線撮影制御部401が取得して設定してもよい、無線構成情報管理部504は、このようにして得られた無線構成情報を記憶する。また、X線撮影システム内にX線撮像部403が複数ある場合、無線構成情報は、X線撮像部403毎に個別に管理される。この場合、無線構成情報には、X線撮像部403の識別情報が関連付けられる。
無線構成情報通知部505は、無線構成情報管理部504により管理される無線構成情報を取得する(ステップS601)。次に、無線構成情報通知部505は、ステップS601で取得した無線構成情報をX線撮像部403に送信する(ステップS602)。X線撮影システム内にX線撮像部403が複数ある場合には、無線構成情報に関連付けられているX線撮像部403の識別情報に基づいて当該無線構成情報の宛先が決定される。X線撮影制御部401と複数のX線撮像部403とが無線通信をする場合であって、X線撮影制御部401が親機である場合、複数のX線撮像部403は全て子機になる。ただし、X線撮影制御部401が、或るX線撮像部403に対しては親機となり、別のX線撮像部403に対しては子機になるようにしてもよい。
次に、X線撮像部403の無線構成情報受信部501は、無線構成情報通知部505から送信された無線構成情報を受信する(ステップS603)。次に、第1の無線方式切り替え部502は、ステップS603で受信した無線構成情報に基づいて、第1の通信部503が親機として動作するか子機として動作するかを判断する(ステップS604)。この判断の結果、第1の通信部503が親機として動作する場合、第1の無線方式切り替え部502は、第1の通信部503を親機として動作させるように設定する(ステップS605)。これによりX線撮像部403は外部装置と無線通信する際に親機となる。一方、第1の通信部503が子機として動作する場合、第1の無線方式切り替え部502は、第1の通信部503を子機として動作させるように設定する(ステップS606)。これによりX線撮像部403は外部装置と無線通信する際に子機となる。外部装置は、X線撮影制御部401であってもX線撮影制御部401以外の装置であってもよい。このように、本実施形態のX線撮像部403は、無線親機と無線子機の双方の機能を有する。
尚、無線構成情報通知部505と無線構成情報受信部501との間の通信手段は、LANケーブル等の有線を用いた通信手段でも、赤外線通信による通信手段でも、Bluetooth(登録商標)等を用いた無線通信による通信手段でもよい。LANケーブル等の有線を用いた通信手段を用いる場合には、例えば、図4に示した構成において、X線撮像部403a、403bは、例えば、院内LAN404に接続されるようにすることができる。
以上のように本実施形態では、X線撮影制御部401は、X線撮像部403の第1の通信部503が親機として動作するか子機として動作するかを示す構成情報を管理し、当該構成情報をX線撮像部403に送信する。X線撮像部403は、この構成情報に従って、親機および子機の何れとして動作するのかを選択する。したがって、X線撮影システムを構成する装置の可搬やX線撮像部403の増減等、X線撮影システムにおけるとり回しを容易にすることができる。また、2つ以上のX線撮像部403を子機として動作させる場合、X線撮影制御部401と接続するX線撮像部403を切り替える必要がなくなる。さらに、このようにする場合には、X線撮影制御部401のX線撮像部403と院内LAN親機との同時接続が可能になる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態を説明する。本実施形態は、第1の実施形態に対し、X線撮像部403に加え、X線撮影制御部401についても、親機として動作するか子機として動作するのかを切り替える点が追加されたものである。したがって、本実施形態の説明において、第1の実施形態で説明した部分と同一の部分については、図5、図6に付した符号と同一の符号を付す等して詳細な説明を省略する。
図7は、本実施形態のX線撮影システム700の構成の一例を示すブロック図である。図7に示すX線撮影システム700は、X線撮影制御部401とX線撮像部403とを有する。X線撮像部403は、無線構成情報受信部501と、第1の無線方式切り替え部502と、第1の通信部503とを有する。X線撮影制御部401は、無線構成情報通知部505と、無線構成情報管理部701と、第2の無線方式切り替え部702と、第2の通信部703とを有する。
図8は、X線撮影システム700の動作の一例を説明するフローチャートである。図7および図8を参照しながら、X線撮影システム700の構成および処理の一例を説明する。
X線撮影制御部401の無線構成情報管理部701は、構成情報として次の情報を管理する。すなわち、本実施形態の構成情報は、X線撮像部403の第1の通信部503が親機として動作するか子機として動作するかと、X線撮影制御部401の第2の通信部703が親機として動作するか子機として動作するかを示す情報である。また、無線構成情報管理部701は、第1の通信部503および第2の通信部703同士が通信する際に必要な情報を管理する。第1の通信部503および第2の通信部703同士が通信する際に必要な情報は、例えばSSIDおよび暗号キーである。
本実施形態の無線構成情報には、以上の情報が含まれる。無線構成情報は、例えば、操作表示部402を用いてユーザによる入力操作に基づいて入力される。このとき、X線撮影制御部401の第2の通信部703と、X線撮像部403の第1の通信部503の一方が親機で他方が子機になるようにする。例えば、操作表示部402は、X線撮影制御部401の第2の通信部703を親機で動作させるか子機で動作させるかの何れかを選択するGUIを表示する。X線撮影制御部401の第2の通信部703を親機で動作させることが選択された場合、構成情報は、X線撮影制御部401の第2の通信部703が親機で動作し、X線撮像部403の第1の通信部503が子機で動作することを示す情報になる。一方、X線撮影制御部401の第2の通信部703を子機で動作させることが選択された場合、構成情報は、X線撮影制御部401の第2の通信部703が子機で動作し、X線撮像部403の第1の通信部503が親機で動作することを示す情報になる。
尚、構成情報を設定する方法は、前述したGUIを用いた方法に限定されない。例えば、事前に外部装置との通信を行うことにより構成情報をX線撮影制御部401が取得して設定してもよい。
また、第1の実施形態で説明したように、X線撮影システム内にX線撮像部403が複数ある場合、無線構成情報は、X線撮像部403毎に個別に管理される。この場合、無線構成情報には、X線撮像部403の識別情報が関連付けられる。
ここで、第1の通信部503の動作を切り替える際のX線撮影システム700の動作は、第1の実施形態で説明した図6のステップS601〜S606の動作で実現されるので、ここでは、その詳細な説明を省略する。一方、第2の通信部703の動作を切り替える際のX線撮影システム700の動作は、以下のようになる。
第2の無線方式切り替え部702は、無線構成情報管理部701から無線構成情報を取得する(ステップS801)。次に、第2の無線方式切り替え部702は、ステップS801で取得した無線構成情報に基づいて、第2の通信部703が親機として動作するか子機として動作するかを判断する(ステップS802)。この判断の結果、第2の通信部703が親機として動作する場合、第2の無線方式切り替え部702は、第2の通信部703を親機として動作させるように設定する(ステップS803)。これによりX線撮影制御部401はX線撮像部403と無線通信する際に親機となる。この場合、図6のフローチャートにおいてX線撮像部403はX線撮影制御部401と無線通信する際に子機となる。
一方、第2の通信部703が子機として動作する場合、第2の無線方式切り替え部702は、第2の通信部703を子機として動作させるように設定する(ステップS804)。これによりX線撮影制御部401はX線撮像部403と無線通信する際に子機となる。この場合、図6のフローチャートにおいてX線撮像部403はX線撮影制御部401と無線通信する際に親機となる。このように本実施形態のX線撮影制御部401は、無線親機と無線子機の双方の機能を有する。
第1の通信部503が親機として動作し、第2の通信部703が子機として動作する場合、第1の通信部503は、無線構成情報管理部701より取得したSSIDおよび暗号キーを用いて、X線撮像部403を親機として起動する。一方、第2の通信部703は、無線構成情報管理部701より取得したSSIDおよび暗号キーを用いて親機をサーチして、親機との通信を確立する。通信を確立した後は、X線撮影制御部401からの制御コマンド等が第2の通信部703から第1の通信部503を経て、X線撮像部403に入力される。この制御コマンドに基づいて、X線撮像部403は、X線画像の撮影が可能な状態になる。その後、X線が照射され、X線撮像部403でX線画像が撮影され、X線画像のデジタルデータが作成されると、X線画像のデジタルデータは、第1の通信部503から第2の通信部703を経てX線撮影制御部401へ伝達される。X線撮影制御部401は、X線画像のデジタルデータに対する処理を行ったり、X線画像を操作表示部402に表示させたりする。
第1の実施形態と同様に、無線構成情報管理部701は、複数のX線撮像部403に対する無線構成情報を個別に管理することが可能である。ただし、第2の通信部703が子機として機能する場合には、一度に単一のX線撮像部403としか通信を確立できない。このため、第2の通信部703は、複数のX線撮像部403と同時に通信を確立せず、順次に通信を確立する必要がある。
第2の通信部703が親機として動作し、第1の通信部503が子機として動作する場合、第2の通信部703は、無線構成情報管理部701より取得したSSIDおよび暗号キーを用いて、X線撮影制御部401を親機として起動する。一方、第1の通信部503は、無線構成情報管理部701より取得したSSIDおよび暗号キーを用いて親機をサーチして、親機との通信を確立する。通信を確立した後は、X線撮影制御部401からの制御コマンド等が第2の通信部703から第1の通信部503を経て、X線撮像部403に入力される。この制御コマンドに基づいて、X線撮像部403は、X線画像の撮影が可能な状態になる。その後、X線が照射され、X線撮像部403でX線画像が撮影され、X線画像のデジタルデータが作成されると、X線画像のデジタルデータは、第1の通信部503から第2の通信部703を経てX線撮影制御部401へ伝達される。X線撮影制御部401は、X線画像のデジタルデータに対する処理を行ったり、X線画像を操作表示部402に表示させたりする。
無線構成情報管理部701が、複数のX線撮像部403に対する無線構成情報を個別に管理する場合であって、第2の通信部703が親機として動作する場合、第2の通信部703は、複数のX線撮像部403と同時に通信を確立することが可能である。
また、第2の通信部703が親機で動作する場合、X線撮影制御部401と有線で接続されている親機(例えばHIS/RIS端末405)を利用してX線撮影制御部401とX線撮像部403とが無線通信する構成であってもよい。
尚、無線構成情報通知部505と無線構成情報受信部501との間の通信手段は、LANケーブル等の有線を用いた通信手段でも、赤外線通信による通信手段でも、Bluetooth(登録商標)等を用いた無線通信による通信手段でもよい。LANケーブル等の有線を用いた通信手段を用いる場合には、例えば、図4に示した構成において、X線撮像部403a、403bは、例えば、院内LAN404に接続されるようにすることができる。
以上のように本実施形態では、X線撮影制御部401は、X線撮像部403が親機として動作するか子機として動作するかに加え、X線撮影制御部401が親機として動作するか子機として動作するかを示す構成情報を管理する。したがって、XX線撮影システムを構成する装置の可搬やX線撮像部403の増減等、X線撮影システムにおけるとり回しを容易にすることができる。また、X線撮影制御部401を親機として動作させ、2つ以上のX線撮像部403を子機として動作させる場合、X線撮影制御部401と接続するX線撮像部403を切り替える必要がなくなる。さらに、このようにする場合には、X線撮影制御部401のX線撮像部403と院内LAN親機との同時接続が可能になる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態を説明する。本実施形態は、第2の実施形態に対し、X線撮影制御部401が、院内LAN404に接続された装置と通信する構成が追加されたものである。したがって、本実施形態の説明において、第1、第2の実施形態で説明した部分と同一の部分については、図5〜図8に付した符号と同一の符号を付す等して詳細な説明を省略する。
図9は、本実施形態のX線撮影システム900の構成の一例を示すブロック図である。図9に示すX線撮影システム900は、X線撮影制御部401とX線撮像部403とを有する。X線撮像部403は、無線構成情報受信部501と、第1の無線方式切り替え部502、第1の通信部503とを有する。X線撮影制御部401は、無線構成情報通知部505と、無線構成情報管理部701と、第2の通信部703と、第2の無線方式切り替え部901と、院内通信部902とを有する。
図10は、X線撮影システム900の動作の一例を説明するフローチャートである。図9および図10を参照しながら、X線撮影システム900の構成および処理の一例を説明する。
第1の通信部503の動作を切り替える際のX線撮影システム700の動作は、第1の実施形態で説明した図6のステップS601〜S606の動作で実現されるので、ここでは、その詳細な説明を省略する。また、X線撮影制御部401の無線構成情報管理部701は、第2の実施形態で説明した無線構成情報を管理する。したがって、無線構成情報の詳細な説明を省略する。第2の通信部703の動作を切り替える際のX線撮影システム900の動作は、以下のようになる。
第2の無線方式切り替え部901は、無線構成情報管理部701から無線構成情報を取得する(ステップS801)。次に、第2の無線方式切り替え部901は、ステップS801で取得した無線構成情報に基づいて、第2の通信部703が親機として動作するか子機として動作するかを判断する(ステップS802)。この判断の結果、第2の通信部703が親機として動作する場合、第2の無線方式切り替え部901は、第2の通信部703を親機として動作させるように設定する(ステップS803)。次に、第2の無線方式切り替え部901は、院内通信部902の動作を停止させる(ステップS1001)。院内通信部902は、院内LAN404に接続されたHIS/RIS端末405、ストレージサーバ406、および検像ワークステーション407等の外部装置と通信するためのものである。
図3を参照しながら説明したように、X線撮影制御部401は、院内LAN404には、無線子機を用いて接続される。X線撮影制御部401(院内通信部902)は、院内LAN404への接続自体は可能であるが、一度院内LAN404と通信が切断されてしまうと、院内通信部902が親機をサーチする際に、第2の通信部703の無線親機による通信も一度切断される。このような第2の通信部703による通信の切断を防止するため、本実施形態では、第2の通信部703が親機として動作する場合には、ステップS1001で院内通信部902の動作を停止する。
一方、ステップS802の判断の結果、第2の通信部703が子機として動作する場合、第2の無線方式切り替え部901は、第2の通信部703を子機として動作させるように設定する(ステップS804)。次に、第2の無線方式切り替え部901は、院内通信部902を子機として動作させるように設定する(S1002)。
以上のように、複数のX線撮像部403と同時に通信を確立することが可能である点においては、第2の通信部703が親機として動作する場合の方が、第2の通信部703が子機として動作する場合より優位である。一方、X線撮像部403および院内LAN404との同時通信を確実に行うという点においては、第2の通信部703が子機として動作する場合の方が、第2の通信部703が親機として動作する場合よりも優位である。
よって、例えば、X線撮像部403を1つしか使用せず、X線撮影制御部401の院内LAN404への接続を確実に実現したい場合には、第2の通信部703を子機として動作させるように構成情報を設定する。一方、X線撮像部403を複数利用し、X線撮影制御部401の院内LAN404への接続は撮影後でも構わない場合には、第2の通信部703を親機として動作させるように構成情報を設定する。このように本実施形態では、第2の実施形態で説明した効果に加え、ユースケースに応じて、第2の通信部703を親機および子機の何れで動作させるのかを使い分けることが可能であるという効果がある。
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態を説明する。本実施形態は、第2の実施形態に対し、電波の受信状況を取得する構成が追加されたものである。したがって、本実施形態の説明において、第1〜第3の実施形態で説明した部分と同一の部分については、図5〜図10に付した符号と同一の符号を付す等して詳細な説明を省略する。
図11は、本実施形態のX線撮影システム1100の構成の一例を示すブロック図である。図11に示すX線撮影システム1100は、X線撮影制御部401とX線撮像部403とを有する。X線撮像部403は、無線構成情報受信部501と、第1の通信部503と、第1の無線方式切り替え部1101と、第1の電波強度情報取得部1102とを有する。X線撮影制御部401は、無線構成情報通知部505と、無線構成情報管理部701と、第2の無線方式切り替え部702と、第2の通信部703と、第2の電波強度情報取得部1104とを有する。
図12および図13は、X線撮影システム1100の動作の一例を説明するフローチャートである。図11〜図13を参照しながら、X線撮影システム1100の構成および処理の一例を説明する。
第1の通信部503の動作を切り替える際のX線撮影システム1100の動作(X線撮像部403の動作)は、図6に示したフローチャートのステップS601〜S606にステップS1201の処理が追加されたものとなる。
すなわち、ステップS604において第1の通信部503が子機として動作すると判断された場合、第1の無線方式切り替え部1101は、第1の通信部503を子機として動作させるように設定する(ステップS606)。次に、第1の電波強度情報取得部1102は、X線撮像部403における電波の受信強度を示す電波強度情報を取得する(ステップS1201)。このように本実施形態では、第1の電波強度情報取得部1102は、第1の通信部503が子機として動作する場合に電波強度情報を取得し、第1の通信部503が親機として動作する場合に電波強度情報を取得しない。
第2の通信部703の動作を切り替える際のX線撮影システム1100の動作(X線撮影制御部401の動作)は、図8に示したフローチャートのステップS801〜S804にステップS1301の処理が追加されたものとなる。
すなわち、ステップS802において第2の通信部703が子機として動作すると判断された場合、第2の無線方式切り替え部702は、第2の通信部703を子機として動作させるように設定する(ステップS804)。次に、第2の電波強度情報取得部1104は、X線撮影制御部401における電波の受信強度を示す電波強度情報を取得する(ステップS1301)。このように本実施形態では、第2の電波強度情報取得部1104は、第2の通信部703が子機として動作する場合に電波強度情報を取得し、第1の通信部503が親機として動作する場合に電波強度情報を取得しない。
図12、図13のフローチャートのようにするのは、電波強度情報を子機側でしか取得できないためであり、無線構成情報管理部701の構成に応じて電波強度情報を適切に取得するためである。
本実施形態では、電波強度情報が電波の受信強度を示す情報である場合を例に挙げて説明した。しかしながら、電波の受信の状況に関する情報であれば、必ずしもこのような電波強度情報を用いなくてもよい。例えば、電波の安定性を示す情報を電波強度情報に加えてまたは代えて用いてもよい。
尚、本実施形態のX線撮影制御部401に第3の実施形態で説明した院内通信部902に追加してもよい。
(第5の実施形態)
次に、第5の実施形態を説明する。本実施形態は、第4の実施形態に対し、X線撮像部403が電波強度情報を表示する構成が追加されたものである。したがって、本実施形態の説明において、第1〜第4の実施形態で説明した部分と同一の部分については、図5〜図13に付した符号と同一の符号を付す等して詳細な説明を省略する。
図14は、本実施形態のX線撮影システム1400の構成の一例を示すブロック図である。図14に示すX線撮影システム1400は、X線撮影制御部401とX線撮像部403とを有する。X線撮像部403は、無線構成情報受信部501と、第1の無線方式切り替え部1101と、第1の電波強度情報取得部1102と、第1の電波強度情報表示部1401と、第1の通信部1402とを有する。X線撮影制御部401は、無線構成情報通知部505と、無線構成情報管理部701と、第2の無線方式切り替え部702と、第2の電波強度情報取得部1104と、第2の通信部1403とを有する。
図15および図16は、X線撮影システム1400の動作の一例を説明するフローチャートである。図14〜図16を参照しながら、X線撮影システム1400の構成および処理の一例を説明する。
第1の通信部1402の動作を切り替える際のX線撮影システム1100の動作(X線撮像部403の動作)は、図12に示したフローチャートのステップS601〜S606、S1201にステップS1501の処理が追加されたものとなる。
すなわち、ステップS1201で第1の電波強度情報取得部1102が電波強度情報を取得すると、ステップS1501において、第1の電波強度情報表示部1401は、ステップS1201で取得された電波強度情報を表示する。このように本実施形態では、第1の電波強度情報表示部1401は、第2の通信部1403が子機として動作する場合に第1の電波強度情報取得部1102で取得した電波強度情報を表示する。一方、第2の通信部1403が親機として動作する場合には、第1の電波強度情報取得部1102で電波強度情報は取得されない。
第2の通信部1403の動作を切り替える際のX線撮影システム1400の動作は、図13に示したフローチャートのステップS801〜S804、S1301にステップS1601、S1602の処理が追加されたものとなる。
すなわち、ステップS1301で第2の電波強度情報取得部1104が電波強度情報を取得すると、ステップS1601において、第2の通信部1403は、ステップS1301で取得された電波強度情報を第1の通信部1402に送信する。次に、ステップS1602において、第1の電波強度情報表示部1401は、ステップS1601で送信された電波強度情報を表示する。このように本実施形態では、第1の電波強度情報表示部1401は、第2の通信部1403が子機として動作する場合に第2の通信部1403から送信された電波強度情報を第1の電波強度情報表示部1401で表示する。一方、第2の通信部1403が親機として動作する場合には、第2の通信部1403で電波強度情報は送信されない。
電波強度情報の表示形態は特に限定されない。例えば、ステップS1201で取得された電波強度情報に示される受信強度そのものを表示することができる。また、ステップS1201で取得された電波強度情報に示される受信強度を百分率で表した値(電波強度情報に示される受信強度の最大値に対する割合)で表示することができる。また、ステップS1201で取得された電波強度情報に示される受信強度が予め設定された複数の段階のうち何れの段階に属するのかを表示してもよい。
以上のように構成にすることで、無線構成情報管理部701で管理される構成情報において、X線撮影制御部401とX線撮像部403の親子関係が変わっても、ユーザに同じ表示形態で電波強度情報を表示することが可能となる。
尚、第4の実施形態で説明したように、電波強度情報の表示形態は特に限定されない。また、第4の実施形態で説明したように、電波の受信の状況に関する情報であれば、必ずしもこのような電波強度情報を用いなくてもよい。
(第6の実施形態)
次に、第6の実施形態を説明する。本実施形態は、第4の実施形態に対し、X線撮影制御部401が電波強度情報を表示する構成が追加されたものである。したがって、本実施形態の説明において、第1〜第4の実施形態で説明した部分と同一の部分については、図5〜図13に付した符号と同一の符号を付す等して詳細な説明を省略する。
図17は、本実施形態のX線撮影システム1700の構成の一例を示すブロック図である。図17に示すX線撮影システム1700は、X線撮影制御部401とX線撮像部403とを有する。X線撮像部403は、無線構成情報受信部501と、第1の無線方式切り替え部1101と、第1の電波強度情報取得部1102と、第1の通信部1701とを有する。X線撮影制御部401は、無線構成情報通知部505と、無線構成情報管理部701と、第2の無線方式切り替え部702と、第2の電波強度情報取得部1104と、第2の電波強度情報表示部1702と、第2の通信部1703とを有する。
図18および図19は、X線撮影システム1700の動作の一例を説明するフローチャートである。図17〜図19を参照しながら、X線撮影システム1700の構成および処理の一例を説明する。
第1の通信部1402の動作を切り替える際のX線撮影システム1700の動作は、図12に示したフローチャートのステップS601〜S606、S1201にステップS1801、S1802の処理が追加されたものとなる。
すなわち、ステップS1201で第1の電波強度情報取得部1102が電波強度情報を取得すると、ステップS1801において、第1の通信部1701は、ステップS1201で取得された電波強度情報を第2の通信部1703に送信する。次に、ステップS1802において、第2の電波強度情報表示部1702は、ステップS1601で送信された電波強度情報を表示する。このように本実施形態では、第1の通信部1701が子機として動作する場合に第1の通信部1701から送信された電波強度受信情報を第2の電波強度情報表示部1702で表示する。一方、第1の通信部1701が親機として動作する場合には、第1の通信部1701で電波強度情報は送信されない。
第2の通信部1403の動作を切り替える際のX線撮影システム1700(X線撮影制御部401)の動作は、図13に示したフローチャートのステップS801〜S804、S1301にステップS1901の処理が追加されたものとなる。
すなわち、ステップS1301で第2の電波強度情報取得部1104が電波強度情報を取得すると、ステップS1901において、第2の電波強度情報表示部1702は、ステップS1301で取得された電波強度情報を表示する。このように本実施形態では、第2の電波強度情報表示部1702は、第2の通信部1703が子機として動作する場合に第2の電波強度情報取得部1104で取得した電波強度情報を表示する。一方、第2の通信部1703が親機として動作する場合には、第2の電波強度情報取得部1104で電波強度情報は取得されない。
以上のような構成にすることで、無線構成情報管理部701で管理される構成情報において、X線撮影制御部401とX線撮像部403の親子関係が変わっても、ユーザに同じ表示形態で電波強度情報を表示することが可能となる。
尚、第4の実施形態で説明したように、電波強度情報の表示形態は特に限定されない。また、第4の実施形態で説明したように、電波の受信の状況に関する情報であれば、必ずしもこのような電波強度情報を用いなくてもよい。
尚、前述した実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
(その他の実施例)
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、まず、以上の実施形態の機能を実現するソフトウェア(コンピュータプログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給する。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)が当該コンピュータプログラムを読み出して実行する。
401:X線撮影制御部、402:操作表示部、403a、403b:X線撮像部

Claims (14)

  1. 放射線撮影制御装置であって、
    放射線撮像装置が無線通信を行う際に前記放射線撮像装置を親機および子機の何れとして動作させるのかを管理する管理手段と、
    前記放射線撮像装置との無線通信の際に前記放射線撮像装置が親機、前記放射線撮影制御装置が子機として動作する場合、前記放射線撮影制御装置における電波の受信情報を取得する取得手段と、を有することを特徴とする放射線撮影制御装置。
  2. 放射線撮影制御装置であって、
    放射線撮像装置が無線通信を行う際に前記放射線撮影制御装置が親機として動作する場合に、前記放射線撮影制御装置とネットワークを介して相互に通信可能に接続されている外部装置との通信を停止させる停止手段を有することを特徴とする放射線撮影制御装置。
  3. 放射線撮影制御装置であって、
    放射線撮像装置が無線通信を行う際に前記放射線撮影制御装置が子機として動作することと、前記放射線撮影制御装置とネットワークを介して相互に通信可能に接続されている外部装置との通信の際に前記放射線撮影制御装置が子機として動作することとを選択する選択手段を有することを特徴とする放射線撮影制御装置。
  4. 前記放射線撮像装置が前記放射線撮影制御装置と無線通信を行う際に前記放射線撮像装置を親機および子機の何れとして動作させるのかを示す情報と、前記放射線撮影制御装置が前記放射線撮像装置と無線通信を行う際に前記放射線撮影制御装置を親機および子機の何れとして動作させるのかを示す情報とを含む情報を用いて、放射線撮像装置が無線通信を行う際に前記放射線撮像装置を親機および子機の何れとして動作させるのかが管理されることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の放射線撮影制御装置。
  5. 前記放射線撮像装置および前記放射線撮影制御装置の一方が親機として動作し他方が子機として動作することを特徴とする請求項に記載の放射線撮影制御装置。
  6. 前記放射線撮像装置との無線通信の際に前記放射線撮影制御装置が親機および子機のいずれとして動作するかを、前記管理されている前記情報に基づいて選択する選択手段をさらに有することを特徴とする請求項またはに記載の放射線撮影制御装置。
  7. 前記選択手段は、前記放射線撮像装置との無線通信の際に前記放射線撮影制御装置が親機として動作することと、前記放射線撮影制御装置に有線で接続されている装置を利用することとを選択することを特徴とする請求項に記載の放射線撮影制御装置。
  8. 前記放射線撮像装置との無線通信の際に前記放射線撮影制御装置が子機として動作する場合に、前記放射線撮影制御装置における電波の受信情報を表示する表示手段をさらに有することを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の放射線撮影制御装置。
  9. 前記放射線撮像装置との無線通信の際に前記放射線撮影制御装置が子機として動作する場合に、前記放射線撮影制御装置における電波の受信情報を前記放射線撮像装置に無線通信により送信する送信手段をさらに有することを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の放射線撮影制御装置。
  10. 放射線撮像装置であって、
    前記放射線撮像装置が外部装置と無線通信を行う際に前記放射線撮像装置を親機および子機の何れとして動作させるのかを切り替える切替手段と、
    前記放射線撮像装置が子機として動作する場合、前記放射線撮像装置における電波の受信情報を取得する取得手段を有することを特徴とする放射線撮像装置。
  11. 前記放射線撮像装置が子機として動作する場合に、前記取得手段により取得された、前記放射線撮像装置における電波の受信情報を表示する表示手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の放射線撮像装置。
  12. 前記放射線撮像装置が子機として動作する場合に、前記取得手段により取得された、前記放射線撮像装置における電波の受信情報を、前記放射線撮像装置を制御する放射線撮影制御装置に無線通信により送信する送信手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の放射線撮像装置。
  13. 請求項1〜の何れか1項に記載の放射線撮影制御装置の各手段としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
  14. 請求項1〜1の何れか1項に記載の放射線撮像装置の各手段としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
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