JP2006296954A - 画像取得装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来では、複数の出力媒体に画像を出力する場合、サイズの小さな出力媒体により画像サイズが制限されるため、もし切り出しが適切でなかったときに誤診につながる恐れがあるという課題と、或いは、出力媒体毎に適切な画像サイズに切り出そうとすると、撮影業務が完了した後で、撮影画像リストから呼び出して切り出しサイズを指定しなければならず、操作が煩雑になり作業効率が落ちるという課題があった。
【解決手段】本発明では、出力デバイス毎の出力可能なサイズを記憶する手段と、照射領域のサイズと前記出力デバイスに対応する出力媒体サイズを比較する手段と、前記出力デバイスに対応する出力媒体サイズが、照射領域のサイズよりも小さければ、ユーザに対して注意を促し、照射領域の枠とともに前記出力デバイス毎に設定された最大サイズの枠と前記出力デバイスへ出力する枠を前記撮影画像に重ねて表示する手段を持つことを特徴とするため、上述の課題が解消される。
【選択図】 図7

Description

本発明は画像取得装置に関し、被験者の撮影画像を取得し、前記撮影画像に画像処理を施し、複数の出力デバイスに画像を出力する、画像取得装置、画像処理装置、及びその方法、コンピュータ可読メモリに関するものである。
医療診断を目的としたX線撮影装置としては、X線検出部に増感紙とフィルムを組み合わせたX線写真方式に代わって、X線画像をディジタル的に検出・生成する手法が最近普及してきている。代表的な方式の一つに、検出デバイスにフラットパネルセンサを使ったX線画像取得方法がある。これは、X線に対して感度を持ち、検出したX線の強度に応じた電気信号に変換・出力する固体撮像素子や、或いはX線のエネルギーを吸収し、それに応じた強度の蛍光を発する蛍光体と可視光に感度を持ちその強度に応じた電気信号に変換する光電変換素子を組み合わせたユニットを利用して、これらの素子からのアナログ信号をA/D変換によってディジタル化して取り込む方法である。
この様な、ディジタルX線撮影装置は、X線透過線量に応じた電気量を検出しディジタル量に変換する検出デバイスを含む検査モジュールとこの検査モジュールとX線発生装置を制御する為の制御装置とで構成される。制御装置は取り込んだ画像に、各種補正処理や画像処理を施して、医師が診断するためのX線ディジタル画像が生成される。作成されたディジタル画像は、必要に応じてプリンタからフィルムを出力したり、ストレージに送られた後、モニターに表示して診断が行われる。
特開2000−115513号公報 特開2000−070243号公報
被験者の身長や体形によっては、画像の中の観察領域がフィルムに収まりきらない場合があり、この場合、特許文献1で開示されているように、フィルムの向きを変えたり、観察領域の必要な領域がフィルム内に収まるように切り出し処理を行ったり、フィルムに入るように観察領域全体を縮小したりしている。しかし、観察領域全体を縮小する方法は、観察領域の大きさに応じて縮小率が異なってしまうため、診断しにくく誤診につながるため、一般的に行われていない。診断に供する場合は、センサ上の画像をそのままの大きさで出力するライフサイズ出力か、一定の縮小率で出力する固定縮小率出力のどちらかの出力モードが使われている。
これらのモードにおいて、フィルムの向きを変えても観察領域がフィルムに入りきらない場合は、観察領域の必要な領域を切り出して、プリンタ及び診断用画像処理ワークステーションのストレージに出力していた。しかし、このような方法では、画像サイズがプリンタの出力サイズに制限されるため、後で読影ワークステーション上から画像を呼び出したときに、観察領域全体の画像が得られないため、もし切り出し領域が適切でなく、切り出した領域以外に重要な診断ポイントがあった場合、見逃してしまう恐れがあった。
この問題を解決するためには、プリンタに画像を出力した後、再び画像を呼び出して、画像サイズを変更して、ストレージに出力し直さなければならないが、操作が煩雑になり作業効率が落ちる課題が発生していた。
そこで、本発明の例示的な目的は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、複数の異なる出力デバイスに出力する場合の切り出し操作性向上、及び出力媒体に応じ適切な観察領域が出力できるようにした画像取得装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、
第1の発明は、出力デバイス毎の出力可能なサイズを記憶する手段と、前記撮影画像の照射領域の枠、乃至、照射領域に外接する矩形の枠と該出力デバイスに対する出力媒体サイズの枠と該出力デバイスへ出力する画像サイズの枠を同時に或いは、選択的に前記撮影画像に重ねて表示する手段を持つことを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明において、照射領域のサイズと前記出力デバイスに対する出力媒体サイズを比較する手段をもち、照射領域のサイズより前記出力デバイスに対する出力媒体サイズの方が大きい場合、照射領域の枠を切り出しサイズとして前記撮影画像に重ねて表示し、出力デバイスに対する出力媒体サイズが、照射領域のサイズよりも小さい場合は、照射領域の枠とともに出力デバイスに対する出力媒体サイズの枠と前記出力デバイスへ出力する画像サイズの枠を前記撮影画像に重ねて表示する手段を持つことを特徴とする。
第3の発明は、第2の発明において、照射領域の枠と前記出力デバイス毎に設定された最大サイズの枠を異なる形式で表示すること、或いは、枠外を所定のマスクで覆うことを特徴とする。
第4の発明は、第3の発明において、前記異なる形式とは、枠の太さ、色、線の種類であることを特徴とする。
第5の発明は、前記出力デバイス毎の出力可能なサイズを記憶する手段と、照射領域サイズと前記出力デバイスに対する出力媒体サイズを比較する手段と、出力デバイスに対する出力媒体サイズが、照射領域サイズに収まらない場合、ユーザに対して注意を促す手段を持つことを特徴とする。
第6の発明は、前記出力デバイス毎の出力可能なサイズを記憶する手段と、照射領域のサイズと該出力デバイスに対する出力媒体サイズを比較する手段と、出力デバイスに対する出力媒体サイズに収まらない場合、切り出し設定が行える画面を表示する手段を持つことを特徴とする。
第7の発明は、前記プリンタで出力可能な出力媒体の有効画像領域のサイズを記憶する手段と、照射領域のサイズと前記プリンタで出力可能な出力媒体の有効画像領域のサイズを比較する手段と、照射領域のサイズが前記プリンタで出力可能な出力媒体の有効画像領域のサイズを超えていた場合、切り出し変更を行える画面を表示する手段、前記画面で設定されたサイズでプリンタに出力する手段と、照射領域のサイズでストレージに出力する手段を有することを特徴とする。
本発明の更なる目的又はその他の特徴は、以下、添付の図面を参照して説明される好ましい実施例等によって明らかにされるであろう。
本発明では、出力デバイス毎の出力可能なサイズを記憶する手段と、照射領域のサイズと出力デバイスに対する出力媒体サイズを比較する手段と、前記出力デバイスに対する出力媒体サイズが、照射領域のサイズよりも小さければ、ユーザに対して注意を促し、照射領域の枠とともに前記出力デバイスに対する出力媒体サイズの枠と前記出力デバイスへ出力する枠を前記撮影画像に重ねて表示する手段を持つことを特徴とするため、プリンタへは適切な切り出しサイズ、ストレージへは照射野領域の出力が可能になり、フィルム上で必要な観察領域が表示され、診断用画像処理ワークステーションでは、照射野全面が表示されるため、読影精度を高め誤診を防ぐ効果があるとともに、操作性よく出力できるため、作業効率を向上させるという効果がある。
以下に、本発明の実施の形態を添付の図面に基づいて詳細に説明する。
本発明は、図1に示すようなX線撮影システム100に適用される。このX線撮影システム100は、X線を発生するX線管球1000、X線管球の前に位置して、不要なX線を放射させないようにするX線照射野絞り1002、X線管球1000を制御するX線制御装置1001、図示していないX線制御装置1001の操作卓、X線管球1000から放射され被験者1004を透過したX線を検出するX線検出装置1003、X線検出装置1003から得られたディジタル画像信号を読み取り、所定の画像処理を行って画像表示や画像出力やX線検出装置1003の制御を行うX線画像撮影制御装置1006、簡易画像表示装置1007、図示していないX線画像撮影制御装置1006の操作卓とを備えている。ここで、簡易画像表示装置1007は、X線画像撮影制御装置の操作卓の表示を兼ねていてもよい。実施例1では、簡易画像表示装置1007は、撮影画像を表示すると同時にX線画像撮影装置の操作や画像サイズの変更設定やメッセージとシーケンス状態の表示を行うことができ、例えば液晶パネルとタッチセンサで構成されている。
X線制御装置1001は、図示していない操作卓乃至X線画像撮影制御装置1006から送られてきた管電流や管電圧、照射時間等の撮影条件に応じて、X線管球1000に高電圧をかけてX線を発生させる。
X線検出装置1003は、X線管球1000より照射されたX線を検出してディジタル画像を得るためのX線検出器と、人体への被曝を極力小さくし、かつ撮影装置が必要な放射線量を適切に照射するためのAEC装置、散乱線を除去するグリッド、X線検出器の出力をディジタル画像信号として出力するためのA/D変換器から構成されている。なお、X線検出器は、X線を光に変換するシンチレーターと光の強さに応じた電気信号を発生する固体撮像素子で構成されている。
X線管球1000よりX線検出装置1003に入射されたX線は、まず被験者1004で発生した散乱X線がグリッドで除去され、グリッドを透過したX線がシンチレーターで光に変換され、固体撮像素子で光の強さに応じた電気信号が発生して、A/D変換器を通すことによって、ディジタルX線画像が得られる。
AEC装置は、グリッドとX線検出器の間に配置されて、患者1003およびグリッドを透過してきた放射線の一部を実時間検出して、AEC信号をX線画像撮影制御装置1006へ転送し、AEC信号積算値が閾値を超過するとX線制御装置1001は放射線発生信号をOFFにして、X線管球1000からの放射線の発生を停止する。このようにして、AEC装置は放射線量を適切に制御する。
X線画像撮影制御装置1006は、画像取り込み制御部で取り込んだディジタルX線画像信号を処理する画像処理部、撮影画像から照射野領域を抽出する照射野領域を抽出部、入力された出力媒体サイズと抽出された照射野領域を比較するサイズ比較部、出力媒体サイズより照射野領域が大きかった場合に、画像サイズを変更する画像サイズ変更部、確定した画像サイズの画像を出力する画像出力部を備える。サイズ比較部では、入力された出力媒体サイズと照射野領域を比較して、その結果、照射野領域が、出力媒体サイズより大きい場合は、画像サイズ変更部により、簡易画像表示装置1007に、撮影画像と照射領域と出力媒体サイズを重ねて表示するとともに、照射領域の任意の領域を切り出すことを可能にする。
110はネットワークで、HIS(病院内情報システム)やRIS(放射線科情報システム)が該当する。撮影した画像は、ネットワーク110で接続されている、プリンタ1008と診断用画像処理ワークステーション1009に出力される。
図2は、照射野の大きさを原寸大で出力するライフサイズ出力を説明した図である。図2のように、センサのピクセルピッチが160(μm)、センサの有効画素数が2688×2688で、プリンタのピクセルピッチが80(μm)、プリンタの有効画素数が4268×5108の場合のライフサイズ出力を考えてみると、センサの画素1つに対して、プリンタの画素4つ分を対応させるとセンサとプリンタの画素の大きさが一致するため、センサ上の画像をプリンタでライフサイズ出力できる。この場合のように、プリンタの画素ピッチとセンサの画素ピッチの関係が整数倍になっていれば、正しく原寸大のサイズで出力ができるが整数倍の関係になっていない場合は、原寸大での出力とはならない。プリンタの画素ピッチが78μmのような場合、センサの画素1つに対して、プリンタの画素4つ分を対応させると、原寸大よりも2.5%小さく表示されることになるが、医療分野では、センサで検出した所望の領域の画素情報全てを欠落することなく表示することが重要なため、一般的にこの場合もライフサイズ出力という。
図3は、センサとプリンタの夫々の有効サイズの関係を示した図である。センサの有効サイズとは、センサの有効画素領域の大きさことで、プリンタの有効サイズとは、プリンタの有効画素領域の大きさのことである。実施例1では、センサの画素ピッチ160(μm)、有効画素数2688×2688、プリンタの画素ピッチ80(μm)、有効画素数4268×5108としている。センサ、プリンタ、夫々画素ピッチと有効画素数を掛け合わせると有効サイズが計算できて、図示しているようにセンサの有効サイズ430.08(mm)×430.08(mm)、プリンタの有効サイズ408.64(mm)×341.44(mm)となる。従って、センサの有効サイズよりプリンタの有効サイズが小さいことになり、ライフサイズ出力を行う時に、センサ全面の情報をプリンタで出力できないことになる。
図4は、簡易画像表示装置1007に表示された、撮影準備を行う画面の一例である。図中の、患者情報表示部201は、患者の氏名、ID、性別、生年月日など患者情報を表示する領域で、撮影条件表示部202は、管電流、管電圧、照射時間、患者−管球間距離などの撮影条件を表示する領域である。患者情報は、患者情報入力ウインドウ呼び出しボタン208を押下して、図示していない患者情報入力ウインドウを使って入力する。撮影条件は、撮影方法選択ボタン203を押下することで自動的に設定される。撮影方法選択ボタン203は状態維持ボタンで、押下したらキャンセルされるまでボタンが凹んだ状態になっており、選択された撮影方法が分かるようになっている。この図では、「頚椎 側面」が選択されている。また、撮影方法選択ボタン203は撮影したい部位の撮影条件、AEC領域の設定、画像処理パラメータの設定や補正処理の設定や絞りや焦点サイズなどジェネレータの設定、画像サイズがフィルムサイズより大きい場合の切り出し位置がプリセットされている。
パラメータ変更ボタン204は、選択されている撮影方法選択ボタン203のパラメータを変更するためのウインドウを呼び出すためのボタンである。状態、メッセージ表示部205は、メッセージやシステムの状態を表示する。画像サイズがフィルムサイズより大きい場合の切り出し位置206は、照射野及び操作者が切り出した画像サイズが、フィルムサイズより大きい場合に照射野及び操作者が切り出した画像サイズのどの領域を切り出すか決定する設定で、図6のように、上左合わせ、上中央合わせ、上右合わせ、中央左合わせ、中央合わせ、中央右合わせ、下左合わせ、下中央合わせ、下右合わせの9通りの1つが設定される。なお、照射野及び操作者が切り出した画像サイズの高さ方向のみが、フィルムサイズより大きい場合は、上、中央、下の夫々における左合わせ、右合わせ、中央合わせは同じ意味となる。画像サイズがフィルムサイズより大きい場合の切り出し位置は、撮影方法選択ボタン203にプリセットされている場合は、その設定値が、プリセットされていない場合は、図5の304で示されるプリンタに設定されている値が用いられる。設定ウインドウ呼び出しボタン207は、各種設定ウインドウを呼び出すためのボタンである。
図5は、設定ウインドウ呼び出しボタン207によって呼び出されるウインドウの1つであり、出力媒体のサイズを入力する画面である。左半分がプリンタ用の設定画面、右半分がストレージ用の設定画面である。プリンタ用では、画素のピクセルピッチと有効フィルムサイズを画素数で入力できるようになっている。プリンタタブ301を切り替えることで複数のプリンタの設定が行える。プリンタの画素のピクセルピッチを、ピクセルピッチ入力ボックス302より、有効フィルムサイズをフィルムサイズ入力ボックス303よりピクセル数単位で、幅、高さの順で入力する。また、画像サイズがフィルムサイズを超えた場合の切り出しの位置を、設定ボタン304で設定する。設定ボタン304はトグルボタンになっており、ボタンを押下する毎に図6で示される9つのパターンが順に設定される。或いは、設定ボタン304を押下すると、図6で示される9つのパターンを選択させる設定ダイアローグを表示させて設定してもよい。ここで設定した値は、撮影方法選択ボタン203で、画像サイズがフィルムサイズより大きい場合の切り出し位置がプリセットされていない場合のデフォルト値になる。
実施形態1においては、ストレージへは、画像サイズの制限がないため最大の画像サイズは、センサの有効画素数で決定される。センサの有効画素数2688×2688、画素ピッチが160μmであるので、305のように表示される。OKボタンとキャンセルボタンはそれぞれ設定を確定するボタンと設定をキャンセルするボタンである。
図6は、照射野及び操作者が切り出した画像サイズが、フィルムサイズより大きい場合に照射野及び操作者が切り出した画像サイズのどの領域を切り出すか決定する設定で、上、中、下の高さ方向の3種類と左、中央、右の横方向3種類を組み合わせた9種類の設定が可能となっている。具体的には、上左合わせ、上中央合わせ、上右合わせ、中央左合わせ、中央合わせ、中央右合わせ、下左合わせ、下中央合わせ、下右合わせの9通りの1つが設定される。なお、照射野及び操作者が切り出した画像サイズの高さ方向のみが、フィルムサイズより大きい場合は、上、中央、下の夫々における左合わせ、右合わせ、中央合わせは同じ意味となる。
図7は、本発明の実施形態1のディジタルX線撮影システムの機能構成を示す図である。図7において、画像入力部501では、X線が曝射された後、X線検出装置1003の有効画素領域の全てのディジタルデータを取得する。或いは、既にX線検出装置1003から取得された有効画素領域のディジタル画像データをハードディスクなどの記憶媒体から取得してもよい。
次に、照射野領域抽出部502では、画像入力部501で取得したディジタル画像において、照射野絞り1002で絞られた領域を抽出し、その座標を照射野座標保持用メモリ509に保持する。照射野の認識方法としては、照射野絞り1002から絞り量を得るようにしてもよいし、或いは、特許文献2で開示されているように画像解析によって照射野を認識してもよい。
次に画像処理部503において、所定の画像処理が行われる。一例として、医師の観察に適した階調処理や周波数処理などの様々な画像処理が行われる。次に、出力媒体サイズ入力部504では、現在選択されているフィルムの有効画素領域のサイズを入力する。尚出力媒体サイズ入力部504では、フィルムの有効画素領域のサイズを、手入力しているがネットワーク110を介してオンラインでプリンタ1008からフィルムの有効画素領域を取得するようにしてもよい。出力媒体サイズ入力部504では、入力した出力媒体サイズを出力媒体サイズ保持用メモリ505に保存する。画像サイズ判定部506は、照射野抽出部502で抽出された照射野サイズと出力媒体サイズ保持用メモリ505に保持されているフィルムサイズから求めたライフサイズ出力を行う場合の画像サイズとを比較して、照射野サイズの方が小さい場合は、画像出力部510へ処理を移し、照射野サイズの方がライフサイズ出力を行う場合の画像サイズより大きい場合は、画像サイズ変更部508に処理を移す。画像サイズ変更部508では、簡易画像表示装置1007に図9のように、メッセージ704を表示し、撮影画像と照射野の枠と出力サイズの枠と出力媒体のサイズを重ねて表示するとともに、出力画像の座標を画像座標保持用メモリ511に保持する。この時の、出力領域の位置は、図6のような切り出し位置による。この例では、上中央合わせが選択されている為、照射領域の上中央に合わせて出力媒体領域を配置した時に、夫々の領域の重なった領域(703)が出力サイズとなる。操作者である放射線技師が図9をみて画像領域を変更する場合は図9の撮影画像上で切り出しを指定することで、切り出し位置入力部507より新たな画像領域が入力される。切り出し位置入力部507より入力された新たな画像サイズは、再び画像サイズ変更部508で、出力媒体サイズ保持用メモリ505に保持されているフィルムサイズから求めたライフサイズ出力を行う場合の画像サイズと比較される。操作者が指定したが画像サイズの方が大きい場合は、画像サイズの上中央に合わせて出力画像の領域が配置されて表示されるとともに、その座標が、画像座標保持用メモリ511に保持される。
このように、放射線技師が出力画像領域を変更する毎に、出力画像の座標を画像座標保持用メモリ511に保持しなおす。出力画像の領域が確定したら、画像出力部510にて、プリンタ1008と診断用画像処理ワークステーション1009のストレージに転送される。この時、画像出力部510は、ストレージ1009に転送するときは、全画像のうちの照射野座標保持用メモリ509で保持されている座標に対応した領域を転送し、プリンタ1008へは画像座標保持用メモリ511で保持されている座標に対応する領域を転送する。
次に、実施形態1で示される本発明の処理手順について、図8を用いて説明する。図8は本発明の実施形態1の画像サイズ判定部506及び画像サイズ変更部508で主に実行されるフローチャートである。先ずステップS601で、入力されたセンサの有効領域全面のディジタル画像から照射野領域を抽出する。次に、ステップS602で、ステップS601で抽出した照射野領域の大きさと、出力媒体サイズ入力部504より入力されたフィルムサイズから求めたライフサイズ出力を行う場合の画像サイズとを比較して、照射野領域が、出力する画像サイズに収まる場合はYESの方に、収まらない場合はNOの方に処理が移る。YESの場合は、ステップS609で、照射野領域を出力サイズとして、出力サイズ枠を画像に重畳して表示し、ステップS609によってプリンタとストレージに照射野の大きさで出力する。NOの場合は、ステップS603で、照射野領域のどの領域を出力画像とするか決める。この時、図6のような9つの合わせ位置の1つが予め設定されているものとする。ステップS603では、例えば、上中央合わせのように、照射野領域における出力画像の領域を指定する。ステップS604では、照射野領域の枠とプリンタ出力画像の枠とフィルムサイズ枠を画像に重畳して表示する。ステップS605では、X線撮影技師が、出力画像の領域をみて所望の領域で無かった場合に、領域を自由に変更できるようになっている。ステップS606では、ステップS602で行ったのと同様に変更した領域が、出力媒体サイズ入力部504より入力されたフィルムサイズから求めたライフサイズ出力を行う場合の画像サイズに入りきるか判定する。入りきる場合は、YESの方に進み、ステップS608によりユーザが切り出した画像サイズを出力サイズとして、この出力サイズ枠を画像に重畳して表示し、ステップS610でプリンタへは変更した領域の画像サイズで、またストレージへは照射野のサイズで出力される。一方、NOの場合は、ステップS607で、ステップS603と同様に、予め設定されている、合わせ位置によって照射野領域における出力画像の領域を指定する。ステップS606で、X線撮影技師が指定した領域が出力媒体サイズ入力部504より入力されたフィルムサイズから求めたライフサイズ出力を行う場合の画像サイズに入りきった場合に、ステップS610にて、プリンタへは変更した領域の画像サイズで、またストレージへは照射野のサイズで出力される。
図9は、頚椎側面のX線画像を示していて、照射野がフィルムサイズより大きい場合の簡易画像表示装置1007における操作画面の例である。ハッチングされた照射野外領域701は、照射野領域抽出部502により抽出された領域外の部分である。点線で示された枠702は、有効フィルムサイズを示していて、プリンタへ転送される画像は、703で示される枠で表示されている。この図の状態で、操作者が出力開始すると、703で示される画像サイズがプリンタへ転送されて、ハッチングされた照射野外領域701以外がストレージへ出力される。また、704は、照射野がフィルムサイズに入りきらなかった場合表示するメッセージである。操作者が切り出しを行った画像サイズが、フィルムサイズに入りきらなかった場合は、「切り出した画像サイズがフィルムサイズからはみ出しています。切り出し領域を確認してください。」というメッセージに切り替わる。また、705、706、707は夫々、照射野領域枠、出力サイズ枠、フィルムサイズ枠の表示、非表示切り替えボタンである。必要に応じて、夫々の枠の表示状態を変更できる。708は、切り出し設定が完了したときに押下するOKボタンである。
以上、図1〜図9を用いて本発明を説明する。
操作者である放射線技師や医師が撮影を行う前に、出力媒体のサイズの設定をしておく。図4の撮影準備を行うための画面から設定ウインドウ呼び出しボタン207を押して、図7のような出力媒体サイズ設定画面を呼ぶ。出力媒体サイズ設定画面において、出力するプリンタのフィルムサイズ303、ピクセルピッチ302と画像サイズがフィルムサイズを超えた場合の切り出し位置304を設定する。これらの設定値は、出力媒体サイズ保持用メモリ505に記録される。また、画像サイズがフィルムサイズを超えた場合の切り出し位置に関しては、適宜、撮影方法ボタン203のプリセットパラメータを所望の値に変えておく。
操作者である放射線技師や医師は、図4撮影準備を行うための画面から、患者情報と、撮影方法を決定する。患者情報は、患者ボタン208を押すことにより呼び出される患者入力画面から入力するか、最近では、入力業務の効率化や誤入力防止という観点から、図示していない磁気カードやバーコードから入力したり、ネットワーク110を介して病院内情報システム(HIS)や放射線情報システム(RIS)から入力する。入力された患者情報は、患者情報表示部201に表示される。
撮影部位を設定するために、所望の撮影方法選択ボタン203を押下する。ここでは、頚椎側面の撮影をするため、「頚椎 側面」と記載された撮影方法選択ボタン203が押下されている。撮影方法選択ボタン203を指定することで、撮影パラメータ、画像処理パラメータ、補正処理、ジェネレータ設定のパラメータ、画像サイズがフィルムサイズより大きい場合の切り出し位置のプリセット値が設定される。撮影パラメータの一部は、図4の撮影条件表示部202に表示される。また、画像サイズがフィルムサイズより大きい場合の切り出し位置206には、撮影方法選択ボタン203にプリセット値が設定されている場合はその値が、設定されていない場合は図5の画像サイズがフィルムサイズを超えた場合の切り出し位置304の値が表示される。
パラメータ変更ボタン204を押下することで、図示していないパラメータ変更ウインドウが呼び出され、撮影パラメータ、画像処理パラメータ、補正処理、ジェネレータ設定のパラメータ、画像サイズがフィルムサイズより大きい場合の切り出し位置を変更することができる。
次に患者1004を図1のようにX線検出装置1003の前に立たせて、図示していない昇降部上下ペダルを踏んで昇降部を上下させることにより患者1004がX線検出装置1003に対して適切な位置になるようにポジショニングを行う。例えば「頚椎 側面」の撮影では、撮影部1003の上端と患者の肩が同じ位置になるように調整する。また、X線管球1000を前後に移動させることによって、患者と管球管距離を変更したり、対象部位以外にX線が照射されないように照射野絞り1002を調整する。
以上ように撮影準備が整うと、図1のX線検出装置1003では、X線画像撮影制御装置1006からの固体撮像素子駆動制御信号を用いて固体撮像素子に電圧を加えることで、固体撮像素子に対して患者1004の画像入力がいつ行われてもよい状態となるように準備する。
また、撮影方法選択ボタン203により呼び出されたプリセットされた各種パラメータや、パラメータ変更ウインドウで変更されたパラメータは、X線検出装置1003、X線画像撮影制御装置1006、X線制御装置1001へ転送されて、指定したパラメータでの撮影可能な状態に待機する。
次に操作者は、簡易画像表示装置1007の近傍に据え付けられている、X線ばく射ボタンを押す。このばく射ボタンはX線管球1000でX線を発生させるトリガとなるものであり、操作者がボタンを押下することでばく射信号を発生する。
ばく射ボタン押下により発生したばく射信号は、X線画像撮影制御装置1006に一旦供給される。これを受けたX線画像撮影制御装置1006は、固体撮像素子がX線管球1000からのX線を受け取ると画像化できる状態となっているか否かを、固体撮像素子から発生する駆動通知信号の状態で確認した後、曝射許可信号をばく射スイッチに対して発生する。この曝射許可信号は、ばく射許可スイッチをオンにして、曝射ボタンから発生された曝射信号を、X線制御装置1001に供給する。尚、ばく射信号は、ばく射ボタンのセカンドスイッチを押下したときに発生するものとする。
X線制御装置1001は、X線管球1000に対してばく射信号を送る。これにより、X線管球1000からX線が発生する。この時のばく射条件は、撮影方法選択ボタン203を押下したときに呼び出されたプリセット値或いは、このプリセット値をパラメータ変更ウインドウにて変更した値による。
X線制御装置1001は、照射時間で規定された時間X線を照射するが、もしAECの選択された領域を通じて、X線制御装置1001に取り込まれ積算されたX線量信号の総和が、予め決められた一定量になった時は、X線管球1000でのX線発生を遮断する。通常、AECによる、X線量制御を行う場合は、ばく射条件として与える照射時間は長めにする。
一方、上述のようなばく射を受けた後、X線管球1000からのX線は、照射野絞り1004で絞られて、患者1004、図示していないグリッド及びシンチレーターを順次透過して、患者1004の透過画像として固体撮像素子に結像される。そして、固体撮像素子での光電変換により、画像信号として出力される。この画像信号は、A/D変換器にてディジタル化され、ディジタル信号としてX線画像撮影制御装置1006から取り込まれる。画像入力部501により取り込まれた画像は、センサを構成する光電変換素子間のばらつきの補正、センサ素子の経時的変化の補正や散乱線補正、グリッド補正、放射状に照射されるX線の位置の補正であるシェーディング補正など各種補正処理がかかっているものとする。
次に、照射野領域抽出部502で、画像入力部501で取得したディジタル画像において、照射野絞り1002で絞られた領域を抽出し、その座標を照射野座標保持用メモリ509に保持する。照射野の認識方法としては、先に説明したように、照射野絞り1002から絞り量を得るようにしてもよいし、或いは、提案番号3543018で開示されているように画像解析によって照射野を認識してもよい。この矩形の座標を照射野座標保持用メモリ509に記録する。
次に画像処理部503において、医師の観察に適した階調処理や周波数処理などの様々な画像処理をかけて、簡易画像表示装置1007に表示する。画像サイズ判定部506は、ステップS602のように照射野抽出部502で抽出された照射野サイズと出力媒体サイズ保持用メモリ505に保持されているフィルムサイズから求めたライフサイズ出力を行う場合の画像サイズとを比較して、照射野サイズの方がライフサイズ出力を行う場合の画像サイズより大きい場合は、画像サイズ変更部508に処理を移す。
画像サイズ変更部508では、簡易画像表示装置1007に図9のように、撮影画像と照射野の枠と出力サイズの枠と出力媒体サイズの枠を重ねて表示し、出力サイズの大きさを変更するためのGUIを提供するとともに、出力画像の座標を画像座標保持用メモリ511に保持する。この時、ステップS603の合わせ位置により照射野領域のどの領域をプリンタへの出力画像とするか決定すし、ステップS604で、切り出しサイズを確認するメッセージを表示するとともに、撮影画像と撮影画像と照射野の枠と出力サイズの枠と出力媒体サイズの枠を重ねて表示し、ステップS605で切り出しの枠の大きさを変更できる画面を表示する。この例では、上中央合わせが選択されているので、図9のようになる。更に、X線撮影技師が、簡易画像表示装置1007に表示される切り出しの枠変更を行うための操作画面である切り出し位置入力部507から、切り出しサイズを変更した場合、ステップS606のように、切り出した画像と、出力媒体サイズ保持用メモリ505に保持されているフィルムサイズから求めたライフサイズ出力を行う場合の画像サイズの比較を行う。切り出した画像サイズがライフサイズ出力を行う場合の画像サイズより小さい場合は、プリンタで出力可能だか、逆に切り出した画像サイズの方が大きい場合は、ステップS607により、合わせ位置により、切り出した画像サイズのどの領域をプリンタへの出力画像とするか決める。
ステップS607では、切り出した画像領域の上中央を基準とした、フィルムサイズで切り出される。放射線技師が、簡易画像表示装置1007上に表示される切り出し領域が適切と判断した時点で、ボタンを押下して、ステップS610のように撮影画像の出力を開始する。トリガとなるボタンの押下は、放射線技師が切り出しサイズを決定した時点で行ってもよいし、全ての撮影が終了した後で、検査終了ボタンを押下した時点でもよい。この時、画像出力部510はネットワーク110を介して、ストレージへは照射野座標保持用メモリ509に保持されている座標の領域を出力し、プリンタへは、画像座標保持用メモリ511に保持されている座標の領域を出力する。従って、フィルム上へは、フィルム内に読影対象領域が収まり、また、画像サイズ制限のないストレージへは、照射野サイズ全面が出力できるので、撮影情報全てのデータを記憶できる。このように、1つの画面でストレージとプリンタへの最適な切り出しが行え、ユーザの作業効率が向上される。
この例では、プリンタ1台接続され出力媒体が1つ設定されているが、複数接続されていても、また複数の出力媒体に同時に出力する場合も同様の効果が得られる。この場合、出力媒体サイズの大きいものから、照射野領域と比較して、照射野の方が大きかった場合に、順次、図9の設定画面を表示して設定を行うようにする。また、画像座標保持用メモリ511は、出力する媒体毎に切り出す画像の座標を保持するようにする。
また、図5のストレージの出力サイズ設定305において、以上の例では画像サイズの制限を設けなかったが、接続されている高精細モニターのピクセルピッチ及び、画素数を入力して、ストレージに対してもライフサイズに出力できるようにしても同様の効果が得られる。
以上の例では、照射野領域抽出部502では、抽出された照射野をそのまま照射野領域としていたが、実際には、照射野がセンサに対して斜めになる可能性があること、また、照射野が矩形以外をとることもあるため、センサの鉛直、水平方向に平行な照射野領域に外接した矩形を、相当照射野領域として扱ってもよい。その場合、照射野領域抽出部502では、抽出した照射野を基に相当照射野領域を求めて、その座標を照射野座標保持用メモリ509に保持するとともに、画像サイズ判定部506では、相当照射野領域と出力媒体サイズ保持用メモリ505に保持されているフィルムサイズから求めたライフサイズ出力を行う場合の画像サイズとを比較する。
以上説明したように、実施形態1によれば、読影したい観察領域が、出力媒体であるフィルムサイズよりも大きい場合、ユーザが一目でフィルムサイズよりはみ出していることが分かりまた、容易な操作で、フィルムサイズに収めたい領域とストレージへ送る観察領域全面の指定を同時に行えて、作業効率が向上する。
実施例2では、プリンタ1008で診断に供さない参照用画像を出力する場合など、予所定の縮小率で縮小して出力する場合を考える。この場合、センサ有効サイズとライフサイズを考えたときの出力媒体有効サイズと縮小率を考えたときの出力媒体有効サイズの関係を図10に示す。ここで、面積縮小率R(%)とすると、1辺の縮小率rは、
r=1/10×√R − (1)
のようにあらわせる。従って、ライフサイズを考えたときの出力媒体サイズ(Wpl、Hpl)と縮小率を考えたときの出力媒体サイズ(Wpr、Hpr)との関係は、式(2)のようになる。
Wpl=r×Wpr
Hpl=r×Hpr − (2)
式(2)より縮小率を考えたときの出力媒体サイズ(Wpr、Hpr)が求まるため、実施形態1において、ライフサイズを考えたときの出力媒体サイズ(Wpl、Hpl)としていた部分を、縮小率を考えたときの出力媒体サイズ(Wpr、Hpr)で置き換えれば実施例1と同様の効果が得られる。
このように、縮小画像を異なる出力媒体に出力する場合でも、読影したい観察領域が、出力媒体であるフィルムサイズよりも大きい場合、ユーザが一目でフィルムサイズよりはみ出していることが分かりまた、容易な操作で、フィルムサイズに収めたい領域とストレージへ送る観察領域全面の指定を同時に行えて、作業効率が向上する。
以上、本発明の好ましい実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されないことはいうまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
X線ディジタル撮影システムの概略図 ライフサイズ出力を説明した図 センサとプリンタの有効サイズの関係を示した図 撮影準備を行う画面の図 出力媒体のサイズを入力する画面の図 画像サイズのどの領域を切り出すか決定する設定の図 X線ディジタル撮影システムの機能構成を示す図 本発明のフローチャート ユーザによる、画像領域変更のための画面の図 センサ有効サイズとライフサイズを考えたときの出力媒体有効サイズと縮小率を考えたときの出力媒体有効サイズの関係を示す図
符号の説明
100 X線撮影システム
1000 X線を発生するX線管球
1001 X線制御装置
1002 X線照射野絞り
1003 X線検出装置
1004 被験者
1006 X線画像撮影制御装置
1007 簡易画像表示装置
1008 プリンタ
1009 診療用画像処理ワークステーション
1010 高精細モニター
201 患者情報表示部
202 撮影条件表示部
203 撮影方法選択ボタン
204 パラメータ変更ボタン
205 メッセージ表示部
206 画像サイズがフィルムサイズより大きい場合の切り出し位置
207 設定ウインドウ呼び出しボタン
208 患者ボタン
301 プリンタタブ
302 ピクセルピッチ入力ボックス
303 フィルムサイズ入力ボックス
304 設定ボタン
305 ストレージの出力媒体設定
501 画像入力部
502 照射野領域抽出部
503 画像処理部
504 出力媒体サイズ入力部
505 出力媒体サイズ保持用メモリ
506 画像サイズ判定部
507 切り出し位置入力部
508 画像サイズ変更部
509 照射野座標保持用メモリ
510 画像出力部
511 画像座標保持用メモリ
701 照射野領域外部分
702 有効フィルムサイズ枠
703 画像サイズ枠
704 照射野がフィルムサイズに入りきらなかった場合表示するメッセージ
705 照射野領域枠表示、非表示切り替えボタン
706 出力サイズ枠表示、非表示切り替えボタン
707 フィルムサイズ枠表示、非表示切り替えボタン

Claims (7)

  1. 被験者の撮影を行い、前記被験者の撮影画像を取得し、前記撮影画像に画像処理を施し、複数の出力デバイスに前記撮影画像を転送する画像取得装置において、
    前記出力デバイスに対する出力可能なサイズを記憶する手段と、前記撮影画像の照射領域の枠、乃至、該出力デバイスに対する出力媒体サイズの枠と該出力デバイスへ出力する画像サイズの枠を同時に或いは、選択的に前記撮影画像に重ねて表示する手段を持つことを特徴とする画像取得装置。
  2. 請求項1に記載の画像取得装置において、照射領域のサイズと前記出力デバイスに対する出力媒体サイズを比較する手段をもち、照射領域のサイズより前記出力デバイスに対する出力媒体サイズの方が大きい場合、照射領域の枠を基に切り出しサイズを決定して前記撮影画像に重ねて表示し、出力デバイスに対する出力媒体サイズが、照射領域のサイズよりも小さい場合は、照射領域の枠とともに出力デバイスに対する出力媒体サイズの枠と前記出力デバイスへ出力する画像サイズの枠を前記撮影画像に重ねて表示する手段を持つ画像取得装置。
  3. 請求項2に記載の画像取得装置において、照射領域の枠と前記出力デバイスに対する出力媒体サイズの枠を異なる形式で表示すること、或いは、枠外を所定のマスクで覆うことを特徴とする画像取得装置。
  4. 請求項3に記載の画像取得装置において、前記異なる形式とは、枠の太さ、色、線の種類であることを特徴とする画像取得装置。
  5. 被験者の撮影を行い、前記被験者の撮影画像を取得し、前記撮影画像に画像処理を施し、複数の出力デバイスに画像を転送する画像取得装置において、
    前記出力デバイス毎の出力可能なサイズを記憶する手段と、照射領域サイズと前記出力デバイスに対する出力媒体サイズを比較する手段と、出力デバイスに対する出力媒体サイズが、照射領域サイズに収まらない場合、ユーザに対して注意を促す手段を持つことを特徴とする画像取得装置。
  6. 被験者の撮影を実行して、前記被験者の撮影画像を取得し、前記撮影画像に画像処理を施し、複数の出力デバイスに画像を転送する画像取得装置において、
    前記出力デバイス毎の出力可能なサイズを記憶する手段と、照射領域のサイズと該出力デバイスに対する出力媒体サイズを比較する手段と、出力デバイスに対する出力媒体サイズに収まらない場合、切り出し設定が行える画面を表示する手段を持つことを特徴とする画像取得装置。
  7. 被験者の撮影を行い、前記被験者の撮影画像を取得し、前記撮影画像に画像処理を施し、プリンタ及びストレージに画像を転送する画像取得装置において、
    前記プリンタで出力可能な出力媒体の有効画像領域のサイズを記憶する手段と、照射領域のサイズと前記プリンタで出力可能な出力媒体の有効画像領域のサイズを比較する手段と、照射領域のサイズが前記プリンタで出力可能な出力媒体の有効画像領域のサイズを超えていた場合、切り出し変更を行える画面を表示する手段、前記画面で設定されたサイズでプリンタに出力する手段と、照射領域のサイズでストレージに出力する手段を有する画像取得装置。
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