JP2013198683A - 撮影システム及びその制御方法、並びに、プログラム - Google Patents

撮影システム及びその制御方法、並びに、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】作業効率を落とすことなく、画像診断し易い仕組みを提供する。
【解決手段】関連する複数の個別画像を保持する個別画像保持部50と、前記関連する複数の個別画像をつなぎ合わせて1つの合成画像を作成する合成画像作成部51と、前記合成画像又は当該合成画像を構成する個別画像のアノテーションを編集する際に、当該編集する画像のアノテーションに整合させて編集していない画像のアノテーションも同時に自動で変更する転送画像作成部59を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像にアノテーションを付加する撮影システム及びその制御方法、当該制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、当該プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に関するものである。
なお、本明細書においては、撮影に用いる放射線としてX線を適用した場合を例に挙げて説明するが、放射線は、X線に限らず、例えば、電磁波やα線、β線、γ線などであってもよい。
医療用のX線撮影装置(X線撮影システム)は、近年のディジタル技術の進歩によって種々の方法により、X線画像(放射線画像)を電気信号として読み出し、読み出した電気信号をディジタル変換することでディジタル画像を構成するようになってきている。例えば、輝尽性蛍光体にX線強度分布をエネルギーとして潜像化して読み出す方式や、X線による蛍光体の蛍光分布を直接画像として読み出す方式、蛍光分布を用いない技術等がある。
本出願人からも、下記の特許文献1に開示されているように、大画面の2次元固体撮像装置を用いたX線撮影装置が提供され、従来の定型サイズフィルムよりも大きなサイズのX線画像を検出することが可能となっている。
また、ディジタル画像を用いることにより、ファイリングの効率化、遠隔診断の実用化、診療技術・効率の改善がなされている。更に、ディジタル画像とすることにより、様々な画像処理が可能となり、階調変換処理や周波数処理等の画像処理を行った後にプリント出力或いはストレージへ出力し、診断が行われている。
また、検査の種類によっては、1つの検出器の撮影範囲よりも大きな体部の検査を行う場合がある。例えば、全脊椎検査と呼ばれるものがあり、この全脊椎検査では、脊椎全体を一度に検査することが臨床指示により要求される。通常、このような長尺撮影に関しては、検出器を並べて撮影或いは検出器を移動して複数回に分けて撮影した部分画像をつなぎ合わせた合成画像を生成する。合成画像は、プリンタへ転送されてフィルムに出力されたり、PACSと呼ばれる画像保存通信システムの画像サーバーへ転送されてモニターに表示されたりして、診断が行われる。個別画像(部分画像)から合成画像を生成する方法としては、例えば、下記の特許文献2や特許文献3に開示されている。
また、診断における参考情報とするために、合成画像に対して、患者の所見や病変等を示した文字列や矢印、或いは、頚椎の曲がり具合を示す角度や臓器間の距離などの計測情報を画像上にアノテーションとして埋め込むことが行われている。
医師または技師は、PACSに接続されているモニターで合成画像をみて、画像に埋め込まれているアノテーションを参考にして診断を行うが、合成画像は、個別画像よりも解像度が落ちるため、詳細にみようとする際には個別画像を確認することもある。そのため、合成画像とともにその個別画像も同時に画像サーバーへ転送される。
特開平9−98970号公報 特開2005−65963号公報 特開2007−229246号公報
患者の所見や病変等を示した文字列や矢印や計測情報は、通常、合成画像に対して付与されるが、個別画像に対しては付与されない。このため、画像サーバーから個別画像を呼び出して診断する時に、これらの情報が表示されずに診断し難いという課題があった。
或いは、従来、合成画像と個別画像それぞれに別途アノテーションを付加しようとすると、作業効率が落ちるだけでなく、誤って異なる記載ができてしまうという課題があった。また、合成画像と個別画像それぞれにアノテーションを付加した後で、一方の画像のアノテーションを変更した場合、他方の画像のアノテーションは修正されないため、両画像のアノテーションが一致せずに診断し難いという課題があった。
さらに、プリンタへは合成画像のみ、画像サーバーへは合成画像と個別画像の両方を出力する必要があるが、従来、ユーザが出力時に出力先を制御しなければならず、作業効率が落ちるという課題があった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、作業効率を落とすことなく、画像診断し易い仕組みを提供することを目的とする。
本発明の撮影システムは、関連する複数の個別画像を保持する個別画像保持手段と、前記関連する複数の個別画像をつなぎ合わせて1つの合成画像を作成する合成画像作成手段と、前記合成画像のアノテーションを編集する合成画像アノテーション編集手段と、前記合成画像アノテーション編集手段で編集したアノテーションを前記合成画像に付加するとともに、当該アノテーションを前記関連する複数の個別画像の対応する場所に付加する付加手段とを有する。
また、本発明の撮影システムにおける他の態様は、関連する複数の個別画像を保持する個別画像保持手段と、前記関連する複数の個別画像をつなぎ合わせて1つの合成画像を作成する合成画像作成手段と、前記関連する複数の個別画像のうちの少なくともいずれか1つの個別画像のアノテーションを編集する個別画像アノテーション編集手段と、前記個別画像アノテーション編集手段で編集したアノテーションを前記個別画像に付加するとともに、当該アノテーションを前記合成画像の対応する場所に付加する付加手段とを有する。
また、本発明は、上述した撮影システムによる制御方法、及び、当該制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、並びに、当該プログラムを記憶するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を含む。
本発明によれば、作業効率を落とすことなく、画像診断し易い仕組みを提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係るX線撮影システム(放射線撮影システム)の概略構成の一例を示す模式図である。 本発明の第1の実施形態を示し、図1の簡易画像表示装置に表示されるX線撮影準備画面の一例を示す模式図である。 本発明の第1の実施形態を示し、図1の簡易画像表示装置に表示される個別画像アノテーション編集画面の一例を示す模式図である。 本発明の第1の実施形態を示し、図1の簡易画像表示装置に表示される合成画像アノテーション編集画面の一例を示す模式図である。 本発明の第1の実施形態を示し、個別画像と合成画像の一例を示す模式図である。 本発明の第1の実施形態を示し、図1のアノテーション管理DBに保存されるデータの一例を示す模式図である。 本発明の第1の実施形態を示し、合成画像のアノテーションを編集する場合の処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態を示し、個別画像のアノテーションを編集する場合の処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態を示し、アノテーションの種類の一例を示す模式図である。 本発明の第2の実施形態を示し、合成画像と個別画像の一例を示す模式図である。
以下に、図面を参照しながら、本発明を実施するための形態(実施形態)について説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係るX線撮影システム(放射線撮影システム)100の概略構成の一例を示す模式図である。
X線撮影システム100は、図1に示すように、X線発生装置(放射線発生装置)1001、X線発生装置制御部(放射線発生装置制御部)1002、操作部1003、X線検出装置(放射線検出装置)1004、ネットワーク1005、X線撮影制御装置(放射線撮影制御装置)1006、簡易画像表示装置1007、プリンタ1008、ストレージ1009、診断画像処理用ワークステーション1010、及び、高精細モニター1011を有して構成されている。
X線発生装置1001は、X線を発生するX線管球(放射線管球)からなる。
X線発生装置制御部1002は、操作部1003からの操作入力やX線撮影制御装置1006による制御に基づいて、X線発生装置1001を制御する。具体的に、X線発生装置制御部1002は、操作部1003或いはX線撮影制御装置1006から送られてきた、X線管球の管電流や管電圧、X線の照射時間等のX線撮影条件に応じて、X線発生装置1001からX線を発生させる。
操作部1003は、操作者が操作可能に構成されており、操作者による操作入力をX線発生装置制御部1002に入力する。
X線検出装置1004は、X線発生装置1001から放射され、被験者(患者)Hを透過したX線を、ディジタル画像であるX線画像(放射線画像)として検出する。
このX線検出装置1004は、X線を検出してX線画像を得るためのX線検出器、被験者HへのX線被曝を極力小さくし且つX線撮影に必要なX線量のX線を適切に照射するためのAEC装置、X線の散乱線を除去するグリッド、及び、A/D変換器を有する。また、X線検出器は、入射したX線を光に変換するシンチレーターと、シンチレーターで変換した光の強さに応じた電気信号を発生する固体撮像素子を有して構成されている。
X線発生装置1001から被験者Hを介してX線検出装置1004に入射したX線は、被験者Hで発生した散乱X線がグリッドで除去され、グリッドを透過したX線がシンチレーターに入射する。シンチレーターでは、入射したX線を光に変換し、固体撮像素子では、シンチレーターで変換された光の強さに応じたアナログ電気信号を発生する。A/D変換器では、固体撮像素子で発生したアナログ電気信号をディジタル電気信号に変換し、ディジタル画像であるX線画像を得る。AEC装置は、グリッドとX線検出器との間に配置され、被験者(患者)H及びグリッドを透過してきたX線の一部を検出し、これをAEC信号としてX線撮影制御装置1006を介してX線発生装置制御部1002へ転送する。X線発生装置制御部1002では、転送されてきたAEC信号の積算値が閾値を超過すると、X線発生信号をOFFにして、X線発生装置1001からのX線の発生を停止する。このようにして、AEC装置は、X線のX線量を適切に制御する。
X線撮影制御装置1006は、X線撮影システム100における動作を統括的に制御する。例えば、X線撮影制御装置1006は、X線検出装置1004で得られたディジタル画像であるX線画像を取り込み、当該X線画像に所定の画像処理を行って画像表示や画像出力を行う制御をする。このX線撮影制御装置1006は、画像取り込み制御部40、個別画像処理部41、個別画像保持部50、合成画像作成部51、合成画像保持部52、個別画像アノテーション編集部53、合成画像アノテーション編集部54、アノテーション作成部55、アノテーション管理DB(アノテーション管理データベース)56、フォントサイズ計算部57、アノテーション付与部58、転送画像作成部59、及び、画像転送部60を有して構成されている。このX線撮影制御装置1006の内部の構成については、後述する。
簡易画像表示装置1007は、X線撮影制御装置1006の操作卓の表示を兼ねていてもよい。本実施形態では、簡易画像表示装置1007は、撮影されたX線画像を表示すると同時に、X線撮影制御装置1006の操作やメッセージとシーケンス状態の表示を行うことができ、例えば液晶パネルとタッチセンサで構成されている。
ネットワーク1005は、X線撮影制御装置1006、プリンタ1008、ストレージ1009及び診断画像処理用ワークステーション1010、更には、不図示のHIS(病院情報システム)やRIS(放射線科情報システム)と接続している。ここで、本実施形態においては、ストレージ1009、診断画像処理用ワークステーション1010及び高精細モニター1011から、PACS(画像保存通信システム)が構成されているものとする。診断画像処理用ワークステーション1010には、高精細モニター1011が接続されており、また、この診断画像処理用ワークステーション1010には、画像ビューワと呼ばれる画像をみるためのアプリケーションが搭載されている。撮影されたX線画像(撮影画像)は、X線撮影制御装置1006を介して、簡易画像表示装置1007や、ネットワーク1005に接続されているプリンタ1008やストレージ1009に出力される。
図2は、本発明の第1の実施形態を示し、図1の簡易画像表示装置1007に表示されるX線撮影準備画面の一例を示す模式図である。
図2に示すX線撮影準備画面には、患者情報表示領域201、撮影条件表示領域202、撮影方法選択ボタン表示領域203、変更ボタン204、Ready表示領域205、患者ボタン206、及び、設定ボタン207が設けられている。
患者情報表示領域201は、患者名、患者ID、患者の性別、患者の生年月日などの患者情報を表示する領域である。患者情報は、操作者が、患者ボタン(患者情報入力画面呼び出しボタン)206を押下して、不図示の患者情報入力画面を使って入力することで設定される。
撮影条件表示領域202は、撮影方法、X線管球の管電圧や管電流、X線の照射時間、被験者(患者)H−X線管球間距離などの撮影条件を表示する領域である。撮影条件は、撮影方法選択ボタン表示領域203に設けられている撮影方法選択ボタン203aを押下することで自動的に設定される。
撮影方法選択ボタン表示領域203は、撮影方法選択ボタン203aを表示する領域である。撮影方法選択ボタン203aは状態維持ボタンであり、押下されるとキャンセルされるまでボタンが凹んだ状態(背景が灰色の状態)になっており、選択された撮影方法が分かるようになっている。図2に示す例では、「頚椎長尺」の撮影方法に係る撮影方法選択ボタン203aが選択されており、頚椎の撮影が連続して2回撮影可能となっている。また、撮影方法選択ボタン203aには、撮影部位の撮影条件、AEC領域の設定、画像処理パラメータや補正処理パラメータの設定、固定領域アノテーション等がプリセットされている。ここで、固定領域アノテーションは、撮影画像の所定の位置に、患者名や患者IDなどの所定の情報を表示するためのものである。固定領域アノテーションは、通常、撮影画像に重ならないように撮影画像の四隅を指定する。固定領域アノテーションは、撮影方法選択ボタン203aごとに指定することが可能であるが、指定しないでシステム共通の設定値を使うことも可能である。
変更ボタン(パラメータ変更ボタン)204は、各種のパラメータを変更する際に操作されるボタンである。この変更ボタン(パラメータ変更ボタン)204を押下すると、不図示のパラメータ変更画面が呼び出される。このパラメータ変更画面では、撮影方法ごとの設定値である、撮影パラメータ、画像処理パラメータ、補正処理パラメータ、ジェネレータ設定パラメータ、固定領域アノテーションの設定を変更することができる。
患者ボタン(患者情報入力画面呼び出しボタン)206は、患者情報表示領域201に表示する患者情報を入力する際に操作されるボタンである。
設定ボタン207は、システム共通の設定値を設定する際に操作されるボタンである。この設定ボタン207を押下すると、不図示の設定画面が呼び出され、システム共通の設定値の設定が可能となっている。
図3は、本発明の第1の実施形態を示し、図1の簡易画像表示装置1007に表示される個別画像アノテーション編集画面の一例を示す模式図である。
図3に示す個別画像アノテーション編集画面には、患者情報表示領域210が設けられている。この患者情報表示領域210の下方には、撮影画像213と、撮影画像213に付与された固定領域アノテーション211と、撮影画像213に付与されたフリーテキストアノテーション及び矢印アノテーション212が示されている。固定領域アノテーション211は、撮影方法ごとに、表示位置と表示内容と使用されるフォントの種類とサイズがプリセットされていて、撮影後の撮影画像213に表示されるアノテーションである。一方、フリーテキストアノテーション及び矢印アノテーション212は、撮影後にユーザがアノテーション編集画面(図3,図4)にて付加するアノテーションである。
また、図3に示す個別画像アノテーション編集画面には、上述したアノテーションを編集するためのアノテーション操作ウインドウ216が設けられている。アノテーション操作ウインドウ216のメニューは、上部に位置するタブで切り替え可能であり、フリーテキストアノテーション、固定領域アノテーション、矢印アノテーション等の他アノテーションを切り替えてそれぞれのアノテーションの編集が可能である。図3に示す例では、フリーテキストアノテーションのタブが選択されており、フリーテキストアノテーションを編集する際に用いる新規作成ボタン、削除ボタン、フォントボタンが示されている。
その他、図3には、例えば、撮影画像213の下方に撮影方法表示領域214、患者情報表示領域210の右側にメッセージ表示領域215が設けられている。さらに、図3には、アノテーション操作ウインドウ216の下方に、アノテーション保存ボタン217、合成画像ボタン218、次撮影ボタン219、及び、撮影終了ボタン220が設けられている。ここで、合成画像ボタン218は、合成画像アノテーション編集画面(図4)を呼び出すボタンである。
図4は、本発明の第1の実施形態を示し、図1の簡易画像表示装置1007に表示される合成画像アノテーション編集画面の一例を示す模式図である。図4において、図3に示す構成と同様の構成については、同じ符号を付している。
図4に示す合成画像アノテーション編集画面は、個別画像の撮影後に生成した合成画像のつなぎ目位置を調整したり、合成画像におけるアノテーションの編集を行ったりするものである。
図4に示す合成画像アノテーション編集画面には、固定領域アノテーション211やフリーテキストアノテーション及び矢印アノテーション212を編集するためのアノテーション操作ウインドウ221が設けられている。アノテーション操作ウインドウ221のメニューは、上部に位置するタブで切り替え可能であり、フリーテキストアノテーション、固定領域アノテーション、矢印アノテーション等の他アノテーションを切り替えてそれぞれのアノテーションの編集が可能である。図4に示す例では、フリーテキストアノテーションのタブが選択されており、フリーテキストアノテーションを編集する際に用いる新規作成ボタン、拡大ボタン、縮小ボタン、削除ボタン、フォントボタンが示されている。
その他、図4には、アノテーション操作ウインドウ221の下方に、アノテーション保存ボタン217、OKボタン222、及び、Cancelボタン223が設けられている。
図5は、本発明の第1の実施形態を示し、個別画像と合成画像の一例を示す模式図である。
図5(A)には、個別画像1として個別画像251が示されており、この個別画像251には、患者名と患者IDに係る固定領域アノテーション211が付与されている。また、図5(A)には、個別画像251の構成画素の係る座標が示されている。
図5(B)には、個別画像2として個別画像252が示されており、この個別画像252には、患者名と患者IDに係る固定領域アノテーション211と、フリーテキストアノテーション及び矢印アノテーション212が付与されている。また、図5(B)には、個別画像252の構成画素の係る座標が示されている。
ここで、個別画像251及び252の構成画素数は、固体撮像素子の有効画素数と同等であり、ここでは、2688×2688で構成されているとする。また、個別画像251及び252の解像度は、160μm相当であるものとする。
図5(C)には、個別画像251と個別画像252をつなぎ合わせて合成して形成される合成画像253が示されている。この合成画像253は、図1の合成画像作成部51で作成される。また、この合成画像253には、患者名と患者IDに係る固定領域アノテーション211と、フリーテキストアノテーション及び矢印アノテーション212が付与されている。また、図5(C)には、合成画像253の構成画素の係る座標が示されている。合成画像253は、図5(A)に示す個別画像251と図5(B)に示す個別画像252とを単純につなげ合わせてその外接矩形を画像サイズとすると必要以上に大きくなり、PACS上で扱いにくい。このため、合成画像253は、図5(A)及び図5(B)に示す個別画像251及び252と同じくらいの画像サイズになるように解像度を落とすのが通常である。
図5に示す例の場合、解像度が160μm相当の個別画像251及び252を、解像度が320μm相当の合成画像253にして、合成画像253の解像度を落として画像サイズを縮小している。そのため、合成画像253の画素数は、個別画像251及び252の合計画素数の1/4程度となる。なお、図5(C)に示す例では、合成画像253において、図示しているように、個別画像の重なり領域は100ピクセル(32.0mm)としている。
図6は、本発明の第1の実施形態を示し、図1のアノテーション管理DB56に保存されるデータの一例を示す模式図である。
図6(A)には、図5(C)に示す合成画像253に係るアノテーション管理データが示されている。具体的に、図6(A)のアノテーション管理データには、データベースに保存される内容として、アノテーションID(S−001〜S003)の情報と、各アノテーションIDに対応した保存されるパラメータの情報とが示されている。また、図6(A)のアノテーション管理データには、パラメータの説明として、アノテーションの種類及びその内容の情報が示されている。
図6(B)には、図5(A)に示す個別画像251に係るアノテーション管理データが示されている。具体的に、図6(B)のアノテーション管理データには、データベースに保存される内容として、アノテーションID(I1−001)の情報と、当該アノテーションIDに対応した保存されるパラメータの情報とが示されている。また、図6(B)のアノテーション管理データには、パラメータの説明として、アノテーションの種類及びその内容の情報が示されている。
また、図6(C)には、図5(B)に示す個別画像252に係るアノテーション管理データが示されている。具体的に、図6(C)のアノテーション管理データには、データベースに保存される内容として、アノテーションID(I2−001〜I2−003)の情報と、各アノテーションIDに対応した保存されるパラメータの情報とが示されている。また、図6(C)のアノテーション管理データには、パラメータの説明として、アノテーションの種類及びその内容の情報が示されている。
図7は、本発明の第1の実施形態を示し、合成画像のアノテーションを編集する場合の処理手順の一例を示すフローチャートである。
また、図8は、本発明の第1の実施形態を示し、個別画像のアノテーションを編集する場合の処理手順の一例を示すフローチャートである。
以下、図1〜図8を用いて、本発明の実施形態について具体的に説明する。
操作者である放射線技師や医師が被験者(患者)HのX線撮影を行う前に、撮影方法ごと或いはシステム共通の設定値として、固定領域アノテーションを設定しておく。図5に示す例では、X線撮影により得られるX線画像の左上の領域に、患者名と患者IDの固定領域アノテーションを表示する設定を行っている。この時、フォントの種類やそのサイズの設定も可能である。また、図2の設定ボタン207を押下して呼びだされる設定画面では、矢印アノテーションの矢印の形状や線の太さの変更等が可能である。
操作者である放射線技師や医師は、図2に示すX線撮影準備画面において、患者情報や撮影方法等を決定する。例えば、患者情報は、図2の患者ボタン206を押下すことにより呼び出される患者情報入力画面から入力する。或いは、最近では、患者情報は、入力業務の効率化や誤入力防止のため、不図示の磁気カードやバーコードから入力したり、図1のネットワーク1005を介してHIS(病院情報システム)やRIS(放射線科情報システム)から入力したりする。入力された患者情報は、図2の患者情報表示領域201に表示される。また、操作者である放射線技師や医師は、撮影部位に係る撮影方法を設定するために、所望の撮影方法選択ボタン203aを押下する。図2に示す例では、頚椎の長尺撮影をするため、「頚椎長尺」と記載された撮影方法選択ボタン203aが押下された状態となっている。なお、この「頚椎長尺」撮影は、連続して2回撮影可能な撮影方法である。この撮影方法選択ボタン203aを選択することで、撮影パラメータ、画像処理パラメータ、補正処理パラメータ、ジェネレータ設定のパラメータ、固定領域アノテーション等が設定される。この時、撮影パラメータの一部(撮影部位の撮影条件)は、図2の撮影条件表示領域202に表示される。固定領域アノテーションの設定では、表示位置と表示内容とフォントの種類及びサイズの設定が行われる。この時、この固定領域アノテーションの設定値は、図1のアノテーション管理DB56に保持される。
図2の変更ボタン(パラメータ変更ボタン)204が押下されると、不図示のパラメータ変更画面が呼び出される。このパラメータ変更画面では、撮影方法ごとの設定値である、撮影パラメータ、画像処理パラメータ、補正処理パラメータ、ジェネレータ設定パラメータ、固定領域アノテーションの設定を変更することができる。
図2に示すX線撮影準備画面による設定が終了すると、図1のように被験者(患者)HをX線検出装置1004の前に立たせる。そして、不図示の昇降部上下ペダルを踏んで昇降部を上下させることにより、被験者(患者)HがX線検出装置1004に対して適切な位置になるようにポジショニングを行う。例えば「頚椎長尺」の撮影では、1枚目は、図1のX線検出装置1004の上端に位置する顎あて部に被験者(患者)Hの顎をあてさせ被験者(患者)Hを固定するように調整する。また、図1のX線発生装置1001を前後に移動させることによって、被験者(患者)HとX線発生装置1001との距離を変更し、被験者(患者)Hの対象部位以外にX線が照射されないように、不図示の照射野絞りを調整する。
以上のように、X線撮影準備が整うと、図1のX線検出装置1004では、図1のX線撮影制御装置1006からの固体撮像素子駆動制御信号により固体撮像素子に電圧が加えられる。このようにして、図1のX線検出装置1004内の固体撮像素子に対して被験者(患者)Hを透過したX線の入射がいつ行われてもよい状態となるように準備する。
また、選択された図2の撮影方法選択ボタン203aにプリセットされている各種のパラメータや、不図示のパラメータ変更画面で変更されたパラメータは、図1のX線検出装置1004、X線撮影制御装置1006、X線発生装置制御部1002へ転送される。そのため、指定したパラメータでの撮影可能な状態になる。
次に、操作者は、例えば図1の簡易画像表示装置1007の近傍に据え付けられているX線曝射ボタンを押す。このX線曝射ボタンは、図1のX線発生装置1001でX線を発生させるトリガとなるものであり、操作者がX線曝射ボタンを押下することでX線曝射信号が発生する。X線曝射ボタンの押下により発生したX線曝射信号は、図1のX線撮影制御装置1006に一旦供給される。これを受けた図1のX線撮影制御装置1006は、図1のX線検出装置1004内の固体撮像素子が、図1のX線発生装置1001からのX線を受け取ると画像化できる状態となっているか否かを、当該固体撮像素子から発生する駆動通知信号の状態で確認する。その後、図1のX線撮影制御装置1006は、駆動通知信号の状態を確認した結果、図1のX線検出装置1004内の固体撮像素子が画像化できる状態となっている場合には、X線曝射許可信号をX線曝射許可スイッチに対して発生する。このX線曝射許可信号は、X線曝射許可スイッチをオンにして、X線曝射ボタンから発生されたX線曝射信号を、X線発生装置制御部1002に供給する。なお、X線曝射信号は、X線曝射ボタンのセカンドスイッチを押下したときに発生するものとする。
図1のX線発生装置制御部1002は、図1のX線発生装置1001に対してX線曝射信号を送る。これにより、図1のX線発生装置1001からX線が発生する。この時のX線曝射条件は、図2の撮影方法選択ボタン203aを押下したときに呼び出されたプリセット値或いはこのプリセット値をパラメータ変更画面において変更した値によるものとなる。
図1のX線発生装置制御部1002は、原則として、X線照射時間で規定された時間だけX線を照射する制御を行う。しかしながら、図1のX線発生装置制御部1002は、AEC装置で選択された領域を通じて、取り込まれ積算されたX線量の総和が、予め決められた一定量になった時には、図1のX線発生装置1001からのX線を遮断する制御を行う。通常、AEC装置によるX線量制御を行う場合には、X線曝射条件として与える照射時間は長めにする。
一方、図1のX線発生装置1001から発生したX線は、不図示の照射野絞りで絞られて、被験者H、X線検出装置1004内部のグリッド及びシンチレーターを順次透過して、被験者Hの透過画像としてX線検出装置1004内部の固体撮像素子に結像される。そして、図1のX線検出装置1004内部の固体撮像素子による光電変換により、X線画像信号として出力される。このX線画像信号は、図1のX線検出装置1004内部のA/D変換器においてディジタル化され、ディジタルX線画像信号として図1のX線撮影制御装置1006に取り込まれる。
具体的に、図1のX線検出装置1004内部のA/D変換器においてディジタル化されたディジタルX線画像信号は、図1の画像取り込み制御部40によって取りこまれ、ゲイン補正、シェーディング補正、白補正などの各種の補正処理が施される。
次いで、図1の個別画像処理部41は、図1の画像取り込み制御部40によって各種の補正処理が施されたX線画像信号を、予め撮影方法ごとに設定されている画像処理パラメータを用いて医師の観察に適した階調処理や周波数処理などの各種の画像処理を施す。そして、図1の個別画像処理部41は、各種の画像処理を施したX線画像信号に基づくX線画像(個別画像)を、図1の簡易画像表示装置1007に表示するとともに、図1の個別画像保持部50に保持する。
続いて、不図示の昇降部上下ペダルによって被験者(患者)Hを上昇させて、連続した部位の撮影を行う。
ここで、「頚椎長尺」撮影は、2回連続で撮影できるようにプログラムされており、1回目の撮影後に被験者(患者)Hの整位の完了とともにX線の曝射が可能になっている。そして、連続した頚椎の撮影が2回完了すると長尺撮影は終了となり、図1の合成画像作成部51は、図1の個別画像保持部50に保持されている、当該頚椎長尺撮影に係る個別画像(即ち、関連する複数の個別画像)を用いて、合成画像を作成する。即ち、図1の合成画像作成部51は、図1の個別画像保持部50に保持されている関連する複数の個別画像をつなぎ合わせて1つの合成画像を作成する。そして、図1の合成画像作成部51は、作成した合成画像を、図4に示すように図1の簡易画像表示装置1007に表示するとともに、図1の合成画像保持部52に保持する。ここで、本実施形態における合成画像の生成方法としては、例えば、上記の特許文献2や特許文献3に開示されている合成方法を用いることができる。
全ての撮影が終わり、X線画像のQA操作が完了すると、操作者は、図3に示されている撮影終了ボタン220を押下して撮影を終了する。この時、図1の転送画像作成部59は、図1の個別画像保持部50から該当する個別画像を取得し、また、図1の合成画像保持部52から該当する合成画像を取得する。さらに、図1の転送画像作成部59は、図1のアノテーション付与部58からそれぞれの画像に埋め込むアノテーション情報を得て、アノテーションを埋め込んだそれぞれの画像を作成する。例えば、図1の転送画像作成部59は、図5に示すように、アノテーションが埋め込まれた個別画像(251,252)及び合成画像(253)を作成する。
そして、図5に示すようなアノテーションが埋め込まれた個別画像(251,252)及び合成画像(253)は、図1の画像転送部60から、図1のネットワーク1005を介して、図1のプリンタ1008やストレージ1009へ転送される。
以上が、通常の撮影における処理の流れであるが、撮影を終了する前に、図3や図4に示す撮影画像をみて、所見等のアノテーションを追加したり、固定領域アノテーションを編集したりすることがよくある。
ここで、最初に、合成画像のアノテーションを編集する例について説明する。
図1の合成画像アノテーション編集部54は、まず、図4に示す合成画像アノテーション編集画面を図1の簡易画像表示装置1007に表示して合成画像のアノテーションの編集ができるようにする。
図4では、合成画像において、フリーテキストアノテーション及び矢印アノテーション212を編集する場合の例を示している。図4のアノテーション操作ウインドウ221において、上部に設けられているタブを「フリーテキストアノテーション」に切り替えることで、フリーテキストアノテーションの編集モードになる。ここで、図4に示す新規作成ボタンを押下すると、不図示のアノテーション入力ダイアログが開かれて文字の入力が可能となる。ここで、キーボードを用いてアノテーション入力ダイアログに「病変あり」と入力し、OKボタン押下して当該アノテーション入力ダイアログを閉じて、画像上の任意の点を指定すると、その点を始点として入力した文字列がアノテーションとして表示される。この際、文字列のフォントの種類と大きさは、予め設定しておいたものが使われる。文字列のフォントを変更したい場合には、図4のアノテーション操作ウインドウ221において、「フリーテキストアノテーション」を選択してフォーカスが当たっている状態で、図4に示すフォントボタンを押下して、フォントの種類とサイズを変更する。
矢印アノテーションの編集を行う場合には、図4のアノテーション操作ウインドウ221の上部に設けられているタブを「他アノテーション」に切り替えることにより設定GUIが表示され、矢印アノテーション編集モードに切り替わる。そして、「他アノテーション」の設定GUIにおいて新規作成ボタンを押下して、撮影画像上の2点を指定すると、始点に矢印を持ち終点まで伸びた矢印がアノテーションとして表示される。矢印アノテーションを変更したい場合には、上述したフリーテキストアノテーションと同じ方法で行う。
また、固定領域アノテーションの編集を行う場合には、図4のアノテーション操作ウインドウ221の上部に設けられているタブを「固定領域アノテーション」に切り替えることにより設定GUIが表示され、固定領域アノテーション編集モードに切り替わる。この固定領域アノテーションの編集では、画像の左上、右上、左下、右下等の表示位置と、患者名、患者ID等の表示項目と、表示順番と各行のフォントの種類及びサイズについて変更可能である。
上述したように、合成画像のアノテーションを編集した後で、図4のアノテーション保存ボタン217を押下すると、合成画像のアノテーションが確定される。そして、図1のアノテーション作成部55は、アノテーションの位置の算出を行い、個別画像のアノテーションの更新を行う。具体的に、図5(C)の例では、例えば図1のアノテーション作成部55は、アノテーションの位置として、フリーテキストアノテーション(病変あり)の始点(10,1500)と、矢印アノテーションの始点(500,1800)と終点(100,1600)の座標を取得する。そして、例えば図1のアノテーション作成部55は、個別画像と合成画像の解像度の違いと、合成画像における重なり量を考慮して個別画像上の位置を算出する。ここで、個別画像上の座標(Xi,Yi)、合成画像上の座標(Xs,Ys)とすると、下記の(1)式で表せる。
Ysが1344以下の場合、個別画像1に反映され下記の関係がある。
Xi=Xs × 320/160
Yi=Ys × 320/160
Ysが1244以上の場合、個別画像2に反映され下記の関係がある。
Xi=Xs × 320/160
Yi=Ys × 320/160 − 2688 + 200
・・・(1)
Ysが、1244以上、1344以下の場合は、個別画像1と個別画像2の両方に表示されることになる。
(1)式より、合成画像上のアノテーションは、図5(B)に示す個別画像2において、フリーテキストアノテーション(病変あり)の始点(20,512)と、矢印アノテーションの始点(1000,1112)と終点(200,712)となる。
また、フリーテキストアノテーションの場合は、同時にフォントサイズも同じ縮尺になるように例えば図1のフォントサイズ計算部57で計算される。この際、予め設定されている最大フォントサイズ(所定のフォントサイズ)よりも大きくなる場合には、最大フォントサイズが選択される。
以上のように算出した後で、図1のアノテーション作成部55は、図6に示すパラメータの形式で、図1のアノテーション管理DB56に保持する。
図5等の固定領域アノテーション211については、例えば図1のアノテーション作成部55が、編集後の位置情報、表示内容情報、表示順番情報を取得する。また、例えば図1のフォントサイズ計算部57が、固定領域アノテーション211における文字列のフォントサイズを算出し、図1のアノテーション作成部55は、当該フォントサイズの情報を取得する。そして、図1のアノテーション作成部55は、取得した情報を図6に示すパラメータの形式に変換して、図1のアノテーション管理DB56に保持する。
上述したアノテーション作成部55等を含むX線撮影制御装置1006の処理手順が、図7に示す合成画像のアノテーションを編集する場合の処理手順の一例を示すフローチャートである。
まず、操作者が、合成画像のアノテーションを編集した後で、図4に示すアノテーション保存ボタン217を押下する。そうすると、図7のステップS701において、例えば図1の合成画像アノテーション編集部54(或いは図1のアノテーション作成部55等)は、合成画像にアノテーションを追加・削除・変更する処理を行う。
続いて、図7のステップS702において、例えば図1のアノテーション作成部55は、固定領域アノテーションの変更等があるか否かを判断する。
図7のステップS702の判断の結果、固定領域アノテーションの変更等がある場合には、図7のステップS703に進む。
図7のステップS703に進むと、例えば図1のフォントサイズ計算部57は、個別画像に表示する場合の文字のフォントサイズを計算する。ここでは、個別画像と合成画像の解像度の比によって同じ割合で表示されるように文字のフォントサイズを求めるが、予め設定されている最大フォントサイズ(所定のフォントサイズ)より大きくなる場合には、最大フォントサイズが選択される。
続いて、図7のステップS704において、例えば図1のアノテーション作成部55は、個別画像における固定領域テキストの配置位置情報を図1のアノテーション管理DB56から取得する。
続いて、図7のステップS705において、例えば図1のアノテーション作成部55は、図7のステップS704で取得した配置位置に、図7のステップS703で算出されたフォントサイズで、図7のステップS701で編集した内容を、設定したフォントの種類で、個別画像にアノテーションとして埋め込めるようパラメータ化して図1のアノテーション管理DB56に保持する。
図7のステップS705の処理が終了した場合、或いは、図7のステップS702で固定領域アノテーションの変更等がないと判断された場合には、図7のステップS706に進む。
図7のステップS706に進むと、例えば図1のアノテーション作成部55は、図形オブジェクト(図形アノテーション)又はフリーテキストオブジェクト(フリーテキストアノテーション)の変更等があるか否かを判断する。
図7のステップS706の判断の結果、図形オブジェクト(図形アノテーション)又はフリーテキストオブジェクト(フリーテキストアノテーション)の変更等がある場合には、図7のステップS707に進む。
図7のステップS707に進むと、例えば図1のフォントサイズ計算部57は、個別画像に表示する場合の文字のフォントサイズを計算する。ここでは、個別画像と合成画像の解像度の比によって同じ割合で表示されるように文字のフォントサイズを求めるが、予め設定されている最大フォントサイズ(所定のフォントサイズ)より大きくなる場合には、最大フォントサイズが選択される。
続いて、図7のステップS708において、例えば図1のアノテーション作成部55は、上述の式(1)を用いて、対応する個別画像上の座標を算出する。
続いて、図7のステップS709において、例えば図1のアノテーション作成部55は、個別画像と合成画像の解像度の比によって同じ割合で表示されるようにオブジェクトの大きさ(更には、太さ)を算出する。
続いて、図7のステップS710において、例えば図1のアノテーション作成部55は、図7のステップS708で算出したオブジェクトの座標の位置に、図7のステップS709で算出したオブジェクトの大きさ(更には、太さ)で、図7のステップS701で編集した内容を、設定したフォントの種類で、個別画像にアノテーションとして埋め込めるようにパラメータ化して図1のアノテーション管理DB56に保持する。
図7のステップS710の処理が終了した場合、或いは、図7のステップS706で図形オブジェクト(図形アノテーション)又はフリーテキストオブジェクト(フリーテキストアノテーション)の変更等がないと判断された場合には、図7の処理を終了する。
その後、図1の転送画像作成部59は、合成画像アノテーション編集部54で編集したアノテーションを合成画像に付加する(本例では、埋め込む)とともに、当該アノテーションを関連する複数の個別画像の対応する場所に付加する(本例では、埋め込む)。
次に、個別画像のアノテーションを編集する例について説明する。
図1の個別画像アノテーション編集部53は、まず、図3に示す個別画像アノテーション編集画面を図1の簡易画像表示装置1007に表示して個別画像のアノテーションの編集ができるようにする。
図3では、個別画像において、フリーテキストアノテーション及び矢印アノテーション212を編集する例を示している。その編集方法は、上述した、図4に示す合成画像アノテーション編集画面における編集の方法と同じである。また、図3に示す固定領域アノテーション211の編集方法も、上述した、図4に示す合成画像アノテーション編集画面における編集の方法と同じである。
上述したように、個別画像のアノテーションを編集した後で、図3のアノテーション保存ボタン217を押下すると、個別画像のアノテーションが確定される。そして、図1のアノテーション作成部55は、アノテーションの位置の算出を行い、合成画像及び他の個別画像のアノテーションの更新を行う。具体的に、図5(B)に示す個別画像2(252)の例では、例えば図1のアノテーション作成部55は、アノテーションの位置として、フリーテキストアノテーション(病変あり)の始点(20,512)と、矢印アノテーションの始点(1000,1112)と終点(200,712)の座標を取得する。そして、例えば図1のアノテーション作成部55は、個別画像と合成画像の解像度の違いと、合成画像における重なり量を考慮して合成画像上の位置を算出する。ここで、個別画像上の座標(Xi,Yi)、合成画像上の座標(Xs,Ys)とすると、下記の(2)式で表せる。
個別画像1の場合
Xs=Xi × 160/320
Ys=Yi × 160/320
個別画像2の場合
Xs=Xi × 160/320
Ys=Yi × 160/320 + 1344 − 100
・・・(2)
(2)式より、合成画像の対応する座標を求めると、それぞれ、フリーテキストアノテーション(病変あり)の始点(10,1500)と、矢印アノテーションの始点(500,1800)と終点(100,1600)となる。
また、フリーテキストアノテーションの場合は、同時にフォントサイズも同じ縮尺になるように例えば図1のフォントサイズ計算部57で計算される。この際、予め設定されている最小フォントサイズ(所定のフォントサイズ)より小さくなる場合には、最小フォントサイズが選択される。
以上のように算出した後で、図1のアノテーション作成部55は、図6に示すパラメータの形式で、図1のアノテーション管理DB56に保持する。
図5等の固定領域アノテーション211については、例えば図1のアノテーション作成部55が、編集後の位置情報、表示内容情報、表示順番情報を取得する。また、例えば図1のフォントサイズ計算部57が、固定領域アノテーション211における文字列のフォントサイズを算出し、図1のアノテーション作成部55は、当該フォントサイズの情報を取得する。そして、図1のアノテーション作成部55は、取得した情報を図6に示すパラメータの形式に変換して、図1のアノテーション管理DB56に保持する。
上述したアノテーション作成部55等を含むX線撮影制御装置1006の処理手順が、図8で示す個別画像のアノテーションを編集する場合の処理手順の一例を示すフローチャートである。
まず、操作者が、個別画像のアノテーションを編集した後で、図3に示すアノテーション保存ボタン217を押下する。そうすると、図8のステップS801において、例えば図1の個別画像アノテーション編集部53(或いは図1のアノテーション作成部55等)は、個別画像にアノテーションを追加・削除・変更する処理を行う。
続いて、図8のステップS802において、例えば図1のアノテーション作成部55は、固定領域アノテーションの変更等があるか否かを判断する。
図8のステップS802の判断の結果、固定領域アノテーションの変更等がある場合には、図8のステップS803に進む。
図8のステップS803に進むと、例えば図1のアノテーション作成部55は、他の個別画像の固定領域アノテーションが図8のステップS801で処理した個別画像の固定領域アノテーションと同じになるように、更新する処理を行う。この更新処理は、例えば、図1のアノテーション作成部55が図1のアノテーション管理DB56にその内容を反映させることで行われる。
続いて、図8のステップS804において、例えば図1のフォントサイズ計算部57は、合成画像に表示する場合の文字のフォントサイズを計算する。ここでは、個別画像と合成画像の解像度の比によって同じ割合で表示されるように文字のフォントサイズを求めるが、予め設定されている最小フォントサイズ(所定のフォントサイズ)より小さくなる場合には、最小フォントサイズが選択される。
続いて、図8のステップS805において、例えば図1のアノテーション作成部55は、合成画像における固定領域テキストの配置位置情報を図1のアノテーション管理DB56から取得する。
続いて、図8のステップS806において、例えば図1のアノテーション作成部55は、図8のステップS805で取得した配置位置に、図8のステップS804で算出されたフォントサイズで、図8のステップS801で編集した内容を、設定したフォントの種類で、合成画像にアノテーションとして埋め込めるようパラメータ化して図1のアノテーション管理DB56に保持する。
図8のステップS806の処理が終了した場合、或いは、図8のステップS802で固定領域アノテーションの変更等がないと判断された場合には、図8のステップS807に進む。
図8のステップS807に進むと、例えば図1のアノテーション作成部55は、図形オブジェクト(図形アノテーション)又はフリーテキストオブジェクト(フリーテキストアノテーション)の変更等があるか否かを判断する。
図8のステップS807の判断の結果、図形オブジェクト(図形アノテーション)又はフリーテキストオブジェクト(フリーテキストアノテーション)の変更等がある場合には、図8のステップS808に進む。
図8のステップS808に進むと、例えば図1のアノテーション作成部55は、上述の式(2)を用いて、対応する合成画像上の座標を算出する。
続いて、図8のステップS809において、例えば図1のアノテーション作成部55は、個別画像と合成画像の解像度の比によって同じ割合で表示されるようにオブジェクトの大きさ(更には、太さ)を算出する。
続いて、図8のステップS810において、例えば図1のアノテーション作成部55は、図8のステップS808で算出した座標の位置に、図8のステップS809で算出したオブジェクトの大きさ(更には、太さ)で、図8のステップS801で編集した内容を、設定したフォントの種類で、合成画像にアノテーションとして埋め込めるようにパラメータ化して図1のアノテーション管理DB56に保持する。
図8のステップS810の処理が終了した場合、或いは、図8のステップS807で図形オブジェクト(図形アノテーション)又はフリーテキストオブジェクト(フリーテキストアノテーション)の変更等がないと判断された場合には、図8の処理を終了する。
その後、図1の転送画像作成部59は、個別画像アノテーション編集部53で編集したアノテーションを個別画像に付加する(本例では、埋め込む)とともに、当該アノテーションを合成画像の対応する場所に付加する(本例では、埋め込む)。
上述したように、合成画像において編集したアノテーションを個別画像の対応する場所(位置)に表示すると共に、個別画像において編集したアノテーションを合成画像の対応する場所(位置)に表示することで、アノテーションの付け忘れがなくなる。
上述した本発明の実施形態では、図1の転送画像作成部59で画像にアノテーションを埋め込んでいるが、DICOMと呼ばれる医療分野の通信規格では、画像とアノテーションを分けて転送するGSPSオブジェクトを利用しても同様の効果が得られる。この場合、画像とアノテーションが載ったグラフィックレイヤーと呼ばれるプレーンか、アノテーション情報をプロパティーとしてもつオブジェクトを転送する。そして、受信したPACS側で、画像と、グラフィックレイヤーかオブジェクトを重ね合わせることで、あたかも、画像にアノテーションが埋め込まれているかのように表示することができる。
上述した本発明の実施形態では、固定領域テキスト以外のアノテーションとして、フリーテキストオブジェクトと、矢印オブジェクトを例として用いたが、アノテーションとしてはこれに限定されるものではない。例えば、図9に示すように、アノテーションとして、角度計測や距離計測が行える計測オブジェクトや、矩形、円、三角形、矢印等が描画できる図形オブジェクトのアノテーションを用いても同様の効果が得られる。また、図形オブジェクトとしては、線や幾何学図形を示すものも含めることができる。また、フリーテキストオブジェクトには、患者、撮影、病変、所見に関する情報を表わす文字オブジェクトを含めることができる。
また、図1の画像転送部60において、図1のプリンタ1008へは合成画像のみを出力し、図1のストレージ1009及び診断画像処理用ワークステーション1010へは合成画像と個別画像の両方を出力する出力先制御を行う態様が考えられる。この場合、本発明の作用・効果をより高めることができる。
以上説明したように、本実施形態では、合成画像又は当該合成画像を構成する個別画像のアノテーションを編集する際に、当該編集する画像のアノテーションに整合させて編集していない画像のアノテーションも同時に自動で変更(編集)するようにしている。
かかる構成によれば、画像転送後の画像サーバー(図1のストレージ1009等)から、合成画像、個別画像のどちらを呼び出して診断しても、正しいアノテーションが表示されて的確な画像診断を行うことができる。また、編集していない画像のアノテーションも自動で変更するため、作業効率を落とすことなく画像診断を行うことができる。
即ち、本実施形態によれば、作業効率を落とすことなく、画像診断し易い仕組みを提供することができる。
また、本実施形態によれば、図1のプリンタ1008へは合成画像のみを出力し、画像サーバー(図1のストレージ1009等)へは合成画像と個別画像の両方を出力する出力先制御を行うため、出力時に出力先の切り替えを行わなくて済み、作業効率が向上する。
(第2の実施形態)
以下の本発明における第2の実施形態の説明では、上述した第1の実施形態と異なる部分について説明を行う。
図10は、本発明の第2の実施形態を示し、合成画像と個別画像の一例を示す模式図である。図10に示す例では、合成画像(1020)上でアノテーションを追加した時に、複数の個別画像(1021,1022)にまたがる場合を示している。
図10に示す例では、「病変あり」と「病変の可能性」という2つの所見をアノテーションとして埋め込もうとしている。それぞれ、フリーテキストアノテーションと図形オブジェクト(図形アノテーション)とが組になっているため、個別画像(1021,1022)上でも、フリーテキストアノテーションと図形オブジェクト(図形アノテーション)を表示する必要がある。そのため、1つの組になっているアノテーション同士を関連付ける情報を図1のアノテーション管理DB56に持たせる必要がある。
そこで、本実施形態では、図6に示すアノテーション管理DB56に保存されるデータとして、関連するアノテーションIDを入れる列を追加する。例えば、図6(A)の例では、アノテーションIDが「S−002」と「S−003」とが関連するアノテーションである。よって、この場合、S−002に関連するアノテーションIDを入れる列には「S−003」が入り、S−003に関連するアノテーションIDを入れる列には「S−002」が入り、それぞれが1つの組になっていることを関連付ける。
なお、個別画像上において、関連付けられたアノテーション全てが表示できない場合には、フリーテキストアノテーションを計測オブジェクトや、図形オブジェクトの近傍に自動配置して表示する。また、矢印オブジェクト(矢印アノテーション)の終点が入りきらない場合には、始点を含む水平線で上下反転して表示してもよい。
また、合成画像上でアノテーションを追加した時に複数の個別画像にまたがっている場合、どちらかの個別画像のみに反映したい時には、アノテーション保存ボタン217の押下時に、アノテーションを埋め込む個別画像を選択させるGUIを設けてもよい。
このように、組になっているアノテーションを個別画像に漏れなく記載することで、転送先での診断において必要な参考情報を確実に伝えることが可能になる。
(その他の実施形態)
上述した本発明における第1及び第2の実施形態では、図1に示すようなX線撮影システム100について記載しているが、例えば、撮影画像を保持している画像保持部から個別画像を取得して合成画像を生成するX線画像処理装置であってもよい。
また、上述した本発明における第1及び第2の実施形態では、アノテーションを合成画像及び個別画像に埋め込むことによって、アノテーションを画像に付加するようにしているが、本発明においてはこの形態に限られない。例えば、アノテーションに係るアノテーション情報を合成画像及び個別画像に付帯することによって、アノテーションを画像に付加するようにした形態も本発明に適用可能である。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。
即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
このプログラム及び当該プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、本発明に含まれる。
なお、上述した本発明の実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。即ち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
40 画像取り込み制御部、41 個別画像処理部、50 個別画像保持部、51 合成画像作成部、52 合成画像保持部、53 個別画像アノテーション編集部、54 合成画像アノテーション編集部、55 アノテーション作成部、56 アノテーション管理DB(アノテーション管理データベース)、57 フォントサイズ計算部、58 アノテーション付与部、59 転送画像作成部、60 画像転送部、100 X線撮影システム、1001 X線発生装置、1002 X線発生装置制御部、1003 操作部、1004 X線検出装置、1005 ネットワーク、1006 X線撮影制御装置1006、1007 簡易画像表示装置、1008 プリンタ、1009 ストレージ、1010 診断画像処理用ワークステーション、1011 高精細モニター、H 被験者(患者)

Claims (14)

  1. 関連する複数の個別画像を保持する個別画像保持手段と、
    前記関連する複数の個別画像をつなぎ合わせて1つの合成画像を作成する合成画像作成手段と、
    前記合成画像のアノテーションを編集する合成画像アノテーション編集手段と、
    前記合成画像アノテーション編集手段で編集したアノテーションを前記合成画像に付加するとともに、当該アノテーションを前記関連する複数の個別画像の対応する場所に付加する付加手段と
    を有することを特徴とする撮影システム。
  2. 関連する複数の個別画像を保持する個別画像保持手段と、
    前記関連する複数の個別画像をつなぎ合わせて1つの合成画像を作成する合成画像作成手段と、
    前記関連する複数の個別画像のうちの少なくともいずれか1つの個別画像のアノテーションを編集する個別画像アノテーション編集手段と、
    前記個別画像アノテーション編集手段で編集したアノテーションを前記個別画像に付加するとともに、当該アノテーションを前記合成画像の対応する場所に付加する付加手段と
    を有することを特徴とする撮影システム。
  3. 前記合成画像作成手段は、前記関連する複数の個別画像の画像サイズを縮小した前記合成画像を作成するものであり、
    前記付加手段は、前記アノテーションを前記関連する複数の個別画像の対応する場所に付加する際に、文字のフォントサイズが所定のフォントサイズよりも大きくならないようにすることを特徴とする請求項1に記載の撮影システム。
  4. 前記合成画像作成手段は、前記関連する複数の個別画像の画像サイズを縮小した前記合成画像を作成するものであり、
    前記付加手段は、前記アノテーションを前記合成画像の対応する場所に付加する際に、文字のフォントサイズが所定のフォントサイズよりも小さくならないようにすることを特徴とする請求項2に記載の撮影システム。
  5. 前記合成画像アノテーション編集手段で編集したアノテーションのうち、関連するアノテーションを1つの組として関連付ける関連付け手段を更に有し、
    前記付加手段は、前記アノテーションを前記個別画像の対応する場所に付加する際に、前記1つの組のアノテーションを全て付加することを特徴とする請求項1または3に記載の撮影システム。
  6. 前記合成画像と前記個別画像とをストレージに出力し、前記合成画像のみをプリンタへ出力する出力先制御手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮影システム。
  7. 前記アノテーションとは、患者、撮影、病変、所見に関する情報を表わす文字オブジェクト、角度、距離を示す計測オブジェクト、及び、矢印、円、線、幾何学図形を示す図形オブジェクトを含むことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮影システム。
  8. 前記付加手段は、前記アノテーションを前記合成画像および前記個別画像に埋め込むことによって、前記アノテーションを前記合成画像および前記個別画像に付加することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の撮影システム。
  9. 前記付加手段は、前記アノテーションに係るアノテーション情報を前記合成画像および前記個別画像に付帯することによって、前記アノテーションを前記合成画像および前記個別画像に付加することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の撮影システム。
  10. 関連する複数の個別画像を保持する個別画像保持ステップと、
    前記関連する複数の個別画像をつなぎ合わせて1つの合成画像を作成する合成画像作成ステップと、
    前記合成画像のアノテーションを編集する合成画像アノテーション編集ステップと、
    前記合成画像アノテーション編集ステップで編集したアノテーションを前記合成画像に付加するとともに、当該アノテーションを前記関連する複数の個別画像の対応する場所に付加する付加ステップと
    を有することを特徴とする撮影システムの制御方法。
  11. 関連する複数の個別画像を保持する個別画像保持ステップと、
    前記関連する複数の個別画像をつなぎ合わせて1つの合成画像を作成する合成画像作成ステップと、
    前記関連する複数の個別画像のうちの少なくともいずれか1つの個別画像のアノテーションを編集する個別画像アノテーション編集ステップと、
    前記個別画像アノテーション編集ステップで編集したアノテーションを前記個別画像に付加するとともに、当該アノテーションを前記合成画像の対応する場所に付加する付加ステップと
    を有することを特徴とする撮影システムの制御方法。
  12. 関連する複数の個別画像を保持する個別画像保持ステップと、
    前記関連する複数の個別画像をつなぎ合わせて1つの合成画像を作成する合成画像作成ステップと、
    前記合成画像のアノテーションを編集する合成画像アノテーション編集ステップと、
    前記合成画像アノテーション編集ステップで編集したアノテーションを前記合成画像に付加するとともに、当該アノテーションを前記関連する複数の個別画像の対応する場所に付加する付加ステップと
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  13. 関連する複数の個別画像を保持する個別画像保持ステップと、
    前記関連する複数の個別画像をつなぎ合わせて1つの合成画像を作成する合成画像作成ステップと、
    前記関連する複数の個別画像のうちの少なくともいずれか1つの個別画像のアノテーションを編集する個別画像アノテーション編集ステップと、
    前記個別画像アノテーション編集ステップで編集したアノテーションを前記個別画像に付加するとともに、当該アノテーションを前記合成画像の対応する場所に付加する付加ステップと
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  14. 請求項12または13に記載のプログラムを記憶したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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