JP2015143063A - スプリングブラケットの製造方法及びスプリングブラケット - Google Patents

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Abstract

【課題】生産性を向上できると共に製品精度を確保できるスプリングブラケットの製造方法及びスプリングブラケットを提供する。
【解決手段】コ字状に形成されると共にそのコ字状の開放側が下向きになるように車両のサイドレール2の下面2aに位置して取り付けられるブラケット本体3からなり、ブラケット本体3の車幅方向の両側板部5、6にリーフスプリングのピン8を支持するボス9、15を溶接して形成されるスプリングブラケット1の製造方法において、ブラケット本体3のサイドレール2の下面2aに位置する部分に作業穴22を形成しておき、その作業穴22を用いてボス9、15を両側板部5、6の表裏両面に周溶接し、しかるのち、作業穴22を蓋23で塞ぐものである。
【選択図】図5

Description

本発明は、車両のサイドレールに取り付けられるスプリングブラケットの製造方法及びスプリングブラケットに関するものである。
図7及び図8に示すように、トラック等のリーフスプリング車40のサイドレール2に組み付けられリーフスプリング48を支持するスプリングブラケット41は、サスペンション入力時、ブラケット本体42とボス9、15との結合部43、44に高応力が発生するため、ブラケット本体42とボス9、15は隣接する全域をブラケット本体42内外の両側で炭酸ガスアーク溶接(CO2溶接)し、応力を分散させる必要がある。
また、図9及び図10に示すように、ブラケット本体42は下方に開放されたコ字状に形成され、ボス9、15はブラケット本体42の両側板部45、46に溶接されるものであるため、単純にフォーム成形後のブラケット本体42にボス9、15をCO2溶接しようとすると、ブラケット本体42の内側とボス9、15の外周とを溶接するときブラケット本体42の上面部47が溶接トーチ33と干渉してしまい、CO2溶接ができない部位(ブラケット本体42の内側に位置するボス9、15の上部外周)が発生してしまう。
このため、図11に示すように、従来工法では、平板状態のブラケット本体42の表裏にボス9、15の外周を溶接した後、ボス9、15付きのブラケット本体42をコ字状にフォーム成形している。
特許第4344060号公報
ところで、フォーム成形時のブラケット本体42にはボス9、15が溶接されているため、一回のフォーム成形ではブラケット本体42の形状出しと左右のボス9、15の同軸度の加工精度出しが困難であった。また、ボス9、15が成形方向内側に突出しており、成形方向に制限があったり、成形型の上型または下型に工夫が必要であった。このため、ブラケット本体を数回に分けてフォーム成形しなければならず工程数が多くなり、フォーム成形の回数分だけ加工誤差が増え、加工費及び初期投資が高くつくという課題があった。
本発明の目的は、生産性を向上できると共に製品精度を確保できるスプリングブラケットの製造方法及びスプリングブラケットを提供することにある。
上述の目的を達成するため、本発明は、コ字状に形成されると共にそのコ字状の開放側が下向きになるように車両のサイドレールの下面に位置して取り付けられるブラケット本体からなり、該ブラケット本体の車幅方向の両側板部にリーフスプリングのピンを支持するボスを溶接して形成されるスプリングブラケットの製造方法において、前記ブラケット本体のサイドレールの下面に位置する部分に作業穴を形成しておき、その作業穴を用いて前記ボスを前記両側板部の表裏両面に周溶接し、しかるのち、作業穴を蓋で塞ぐものである。
鋼板を打ち抜き加工して溶接トーチを通すための作業穴が中央に位置されると共にボスを位置決めするためのボス位置決め部が両側部に位置された中間加工材を形成し、該中間加工材をコ字状にプレス加工して前記作業穴が位置する水平な上面部を有すると共に上面部の両側から屈曲して下方に延び前記ボス位置決め部が位置する一対の前記側板部を有する前記ブラケット本体を成形した後、前記ボス位置決め部に前記ボスの外周を沿わせると共に、前記ボス位置決め部に沿う前記ボスの内外外周の全域を前記作業穴を用いてブラケット本体の内外から周溶接し、前記ブラケット本体に前記作業穴を塞ぐように蓋を溶接してもよい。
前記位置決め部が前記側板部の下端に形成された凹部からなり、前記ボスの上半部外周の内外が前記凹部に周溶接されてもよい。
前記位置決め部が前記側板部の下端に表裏に貫通して形成された穴からなり、前記ボス外周の内外が前記穴の外周に周溶接されてもよい。
前記ブラケット本体と前記ボスとは炭酸ガスアーク溶接にて溶接されてもよい。
前記蓋は、前記ブラケット本体の内面に沿うコ字状に形成されてもよい。
前記作業穴を前記蓋で塞ぐとき、前記蓋の内側には予め補強部材が設けられてもよい。
前記蓋は、前記作業穴の縁部に全周に亘って溶接されてもよい。
また、スプリングブラケットは、上記いずれかの方法で製造されるとよい。
本発明によれば、生産性を向上できると共に製品精度を確保できる。
本発明の一実施の形態に係るスプリングブラケットの製造方法を説明する説明図である。 ブラケット本体にボスを溶接する状態を示す説明図である。 ブラケット本体に蓋を溶接する状態を示す説明図である。 スプリングブラケットの斜視図であり、(a)は車幅方向内側から、(b)は車幅方向外側から視たものである。 (a)はピンが取り付けられたスプリングブラケットの側面図であり、(b)は(a)の正面図、(c)はピンの正面である。 他の実施の形態を示すスプリングブラケットの斜視図であり、(a)は第二の形態を示し、(b)は第三の形態を示す。 車両を構成するスプリングブラケットの一例を示す側面図である。 サイドレールに取り付けられた従来のスプリングブラケットの斜視図であり、(a)は車幅方向内側から、(b)は車幅方向外側から視たものである。 図8(a)の要部拡大図である。 スプリングブラケット製造時の問題を説明する図9のA−A線断面説明図である。 従来のスプリングブラケットの製造方法の説明図である。
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面にしたがって説明する。なお、後述する実施の形態における前後左右は、車両の走行方向を基準とする。例えば、車両走行方向前方は単に前方、車両走行方向後方は単に後方といい、左右は前方に向いた運転士にとっての左右をいう。
まず、本実施の形態に係るスプリングブラケットについて説明する。
図4及び図5に示すように、スプリングブラケット1は、コ字状に形成されると共にそのコ字状の開放側が下向きになるように車両のサイドレール2の下面2aに位置して取り付けられるブラケット本体3からなる。
ブラケット本体3は、サイドレール2の下面2aと接触する水平な上面部4と、上面部4の車幅方向外側に位置され上面部4から屈曲されて下方に延びる外方側板部5と、上面部4の車幅方向内側に位置され、上面部4から屈曲されて下方に延びる内方側板部6とを備える。
上面部4は、サイドレール2の下面2aと面接触するように上面が平滑に形成されている。
外方側板部5は、断面弧状の外方屈曲部7を介して上面部4と接続されており、上面部4に対して垂直方向下方に延びる。外方側板部5の下部かつ前後方向の中央には、リーフスプリングのピン8の車幅方向外側の端部を支持するための第1ボス9が車幅方向に貫通して設けられている。第1ボス9は、ピン8が挿入できるように円環状に形成されると共に、軸方向が車幅方向に向くように配置される。第1ボス9は、外方側板部5の表裏両面に外周を全周に亘って溶接されており、サスペンション入力に対して十分な強度で外方側板部5と結合されている。また、第1ボス9より上方の外方側板部5には、サイドレール2の側面2bに取り付けられる取付板10が面で当接されると共に溶接されている。取付板10は、ブラケット本体3より上方に延びており、サイドレール2の側面2bに、面接触されると共にボルト等の締結具(図示せず)で締結されるようになっている。
内方側板部6は、上面部4に断面弧状の第1内方屈曲部11を介して接続され車幅方向内側に傾斜する傾斜部12と、傾斜部12に断面弧状の第2内方屈曲部13を介して接続され上面部4に対して垂直に下方に延びる垂下部14とを有する。垂下部14の下端かつ前後方向の中央には、ピン8の車幅方向内側の端部を支持するための第2ボス15が設けられている。第2ボス15は、車幅方向に延びる略円環状状に形成されると共に下半部16の外周形状が断面矩形に形成され、かつ、下半部16にはボス穴17から下端外周に貫通すると共に軸方向に延びるスリット18が形成されている。また、下半部16には、前後方向に延びると共にボス穴17と交差するボルト挿通穴(図示せず)が形成されている。第2ボス15は、第1ボス9と同軸上に配置されており、上半部19が垂下部14下端に埋め込まれるように配置されると共に、下半部16が垂下部14より下方に位置して露出されている。上半部19は、垂下部14の表裏両面に外周を全周に亘ってCO2溶接されており、サスペンション入力に対して十分な強度で垂下部14と結合されている。
なお、外方側板部5には第1ボス9が設けられ、内方側板部6には第2ボス15が設けられるものとしたが、これに限るものではない。例えば図6(a)に示すように、外方側板部5と内方側板部6の双方に第1ボス9が車幅方向に貫通して設けられるものであってもよく、図6(b)に示すように、外方側板部5と内方側板部6の双方に第2ボス15の上半部19が埋め込まれて設けられるものであってもよい。また、内方側板部6は、傾斜部12を有しないものであってもよい。この場合、垂下部14は上面部4近傍まで上方に延びるとよく、垂下部14と上面部4とが断面弧状の屈曲部(図示せず)を介して接続されるとよい。
図5(c)に示すように、ピン8は、略円柱状に形成される。また、ピン8の一端側には、ボルト挿通孔に挿通されたボルト20をかわすための逃げ溝21が形成されている。ピン8は、ボルト挿通孔に挿通されたボルト20が締められることで第2ボス15に締付固定されると共に、逃げ溝21内のボルト20と干渉することで第1ボス9及び第2ボス15のボス穴17から抜けないようになっている。
また、ブラケット本体3には、製造作業用の作業穴22が形成されると共に作業穴22が蓋23で塞がれている。
作業穴22は、ブラケット本体3のサイドレール2の下面2aに位置する部分に形成されている。具体的には、作業穴22は、上面部4に形成されると共に、外方側板部5の上端部から内方側板部6の上端部に亘って形成されている。作業穴22は、平面視略矩形に形成されると共に、四隅が弧状に形成されている。また、作業穴22の縁部22aは、ブラケット本体3の内側に向かうにつれて作業穴22をすぼめるように傾斜されており、蓋23との溶接が容易になると共に、溶接ビードが上面部4より上方にはみ出し難くなるように形成されている。
図3に示すように、蓋23は、ブラケット本体3の内面に沿うコ字状に形成されており、上面部4と面接触する上蓋部24と、外方側板部5と面接触する外方蓋部25と、内方側板部6の傾斜部12と面接触する内方蓋部26とを備える。蓋23は、作業穴22を完全に塞ぐ面積に形成されている。また、蓋23には、補強部材27が設けられている。補強部材27は、矩形板状に形成されると共に、前後方向の長さが蓋23と同じに形成されている。補強部材27は、外方蓋部25と内方蓋部26との間に掛け渡されると共に、車幅方向の両側が外方蓋部25及び内方蓋部26に前後方向に沿って溶接されている。なお、蓋23の上面に形成された一対の孔28は、ロケーションホールである。孔28にアッシー用のピン(図示せず)を挿入すると共にブラケット本体3の上面に形成された孔29に同じピンを挿入することで孔29に対する位置出しができる。また、孔28は、補強部材27に形成された孔34に対しても同様に位置出しができるようになっている。
次にスプリングブラケット1の製造方法について述べる。
図1に示すように、スプリングブラケット1を製造する場合、まず、鋼板を打ち抜き加工してブラケット本体3を展開した形状の中間加工材30を形成する。具体的には中間加工材30には、作業穴22と、第1ボス9を位置決めするための位置決め穴31と、第2ボス15の上半部19を位置決めするための位置決め凹部32とが形成されている。作業穴22は、中間加工材30の中央に、位置決め穴31は中間加工材30の一側部に、位置決め凹部32は中間加工材30の他側に位置される。
次に、中間加工材30をプレス加工して上述の形状(上面部4、外方側板部5及び内方側板部6を有するコ字状)のブラケット本体3を形成する。このとき、中間加工材30にはボス9、15が取り付けられていないため、一回のフォーム成形で効率よく、かつ、精度よくブラケット本体3を成形できる。
この後、位置決め穴31内に第1ボス9を挿通させ、第1ボス9の外周を外方側板部5の表裏両面に全周に亘って周溶接すると共に、位置決め凹部32内に第2ボス15を嵌め込んでその上半部19を位置決め凹部32に沿わせ、第2ボス15の上半部19の外周を内方側板部6の表裏両面に全周(位置決め凹部32に沿う第2ボス15の内外外周の全域)に亘って周溶接する。このとき、溶接はCO2溶接にて行う。また、図2に示すように、ブラケット本体3の内側を溶接するときは、溶接トーチ33を外方側板部5と内方側板部6との間からブラケット本体3の内側に挿入して溶接すると共に、その溶接トーチ33が届かないボス上部外周の溶接は、溶接トーチ33を作業穴22から挿入して行う。これにより、第1ボス9及び第2ボス15の溶接を確実かつ効率よく行うことができる。
しかるのち、図3に示すように、作業穴22を蓋23で塞ぐ。蓋23は予め鋼板を打ち抜いた後プレス加工して上述の形状(ブラケット本体3の内面に沿うコ字状)に成形しておく。また、作業穴22を塞ぐ前に蓋23には予め補強部材27を溶接しておく。また、作業穴22を塞ぐとき、ブラケット本体3の内側に補強部材27付きの蓋23を前方又は後方から挿入し、ブラケット本体3の作業穴22の周囲の内面に蓋23を当接させ、作業穴22の縁部22aと蓋23とを外側から(上方から)作業穴22の全周に亘ってCO2溶接する。これにより、作業穴22に応力が集中するのを防ぐことができ、ブラケット本体3を十分な強度にできる。
この後、ブラケット本体3の外方側板部5に取付板10を溶接することでスプリングブラケット1が完成する。
このように、ブラケット本体3のサイドレール2の下面2aに位置する部分に作業穴22を形成しておき、その作業穴22を用いてボス9、15を両側板部5、6の表裏両面に周溶接し、しかるのち、作業穴22を蓋23で塞ぐものとしたため、一回のフォーム成形でブラケット本体3の形状出しが正確にでき、第1ボス9と第2ボス15を同軸上に正確に、かつ、容易に配置することができる。そして、加工費や成形型の上型または下型等にかかる初期投資費を安く抑えることができ、スプリングブラケット1の生産性を向上できると共に製品精度を確保できる。
鋼板を打ち抜き加工して溶接トーチ33を通すための作業穴22が中央に位置されると共にボス9、15を位置決めするための位置決め穴31及び位置決め凹部32(ボス位置決め部)が両側部に位置された中間加工材30を形成し、中間加工材30をコ字状にプレス加工して作業穴22が位置する水平な上面部4を有すると共に上面部4の両側から屈曲して下方に延び位置決め穴31及び位置決め凹部32が位置する一対の側板部5、6を有するブラケット本体3を成形した後、位置決め穴31及び位置決め凹部32にボス9、15の外周を沿わせると共に、位置決め穴31及び位置決め凹部32に沿うボス9、15の内外外周の全域を作業穴22を用いてブラケット本体3の内外から周溶接し、ブラケット本体3に作業穴22を塞ぐように蓋23を溶接するものとしたため、スプリングブラケット1を容易に精度よく製造できる。
ボス位置決め部が内方側板部6の下端に形成された位置決め凹部32からなり、第2ボス15の上半部19外周の内外が位置決め凹部32に周溶接されるものとしたため、ボスの上部のみを溶接する場合であってもボスを十分な強度で溶接できる。
ボス位置決め部が外方側板部5の下端に表裏に貫通して形成された位置決め穴31からなり、第1ボス9外周の内外が位置決め穴31の外周に周溶接されるものとしたため、第1ボス9の内外の外周を全周に亘って容易に溶接できる。
ブラケット本体3とボス9、15とは炭酸ガスアーク溶接にて溶接されるものとしたため、ボス9、15の外周を連続的に周溶接できると共に、安価に溶接できる。
蓋23は、ブラケット本体3の内面に沿うコ字状に形成されるものとしたため、蓋23と作業穴22の縁部22aとを密着させることができ、作業穴22の縁部22aに対する蓋23の溶接を容易に行うことができる。
また、作業穴22を蓋23で塞ぐとき、蓋23の内側には予め補強部材27が設けられるものとしたため、蓋23の強度を高めることができ、作業穴22の位置の強度を容易に高めることができる。
蓋23は、作業穴22の縁部22aに全周に亘って溶接されるものとしたため、作業穴22によってブラケット本体3の強度が下がるのを防ぐことができる。
1 スプリングブラケット
2 サイドレール
2a 下面
3 ブラケット本体
4 上面部
5 外方側板部(側板部)
6 内方側板部(側板部)
8 ピン
9 第1ボス(ボス)
15 第2ボス(ボス)
19 上半部
22 作業穴
22a 縁部
23 蓋
27 補強部材
30 中間加工材
31 位置決め穴(ボス位置決め部)
32 位置決め凹部(ボス位置決め部)
33 溶接トーチ

Claims (9)

  1. コ字状に形成されると共にそのコ字状の開放側が下向きになるように車両のサイドレールの下面に位置して取り付けられるブラケット本体からなり、該ブラケット本体の車幅方向の両側板部にリーフスプリングのピンを支持するボスを溶接して形成されるスプリングブラケットの製造方法において、
    前記ブラケット本体のサイドレールの下面に位置する部分に作業穴を形成しておき、その作業穴を用いて前記ボスを前記両側板部の表裏両面に周溶接し、しかるのち、作業穴を蓋で塞ぐことを特徴とするスプリングブラケットの製造方法。
  2. 鋼板を打ち抜き加工して溶接トーチを通すための作業穴が中央に位置されると共にボスを位置決めするためのボス位置決め部が両側部に位置された中間加工材を形成し、該中間加工材をコ字状にプレス加工して前記作業穴が位置する水平な上面部を有すると共に上面部の両側から屈曲して下方に延び前記ボス位置決め部が位置する一対の前記側板部を有する前記ブラケット本体を成形した後、前記ボス位置決め部に前記ボスの外周を沿わせると共に、前記ボス位置決め部に沿う前記ボスの内外外周の全域を前記作業穴を用いてブラケット本体の内外から周溶接し、前記ブラケット本体に前記作業穴を塞ぐように蓋を溶接する請求項1に記載のスプリングブラケットの製造方法。
  3. 前記位置決め部が前記側板部の下端に形成された凹部からなり、前記ボスの上半部外周の内外が前記凹部に周溶接される請求項2に記載のスプリングブラケットの製造方法。
  4. 前記位置決め部が前記側板部の下端に表裏に貫通して形成された穴からなり、前記ボス外周の内外が前記穴の外周に周溶接される請求項2に記載のスプリングブラケットの製造方法。
  5. 前記ブラケット本体と前記ボスとは炭酸ガスアーク溶接にて溶接される請求項1から4のいずれかに記載のスプリングブラケットの製造方法。
  6. 前記蓋は、前記ブラケット本体の内面に沿うコ字状に形成される請求項1から5のいずれかに記載のスプリングブラケットの製造方法。
  7. 前記作業穴を前記蓋で塞ぐとき、前記蓋の内側には予め補強部材が設けられる請求項6に記載のスプリングブラケットの製造方法。
  8. 前記蓋は、前記作業穴の縁部に全周に亘って溶接される請求項1から7のいずれかに記載のスプリングブラケットの製造方法。
  9. 請求項1から8のいずれかに記載の方法で製造されたことを特徴とするスプリングブラケット。
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