JP2015142949A - ロータリダイカット装置および摩耗判定方法 - Google Patents

ロータリダイカット装置および摩耗判定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 ダイロールのベアラー部の摩耗状態が一目で判別できるロータリダイカット装置を提供する。
【解決手段】 アンビルロール本体21と、その端部に設けられた第1ベアラー部22とを有する略円柱状のアンビルロール20と、前記アンビルロール本体21に並設され、ダイロール本体31と、この外周に取付けられた切り刃33と、前記ダイロール本体31の端部に着脱可能に設けられて前記第1ベアラー部22と圧接する第2ベアラー部32とを有する略円柱状のダイロール30と、前記ダイロール本体31と前記第2ベアラー部32との間にあって、前記第1ベアラー部22との間にクリアランスをもって設けられたリング40と、を備え、前記第2ベアラー部22が前記クリアランス以上の摩耗を生じたとき、前記リング40がその摩耗を告知する。
【選択図】図1

Description

本発明はロータリダイカット装置および摩耗判定方法に係り、特に、シート状のウェブを型抜きしてラベルやタグなどを製造するロータリダイカット装置および摩耗判定方法に関するものである。
従来から、シート状のウェブを型抜きしてラベルやタグ(下げ札)などを製造するロータリダイカット装置が知られている。
ロータリダイカット装置は、切り刃を有するダイロールと受けロール(アンビルロール)とが、それぞれの左右両端に設けられたベアラー部を互いに圧接させて上下に対向配置されるようになっている。このようなロータリダイカット装置は、シート状のウェブ(たとえば紙やフィルム、厚紙、粘着紙等)を、ダイロールと受けロールの間に通過させることにより、切り刃の形状に応じたカットを行い、ラベルやタグなどが製造できるようになっている。
この場合、たとえば下記特許文献1及び2に示すように、ダイロールの切り刃はベアラー部より数ミクロン程度突出している(ベアラー部の高さ<切り刃の高さ)のが一般的である。
しかし、厚みが比較的に薄くてシビアなウェブを型抜きしてラベルやタグなどを製造するためには、ダイロールのベアラー部と切り刃の関係は、ベアラー部の高さ≧切り刃の高さとするのが好ましい。ラベルやタグは、シート状のウェブをハーフカットあるいはフルカットすることによって形成される。
ハーフカットは、基材と粘着剤層と台紙をこの順に積層した粘着紙を、基材から粘着剤層まで型抜きしてラベル片を形成する際に主に採用され、切り刃とベアラー部との段差は確実に必要となる(ベアラー部の高さ>切り刃の高さ)。
フルカットは、貫通して型抜きすることであって、ラベルの場合は粘着紙を基材から台紙までの全ての層を打ち抜いてミシン目などを形成する際に採用され、タグ(下げ札)の場合では厚紙などの基材を打ち抜いて貫通孔やミシン目などを形成する際に採用される。フルカットの場合、切り刃とベアラー部の段差はほぼゼロとなる(ベアラー部の高さ=切り刃の高さ)。
特にハーフカットの場合、ダイロールは、切り刃よりもベアラー部がアンビルロールに接触するので、ベアラー部が優先的に摩耗するようになる。仮に、ラベルやタグ等を製造するために、ベアラー部よりも切り刃を高く設定したとしても、アンビルロールに切り刃が当接してつぶれてしまい、型抜きできなくなってしまうからである。
そして、たとえば、図7に示すように、第2ベアラー部32’は、ベアラー押さえ70などによって直接加圧されるので、フルカットであっても、切り刃よりも第2ベアラー部32’の摩耗が大きくなってしまうことを免れない。それ故、ベアラー部の摩耗が生じていることを一目で判別でき、これにより、その交換修理の頃合を知ることが必要となってくる。なお、図7では、本発明の実施形態で示す部材と同機能を有するものは同符号に「’」を付して示している。
特開2006−239816号公報 特開平11−347999号公報
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ダイロールのベアラー部の摩耗状態が一目で判別できるロータリダイカット装置を提供することにある。
また、本発明の目的は、ダイロールのベアラー部の摩耗判定を一目で行うことのできる方法を提供することにある。
本発明は、以下の構成によって把握される。
(1)本発明のロータリダイカット装置は、アンビルロール本体と、その端部に設けられた第1ベアラー部とを有する略円柱状のアンビルロールと、前記アンビルロール本体に並設され、ダイロール本体と、この外周に取付けられた切り刃と、前記ダイロール本体の端部に着脱可能に設けられて前記第1ベアラー部と圧接する第2ベアラー部とを有する略円柱状のダイロールと、前記ダイロール本体と前記第2ベアラー部との間にあって、前記第1ベアラー部との間にクリアランスをもって設けられたリングと、を備え、前記第2ベアラー部が前記クリアランス以上の摩耗を生じたとき、前記リングがその摩耗を告知する、ことを特徴とする。
(2)本発明のロータリダイカット装置は、(1)の構成において、前記ダイロールがマグネットシリンダーを備えることを特徴とする。
(3)本発明のロータリダイカット装置は、(1)又は(2)の構成において、前記リングが複数個設けられ、各リングが異なる前記クリアランスを有することにより前記第2ベアラー部の摩耗を段階的に告知することを特徴とする。
(4)本発明のロータリダイカット装置は、(1)ないし(3)の構成において、前記リングが色の変化によって前記第2ベアラー部の摩耗を告知することを特徴とする。
(5)本発明のロータリダイカット装置は、(4)の構成において、前記リングがアルミニウム製であり、その表面にカラーアルマイト処理が施されていることを特徴とする。
(6)本発明の摩耗判定方法は、アンビルロールに対して並設されるダイロールの端部に着脱可能に設けられるベアラー部の摩耗判定方法であって、前記ベアラー部と同軸に前記ベアラー部よりも径が小さく前記アンビルロールとの間にクリアランスを有するリングを取付ける工程(A)と、前記リングが前記アンビルロールと当接し前記リングに色の変化が生じることにより、前記ベアラー部が一定以上に摩耗したことを判定する工程(B)と、を備え、前記リングは、金属の表面に被覆された該金属と異なる色の被膜が剥がれることによって色の変化が生じることを特徴とする。
本発明のロータリダイカット装置によれば、ダイロールのベアラー部の摩耗状態が一目で判別できるようになる。
また、本発明の摩耗判定方法によれば、ダイロールのベアラー部の摩耗判定を一目で行うようにできる。
本発明のロータリダイカット装置の実施形態1を示す模式図である。 本発明のロータリダイカット装置のダイロールの第2ベアラー部の近傍の拡大図である。 本発明のロータリダイカット装置に具備されるリングの詳細を示す拡大図である。 本発明のロータリダイカット装置から第2ベアラー部、リングを取り外した状態を示す図である。 本発明のロータリダイカット装置に具備されるリングを示す斜視図である。 本発明のロータリダイカット装置の実施形態3を示す模式図である。 従来のロータリダイカット装置の一例を示す模式図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、実施形態)について詳細に説明する。なお、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号を付している。
(実施形態1)
図1は、本発明のロータリダイカット装置の実施形態1を示す模式図である。
図1に示すように、ロータリダイカット装置10は、略円柱状のアンビルロール20と、このアンビルロール20と上下に並設される略円柱状のダイロール30と、で構成されている。
アンビルロール20は、中心軸Mを有する円筒状からなり、その外周面は平滑な面となっている。アンビルロール20は、その中央部がアンビルロール本体21となっており、両端において第1ベアラー部22を有するようになっている。アンビルロール本体21と第1ベアラー部22はたとえば同径となっている。アンビルロール本体21は後述のダイロール30のダイロール本体31と僅かな隙間を有して対向する切り刃受け部として機能し、第1ベアラー部22は後述のダイロール30の第2ベアラー部32と圧接するベアラー受け部として機能するようになっている。アンビルロール20の両端部には、その中心軸Mに沿って延在する軸部23が設けられている。アンビルロール20は該軸部23を中心にしてたとえば図中Y方向に回転し得るようになっている。なお、アンビルロール20は、耐摩耗性に優れ、耐久性のある鋼材(例えばSKD−11等)によって構成されている。
ダイロール30は、中心軸Nを有するほぼ円筒状からなり、その中央がダイロール本体31となっており、両端において第2ベアラー部32を有するようになっている。第2ベアラー部32の径はダイロール本体31の径よりも若干大きく形成されている。第2ベアラー部32がアンビルロール20の第1ベアラー部22と圧接することにより、ダイロール本体31は、アンビルロール本体21と僅かな隙間を有して対向するとともに、その外周面に切り刃33が設けられるようになっている。この切り刃33は、ダイロール本体31の表面から径方向に突出して形成され、径方向に向かうにつれ厚みが小さくなるように形成されている。切り刃33は、そのパターンが格子状となっており、シート状のウェブを型抜きできるようになっている。なお、ダイロール30は、耐摩耗性に優れ、耐久性のある鋼材(例えばSKD−11等)によって構成されている。
また、ダイロール本体31はたとえばマグネットシリンダーからなり、切り刃33は磁性を有するフレキシブルな材料によって形成されていてもよい。これにより、各種サイズの切り刃をマグネットシリンダーに貼り付けて吸着保持できるようになっている。
そして、各第2ベアラー部32のうち少なくとも一方(図中右側)の第2ベアラー部32とダイロール本体31の間に中心軸Nと同心に配置されるリング40が備えられている。このリング40は、第2ベアラー部32に所定以上の摩耗を生じたとき、該リング40がその摩耗を告知できるようになっている。該リング40は、拡大図である図2に示すように、中心軸N方向にたとえば2個のリング40A、40Bが並設されて構成されている。各リング40A、40Bは、第2ベアラー部32の挿入孔32H、各リング40A、40Bの挿入孔40Hに順次挿入されダイロール本体31の螺子孔31Hに螺入される複数の螺子50によって、第2ベアラー部32とダイロール本体31の間に固定されるようになっている。リング40は、たとえば、ダイロール本体31に焼き嵌め等の周知の手段によって挿入されるようになっている。
なお、図4は、螺子50をダイロール本体31から外した場合、第2ベアラー部32、リング40A、40Bをダイロール本体31から分離できることを示しており、これにより、第2ベアラー部32、リング40A、40Bは着脱可能とでき、必要なときに新品と交換できるようになっている。
各リング40A、40Bは、アンビルロール20(アンビルロール本体21、第1ベアラー部22)やダイロール30(ダイロール本体31、第2ベアラー部32)より硬度の低い材質、たとえばアルミニウム製からなり、第2ベアラー部32の側のリング40Aは、カラーアルマイト処理によって表面がたとえば緑色となっており、ダイロール本体31の側のリング40Bは、カラーアルマイト処理によって表面がたとえば赤色となっている。
図5は、たとえば緑色のリング40Aの斜視図である。同図においては、理解を容易にするため、リング40Aの表面においてカラーアルマイト処理されたアルマイト41の一部を剥がした状態を示している。アルマイト41によって被われた部分は緑色を呈するが、アルマイトが剥がされた部分はアルミニウム42の表面が露呈されて銀色を呈するようになっている。なお、アルマイト41はその厚さtがたとえば0.005mmとなっている。
また、図2の実線楕円枠Aにおける拡大図である図3に示すように、緑色のリング40Aおよび赤色のリング40Bの各径は、第2ベアラー部32の径よりも若干小さく形成され、アンビルロール20(図1参照)の第1ベアラー部22との間にクリアランスCaを有するようになっている。そして、緑色のリング40Aの直径Dgは第2ベアラー部32の直径Dよりもたとえばφ0.01mm小さく、赤色のリング40Bの直径Drは第2ベアラー部32の直径Dよりもたとえばφ0.01mm小さく形成されている。これにより、緑色のリング40Aは第1ベアラー部22とのクリアランスCaが0.005mmに、赤色のリング40Bは該第1ベアラー部22とのクリアランスCbが0.01mmに設定されることになる。
図1に戻り、ダイロール30の両端部には、その中心軸Nに沿って延在する軸部34が設けられている。軸部34は、ダイロール本体31に直接に取り付けられ(図4参照)、2個のリング40A、40B、第2ベアラー部32を取付けた状態で、第2ベアラー部32から突出されるように形成されている。ダイロール30は該軸部34を中心にして図中x方向に回転し得るようになっている。
なお、図1において、図示しないシート状のウェブ(たとえば紙やフィルム、厚紙、布、不織布、粘着紙等)は、紙面裏から紙面表にかけてアンビルロール本体21とダイロール本体31との間に通過されるようになっており、シート状のウェブは切り刃33の形状に応じたカットがなされるようになっている。
このように構成されたロータリダイカット装置10は、その使用によってダイロール30の第2ベアラー部32の摩耗が進行していく過程で、ダイロール本体31とアンビルロール本体21との隙間が狭くなってくる。これにより、緑色のリング40Aがアンビルロール20の第1ベアラー部22と接触しだし、該リング40Aのアルマイト41(図5参照)が摩耗によって剥がれ、リング40Aの材質(アルミニウム42:図5参照)の表面が露出されるようになる。この場合、緑色のリング40Bは銀色に変わり、その告知によって、第2ベアラー部32は0.005mmだけ摩耗したことが判断できるようになる。このことは、緑色のリング40Aが該第1ベアラー部22とのクリアランスCa以上の摩耗を生じたことを意味する。緑色のリング40Aによる上記告知は、第2ベアラー部32の摩耗が進んでいることの注意を喚起できる効果を奏する。
さらに、この状態が継続されることによって、第2ベアラー部32の摩耗がリング40Aの摩耗とともに進行し、今度は、赤色のリング40Bが第1ベアラー部22と接触しだし、該リング40Bのアルマイト41(図5参照)が剥がれ、リングの材質(アルミニウム42:図5参照)の表面が露出されるようになる。この場合、赤色のリング40Bも銀色に変わり、その告知によって、第2ベアラー部32は0.01mmだけ摩耗したことが判断できるようになる。このことは、赤色のリング40Bが該第1ベアラー部22とのクリアランスCb以上の摩耗を生じたことを意味する。
これにより、第2ベアラー部32は新品と交換する時期であると判断でき、図4に示したように、螺子50を外すことにより、ダイロール本体31から第2ベアラー部32をリング40A、40Bとともに取り出し、これら第2ベアラー部32、リング40A、40Bを新品に取り替え、図2に示すようにダイロール本体31にセットするようにする。従って、本発明のロータリダイカット装置10は、第2ベアラー部32、リング40を新品に取り替えさえすれば、ダイロール本体31自体は摩耗していないのでそのまま継続して利用可能であり、設備コストの低減を図ることができる。
(実施形態2)
実施形態1に示したロータリダイカット装置10は、リング40を2個設けた構成とし、ダイロール30の第2ベアラー部32の摩耗状態を段階的に告知できるようにしたものである。しかし、これに限定されることはなく、リング40を3個以上設けるようにし、3段階以上で第2ベアラー部32の摩耗状態を告知できるようにしてもよいことはもちろんである。また、リング40の数は複数に限らず1個であってよいことはいうまでもない。すなわち、第2ベアラー部32の摩耗にともなう新品への交換を1個のリング40による告知で行うようにしてもよい。
また、リング40は、ダイロール本体31の両端部にそれぞれ複数設けてもよい。この場合、ダイロール30の第2ベアラー部32がアンビルロール20の第1ベアラー部22に対して加圧が左右均等に行われているかを、リング40の摩耗の上述した判断によって確認できるようになる。従って、本発明のロータリダイカット装置10は、リング40をダイロール本体の両端部にそれぞれ設けているので、図7に示したように左右の第2ベアラー部32への加圧において、各第2ベアラー部32のどちらか一方に偏ることなく、安定してシート状のウェブの型抜きを行うことができるようになる。
(実施形態3)
図6は、本発明のロータリダイカット装置の実施形態3を示す模式図である。
実施形態1に示したロータリダイカット装置10では、そのダイロール30のダイロール本体31においてマグネットを埋設したマグネットシリンダーとしたものである。
しかし、図6に示すように、ダイロール本体31の表面のほぼ全域に亘って複数のマグネット(図示せず)を配設させてマグネットシリンダーを構成し、その表面に切り刃33を一体に形成したフレキシブルダイ61を巻き付けるようにしてもよい。フレキシブルダイ61を鉄やスチール等によって形成することにより、フレキシブルダイ61は前記マグネットに吸着保持されるようになる。
(実施形態4)
実施形態1に示したリング40は、アルミニウムからなり、その表面にカラーアルマイト処理したものである。しかし、これに限定されることはなく、他の金属を用い、他の方法で形成した被膜によって着色をしてもよいことはいうまでもない。
(実施形態5)
上述した実施形態では、ロータリダイカット装置10について説明したものである。しかし、本発明は、アンビルロール20に対して並設されるダイロール30の端部に着脱可能に設けられる第2ベアラー部32の摩耗判定方法としても把握できる。
すなわち、第2ベアラー部32と同軸に第2ベアラー部32よりも径が小さくアンビルロール20(第1ベアラー部22)との間にクリアランスを有するリング40を取付ける工程(A)と、リング40がアンビルロール20と当接しリング40に色の変化が生じることにより、第2ベアラー部32が一定以上に摩耗したことを判定する工程(B)と、を有するようにすればよい。この場合、リング40は、金属の表面に被覆された該金属と異なる色の被膜が剥がれることによって色の変化が生じるように構成される。
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。また、その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
10 ロータリダイカット装置
20、20’ アンビルロール
21 アンビルロール本体(切り刃受け部)
22 第1ベアラー部(ベアラー受け部)
23、23’ 軸部
30、30’ ダイロール
31 ダイロール本体
32、32’ 第2ベアラー部
33 切り刃
34、34’ 軸部
40 リング
40A リング(緑色)
40B リング(赤色)
41 アルマイト
42 アルミニウム
50 螺子
61 フレキシブルダイ
70 ベアラー押さえ

Claims (6)

  1. ロータリダイカット装置であって、
    アンビルロール本体と、その端部に設けられた第1ベアラー部とを有する略円柱状のアンビルロールと、
    前記アンビルロール本体に並設され、ダイロール本体と、この外周に取付けられた切り刃と、前記ダイロール本体の端部に着脱可能に設けられて前記第1ベアラー部と圧接する第2ベアラー部とを有する略円柱状のダイロールと、
    前記ダイロール本体と前記第2ベアラー部との間にあって、前記第1ベアラー部との間にクリアランスをもって設けられたリングと、を備え、
    前記第2ベアラー部が前記クリアランス以上の摩耗を生じたとき、前記リングがその摩耗を告知する、
    ことを特徴とするロータリダイカット装置。
  2. 前記ダイロールがマグネットシリンダーを備えることを特徴とする請求項1に記載のロータリダイカット装置。
  3. 前記リングが複数個設けられ、各リングが異なる前記クリアランスを有することにより前記第2ベアラー部の摩耗を段階的に告知することを特徴とする請求項1又は2に記載のロータリダイカット装置。
  4. 前記リングが色の変化によって前記第2ベアラー部の摩耗を告知することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のロータリダイカット装置。
  5. 前記リングがアルミニウム製であり、その表面にカラーアルマイト処理が施されていることを特徴とする請求項4に記載のロータリダイカット装置。
  6. アンビルロールに対して並設されるダイロールの端部に着脱可能に設けられるベアラー部の摩耗判定方法であって、
    前記ベアラー部と同軸に前記ベアラー部よりも径が小さく前記アンビルロールとの間にクリアランスを有するリングを取付ける工程(A)と、
    前記リングが前記アンビルロールと当接し前記リングに色の変化が生じることにより、前記ベアラー部が一定以上に摩耗したことを判定する工程(B)と、
    を備え、
    前記リングは、金属の表面に被覆された該金属と異なる色の被膜が剥がれることによって色の変化が生じることを特徴とする摩耗判定方法。
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