JP2015142709A - 追加シンク装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】既設の流し台10のシンク空間11内の作業領域の高さを調整する方法であって、排水口13a付きの底板13及び底板13に連続する側板14〜17を有し、シンク空間11に配置可能な小型シンク槽18と、小型シンク槽18の蓋19と、小型シンク槽18の底板13周囲に取付けられ、それぞれの底部にはクッション部材20が設けられて、それぞれ取替え可能か、又は小型シンク槽18に対して高さ調整可能な4本の脚22〜25とを有する追加シンク装置12を、流し台10のシンク空間11に上から設置する。
【選択図】図1
Description
また、特許文献2〜4記載の技術は、既設の流し台のシンクに別のシンク(追加シンク装置)を入れて使用するものではなく、本願発明と共通の課題を有するものではない。
なお、排水口を塞ぐ栓を設けることもできる。ここで、小型シンク槽は、通常家庭で使用する流し台のシンクに入る大きさであり、例えば、間口500〜700mm、奥行き350〜400mm、深さ150〜200mm程度の上部開放の容器をいう。
勿論、排水口に栓をすると小型シンク槽を水溜め槽として利用できる。更に蓋を被せると密閉容器となる。
また、追加シンク装置全体を硬質のプラスチック材で作った場合は、軽量化が達成でき持ち運び易くなり、更に透明のプラスチック材を使用した場合は、小型シンク槽の内部を外から視認できる。
普段、台所仕事を行っている人以外の人が、一時的に台所仕事を行う場合等に、予め用意した適当長の脚22〜25を用いて、流し台作業の高さを使用者の身長等に合わせることができる。
小型シンク槽18に蓋19を被せ、排水口13aに栓28をすることで、小型シンク槽18内を密閉し、内部に入れた食材(例えば、魚等)の臭いが外に漏れることを防いだり、ハエ等の害虫から食材を守ることができる。
なお、蓋19を複数に分割して部分的に小型シンク槽18に蓋をして、蓋を食材等を載せる仮の載置台(載置板)とすることができる。
以上の実施の形態において、図4の右下の付図に示すように、凸部と凹部にそれぞれ雄ねじ26aと雌ねじ27aを形成して、螺子によって脚を小型シンク槽18に固定することもできる。この場合、小型シンク槽18の高さを更に細かく調整できる。また、雌ねじをダブルナット構造として螺子の緩みを無くすこともできる。
この実施の形態に係る追加シンク装置34は、4本の脚35〜38がそれぞれ複数の短い脚素材を凹部と凸部で連結することによって形成されている。従って、同一又は異なる長さの脚素材を予め用意することによって、小型シンク槽18の高さを更に幅広く調整できる。
硬質のプラスチック製の蓋41の底面には、長手方向を向いた板状の補強リブ45が複数本設けられている。この補強リブ45によって蓋41の剛性が向上し、蓋41の表板を載置板として使用できる。
左蓋部49及び右蓋部50の蓋板54、55の上面は平面となって、まな板が載置できる。例えば、左蓋部49の上にまな板を置いて料理をする場合は、右蓋部50を取り外して不要物を小型シンク槽18内に落とすことができる。蓋板54、55の底面にはそれぞれ縦横に補強リブ57、58が設けられ、全体の補強を図っている。
この追加シンク装置47を、既存の流し台のシンク空間内の作業領域に配置することによって、流し台での作業の高さを変更できる。脚35〜38の長さは作業者に応じて変えることができる。
また、この追加シンク装置は脚が取外し式であるので、コンパクトに収納できる。
なお、図1に示す追加シンク装置12については蓋19を省略記載している。
また、特許文献2〜4記載の技術は、既設の流し台のシンクに別のシンク(追加シンク装置)を入れて使用するものではなく、本願発明と共通の課題を有するものではない。
なお、排水口を塞ぐ栓を設けることもできる。ここで、小型シンク槽は、通常家庭で使用する流し台のシンクに入る大きさであり、例えば、間口500〜700mm、奥行き350〜400mm、深さ150〜200mm程度の上部開放の容器をいう。
勿論、排水口に栓をすると小型シンク槽を水溜め槽として利用できる。更に蓋を被せると密閉容器となる。
また、追加シンク装置全体を硬質のプラスチック材で作った場合は、軽量化が達成でき持ち運び易くなり、更に透明のプラスチック材を使用した場合は、小型シンク槽の内部を外から視認できる。
普段、台所仕事を行っている人以外の人が、一時的に台所仕事を行う場合等に、予め用意した適当長の脚22〜25を用いて、流し台作業の高さを使用者の身長等に合わせることができる。
小型シンク槽18に蓋19を被せ、排水口13aに栓28をすることで、小型シンク槽18内を密閉し、内部に入れた食材(例えば、魚等)の臭いが外に漏れることを防いだり、ハエ等の害虫から食材を守ることができる。
なお、蓋19を複数に分割して部分的に小型シンク槽18に蓋をして、蓋を食材等を載せる仮の載置台(載置板)とすることができる。
以上の実施の形態において、図4の右下の付図に示すように、凸部と凹部にそれぞれ雄ねじ26aと雌ねじ27aを形成して、螺子によって脚を小型シンク槽18に固定することもできる。この場合、小型シンク槽18の高さを更に細かく調整できる。また、雌ねじをダブルナット構造として螺子の緩みを無くすこともできる。
この実施の形態に係る追加シンク装置34は、4本の脚35〜38がそれぞれ複数の短い脚素材を凹部と凸部で連結することによって形成されている。従って、同一又は異なる長さの脚素材を予め用意することによって、小型シンク槽18の高さを更に幅広く調整できる。
硬質のプラスチック製の蓋41の底面には、長手方向を向いた板状の補強リブ45が複数本設けられている。この補強リブ45によって蓋41の剛性が向上し、蓋41の表板を載置板として使用できる。
左蓋部49及び右蓋部50の蓋板54、55の上面は平面となって、まな板が載置できる。例えば、左蓋部49の上にまな板を置いて料理をする場合は、右蓋部50を取り外して不要物を小型シンク槽18内に落とすことができる。蓋板54、55の底面にはそれぞれ縦横に補強リブ57、58が設けられ、全体の補強を図っている。
この追加シンク装置47を、既存の流し台のシンク空間内の作業領域に配置することによって、流し台での作業の高さを変更できる。脚35〜38の長さは作業者に応じて変えることができる。
また、この追加シンク装置は脚が取外し式であるので、コンパクトに収納できる。
なお、図1に示す追加シンク装置12については蓋19を省略記載している。
Claims (11)
- 既設の流し台のシンク空間内の作業領域の高さを調整する方法であって、排水口付きの底板及び該底板に連続する側板を有し、前記シンク空間に配置可能な小型シンク槽と、該小型シンク槽の蓋と、前記小型シンク槽の底板周囲に取付けられ、それぞれの底部にはクッション部材が設けられて、それぞれ取替え可能か、又は前記小型シンク槽に対して高さ調整可能な4本の脚とを有する追加シンク装置を、前記流し台のシンク空間に上から設置することを特徴とするシンク空間の作業領域の高さ調整方法。
- 請求項1記載のシンク空間の作業領域の高さ調整方法において、前記蓋の上面にシート又はまな板を載せて、食材の調理を可能とすることを特徴とするシンク空間の作業領域の高さ調整方法。
- 請求項2記載のシンク空間の作業領域の高さ調整方法において、前記蓋の周囲には樋が設けられていることを特徴とするシンク空間の作業領域の高さ調整方法。
- 請求項1〜3のいずれか1記載のシンク空間の作業領域の高さ調整方法において、前記4本の脚はロッド材からなって、該ロッド材はそれぞれ前記小型シンク槽の底から突出する凸部に嵌着する凹部を上端に有していることを特徴とするシンク空間の作業領域の高さ調整方法。
- 請求項1記載のシンク空間の作業領域の高さ調整方法に用いる追加シンク装置であって、既設の流し台のシンク空間内に上から嵌入可能な前記小型シンク槽と、該小型シンク槽の蓋と、前記小型シンク槽の底板周囲に取外し可能に取付けられた着脱式の前記4本の脚とを有することを特徴とする追加シンク装置。
- 請求項5記載の追加シンク装置において、前記蓋はまな板又は食材を載せる載置板として使用できることを特徴とする追加シンク装置。
- 請求項5又は6記載の追加シンク装置において、前記蓋は2分割構造となっていることを特徴とする追加シンク装置。
- 請求項5〜7のいずれか1記載の追加シンク装置において、前記蓋の周囲には該蓋の上面から流れ落ちる水を集める樋が設けられていることを特徴とする追加シンク装置。
- 請求項5〜8のいずれか1記載の追加シンク装置において、前記蓋の底には長手方向に向いた複数本の補強リブが設けられていることを特徴とする追加シンク装置。
- 請求項5〜9のいずれか1記載の追加シンク装置において、前記小型シンク槽、前記蓋、及び前記4本の脚は、硬質のプラスチック材からなっていることを特徴とする追加シンク装置。
- 請求項5〜10のいずれか1記載の追加シンク装置において、前記小型シンク槽の側板の上部に蛇腹が設けられていることを特徴とする追加シンク装置。
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-
2014
- 2014-06-09 JP JP2014118875A patent/JP5850985B2/ja active Active
-
2015
- 2015-11-27 JP JP2015231906A patent/JP2016028190A/ja active Pending
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Publication number | Publication date |
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