JP2001286405A - まな板 - Google Patents

まな板

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JP2001286405A
JP2001286405A JP2000107930A JP2000107930A JP2001286405A JP 2001286405 A JP2001286405 A JP 2001286405A JP 2000107930 A JP2000107930 A JP 2000107930A JP 2000107930 A JP2000107930 A JP 2000107930A JP 2001286405 A JP2001286405 A JP 2001286405A
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sink
groove
grooves
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Kazuaki Taniguchi
和昭 谷口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シンクの前後上縁部に掛け渡して使用できる
とともに、まな板上を多量の水分が流れても調理台や床
面を濡らすことがないまな板を提供する。 【解決手段】 流し台シンク3の前側上縁部6及び後側
上縁部7に掛け渡して使用できる板状のまな板1であっ
て、上記前側上縁部及び上記後側上縁部にそれぞれ掛止
できる前縁部4及び後縁部5と、まな板の表面8及び/
又は裏面9において、上記前後の各縁部に沿ってそれぞ
れ形成され、左右両側面に開口する凹溝10,11とを
備え、上記各縁部とこれに沿って形成された上記凹溝と
によって、使用者の手指で握持できる握持部14を形成
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明はまな板に関する。
詳しくは、流し台シンクの前後方向に掛け渡して使用で
きるとともに縁部を握持しやすく、また、まな板上を流
れる水分が調理台や床面にこぼれ落ちるのを防止できる
まな板に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、まな板は、流し台に隣接して設け
られる調理台の上に、横長状に配置して使用することが
多い。また、調理台が狭い場合には、まな板の一方の端
部を流し台のシンクに延出するようにして使用する場合
もある。
【0003】まな板の上には、流し台で洗浄した直後の
食材を載置することが多く、まな板の表面には多量の水
分が流れる。これら水分は、まな板表面及び側面を伝っ
て調理台の表面を濡らし、あるいは床面を濡らすことが
多い。
【0004】上記問題を解決するため、たとえば、実開
平7 24244号に記載されているもののように、横
置き状態のまな板の前後の縁部に沿って水切用の溝を形
成して、流し台に向けてまな板表面の水分を排水するよ
うに構成したまな板が考案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記公報に記載されて
いる溝付のまな板は、調理台の上に載置して使用するこ
とを前提として形成されている。ところが、調理台から
流し台に向けて傾斜がなければ、まな板上の水分を流し
台に排出できない。
【0006】また、上記公報に記載されている水切溝は
深さ及び幅が小さい。このため、多量の水分がまな板上
を流れると排水効果が十分に発揮されず、水切溝からあ
ふれた水分が上記水切溝を越えて、調理台や床面に流れ
落ちる。
【0007】上記問題を解決するため、たとえば、実開
昭62 7234号公報に記載されているもののよう
に、流し台のシンクの前後の縁部に掛け渡し状に掛止し
て使用するまな板が考案されている。ところが、このま
な板は、シンクの上縁部及びまな板縁部を特殊形状に成
形して構成されている。このため、シンクの製作費が高
くなるばかりでなく、まな板にも汎用性がなくなり、ま
た使い勝手も悪いものとなる。
【0008】また、まな板の前縁部をシンクの前側上端
部に掛止するようにしているため、まな板上の水分がシ
ンクの前壁を越えて床面にこぼれ落ちやすい。
【0009】本願発明は、上述の問題を解決し、まな板
上を多量の水分が流れても、調理台や床面を濡らすこと
がなく、また、流し台やシンクの形状を変更することな
くシンクの前後上縁部に掛け渡して使用できるまな板を
提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本願発明では、次の技術的手段を講じている。
【0011】本願発明は、流し台シンクの前側上縁部及
び後側上縁部に掛け渡して使用できる板状のまな板であ
って、上記前側上縁部及び上記後側上縁部にそれぞれ掛
止できる前縁部及び後縁部と、まな板の表面及び/又は
裏面において、上記前後の各縁部に沿ってそれぞれ形成
され、左右両側面に開口する凹溝とを備え、上記各縁部
とこれに沿って形成された上記凹溝とによって、使用者
の手指で握持できる握持部を形成したものである。
【0012】本願発明に係るまな板は、流し台シンクの
前側上縁部及び後側上縁部に掛け渡して使用することを
前提としている。流し台のシンクの前後方向寸法は種々
の大きさものがあるが、家庭で用いる流し台のシンクは
一定の範囲内にある。したがって、まな板の前後方向寸
法を個々のシンクの寸法に合わせて容易に加工すること
ができる。また、メーカー等によっては、一定の規格寸
法であることが多く、流し台の形状等を変更することな
く容易に対応できる。
【0013】本願発明に係るまな板の材質は特に限定さ
れることはなく、木材、プラスチック等の材料を採用で
きる。また、強度を確保できれば、中空状に形成して軽
量化を図ることもできる。さらに、外形形態は、シンク
の前側及び後側の上縁部にそれぞれ掛止できる前縁部及
び後縁部を備えていればよく、矩形状、台形状等種々の
形態を採用できる。
【0014】上記凹溝は、まな板の縁部に沿って左右両
側面に開口するように形成される。上記凹溝は、まな板
の表面及び裏面の各縁部に沿って4箇所に形成すること
もできるし、必要に応じて上記部位の選択した一部の部
位に形成することもできる。たとえば、まな板の表面と
裏面の一方の面にのみ上記凹溝を形成し、他方の面を従
来のまな板と同様に使用できるように構成することもで
きる。上記凹溝を設けることにより、前後方向に向けて
流れる水分が、上記凹溝に流れ込んで側部に排出され、
シンクに流れ落ちる。このため、水分がまな板の縁部を
越えて流出し、シンクの縁部から床面等に流れ落ちるこ
とはない。
【0015】本願発明の発明者は、試験研究の結果、ま
な板上の水分の流れを阻止するには、請求項3に記載し
た発明のように、上記凹溝の幅を20mm以上に、深さ
を4mm以上に設定すればよいことをつきとめた。上記
寸法の凹溝を形成すると、通常の使用状態では、水分が
上記凹溝を越えて流れることはなく、確実な排水効果を
得られる。一方、上記凹溝の幅が大きすぎると、まな板
表面の有効面積が減少するため、30mm以下に設定す
るのが好ましい。また、まな板の厚さとの関係でまな板
の強度を確保するため、凹溝の深さは10mm以下に設
定するのが好ましい。
【0016】さらに、本願発明に係るまな板において
は、上記凹溝と上記縁部とによって、使用者の手指で握
持できる握持部を形成している。
【0017】すなわち、請求項3に記載したような幅広
状の凹溝は、高い排水効果を備えるばかりでなく、手指
の掛止溝としても機能する。しかも、上記凹溝の寸法値
は、手指を掛止するのに最適な値となる。上記凹溝を形
成することにより、まな板の端部を容易に握持すること
が可能となり、使い勝手も大幅に向上する。さらに、握
持しやすくするために、まな板の表面及び裏面の対応す
る位置に凹溝をそれぞれ形成するのが望ましい。
【0018】本願の請求項2に記載した発明は、上記ま
な板の左右両側面に、上記表面及び/又は上記裏面に形
成された上記凹溝に接続する側部凹溝を設けたものであ
る。
【0019】上記凹溝を設けることにより、まな板上を
流れる水分がまな板の前後の縁部に到達するのを阻止で
きるが、まな板の側部を伝っ流れる恐れがある。上記側
部凹溝を設けることにより、側部を伝って流れる水分が
前後の縁部に到達するのを阻止できる。このため、前縁
部が低くなるような姿勢で使用する場合であっても、水
分がシンクの外部に流れ出ることはなくなる。特に、蛇
口からまな板上に水を流しながら切断作業等を行うこと
も可能となり、魚等を調理する際の使い勝手が格段に向
上する。
【0020】本願の請求項4に記載した発明は、上記凹
溝の近傍において上記凹溝と平行に、上記凹溝より深さ
及び幅が小さい水切溝を形成したものである。
【0021】上記凹溝に加えて上記水切溝を設けること
により、まな板上の排水効果をさらに高めることが可能
となる。特に、まな板上の水流の勢いを止めることが可
能となり、水道からまな板上に載置した食材等に水を落
下させても、水分が前後の縁部を越えて流れ出ることは
なくなる。これにより、まな板上に食材を載置した状態
で洗浄することも可能となる。
【0022】上記の水切効果をさらに高めるため、請求
項5に記載した発明のように、上記水切溝を、上記凹溝
の両側部に形成するのが好ましい。
【0023】本願の請求項6に記載した発明は、上記前
縁部及び/又は上記後縁部が、まな板の表面及び/又は
裏面から段落ち状に形成された掛止面を備えて構成され
るものである。
【0024】シンクの形状によっては、まな板の端部を
安定的に掛止できない場合がある。特に、シンクの上縁
部に段落面がない場合には、まな板の端部がシンク内に
脱落する恐れがある。
【0025】上記問題を解決するため、本願発明では、
まな板側に段落状の掛止面を設けている。すなわち、上
記掛止面は、まな板の表面及び裏面からシンクの側壁と
対向する段落面を介して形成されている。この段落面を
シンクの内面に当接させるようにして、まな板をシンク
に掛け渡し状に設置できる。これにより、まな板をシン
ク上に安定して設置することが可能となる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施の形態を図
に基づいて具体的に説明する。
【0027】図1から図7に、本願発明に係るまな板の
第1の実施の形態を示す。なお、本実施の形態は、木製
のまな板に本願発明を適用したが、まな板の材質は特に
限定されることはなく、木材、樹脂等を用いて製作する
ことができる。また、内部構造も特に限定されることは
なく、中空状に形成してもよい。
【0028】図1及び図2に示すように、本実施の形態
に係るまな板1は、流し台2のシンク3に掛け渡し状に
設置して使用される。
【0029】上記まな板1は、全体が縦長の矩形板状に
形成されており、前後、左右及び上下が対称の形態を備
える。図2に示すように、上記まな板1の前後方向長さ
は、前縁部4及び後縁部5をシンク3の前側上縁部6及
び後側上縁部7に形成された段部6a,7aに掛止でき
るとともに、上記段部6a,7aから脱落しないように
設定される。また、各縁部4,5は、シンク3の上記前
後の上縁部に掛止できるように矩形断面に形成されてい
る。
【0030】図3及び図4に示すように、まな板1の表
面8及び裏面9の前後縁部4,5の内側には、広幅状の
凹溝10,11がそれぞれ形成されている。各凹溝1
0,11は、各縁部4、5部に沿って平行に形成されて
おり、両端部がまな板1の側面20,21に開口してい
る。実施の形態では、上記まな板1の表裏両面をシンク
に掛け渡して使用できるように、表面8側の凹溝10と
裏面9側の凹溝11とを前後の縁部4,5に沿ってそれ
ぞれ形成し、合計4つの凹溝を形成している。なお、本
実施の形態に係る凹溝を形成する必要はなく、必要に応
じて選択形成してもよい。上記凹溝10,11は、表裏
面の対応する部位にそれぞれ形成されている。以下の説
明は、表面8を使用する場合について説明するが、裏面
9を使用する場合も同様である。
【0031】上記凹溝10の寸法は、まな板1の表面を
流れる水分が、上記凹溝10を越えて、まな板10の前
後の縁部4,5に到達しない大きさに設定される。実施
の形態に係るまな板1では、図7に示すように、上記凹
溝10を、幅Dが25mm、深さHが8mmに設定して
いる。なお、上記凹溝10の寸法は、まな板1の大きさ
等によって変更可能であるが、排水効果を確保するた
め、幅Dを20mmから30mmに、深さを4mmから
10mmに設定するのが望ましい。幅が20mm以下で
あると、まな板1の表面上を流れる水分量が多いと、凹
溝を越えて流れる恐れがある。一方、30mmを越える
と、食材を載置できる面積が小さくなってまな板の使い
勝手が低下する。また、深さが4mm以下であると水分
の流れを有効に阻止できない場合が生じる。一方、深さ
が10mmを越えると、まな板の厚さによっては縁部の
強度を確保できない場合がある。
【0032】上記凹溝10は、両側部10a,10bを
傾斜状あるいは滑らかな弧状に切り欠いた略台形状の断
面形態を備える。凹溝10の両側部に傾斜を設けること
により、多量の水分がまな板上を流れる場合であって
も、水分をまな板表面8から上記凹溝10内に円滑に導
くことができる。
【0033】さらに、上記の断面形態及び寸法を備える
凹溝10,11を、表面8及び裏面9の対応位置に形成
することにより、図8に示すように、手指を上記凹部1
0,11に掛止してまな板1を握持するための握持部1
4を形成している。上記凹溝10,11の形状及び寸法
は、手指を掛止する大きさに丁度対応しており、まな板
1の縁部を確実に握持することが可能となり、持ち運び
や、取扱性を向上させる。しかも、上記凹溝10,11
を手指が掛止できる上記形態及び大きさに設定すること
により、凹溝内の清掃も容易になり、衛生性も高くな
る。
【0034】図9から図13に、本願発明の第2の実施
の形態を示す。この実施の形態は、上述した第1の実施
の形態に係る凹溝の両側部に、上記凹溝より幅及び深さ
の小さい水切溝16,17を設けたものである。なお、
上記凹溝10,11は上述の第1の実施の形態と同様で
あるので説明は省略する。また、裏面9側の凹溝11の
両側部にも同一形態の水切溝18,19を形成している
が、以下の説明は、表面側の凹溝10及び水切溝16,
17について説明する。
【0035】本実施の形態に係るまな板1bに形成した
上記水切溝16,17は、断面略半円状に形成されてお
り、上記凹溝10の約半分の深さを備える。また、凹溝
10の両側縁部と約8mmの間隔を開けてそれぞれ形成
されている。
【0036】まな板1bの表面8に水道の蛇口等から水
を直接落下させるような場合は、大量の水がまな板表面
8を連続的に流れる。このため、第1の実施の形態のよ
うに凹溝10のみ設けたまな板では、水流の勢いによっ
て凹溝10を越えてしまうことも考えられる。
【0037】上記水切溝17を設けることにより、まな
板上を上記凹溝10に向かって流れる流水の勢いを減じ
る効果を発揮させることができる。また、溝幅及び深さ
が小さいため、水が跳ね飛ぶこともない。また、凹溝1
0の外側に上記水切溝16を形成することにより、万
一、流水が上記凹溝10,11を越えた場合にも、まな
板1bの縁部に到達するのを阻止できる。
【0038】さらに、上記水切溝16,17を設けるこ
とにより、まな板1aの縁部をより握持しやすくなり、
取扱性も向上する。また、デザイン性も向上する。
【0039】図14から図19に、本願発明の第3の実
施の形態を示す。この実施の形態に係るまな板1cは、
まな板の両側面20,21に、表裏の凹溝10,11に
連続する側部凹溝22,23を形成したものである。な
お、上記側部凹溝22,23以外の部分は、第1の実施
の形態と同様であるので説明は省略する。
【0040】上記側部凹溝22,23は、上記凹溝1
0,11と同一の断面形態を備え、上下の端部が表面8
及び裏面9に形成された凹溝10,11に連続するよう
に形成されている。
【0041】上記側部凹溝22,23を設けることによ
り、上記凹溝10内を流れる水分をまな板1cの下部に
導くことができる。また、まな板1cの側面20,21
を伝って流れる水分が、まな板1cの縁部4,5に到達
して、シンク3の壁部上縁からもれ出るのを防止でき
る。
【0042】図20から図26に、本願発明の第4の実
施の形態を示す。この実施の形態に係るまな板1dは、
まな板の前後の縁部に、表面8及び裏面9から段落ち状
の掛止面31,32を設けたものである。
【0043】図21に示すように、前後の壁部12,1
3の上縁に図1及び図2に示すような段落部が形成され
ていないシンク3aも製造、販売されている。このよう
なシンク3aの前後壁部12,13の上縁に第1の実施
の形態に示すような矩形状のまな板をそのまま掛け渡し
た場合、まな板が前後に滑って、シンク内に落下する恐
れがある。
【0044】上記掛止面31,32を、まな板1dの表
裏面8,9から段落ち状に形成することにより、段落面
33,34をシンク3aの上縁部内面に対向させて、前
後方向に脱落しないように構成している。これにより、
まな板1dをシンク3aに安定的に掛け渡して固定する
ことが可能となる。
【0045】上記段落面33,34及び掛止面31,3
2の寸法及び形状は、シンク3aの前後壁部12,13
の上縁部の形状に合わせて形成すればよい。また、上記
段落面33,34及び掛止面31,32を、まな板1d
の前後縁部のうち一方にのみ形成することもできる。ま
た、表面8又は裏面9の一方の面にのみ形成してもよ
い。
【0046】図27から図31に、本願発明に係る第5
の実施の形態を示す。この実施の形態に係るまな板1e
は、上述した第4の実施の形態に係るまな板の両側面2
0,21に、表裏の凹溝10,11に連続する側部凹溝
22,23を設けたものである。上記側部凹溝22,2
3の形態は、第3の実施の形態と同様であるので説明は
省略する。
【0047】また、本実施の形態は、掛止面31,32
の両端部に切欠部36,37を設けている。上記切欠部
36,37の大きさ(側面からの深さ)は、上記側部凹
溝22,23と同一に設定している。上記切欠部31,
32を設けることにより、まな板側部からの排水機能を
さらに高めることができる。
【0048】本願発明は上述した実施の形態に限定され
ることはない。実施の形態では、凹溝の断面形状を略台
形状に形成したが、たとえば円弧状等の他の形態の凹溝
を形成することもできる。また、前後方向長さは、設置
する流し台のシンクに対応して決定されるが、横幅は限
定されることはなく、必要に応じて変更することができ
る。また、実施の形態では、まな板の厚さを35mmに
設定したが、強度を確保できれば凹溝を形成できる範囲
で種々変更できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1の実施の形態に係るまな板をシ
ンクに掛け渡し状に設置した状態を示す斜視図である。
【図2】図1におけるII−II線に沿う断面図であり、第
1の実施の形態に係るまな板の取付状態を示す断面図で
ある。
【図3】第1の実施の形態に係るまな板の正面図であ
る。
【図4】第1の実施の形態に係るまな板の平面図であ
る。
【図5】第1の実施の形態に係るまな板の右側面図であ
る。
【図6】第1の実施の形態に係るまな板の要部拡大斜視
図である。
【図7】図6における VII−VII 線に沿う断面図であ
り、第1の実施の形態に係るまな板の要部を示す断面図
である。
【図8】第1の実施の形態に係るまな板を握持した状態
を示す側面図である。
【図9】第2の実施の形態に係るまな板の正面図であ
る。
【図10】第2の実施の形態に係るまな板の平面図であ
る。
【図11】第2の実施の形態に係るまな板の右側面図で
ある。
【図12】第2の実施の形態に係るまな板の要部拡大斜
視図である。
【図13】図12におけるXIII−XIII線に沿う断面図で
あり、第2の実施の形態に係るまな板の要部を示す断面
図である。
【図14】第3の実施の形態に係るまな板の正面図であ
る。
【図15】第3の実施の形態に係るまな板の平面図であ
る。
【図16】第3の実施の形態に係るまな板の右側面図で
ある。
【図17】第3の実施の形態に係るまな板の要部の拡大
斜視図である。
【図18】図17における XVIII−XVIII 線に沿う断面
図であり、第3の実施の形態に係るまな板の要部を示す
断面図である。
【図19】図17における XIX−XIX 線に沿う断面図で
あり、第3の実施の形態に係るまな板の要部を示す断面
図である。
【図20】第4の実施の形態に係るまな板をシンクに掛
け渡し状に設置した状態を示す斜視図である。
【図21】図20における XXI−XXI 線に沿う断面図で
あり、第4の実施の形態に係るまな板の取付状態を示す
断面図である。
【図22】第4の実施の形態に係るまな板の正面図であ
る。
【図23】第4の実施の形態に係るまな板の平面図であ
る。
【図24】第4の実施の形態に係るまな板の右側面図で
ある。
【図25】第4の実施の形態に係るまな板の要部の拡大
斜視図である。
【図26】図25におけるXXVI−XXVI線に沿う断面図で
あり、第4の実施の形態に係るまな板の要部を示す断面
図である。
【図27】第5の実施の形態に係るまな板の正面図であ
る。
【図28】第5の実施の形態に係るまな板の平面図であ
る。
【図29】第5の実施の形態に係るまな板の右側面図で
ある。
【図30】第5の実施の形態に係るまな板の要部の拡大
斜視図である。
【図31】図30におけるXXXI−XXXIに沿う断面図であ
り、第5の実施の形態に係るまな板の要部を示す断面図
である。
【図32】図30における XXXII−XXXII に沿う断面図
であり、第5の実施の形態に係るまな板の要部を示す断
面図である。
【符号の説明】 1 まな板 2 流し台 3 シンク 4 前縁部 5 後縁部 6 前側上縁部 7 後側上縁部 8 表面 9 裏面 10 凹溝 11 凹溝 14 握持部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流し台シンクの前側上縁部及び後側上縁
    部に掛け渡して使用できる板状のまな板であって、 上記前側上縁部及び上記後側上縁部にそれぞれ掛止でき
    る前縁部及び後縁部と、 まな板の表面及び/又は裏面において、上記前後の各縁
    部に沿ってそれぞれ形成され、左右両側面に開口する凹
    溝とを備え、 上記各縁部とこれに沿って形成された上記凹溝とによっ
    て、使用者の手指で握持できる握持部を形成した、まな
    板。
  2. 【請求項2】 上記まな板の左右両側面に、上記表面側
    及び上記裏面側に形成された上記凹溝に接続する側部凹
    溝を設けた、請求項1に記載のまな板。
  3. 【請求項3】 上記凹溝及び上記側部凹溝の幅を20m
    mから30mmに、深さを4mmから10mmに設定し
    た請求項1又は請求項2のいずれかに記載のまな板。
  4. 【請求項4】 上記凹溝の近傍において上記凹溝と平行
    に、上記凹溝より深さ及び幅が小さい水切溝を形成し
    た、請求項1から請求項3のいずれかに記載のまな板。
  5. 【請求項5】 上記水切溝を、上記凹溝の両側部に形成
    した請求項4に記載のまな板。
  6. 【請求項6】 上記前縁部及び/又は上記後縁部は、ま
    な板の表面及び/又は裏面から段落ち状に形成された掛
    止面を備えて構成される、請求項1から請求項5のいず
    れかに記載のまな板。
JP2000107930A 2000-04-10 2000-04-10 まな板 Ceased JP2001286405A (ja)

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