JP2015142216A - 識別情報送信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】パケット干渉を抑制できる識別情報送信システムを提供する。
【解決手段】識別情報を送信する識別情報送信手段を備えた移動端末3、及び路側機5を含む識別情報送信システム1であって、前記路側機は、前記識別情報を受信する識別情報受信手段と、前記路側機と前記移動端末との相対距離を推定する相対距離推定手段と、前記識別情報の受信を条件として、前記相対距離が大きいほどデータ量が小さい臨時識別情報を作成する臨時識別情報作成手段と、前記臨時識別情報を送信する臨時識別情報送信手段と、を備え、前記移動端末は、前記臨時識別情報を受信する臨時識別情報受信手段を備え、前記識別情報送信手段は、前記臨時識別情報を受信した後は、前記臨時識別情報を送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、識別情報送信システムに関する。
車両等の移動体に移動端末を搭載し、移動端末が定期的に、識別情報を含むパケットを送信するシステムが知られている。送信されたパケットは、所定の範囲内に到達する。移動端末は、他の移動端末が送信したパケットを受信し、他の移動端末(及び移動端末を搭載した移動体)が所定の範囲内にあることを検出できる(特許文献1参照)。
特開2011−248598号公報
移動端末の数が多くなると、移動端末が送信するパケット同士のパケット干渉が生じ、移動体の検出が阻害されるおそれがある。本発明は以上の点に鑑みなされたものであり、上述した課題を解決できる識別情報送信システムを提供することを目的とする。
本発明の識別情報送信システムは、識別情報を送信する識別情報送信手段を備えた移動端末、及び路側機を含む識別情報送信システムである。路側機は、識別情報を受信する識別情報受信手段と、路側機と移動端末との相対距離を推定する相対距離推定手段と、識別情報の受信を条件として、相対距離が大きいほどデータ量が小さい臨時識別情報を作成する臨時識別情報作成手段と、臨時識別情報を送信する臨時識別情報送信手段とを備える。
また、移動端末は、臨時識別情報を受信する臨時識別情報受信手段を備える。移動端末の識別情報送信手段は、臨時識別情報を受信した後は、臨時識別情報を送信する。
本発明の識別情報送信システムにおいて、臨時識別情報のデータ量は、移動端末と路側機との相対距離が大きいほど、小さい。一般に、相対距離が大きい移動端末が送信するパケットは、それを受信したときの受信電力が小さくなり、パケット干渉が生じた際に誤りが発生し易いが、上記のように、相対距離が大きいほど、臨時識別情報のデータ量を小さくすることで、パケット長が短くなりパケット干渉をおきにくくすることができる。なお、相対距離が小さい移動端末は受信電力が大きいため、パケット干渉が起きても受信できる可能性がある。
臨時識別情報作成手段は、例えば、移動端末と路側機との相対距離に応じて一義的に決まる臨時識別情報を作成することができる。この場合、同じ臨時識別情報を複数の移動端末3で共有することができるので、移動端末の数が増加しても、臨時識別情報の数の増加を抑制することができる。
路側機は、例えば、移動端末の速度を推定する速度推定手段を備え、臨時識別情報作成手段は、移動端末の速度が大きいほど、臨時識別情報のデータ量を小さくすることができる。この場合、速度が大きい移動端末はパケット干渉がおきにくくなるため、一層捕捉しやすくなる。
路側機は、例えば、移動端末から交差点までの相対距離を推定する交差点距離推定手段を備え、臨時識別情報作成手段は、移動端末から交差点までの相対距離が大きいほど、臨時識別情報のデータ量を小さくすることができる。この場合、交差点から遠い移動端末を一層捕捉しやすくなる。
識別情報送信手段は、例えば、臨時識別情報のデータ量が小さいほど(移動端末の速度が大きいほど、あるいは、移動端末から交差点までの相対距離が大きいほど)臨時識別情報の送信電力及び/又は送信頻度を高くすることができる。この場合、速度が大きい移動端末や交差点から遠い移動端末を一層捕捉しやすくなる。
路側機は、例えば、識別情報を受信した移動端末の数を表す情報を送信する移動端末数送信手段を備え、移動端末は、移動端末の数を表す情報を受信する移動端末数受信手段を備え、識別情報送信手段は、移動端末の数が大きいほど、識別情報の送信頻度を低くすることができる。そのことにより、一度路側機に検知された移動端末の送信頻度が下がるため、路側機は、未検知の移動端末との通信を優先して行うことができる。
識別情報送信システム1の構成を表す説明図である。 移動端末3の構成を表すブロック図である。 路側機5の構成を表すブロック図である。 移動端末3が実行する処理を表すフローチャートである。 識別情報を含むパケットを表す説明図である。 臨時識別情報のデータ量と、送信頻度及び送信電力の関係を表す説明図である。 移動端末の数と、送信頻度との関係を表す説明図である。 路側機5が実行する処理を表すフローチャートである。 路側機5が実行する処理を表すフローチャートである。 相対距離D、移動端末の数Yと、臨時識別情報I’のデータ量との関係を表す説明図である。 別形態の識別情報送信システム1の構成を表す説明図である。
本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
<第1の実施形態>
1.識別情報送信システム1の構成
識別情報送信システム1の構成を、図1〜図3に基づき説明する。識別情報送信システム1は、図1に示すように、複数の移動端末3と、路側機5とを含む。移動端末3は、道路101上を移動可能な移動体(例えば、自動車、二輪車、自転車、歩行者等)7に搭載又は携帯されている。移動端末3は、移動体7に固定されているものであってもよいし、移動体7から取り外し、移動体7とは別にユーザが携帯可能なものであってもよい。
移動端末3は、図2に示すように、送信部9、受信部11、識別情報記憶部13、及び送信パラメータ制御部15を備える。送信部9は、識別情報を含むパケットを、無線通信により、定期的に送信する。送信したパケット受信可能な範囲は、移動端末3からの距離が数十メートルの範囲である。なお、識別情報には、移動端末3が当初から記憶している識別情報(以下、通常識別情報Iとする)と、路側機5が作成し、移動端末3に送信する臨時識別情報I’とがある。詳しくは後述する。
受信部11は、路側機5、及び他の移動端末3が送信するパケットを受信する。識別情報記憶部13は、識別情報(通常識別情報I、臨時識別情報I’)を記憶する。
送信パラメータ制御部15は、送信部9が識別情報を含むパケットを送信する際の送信電力と、送信頻度(単位時間当りの送信回数)とを制御する。
路側機5は、図1に示すように、道路101上、又はその近傍に設置されており、さらに詳しくは、交差点103の角に設置されている。路側機5は、図3に示すように、送信部17、受信部19、識別情報記憶部21、及び識別情報作成部23を備えている。
送信部17は、臨時識別情報I’を含むパケットを、無線通信により送信する。受信部19は、移動端末3が送信するパケットを受信する。識別情報記憶部21は、移動端末3から受信した通常識別情報Iと、路側機5で作成した臨時識別情報I’とを記憶する。識別情報作成部23は、臨時識別情報I’を作成する。なお、臨時識別情報I’の作成方法は後述する。
2.識別情報送信システム1が実行する処理
識別情報送信システム1が実行する処理を、図4〜図10に基づき説明する。まず、図4〜図7に基づき、移動端末3が所定時間ごとに繰り返し実行する処理を説明する。
図4のステップ1では、送信するべきパケットを生成する。このパケットの内容は、後述するステップ3にて路側機5からACK(データの受信が正常に完了したことを知らせる応答)を受信したと既に判断した場合と、ACKを未だ受信していない場合とで異なる。
後述するステップ3にて路側機5からACKを受信したと既に判断した場合のパケットは、図5Bに示すように、プリアンブルPと、臨時識別情報I’と、その他のデータX’とから成る。臨時識別情報I’は、路側機5が後述する処理により作成した、移動端末3の識別情報であり、通常識別情報Iよりデータ量が小さい。例えば、通常識別情報Iのデータ量は96bitであり、臨時識別情報I’のデータ量は10bit以下である。臨時識別情報I’のデータ量は、後述するように、10bit以下の範囲内で、所定の条件により変動する。その他のデータX‘は、移動端末3を搭載している移動体7の速度、車種、ハンドル角等のデータである。
一方、ACKを未だ受信していない場合のパケットは、図5Aに示すように、プリアンブルPと、通常識別情報Iと、その他のデータXとから成る。通常識別情報Iは、移動端末3が当初から保持している識別情報であり、上述した臨時識別情報I’よりデータ量が大きい。通常識別情報Iは、例えば、バージョン、製造者コード、商品種別、個体番号等の情報を含むことができる。
その他のデータXは、その他のデータX’と同様に、移動端末3を搭載している移動体7の速度、車種、ハンドル角等のデータである。ただし、その他のデータX’は、その他のデータXに比べて、データを取得する間隔が長く、その結果、データ量が小さい。
図4に戻り、ステップ2では、前記ステップ1で生成したパケットを、送信部9を用いて送信する。なお、移動端末3が路側機5と通信可能な範囲にある場合、路側機5は、移動端末3が送信したパケットを、受信部19を用いて受信できる。また、他の移動端末3も、同様に、パケットを受信可能である。
ステップ3では、ACKを含むパケットを受信部11で受信したか否かを判断する。このACKを含むパケットは、後述する処理において路側機5が作成し、送信したものであり、図5Cに示すように、ACKと、臨時識別情報I’と、移動端末3の数Yと、を含む。なお、移動端末3の数Yについては後述する。
ACKを含むパケットを受信部11で受信した場合はステップ4に進み、受信しなかった場合は本処理を終了する。
ステップ4では、前記ステップ3で受信したパケットに含まれる臨時識別情報I’を識別情報記憶部13に記憶する。なお、この時点以降、前記ステップ1を実行するときは、図5Aに示すパケット(通常識別情報Iを含むパケット)に代えて、図5Bに示すパケット(臨時識別情報I’を含むパケット)を作成し、そのパケットを前記ステップ2で送信する。
ステップ5では、前記ステップ2でパケットを送信するときの送信電力と、パケットの送信頻度とを、臨時識別情報I’を含むパケット用の設定値とする。具体的には、以下のように行う。まず、前記ステップ3で受信したパケットに含まれる臨時識別情報I’のデータ量が、Vより大であるのか、V〜Vの範囲内であるのか、Vより小であるのかを判断する。
ここで、VとVの大小関係は、V<Vである。Vの値は、例えば、4bitとすることができ、Vの値は、例えば、7bitとすることができる。
そして、図6に示すように、臨時識別情報I’のデータ量に応じて、パケットの送信頻度と送信電力を設定する。図6において、ΔHとΔPはともに正の値である。よって、送信頻度及び送信電力は、臨時識別情報I’のデータ量が小さいほど高くなる。
次に、図7に示すように、移動端末3の数Yに基づき、送信頻度を補正する。すなわち、移動端末3の数YがNより大きい場合は、図6に基づき設定した送信頻度から、2ΔHを差し引き、移動端末3の数YがN〜Nの範囲内である場合は、図6に基づき設定した送信頻度から、ΔHを差し引き、移動端末3の数YがNより小の場合は、図6に基づき設定した送信頻度を補正しない。ここで、ΔHは正の値である。よって、この補正により、他の条件が同じであれば、移動端末3の数Yが多いほど、送信頻度は低くなる。
本ステップ5では、以上の処理により、臨時識別情報I’を含むパケットを送信するときの送信電力と、送信頻度とを設定する。この設定以降、前記ステップ2において臨時識別情報I’を含むパケットを送信するときは、設定した送信電力及び送信頻度を用いる。なお、前記ステップ2で通常識別情報Iを含むパケットを送信する場合、その送信電力及び送信頻度は予め設定された固定値である。
また、移動端末3は、上記の処理とは別に、他の移動端末3が送信した、識別情報(通常識別情報I、又は臨時識別情報I’)を含むパケットを、受信部11を用いて受信することができる。このパケットを受信した場合、移動端末3は、図示しないディスプレイやスピーカ等により、他の移動端末3が所定の範囲内に存在することを報知する。こうすることで、移動端末3のユーザは、所定の範囲内に他の移動端末3(及びそれを搭載した移動体7)が存在することを知ることができる。
また、移動端末3は、臨時識別情報I’を含むパケットを送信し始めてから、所定の条件が充足されると、送信するパケットを、通常識別情報Iを含むパケットに戻す。その条件は、以下のうちのいずれか1以上とすることができる。
・臨時識別情報I’を含むパケットを送信し始めてから、所定時間が経過した。
・臨時識別情報I’を含むパケットを送信し始めてから、移動端末3が所定の距離を移動した。
・臨時識別情報I’を含むパケットに対するACKを受信しなくなってから、所定時間が経過した。
次に、路側機5が所定時間ごとに繰り返し実行する処理を図8〜図10に基づき説明する。図8のステップ11では、新規の(過去にその移動端末3からパケットを受信したことがない)移動端末3が送信したパケットを受信部19で受信したか否かを判断する。受信した場合はステップ12に進み、受信しなかった場合は本処理を終了する。
ステップ12では、前記ステップ11で受信したと判断したパケットに含まれる通常識別情報Iを識別情報記憶部21に記憶する。
ステップ13では、前記ステップ12で記憶した通常識別情報Iに対応する臨時識別情報I’を作成する。この処理を図9に基づき説明する。図9のステップ21では、まず、前記ステップ11で受信したパケットの受信信号強度(RSSI)を取得する。自己(路側機5)と、パケットの送信元である移動端末3との相対距離をDとしたとき、相対距離DとRSSIとの間には、前者が大きいほど、後者が小さくなるという相関関係がある。この相関関係を利用し、RSSIから、相対距離Dを推定する。
ステップ22では、まず、前記ステップ11で受信したパケットのRSSIの、単位時間当りの変化量の絶対値|ΔR/Δt|を算出する。移動端末3の速度と、|ΔR/Δt|との間には、前者が大きいほど、後者も大きいという相関関係がある。この相関関係を利用し、|ΔR/Δt|から、移動端末3の速度を推定する。
ステップ23では、前記ステップ21、22の推定結果に基づき、図10に示すように、臨時識別情報I’のデータ量を決定する。すなわち、臨時識別情報I’のデータ量は、相対距離Dが大きいほど、小さくなり、移動端末3の速度が大きいほど、小さくなる。そして、上記のように決定したデータ量を有する臨時識別情報I’を作成する。
図8に戻り、ステップ14では、これまでにパケットを受信した移動端末3の累積数を更新し、更新値を、移動端末3の数Yとする。なお、過去にパケットを受信したことがある移動端末3から再度パケットを受信しても、移動端末3の数Yは増加しない。
ステップ15では、ACKと、前記ステップ13で作成した臨時識別情報I’と、前記ステップ14で更新した移動端末3の数Yと、を含むパケットを、送信部17を用いて送信する。このパケットは、それに含まれる臨時識別情報I’に対応する通常識別情報を有する移動端末3により受信可能である。
また、路側機5は、上記の処理とは別に、移動端末3が送信した、臨時識別情報I’を含むパケットを、受信部19を用いて受信することができる。このパケットを受信した場合、路側機5は、同じパケットを、送信部17を用いて送信する。こうすることで、臨時識別情報I’を含むパケットの送信範囲を拡張することができる。
また、路側機5は、臨時識別情報I’を含むパケットを所定時間しなければ、その臨時識別情報I’を識別情報記憶部21から削除する。臨時識別情報I’を削除した場合、移動端末3の数Yを、その分だけ減少させる。
3.識別情報送信システム1が奏する効果
(1)移動端末3は、路側機5で認識された(通常識別情報Iを含むパケットを受信された)後は、送信するパケットに含む識別情報として、通常識別情報Iに代えて、臨時識別情報I’を使用する。臨時識別情報I’は通常識別情報Iよりデータ量が小さい。そのため、移動端末3が送信するパケット間のパケット干渉を抑制できる。
(2)臨時識別情報I’のデータ量は、移動端末3と路側機5との相対距離Dが大きいほど、小さい。一般に、相対距離Dが大きい移動端末3が送信するパケットは、それを受信したときの受信電力が小さくなり、パケット干渉時に誤り易いが、上記のように、相対距離Dが大きいほど、臨時識別情報I’のデータ量を小さくすることで、その現象を抑制できる。
(3)臨時識別情報I’のデータ量は、移動端末3と路側機5との相対距離Dが大きいほど、小さいので、移動端末3同士で直接パケットを送受信した場合、各移動端末3は、臨時識別情報I’のデータ量に基づき、移動端末3同士の位置関係を把握することができる。
(4)臨時識別情報I’のデータ量は、移動端末3の速度が大きいほど、小さい。また、移動端末3におけるパケットの送信頻度及び送信電力は、臨時識別情報I’のデータ量が小さいほど高い。
よって、識別情報送信システム1では、移動端末3の速度が大きいほど、臨時識別情報I’を含むパケットの送信頻度及び送信電力が高くなる。そのことにより、識別情報送信システム1によれば、速度が大きい移動端末3を優先的に捕捉することができる。
(5)路側機5は、移動端末3の数Yを移動端末3に送信する。移動端末3は、移動端末3の数Yが多いほど、臨時識別情報I’を含むパケットの送信頻度を低くする。そのことにより、路側機5は、未検知の(通常識別情報Iを含むパケットを未だ受信していない)移動端末3との通信を優先して行うことができる。
(6)移動端末3は、その他のデータX‘(臨時識別情報I’と同時に送信されるデータ)のデータ量を、その他のデータX(通常識別情報Iと同時に送信されるデータ)のデータ量より小さくする。そのことにより、臨時識別情報I’を含むパケットのパケット干渉を一層抑制できる。
<他の実施形態>
(1)前記第1の実施形態において、臨時識別情報I’を含むパケットを送信する送信頻度は、臨時識別情報I’のデータ量によらず、一定であってもよい。
(2)前記第1の実施形態において、臨時識別情報I’を含むパケットを送信する送信電力は、臨時識別情報I’のデータ量によらず、一定であってもよい。
(3)前記第1の実施形態において、その他のデータXと、その他のデータX‘とで、データ量は同じであってもよい。
(4)前記第1の実施形態において、路側機5が送信するデータは、移動端末3の数Yを含まなくてもよい。この場合、移動端末3は、臨時識別情報I’を含むパケットを送信する送信頻度を、移動端末3の数Yによらず、一定とすることができる。
(5)前記第1の実施形態において、路側機5は、移動端末3の速度を推定しなくてもよい。この場合、路側機5は、移動端末3の速度には影響されず、相対距離Dに基づき、臨時識別情報I’のデータ量を設定することができる。
(6)前記第1の実施形態において、路側機5は、移動端末3と交差点103との距離Eを推定する手段を有し、その距離Eが大きいほど、臨時識別情報I’のデータ量を小さくすることができる。そして、移動端末3は、臨時識別情報I’のデータ量が小さいほど(移動端末3と交差点103との距離Eが大きいほど)、臨時識別情報I’を含むパケットの送信頻度や送信電力を高くすることができる。この場合、交差点103から遠い移動端末3を優先的に捕捉しやすくなる。
(7)前記第1の実施形態において、臨時識別情報I’は、相対距離Dが同じであれば、同じ(相対距離Dに応じて一義的に決まる)ものとすることができる。この場合、同じ臨時識別情報I’を複数の移動端末3で共有することができるので、移動端末3の数が増加しても、臨時識別情報I’の数の増加を抑制することができる。
(8)前記第1の実施形態において、図11に示すように、交差点103に向う各方路に路側機5を設置することができる。そして、路側機5ごとに、臨時識別情報I’をグループ分けすることができる。この場合、各移動端末3は、受信したパケットに含まれる臨時識別情報I’がどのグループに属するかにより、他の移動端末3がどの方路にいるのかを識別することができる。
(9)前記第1の実施形態において、路側機5は、識別情報記憶部21に記憶した識別情報を、光、電波等により周囲に報知することができる。この場合、交差点103内の事故を抑制できる。
(10)前記第1の実施形態において、相対距離Dを推定する手段は他のものであってもよい。例えば、移動端末3が送信するパケットに移動端末3の位置情報を含め、路側機5は、その位置情報と、自己の位置とから、相対距離Dを算出してもよい。
(11)前記第1の実施形態において、路側機5が移動体3の速度を推定する方法は他の方法であってもよい。例えば、移動端末3から、その位置情報を、所定の時間Δtをおいて繰り返し取得し、位置の変化量とΔtとから、移動端末3の速度を算出してもよい。
1…識別情報送信システム、3…移動端末、5…路側機、7…移動体、9…送信部、11…受信部、13…識別情報記憶部、15…送信パラメータ制御部、17…送信部、19…受信部、21…識別情報記憶部、23…識別情報作成部、101…道路、103…交差点

Claims (6)

  1. 識別情報を送信する識別情報送信手段を備えた移動端末、及び路側機を含む識別情報送信システムであって、
    前記路側機は、
    前記識別情報を受信する識別情報受信手段と、
    前記路側機と前記移動端末との相対距離を推定する相対距離推定手段と、
    前記識別情報の受信を条件として、前記相対距離が大きいほどデータ量が小さい臨時識別情報を作成する臨時識別情報作成手段と、
    前記臨時識別情報を送信する臨時識別情報送信手段と、
    を備え、
    前記移動端末は、前記臨時識別情報を受信する臨時識別情報受信手段を備え、
    前記識別情報送信手段は、前記臨時識別情報を受信した後は、前記臨時識別情報を送信することを特徴とする識別情報送信システム。
  2. 前記臨時識別情報作成手段は、前記相対距離に応じて一義的に決まる前記臨時識別情報を作成することを特徴とする請求項1に記載の識別情報送信システム。
  3. 前記路側機は、前記移動端末の速度を推定する速度推定手段を備え、
    臨時識別情報作成手段は、前記速度が大きいほど、前記臨時識別情報のデータ量を小さくすることを特徴とする請求項1又は2に記載の識別情報送信システム。
  4. 前記路側機は、前記移動端末から交差点までの相対距離を推定する交差点距離推定手段を備え、
    臨時識別情報作成手段は、前記移動端末から交差点までの相対距離が大きいほど、前記臨時識別情報のデータ量を小さくすることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の識別情報送信システム。
  5. 前記識別情報送信手段は、前記臨時識別情報のデータ量が小さいほど、前記臨時識別情報の送信電力及び/又は送信頻度を高くすることを特徴とする請求項3又は4に記載の識別情報送信システム。
  6. 前記路側機は、前記識別情報を受信した前記移動端末の数を表す情報を送信する移動端末数送信手段を備え、
    前記移動端末は、前記移動端末の数を表す情報を受信する移動端末数受信手段を備え、
    前記識別情報送信手段は、前記移動端末の数が大きいほど、前記識別情報の送信頻度を低くすることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の識別情報送信システム。
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