JP2015141290A - 梱包体およびカートリッジの回収方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
未使用の現像カートリッジ1を出荷するときには、ケース本体42と蓋部47とを備える保護ケース41に未使用の現像カートリッジ1を収容した状態で、梱包箱61に梱包して出荷し、交換寿命に達した使用中または使用済みの現像カートリッジ1を回収するときには、保護ケース41に交換寿命に達した現像カートリッジ1を収容した状態で、梱包箱61に梱包せずに回収する。
【選択図】図4
Description
(2)緩衝部は、第1梱包部材の外周面に配置される複数の弾性片であってもよい。
(3)緩衝部は、第2梱包部材の内面に接触するように構成されてもよい。
(4)緩衝部は、本体部と蓋部との間に配置されていてもよい。
(5)本体部および蓋部のそれぞれは、複数の分割体を備えてもよい。この場合、緩衝部は、複数の分割体のうちの隣接する分割体の間に配置されていてもよい。
(6)緩衝部は、第1梱包部材の内面とカートリッジとの間に配置されていてもよい。
(7)第1梱包部材は、カートリッジの外形形状に対応するように凹む凹部を有してもよい。この場合、凹部は、対応しない外形形状を有するカートリッジに対する第1梱包部材の装着を規制してもよい。
(8)カートリッジは、現像剤を担持するように構成される現像剤担持体を備えてもよい。第1梱包部材は、現像剤担持体の周面と間隔を隔てて配置される保護部を備えてもよい。
(9)第1梱包部材は、カートリッジの取り扱いに関する情報が記載されている記載部を有してもよい。
(10)本体部と蓋部との合わせ目を密封するように構成される密封部材をさらに備えてもよい。
(11)本発明のカートリッジの回収方法は、画像形成装置本体に用いられるように構成される未使用のカートリッジに第1梱包部材を装着し、第1梱包部材が装着された未使用のカートリッジを第2梱包部材に収容して出荷する出荷工程と、画像形成装置本体から離脱した使用中または使用済みのカートリッジに第1梱包部材を装着し、第2梱包部材に収容しないで回収する回収工程とを含む。
図1Aおよび図1Bに示すように、カートリッジの一例としての現像カートリッジ1は、現像剤担持体の一例としての現像ローラ2と、供給ローラ3と、層厚規制ブレード4と、トナー収容部5とを備えている。
2.現像カートリッジの使用態様
図2に示すように、画像形成装置の一例としてのプリンタ11は、横置きタイプのダイレクトタンデム型カラープリンタである。
3.現像カートリッジの詳細
現像カートリッジ1は、図1Aおよび図1Bに示すように、現像フレーム31と、駆動部32と、給電部33とを備えている。
4.保護ケース
現像カートリッジ1は、後で詳述するが、梱包されるときに第1梱包部材の一例としての保護ケース41に収容される。
5.現像カートリッジの梱包
(1)出荷時の梱包
未使用の現像カートリッジ1は、製造者から出荷されるとき、すなわち出荷工程において、図5Bに示すように、保護ケース41に収容された状態で、第2梱包部材の一例としての梱包箱61に梱包される。
(2)回収時の梱包
交換寿命に達した使用中または使用済みの現像カートリッジ1は、使用者から回収されるとき、すなわち回収工程において、図4Bに示すように、保護ケース41に収容された状態で、梱包箱61に梱包されずに回収される。
6.作用効果
(1)この現像カートリッジ1の梱包体によれば、図5Aおよび図6に示すように、保護ケース41は、現像カートリッジ1を収容するケース本体42と、ケース本体42に収容された現像カートリッジ1に対する外力を緩衝する緩衝部43とを備えている。
(2)この現像カートリッジ1の梱包体によれば、図5Aに示すように、緩衝部43は、ケース本体42および蓋部47の外面に配置される複数の弾性片である。
(3)この現像カートリッジ1の梱包体によれば、図5Bに示すように、緩衝部43は、梱包箱61の内面に接触する。
(4)この現像カートリッジ1の梱包体によれば、図3および図4Aに示すように、保護ケース41は、現像カートリッジ1の外形形状に対応するように、ケース本体42の内部空間42A、および、蓋部47の受入凹部52を有している。
(5)この現像カートリッジ1の梱包体によれば、図6に示すように、蓋部47の受入凹部52の後端部は、現像ローラ2の周面に沿うように凹んでいる。
(6)この現像カートリッジ1の梱包体によれば、図4Bおよび図5Aに示すように、テープ54により、ケース本体42および蓋部47のそれぞれの合わせ目Fを密封する。
(7)この現像カートリッジの回収方法によれば、図5Bに示すように、現像カートリッジ1を出荷するときには、未使用の現像カートリッジ1を、保護ケース41と梱包箱61とで確実に保護しながら搬送することができる。
7.第2実施形態
以下、図7A、図7B、図8Aおよび図8Bを参照して、本発明の第2実施形態を説明する。なお、第2実施形態において、上記した第1実施形態と同様の部材には同様の符号を付し、その説明を省略する。
(1)第2実施形態の概要
上記した第1実施形態では、保護ケース41の蓋部47は、ケース本体42の後壁40に連結されている。
(2)保護ケース
保護ケース70は、上記した第1実施形態の複数の緩衝部43を有さず、上カバー71と、ケース本体72とを備えている。
(3)現像カートリッジの梱包
(3−1)出荷時の梱包
未使用の現像カートリッジ1を出荷するときには、製造者は、まず、図8Aに示すように、ケース本体72の内部空間72A内に現像カートリッジ1を配置する。
(3−2)回収時の梱包
交換寿命に達した使用中または使用済みの現像カートリッジ1は、使用者から回収されるときには、図8Bに示すように、保護ケース70に収容された状態で、梱包箱61に梱包されずに回収される。
(4)第2実施形態の作用効果
(4−1)第2実施形態における現像カートリッジ1の梱包体によれば、図7A、図7Bおよび図8Bに示すように、緩衝部材73は、1対の側壁44のそれぞれ、前壁46および後壁40の上端部の外面と、上カバー71の周壁部74の内面との間に配置されている。
(4−2)第2実施形態においても、上記した第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
8.第3実施形態
以下、図9および図10を参照して、本発明の第3実施形態を説明する。なお、第3実施形態において、上記した第1実施形態と同様の部材には同様の符号を付し、その説明を省略する。
(1)第3実施形態の概要
上記した第1実施形態では、保護ケース41の蓋部47は、ケース本体42の後壁40に連結されている。
(2)保護ケース
保護ケース80は、上記した第1実施形態の複数の緩衝部43を有さず、蓋部82と、ケース本体81とを備えている。
(3)現像カートリッジの梱包
(3−1)出荷時の梱包
未使用の現像カートリッジ1を出荷するときには、製造者は、ケース本体81内に現像カートリッジ1を配置し、図10に示すように、蓋部82をケース本体81の上端部に被せる。
(3−2)回収時の梱包
交換寿命に達した使用中または使用済みの現像カートリッジ1は、使用者から回収されるときには、図10に示すように、保護ケース80に収容された状態で、梱包箱61に梱包されずに回収される。
(4)第3実施形態の作用効果
第3実施形態においても、上記した第1実施形態および第2実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
9.第4実施形態
以下、図11および図12を参照して、本発明の第4実施形態を説明する。なお、第4実施形態において、上記した第3実施形態と同様の部材には同様の符号を付し、その説明を省略する。
(1)第4実施形態の概要
上記した第3実施形態では、保護ケース80の蓋部82およびケース本体81のそれぞれは、1つの部材として構成されている。
(2)現像カートリッジの梱包
(2−1)出荷時の梱包
未使用の現像カートリッジ1を出荷するときには、製造者は、ケース本体92内に現像カートリッジ1を配置し、蓋部91をケース本体92の上端部に被せる。
(2−2)回収時の梱包
交換寿命に達した使用中または使用済みの現像カートリッジ1は、使用者から回収されるときには、上記した第3実施形態と同様に、保護ケース90に収容された状態で、梱包箱61に梱包されずに回収される。
(3)第4実施形態の作用効果
(3−1)第4実施形態における現像カートリッジ1の梱包体によれば、図12に示すように、緩衝部材94は、複数の被覆部93のそれぞれの間に配置されている。
(3−2)第4実施形態における現像カートリッジ1の梱包体によれば、図12に示すように、複数の被覆部93のうちの1つは、現像カートリッジ1の取り扱いに関する情報が記載されるラベル95を有している。
(3−3)第4実施形態においても、上記した第3実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
10.第5実施形態
以下、図13A、図13Bおよび図13Cを参照して、本発明の第5実施形態を説明する。なお、第5実施形態において、上記した第1実施形態と同様の部材には同様の符号を付し、その説明を省略する。
(1)第5実施形態の概要
上記した第1実施形態では、保護ケース41は、ケース本体42、蓋部47、および、複数の緩衝部43を一体的に備えている。
(2)現像カートリッジの梱包
(2−1)出荷時の梱包
未使用の現像カートリッジ1を出荷するときには、製造者は、図13Bに示すように、ケース筐体(ケース本体42および蓋部47)で現像カートリッジ1を収容し、ケース筐体の左右両端部のそれぞれに、別途、緩衝部材101を組み付ける。
(2−2)回収時の梱包
交換寿命に達した使用中または使用済みの現像カートリッジ1は、使用者から回収されるときには、ケース筐体に収容された状態で、梱包箱61に梱包されずに回収される。
(3)第5実施形態の作用効果
第5実施形態においても、上記した第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
11.第6実施形態
以下、図14、図15Aおよび図15Bを参照して、本発明の第6実施形態を説明する。なお、第6実施形態において、上記した第1実施形態と同様の部材には同様の符号を付し、その説明を省略する。
(1)第6実施形態
上記した第1実施形態では、保護ケース41のケース本体42は、1対の側壁44、下壁45、前壁46および後壁40を一体的に備えている。
(2)保護ケース
ケース本体111は、図14および図15Bに示すように、1対のガイド溝113と、2つの係合穴115とを備えている。
(3)現像カートリッジの梱包
(3−1)出荷時の梱包
未使用の現像カートリッジ1を出荷するときには、製造者は、図14に示すように、ケース本体111の内部空間111A内に現像カートリッジ1を配置する。
(3−2)回収時の梱包
交換寿命に達した使用中または使用済みの現像カートリッジ1は、使用者から回収されるときには、上記したように、保護ケース110に収容された状態で、梱包箱61に梱包されずに回収される。
(4)第6実施形態の作用効果
第6実施形態においても、上記した第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
12.第7実施形態
以下、図16A、図16B、図17および図18を参照して、本発明の第7実施形態を説明する。なお、第7実施形態において、上記した第1実施形態と同様の部材には同様の符号を付し、その説明を省略する。
(1)第7実施形態の概要
上記した第1実施形態では、保護ケース41は、その外面において、複数の緩衝部43を一体的に備えている。
(2)保護ケース
複数の緩衝部材121のそれぞれは、図16Aおよび図16Bに示すように、蓋部47の受入凹部52の左右方向両端部内、ケース本体42の内部空間42Aの左右方向両端部内、左方の側壁44Lの嵌合凹部48内、および、右方の側壁44Rの嵌合凹部49内のそれぞれに配置されている。複数の緩衝部材121のそれぞれは、スポンジやゴムなどの弾性を有する材料からなり、略平板形状を有している。
(3)現像カートリッジの梱包
(3−1)出荷時の梱包
未使用の現像カートリッジ1を出荷するときには、製造者は、図17に示し、上記した第1実施形態と同様に、ケース本体42の内部空間42A内に現像カートリッジ1を配置する。
(3−2)回収時の梱包
交換寿命に達した使用中または使用済みの現像カートリッジ1は、使用者から回収されるときには、図18に示すように、保護ケース120に収容された状態で、梱包箱61に梱包されずに回収される。
(4)第7実施形態の作用効果
(4−1)第7実施形態における現像カートリッジ1の梱包体によれば、図16Aに示すように、緩衝部材121は、ケース本体42および蓋部47の内面と、現像カートリッジ1との間に配置されている。
(4−2)第7実施形態においても、上記した第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
13.第8実施形態
以下、図19Aおよび図19Bを参照して、本発明の第8実施形態を説明する。なお、第8実施形態において、上記した第1実施形態と同様の部材には同様の符号を付し、その説明を省略する。
(1)第8実施形態の概要
上記した第1実施形態では、ケース本体42に、現像カートリッジ1の駆動部32の突出部32Aの外形形状に対応する嵌合凹部48、および、現像カートリッジ1の給電部33の突出部33Aの外形形状に対応する嵌合凹部49を設け、駆動部32や給電部33の外形形状が異なるカートリッジがケース本体42に収容されることを、規制している。
(2)現像カートリッジ
現像カートリッジ1は、図19Aに示すように、複数のリブ131を備えている。
(3)保護ケース
保護ケース41は、図19Bに示すように、複数の嵌合凹部132を有している。
(4)現像カートリッジの梱包
(4−1)出荷時の梱包
未使用の現像カートリッジ1を出荷するときには、製造者は、上記した第1実施形態と同様に、ケース本体42の内部空間42A内に現像カートリッジ1を配置する。
(4−2)回収時の梱包
交換寿命に達した使用中または使用済みの現像カートリッジ1は、上記した第1実施形態と同様に、使用者から回収されるときには、図4Bに示すように、保護ケース41に収容された状態で、梱包箱61に梱包されずに回収される。
(5)第8実施形態の作用効果
第8実施形態においても、上記した第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
14.変形例
上記した各実施形態では、現像カートリッジ1をカートリッジの一例として説明している。
2 現像ローラ
12 本体ケーシング
13 プロセスカートリッジ
40 後壁
41 保護ケース
42 ケース本体
42A 内部空間
43 緩衝部材
44 側壁
44L 側壁
44R 側壁
45 下壁
46 前壁
47 蓋部
50 係合穴
52 受入凹部
53 係合爪
61 梱包箱
70 保護ケース
71 上カバー
72 ケース本体
72A 内部空間
73 緩衝部材
80 保護ケース
81 ケース本体
82 蓋部
83 緩衝部材
90 保護ケース
91 蓋部
92 ケース本体
93 被覆部
94 緩衝部材
95 ラベル
100 保護ケース
101 緩衝部材
110 保護ケース
111 ケース本体
111A 内部空間
112 上カバー
115 係合穴
116 係合爪
120 保護ケース
121 緩衝部材
Claims (12)
- 画像形成装置本体に用いられるように構成されるカートリッジと、
前記カートリッジを収容するように構成される収容部と前記カートリッジが通過するように構成される開口とを有する本体部と、前記開口を閉鎖するように構成される蓋部と、前記収容部内に収容された前記カートリッジに対する外力を緩衝するように構成される緩衝部とを備え、前記カートリッジを梱包するように構成される第1梱包部材と、
前記カートリッジを梱包した状態の前記第1梱包部材を梱包する第2梱包部材と
を有する
ことを特徴とする、梱包体。 - 前記緩衝部は、前記第1梱包部材の外周面に配置される複数の弾性片であることを特徴とする、請求項1に記載の梱包体。
- 前記緩衝部は、前記第2梱包部材の内面に接触するように構成されることを特徴とする、請求項2に記載の梱包体。
- 前記緩衝部は、前記本体部と前記蓋部との間に配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の梱包体。
- 前記本体部および前記蓋部のそれぞれは、複数の分割体を備え、
前記緩衝部は、前記複数の分割体のうちの隣接する分割体の間に配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の梱包体。 - 前記緩衝部は、前記第1梱包部材の内面と前記カートリッジとの間に配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の梱包体。
- 前記第1梱包部材は、前記カートリッジの外形形状に対応するように凹む凹部を有し、
前記凹部は、対応しない外形形状を有するカートリッジに対する前記第1梱包部材の装着を規制することを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の梱包体。 - 前記カートリッジは、現像剤を担持するように構成される現像剤担持体を備え、
前記第1梱包部材は、前記現像剤担持体の周面と間隔を隔てて配置される保護部を備えることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載の梱包体。 - 前記第1梱包部材は、前記カートリッジの取り扱いに関する情報が記載されている記載部を有することを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載の梱包体。
- 前記本体部と前記蓋部との合わせ目を密封するように構成される密封部材をさらに備えることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載の梱包体。
- 画像形成装置本体に用いられるように構成される未使用のカートリッジに第1梱包部材を装着し、前記第1梱包部材が装着された前記未使用のカートリッジを第2梱包部材に収容して出荷する出荷工程と、
前記画像形成装置本体から離脱した使用中または使用済みのカートリッジに前記第1梱包部材を装着し、前記第2梱包部材に収容しないで回収する回収工程と
を含むことを特徴とする、カートリッジの回収方法。 - 前記第1梱包部材は、前記カートリッジの外形形状に対応するように凹む凹部を有し、
前記凹部は、対応しない外形形状を有するカートリッジに対する前記第1梱包部材の装着を規制することを特徴とする、請求項11に記載のカートリッジの回収方法。
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