JP2015141290A - 梱包体およびカートリッジの回収方法 - Google Patents

梱包体およびカートリッジの回収方法 Download PDF

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Nao Itabashi
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Abstract

【課題】カートリッジの損傷を抑制できる梱包体、および、そのカートリッジの回収方法を提供すること。
【解決手段】
未使用の現像カートリッジ1を出荷するときには、ケース本体42と蓋部47とを備える保護ケース41に未使用の現像カートリッジ1を収容した状態で、梱包箱61に梱包して出荷し、交換寿命に達した使用中または使用済みの現像カートリッジ1を回収するときには、保護ケース41に交換寿命に達した現像カートリッジ1を収容した状態で、梱包箱61に梱包せずに回収する。
【選択図】図4

Description

本発明は、電子写真方式が採用される画像形成装置に装着されるカートリッジの梱包体、および、そのカートリッジの回収方法に関する。
電子写真方式の画像形成装置に装着されるカートリッジとして、現像剤を収容し、現像剤を担持する現像ローラを備える現像カートリッジが知られている。
このような現像カートリッジを出荷、搬送するときには、現像ローラに接触される層厚規制ブレードを押圧しながら現像ローラを覆うブレード押圧部材を現像カートリッジに装着し、さらに緩衝部材で固定しながら梱包箱内に梱包することが提案されている(例えば、下記特許文献1参照。)。
特開2013−73087号公報
上記特許文献1では、ブレード押圧部材や緩衝部材などの複数の部材を用いて梱包している。
ここで、使用済みの現像カートリッジを回収するときなど、緩衝部材が現像カートリッジに装着されていない状態で、現像カートリッジが梱包されている場合がある。
この場合、搬送時の外乱により、現像カートリッジの各部が損傷するおそれがある。
そこで、本発明の目的は、カートリッジの損傷を抑制できる梱包体、および、そのカートリッジの回収方法を提供することにある。
(1)上記した目的を達成するため、本発明の梱包体は、画像形成装置本体に用いられるように構成されるカートリッジと、カートリッジを梱包するように構成される第1梱包部材と、カートリッジを梱包した状態の第1梱包部材を梱包する第2梱包部材とを有する。
第1梱包部材は、本体部と、蓋部と、緩衝部とを備える。本体部は、カートリッジを収容するように構成される収容部と、カートリッジが通過するように構成される開口とを有する。蓋部は、開口を閉鎖するように構成される。緩衝部は、収容部内に収容されたカートリッジに対する外力を緩衝するように構成される。
このような構成によれば、緩衝部材を別途設けることなく、第1梱包部材によって、カートリッジに対する外力を緩衝できる。
そのため、交換寿命に達したカートリッジを回収するときに、別途、緩衝部材を設けなくても、カートリッジに第1梱包部材を装着することにより、カートリッジを保護することができる。
その結果、カートリッジの損傷を抑制できる。
(2)緩衝部は、第1梱包部材の外周面に配置される複数の弾性片であってもよい。
このような構成によれば、外力が第1梱包部材の外周面に作用することを抑制できる。
(3)緩衝部は、第2梱包部材の内面に接触するように構成されてもよい。
このような構成によれば、第1梱包部材と第2梱包部材との間において、カートリッジに対する外力を緩衝できる。
(4)緩衝部は、本体部と蓋部との間に配置されていてもよい。
このような構成によれば、本体部と蓋部とが組み合わされる方向において、カートリッジに対する外力を緩衝できる。
(5)本体部および蓋部のそれぞれは、複数の分割体を備えてもよい。この場合、緩衝部は、複数の分割体のうちの隣接する分割体の間に配置されていてもよい。
このような構成によれば、複数の分割体が互いに隣接する方向において、カートリッジに対する外力を緩衝できる。
(6)緩衝部は、第1梱包部材の内面とカートリッジとの間に配置されていてもよい。
このような構成によれば、第1梱包部材の内側において、外力がカートリッジに作用することを抑制できる。
(7)第1梱包部材は、カートリッジの外形形状に対応するように凹む凹部を有してもよい。この場合、凹部は、対応しない外形形状を有するカートリッジに対する第1梱包部材の装着を規制してもよい。
このような構成によれば、対応する外形形状を有するカートリッジを、凹部内に嵌めて、第1梱包部材に対して位置固定することができる。
そのため、搬送時の外乱によって第1梱包部材に対してカートリッジが移動することを抑制できる。
その結果、カートリッジの損傷をより抑制できる。
また、凹部がカートリッジの外形形状に対応することにより、凹部の形状に対応しない外形形状を有するカートリッジに対する第1梱包部材の装着を規制できる。
これにより、対応するカートリッジに対して確実に第1梱包部材を装着でき、カートリッジの損傷をより抑制できる。
(8)カートリッジは、現像剤を担持するように構成される現像剤担持体を備えてもよい。第1梱包部材は、現像剤担持体の周面と間隔を隔てて配置される保護部を備えてもよい。
このような構成によれば、現像剤担持体を、より確実に保護できる。
(9)第1梱包部材は、カートリッジの取り扱いに関する情報が記載されている記載部を有してもよい。
このような構成によれば、第1梱包部材を利用して、カートリッジの取り扱いに関する情報を使用者に知らせることができる。
(10)本体部と蓋部との合わせ目を密封するように構成される密封部材をさらに備えてもよい。
このような構成によれば、第1梱包部材によって、カートリッジを密封することができる。
その結果、カートリッジの梱包の簡略化を図ることができる。
(11)本発明のカートリッジの回収方法は、画像形成装置本体に用いられるように構成される未使用のカートリッジに第1梱包部材を装着し、第1梱包部材が装着された未使用のカートリッジを第2梱包部材に収容して出荷する出荷工程と、画像形成装置本体から離脱した使用中または使用済みのカートリッジに第1梱包部材を装着し、第2梱包部材に収容しないで回収する回収工程とを含む。
このような方法によれば、カートリッジを出荷するときには、未使用のカートリッジを、第1梱包部材と第2梱包部材とで確実に保護しながら搬送することができる。
また、カートリッジを回収するときには、使用中または使用済みのカートリッジに第1梱包部材のみを装着し、カートリッジを簡易な構成で保護しながら搬送することができる。
本発明の梱包体によれば、カートリッジの損傷を抑制できる。
また、本発明のカートリッジの回収方法によれば、カートリッジを出荷するときに、未使用のカートリッジを確実に保護しながら搬送することができながら、カートリッジを回収するときには、使用中または使用済みのカートリッジを簡易な構成で保護しながら搬送することができる。
図1Aは、現像カートリッジの左前方から見た斜視図である。図1Bは、図1Aに示す現像カートリッジの中央断面図である。 図2は、図1Aに示す現像カートリッジが装着されるプリンタ1の中央断面図である。 図3は、図1Aに示す現像カートリッジを収容する保護ケースの第1実施形態を示し、左前から見た斜視図である。なお、蓋部材は開位置に位置している。 図4Aは、現像カートリッジの梱包を説明する説明図であって、現像カートリッジをケース本体の内部空間に嵌めた状態を示す。図4Bは、図4Aに続いて、現像カートリッジの梱包を説明する説明図であって、蓋部材を閉位置に位置させた状態を示す。 図5Aは、図4Bに続いて、現像カートリッジの梱包を説明する説明図であって、ケース本体と蓋部材との合わせ目にテープを貼付した状態を示す。図5Bは、図5Aに続いて、現像カートリッジの梱包を説明する説明図であって、現像カートリッジを密封した保護ケースを梱包箱に梱包する様子を示す。 図6は、図5Aに示す現像カートリッジを密封した保護ケースの中央断面図である。 図7Aは、第2実施形態の保護ケースの上カバーを後下方から見た斜視図である。図7Bは、第2実施形態の保護ケースの下カバーを左前方から見た斜視図である。 図8Aは、第2実施形態における現像カートリッジの梱包を説明する説明図であって、現像カートリッジを下カバーの内部空間に嵌めた状態を示す。図8Bは、図8Aに続いて、第2実施形態における現像カートリッジの梱包を説明する説明図であって、下カバーの上端部に上カバーを嵌めた状態を示す。 図9は、第3実施形態の保護ケースを説明する説明図である。 図10は、第3実施形態の保護ケース内に現像カートリッジを収容した状態を示す。 図11は、第4実施形態の保護ケースを説明する説明図である。 図12は、第4実施形態の保護ケース内に現像カートリッジを収容した状態を示す。 図13Aは、第5実施形態における現像カートリッジの梱包を説明する説明図であって、保護ケースの左右方向両方に緩衝部材を配置した状態を示す。図13Bは、図13Aに続いて、第5実施形態における現像カートリッジの梱包を説明する説明図であって、保護ケースの左右方向両端部に緩衝部材を装着した状態を示す。図13Cは、図13Bに続いて、第5実施形態における現像カートリッジの梱包を説明する説明図であって、緩衝部材が装着された保護ケースを梱包箱に梱包した状態を示す。 図14は、第6実施形態の保護ケースを説明する説明図である。 図15Aは、第6実施形態における現像カートリッジの梱包を説明する説明図である。図15Bは、図15Aに示す保護ケースの右端部を右下方から見た斜視図である。 図16Aは、第7実施形態の保護ケースを説明する説明図である。図16Bは、図16Aに示す保護ケースの平面図である。 図17は、第7実施形態における現像カートリッジの梱包を説明する説明図である。 図18は、第7実施形態であって、現像カートリッジを収容した保護ケースの中央断面図である。 図19Aは、現像カートリッジのリブを説明する説明図である。図19Bは、第8実施形態の保護ケースを説明する説明図である。
1.現像カートリッジの概略
図1Aおよび図1Bに示すように、カートリッジの一例としての現像カートリッジ1は、現像剤担持体の一例としての現像ローラ2と、供給ローラ3と、層厚規制ブレード4と、トナー収容部5とを備えている。
なお、以下の説明において、現像カートリッジ1の方向に言及するときには、現像カートリッジ1を水平に載置した状態を基準とする。具体的には、図1Aの方向矢印を基準とする。
現像ローラ2は、現像カートリッジ1の後端部に回転可能に支持されている。現像ローラ2は、左右方向に延びる略円柱形状を有している。
供給ローラ3は、現像ローラ2の前下方において、現像カートリッジ1に回転可能に支持されている。供給ローラ3は、左右方向に延びる略円柱形状を有している。供給ローラ3は、現像ローラ2の前下端部に接触している。
層厚規制ブレード4は、現像ローラ2の前上方に配置されている。層厚規制ブレード4は、現像ローラ2の前端部に接触している。
トナー収容部5は、供給ローラ3および層厚規制ブレード4の前方に配置されている。トナー収容部5は、現像剤の一例としてのトナーを収容するように構成されている。
2.現像カートリッジの使用態様
図2に示すように、画像形成装置の一例としてのプリンタ11は、横置きタイプのダイレクトタンデム型カラープリンタである。
なお、以下の説明において、プリンタ11の方向に言及するときには、プリンタ11を水平に載置した状態を上下の基準とする。すなわち、図2では、紙面上方が上方であり、紙面下方が下方である。また、紙面右方が前方であり、紙面左方が後方である。また、プリンタ11を前方から見たときを左右の基準とする。すなわち、紙面手前が左方であり、紙面奥が右方である。
プリンタ11は、画像形成装置本体の一例としてのプリンタ本体12と、複数のプロセスカートリッジ13と、複数のLEDユニット14と、転写ユニット15と、定着ユニット16とを備えている。
プリンタ本体12は、略ボックス形状を有している。プリンタ本体12は、開口部17と、トップカバー18と、給紙トレイ19とを有している。
開口部17は、プリンタ本体12の上端部に配置されている。開口部17は、複数のプロセスカートリッジ13の通過を許容するように、プリンタ本体12の内外を上下方向に連通している。
トップカバー18は、プリンタ本体12の上端部に配置されている。トップカバー18は、前後方向に延びる略平板形状を有している。トップカバー18は、その後端部においてプリンタ本体12の後壁に揺動可能に支持されている。トップカバー18は、図2中に仮想線で示すように、その後端部を支点として上下に揺動することによって開口部17を開閉する。トップカバー18は、排紙トレイ20を有している。
排紙トレイ20は、トップカバー18の前後方向略中央に配置されている。排紙トレイ20は、用紙Pが載置されるように、トップカバー18の上面から下方へ凹んでいる。
給紙トレイ19は、プリンタ本体12の底部に配置されている。給紙トレイ19は、用紙Pを収容するように構成されている。
複数のプロセスカートリッジ13のそれぞれは、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのうちの1つに対応し、プリンタ本体12内において互いに前後方向に間隔を隔てて並列配置されている。複数のプロセスカートリッジ13のそれぞれは、開口部17を介して、プリンタ本体12に対して装着または離脱するように構成されている。複数のプロセスカートリッジ13のそれぞれは、ドラムカートリッジ21と、上記した現像カートリッジ1とを備えている。
ドラムカートリッジ21は、感光ドラム22と、スコロトロン型帯電器23とを備えている。
感光ドラム22は、左右方向に延びる略円筒形状を有している。感光ドラム22、ドラムカートリッジ21の後下端部に回転可能に支持されている。
スコロトロン型帯電器23は、感光ドラム22の後上方に間隔を隔てて対向配置されている。
現像カートリッジ1は、感光ドラム22の前上方において、その後端部が後下方を向くようにドラムカートリッジ21に装着されている。現像カートリッジ1の現像ローラ2は、感光ドラム22の前上端部に接触している。現像カートリッジ1は、ドラムカートリッジ21に対して装着または離脱するように構成されている。
複数のLEDユニット14のそれぞれは、複数のプロセスカートリッジ13のそれぞれの感光ドラム22の上方に配置されるように、トップカバー18に支持されている。
転写ユニット15は、複数のプロセスカートリッジ13のそれぞれの下方に配置されている。転写ユニット15は、駆動ローラ24と、従動ローラ25と、搬送ベルト26と、複数の転写ローラ27とを備えている。
駆動ローラ24は、転写ユニット15の後端部に回転可能に支持されている。
従動ローラ25は、転写ユニット15の前端部に回転可能に支持されている。
搬送ベルト26は、駆動ローラ24および従動ローラ25の周りに掛け渡されている。搬送ベルト26の上方部分は、複数の感光ドラム22のそれぞれの下端部に接触している。搬送ベルト26は、駆動ローラ24の駆動および従動ローラ25の従動により、その上方部分が前方から後方に向かって移動するように周回移動する。
複数の転写ローラ27のそれぞれは、複数の感光ドラム22のそれぞれの下方に配置されている。複数の転写ローラ27のそれぞれは、搬送ベルト26の上方部分の下面に接触している。
定着ユニット16は、転写ユニット15の後方に配置されている。定着ユニット16は、加熱ローラ28と、加熱ローラ28の後下端部に接触する加圧ローラ29とを備えている。
そして、プリンタ11が画像形成動作を開始すると、スコロトロン型帯電器23は、感光ドラム22の表面を一様に帯電する。その後、LEDユニット14は、感光ドラム22の表面を露光する。これにより、画像データに基づく静電潜像が、感光ドラム22の表面に形成される。
また、供給ローラ3は、現像カートリッジ1内のトナーを現像ローラ2に供給する。このとき、トナーは、現像ローラ2と供給ローラ3との間で正極性に摩擦帯電され、現像ローラ2上に担持される。
そして、現像ローラ2は、担持されたトナーを、感光ドラム22の表面上の静電潜像に供給する。これにより、トナー像が、感光ドラム22の表面上に担持される。
用紙Pは、各種ローラの回転により、給紙トレイ19から前上方へ搬送された後、後上方へUターンされて、所定のタイミングで1枚ずつ、最前方の感光ドラム22と搬送ベルト26との間に給紙される。その後、用紙Pは、搬送ベルト26によって前方から後方へ向かって搬送される。感光ドラム22上のトナー像は、用紙Pが感光ドラム22と転写ローラ27との間を通過するときに、用紙Pに転写される。
その後、用紙Pは、加熱ローラ28と加圧ローラ29との間を通過するときに加熱および加圧される。このとき、用紙P上のトナー像は、用紙Pに熱定着される。その後、用紙Pは、排紙トレイ20に排紙される。
3.現像カートリッジの詳細
現像カートリッジ1は、図1Aおよび図1Bに示すように、現像フレーム31と、駆動部32と、給電部33とを備えている。
現像フレーム31は、左右方向に延び、後端部が解放された略角筒形状を有している。現像フレーム31は、1対の側壁34と、下壁35と、前壁36と、上壁37とを備えている。
1対の側壁34のそれぞれは、現像フレーム31の左右方向両端部のそれぞれに配置されている。1対の側壁34のそれぞれは、前後方向に延びる側面視略矩形の平板形状を有している。
下壁35は、現像フレーム31の下端部に配置されている。下壁35の左右方向両端部のそれぞれは、1対の側壁34のそれぞれの下端部に連続している。
前壁36は、現像フレーム31の前端部に配置されている。前壁36は、下壁35の前端部に連続して上方へ延びる略平板形状を有している。前壁36の左右両端部のそれぞれは、1対の側壁34のそれぞれの前端部に連続している。前壁36は、把持部38を有している。
把持部38は、前壁36の上端部の左右方向中央から前方へ突出し、左右方向に延びる略平板形状を有している。
上壁37は、現像フレーム31の上端部に配置されている。上壁37は、左右方向に延びる略平板形状を有している。上壁37の前端部は、前壁36の上端部に連続している。上壁37の左右両端部のそれぞれは、1対の側壁34のそれぞれの上端部に連続している。
駆動部32は、現像フレーム31の左端部に支持されている。駆動部32は、左右方向に延びる略角筒形状を有している。駆動部32は、突出部32Aと、カップリング部材32Bとを備えている。
突出部32Aは、駆動部32の前後方向略中央の左面から左方へ突出する略円筒形状を有している。
カップリング部材32Bは、突出部32A内に配置されている。カップリング部材32Bは、左右方向に延びる略円筒形状を有している。カップリング部材32Bは、プリンタ本体12からの駆動力を受けて回転するように構成されている。カップリング部材32Bに入力された駆動力は、駆動部32内の図示しないギア列を介して、現像ローラ2および供給ローラ3に伝達される。
給電部33は、現像フレーム31の右端部に支持されている。給電部33は、左右方向に延びる略角筒形状を有している。給電部33は、突出部33Aと、電極部材33Bとを備えている。
突出部33Aは、給電部33の左面から左方へ突出する前後方向に長い略角筒形状を有している。
電極部材33Bは、突出部33Aの前後方向途中に配置されている。電極部材33Bは、左右方向に延びる略円柱形状を有している。電極部材33Bは、プリンタ本体12からの電力を受けるように構成されている。電極部材33Bに入力された電力は、現像ローラ2および供給ローラ3に供給される。
4.保護ケース
現像カートリッジ1は、後で詳述するが、梱包されるときに第1梱包部材の一例としての保護ケース41に収容される。
保護ケース41は、図3に示すように、左右方向に長い略ボックス形状を有している。保護ケース41は、本体部の一例としてのケース本体42と、蓋部47と、複数の緩衝部43とを備えている。
ケース本体42は、上端部が解放された左右方向に長い略ボックス形状を有している。ケース本体42は、1対の側壁44と、下壁45と、前壁46とを、互いに密接するように、すなわち連続的かつ一体的に備えている。
1対の側壁44のそれぞれは、ケース本体42の左右方向両端部のそれぞれに配置されている。1対の側壁44のそれぞれは、前後方向に延びる側面視略矩形状を有している。左方の側壁44Lは、凹部の一例としての嵌合凹部48を有している。右方の側壁44Rは、凹部の一例としての嵌合凹部49を有している。
嵌合凹部48は、左方の側壁44Lの右半分に配置されている。嵌合凹部48は、左方の側壁44Lの上面から下方へ凹んでいる。嵌合凹部48は、現像カートリッジ1の駆動部32の突出部32Aの外形形状に対応している。嵌合凹部49の前後方向寸法は、突出部32Aの前後方向寸法とほぼ同じである。嵌合凹部49は、突出部32Aを受け入れる。
嵌合凹部49は、右方の側壁44Rの左半分に配置されている。嵌合凹部49は、右方の側壁44Rの上面から下方へ凹んでいる。嵌合凹部49は、現像カートリッジ1の給電部33の突出部33Aの外形形状に対応している。嵌合凹部49の前後方向寸法は、突出部33Aの前後方向寸法とほぼ同じである。嵌合凹部49は、突出部33Aを受け入れる。
下壁45は、ケース本体42の下端部に配置されている。下壁45は、左右方向に延びる略平板形状を有している。下壁45の左右方向両端部のそれぞれは、1対の側壁44のそれぞれの下端部に連続している。
前壁46は、ケース本体42の前端部に配置されている。前壁46は、左右方向に延びる略平板形状を有している。前壁46の左右方向両端部のそれぞれは、1対の側壁44のそれぞれの前端部に連続している。前壁46の下端部は、下壁45の前端部に連続している。前壁46は、複数の係合穴50と、受入部51とを有する。
複数の係合穴50のそれぞれは、前壁46の右半分と左半分とに1つずつ配置されている。複数の係合穴50のそれぞれは、正面視略矩形状を有している。複数の係合穴50のそれぞれは、前壁46を前後方向に貫通している。
受入部51は、前壁46の左右方向略中央に配置されている。受入部51は、前壁46の上面から下方へ凹み、上端部が解放された略U字形状を有している。受入部51の左右方向寸法は、現像カートリッジ1の把持部38の左右方向寸法とほぼ同じである。受入部51は、把持部38を受け入れる。
後壁40は、ケース本体42の後端部に配置されている。後壁40は、左右方向に延びる略平板形状を有している。後壁40の左右方向両端部のそれぞれは、1対の側壁44のそれぞれの後端部に連続している。後壁40の下端部は、下壁45の後端部に連続している。後壁40は、1対の側壁44、下壁45および前壁46とともに、ケース本体42の内部空間42Aを画定する。ケース本体42の内部空間42Aは、収容部の一例である。ケース本体42の内部空間42Aの上端部42Bは、開口の一例である。内部空間42Aの前後方向寸法および左右方向寸法は、現像カートリッジ1の前後方向寸法および左右方向寸法とほぼ同じである。
蓋部47は、ケース本体42の上方に配置されている。蓋部47は、左右方向に延びる平面視略矩形の平板形状を有している。蓋部47は、その後端部が後壁40の上端部に連続している以外は、ケース本体42に対して分割されている。蓋部47は、その後端部を支点として、ケース本体42の上端部を開放する開位置(図3参照)と、ケース本体42の上端部を閉鎖する閉位置(図4B参照)とに揺動可能である。なお、以下の説明において、蓋部47の方向に言及するときには、蓋部47が閉位置に位置した状態を基準とする。蓋部47は、凹部の一例としての受入凹部52と、複数の係合爪53とを有する。
受入凹部52は、蓋部47の下面から上方へ凹む平面視略矩形状を有している。受入凹部52の前後方向寸法は、現像カートリッジ1の前後方向寸法とほぼ同じである。受入凹部52の左右方向寸法は、現像カートリッジ1の左右方向寸法よりも長い。受入凹部52は、現像カートリッジ1の上壁37、駆動部32の上端部、給電部33の上端部、および現像ローラ2の上端部を受け入れる。
複数の係合爪53のそれぞれは、蓋部47の右半分と左半分とに1つずつ配置されている。複数の係合爪53のそれぞれは、蓋部47の前端部から下方へ突出し、その下端部が前方へ屈曲する略鉤形状を有している。
複数の緩衝部43のそれぞれは、1対の側壁44の下端部、下壁45の4隅、前壁46の左右方向両端部、後壁40の左右方向両端部、蓋部47の左右方向両側面、蓋部47の前面の左右方向両端部、蓋部47の後面の左右方向両端部、および、蓋部47の上面の4隅のそれぞれの外方に配置されている。
詳しくは、1対の側壁44の下端部、および、蓋部47の左右方向両側面のそれぞれに配置される左右の緩衝部43は、前後方向に屈曲しながら延びる略屈曲板形状を有している。左右の緩衝部43の前後方向両端部は、左右方向内方へ屈曲し、その左右方向内方端部において側壁44または蓋部47の左右方向外面に連続している。左右の緩衝部43の前後方向中央は、側壁44または蓋部47の左右方向外面と間隔を隔てて向かい合っている。
また、下壁45の4隅、および、蓋部47の上面の4隅のそれぞれに配置される上下の緩衝部43は、左右方向に屈曲しながら延びる略屈曲板形状を有している。上下の緩衝部43の左右方向両端部は、上下方向内方へ屈曲し、その上下方向内方端部において下壁45または蓋部47の上下方向外面に連続している。上下の緩衝部43の左右方向中央は、下壁45または蓋部47の上下方向外面と間隔を隔てて向かい合っている。
また、前壁46の左右方向両端部、後壁40の左右方向両端部、蓋部47の前面の左右方向両端部、および、蓋部47の後面の左右方向両端部のそれぞれに配置される前後の緩衝部43は、左右方向に屈曲しながら延びる略屈曲板形状を有している。前後の緩衝部43の左右方向両端部は、前後方向内方へ屈曲し、その前後方向内方端部において前壁46、後壁40または蓋部47の前後方向外面に連続している。前後の緩衝部43の左右方向中央は、前壁46、後壁40または蓋部47の前後方向外面と間隔を隔てて向かい合っている。
また、複数の緩衝部43のそれぞれは、当接部43Aを有している。
当接部43Aは、複数の緩衝部43のそれぞれの長手方向の途中に配置されている。当接部43Aは、保護ケース41から離れるように、複数の緩衝部43のそれぞれの外面から外方へ突出している。当接部43Aは、略矩形状を有している。
5.現像カートリッジの梱包
(1)出荷時の梱包
未使用の現像カートリッジ1は、製造者から出荷されるとき、すなわち出荷工程において、図5Bに示すように、保護ケース41に収容された状態で、第2梱包部材の一例としての梱包箱61に梱包される。
製造者は、現像カートリッジ1を保護ケース41に収容するには、まず、図4Aに示すように、ケース本体42の内部空間42A内に現像カートリッジ1を配置する。
このとき、製造者は、現像カートリッジ1の駆動部32の突出部32Aを左方の側壁44Lの嵌合凹部48内に配置し、現像カートリッジ1の給電部33の突出部33Aを右方の側壁44Rの嵌合凹部49内に配置し、現像カートリッジ1の把持部38を前壁46の受入部51内に配置する。これにより、現像カートリッジ1は、前後方向および左右方向において位置固定される。なお、このとき、現像カートリッジ1の外形形状がケース本体42の内部空間42Aの形状と対応しない場合、現像カートリッジ1を内部空間42A内に配置することが規制される。
次いで、製造者は、図4Aおよび図6に示すように、蓋部47を閉位置に位置させる。これにより、現像カートリッジ1は、上下方向において位置固定される。
このとき、受入凹部52の後端部は、現像ローラ2の周面に間隔を隔てて向かい合う。すなわち、受入凹部52の後端部は、保護部の一例である。また、蓋部47の周縁部は、1対の側壁44のそれぞれの上端縁、および、前壁46の上端縁に接触する。また、蓋部47の複数の係合爪53のそれぞれの下端部は、ケース本体42の複数の係合穴50のそれぞれに嵌まる。これにより、蓋部47は、ケース本体42に組み合わされた状態で、固定される。
すると、現像カートリッジ1は、上下方向、前後方向および左右方向のすべての方向において、保護ケース41によって被覆される。
次いで、製造者は、図5Aに示すように、蓋部47とケース本体42との合わせ目F(図4B参照)に沿って、防湿性を有する密封部材の一例としてのテープ54を貼付する。これにより、現像カートリッジ1が保護ケース41内に密封される。
その後、製造者は、図5Bに示すように、現像カートリッジ1を収容した保護ケース41を梱包箱61内に梱包する。
このとき、保護ケース41の複数の緩衝部43のそれぞれは、梱包箱61の内周面に接触する。
これにより、出荷時における現像カートリッジ1の梱包体が完成する。
その後、現像カートリッジ1の梱包体は、出荷される。
このとき、複数の緩衝部43のそれぞれは、ケース本体42および蓋部47に作用する外乱を緩衝する。
(2)回収時の梱包
交換寿命に達した使用中または使用済みの現像カートリッジ1は、使用者から回収されるとき、すなわち回収工程において、図4Bに示すように、保護ケース41に収容された状態で、梱包箱61に梱包されずに回収される。
現像カートリッジ1を回収するには、回収者は、まず、上記し、図4Aおよび図6に示すように、交換寿命に達した現像カートリッジ1を、プリンタ本体12から離脱させて、保護ケース41内に収容する。
これにより、回収時における現像カートリッジ1の梱包体が完成する。
その後、現像カートリッジ1の梱包体は、回収される。
このとき、複数の緩衝部43のそれぞれは、ケース本体42および蓋部47に作用する外乱を緩衝する。
6.作用効果
(1)この現像カートリッジ1の梱包体によれば、図5Aおよび図6に示すように、保護ケース41は、現像カートリッジ1を収容するケース本体42と、ケース本体42に収容された現像カートリッジ1に対する外力を緩衝する緩衝部43とを備えている。
これにより、緩衝部材を別途設けることなく、保護ケース41自体が備える緩衝部43によって、現像カートリッジ1に対する外力を緩衝できる。
そのため、交換寿命に達した現像カートリッジ1を回収するときに、別途、緩衝部材を設けなくても、現像カートリッジ1に保護ケース41を装着することにより、現像カートリッジ1を保護することができる。
その結果、現像カートリッジ1の梱包の簡略化を図ることができながら、現像カートリッジ1の損傷を抑制できる。
(2)この現像カートリッジ1の梱包体によれば、図5Aに示すように、緩衝部43は、ケース本体42および蓋部47の外面に配置される複数の弾性片である。
このような構成によれば、外力がケース本体42および蓋部47の外面に作用することを抑制できる。
(3)この現像カートリッジ1の梱包体によれば、図5Bに示すように、緩衝部43は、梱包箱61の内面に接触する。
そのため、ケース本体42および蓋部47と梱包箱61との間において、外部からの衝撃を緩衝できる。
(4)この現像カートリッジ1の梱包体によれば、図3および図4Aに示すように、保護ケース41は、現像カートリッジ1の外形形状に対応するように、ケース本体42の内部空間42A、および、蓋部47の受入凹部52を有している。
そのため、現像カートリッジ1を、ケース本体42の内部空間42A、および、蓋部47の受入凹部52内に嵌めて、保護ケース41に対して位置固定することができる。
これにより、搬送時の外乱によって現像カートリッジ1が保護ケース41に対して移動することを抑制できる。
その結果、現像カートリッジ1の損傷をより抑制できる。
また、ケース本体42の内部空間42A、および、蓋部47の受入凹部52は、対応した外形形状を有さない現像カートリッジ1に対する保護ケース41の装着を規制する。
これにより、対応する現像カートリッジ1に対して保護ケース41を確実に装着でき、現像カートリッジ1の損傷をより抑制できる。
(5)この現像カートリッジ1の梱包体によれば、図6に示すように、蓋部47の受入凹部52の後端部は、現像ローラ2の周面に沿うように凹んでいる。
そのため、現像ローラ2を、より確実に保護できる。
(6)この現像カートリッジ1の梱包体によれば、図4Bおよび図5Aに示すように、テープ54により、ケース本体42および蓋部47のそれぞれの合わせ目Fを密封する。
そのため、保護ケース41によって、現像カートリッジ1を密封することができる。
その結果、現像カートリッジ1の梱包の簡略化を図ることができる。
(7)この現像カートリッジの回収方法によれば、図5Bに示すように、現像カートリッジ1を出荷するときには、未使用の現像カートリッジ1を、保護ケース41と梱包箱61とで確実に保護しながら搬送することができる。
また、図4Bに示すように、現像カートリッジ1を回収するときには、交換寿命に達した現像カートリッジ1に保護ケース41のみを装着し、現像カートリッジ1を簡易な構成で保護しながら搬送することができる。
7.第2実施形態
以下、図7A、図7B、図8Aおよび図8Bを参照して、本発明の第2実施形態を説明する。なお、第2実施形態において、上記した第1実施形態と同様の部材には同様の符号を付し、その説明を省略する。
(1)第2実施形態の概要
上記した第1実施形態では、保護ケース41の蓋部47は、ケース本体42の後壁40に連結されている。
対して、第2実施形態では、図7Aおよび図7Bに示すように、保護ケース70は、蓋部の一例としての上カバー71を、ケース本体72に対して分離可能に有している。
(2)保護ケース
保護ケース70は、上記した第1実施形態の複数の緩衝部43を有さず、上カバー71と、ケース本体72とを備えている。
上カバー71は、上記した第1実施形態の蓋部47と同様の形状を有する上壁75と、周壁部74と、緩衝部の一例としての緩衝部材73とを備えている。
周壁部74は、上壁75の外周縁から下方へ突出し、上壁75の外周縁に沿って延びる略平板形状を有している。周壁部74の内寸は、前後方向および左右方向において、ケース本体72の内寸よりも大きい。
緩衝部材73は、スポンジやゴムなどの弾性を有する材料からなり、周壁部74の内周面に沿って延びる略平板形状を有している。緩衝部材73の内寸は、前後方向および左右方向において、ケース本体72の内寸とほぼ同じである。
ケース本体72は、上記した第1実施形態と同様の1対の側壁44、下壁45、前壁46および後壁40を有している。
(3)現像カートリッジの梱包
(3−1)出荷時の梱包
未使用の現像カートリッジ1を出荷するときには、製造者は、まず、図8Aに示すように、ケース本体72の内部空間72A内に現像カートリッジ1を配置する。
次いで、製造者は、図8Bに示すように、上カバー71をケース本体72の上端部に被せる。
このとき、上カバー71の緩衝部材73は、1対の側壁44のそれぞれ、前壁46および後壁40の上端部の外面に接触する。
すると、1対の側壁44のそれぞれ、前壁46および後壁40の上端部の外面と緩衝部材73との摩擦により、上カバー71は、ケース本体72に固定される。
すると、現像カートリッジ1は、上下方向、前後方向および左右方向のすべての方向において、保護ケース70によって被覆される。
その後、製造者は、上記した第1実施形態と同様に、現像カートリッジ1を収容した保護ケース70を梱包箱61内に梱包する。
これにより、出荷時における現像カートリッジ1の梱包体が完成する。
その後、現像カートリッジ1の梱包体は、出荷される。
このとき、緩衝部材73は、ケース本体72および上カバー71に作用した外乱を、前後方向および左右方向において緩衝する。
(3−2)回収時の梱包
交換寿命に達した使用中または使用済みの現像カートリッジ1は、使用者から回収されるときには、図8Bに示すように、保護ケース70に収容された状態で、梱包箱61に梱包されずに回収される。
現像カートリッジ1を回収するには、回収者は、まず、上記したように、交換寿命に達した現像カートリッジ1を保護ケース41内に収容する。
これにより、回収時における現像カートリッジ1の梱包体が完成する。
その後、現像カートリッジ1の梱包体は、回収される。
このとき、緩衝部材73は、ケース本体72および上カバー71に作用する外乱を、前後方向および左右方向において緩衝する。
(4)第2実施形態の作用効果
(4−1)第2実施形態における現像カートリッジ1の梱包体によれば、図7A、図7Bおよび図8Bに示すように、緩衝部材73は、1対の側壁44のそれぞれ、前壁46および後壁40の上端部の外面と、上カバー71の周壁部74の内面との間に配置されている。
そのため、前後方向および左右方向において、現像カートリッジ1に対する外力を緩衝できる。
(4−2)第2実施形態においても、上記した第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
8.第3実施形態
以下、図9および図10を参照して、本発明の第3実施形態を説明する。なお、第3実施形態において、上記した第1実施形態と同様の部材には同様の符号を付し、その説明を省略する。
(1)第3実施形態の概要
上記した第1実施形態では、保護ケース41の蓋部47は、ケース本体42の後壁40に連結されている。
対して、第3実施形態では、図9に示すように、保護ケース80は、蓋部82を、ケース本体81に対して分離可能に有している。
(2)保護ケース
保護ケース80は、上記した第1実施形態の複数の緩衝部43を有さず、蓋部82と、ケース本体81とを備えている。
蓋部82は、係合爪53を有さない以外は、上記した第1実施形態の蓋部47と同様に構成されている。
ケース本体81は、上記した第1実施形態と同様の1対の側壁44、下壁45、前壁46および後壁40を有している。また、ケース本体81は、緩衝部の一例としての緩衝部材83を備えている。
緩衝部材83は、スポンジなどの弾性層を備える両面粘着テープからなり、1対の側壁44、前壁46および後壁40の上端部に貼付されている。
(3)現像カートリッジの梱包
(3−1)出荷時の梱包
未使用の現像カートリッジ1を出荷するときには、製造者は、ケース本体81内に現像カートリッジ1を配置し、図10に示すように、蓋部82をケース本体81の上端部に被せる。
このとき、緩衝部材83は、蓋部82の外周縁の下面に接触する。なお、現像カートリッジ1の出荷時には、緩衝部材83の上面には、図示しない剥離シートが配置されている。これにより、現像カートリッジ1の出荷時には、緩衝部材83は、蓋部82に接着されない。
蓋部82をケース本体81の上端部に被せられると、現像カートリッジ1は、上下方向、前後方向および左右方向のすべての方向において、保護ケース80によって被覆される。
その後、製造者は、上記した第1実施形態と同様に、現像カートリッジ1を収容した保護ケース80を梱包箱61内に梱包する。
これにより、出荷時における現像カートリッジ1の梱包体が完成する。
その後、現像カートリッジ1の梱包体は、出荷される。
このとき、緩衝部材83は、ケース本体81および蓋部82に作用した外乱を、上下方向において緩衝する。
(3−2)回収時の梱包
交換寿命に達した使用中または使用済みの現像カートリッジ1は、使用者から回収されるときには、図10に示すように、保護ケース80に収容された状態で、梱包箱61に梱包されずに回収される。
現像カートリッジ1を回収するには、回収者は、ケース本体81内に現像カートリッジ1を配置した後、緩衝部材83の図示しない剥離シートをはがして緩衝部材83の粘着面を露出させる。
その後、回収者は、図10に示すように、蓋部82をケース本体81の上端部に被せる。すると、蓋部82は、ケース本体81の上端部に対して接着される。
これにより、回収時における現像カートリッジ1の梱包体が完成する。
その後、現像カートリッジ1の梱包体は、回収される。
このとき、緩衝部材83は、ケース本体81および蓋部82に作用した外乱を、上下方向において緩衝する。
(4)第3実施形態の作用効果
第3実施形態においても、上記した第1実施形態および第2実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
9.第4実施形態
以下、図11および図12を参照して、本発明の第4実施形態を説明する。なお、第4実施形態において、上記した第3実施形態と同様の部材には同様の符号を付し、その説明を省略する。
(1)第4実施形態の概要
上記した第3実施形態では、保護ケース80の蓋部82およびケース本体81のそれぞれは、1つの部材として構成されている。
対して、第4実施形態では、図11に示すように、保護ケース90の蓋部91は、前後方向および左右方向において複数の分割体の一例としての被覆部93を有し、複数の被覆部93を緩衝部の一例としての緩衝部材94で連結している以外は、第3実施形態の蓋部82と同様に構成されている。すなわち、緩衝部材94は、複数の被覆部93の間に配置されている。
また、ケース本体92も、前後方向および左右方向において複数の被覆部93を有し、複数の被覆部93を緩衝部材94で連結している以外は、第3実施形態のケース本体81と同様に構成されている。
(2)現像カートリッジの梱包
(2−1)出荷時の梱包
未使用の現像カートリッジ1を出荷するときには、製造者は、ケース本体92内に現像カートリッジ1を配置し、蓋部91をケース本体92の上端部に被せる。
蓋部91がケース本体92の上端部に被せられると、現像カートリッジ1は、上下方向、前後方向および左右方向のすべての方向において、保護ケース90によって被覆される。
次いで、製造者は、図12に示すように、蓋部91とケース本体92との合わせ目に、防湿性を有する密封部材の一例としてのシール部材96を貼付し、現像カートリッジ1を保護ケース41内に密封する。
なお、このとき、複数の被覆部93のうちの1つに、記載部の一例としてのラベル95を貼付し、そのラベル95に、現像カートリッジ1の梱包方法や保証内容などの取り扱いに関する情報を記載することもできる。
その後、製造者は、上記した第1実施形態と同様に、現像カートリッジ1を収容した保護ケース90を梱包箱61内に梱包する。
これにより、出荷時における現像カートリッジ1の梱包体が完成する。
その後、現像カートリッジ1の梱包体は、出荷される。
このとき、緩衝部材94は、ケース本体92および蓋部91に作用した外乱を、上下方向、前後方向および左右方向のすべての方向において緩衝する。
(2−2)回収時の梱包
交換寿命に達した使用中または使用済みの現像カートリッジ1は、使用者から回収されるときには、上記した第3実施形態と同様に、保護ケース90に収容された状態で、梱包箱61に梱包されずに回収される。
このとき、緩衝部材94は、ケース本体92および蓋部91に作用した外乱を、上下方向、前後方向および左右方向のすべての方向において緩衝する。
(3)第4実施形態の作用効果
(3−1)第4実施形態における現像カートリッジ1の梱包体によれば、図12に示すように、緩衝部材94は、複数の被覆部93のそれぞれの間に配置されている。
そのため、複数の被覆部93が互いに隣接する前後方向、上下方向および左右方向のすべての方向において、現像カートリッジ1に対する外力を緩衝できる。
(3−2)第4実施形態における現像カートリッジ1の梱包体によれば、図12に示すように、複数の被覆部93のうちの1つは、現像カートリッジ1の取り扱いに関する情報が記載されるラベル95を有している。
そのため、保護ケース90を利用して、現像カートリッジ1の取り扱いに関する情報を使用者に知らせることができる。
(3−3)第4実施形態においても、上記した第3実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
10.第5実施形態
以下、図13A、図13Bおよび図13Cを参照して、本発明の第5実施形態を説明する。なお、第5実施形態において、上記した第1実施形態と同様の部材には同様の符号を付し、その説明を省略する。
(1)第5実施形態の概要
上記した第1実施形態では、保護ケース41は、ケース本体42、蓋部47、および、複数の緩衝部43を一体的に備えている。
対して、第5実施形態では、図13Aに示すように、保護ケース100は、ケース本体42および蓋部47を一体的に有し、緩衝部の一例としての緩衝部材101を、ケース本体42および蓋部47とは別体、すなわち、分離可能に有する。なお、第5実施形態では、ケース本体42と蓋部47とが組み合わされたものをケース筐体と記載する。
(2)現像カートリッジの梱包
(2−1)出荷時の梱包
未使用の現像カートリッジ1を出荷するときには、製造者は、図13Bに示すように、ケース筐体(ケース本体42および蓋部47)で現像カートリッジ1を収容し、ケース筐体の左右両端部のそれぞれに、別途、緩衝部材101を組み付ける。
次いで、製造者は、図13Cに示すように、現像カートリッジ1を収容したケース筐体を、緩衝部材101とともに梱包箱61内に梱包する。
これにより、出荷時における現像カートリッジ1の梱包体が完成する。
その後、現像カートリッジ1の梱包体は、出荷される。
(2−2)回収時の梱包
交換寿命に達した使用中または使用済みの現像カートリッジ1は、使用者から回収されるときには、ケース筐体に収容された状態で、梱包箱61に梱包されずに回収される。
(3)第5実施形態の作用効果
第5実施形態においても、上記した第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
11.第6実施形態
以下、図14、図15Aおよび図15Bを参照して、本発明の第6実施形態を説明する。なお、第6実施形態において、上記した第1実施形態と同様の部材には同様の符号を付し、その説明を省略する。
(1)第6実施形態
上記した第1実施形態では、保護ケース41のケース本体42は、1対の側壁44、下壁45、前壁46および後壁40を一体的に備えている。
対して、第6実施形態では、保護ケース110のケース本体111は、左方の側壁44、下壁45、前壁46および後壁40を一体的に備える。また、上カバー112は、蓋部47と、右方の側壁44とを一体的に備える。
(2)保護ケース
ケース本体111は、図14および図15Bに示すように、1対のガイド溝113と、2つの係合穴115とを備えている。
1対のガイド溝113のそれぞれは、後壁40および前壁46のそれぞれの上端部に配置されている。1対のガイド溝113のそれぞれは、前後方向内方端部が解放された側面視略U字形状を有し、左右方向に沿って延びている。
2つの係合穴115のそれぞれは、下壁45の右端部の前後方向両端部のそれぞれに配置されている。2つの係合穴115のそれぞれは、下壁45の下面から上方へ凹んでいる。
上カバー112は、1対の突条114と、2つの係合爪116とを備えている。
1対の突条114のそれぞれは、蓋部47の前後方向両端部のそれぞれから前後方向外方へ突出し、左右方向に沿って延びている。
2つの係合爪116のそれぞれは、右方の側壁44Rの下端部の前後方向両端部のそれぞれに配置されている。2つの係合爪116のそれぞれは、右方の側壁44Rの下端部から左方へ突出し、その左端部が上方へ屈曲する略鉤形状を有している。
(3)現像カートリッジの梱包
(3−1)出荷時の梱包
未使用の現像カートリッジ1を出荷するときには、製造者は、図14に示すように、ケース本体111の内部空間111A内に現像カートリッジ1を配置する。
次いで、製造者は、図15Aおよび図15Bに示すように、上カバー112の1対の突条114のそれぞれを、右方から、ケース本体111の1対のガイド溝113内に嵌める。
次いで、製造者は、上カバー112を左方へスライドさせる。
すると、上カバー112の2つの係合爪のそれぞれがケース本体111の2つの係合穴115のそれぞれに嵌まり、上カバー112が、ケース本体111に係止される。
これにより、現像カートリッジ1は、保護ケース110内に収容され、上下方向、前後方向および左右方向のすべての方向において、保護ケース110によって被覆される。
その後、製造者は、上記したように、現像カートリッジ1を収容した保護ケース110を梱包箱61内に梱包する。
これにより、出荷時における現像カートリッジ1の梱包体が完成する。
その後、現像カートリッジ1の梱包体は、出荷される。
(3−2)回収時の梱包
交換寿命に達した使用中または使用済みの現像カートリッジ1は、使用者から回収されるときには、上記したように、保護ケース110に収容された状態で、梱包箱61に梱包されずに回収される。
(4)第6実施形態の作用効果
第6実施形態においても、上記した第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
12.第7実施形態
以下、図16A、図16B、図17および図18を参照して、本発明の第7実施形態を説明する。なお、第7実施形態において、上記した第1実施形態と同様の部材には同様の符号を付し、その説明を省略する。
(1)第7実施形態の概要
上記した第1実施形態では、保護ケース41は、その外面において、複数の緩衝部43を一体的に備えている。
対して、第7実施形態では、図16Aに示すように、保護ケース120は、その内面において、複数の緩衝部の一例としての緩衝部材121を一体的に備えている。
(2)保護ケース
複数の緩衝部材121のそれぞれは、図16Aおよび図16Bに示すように、蓋部47の受入凹部52の左右方向両端部内、ケース本体42の内部空間42Aの左右方向両端部内、左方の側壁44Lの嵌合凹部48内、および、右方の側壁44Rの嵌合凹部49内のそれぞれに配置されている。複数の緩衝部材121のそれぞれは、スポンジやゴムなどの弾性を有する材料からなり、略平板形状を有している。
(3)現像カートリッジの梱包
(3−1)出荷時の梱包
未使用の現像カートリッジ1を出荷するときには、製造者は、図17に示し、上記した第1実施形態と同様に、ケース本体42の内部空間42A内に現像カートリッジ1を配置する。
このとき、ケース本体42の内部空間42A内の緩衝部材121は、現像カートリッジ1の下壁35に接触する。また、ケース本体42の左方の側壁44Lの嵌合凹部48の緩衝部材121は、現像カートリッジ1の駆動部32に接触する。また、ケース本体42の右方の側壁44Rの嵌合凹部49の緩衝部材121は、現像カートリッジ1の給電部33に接触する。
次いで、製造者は、図18に示し、上記した第1実施形態と同様に、蓋部47を閉位置に位置させる。
このとき、蓋部47の受入凹部52内の緩衝部材121は、現像カートリッジ1の上壁37に接触する。
その後、製造者は、図5Bに示すように、現像カートリッジ1を収容した保護ケース41を梱包箱61内に梱包する。
これにより、出荷時における現像カートリッジ1の梱包体が完成する。
その後、現像カートリッジ1の梱包体は、出荷される。
このとき、複数の緩衝部材121のそれぞれは、ケース本体42および蓋部47に作用した外乱を緩衝する。
(3−2)回収時の梱包
交換寿命に達した使用中または使用済みの現像カートリッジ1は、使用者から回収されるときには、図18に示すように、保護ケース120に収容された状態で、梱包箱61に梱包されずに回収される。
このとき、複数の緩衝部材121のそれぞれは、ケース本体42および蓋部47に作用した外乱を緩衝する。
(4)第7実施形態の作用効果
(4−1)第7実施形態における現像カートリッジ1の梱包体によれば、図16Aに示すように、緩衝部材121は、ケース本体42および蓋部47の内面と、現像カートリッジ1との間に配置されている。
そのため、保護ケース120の内側において、外力が現像カートリッジ1に作用することを抑制できる。
(4−2)第7実施形態においても、上記した第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
13.第8実施形態
以下、図19Aおよび図19Bを参照して、本発明の第8実施形態を説明する。なお、第8実施形態において、上記した第1実施形態と同様の部材には同様の符号を付し、その説明を省略する。
(1)第8実施形態の概要
上記した第1実施形態では、ケース本体42に、現像カートリッジ1の駆動部32の突出部32Aの外形形状に対応する嵌合凹部48、および、現像カートリッジ1の給電部33の突出部33Aの外形形状に対応する嵌合凹部49を設け、駆動部32や給電部33の外形形状が異なるカートリッジがケース本体42に収容されることを、規制している。
対して、第7実施形態では、ケース本体42は、図19Aおよび図19Bに示すように、現像カートリッジ1の下壁35に設けられるリブ131に対応するように、凹部の一例としての嵌合凹部132をさらに有する。
これにより、別機種のプリンタに用いられるカートリッジがケース本体42に収容されることを、より確実に規制する。
(2)現像カートリッジ
現像カートリッジ1は、図19Aに示すように、複数のリブ131を備えている。
複数のリブ131のそれぞれは、現像フレーム31の下壁35の前端部の下面から下方へ向かって突出し、前後方向に延びる略平板形状を有している。複数のリブ131のそれぞれは、現像カートリッジ1の右半分に1つ配置され、現像カートリッジ1の左半分に2つ、左右方向に間隔を隔てて配置されている。複数のリブ131のそれぞれは、別機種のプリンタに用いられるカートリッジがプリンタ本体12に装着されることを規制する。
(3)保護ケース
保護ケース41は、図19Bに示すように、複数の嵌合凹部132を有している。
複数の嵌合凹部132のそれぞれは、保護ケース41の下壁45の前端部の上面から下方へ向かって凹み、前後方向に延びている。複数の嵌合凹部132のそれぞれは、現像カートリッジ1の複数のリブ131のそれぞれに対応して、保護ケース41の右半分に1つ配置され、保護ケース41の左半分に2つ、左右方向に間隔を隔てて配置されている。
(4)現像カートリッジの梱包
(4−1)出荷時の梱包
未使用の現像カートリッジ1を出荷するときには、製造者は、上記した第1実施形態と同様に、ケース本体42の内部空間42A内に現像カートリッジ1を配置する。
このとき、現像カートリッジ1の複数のリブ131のそれぞれは、保護ケース41の複数の嵌合凹部132のそれぞれに嵌まる。
その後、製造者は、上記した第1実施形態と同様に、蓋部47を閉位置に位置させて現像カートリッジ1を保護ケース41内に収容した後、図5Bに示すように、現像カートリッジ1を収容した保護ケース41を梱包箱61内に梱包する。
これにより、出荷時における現像カートリッジ1の梱包体が完成する。
その後、現像カートリッジ1の梱包体は、出荷される。
(4−2)回収時の梱包
交換寿命に達した使用中または使用済みの現像カートリッジ1は、上記した第1実施形態と同様に、使用者から回収されるときには、図4Bに示すように、保護ケース41に収容された状態で、梱包箱61に梱包されずに回収される。
(5)第8実施形態の作用効果
第8実施形態においても、上記した第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
14.変形例
上記した各実施形態では、現像カートリッジ1をカートリッジの一例として説明している。
しかし、カートリッジの一例としては、プリンタ本体12に対して装着または離脱されるカートリッジであれば特に限定されず、例えば、上記したプロセスカートリッジ13や、感光ドラム22を有するドラムユニットと現像ローラ2を有する現像ユニットとを一体的に備えるプロセスカートリッジが挙げられる。
1 現像カートリッジ
2 現像ローラ
12 本体ケーシング
13 プロセスカートリッジ
40 後壁
41 保護ケース
42 ケース本体
42A 内部空間
43 緩衝部材
44 側壁
44L 側壁
44R 側壁
45 下壁
46 前壁
47 蓋部
50 係合穴
52 受入凹部
53 係合爪
61 梱包箱
70 保護ケース
71 上カバー
72 ケース本体
72A 内部空間
73 緩衝部材
80 保護ケース
81 ケース本体
82 蓋部
83 緩衝部材
90 保護ケース
91 蓋部
92 ケース本体
93 被覆部
94 緩衝部材
95 ラベル
100 保護ケース
101 緩衝部材
110 保護ケース
111 ケース本体
111A 内部空間
112 上カバー
115 係合穴
116 係合爪
120 保護ケース
121 緩衝部材

Claims (12)

  1. 画像形成装置本体に用いられるように構成されるカートリッジと、
    前記カートリッジを収容するように構成される収容部と前記カートリッジが通過するように構成される開口とを有する本体部と、前記開口を閉鎖するように構成される蓋部と、前記収容部内に収容された前記カートリッジに対する外力を緩衝するように構成される緩衝部とを備え、前記カートリッジを梱包するように構成される第1梱包部材と、
    前記カートリッジを梱包した状態の前記第1梱包部材を梱包する第2梱包部材と
    を有する
    ことを特徴とする、梱包体。
  2. 前記緩衝部は、前記第1梱包部材の外周面に配置される複数の弾性片であることを特徴とする、請求項1に記載の梱包体。
  3. 前記緩衝部は、前記第2梱包部材の内面に接触するように構成されることを特徴とする、請求項2に記載の梱包体。
  4. 前記緩衝部は、前記本体部と前記蓋部との間に配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の梱包体。
  5. 前記本体部および前記蓋部のそれぞれは、複数の分割体を備え、
    前記緩衝部は、前記複数の分割体のうちの隣接する分割体の間に配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の梱包体。
  6. 前記緩衝部は、前記第1梱包部材の内面と前記カートリッジとの間に配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の梱包体。
  7. 前記第1梱包部材は、前記カートリッジの外形形状に対応するように凹む凹部を有し、
    前記凹部は、対応しない外形形状を有するカートリッジに対する前記第1梱包部材の装着を規制することを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の梱包体。
  8. 前記カートリッジは、現像剤を担持するように構成される現像剤担持体を備え、
    前記第1梱包部材は、前記現像剤担持体の周面と間隔を隔てて配置される保護部を備えることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載の梱包体。
  9. 前記第1梱包部材は、前記カートリッジの取り扱いに関する情報が記載されている記載部を有することを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載の梱包体。
  10. 前記本体部と前記蓋部との合わせ目を密封するように構成される密封部材をさらに備えることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載の梱包体。
  11. 画像形成装置本体に用いられるように構成される未使用のカートリッジに第1梱包部材を装着し、前記第1梱包部材が装着された前記未使用のカートリッジを第2梱包部材に収容して出荷する出荷工程と、
    前記画像形成装置本体から離脱した使用中または使用済みのカートリッジに前記第1梱包部材を装着し、前記第2梱包部材に収容しないで回収する回収工程と
    を含むことを特徴とする、カートリッジの回収方法。
  12. 前記第1梱包部材は、前記カートリッジの外形形状に対応するように凹む凹部を有し、
    前記凹部は、対応しない外形形状を有するカートリッジに対する前記第1梱包部材の装着を規制することを特徴とする、請求項11に記載のカートリッジの回収方法。
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