JPH04114173A - プロセスカートリッジの梱包材 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、画像形成装置本体に着脱されるプロセスカー
トリッジの梱包材に関する。

（従来の技術） プロセスカートリッジの梱包に際しては、該プロセスカ
ートリッジを遮光シートで巻き、次にこれをエアハック
シートて巻いた後、これをアルミ蒸着装に封入し、アル
ミ蒸着装全体を発泡スチロール等のケースに収納し、最
後にケースを偕装箱等に入れることか行なわれていた。

（発明か解決しようとする課題） しかしながら、上記従来の梱包方法では、十分な遮光性
、耐衝撃性及び防湿性か得られるものの、梱包材を多量
に使うために過剰梱包となりコストか高くなるという問
題かある。

本発明は上記問題に鑑みてなされたものてその目的とす
る処は、遮光性、耐衝撃性及び防湿性に優れた安価なプ
ロセスカートリッジの梱包材を提供することにある。

（課題を解決するための手段） 上記目的を達成すべく本発明は、プロセスカートリッジ
の外形に沿って押し出し成形された容器を含んで梱包材
を構成し、該容器には多数の凹凸を形成し、凹部はプロ
セスカートリッジを部分的に支持し、凸部は梱包全体を
支持するようにしたことをその特徴とする。

（作用） 本発明によれば、衝撃は容器自体の凹凸の変形によって
有効に吸収されるため１．従来要していた発泡スチロー
ル等の緩衝材か不要となり、部品点数を削減して梱包材
のコストタウンを図ることかてきる。

尚、従来と同様にプロセスカートリッジをアルミ蒸着装
等に入れて袋の端部をヒートシールによって封止すれば
、高い遮光性及び防湿性か確保される。

（実施例） 以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。

第１図は本発明に係る梱包材の分解斜視図、第２図は容
器の断面図である。

プロセスカートリッジ２の梱包に際しては、先ず該プロ
セスカートリッジ２か袋１に入れられ袋ｌの端部かヒー
トシールによって封止される。

尚、袋ｌはポリエチレンテレフタレートフィルム−アル
ミ蒸着−ポリエチレンをラミネートした一体フィルムに
よって一体成形される。

次に、プロセスカートリッジ２の入った袋ｌか塩化ビニ
ル製の異形の容器３に収納され、容器３の両端かプロセ
スカートリッジ２の外形に合わせて塩化ビニルで凹凸状
に真空成形された蓋４によって塞がれ、最後に容器３の
蓋４の外周か熱収縮性の高いポリエチレンフィルムでシ
ュリンクされ、蓋４の脱落か防がれる。

前記容器３はプロセスカートリッジ２の外形に沿って押
し出し成形され、これには多数の凹凸部３ａ、３ｂか形
成されている。そして、第２図に示すようにこの容器３
の凹部３ａはプロセスカートリッジ２を部分的に支持し
ており、凸部３ｂか梱包全体を支持しているか、特に凹
部３ａはプロセスカートリッジ２の感光体Ａとシャッタ
ー部分Ｂに直接触れないように成形されている。

而して、容器３や蓋４の凹凸かあらゆる方向から加わる
衝撃を有効に吸収するため、容器３及び蓋４か変形する
程度の衝撃か加わってもプロセスカートリッジ２か破損
することかない、従って、従来の個装箱を用いる梱包に
おいて必要てあった後加工や発泡スチロールのような緩
衝材か不要となり、容器３及び蓋４を衝撃材としても用
いることかてきるため、梱包材か少なくて済み、そのコ
ストダウンを図ることかてきるとともに、梱包物全体の
体積を小さく抑えてこの占有スペースを大幅に縮小する
ことかできる。

又、本実施例によれば、プロセスカートリッジ２は一体
フイルムによって一体成形された袋１に入れられるため
、高い遮光性及び防湿性か確保される。

尚、本実施例では容器３及び蓋４の材質として特に塩化
ビニルを用いたか、これらの材質としてポリエチレン、
ボップロピレン、ポリフェニレンエーテル等を用いても
よい。

ここて、本実施例による梱包物Ｗ（第１図参照）と第３
図に示す工程を経て梱包された梱包物Ｗ′に対して行な
った防湿試験及び落下試験の結果を下表に示す、尚、梱
包物Ｗ°は第３図に示すように前記実施例と同し袋ｌに
プロセスカートリッジ２を入れて袋ｌの端部なヒートシ
ールした後、プロセスカートリッジ２の入った袋ｌを発
泡スチロール製のケース６に納め、更に段ボール箱７に
入れて得られる。又、防湿試験は梱包物Ｗ。

Ｗｏを温度４０℃、湿度９０％Ｒ）Ｉの環境に２４時間
曝してそれらの外観を調べることによってなされ、落下
試験は６０ｃｍの高さから梱包物Ｗ。

Ｗｏを落してそれらの外観及びプロセスカートリッジ２
の状態を調べることによってなされる。

（試験の結果） ※容器及び箱か変形するか、カートリッジには全く影響
なし。

上記の結果より明らかなように、本実施例においても従
来と同様に高い防湿性と耐衝撃性か得られる。

（発明の効果） 以上の説明で明らかな如く、本発明によれば、フロセス
カートリッジの外形に沿って押し出し成形された容器を
含んで梱包材を構成し、該容器には多数の凹凸を形成し
、凹部はプロセスカートリッジを部分的に支持し、凸部
は梱包全体を支持するようにしたため、遮光性、耐衝撃
性及び防湿性に優れた安価な梱包材を得ることかてきる
という結果か得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る梱包材の分解斜視区部２図は容器
の断面図、第３図は比較例に係る梱包材の分解斜視図で
ある。 ｌ・・・袋、２・・・プロセスカートリッジ、３・・・
容器、３ａ・・・凹部、３ｂ・・・凸部、４・・・蓋、
Ａ・・・感光体、Ｂ・・・シャッター部分。 特許出願人　　　キャノン株式会社

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）プロセスカートリッジの外形に沿って押し出し成
   形された容器を含んで構成され、該容器には多数の凹凸
   が形成され、凹部はプロセスカートリッジを部分的に支
   持し、凸部は梱包全体を支持するようにしたことを特徴
   とするプロセスカートリッジの梱包材。
2. （２）前記容器の凹部はプロセスカートリッジの感光体
   及びシャッター部分に直接触れないよう成形されている
   ことを特徴とする請求項１記載のプロセスカートリッジ
   の梱包材。
3. （３）前記容器の両端をプロセスカートリッジの外形に
   合わせて真空成形された蓋で塞いだことを特徴とする請
   求項１記載のプロセスカートリッジの梱包材。