JP2015141219A - 眼鏡 - Google Patents

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聡一 白山
Soichi Shirayama
聡一 白山
史和 生江
Fumikazu Namae
史和 生江
大 佐藤
Masaru Sato
大 佐藤
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
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Abstract

【課題】構造を簡素化した上で、フロントとテンプルとを着脱自在に構成する眼鏡を提供する。【解決手段】本眼鏡1において、フロント2から延びるヨロイ3の端部とテンプル4の前端部とが、相対的に回動自在に、且つ着脱可能に連結部により連結され、該連結部では、ヨロイ側連結部11に設けた第1磁石21と、テンプル側連結部12に設けた第2磁石34とによる磁着作用により両者を連結するように構成するので、従来よりもその構造を非常に簡素化することができる。しかも、連結部が一か所に集約されているので、デザイン的にも満足することができる。【選択図】図3

Description

本発明は、レンズを保持するフロントと、該フロントにヨロイを介して取り付けられるテンプルとを有し、フロントに対してテンプルが着脱自在な眼鏡に関するものである。
眼鏡は、レンズを保持するフロントと、該フロントとヨロイを介して取り付けられたテンプルとから概略構成される。そして、一般的には、テンプルとヨロイとの間にはテンプルを折り畳み自在にするための蝶番が設けられており、テンプルは、この蝶番にボルト等によって取り付けられている。
そこで、近年、使用者の好みに応じてフロントとテンプルとの組み合わせを自由に選択したいという要望が出ている。しかしながら、上述したように、テンプルは、蝶番にボルト等によってヨロイに取り付けられているために、テンプルを交換する際には、使用者自らがボルトを取り外してテンプルとフロントとを着脱するか、あるいは、販売店等に出向いてテンプルの交換を依頼しなければならず、実用性の観点から大きな障害があった。
そこで、上述した問題を解決すべく従来技術として、特許文献1には、ヨロイ後部に設けた嵌合部をテンプルの前端に設けた嵌合溝に嵌め込むと、両者の嵌合により軸線周りの相対的な回転及び位置決めピン周りの相対的な回転が規制され、また、二つの磁石の磁着作用によって、嵌合部が嵌合溝から脱出する方向の移動が規制され、さらに、位置決めピンとピン孔との係合によって、嵌合溝と嵌合部の前後方向の相対移動が規制されることにより、テンプルとフロントから連続するヨロイとが着脱自在に構成される眼鏡が開示されている。
特許第4660787号公報
しかしながら、特許文献1の発明に係る眼鏡では、着脱部分の構造が複雑で、相当高い高精度な加工が必要となり現実的ではない。しかも、この構造を採用するとヨロイ側の板厚及びテンプル側の板厚を相当厚く確保する必要があり、しかも、蝶番部分とは別の位置にヨロイ側とテンプル側との着脱部分が位置するために、デザイン的にも満足できるものではない。さらに、特許文献1の発明に係る眼鏡では、使用者が眼鏡をかけたり、外したりする際に使用者の指でテンプルの内側で蝶番付近に突出している突出部分を押し込む虞があり、意図しないタイミングでテンプルがフロントから外れてしまう可能性があり、実採用において難があるものである。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、構造を簡素化した上で、フロントとテンプルとを着脱自在に構成する眼鏡を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するための手段として、請求項1に記載した発明は、フロントに対してテンプルが着脱自在に取り付けられる眼鏡であって、前記フロントから延びるヨロイの端部と前記テンプルの前端部とは、磁石を備えた連結部により、相対的に回動自在に、且つ着脱可能に連結されていることを特徴とするものである。
請求項1の発明では、連結部にて、フロントから延びるヨロイの端部とテンプルの前端部とが相対的に回動自在になるように、磁石による磁着作用により両者が連結されるので、該連結部にて、フロントに対するテンプルが着脱可能になる。要するに、請求項1の発明では、フロントに対してテンプルを相対的に回動自在に連結する連結箇所及びフロントに対してテンプルを着脱自在に連結する連結箇所を、連結部として一か所に集約することができる。
請求項2に記載した発明は、請求項1に記載した発明において、前記連結部は、前記テンプルが折り畳まれた位置にて、フロントに対してテンプルを着脱可能とする着脱規制ガイドを備えることを特徴とするものである。
請求項2の発明では、着脱規制ガイドにより、テンプルが折り畳まれた位置以外では、テンプルはフロントから着脱不能になるので、意図しないタイミング時でテンプルがフロントから離脱することを抑制することができる。特に、眼鏡の装着時に離脱することが無いので、実用性が損なわれることがない。
請求項3に記載した発明は、請求項2に記載した発明において、前記着脱規制ガイドは、テンプル側連結部とヨロイ側連結部との間に設けられた、係止用凹部と該係止用凹部に先端部が係止される係止用アーム部とから構成されることを特徴とするものである。
請求項3の発明では、テンプルが折り畳まれた位置以外では、係止用凹部に係止アーム部の先端が嵌合するために、磁石による磁着作用を補完して、フロントに対するテンプルの離脱を抑制することができ、一方、テンプルが折り畳まれた位置では、係止用アーム部の先端が係止用凹部から離脱するために、フロントに対するテンプルの着脱が可能になる。
本発明の眼鏡によれば、フロントから延びるヨロイの端部とテンプルの前端部とを相対的に回動自在に連結する連結部にて、フロントに対するテンプルを着脱可能に構成しているので、従来よりもはるかにその構造を簡素化することができる。また、ヨロイ側及びテンプル側の板厚も厚く確保する必要がなく、連結部分が一か所に集約されているので、デザイン的にも満足することができる。しかも、本発明の眼鏡では、フロントに対するテンプルの着脱可能な位置を、テンプルを折り畳んだ位置に限定しているので、通常の使用環境時にフロントからテンプルが容易に離脱することはない。
図1は、本発明の実施の形態に係る眼鏡の概略斜視図である。 図2は、本眼鏡のヨロイ側連結部及びテンプル側連結部からなる連結部を拡大して示す斜視図である。 図3は、本眼鏡のヨロイ側連結部及びテンプル側連結部が離脱している状態を示す斜視図である。 図4は、本眼鏡のヨロイ側連結部を示し、(a)は上面図であり、(b)は眼鏡の外側からの矢視図であり、(c)は下面図である。 図5は、本眼鏡のテンプル側連結部を示し、(a)は上面図であり、(b)は眼鏡の外側からの矢視図であり、(c)は下面図である。 図6は、本眼鏡のヨロイ側連結部及びテンプル側連結部を着脱位置で装着した状態を示す斜視図である。 図7は、図6の状態からテンプルを90°回動させた状態を示す斜視図である。
以下、本発明を実施するための形態を図1〜図7に基づいて詳細に説明する。
本発明の実施の形態に係る眼鏡1は、図1に示すように、左右一対のレンズ5、5を含むフロント2と、該フロント2の左右両側から後方に延びるヨロイ3の端部に回動自在に連結部10を介して連結されるテンプル4とから概略構成される。なお、本実施形態では、フロント2及びテンプル4の材質は非磁性体であるチタン材にて構成される。なお、テンプル4の材質にはプラスチック材、木材、べっこう材などが採用されることもある。
連結部10は、テンプル4の前端部とフロント2から延びるヨロイ3の端部とを相対的に回動自在(図6及び図7参照)に、且つ着脱可能(図2及び図3参照)に連結するものである。図2及び図3に示すように、該連結部10は、ヨロイ3の端部に一体的に接続されるヨロイ側連結部11と、テンプル4の前端部に一体的に接続されるテンプル側連結部12と、該ヨロイ側連結部11とテンプル側連結部12とがテンプル4がフロント2に対して折り畳まれた時だけ着脱可能にする着脱規制ガイド13とを備えている。
図2〜図4に示すように、ヨロイ側連結部11は、ヨロイ3の後端部の上部から後方に斜め内側に向かって延びる第1アーム部18と、該第1アーム部18の先端に接続される第1円筒状保持部19と、第1アーム部18の下方で後方に向かってテンプル4の延びる方向と同一方向に延びる第1係止用アーム部20と、第1円筒状保持部19内に固着される第1磁石21(図4では図示せず)とを有している。第1アーム部18は板状に形成される。第1係止用アーム部20は板状に形成される。第1係止用アーム部20の上下方向に沿う幅寸法と第1円筒状保持部19の上下方向に沿う高さ寸法とは略同じであり、それぞれヨロイ3の上下方向に沿う全幅寸法の1/3程度に設定される。第1係止用アーム部20の下方は段付き凹部22となる。第1係止用アーム部20の先端には所定曲率で内側に湾曲する第1湾曲部23が形成されている。第1湾曲部23の曲率は後述する第2円筒状保持部33の曲率と略一致する。図4から解るように、第1係止用アーム部20の先端は第1円筒状保持部19のヨロイ3から最も離れた外周面よりも若干テンプル4側(図4の右側)に位置する。また、第1円筒状保持部19と第1アーム部18との接続部付近で、第1円筒状保持部19の外周面と第1アーム部18との間に内側に凹む第1係止用凹部24が形成される。
第1円筒状保持部19の開口部19aの上端内周面には、環状の第1ストッパ部28が一体的に形成される。第1磁石21は円柱形状に形成される。第1磁石21の外径と第1円筒状保持部19の開口部19aの内径とは略一致する。また、第1磁石21の長さ寸法は第1円筒状保持部19の開口部19aの第1ストッパ部28を除く高さ寸法と略同一である。そして、第1磁石21を第1円筒状保持部19の下側から第1ストッパ部28に当接するまで開口部19a内に挿入して、第1磁石21を第1円筒状保持部19の開口部19aに接着材等により固着する。この結果、第1円筒状保持部19の下面と第1磁石21の下面とが一致して、第1円筒状保持部19の下面に第1磁石21が露出するようになる。第1円筒状保持部19の下面に露出した第1磁石21の表面(下面)は、後述する第2磁石34の表面との摩耗を防ぐ目的で、釉薬を焼成してなるエナメル状の表面に形成される。なお、図4は、ヨロイ側連結部11の第1円筒状保持部19内に第1磁石21が固着されていない状態を示している。
一方、テンプル側連結部12は、図2、図3及び図5に示すように、テンプル4の前端部から前方に上下方向に沿って間隔を置いてテンプル4の延びる方向と同一方向にそれぞれ延びる第2上側係止用アーム部30及び第2下側係止用アーム部31と、テンプル4の前端部で第2上側係止用アーム部30と第2下側係止用アーム部31との間の位置から前方に斜め内側に向かって延びる第2アーム部32と、該第2アーム部32の先端に接続される第2円筒状保持部33と、第2円筒状保持部33内に固着される第2磁石34とを有している。第2アーム部32は板状に形成される。第2上側係止用アーム部30は板状に形成され、第2下側係止用アーム部31も板状に形成される。第2上側係止用アーム部30の上下方向に沿う幅寸法と、第2円筒状保持部33の上下方向に沿う高さ寸法と、第2下側係止用アーム部31の上下方向に沿う幅寸法とは略同じであり、それぞれヨロイ3の上下方向に沿う全幅寸法の1/3程度に設定される。
なお、テンプル側連結部12の第2上側係止用アーム部30とヨロイ側連結部11の第1円筒状保持部19とは上下方向に沿う同じ位置に配置され、第2上側係止用アーム部30の上下方向に沿う幅寸法と第1円筒状保持部19の上下方向に沿う高さ寸法とは略一致する。同様に、テンプル側連結部12の第2円筒状保持部33とヨロイ側連結部11の第1係止用アーム部20とは上下方向に沿う同じ位置に配置され、第2円筒状保持部33の上下方向に沿う高さ寸法と第1係止用アーム部20の上下方向に沿う幅寸法とは略一致する。また、第2上側係止用アーム部30の先端には所定曲率で内側に湾曲する第2上側湾曲部35が形成され、一方、第2下側係止用アーム部31の先端にも所定曲率で内側に湾曲する第2下側湾曲部36が形成されている。これら、第2上側係止用アーム部30の第2上側湾曲部35及び第2下側係止用アーム部31の第2上側湾曲部35の曲率は略同じであり、それぞれヨロイ側連結部11の第1円筒状保持部19の曲率と略一致する。図5から解るように、第2上側及び下側係止用アーム部30、31の先端は第2円筒状保持部33のテンプル4から最も離れた外周面よりも若干ヨロイ3側に位置する(図5の左側)。また、第2円筒状保持部33と第2アーム部32との接続部付近で、第2円筒状保持部33の外周面と第2アーム部32との間に内側に凹む第2係止用凹部40が形成される。該第2係止用凹部40は、第2上側係止用アーム部30と第2下側係止用アーム部31との空間に位置する。
テンプル側連結部12の第2円筒状保持部33の外径とヨロイ側連結部11の第1円筒状保持部19の外径は略一致する。テンプル側連結部12の第2円筒状保持部33の開口部33aの下端内周面には、環状の第2ストッパ部37が一体的に形成される。第2磁石34は円柱形状に形成される。第2磁石34の外径とヨロイ側連結部11の第1磁石21の外径とは略一致する。第2磁石34の外径と第2円筒状保持部33の開口部33aの内径とは略一致する。また、第2磁石34の長さ寸法は第2円筒状保持部33の開口部33aの第2ストッパ部37を除く高さ寸法と略同一である。そして、第2磁石34を第2円筒状保持部33の上側から第2ストッパ部37に当接するまで開口部33a内に挿入して、第2磁石34を第2円筒状保持部33の開口部33aに接着材等により固着する。この結果、第2円筒状保持部33の上面と第2磁石34の上面とが一致して、第2円筒状保持部33の上面に第2磁石34が露出するようになる(図3参照)。第2円筒状保持部33の上面に露出した第2磁石34の表面(上面)も、第1磁石21の表面との摩耗を防ぐ目的で、釉薬を焼成してなるエナメル状の表面に形成される。なお、図5も、図4と同様に、テンプル側連結部12の第2円筒状保持部33内に第2磁石34が固着されていない状態を示している。
着脱規制ガイド13は、ヨロイ側連結部11に設けた第1係止用凹部24と、該第1係止用凹部24に係止される、テンプル側連結部12に設けた第2上側係止用アーム部30の第2上側湾曲部35と、テンプル側連結部12に設けた第2係止用凹部40と、該第2係止用凹部40に係止される、ヨロイ側連結部11に設けた第1係止用アーム部20の第1湾曲部23とから構成される。
次に、本発明の実施形態に係る眼鏡1において、フロント2に対してテンプル4を着脱する際の作用を、図6及び図7に基づいて、図2及び図3も参照しながら説明する。
まず、フロント2に対してテンプル4を組み付ける際には、図6に示すように(図2及び図3も参照しながら)、テンプル4をフロント2の延びる方向と同方向に立てて配置すると共に、テンプル側連結部12とヨロイ側連結部11とを対向させた状態とする。続いて、ヨロイ側連結部11の第1円筒状保持部19を上側に配置すると共にテンプル側連結部12の第2円筒状保持部33を下側に重ねるように配置して、ヨロイ側連結部11の第1円筒状保持部19の下面に露出した第1磁石21と、テンプル側連結部12の第2円筒状保持部33の上面に露出した第2磁石34とを当接させながら、ヨロイ側連結部11の第1円筒状保持部19とテンプル側連結部12の第2円筒状保持部33とを同一心状に配置する。すると、テンプル側連結部12の第2上側係止用アーム部30の第2上側湾曲部35の内周面が、ヨロイ側連結部11の第1円筒状保持部19の外周面に沿うように配置され、ヨロイ側連結部11の第1係止用アーム部20がテンプル側連結部12の第2上側係止用アーム部30と第2下側係止用アーム部31との間の空間に入り込むようになる。そして、ヨロイ側連結部11の第1磁石21とテンプル側連結部12の第2磁石34との磁着作用により両者が連結されることで、フロント2から延びるヨロイ3の端部とテンプル4の前端部とが連結部10を介して相対的に回動自在に連結される。これにより、本眼鏡1が使用可能状態となる。
次に、本眼鏡1を通常通り使用する際には、図7に示すように(図2及び図3も参照しながら)、テンプル4をフロント2に対して連結部10を支点に90°開くように回動させる。すると、テンプル側連結部12の第2円筒状保持部33が軸周りに回動することで、テンプル側連結部12の第2上側係止用アーム部30の第2上側湾曲部35が、ヨロイ側連結部11の第1円筒状保持部19と第1アーム部18との間に設けた第1係止用凹部24に係止される。また、テンプル側連結部12の第2下側係止用アーム部31がヨロイ側連結部11の第1係止用アーム部20の下方に位置する段付き凹部22に入り込むようになる。これと同時に、ヨロイ側連結部11の第1係止用アーム部20の第1湾曲部23が、テンプル側連結部12の第2円筒状保持部33と第2アーム部32との間に設けた第2係止用凹部40に係止される。これにより、この位置からテンプル4をフロント2に対して引っ張るように操作しても、テンプル側連結部12の第2上側係止用アーム部30の第2上側湾曲部35がヨロイ側連結部11の第1係止用凹部24に係止され、且つヨロイ側連結部11の第1係止用アーム部20の第1湾曲部23がテンプル側連結部12の第2係止用凹部40に係止された状態であるので、ヨロイ側連結部11とテンプル側連結部12とが簡単に離脱することはない。
次に、本眼鏡1にてテンプル4を交換する際には、図6に示すように(図2及び図3も参照しながら)、フロント2に対してテンプル4を折り畳んだ状態にする。この結果、テンプル側連結部12の第2上側係止用アーム部30の第2上側湾曲部35がヨロイ側連結部11の第1係止用凹部24から離脱する。これと同時に、ヨロイ側連結部11の第1係止用アーム部20の第1湾曲部23がテンプル側連結部12の第2係止用凹部40から離脱する。続いて、テンプル4をフロント2の延びる方向に沿って磁力(第1磁石21と第2磁石34との間の磁力)に抗して引っ張るように操作すれば、テンプル側連結部12の第2磁石34とヨロイ側連結部11の第1磁石21とが離脱して、テンプル4をフロント2から容易に取り外すことができる。その後は、上述した手順で新しいテンプル4をフロント2に連結部10を介して取り付けるようにする。
なお、テンプル4を交換する意図はなく単にテンプル4を折り畳むだけの場合には、テンプル側連結部12の第2上側係止用アーム部30の第2上側湾曲部35がヨロイ側連結部11の第1係止用凹部24から離脱すると共に、ヨロイ側連結部11の第1係止用アーム部20の第1湾曲部23が、テンプル側連結部12の第2係止用凹部40から離脱するが、使用者がテンプル4をフロント2の延びる方向に沿って引っ張る操作をしなければ、テンプル側連結部12の第2磁石34とヨロイ側連結部11の第1磁石21との磁着作用により、連結部10におけるテンプル側連結部12とヨロイ側連結部11との連結が維持されるようになる。
以上説明したように、本発明の実施形態に係る眼鏡1によれば、フロント2から延びるヨロイ3の端部とテンプル4の前端部とは連結部10により連結され、該連結部10では、ヨロイ側連結部11に設けた第1磁石21と、テンプル側連結部12に設けた第2磁石34とによる磁着作用により、相対的に回動自在に、且つ着脱可能に両者を連結するように構成するので、従来よりもその構造を非常に簡素化することができる。しかも、フロント2に対してテンプル4を相対的に回動自在に連結する連結箇所及びフロント2に対してテンプル4を着脱自在に連結する連結箇所を連結部10の一か所に集約することができるので、デザイン的にも満足することができる。
また、本発明の実施形態に係る眼鏡1によれば、連結部10は、ヨロイ側連結部11とテンプル側連結部12とをテンプル4がフロント2に対して折り畳まれた時にだけ着脱可能にする着脱規制ガイド13を備えており、該着脱規制ガイド13は、ヨロイ側連結部11に設けた第1係止用凹部24と、該第1係止用凹部24に係止される、テンプル側連結部12に設けた第2上側係止用アームの第2上側湾曲部35と、テンプル側連結部12に設けた第2係止用凹部40と、該第2係止用凹部40に係止される、ヨロイ側連結部11に設けた第1係止用アーム部20の第1湾曲部23とから構成される。これにより、テンプル4をフロント2に対して90°開いた通常の使用状態では、テンプル4をフロント2に対して引っ張るように操作しても、テンプル側連結部12とヨロイ側連結部11とが簡単に離脱することはない。しかしながら、テンプル4をフロント2に対して折り畳んだ位置に回動させた後、テンプル4をフロント2の延びる方向に沿って引っ張るように操作すると、テンプル側連結部12とヨロイ側連結部11とを容易に離脱させることが可能になる。このように、本眼鏡1では、フロント2に対するテンプル4の着脱可能な位置をテンプル4の折り畳み位置だけに限定しているので、通常の使用環境にて、テンプル4に外力が加わってもテンプル4が簡単にフロント2から離脱することはない。
なお、本発明の実施形態に係る眼鏡1では、ヨロイ側連結部11の第1円筒状保持部19内に第1磁石21を固着して、テンプル側連結部12の第2円筒状保持部33内に第2磁石34を固着して構成しているが、ヨロイ側連結部11の第1円筒状保持部19またはテンプル側連結部12の第2円筒状保持部33のいずれか一方に磁石を配置して、いずれか他方に磁性体を配置して構成してもよい。
また、本発明の実施形態に係る眼鏡1では、連結部10にてヨロイ側連結部11とテンプル側連結部12とを連結する際には、ヨロイ側連結部11の第1円筒状保持部19の下面に露出した第1磁石21と、テンプル側連結部12の第2円筒状保持部33の上面に露出した第2磁石34とを当接させると共に、ヨロイ側連結部11の第1円筒状保持部19とテンプル側連結部12の第2円筒状保持部33とを同一心状に配置するようにしているが、ヨロイ側連結部11の第1円筒状保持部19と、テンプル側連結部12の第2円筒状保持部33との間に位置決め構造を採用してもよい。位置決め構造として、例えば、ヨロイ側連結部11の第1磁石21の長さを第1円筒状保持部19の開口部19aの第1ストッパ部28を除く高さよりも若干短く設定して、第1円筒状保持部19内に第1磁石21を固着した後その下面に位置決め凹部を形成し、一方、テンプル側連結部12の第2磁石34の長さを第2円筒状保持部33の開口部33aの第2ストッパ部37を除く高さよりも若干長く設定して、第2円筒状保持部33内に第2磁石34を固着した後その上面に位置決め凸部を形成する。そして、ヨロイ側連結部11とテンプル側連結部12とを連結する際には、ヨロイ側連結部11の位置決め凹部に、テンプル側連結部12の位置決め凸部を嵌合させるだけの作業で正確に両者の位置決めが可能になる。
1 眼鏡,2 フロント,3 ヨロイ,4 テンプル,10 連結部,11 ヨロイ側連結部,12 テンプル側連結部,13 着脱規制ガイド,19 第1円筒状保持部,20 第1係止用アーム部,21 第1磁石,23 第1湾曲部,24 第1係止用凹部,30 第2上側係止用アーム部,33 第2円筒状保持部,34 第2磁石,35 第2上側湾曲部,40 第2係止用凹部

Claims (3)

  1. フロントに対してテンプルが着脱自在に取り付けられる眼鏡であって、
    前記フロントから延びるヨロイの端部と前記テンプルの前端部とは、磁石を備えた連結部により、相対的に回動自在に、且つ着脱可能に連結されていることを特徴とする眼鏡。
  2. 前記連結部は、前記テンプルが折り畳まれた位置にて、フロントに対してテンプルを着脱可能とする着脱規制ガイドを備えることを特徴とする請求項1に記載の眼鏡。
  3. 前記着脱規制ガイドは、テンプル側連結部とヨロイ側連結部との間に設けられた、係止用凹部と該係止用凹部に先端部が係止される係止用アーム部とから構成されることを特徴とする請求項2に記載の眼鏡。
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