JP2015140198A - 包装袋 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】包装袋1は、相対する非融着部16各々を、開封起点側から開封終点側のシール部17に向かって延びる並設された複数本の第1開封誘導線13と、相対する非融着部16各々の開封終点側において、並設された複数本の第1開封誘導線13の両外側から開封終点側のシール部17に向かって互いに接近するように延びる2本の第2開封誘導線14とを備えている。
【選択図】図2
Description
前記両フィルムの融着されていない相対する非融着部各々を、当該包装袋を引き裂いて開封するための開封起点側から開封終点側のシール部に向かって延びる並設された複数本の第1開封誘導線と、
前記両フィルムの相対する非融着部各々の前記開封終点側において、前記並設された複数本の第1開封誘導線の両外側から前記開封終点側のシール部に向かって互いに接近するように延びる2本の第2開封誘導線とを備えていることを特徴とする。
図1に示す包装袋1は、シーラント層を有する積層フィルムによって製袋されたボトル詰替え用の内容物を収容する自立性包装袋であり、相対する表裏のフィルム2と底フィルム3よりなる。底フィルム3はシーラント層が外側になるように山折りに(折り目が上になるように)されて表裏のフィルム2の間に挿入されている。そして、表裏のフィルム2の重ね合わされた両側辺部、並びに表裏のフィルム2の各々と底フィルム3の重ね合わされた下辺部がそれぞれ融着によってシールされている。表裏のフィルム2の両側辺のシール部4は、表裏のフィルム2の底フィルム3に対する下辺のシール部5に続いている。
図2に示すように、注入口部7の上側には、表裏のフィルム2を融着して形成されたつまみ部8が設けられている。このつまみ部8は使用者が開封の際につまむためのものである。注入口部7の片側(本実施形態では袋中央側)のシール部11に開封起点となるノッチ12が形成されている。そうして、注入口部7を形成する表裏のフィルム2の各々には、包装袋1の引裂き開封を容易にするために、複数本の並設された第1開封誘導線13及び2本の第2開封誘導線14が形成され、さらに1本の第3開封誘導線15が形成されている。
−実施例−
図3に示す実施例に係る注入口部7を有する包装袋を準備した。この包装袋は、凸版印刷社製のPET系フィルムGL−AECF(厚み12μm)、NYフィルム(ナイロン,厚み15μm)及びLLDPEフィルム(シーラント層,厚み80μm)の積層フィルムによって製袋されたものであり、先に説明した実施形態と同じく、つまみ部8及び開封起点となるノッチ12を有する。開封終点側のシール部17の幅Wは3.5mmである。そして、注入口部7を形成する表裏のフィルム2の各々には3本の平行な第1開封誘導線13及び2本のV字状に交わる第2開封誘導線14が形成されている。なお、第3開封誘導線は形成されていない。開封誘導線13,14は炭酸ガスレーザーによる表裏のフィルム2のハーフカット(PET系フィルム及びNYフィルムの切断)によって形成した。
図4に示す注入口部7を有する包装袋(比較例A)を準備した。この包装袋は、凸版印刷社製のPET系フィルムGL−AECF(厚み12μm)、易カットフィルムONY(延伸ナイロン,厚み15μm)及びLLDPEフィルム(シーラント層,厚み80μm)の積層フィルムによって製袋されたものであり、先に説明した実施形態と同じく、つまみ部8及び開封起点となるノッチ12を有する。開封終点側のシール部17の幅Wは3.5mmである。また、開封終端側のシール部17を同図に一点鎖線で示す位置でカットして幅Wを2.0mmとした包装袋を比較例Bとして準備した。なお、比較例A,Bには、易カットフィルムONYを用いているため、開封誘導線は形成していない。
実施例及び比較例の各包装袋のつまみ部8をつまんで注入口部7をノッチ12から引き裂いていった。そうして、図5に示すように、表裏のフィルム2の裂け目が開封終点側のシール部17に到達したときの表裏のフィルム2の裂け目先端のずれ寸法Xと引裂き強度(ピーク強度)Yとの関係を調べた。
図7に示すように、注入口部7に2本の平行な第1開封誘導線13と交点Pで交わる2本の第2開封誘導線14を設けた実施例に係る包装袋を供試材とした。そして、注入口部7を引裂き開封するときに応力が集中するノッチ12の先端位置と第1開封誘導線13(レーザー加工開始位置)との距離Lが開封の誘導に及ぼす影響を調べた。結果を表1に示す。
第1開封誘導線13と第2開封誘導線14との関係は、図2、図3及び図7に示す例に限られるものではなく、複数本の第1開封誘導線13全てが第2開封誘導線14に交わるようにしてもよい。また、第1開封誘導線13の本数を4本以上にしてもよい。また、図3及び図7に示す例において第3開封誘導線を追加するようにしてもよく、種々の態様をとることができる。
2 表裏のフィルム
3 底フィルム
7 注入口部
8 つまみ部
11 開封起点側のシール部
12 ノッチ
13 第1開封誘導線
14 第2開封誘導線
15 第3開封誘導線
16 非融着部
17 開封終点側のシール部
Claims (3)
- 相対する両フィルムの周辺部が重ね合わされて融着されたシール部を有する包装袋であって、
前記両フィルムの融着されていない相対する非融着部各々を、当該包装袋を引き裂いて開封するための開封起点側から開封終点側のシール部に向かって延びる並設された複数本の第1開封誘導線と、
前記両フィルムの相対する非融着部各々の前記開封終点側において、前記並設された複数本の第1開封誘導線の両外側から前記開封終点側のシール部に向かって互いに接近するように延びる2本の第2開封誘導線とを備えていることを特徴とする包装袋。 - 請求項1において、
前記相対する非融着部各々の前記2本の第2開封誘導線は前記開封終点側において一点で交わり、且つ前記相対する非融着部各々の第2開封誘導線の交点同士が相対していることを特徴とする包装袋。 - 請求項2において、
前記相対する非融着部各々の前記第2開封誘導線の交点より前記開封終点側のシール部に至る第3開封誘導線を備えていることを特徴とする包装袋。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017171335A (ja) * | 2016-03-23 | 2017-09-28 | 凸版印刷株式会社 | 包装袋、およびその製造方法 |
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JPH08324597A (ja) * | 1995-05-31 | 1996-12-10 | Dainippon Printing Co Ltd | 開封用切込および包装袋 |
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