JP2015140198A - 包装袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】樹脂フィルムによって製袋され周辺が融着によってシールされた包装袋1を引き裂いて開封するときの相対する非融着部16各々に生ずる裂け目のずれを抑制して開封性を向上させる。
【解決手段】包装袋1は、相対する非融着部16各々を、開封起点側から開封終点側のシール部17に向かって延びる並設された複数本の第1開封誘導線13と、相対する非融着部16各々の開封終点側において、並設された複数本の第1開封誘導線13の両外側から開封終点側のシール部17に向かって互いに接近するように延びる2本の第2開封誘導線14とを備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は手で引き裂いて開封することができるようにした包装袋に関する。
積層フィルムよりなる包装袋が調味料や食品類、詰替え洗剤などの包装に利用されている。この種の包装袋の開封には、鋏やカッター等も使用されるが、近年はそのような道具を用いることなく手で引き裂いて開封することができるものも多くなっている。
そのような包装袋の開封手段の一例が特許文献1に記載されている。それは、積層フィルムで形成された自立袋において、周辺部が融着されてシールされた注入口部に複数本のハーフカット線を平行に設けるというものである。そのハーフカット線は注入口部を横切るように片側のシール部から非融着部を挟んで反対側のシール部まで直線状に延びている。
同文献には、複数本の平行なハーフカット線と斜めに交差するハーフカット線を設けることも記載されている。同文献によれば、積層フィルムのシーラント層が伸ばされながら引き裂かれ、引き裂きラインが中心部のハーフカット線から逸れたときに、隣接するハーフカット線に引き継がれ、或いは中心部のハーフカット線に戻るため、きれいに引き裂いて注入口部を開封することができるとされている。
特許第4612391号公報
包装袋をハーフカット線のような開封誘導線に沿って引き裂いていくと、その途中で包装袋が裂けにくくなり、通常の力ではそれ以上き引き裂くことができなくなることがある。この問題について、本発明者が実験を踏まえて検討したところ、以下のことが判明した。
ア)包装袋をその開封起点から開封誘導線に沿って引き裂いていくと、開封起点側のシール部からフィルム同士が融着されていない非融着部に裂け目が入り、その裂け目の先端が開封終点側のシール部に到達した時点で、包装袋の引き裂き強度(引き裂き抵抗)が急上昇することがある。
イ)引裂き強度が急上昇するのは、包装袋の相対する非融着部各々の裂け目の先端同士が開封終点側のシール部に到達した時点において開封誘導線と直交する方向に(例えば上下に)大きくずれているケースである。その場合、包装袋の当該裂け目間を引きちぎる必要があるため、引裂き強度が急上昇することになる。後に実験に基いて明らかにするが、前記ずれが1mm以上になると引裂き強度が10N以上になる場合がある。
ウ)相対する非融着部の裂け目が開封誘導線と直交する方向にずれる現象は、包装袋の開封起点の両側部をそれぞれ指先でつまんで引き裂くとき、その一方の側部を他方の側部の方へひねるような形になったときに生じ易い(図5の2点鎖線参照)。
つまり、包装袋がひねられる形になると、相対する非融着部各々では、引裂き力が加わる位置が開封誘導線と直交する方向にずれ易くなり、或いは、開封誘導線に直交する逆方向の分力が加わり易くなる。その結果、相対する非融着部各々の裂け目がずれることになる。
エ)そのため、平行なハーフカット線に交差する斜めのハーフカット線を設けても、上述の如く包装袋がひねるような形で引き裂かれるときは、裂け目が開封終点側のシール部に到達するまで、相対する非融着部各々に裂け目をずらす力が働くから、当該到達時点で裂け目が大きくずれてしまうことになる。
そこで、本発明は、上述の如き相対する非融着部各々の裂け目のずれを抑制して包装袋の引き裂きによる開封性を向上させることを課題とする。
本発明は、上記課題を解決するために、包装袋の開封起点側から開封終点側に向かって延びる開封誘導線(「開封補助線」ともいうことができる。以下、同じ。)に、上述の裂け目のずれ量を小さくする開封誘導線を組み合わせるようにした。以下、具体的に説明する。
ここに提示する包装袋は、相対する両フィルムの周辺部が重ね合わされて融着されたシール部を有するものであり、
前記両フィルムの融着されていない相対する非融着部各々を、当該包装袋を引き裂いて開封するための開封起点側から開封終点側のシール部に向かって延びる並設された複数本の第1開封誘導線と、
前記両フィルムの相対する非融着部各々の前記開封終点側において、前記並設された複数本の第1開封誘導線の両外側から前記開封終点側のシール部に向かって互いに接近するように延びる2本の第2開封誘導線とを備えていることを特徴とする。
このような包装袋であれば、その開封起点側に引裂き力を加えると、包装袋の相対する非融着部各々においては複数本の第1開封誘導線のいずれかに力が集中し、その第1開封誘導線に沿って非融着部各々が引き裂かれていく。第1開封誘導線が複数本設けられているから、引裂き力が加わる位置が予定された開封起点から多少ずれても、いずれかの第1開封誘導線によって開封が誘導されることになる。そのため、包装袋の引裂き開封が容易になる。
相対する非融着部各々における裂け目の先端が開封終点側のシール部近傍に至ると、該裂け目が第1開封誘導線から第2開封誘導線に移る。この2本の第2開封誘導線は複数本の第1開封誘導線の両外側から開封終点側のシール部に向かって互いに接近するように延びているから、裂け目が複数本の第1開封誘導線のいずれにあっても、その裂け目が第2開封誘導線に移ることになる。そして、当該2本の第2開封誘導線は上述の如く互いに接近するように延びているから、この2本の第2開封誘導線の延長方向の一点に向かって裂け目が延びていくことになる。
そのため、相対する非融着部各々の裂け目の位置が第1開封誘導線による開封の誘導時にずれた(第1開封誘導線に対して直交する方向にずれた)場合でも、第2開封誘導線に開封の誘導が引き継がれることによって当該位置ずれが小さくなっていく。よって、非融着部からシール部に至るときの引裂き強度の急上昇が抑えられ、包装袋を最後まで引き裂いて開封することが容易になる。
好ましいのは、前記相対する非融着部各々の前記2本の第2開封誘導線が前記開封終点側において一点で交わり、且つ前記相対する非融着部各々の第2開封誘導線の交点同士が相対していることである。このようにすれば、相対する非融着部各々の裂け目の位置ずれを小さくする上で有利になる。
好ましいのは、前記相対する非融着部各々の前記第2開封誘導線の交点より前記開封終点側のシール部に至る第3開封誘導線を備えていることである。これにより、相対する非融着部各々の裂け目の位置ずれを小さくした状態で、第3開封誘導線によって開封終点側のシール部に開封を誘導することができ、包装袋を最後まで引き裂いて開封することがさらに容易になる。
本発明によれば、包装袋の非融着部各々を開封起点側から開封終点側のシール部に向かって延びる並設された複数本の第1開封誘導線と、非融着部各々の開封終点側において前記並設された複数本の第1開封誘導線の両外側から前記開封終点側のシール部に向かって互いに接近するように延びる2本の第2開封誘導線とを備えているから、第1開封誘導線による開封の誘動時に、相対する非融着部各々の裂け目の先端位置が第1開封誘導線と直交する方向にずれていても、第2開封誘導線によって当該位置ずれが小さくなるように開封が誘導されるため、非融着部からシール部に至るときの引裂き強度が急上昇が抑えられ、包装袋を最後まで引き裂き開封することが容易になる。
本発明の実施形態に係る包装袋の正面図である。 同包装袋の注入口部分を示す正面図である。 引裂き試験1に供した実施例に係る包装袋の注入口部分を示す正面図である。 同試験1に供した比較例に係る包装袋の注入口部分を示す正面図である。 比較例に係る包装袋の注入口部分を途中まで開封した状態を示す正面図である。 引裂き試験結果を示すグラフ図である。 引裂き試験2に供した実施例に係る包装袋の注入口部分を示す正面図である。
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
<全体構成>
図1に示す包装袋1は、シーラント層を有する積層フィルムによって製袋されたボトル詰替え用の内容物を収容する自立性包装袋であり、相対する表裏のフィルム2と底フィルム3よりなる。底フィルム3はシーラント層が外側になるように山折りに(折り目が上になるように)されて表裏のフィルム2の間に挿入されている。そして、表裏のフィルム2の重ね合わされた両側辺部、並びに表裏のフィルム2の各々と底フィルム3の重ね合わされた下辺部がそれぞれ融着によってシールされている。表裏のフィルム2の両側辺のシール部4は、表裏のフィルム2の底フィルム3に対する下辺のシール部5に続いている。
包装袋1の上部片側のコーナー部には、内容物を収容する袋本体部6に連通して斜め上方に突出する注入口部7が形成されている。袋本体部6の上端9は内容物の充填のために開口している。注入口部7は、袋本体部6に連通する部分を除く周辺部が表裏のフィルム2の融着によってシールされている。この注入口部7の部位に、包装袋1を該注入口部7において引き裂いて開封するための易開封手段が設けられている。以下、具体的に説明する。
<易開封手段>
図2に示すように、注入口部7の上側には、表裏のフィルム2を融着して形成されたつまみ部8が設けられている。このつまみ部8は使用者が開封の際につまむためのものである。注入口部7の片側(本実施形態では袋中央側)のシール部11に開封起点となるノッチ12が形成されている。そうして、注入口部7を形成する表裏のフィルム2の各々には、包装袋1の引裂き開封を容易にするために、複数本の並設された第1開封誘導線13及び2本の第2開封誘導線14が形成され、さらに1本の第3開封誘導線15が形成されている。
複数本の第1開封誘導線13各々は、注入口部7の開封起点側のシール部11から相対する非融着部16を挟んで反対側の融着部、すなわち開封終点側のシール部17に向かって平行に延びている。この第1開封誘導線13各々は開封起点側のシール部11を横切り、該シール部11から非融着部16にわたって直線状に連続している。
2本の第2開封誘導線14は、相対する非融着部16各々における前記開封終点側に設けられている。この2本の第2開封誘導線14は、前記並設された複数本の第1開封誘導線13の両外側から開封終点側のシール部17に向かって互いに接近するように直線状に延びている。本実施形態の2本の第2開封誘導線14は開封終点側において一点PでV字状に交わっている。この相対する非融着部16の各々の第2開封誘導線の交点P同士は、開封終点側のシール部17の直前において相対している、つまり、当該包装袋1を表裏に見て互いに重なる位置関係に設けられている。
第3開封誘導線15は、第2開封誘導線の交点Pより開封終点側のシール部17を横切って該シール部17の外縁まで直線状に延びている。表裏のフィルム2の各々の第3開封誘導線15は相対している、つまり、当該包装袋1を表裏に見て互いに重なる位置関係に設けられている。
第1開封誘導線13の本数は、引裂き開封性を向上させる効果があれば任意に設定することができる。限定する意味ではないが、好ましい実施形態では、0.2〜1.5mmの間隔をおいて3本の第1開封誘導線13が並設されている。同じく限定する意味ではないが、2本の第2開封誘導線14は、非融着部16の開封終点側の端縁から開封起点側に向かって0〜20mmの範囲に設けられている。これにより、シール部直前での引裂き強度の急上昇の抑制に有利になる。また、第1開封誘導線13と第2開封誘導線14のなす角度は70度以下になっている。これにより、注入口部7を引き裂いたときの第1開封誘導線13から第2開封誘導線14への開封の誘導が円滑になる。
図2に示す例では、3本の第1開封誘導線13のうちの中央の第1開封誘導線13が第2開封誘導線14の交点Pに交わり、この中央の第1開封誘導線13と第3開封誘導線15は一直線上に配置されている。
第1乃至第3の開封誘導線13〜15は、表裏のフィルム2の引裂き方向を誘導する(規制する)機能があればよい。例えば、所謂ハーフカット加工によってフィルム2に形成された溝は脆弱な裂けやすい開封誘導線となる。或いは2本のビードを並設すると、そのビード間の溝は引裂き方向を誘導する開封誘導線となり得る。ハーフカット加工には、例えば、レーザー加工、放電加工、機械加工、熱加工などを用いることができる。
<引裂き試験1>
−実施例−
図3に示す実施例に係る注入口部7を有する包装袋を準備した。この包装袋は、凸版印刷社製のPET系フィルムGL−AECF(厚み12μm)、NYフィルム(ナイロン,厚み15μm)及びLLDPEフィルム(シーラント層,厚み80μm)の積層フィルムによって製袋されたものであり、先に説明した実施形態と同じく、つまみ部8及び開封起点となるノッチ12を有する。開封終点側のシール部17の幅Wは3.5mmである。そして、注入口部7を形成する表裏のフィルム2の各々には3本の平行な第1開封誘導線13及び2本のV字状に交わる第2開封誘導線14が形成されている。なお、第3開封誘導線は形成されていない。開封誘導線13,14は炭酸ガスレーザーによる表裏のフィルム2のハーフカット(PET系フィルム及びNYフィルムの切断)によって形成した。
3本の第1開封誘導線13は、開封起点側のシール部11から非融着部16の引裂き方向長さの約4/5の範囲にわたって連続して延びている。2本の第2開封誘導線14は非融着部16の引裂き方向長さの残り約1/5(5〜6mm)の範囲に設けられている。3本の第1開封誘導線13は1.5mmピッチで設けられ、3本のうちの中央の第1開封誘導線13はノッチ12の先端位置から開封終点側に向かって延びている。
2本の第2開封誘導線14は開封終点側に近づくほど間隔が狭くなって交点Pで交わっており、最も広くなった開封起点側の間隔は5mmである。第1開封誘導線13と第2開封誘導線14のなす角度は約45度である。また、3本の第1開封誘導線13各々と第2開封誘導線14は引裂き方向に微小間隙をもって離れている。
−比較例−
図4に示す注入口部7を有する包装袋(比較例A)を準備した。この包装袋は、凸版印刷社製のPET系フィルムGL−AECF(厚み12μm)、易カットフィルムONY(延伸ナイロン,厚み15μm)及びLLDPEフィルム(シーラント層,厚み80μm)の積層フィルムによって製袋されたものであり、先に説明した実施形態と同じく、つまみ部8及び開封起点となるノッチ12を有する。開封終点側のシール部17の幅Wは3.5mmである。また、開封終端側のシール部17を同図に一点鎖線で示す位置でカットして幅Wを2.0mmとした包装袋を比較例Bとして準備した。なお、比較例A,Bには、易カットフィルムONYを用いているため、開封誘導線は形成していない。
−引裂き試験−
実施例及び比較例の各包装袋のつまみ部8をつまんで注入口部7をノッチ12から引き裂いていった。そうして、図5に示すように、表裏のフィルム2の裂け目が開封終点側のシール部17に到達したときの表裏のフィルム2の裂け目先端のずれ寸法Xと引裂き強度(ピーク強度)Yとの関係を調べた。
ここに、比較例の場合、図5に2点鎖線で示すようにつまみ部8を下方にひねるようにして引裂き力を加えると、ずれ寸法Xが大きくなり、そのひねり度合が大きくなるほどずれ寸法Xが大きくなった。一方、実施例の場合は、前記ひねり度合を変えても、裂け目がシール部17に到達した時点でのずれ寸法Xは殆ど変わらず、0.5mm以下であった。
結果を図6に示す。同図によれば、ずれ寸法Xと引裂き強度Yには強い相関があること、比較例A,Bによれば、開封終点側のシール部17の幅Wが2.0mmと3.5mmで違っても、引裂き強度Yは殆ど変わらないこと(引裂き強度は当該幅Wには依存しないこと)、ずれ寸法Xが1mm以上になると引裂き強度Yが10N以上になること、そして、実施例では表裏のフィルム2の裂け目先端のずれが殆どなく、引裂き強度Yが5N以下になること(引裂き開封が容易であること)わかる。最小二乗法で求めた回帰式はY=6.6X+2.9であった。
<引裂き試験2>
図7に示すように、注入口部7に2本の平行な第1開封誘導線13と交点Pで交わる2本の第2開封誘導線14を設けた実施例に係る包装袋を供試材とした。そして、注入口部7を引裂き開封するときに応力が集中するノッチ12の先端位置と第1開封誘導線13(レーザー加工開始位置)との距離Lが開封の誘導に及ぼす影響を調べた。結果を表1に示す。
Figure 2015140198
表1によれば、第1開封誘導線13を設けるピッチD(=2×L)が2.0mmを超えると、ノッチ12から第1開封誘導線13に開封が誘導されず、ピッチDが0.8mm以下になると開封の誘導が良好になるという結果になっている。従って、引裂きを開始するときの力点が第1開封誘導線13からずれた場合の開封の誘導機能を考慮して、当該ピッチDは2mm以下が好ましいこと、さらには0.8mm以下が好ましいことがわかる。但し、当該ピッチDを0.2mm以下にしようとすると、隣接する第1開封誘導線13同士で加工が干渉し易くなる。よって、当該ピッチDは0.2mm以上2.0mm以下、さらには0.2mm以上0.8mm以下が好ましいということができる。
<その他>
第1開封誘導線13と第2開封誘導線14との関係は、図2、図3及び図7に示す例に限られるものではなく、複数本の第1開封誘導線13全てが第2開封誘導線14に交わるようにしてもよい。また、第1開封誘導線13の本数を4本以上にしてもよい。また、図3及び図7に示す例において第3開封誘導線を追加するようにしてもよく、種々の態様をとることができる。
また、複数本の第1開封誘導線13各々は必ずしも連続線にすることは要さず、所定ピッチで破線状に形成してもよい。
また、包装袋の形態は実施例に限られるものではなく、例えば矩形状の包装袋の上端部を当該袋を全幅にわたって開封するケースなど、本発明は種々の形態の包装袋に適用することができる。
また、包装袋を製袋する積層フィルムは樹脂フィルムとアルミ箔や紙など樹脂以外のフィルムとを積層したものであってもよい。或いは、包装袋は単層の樹脂フィルムで製袋されたものであってもよい。
1 包装袋
2 表裏のフィルム
3 底フィルム
7 注入口部
8 つまみ部
11 開封起点側のシール部
12 ノッチ
13 第1開封誘導線
14 第2開封誘導線
15 第3開封誘導線
16 非融着部
17 開封終点側のシール部

Claims (3)

  1. 相対する両フィルムの周辺部が重ね合わされて融着されたシール部を有する包装袋であって、
    前記両フィルムの融着されていない相対する非融着部各々を、当該包装袋を引き裂いて開封するための開封起点側から開封終点側のシール部に向かって延びる並設された複数本の第1開封誘導線と、
    前記両フィルムの相対する非融着部各々の前記開封終点側において、前記並設された複数本の第1開封誘導線の両外側から前記開封終点側のシール部に向かって互いに接近するように延びる2本の第2開封誘導線とを備えていることを特徴とする包装袋。
  2. 請求項1において、
    前記相対する非融着部各々の前記2本の第2開封誘導線は前記開封終点側において一点で交わり、且つ前記相対する非融着部各々の第2開封誘導線の交点同士が相対していることを特徴とする包装袋。
  3. 請求項2において、
    前記相対する非融着部各々の前記第2開封誘導線の交点より前記開封終点側のシール部に至る第3開封誘導線を備えていることを特徴とする包装袋。
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