JP2015139913A - 合成樹脂成形品の位置決め装置 - Google Patents

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陽介 原田
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Yoshitomo Yamazaki
義智 山崎
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Abstract

【課題】合成樹脂成形品の加工が確実に安定して行うことができる合成樹脂成形品の位置決め装置を提供する。【解決手段】合成樹脂成形品を加工するための合成樹脂成形品の位置決め装置10において、合成樹脂成形品は、位置決め穴を有し、位置決め装置10は、位置決め穴に挿入される位置決めピン12と、合成樹脂成形品を保持する受け板を有する。位置決めピン12は、先端が複数個に分割され、横方向に開閉可能な基準爪12aを有する。合成樹脂成形品の位置決め穴に、位置決めピン12の基準爪12aが奥まで挿入された後に、複数個に分割された基準爪12aが横方向に開き、位置決め穴の内周面に当接して、合成樹脂成形品を位置決め穴の位置に保持する。【選択図】図4

Description

本発明は、熱可塑性合成樹脂で形成されたブロー成形品等の合成樹脂成形品を加工するときの合成樹脂成形品の位置決め装置に関するものである。
従来、自動車用等の燃料タンク等の中空体の構造としては、金属製のものが用いられていたが、近年、車両の軽量化や、錆が発生しないこと、所望の形状に成形しやすいことなどによって熱可塑性合成樹脂製のものが用いられるようになってきた。
熱可塑性合成樹脂製の中空体の製造は、中空体を成形することの容易性からブロー成形方法が多く用いられてきた。ブロー成形方法では、溶融した熱可塑性合成樹脂部材のパリソンを円筒状にしてブロー成形機のダイスから押出して、そのパリソンをブロー成形金型で挟みパリソン中に空気を吹き込み、自動車用燃料タンク等の中空体であるブロー成形品を製造していた。
このブロー成形品である燃料タンク101には、図1に示すように、周囲に外周リブ102が形成され、外周リブ102のコーナー部には、車体への取付孔103が形成されている。また、ポンプユニット取付孔104や、燃料注入孔105や各種のチューブの取付孔106が設けられている。
このため、燃料タンク101の成形後に、外周リブ102の部分のバリ取りや、各種の取付孔にチューブ取付部材等を取付けるための加工が必要となる。
この場合には、成形品を固定冶具と押え冶具で保持してバリをとるものもある(例えば、特許文献1参照。)。
この場合には、固定冶具と押え冶具が必要であり、成形品の形状が異なると固定冶具と押え冶具も交換する必要がある。
そこで、図7に示すように、燃料タンク101の底壁に位置決め穴109を形成し、受け板11に燃料タンク101を置き、位置決め穴109に位置決めピン112を挿入して、燃料タンク101を保持して、加工のために燃料タンク101の位置決めをするものがある。
この場合には、ブロー成形品である燃料タンク101の寸法のばらつきにより、位置決め穴109に位置決めピン112が入らずに、燃料タンク101が位置決めピン112に乗ってしまい、燃料タンク101が傾いて、加工ができなくなる場合があった。
また、燃料タンク101の寸法が所定寸法であっても、位置決めピン112のスムースな挿入のために、位置決め穴109と位置決めピン112の間には、片側0.2mm程度のクリアランスも必要であり、燃料タンク101の加工位置のバラツキが生じることとなる。
特開平9−193235号公報
そのため、本発明は、燃料タンク等の合成樹脂成形品においても、合成樹脂成形品の加工が確実に安定して行うことができる合成樹脂成形品の位置決め装置を提供することを課題とする。
請求項1の本発明は、合成樹脂成形品を加工するための合成樹脂成形品の位置決め装置において、
合成樹脂成形品は、位置決め穴を有し、
位置決め装置は、位置決め穴に挿入される位置決めピンと、位置決めピンを昇降させる昇降部と、合成樹脂成形品を保持する受け板を有し、
位置決めピンは、先端が複数個に分割され、横方向に開閉可能な基準爪を有し、
合成樹脂成形品の位置決め穴に、位置決めピンの基準爪が奥まで挿入された後に、複数個に分割された基準爪が横方向に開き、位置決め穴の内周面に当接して、合成樹脂成形品を位置決め穴の位置に保持することを特徴とする合成樹脂成形品の位置決め装置である。
請求項1の本発明では、合成樹脂成形品を加工するときの合成樹脂成形品の位置決め装置において、合成樹脂成形品は、位置決め穴を有する。このため、合成樹脂成形品を成形後に加工する場合に、位置決め穴に位置決めピンを挿入して、合成樹脂成形品を固定することができる。
位置決め装置は、位置決め穴に挿入される位置決めピンと、合成樹脂成形品を保持する受け板を有する。このため、合成樹脂成形品を成形後に加工する場合に、受け板で合成樹脂成形品を保持して、位置決めピンを位置決め穴に挿入して、合成樹脂成形品を固定することができる。
位置決めピンは、先端が複数個に分割され、横方向に開閉可能な基準爪を有し、合成樹脂成形品の位置決め穴に、位置決めピンの基準爪が奥まで挿入された後に、複数個に分割された基準爪が横方向に開き、位置決め穴の内周面に当接して、合成樹脂成形品を位置決め穴の位置に保持する。
このため、位置決め穴に挿入された位置決めピンの基準爪の側面が、挿入後に開いて、位置決め穴の内周孔の側面を強く保持して、確実に合成樹脂成形品を保持することができる。位置決め穴に位置決めピンを位置決めする時は、クリアランスが零となり、燃料タンクの位置決めのばらつきが減少する。挿入時は、基準爪は閉じているので、基準爪と位置決め穴との隙間を大きくすることができ、合成樹脂成形品の寸法のばらつきがあっても、容易に位置決め穴に挿入することができる。
請求項2の本発明は、位置決めピンは、位置決めピンの内部にスライドピンが上下に昇降可能に設けられ、先端が複数個に分割された基準爪を、スライドピンが上昇して、分割された基準爪を横方向に開閉する合成樹脂成形品の位置決め装置である。
請求項2の本発明では、位置決めピンは、位置決めピンの内部にスライドピンが上下に昇降可能に設けられ、先端が複数個に分割された基準爪を、スライドピンが上昇して、分割された基準爪を横方向に開閉する。このため、スライドピンの昇降により基準爪を位置決め穴に固定したり、外したりすることが確実に容易にできる。
請求項3の本発明は、基準爪は、先端が丸く形成され、側面は円筒状形成された合成樹脂成形品の位置決め装置である。
請求項3の本発明では、基準爪は、先端が丸く形成され、側面は円筒状形成されたため、位置決めピンを位置決め穴に挿入することが容易であり、基準爪を開いたときに、基準爪の側面が位置決め穴の内周面に密着することができ、位置決めピンを強固に位置決め穴に固定することができる。
請求項4の本発明は、基準爪の直径は閉じた状態では、位置決め穴の内径よりも5〜15mm小さい合成樹脂成形品の位置決め装置である。
請求項4の本発明では、基準爪の直径は閉じた状態では、位置決め穴の内径よりも5〜15mm小さいため、位置決めピンの基準爪を位置決め穴に挿入するときに、位置決め穴の位置にバラツキがあっても、容易に挿入することができる。
請求項5の本発明は、スライドピンの昇降は、スライドピン作動シリンダで行う合成樹脂成形品の位置決め装置である。
請求項5の本発明では、スライドピンの昇降は、スライドピン作動シリンダで行うため、スライドピン作動シリンダにより、確実に位置決め穴に位置決めピンを挿入することができる。
請求項6の本発明は、位置決めピンの基準爪が、位置決め穴の奥まで挿入されたことをセンサーで検知して、スライドピンが上昇して、分割された基準爪を横方向に開閉する合成樹脂成形品の位置決め装置である。
請求項6の本発明では、位置決めピンの基準爪が、位置決め穴の奥まで挿入されたことをセンサーで検知して、スライドピンが上昇して、分割された基準爪を横方向に開閉する。このため、基準爪が位置決め穴に挿入された後に、確実に基準爪が位置決め穴を保持することができる。
請求項7の本発明は、合成樹脂成形品は、ブロー成形により成形された自動車用燃料タンクである合成樹脂成形品の位置決め装置である。
請求項7の本発明では、合成樹脂成形品は、ブロー成形により成形された自動車用燃料タンクであるため、形状が大きな燃料タンクを確実に固定することができ、ブロー成形後の燃料タンクの後加工が容易にできる。
位置決め穴に挿入された位置決めピンの基準爪が、挿入後に位置決め穴の内周孔の側面を強く保持して、確実に合成樹脂成形品を保持することができる。位置決め穴に位置決めピンを位置決めする時は、クリアランスが零となり、燃料タンクの位置決めのばらつきが減少する。挿入時は、基準爪は閉じているので、合成樹脂成形品の寸法のばらつきがあっても、容易に位置決め穴に挿入することができる。
本発明の実施の形態である位置決め装置を使用して加工する合成樹脂成形品の燃料タンクの斜視図である。 本発明の実施の形態である位置決め装置の斜視図である。 本発明の実施の形態である位置決め装置に燃料タンクを置き、位置決め穴に位置決めピンを挿入した状態の正面図である。 本発明の実施の形態である位置決め装置の位置決めピンと昇降部の断面図である。 本発明の実施の形態である位置決め装置の位置決めピンを位置決め穴に挿入した状態の部分断面図である。 本発明の実施の形態である位置決め装置の位置決めピンの基準爪を開いた状態の部分断面図である。 従来の位置決め装置の位置決めピンを位置決め穴に挿入した状態の部分断面図である。
本発明の実施の形態である合成樹脂成形品の位置決め装置について、合成樹脂成形品であるブロー成形により成形された自動車用の燃料タンクを加工する場合に、位置決めをする位置決め装置を例にとり、図1〜図6に基づき説明する。まず、図1に基づき加工する自動車用燃料タンクと位置決め装置を説明し、その後、自動車用の燃料タンクの位置決め方法について説明する。
本発明は、ブロー成形により成形された自動車用燃料タンクのみならず、射出成形や型成形等の各種合成樹脂成形品について、使用することができる。
図1は、本発明の実施の形態で形成したブロー成形により成形された自動車用の燃料タンク1の斜視図である。燃料タンク1は、周囲に外周リブ2が形成され、外周リブ2のコーナー部には、車体への取付孔3が形成されている。この外周リブ2や取付孔3には、成形時にバリが形成されており、ブロー成形後にバリを取る必要がある。この場合に、本発明の位置決め装置10を使用する。
また、燃料タンク1に上面には、ポンプユニット取付孔4が形成され、成形後に燃料ポンプ(図示せず)が燃料タンク1内に取付けられる。
更に、燃料タンク1に上面には、燃料注入孔5や燃料チューブ、燃料蒸気用のチューブ等の各種のチューブを取付ける取付孔6が設けられている。この取付孔6には、チューブを取付けるためのチューブ取付部材がブロー成形後に取付けられる。この場合にも、本発明の位置決め装置10を使用する。
燃料タンク1の下面には、燃料タンク1を加工するときの燃料タンク1に、後述する位置決め装置10により燃料タンク1を所定の位置に固定する、位置決め穴9を設ける。位置決め穴9は、燃料タンク1をブロー成形するときに、同時に形成することができる。これにより、燃料タンク1をブロー成形後に加工する場合に、位置決め穴9に後述する位置決めピン12を挿入して、燃料タンク1を固定することができる。
次に、位置決め装置10について、図2〜図4に基づき説明する。
位置決め装置10は、図2に示すように、上面に受け板11を有する。受け板11は、燃料タンク1を後加工するときに、保持する。図5に示すように、受け板11には、位置決めピン12が昇降可能に、受け板孔11bが形成されている。
後述するように、位置決め穴9を複数個設けて、位置決めピン12を複数個設けた場合には、受け板孔11bも複数個設けることができる。
図3に示すように、受け板11は、受け板11に置かれた燃料タンク1の自重で位置決めピン12を下降させることができるように、燃料タンク1を保持する。この場合には、燃料タンク1を受け板11の上に置くと、後述する位置決めピン12が受け板11の面から突出しているので、位置決めピン12を位置決め穴9に挿入することができる。このため、確実に位置決め穴9に位置決めピン12を挿入することができる。位置決めピン12を位置決め穴9に挿入後は、燃料タンク1の自重で位置決めピン12が下降する。
図4に示すように、位置決めピン12は、位置決め装置保持台18に取付けられている。
位置決めピン12は、基準爪12aとスライドピン13を有する。
基準爪12aは、位置決めピン12の上端に設けられて、複数個に分割して横方向に開閉可能に形成されている。基準爪12aは、閉じられたときは、先端が丸くなるように形成され、側面は円筒状形成されている。
そのため、基準爪12aを閉じられた状態で、位置決め穴9に挿入することが容易であり、基準爪12aを開いたときに、基準爪12aの側面が位置決め穴9の内周面に密着して押圧されることができ、位置決めピン12を強固に位置決め穴9の内周面に固定することができる。
図5に示すように、基準爪12aの下方は、横方向に広がった形状をなし、その先端には、図4に示すように、基準爪戻しスプリング15が取付けられている。基準爪戻しスプリング15は、スライドピン13により、基準爪12aが横方向に開かれたときに縮んで、スライドピン13が下降したときに、基準爪12aが閉じるように横方向に押すことができる。
基準爪12aと基準爪戻しスプリング15は、基準爪取付板16に取付けられている。
基準爪取付板16の中心には、スライドピン摺動孔16aが設けられ、スライドピン摺動孔16aには、円筒状のスライドピンガイド16bが取付けられている。スライドピンガイド16bの中をスライドピン13が昇降することができる。
基準爪12aは、閉じられた状態では、先端が湾曲するように形成され、内部が中空状であり、内部をスライドピン13が昇降する。スライドピン13が上昇すると、図6に示すように、基準爪12aの先端の湾曲部分を押し広げて、基準爪12aを横方向に開くことができ、スライドピン13が下降すると、図5に示すように、基準爪戻しスプリング15により基準爪12aは閉じることができる。
スライドピン13は、先端が基準爪12aの内部に出入り可能に取付けられている。スライドピン13の後端は、スライドピン作動シリンダ14が取付けられている。スライドピン作動シリンダ14により、スライドピン13が昇降して、スライドピン13の先端が基準爪12aを開閉することができる。スライドピン作動シリンダ14以外にも、他の昇降手段、例えば、サーボモータ等でスライドピン13を昇降させることができる。
スライドピン作動シリンダ14は、空気圧又は油圧等で駆動され、基準爪取付板16にスライドピン作動シリンダ支柱14aにより取付けられている。
基準爪取付板16は、取付板保持スプリング17を介して位置決め装置保持台18に取付けられている。このため、位置決めピン12の基準爪12aとスライドピン13及びスライドピン作動シリンダ14は、基準爪取付板16とともに下降することができる。
次に、位置決め装置10に燃料タンク1を保持する工程について説明する。
図3と図5に示すように、位置決め装置10の受け板11に燃料タンク1を置くと、受け板孔11bから位置決めピン12の基準爪12aが突出しているので、燃料タンク1の位置決め穴9に基準爪12aの先端が挿入される。基準爪12aは閉じられているときは、先端は丸く形成され、位置決め穴9の内径よりも基準爪12aの外形は小さいため、基準爪12aは容易に位置決め穴9に挿入されることができる。
燃料タンク1に位置決め穴9を2個形成し、2本の位置決めピン12を設けて、燃料タンク1を2箇所で保持する。
従来では、基準爪12aと位置決め穴9の隙間は、片側0.2mm程度であったが、本発明の場合には隙間は、直径が5〜15mm小さい。例えば片側に4.5mm程度の隙間がある場合には、直径で9mm小さくなり、成形時に燃料タンク1の寸法のばらつきがあっても、基準爪12aを位置決め穴9へ挿入することが容易になる。
このため、燃料タンク1の加工時に、基準爪12aが位置決め穴9に入らずに、加工設備が停止するような事態をなくすことができ、生産性が向上する。
そして、位置決め穴9の奥に基準爪12aの先端が当接すると、燃料タンク1の自重で取付板保持スプリング17が縮み、基準爪12aとスライドピン13及びスライドピン作動シリンダ14は、基準爪取付板16とともに下降する。
そうすると、位置決めピン12の基準爪12aが、位置決め穴9の奥まで挿入されたことをセンサー(図示せず)で検知して、スライドピン作動シリンダ14を作動させ、スライドピン13を上昇させる。
スライドピン13が上昇すると、基準爪12aの内部にスライドピン13の先端が挿入されて、図6に示すように、分割して形成された基準爪12aは基準爪戻しスプリング15を圧縮させながら横方向に開く。
基準爪12aの側面は円筒状に形成されているため、基準爪12aが開くと、基準爪12aの側面は位置決め穴9の内側面に密着して、強固に確実に、基準爪12aが位置決め穴9を保持することができる。
位置決め穴9に挿入された位置決めピン12の基準爪12aが、挿入後に位置決め穴9の内周孔の側面を強く保持して、確実に燃料タンク1を保持することができるため、燃料タンク1のバリを取り除いたり、チューブ取付用のニップルや燃料ポンプを取り付けたりするときに、燃料タンク1が固定されるので作業効率が向上する。また、位置決め穴9に位置決めピン12を位置決めする時は、クリアランスが零となり、燃料タンク1の位置決めのばらつきが減少する。
なお、燃料タンク1の加工が終了したときは、スライドピン作動シリンダ14を作動させて、スライドピン13を基準爪12aから下降させると、基準爪戻しスプリング15により基準爪12aは、図5に示すように小さく閉じるため、容易に位置決め穴9から基準爪12aを取出すことができ、燃料タンク1を受け板11から、容易に取り外すことができる。
1 燃料タンク
9 位置決め穴
10 位置決め装置
11 受け板
12 位置決めピン
13 スライドピン
15 基準爪戻しスプリング

Claims (7)

  1. 合成樹脂成形品を加工するための合成樹脂成形品の位置決め装置において、
    上記合成樹脂成形品は、位置決め穴を有し、
    上記位置決め装置は、上記位置決め穴に挿入される位置決めピンと、上記合成樹脂成形品を保持する受け板を有し、
    上記位置決めピンは、先端が複数個に分割され、横方向に開閉可能な基準爪を有し、
    上記合成樹脂成形品の上記位置決め穴に、上記位置決めピンの基準爪が奥まで挿入された後に、複数個に分割された上記基準爪が横方向に開き、上記位置決め穴の内周面に当接して、上記合成樹脂成形品を上記位置決め穴の位置に保持することを特徴とする合成樹脂成形品の位置決め装置。
  2. 上記位置決めピンは、上記位置決めピンの内部にスライドピンが上下に昇降可能に設けられ、先端が複数個に分割された上記基準爪を、上記スライドピンが上昇して、分割された上記基準爪を横方向に開閉する請求項1に記載の合成樹脂成形品の位置決め装置。
  3. 上記基準爪は、先端が丸く形成され、側面は円筒状形成された請求項1又は請求項2に記載の合成樹脂成形品の位置決め装置。
  4. 上記基準爪の直径は閉じた状態では、上記位置決め穴の内径よりも5〜15mm小さいである請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の合成樹脂成形品の位置決め装置。
  5. 上記スライドピンの昇降は、スライドピン作動シリンダで行う請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の合成樹脂成形品の位置決め装置。
  6. 上記位置決めピンの基準爪が、上記位置決め穴の奥まで挿入されたことをセンサーで検知して、上記スライドピンが上昇して、分割された上記基準爪を横方向に開閉する請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の合成樹脂成形品の位置決め装置。
  7. 上記合成樹脂成形品は、ブロー成形により成形された自動車用燃料タンクである請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の合成樹脂成形品の位置決め装置。
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