JP2015138702A - 荷電粒子ビーム装置、荷電粒子ビーム装置の制御方法及び断面加工観察装置 - Google Patents

荷電粒子ビーム装置、荷電粒子ビーム装置の制御方法及び断面加工観察装置 Download PDF

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Abstract

【課題】少ないビット数のDAC(デジタル/アナログ変換器)を用いて加工精度を高めることができる断面加工観察装置を提供する。【解決手段】本発明の断面加工観察装置100は、荷電粒子ビーム発生集束部及び偏向器を制御するものであって、入力したデジタル信号を偏向器に対して入力するアナログ信号に変換するDACを有するイオンビーム制御部11と、スライス量の設定値に基づき偏向器の走査による荷電粒子ビームの視野の値を設定するFOV(視野)設定部14−1とを備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、荷電粒子ビーム装置、荷電粒子ビーム装置の制御方法及び断面加工観察装置に関する。
荷電粒子ビーム装置(集束イオンビーム装置等とも呼ばれる)は、細く集束したイオンビームを試料表面で走査することにより、発生した二次電子などを検出して顕微鏡像を観察したり、試料表面をエッチング加工したりする装置である。また、荷電粒子ビーム装置は、走査型電子顕微鏡等との組み合わせで、非常に薄い断面加工と顕微鏡観察とを繰り返し行うことで、3次元再構築画像データを取得するシステムを構築することができる(例えば特許文献1)。
荷電粒子ビーム装置では、試料表面に合焦される集束イオンビームが偏向器によって試料表面を2次元方向に走査される。この集束イオンビームの走査範囲は、FOV(Field of View;画面視野あるいは視野)と呼ばれ、断面加工や顕微鏡観察における試料表面上の走査範囲の大きさで表される。また、FOVは複数の画素を含む2次元平面を形成する。この場合の1画素のサイズは偏向器による集束イオンビームの単位走査量に対応した値となる(例えば特許文献2、特許文献3)。
特開2009−204480号公報 特開平6−295694号公報 特開平7−201300号公報
ところで、集束イオンビームを走査する偏向器の制御は一般にコンピュータを用いて行われる。その際、コンピュータは偏向器を制御するため、所定のデジタル信号を生成する。そして、このデジタル信号を所定のアナログ信号に変換したものを用いて偏向器が制御される。この場合、集束イオンビームの偏向器による走査の分解能や走査可能範囲は、コンピュータから出力されたデジタル信号を、偏向器を制御するアナログ信号に変換するDAC(デジタル/アナログ変換器)の変換ビット数に依存する。例えば16ビットのDACの場合、変換可能な値の範囲は0〜65535(あるいは−32798〜32767)である。この16ビットDACの変換範囲0〜65535のうちの0〜51200を1辺が120μmのFOVに対応させた場合、DACの入力値「1」に対応する最小のアナログ出力値(すなわち分解能)は計算上走査長として約2.34nm(=120μm/51200)となる。
一方、上述した薄い断面加工と顕微鏡観察とを繰り返し行うことで3次元再構築画像データを取得する手法は、カット・アンド・シー(Cut&See)と呼ばれ、従来、その対象物は主に金属材料や半導体であった。金属材料や半導体を観測対象物(すなわち試料)とする場合、観察1回当たりの断面加工の厚さ(すなわちスライス量)は通常、nm程度のオーダーであり、FOVは一辺の長さで10μm程度に収まるものがほとんどであった。これに対して、近年、生体試料の3D(3次元)観察が注目されている。生体試料の場合も観察1回当たりのスライス量はnm程度のオーダーの細かさが必要である。ただし、細胞のサイズが金属などと異なり大きいため、100〜150μ程度の長さのFOVが要求されている。このため、加工枠のサイズ(すなわちFOVのサイズ)が一辺で100〜150μmで、加工ピッチ(すなわちスライス量)が例えば2nmといった従来では考えられていなかったようなスケール比が大きい加工サイズが求められている。なお、カット・アンド・シーでは、スライス1回毎に1回の観察を行う場合のほか、例えば5スライスに1回観察するなど、スライスをしても観察を行わない場合もある。
上述した生体試料の例のようにFOVを比較的大きなサイズとし、スライス量を非常に小さな値とする場合、次の点が一つの課題となる。すなわち、例えば上記の16ビットDACを用いる例では、FOVの一辺を120μmに設定したときに分解能は約2.34nmとなる。この場合にスライス量を例えば2nmとすることは不可能である。必要な量子化精度を考えた場合、現実的なスライス量の最小値は、分解能の50倍程度、すなわち117nm(=2.34nm×50)程度に制限される。言い換えれば、FOVを120μmとしてスライス量を2nmとするには、16ビットDACの分解能に対して50分の1程度あるいは100分の1程度の分解能を有するDACが求められることになる。この例では、少なくとも22〜23ビット程度のビット数を有するDACが求められることになる。しかしながら、このDACの変更はハードウェアの変更であり、開発コスト等が大きくなるという課題がある。
本発明は、上記の事情を考慮してなされたものであり、少ないビット数のDACを用いても加工精度を高めることができる荷電粒子ビーム装置、荷電粒子ビーム装置の制御方法及び断面加工観察装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の荷電粒子ビーム装置は、荷電粒子ビームを発生して集束させる荷電粒子ビーム発生集束部と、2次元方向に前記荷電粒子ビームを走査する偏向器とを有する荷電粒子ビーム鏡筒と、前記荷電粒子ビーム発生集束部及び前記偏向器を制御するものであって、入力したデジタル信号を前記偏向器に対して入力するアナログ信号に変換するデジタル/アナログ変換器を有する荷電粒子ビーム制御部と、スライス量の設定値に基づき前記偏向器の走査による荷電粒子ビームの視野の値を設定する視野設定部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の他の荷電粒子ビーム装置は、前記視野設定部で設定した視野の荷電粒子像を表示する表示部を備えることを特徴とする。
また、本発明の他の荷電粒子ビーム装置は、前記視野設定部が、前記スライス量の第1の自然数分の1の値を前記デジタル/アナログ変換器の入力デジタル値「1」に設定するとともに、その入力デジタル値「1」に設定した値の第2の自然数倍の値を前記視野の値に設定することを特徴とする。
また、本発明の他の荷電粒子ビーム装置は、前記視野設定部が、前記スライス量の前記第1の自然数分の1の値を前記デジタル/アナログ変換器の入力デジタル値「1」に設定するとともに、その入力デジタル値「1」に設定した値の前記第2の自然数倍の値を前記視野の値に設定する場合と、前記視野の値を設定し、その設定した視野の値から算出した前記スライス量を前記デジタル/アナログ変換器の入力デジタル値「1」に設定する場合とを切り替えて、前記偏向器の走査による前記荷電粒子ビームの視野の値とスライス量とを設定することを特徴とする。
また、本発明の荷電粒子ビーム装置の制御方法は、荷電粒子ビームを発生して集束させる荷電粒子ビーム発生集束部と、2次元方向に前記荷電粒子ビームを走査する偏向器とを有する荷電粒子ビーム鏡筒と、前記荷電粒子ビーム発生集束部及び前記偏向器を制御するものであって、入力したデジタル信号を前記偏向器に対して入力するアナログ信号に変換するデジタル/アナログ変換器を有する荷電粒子ビーム制御部とを用い、視野設定部によって、スライス量の設定値に基づき前記偏向器の走査による荷電粒子ビームの視野の値を設定することを特徴とする。
また、本発明の断面加工観察装置は、上記の荷電粒子ビーム装置と、前記荷電粒子ビーム装置が加工する試料を観察する観察装置とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、スライス量の設定値に基づいて偏向器の走査による荷電粒子ビームの視野の値が設定される。したがって、スライス量を例えば自然数などの切りの良い値に設定すれば、荷電粒子ビーム制御部が有するデジタル/アナログ変換器へ入力するデジタル信号を、常に誤差無くスライス量の自然数倍の値に対応させることができる。したがって、本発明によれば、きわめて容易にデジタル/アナログ変換器のビット数を増やすことなく、加工精度を高めることができる。
本発明に係る断面加工観察装置100の一実施形態の構成例を模式的に示した構成図である。 図1に示したFOV設定部14−1の動作例を説明するためのフローチャートである。 図1に示した断面加工観察装置100の設定例を説明するための模式図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は本発明の一実施形態としての断面加工観察装置の構成例を模式的に示した構成図である。
図1に示すように、断面加工観察装置100は、イオンビーム鏡筒1(荷電粒子ビーム鏡筒)と、電子ビーム鏡筒2と、試料室10とを備えている。イオンビーム鏡筒1と、電子ビーム鏡筒2とは、試料室10内に収容され試料台5に載置された試料6の側面及び上面にイオンビーム3(荷電粒子ビーム)と電子ビーム4とを照射できるよう配置されている。
イオンビーム鏡筒1は、イオンビーム発生集束部1−1(荷電粒子ビーム発生集束部)と、偏向器1−2とを備えている。イオンビーム発生集束部1−1は、イオンを発生させるイオン源と、イオン源から引き出されたイオンを集束イオンビームであるイオンビーム3に成形する。偏向器1−2は、イオンビーム3を2軸方向で偏向し、試料6の側面上でイオンビーム3の照射位置を2次元方向で走査する。一方、電子ビーム鏡筒2は、電子銃、集束レンズ、走査コイル、対物レンズ等の構成を備えていて、試料6の上面に電子ビーム4を照射し、2次元方向で走査する。
試料台5はXYZ方向の移動及び傾斜と回転が可能であり、それぞれのビームに対する試料6の配置を調整することができる。イオンビーム鏡筒1と電子ビーム鏡筒2とはそれぞれの照射軸が互いに直交するように配置されている。これにより、イオンビーム3で加工し露出させた断面に対して電子ビーム4を垂直に入射することができる。断面加工観察装置100は、これらの構成により、予め決められた観察目標断面、またはこの観察目標断面を含む観察領域で、試料6の断面観察を行うため、試料6に順次スライス加工(すなわち薄片の除去加工)を施すことにより破断位置を移動させて観察用の断面を形成する。なお、イオンビーム鏡筒1と電子ビーム鏡筒2とはそれぞれの照射軸が直交ではなく、交わっていても良い。
また、断面加工観察装置100は、イオンビーム(IB)制御部11(荷電粒子ビーム制御部)と、電子ビーム(EB)制御部12とを備えている。イオンビーム制御部11は、イオンビーム発生集束部1−1及び偏向器1−2を制御するものであって、制御部14から入力したデジタル信号を偏向器1−2に対して入力するアナログ信号に変換するDAC11−1及び11−2(デジタル/アナログ変換器)を有している。イオンビーム制御部11は、イオンビーム鏡筒1に照射信号を送信し、イオンビーム鏡筒1からイオンビーム3を照射させる。この照射信号はイオンビーム発生集束部1−1及び偏向器1−2を制御するための信号であり、偏向器1−2によるイオンビームの偏向量を制御するアナログ信号を含んでいる。このアナログ信号はDAC11−1及び11−2の出力信号(又はその増幅信号等)であり、イオンビーム鏡筒1内の偏向器1−2は、このアナログ信号に応じてイオンビームの偏向量すなわち走査量を制御する。一方、電子ビーム制御部12は、電子ビーム鏡筒2に照射信号を送信し、電子ビーム鏡筒2から電子ビーム4を照射させる。このように、断面加工観察装置100を構成する荷電粒子ビーム装置は、イオンビーム鏡筒1と、イオンビーム制御部11と、制御部14とを含んでいる。
さらに、断面加工観察装置100は、二次電子検出器7を備える。二次電子検出器7は、イオンビーム3または電子ビーム4を試料6に照射したときに試料6から発生した二次電子を検出する。
また、断面加工観察装置100は、観察像を形成する像形成部13と観察像を表示する表示部16とを備える。像形成部13は、イオンビーム3を走査させる信号と、二次電子検出器7で検出した二次電子の信号とからSIM像(Scanning Ion Microscope image)を形成する。表示部16はSIM像を表示することができる。すなわち、表示部16は、後述するFOV設定部14−1(視野設定部)で設定したFOV(視野)の荷電粒子像を表示する。また、像形成部13は、電子ビーム4を走査させる信号と、二次電子検出器7で検出した二次電子の信号とからSEM像(Scanning Electron Microscope image)を形成する。表示部16はSEM像を表示することができる。このように、断面加工観察装置100は、荷電粒子ビーム装置が加工する試料を観察する二次電子検出器7と像形成部13と表示部16から構成される観察装置を備えている。
さらに、断面加工観察装置100は、制御部14と、入力部15とを備える。オペレータは装置制御に関する条件を入力部15に入力する。入力部15は、入力された情報を制御部14に送信する。制御部14は、イオンビーム制御部11、電子ビーム制御部12、像形成部13に制御信号を送信し、断面加工観察装置100を制御する。また、制御部14は、試料台5の移動、回転等の制御や試料室10の状態の制御等を行う機能を有している。
本実施形態では、制御部14が特にFOV設定部14−1(視野設定部)を備えている。FOV設定部14−1は、制御部14が有するCPU(中央処理装置)が実行するプログラムとして所定の記憶装置に記憶されている。ここで図2及び図3を参照してFOV設定部14−1の動作について説明する。図2は、図1に示したFOV設定部14−1の動作例を説明するためのフローチャートである。図3は、FOV設定部14−1によるFOVの設定例について説明するための模式図である。
FOV設定部14−1は、偏向器1−2の走査によるイオンビーム3の視野の値とスライス量とを設定する。図3(a)に示した例では、試料6は直方体であり、試料6はイオンビーム3をX方向に走査することで試料6がX方向全体にわたってスライス量SLで断面加工される。また、イオンビーム3が照射される試料6の面の大きさは横Lx、縦Lyである。断面加工と観察とを繰り返して行う場合、試料6は、電子ビーム4の照射方向に向かって繰り返し、薄く削られていくことになる。図3(b)は、図3(a)の試料6を1回分スライス加工した後の状態を示している。図3に示した例においてイオンビーム3の走査軸の方向をX方向及びY方向とすると、横の長さがFxで縦の長さがFyの破線で示した矩形の平面領域がFOV20となる。
次に図2を参照してFOV設定部14−1の動作例について説明する。この例ではDAC11−1及び11−2のビット数が16ビットであり、FOV20が正方形であるとして説明を行う。いまオペレータが入力部15を操作し、試料6に対するスライス加工の設定条件としてFOVサイズを1辺100μmに設定し(ステップS1)、1回当たりのスライス量を2nmに設定したとする(ステップS2)。次に、FOV設定部14−1は、ステップS1で設定されたFOVサイズの変更が必要か否かを判定する(ステップS3)。ステップS3ではFOV設定部14−1は、ステップS1で設定されたFOVサイズで、ステップS2で設定されたスライス量によるスライス加工を行った場合に十分な加工精度が得られるか否かという観点でFOVサイズの変更が必要か否かを判定する。
ステップS3では、FOV設定部14−1は、例えば、FOVサイズの100μmを16ビットDACの変換範囲0〜65535のうちの51200に対応付けたとき、DACの入力値「1」に対応する値が、設定されたスライス量の64分の1以下である場合に精度が十分であると判定する。ここで64分の1というしきい値は一例であってこれに限定されない。この場合、DACの入力値「1」に対応する値は約1.95nm(=100μm/51200)である。この場合、1.95nmはスライス量2nmの64分の1より大きいので精度が不十分であると判定される。ちなみに、一例としてFOVサイズが10μmでスライス量が15nmの場合にはDACの入力値「1」に対応する値は約0.195nm(=10μm/51200)である。この場合、0.195nmは、スライス量15nmの64分の1以下である。したがってこの場合には精度が十分であると判定される。
ステップS3でFOV設定部14−1がFOVサイズの変更が必要ではないと判定した場合(ステップS3で「NO」の場合)、FOV設定部14−1はFOVサイズとスライス量とをオペレータが設定した値そのままとして変更しない。
一方、ステップS3でFOV設定部14−1がFOVサイズの変更が必要であると判定した場合(ステップS3で「YES」の場合)、FOV設定部14−1は、スライス量とDAC入力値単位との対応付けを変更し、さらにその対応付けの変更に対応させてFOVサイズを変更する(ステップS4)。すなわち、ステップS4では、FOV設定部14−1が、スライス量の設定値に基づき偏向器の走査による荷電粒子ビームのFOVサイズ(視野の値)を設定する。具体的には、FOV設定部14−1がスライス量の1分の1、2分の1、3分の1等(第1の自然数分の1)の値を、DACの入力デジタル値「1」に設定する。この場合、DACの入力デジタル値「1」、「2」、「3」等がスライス量(この例では2nm)そのものに対応することになる。次に、その入力デジタル値「1」に設定した値の所定の自然数倍(第2の自然数倍)の値をFOVのサイズFx及びFyに設定する。
スライス量とDACの入力デジタル値との対応付けは、スライス量とFOVサイズとのスケール比に応じて決定することができる。DACの入力デジタル値「1」に対応付けるスライス量のサイズはできるだけ小さい方が(つまりスライス量(この例では2nm)と対応付けられるDACの入力値は「1」よりも「2」、「2」よりも「3」というようにできるだけ大きい方が)DACのオフセット誤差を小さくするという観点では有利である。ただし、FOVに対応する入力デジタル値は例えば51200までの値としなければならないという制約がある。またFOVのサイズはできるだけステップS1でオペレータが設定した値に近い値であることが好ましい。FOV設定部14−1はこれらの点に適するようスライス量の設定とFOVの設定とを行う。
この例ではステップS1でFOVのサイズが100μm、ステップS2でスライス量が2nmに設定されている。したがって、ステップS4では、例えばスライス量の1分の1すなわち2nmがDACの入力デジタル値「1」に設定される。そして、2nmの51200倍の値である102.4μmがFOVのサイズに設定される。この後、制御部14は、FOV設定部14−1の設定結果に基づいて、DACの入力デジタル値「51200」がFOVのサイズ102.4μmであること示す信号をイオンビーム制御部11に対して出力するとともに、スライス量(2nm)をデジタル入力値の「1」として、「1」ずつ変化させることでスライス箇所をずらすための信号を生成し、デジタル入力値としてイオンビーム制御部11に対して出力する。
なお、ステップS3でFOVサイズの変更が不必要であると判定された場合(ステップS3で「NO」の場合)、例えば上記の例のFOVサイズが10μmでスライス量が15nmのとき、制御部14は、FOV設定部14−1の設定結果に基づいて、DACの入力デジタル値「51200」がFOVのサイズ10μmであること示す信号をイオンビーム制御部11に対して出力する。また、制御部14は、スライス箇所をずらすため、すなわちスライス量を設定するため、「77」(=(10μm/51200)×77=約15.04nm)又は「76」(=(10μm/51200)×76==約14.84nm)を算出する。つまり、制御部14は、FOVのサイズ10μmであること示す信号をイオンビーム制御部11に対して出力するとともに、「77」又は「76」のいずれかずつ変化させることでスライス箇所をずらすための信号を生成し、デジタル入力値としてイオンビーム制御部11に対して出力する。
以上のように本実施形態によれば、スライス量(すなわち加工ピッチあるいは送り量)が目標単位と一致するようにFOVを変化させることで、DACの入力値に起因する量子化誤差をなくすことができるので、加工精度を向上させることができる。つまり、本実施形態によれば、スライス量の設定値に基づいて偏向器の走査による荷電粒子ビームのFOVサイズ(視野の値)が設定される。したがって、スライス量を例えば自然数などの切りの良い値に設定すれば、イオンビーム制御部11が有するDACへ入力するデジタル信号を、常に誤差無くスライス量の自然数倍の値に対応させることができる。したがって、本実施形態によれば、きわめて容易にデジタル/アナログ変換器のビット数を増やすことなく、加工精度を高めることができる。また、本実施形態によれば、スライス量の第1の自然数分の1の値(例えばスライス量を2nmとする場合にその1分の1の値(=2nm)、あるいはスライス量を4nmとする場合にその2分の1の値(=2nm))がDACの入力デジタル値「1」に設定される。また、それとともに、その入力デジタル値「1」に設定した値の第2の自然数倍の値(例えば2nmの51200倍の値=102.4μm)がFOVサイズ(視野の値)に設定される。これらの設定結果に基づいてイオンビーム制御部11に入力するデジタル信号を繰り返し生成及び出力する場合、入力デジタル値を常に誤差無くスライス量の自然数倍の値に対応させることができる。したがって、本発明によれば、デジタル/アナログ変換器のビット数を増やすことなく、加工精度を高めることができる。
また、図2を参照して説明したように、FOVサイズを変更する場合と変更しない場合とを切り替えてFOVサイズを設定している。これによれば、オペレータの指示(通常は分かりやすい切りの良い値が入力される)とは異なる値(切りの良くない値)にFOVサイズが設定される場合を限定することができる。
なお、本発明は特に広範囲に観察が求められる試料で大きな効果を奏するが、上述した生体試料に限らず、例えば電池材料等の他の試料でも有効である。
また、本発明の実施の形態は上記ものに限定されず、例えば電子ビーム鏡筒2を他のイオンビーム鏡筒に変更したり、電子ビーム鏡筒2を省略して、試料台5を回転させることでイオンビーム鏡筒1のみで加工と3次元観察とを行うようにしたりすることもできる。また、図1に示した断面加工観察装置100の構成から電子ビーム鏡筒2に関する構成を除くことで、断面加工観察装置100を単体のイオンビーム装置として構成したり、あるいはイオンビーム装置による加工装置として構成したりすることもできる。また、DACのビット数は16ビットに限らず任意のビット数とすることができる。また、図1でブロックに分けて示した各部の構成は、例えば複数のブロックを統合したり、あるいはブロックをさらに分割したりする変更を適宜行うことができる。
1…イオンビーム鏡筒、1−1…イオンビーム(IB)発生集束部、1−2…偏向器、2…電子ビーム鏡筒、3…イオンビーム、4…電子ビーム、5…試料台、6…試料、7…二次電子検出器、10…試料室、11…イオンビーム(IB)制御部、11−1、11−2…DAC(D/A変換器)、12…電子ビーム(EB)制御部、13…像形成部、14…制御部、14−1…FOV(視野)設定部、15…入力部、16…表示部

Claims (6)

  1. 荷電粒子ビームを発生して集束させる荷電粒子ビーム発生集束部と、2次元方向に前記荷電粒子ビームを走査する偏向器とを有する荷電粒子ビーム鏡筒と、
    前記荷電粒子ビーム発生集束部及び前記偏向器を制御するものであって、入力したデジタル信号を前記偏向器に対して入力するアナログ信号に変換するデジタル/アナログ変換器を有する荷電粒子ビーム制御部と、
    スライス量の設定値に基づき前記偏向器の走査による荷電粒子ビームの視野の値を設定する視野設定部と、
    を備えることを特徴とする荷電粒子ビーム装置。
  2. 前記視野設定部で設定した視野の荷電粒子像を表示する表示部を備えることを特徴とする請求項1に記載の荷電粒子ビーム装置。
  3. 前記視野設定部が、前記スライス量の第1の自然数分の1の値を前記デジタル/アナログ変換器の入力デジタル値「1」に設定するとともに、その入力デジタル値「1」に設定した値の第2の自然数倍の値を前記視野の値に設定する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の荷電粒子ビーム装置。
  4. 前記視野設定部が、
    前記スライス量の前記第1の自然数分の1の値を前記デジタル/アナログ変換器の入力デジタル値「1」に設定するとともに、その入力デジタル値「1」に設定した値の前記第2の自然数倍の値を前記視野の値に設定する場合と、
    前記視野の値を設定し、その設定した視野の値から算出した前記スライス量を前記デジタル/アナログ変換器の入力デジタル値「1」に設定する場合と
    を切り替えて、
    前記偏向器の走査による前記荷電粒子ビームの視野の値とスライス量とを設定する
    ことを特徴とする請求項3に記載の荷電粒子ビーム装置。
  5. 荷電粒子ビームを発生して集束させる荷電粒子ビーム発生集束部と、
    2次元方向に前記荷電粒子ビームを走査する偏向器とを有する荷電粒子ビーム鏡筒と、
    前記荷電粒子ビーム発生集束部及び前記偏向器を制御するものであって、入力したデジタル信号を前記偏向器に対して入力するアナログ信号に変換するデジタル/アナログ変換器を有する荷電粒子ビーム制御部とを用い、
    視野設定部によって、スライス量の設定値に基づき前記偏向器の走査による荷電粒子ビームの視野の値を設定する
    ことを特徴とする荷電粒子ビーム装置の制御方法。
  6. 請求項1から4に記載の荷電粒子ビーム装置と、
    前記荷電粒子ビーム装置が加工する試料を観察する観察装置と
    を備えることを特徴とする断面加工観察装置。
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