JP2015138054A - 駆動装置、駆動方法、及び撮像装置 - Google Patents

駆動装置、駆動方法、及び撮像装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015138054A
JP2015138054A JP2014008091A JP2014008091A JP2015138054A JP 2015138054 A JP2015138054 A JP 2015138054A JP 2014008091 A JP2014008091 A JP 2014008091A JP 2014008091 A JP2014008091 A JP 2014008091A JP 2015138054 A JP2015138054 A JP 2015138054A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
coils
magnet
axis
movable part
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014008091A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6446783B2 (ja
Inventor
健司 岩本
Kenji Iwamoto
健司 岩本
直人 朝倉
Naoto Asakura
直人 朝倉
吉孝 木村
Yoshitaka Kimura
吉孝 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Imaging Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Imaging Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Imaging Co Ltd filed Critical Ricoh Imaging Co Ltd
Priority to JP2014008091A priority Critical patent/JP6446783B2/ja
Publication of JP2015138054A publication Critical patent/JP2015138054A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6446783B2 publication Critical patent/JP6446783B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Studio Devices (AREA)
  • Adjustment Of Camera Lenses (AREA)

Abstract

【課題】渦電流が生じる領域をコイルの周囲のみに制限して、これにより撮像素子が出力する画像信号に対する渦電流の影響を排除する駆動装置及び撮像装置を得る。【解決手段】DSP201は、L軸方向から見たとき反時計回り方向に電流が流れるように、コイル217XLUに電流を流し、時計回り方向に電流が流れるように、コイル217XLBに電流を流す。コイル217XLU及び217XLBに流れる電流は、高周波のパルス状であるため、スライド板211内に渦電流を生成する。コイル217XLU及び217XLBに流れる電流によって生成された渦電流は、ブリッジ218XL内を流れる。コイル217XLU及び217XLBに流れる電流によって生成された渦電流は、それぞれ同じ方向にブリッジ218XL内を流れて、CCD213から大きく離れた位置を流れる。これにより、渦電流が生じる磁界が画像信号に与える影響を小さくできる。【選択図】図2

Description

本発明は、固定部に対して可動部を駆動可能な駆動装置及び駆動方法、並びにこの駆動装置を備える撮像装置に関する。
撮像素子が取り付けられた可動部を固定部に対して駆動する駆動装置と、この駆動装置を備える撮像装置とが知られている。撮像装置は、撮像装置に加えられた手ブレを相殺するように可動部を駆動して、撮影画像において被写体像がぶれてしまうことを防止する。駆動装置は、可動部の移動方向に対してコイル及び磁石を備え、コイルに流す電流を調節し、これにより生じるローレンツ力によって、可動部を固定部に対して移動させる。可動部を安定的に移動させるために、1つの移動方向に対して複数のコイル及び複数の磁石が設けられる(特許文献1)。
特開2007−310302号公報
コイルの周辺には渦電流が生じる。また、コイルに流す電流は、数kHzから数十kHzの周期を持つパルス信号から成るため、コイルに高次のノイズ電流を生じさせる。そのため、ノイズ電流による渦電流が磁気ノイズを生じることがある。この磁気ノイズが、撮像素子が出力する画像信号に悪影響を与えて、撮影画像に横筋などのノイズを発生させるおそれがある。
本発明はこれらの問題に鑑みてなされたものであり、渦電流が生じる領域をコイルの周囲のみに制限して、これにより撮像素子が出力する画像信号に対する渦電流の影響を排除する駆動装置、駆動方法、及び撮像装置を得ることを目的とする。
本願第1の発明による駆動装置は、導電性を有し、固定部に対して移動可能に取り付けられる可動部と、可動部に取り付けられる複数のコイルと、複数のコイルと各々対向するように、固定部に固定される複数の磁石と、コイルに流す電流を制御する制御部とを備え、可動部は、可動部を貫通する複数の穴を備え、1つのコイルは、1つの穴が貫通する方向にコイルの軸が平行になるように設けられ、制御部は、コイルの軸方向からコイルを見たとき、隣接するコイルに流れる電流が互いに反対方向に流れるように電流を制御することを特徴とする。
1つのコイルに対して複数の磁石が設けられ、コイルの軸方向から磁石を見たとき、複数の磁石は、可動部の移動方向に沿って並べられ、複数の磁石の極は、コイルの軸方向において互いに反対方向を向くことが好ましい。
複数のコイルは、可動部の移動方向に対して直角を成す方向に並べられることが好ましい。
複数のコイルは、可動部の移動方向に並べられてもよい。
可動部は、第1の移動方向と第2の移動方向に移動可能であって、コイルは、第1の移動方向に対して直角を成す方向に並べられる複数のコイルから成る第1のコイル組と、第2の移動方向に対して直角を成す方向に並べられる複数のコイルから成る第2のコイル組とを備えてもよい。
磁石との間にコイルを挟むように設けられるヨークをさらに備えることが好ましい。
本願第2の発明による撮像装置は、前記駆動装置と、可動部に取り付けられる撮像素子と、固定部のブレ量を検出するブレ検出手段とを備え、制御部は、ブレ量に基づいて、コイルに流す電流を制御して、可動部を移動させることを特徴とする。
本願第3の発明による駆動方法は、導電性を有し、固定部に対して移動可能に取り付けられる可動部と、可動部に取り付けられる複数のコイルと、複数のコイルと各々対向するように、固定部に固定される複数の磁石と、コイルに流す電流を制御する制御部とを備え、可動部は、可動部を貫通する複数の穴を備え、1つのコイルは、1つの穴が貫通する方向にコイルの軸が平行になるように設けられる駆動装置の駆動方法であって、コイルの軸方向からコイルを見たとき、隣接するコイルに流れる電流が互いに反対方向に流れるように電流を制御するステップを備えることを特徴とする。
本発明によれば、渦電流が生じる領域をコイルの周囲のみに制限して、これにより撮像素子が出力する画像信号に対する渦電流の影響を排除する駆動装置及び撮像装置を得る。
第1の実施形態による駆動装置を備える撮像装置の背面斜視図である。 第1の可動部の正面図である。 第1の固定部の背面図である。 図2及び3のIV−IV線における第1の可動部の端面図である。 ブリッジが存在しない場合の渦電流の流れを示した図である。 第2の実施形態による第2の可動部の一部正面図である。 第2の固定部の一部背面図である。 第3の実施形態による第3の可動部の一部正面図である。 第3の固定部の一部背面図である。
以下、本願発明の一実施形態による撮像装置であるデジタルカメラ100について図を用いて説明する。まず、図1を用いてデジタルカメラ100の構成について説明する。
デジタルカメラ100は、撮像レンズ101と、カメラボディ110とを主に備える。
撮像レンズ101は、図示しない合焦レンズを備える。合焦レンズは、撮像レンズ101の光軸L上を進退し、これにより、撮像素子である後述するCCD213に被写体像を結像させる。
カメラボディ110は、手ブレ検出手段を成すX方向角速度センサ111X及びY方向角速度センサ111Yと、制御部を成すDSP201と、手ブレ補正機構200と、レリーズボタン113と、主電源ボタン114と、手ブレ補正スイッチ115と、モニタ116とを主に備える。
ここで、撮像レンズ101の光軸Lに直交し、かつカメラボディ110を横位置で構えたときに水平面と平行な軸をカメラボディ110のX軸とし、撮像レンズ101の光軸Lに直交し、かつカメラボディ110を横位置で構えたときに水平面と直交する軸をカメラボディ110のY軸とする。
X方向角速度センサ111X及びY方向角速度センサ111Y、並びに手ブレ補正機構200は、デジタルカメラ100の内部に固定され、レリーズボタン113は、デジタルカメラ100の頂面117に設けられ、主電源ボタン114、手ブレ補正スイッチ115、及びモニタ116は、デジタルカメラ100の背面118に設けられる。
X方向角速度センサ111Xは、X軸回りに対するデジタルカメラ100の角速度を測定し、Y方向角速度センサ111Yは、Y軸回りに対するデジタルカメラ100の角速度を測定する。X軸回りに対するデジタルカメラ100の角速度をピッチング角速度といい、Y軸回りに対するデジタルカメラ100の角速度をヨーイング角速度という。ピッチング角速度及びヨーイング角速度は、ブレ量を成す。
レリーズボタン113は、デジタルカメラ100の頂面117に設けられる二段階スイッチであって、半押しされると、ピントが被写体像に合わされて固定され、露出が決定される。全押しされると、CCD213が被写体像を撮像して画像を出力する。
主電源ボタン114は、デジタルカメラ100の背面118に設けられ、デジタルカメラ100の主電源を投入又は切断するモメンタリスイッチである。デジタルカメラ100の主電源が入っていないときに押圧されると、デジタルカメラ100の主電源が投入され、デジタルカメラ100の主電源が入っているときに押圧されると、デジタルカメラ100の主電源が切断される。
手ブレ補正スイッチ115は、デジタルカメラ100の背面118に設けられ、手ブレ補正機能をオン又はオフするモメンタリスイッチである。手ブレ補正が機能していないときに押圧されると、手ブレ補正機能が実行され、手ブレ補正が機能しているときに押圧されると、手ブレ補正機能が中止される。
モニタ116は、デジタルカメラ100の背面118に設けられ、CCD213から画像を受信して、表示する。
次に、図2から4を用いて、駆動装置の一部を成す手ブレ補正機構200について説明する。手ブレ補正機構200は、第1の可動部210と、第1の固定部240とを主に備える。第1の固定部240は、カメラボディ110に固定され、第1の可動部210は、第1の固定部240に対してX軸及びY軸方向に移動可能となるように取り付けられる。
図2は、第1の可動部210をデジタルカメラ100の正面から見た図である。
第1の可動部210は、スライド板211、基板212、基板212上に設けられるCCD213、コイル217XRU、217XRB、217XLU、217XLB、217YRR、217YRL、217YLR、及び217YLL、並びに2つのホールセンサ215X及び215Yを主に備える。
CCD213は、基板212の略中央に配置され、基板212はスライド板211の略中央に配置される。
スライド板211は、スライド板211の厚さ方向に貫通、すなわちL軸に沿う方向にスライド板211を貫通する8つの穴216XLU、216XLB、216XRU、216XRB、216YLR、216YLL、216YRR、及び216YRLを備える。
図2において、穴216XLU及び216XLBは、Y軸に沿う方向に並べられてCCD213の左側に配置され、穴216XRU及び216XRBは、Y軸に沿う方向に並べられてCCD213の右側に配置される。CCD213の下側には、CCD213の下辺、すなわちX軸に沿って左側に穴216YLR及び216YLLが、右側に穴216YRR及び216YRLが、直線上に並んで配置される。
コイル217XRUは、穴216XRUの貫通方向とコイル217XRUの軸とが平行になるように、穴216XRUの内側に設置される。同様にして、コイル217XRBが穴216XRBに、コイル217XLUが穴216XLUに、コイル217XLBが穴216XLBに、コイル217YRRが穴216YRRに、コイル217YRLが穴216YRLに、コイル217YLRが穴216YLRに、コイル217YLLが穴216YLLに設置される。これにより、コイル217XRUとコイル217XRBとがY軸に沿って並べられ、コイル217XLUとコイル217XLBとがY軸に沿って並べられ、コイル217YRRとコイル217YRLとがX軸に沿って並べられ、コイル217YLRとコイル217YLLとがX軸に沿って並べられる。
コイル217XRUとコイル217XRBとの間には、スライド板211の一部である導電性のブリッジ218XRが形成され、コイル217XLUとコイル217XLBとの間には、スライド板211の一部である導電性のブリッジ218XLが形成され、コイル217YRRとコイル217YRLとの間には、スライド板211の一部である導電性のブリッジ218YRが形成され、コイル217YLRとコイル217YLLとの間には、スライド板211の一部である導電性のブリッジ218YLが形成される。
コイル217XRU及び217XRBは、コイル組214XRを成し、コイル217XLU及び217XLBは、コイル組214XLを成し、コイル217YRR及び217YRLは、コイル組214YRを成し、コイル217YLR及び217YLLは、コイル組214YLを成す。
すなわち、CCD213の右側には、コイル組214XR、左側にはコイル組214XLが配置され、CCD213の下側には、CCD213の下辺に沿って右側にコイル組214YR、左側にコイル組214YLが直線上に並んで配置される。
ホールセンサ215X及び215Yは、コイル組214XR及び214YRと基板212の厚さ方向に各々重なる位置に設けられ、第1の固定部240に対する第1の可動部210の変位を検出する。ホールセンサ215Xは、X軸方向に対する変位を示すX方向変位XCを出力し、ホールセンサ215Yは、Y軸方向に対する変位を示すY方向変位YCを出力する。
次に、図3を用いて、第1の固定部240について説明する。図3は、第1の固定部240を背面側から見た図である。
第1の固定部240は、第1の固定部240に固定される前側ヨーク241XRU、241XRB、241XLU、241XLB、241YRR、241YRL、241YLR、及び241YLLと、磁石243XRUR、243XRUL、243XRBR、243XRBL、243XLUR、243XLUL、243XLBR、243XLBL、243YRRU、243YRRB、243YRLU、243YRLB、243YLRU、243YLRB、243YLLU、及び243YLLBを備える。
前側ヨーク241XRUには、磁石243XRUR及び磁石243XRULがX軸方向に並んで取り付けられる。より詳しく説明すると、磁石243XRURのN極がL軸負方向、すなわち第1の固定部240の背面側を向き、S極がL軸正方向、すなわち第1の固定部240の正面側を向くように、X軸方向に並んで取り付けられ、磁石243XRULのS極がL軸負方向、すなわち第1の固定部240の背面側を向き、N極がL軸正方向、すなわち第1の固定部240の正面側を向くように、X軸方向に並んで取り付けられる。
前側ヨーク241XRBには、磁石243XRBR及び磁石243XRBLがX軸方向に並んで取り付けられる。より詳しく説明すると、磁石243XRBRのS極がL軸負方向、すなわち第1の固定部240の背面側を向き、N極がL軸正方向、すなわち第1の固定部240の正面側を向くように、X軸方向に並んで取り付けられ、磁石243XRBLのN極がL軸負方向、すなわち第1の固定部240の背面側を向き、S極がL軸正方向、すなわち第1の固定部240の正面側を向くように、X軸方向に並んで取り付けられる。
前側ヨーク241XLUには、磁石243XLUR及び磁石243XLULがX軸方向に並んで取り付けられる。より詳しく説明すると、磁石243XLURのN極がL軸負方向、すなわち第1の固定部240の背面側を向き、S極がL軸正方向、すなわち第1の固定部240の正面側を向くように、X軸方向に並んで取り付けられ、磁石243XLULのS極がL軸負方向、すなわち第1の固定部240の背面側を向き、N極がL軸正方向、すなわち第1の固定部240の正面側を向くように、X軸方向に並んで取り付けられる。
前側ヨーク241XLBには、磁石243XLBR及び磁石243XLBLがX軸方向に並んで取り付けられる。より詳しく説明すると、磁石243XLBRのS極がL軸負方向、すなわち第1の固定部240の背面側を向き、N極がL軸正方向、すなわち第1の固定部240の正面側を向くように、X軸方向に並んで取り付けられ、磁石243XLBLのN極がL軸負方向、すなわち第1の固定部240の背面側を向き、S極がL軸正方向、すなわち第1の固定部240の正面側を向くように、X軸方向に並んで取り付けられる。
前側ヨーク241YRRには、磁石243YRRU及び磁石243YRRBがY軸方向に並んで取り付けられる。より詳しく説明すると、磁石243YRRUのN極がL軸負方向、すなわち第1の固定部240の背面側を向き、S極がL軸正方向、すなわち第1の固定部240の正面側を向くように、X軸方向に並んで取り付けられ、磁石243YRRBのS極がL軸負方向、すなわち第1の固定部240の背面側を向き、N極がL軸正方向、すなわち第1の固定部240の正面側を向くように、Y軸方向に並んで取り付けられる。
前側ヨーク241YRLには、磁石243YRLU及び磁石243YRLBがY軸方向に並んで取り付けられる。より詳しく説明すると、磁石243YRLUのS極がL軸負方向、すなわち第1の固定部240の背面側を向き、N極がL軸正方向、すなわち第1の固定部240の正面側を向くように、X軸方向に並んで取り付けられ、磁石243YRLBのN極がL軸負方向、すなわち第1の固定部240の背面側を向き、S極がL軸正方向、すなわち第1の固定部240の正面側を向くように、Y軸方向に並んで取り付けられる。
前側ヨーク241YLRには、磁石243YLRU及び磁石243YLRBがY軸方向に並んで取り付けられる。より詳しく説明すると、磁石243YLRUのN極がL軸負方向、すなわち第1の固定部240の背面側を向き、S極がL軸正方向、すなわち第1の固定部240の正面側を向くように、X軸方向に並んで取り付けられ、磁石243YLRBのS極がL軸負方向、すなわち第1の固定部240の背面側を向き、N極がL軸正方向、すなわち第1の固定部240の正面側を向くように、Y軸方向に並んで取り付けられる。
前側ヨーク241YLLには、磁石243YLLU及び磁石243YLLBがY軸方向に並んで取り付けられる。より詳しく説明すると、磁石243YLLUのS極がL軸負方向、すなわち第1の固定部240の背面側を向き、N極がL軸正方向、すなわち第1の固定部240の正面側を向くように、X軸方向に並んで取り付けられ、磁石243YLLBのN極がL軸負方向、すなわち第1の固定部240の背面側を向き、S極がL軸正方向、すなわち第1の固定部240の正面側を向くように、Y軸方向に並んで取り付けられる。
第1の固定部240の背面と第1の可動部210の正面とが対向するように第1の固定部240と第1の可動部210とが組み合わされたとき、コイル217XRUが磁石243XRUR及び磁石243XRULに跨がるように、磁石243XRUR及び磁石243XRULが前側ヨーク241XRUに固定される。同様に、コイル217XRBが磁石243XRBR及び磁石243XRBLに跨がるように、コイル217XLUが磁石243XLUR及び磁石243XLULに跨がるように、かつコイル217XLBが磁石243XLBR及び磁石243XLBLに跨がるように、それぞれ固定される。
また、第1の固定部240の背面と第1の可動部210の正面とが対向するように第1の固定部240と第1の可動部210とが組み合わされたとき、コイル217YRRが磁石243YRRU及び磁石243YRRBに跨がるように、磁石243YRRU及び磁石243YRRBが前側ヨーク241YRRに固定される。同様に、コイル217YRLが磁石243YRLU及び磁石243YRLBに跨がるように、コイル217YLRが磁石243YLRU及び磁石243YLRBに跨がるように、かつコイル217YLLが磁石243YLLU及び磁石243YLLBに跨がるように、それぞれ固定される。
図4を参照すると、第1の可動部210の背面側に位置するカメラボディ110に8つの後側ヨークが固定される。後側ヨーク251XRUは、L軸に沿う方向において前側ヨーク241XRUと対向する位置に設けられ、後側ヨーク251XLUは、L軸に沿う方向において前側ヨーク241XLUと対向する位置に設けられる。他の後側ヨークも、L軸に沿う方向において前側ヨークと各々対向する位置に設けられる。すなわち、後側ヨークは、各磁石との間にコイルを挟むように設けられる。
図2を参照して、各コイルに流す電流の方向について説明する。DSP201は、L軸方向から見たとき互いに逆方向となるように、隣接する2つのコイルに電流を流す。これについて、以下に詳細に説明する。DSP201は、L軸方向から見たとき反時計回り方向に電流が流れるように、コイル217XLUに電流を流し、時計回り方向に電流が流れるように、コイル217XLBに電流を流す。そして、コイル217XLUに流れる電流によって形成される電場と、前側ヨーク241XLU、磁石243XLUL及び243XLUR、並びに後側ヨーク251XLUによって形成される磁場との相互作用による力と、コイル217XLBに流れる電流によって形成される電場と、前側ヨーク241XLB、磁石243XLBL及び243XLBR、並びに後側ヨーク251XLBによって形成される磁場との相互作用による力とにより、第1の可動部210がX軸方向に動かされる。コイル217XLUとコイル217XLBとは、第1の可動部210の移動方向、すなわちX軸方向に対して直角を成す方向に並べられている。
他方、コイル217XLU及び217XLBに流れる電流は、高周波のパルス状であるため、スライド板211内に渦電流を生成する。コイル217XLU及び217XLBに流れる電流によって生成された渦電流は、ブリッジ218XL内を流れる。
ここで、図5を参照して、ブリッジ218XLが存在しない場合における渦電流について説明する。なお、図5では、コイル217XLU及び217XLB以外のコイルは省略される。ブリッジ218XLが存在しない場合、コイル217XLU及び217XLBに流れる電流によって生成された渦電流は、コイル217XLUとコイル217XLBとの周囲で衝突して逆行し、コイル217XLUとコイル217XLBとから大きく離れ、スライド板211内を大回りして流れる。そのため、渦電流がCCD213の近傍を流れるようになって、渦電流が生じる磁界が、CCD213が出力する画像信号に磁気ノイズを与えてしまう。つまり、コイルを2つに増やすことにより、コイルが1つしかない場合と比較して、CCD213の近傍に生じる磁気ノイズが増加する。
しかしながら図2を参照すると、本実施形態によるコイル217XLU及び217XLBに流れる電流によって生成された渦電流は、それぞれ同じ方向にブリッジ218XL内を流れる。すなわち、渦電流は互いに衝突してスライド板211内を逆行することなく、淀みなくスライド板211内を流れる。そのため、渦電流は、コイル217XLU及び217XLBから離れずに、渦電流が生じる領域がコイルの周囲のみに制限される。すなわち、渦電流は、コイル217XLU及び217XLBの直近を流れて、CCD213から大きく離れた位置を流れる。これにより、渦電流が生じる磁界が、CCD213が出力する画像信号に与える影響が小さくなって、画像信号に磁気ノイズが載るおそれが低減される。つまり、コイルを2つに増やしても、CCD213の近傍に生じる磁気ノイズは、コイルが1つしかない場合と同等、あるいは少なくすることができる。
DSP201は、コイル217XRU及び217XRBについても同様に、L軸方向から見たとき反時計回り方向に電流が流れるように、コイル217XRUに電流を流し、時計回り方向に電流が流れるように、コイル217XRBに電流を流す。これにより、第1の可動部210がX軸方向に動かされる。つまり、コイル217XRUとコイル217XRBとは、第1の可動部210の移動方向、すなわちY軸方向に対して直角を成す方向に並べられている。他方、コイル217XRU及び217XRBに流れる電流によって生成された渦電流は、それぞれ同じ方向にブリッジ218XR内を流れる。そのため、渦電流は、コイル217XRU及び217XRBの直近を流れて、CCD213から大きく離れた位置を流れる。これにより、渦電流が生じる磁界が、CCD213が出力する画像信号に与える影響が小さくなって、画像信号に磁気ノイズが載るおそれが低減される。つまり、コイルを2つに増やしても、CCD213の近傍に生じる磁気ノイズは、コイルが1つしかない場合と同等、あるいは少なくすることができる。
DSP201は、L軸方向から見たとき反時計回り方向に電流が流れるように、コイル217YLLに電流を流し、時計回り方向に電流が流れるように、コイル217YLRに電流を流す。これにより、第1の可動部210がY軸方向に動かされる。つまり、コイル217YLLとコイル217YLRとは、第1の可動部210の移動方向、すなわちY軸方向に対して直角を成す方向に並べられている。他方、コイル217YLL及び217YLRに流れる電流によって生成された渦電流は、それぞれ同じ方向にブリッジ218YL内を流れる。そのため、渦電流は、コイル217YLL及び217YLRの直近を流れて、CCD213から大きく離れた位置を流れる。これにより、渦電流が生じる磁界が、CCD213が出力する画像信号に与える影響が小さくなって、画像信号に磁気ノイズが載るおそれが低減される。つまり、コイルを2つに増やしても、CCD213の近傍に生じる磁気ノイズは、コイルが1つしかない場合と同等、あるいは少なくすることができる。
また、DSP201は、コイル217YRL及び217YRRについても同様に、L軸方向から見たとき反時計回り方向に電流が流れるように、コイル217YRLに電流を流し、時計回り方向に電流が流れるように、コイル217YRRに電流を流す。これにより、第1の可動部210がY軸方向に動かされる。つまり、コイル217YRLとコイル217YRRとは、第1の可動部210の移動方向、すなわちY軸方向に対して直角を成す方向に並べられている。他方、コイル217YRL及び217YRRに流れる電流によって生成された渦電流は、それぞれ同じ方向にブリッジ218YR内を流れる。そのため、渦電流は、コイル217YRL及び217YRRの直近を流れて、CCD213から大きく離れた位置を流れる。これにより、渦電流が生じる磁界が、CCD213が出力する画像信号に与える影響が小さくなって、画像信号に磁気ノイズが載るおそれが低減される。つまり、コイルを2つに増やしても、CCD213の近傍に生じる磁気ノイズは、コイルが1つしかない場合と同等、あるいは少なくすることができる。
次に、手ブレ補正について説明する。DSP201は、手ブレ補正機能が実行されているとき、X方向角速度センサ及びY方向角速度センサ111Yが検出した角速度を受信し、受信した角速度を打ち消すように、第1の可動部210を駆動する。より詳しく説明すると、ピッチング角速度に基づいて、コイル217XRU、217XRB、217XLU、及び217XLBに電流を流し、第1の可動部210をX軸方向に駆動する。ヨーイング角速度に基づいて、コイル217YRR、217YRL、217YLR、及び217YLLに電流を流し、第1の可動部210をY軸方向に駆動する。これにより、手ブレが補正される。
本実施形態によれば、渦電流が生じる領域をコイルの周囲のみに制限して、CCD213が出力する信号に渦電流が与える影響を低減できる。
次に、図6及び7を用いて第2の実施形態について説明する。図6及び7は、説明を簡略化するため、可動部及び固定部の一部をそれぞれ示している。第1の実施形態と同様の構成については、同じ符号を付して説明を省略する。第2の実施形態は、コイル、穴、前側ヨーク、及び後側ヨークの構成が第1の実施形態と異なる。よって、コイル、穴、前側ヨーク、及び後側ヨークの構成について説明する。
図6を用いて第2の可動部310について説明する。
第2の可動部310は、スライド板211、基板212、CCD213、及びコイル317XLU、317XLM、及び317XLBを主に備える。他のコイル及びホールセンサは図6において省略されている。
スライド板211は、スライド板211の厚さ方向に貫通、すなわちL軸に沿う方向にスライド板211を貫通する3つの穴316XLU、316XLM、及び316XLBを備える。
図6において、穴316XLU、316XLM、及び316XLBは、Y軸に沿う方向に並べられ、CCD213の左側に配置される。
コイル317XLUは、穴316XLUの貫通方向とコイル317XLUの軸とが平行になるように、穴316XLUの内側に設置される。同様にして、コイル317XLMが穴316XLMに、コイル317XLBが穴316XLBに設置される。これにより、コイル317XLU、317XLM、及び317XLBがY軸に沿う方向に並べられる。
コイル317XLUとコイル317XLMとの間には、スライド板211の一部である導電性のブリッジ318XLUが形成され、コイル317XLMとコイル317XLBとの間には、スライド板211の一部である導電性のブリッジ318XBが形成される。
コイル317XLU、コイル317XLM、及び317XLBは、コイル組314XLを成す。すなわち、CCD213の左側に、コイル組314XLが配置される。
次に、図7を用いて、第2の固定部340について説明する。図7は、第2の固定部340を背面側から見た図である。
第2の固定部340は、第2の固定部340に固定される前側ヨーク341XLU、341XLM、及び341XLBを備える。
前側ヨーク341XLUには、磁石343XLUR及び磁石343XLULがX軸方向に並んで取り付けられる。より詳しく説明すると、磁石343XLURのN極がL軸負方向、すなわち第2の固定部340の背面側を向き、S極がL軸正方向、すなわち第2の固定部340の正面側を向くように、X軸方向に並んで取り付けられ、磁石343XLULのS極がL軸負方向、すなわち第2の固定部340の背面側を向き、N極がL軸正方向、すなわち第2の固定部340の正面側を向くように、X軸方向に並んで取り付けられる。
前側ヨーク341XLMには、磁石343XLMR及び磁石343XLMLがX軸方向に並んで取り付けられる。より詳しく説明すると、磁石343XLMRのS極がL軸負方向、すなわち第2の固定部340の背面側を向き、N極がL軸正方向、すなわち第2の固定部340の正面側を向くように、X軸方向に並んで取り付けられ、磁石343XLMLのN極がL軸負方向、すなわち第2の固定部340の背面側を向き、S極がL軸正方向、すなわち第2の固定部340の正面側を向くように、X軸方向に並んで取り付けられる。
前側ヨーク341XLBには、磁石343XLBR及び磁石343XLBLがX軸方向に並んで取り付けられる。より詳しく説明すると、磁石343XLBRのN極がL軸負方向、すなわち第2の固定部340の背面側を向き、S極がL軸正方向、すなわち第2の固定部340の正面側を向くように、X軸方向に並んで取り付けられ、磁石343XLBLのS極がL軸負方向、すなわち第2の固定部340の背面側を向き、N極がL軸正方向、すなわち第2の固定部340の正面側を向くように、X軸方向に並んで取り付けられる。
第2の固定部340の背面と第2の可動部310の正面とが対向するように第2の固定部340と第2の可動部310とが組み合わされたとき、コイル317XLUが磁石343XLUR及び磁石343XLULに跨がるように、磁石343XLUR及び磁石343XLULが前側ヨーク341XLUに固定される。同様に、コイル317XLMが磁石343XLMR及び磁石343XLMLに跨がるように、かつコイル317XLBが磁石343XLBR及び磁石343XLBLに跨がるように、それぞれ固定される。
第1の実施形態と同様に、第2の可動部310の背面側に位置するカメラボディ110に3つの後側ヨークが固定される。3つの後側ヨークは、L軸に沿う方向において前側ヨーク341XLU、341XLM、及び341XLBと各々対向する位置に設けられる。
図6を参照して、各コイルに流す電流の方向について説明する。DSP201は、L軸方向から見たとき互いに逆方向となるように、隣接する2つのコイルに電流を流す。これについて、以下に詳細に説明する。DSP201は、L軸方向から見たとき反時計回り方向に電流が流れるように、コイル317XLUに電流を流し、時計回り方向に電流が流れるように、コイル317XLMに電流を流し、反時計回り方向に電流が流れるように、コイル317XLBに電流を流す。そして、コイル317XLUに流れる電流によって形成される電場と、前側ヨーク341XLU、磁石343XLUL及び343XLUR、並びに後側ヨークによって形成される磁場との相互作用による力と、コイル317XLMに流れる電流によって形成される電場と、前側ヨーク341XLM、磁石343XLML及び343XLMR、並びに後側ヨークによって形成される磁場との相互作用による力と、コイル317XLBに流れる電流によって形成される電場と、前側ヨーク341XLB、磁石343XLBL及び343XLBR、並びに後側ヨークによって形成される磁場との相互作用による力とにより、第2の可動部310がX軸方向に動かされる。コイル317XLUとコイル317XLMとコイル317XLBとは、第2の可動部310の移動方向、すなわちX軸方向に対して直角を成す方向に並べられている。
他方、コイル317XLU、317XLM、及び317XLBに流れる電流は、高周波のパルス状であるため、スライド板211内に渦電流を生成する。コイル317XLU及び317XLMに流れる電流によって生成された渦電流は、ブリッジ318XLU内を流れる。コイル317XLU及び317XLMに流れる電流によって生成された渦電流は、それぞれ同じ方向にブリッジ318XLU内を流れる。そのため、渦電流は、コイル317XLU及び317XLMの直近を流れて、CCD213から大きく離れた位置を流れる。これにより、渦電流が生じる磁界が、CCD213が出力する画像信号に与える影響が小さくなって、画像信号に磁気ノイズが載るおそれが低減される。つまり、コイルを2つに増やしても、CCD213の近傍に生じる磁気ノイズは、コイルが1つしかない場合と同等、あるいは少なくすることができる。同様に、コイル317XLM及び317XLBに流れる電流によって生成された渦電流は、ブリッジ318XLB内を流れる。コイル317XLM及び317XLBに流れる電流によって生成された渦電流は、それぞれ同じ方向にブリッジ318XLB内を流れる。そのため、渦電流は、コイル317XLU及び317XLMの直近を流れて、CCD213から大きく離れた位置を流れる。これにより、渦電流が生じる磁界が、CCD213が出力する画像信号に与える影響が小さくなる。
CCD213の右側に位置する前側ヨーク、磁石、コイル、及び後側ヨーク、並びに第2の可動部310をY軸方向に駆動する前側ヨーク、磁石、コイル、及び後側ヨークについては、第1の実施形態による前側ヨーク、磁石、コイル、及び後側ヨークを本実施形態による前側ヨーク、磁石、コイル、及び後側ヨークと置換したものと同様であるため、説明を省略した。
本実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果を得る。また、第1の実施形態よりも大きな駆動力を得る。
次に、図8及び9を用いて第3の実施形態について説明する。図8及び9は、説明を簡略化するため、可動部及び固定部の一部をそれぞれ示している。第1の実施形態と同様の構成については、同じ符号を付して説明を省略する。第3の実施形態は、コイル、穴、前側ヨーク、及び後側ヨークの構成が第1の実施形態と異なる。よって、コイル、穴、前側ヨーク、及び後側ヨークの構成について説明する。
図8を用いて第3の可動部410について説明する。
第3の可動部410は、スライド板211、基板212、CCD213、及びコイル417XLUL、417XLUR、417XLBL、及び417XLBRを主に備える。他のコイル及びホールセンサは図8において省略されている。
スライド板211は、スライド板211の厚さ方向に貫通、すなわちL軸に沿う方向にスライド板211を貫通する穴416XLUL、416XLUR、416XLBL、及び416XLBRを備える。
図8において、穴416XLUL、416XLUR、416XLBL、及び416XLBRは、CCD213の左側に配置される。穴416XLULと穴416XLURとは、X軸に沿う方向に並べられ、穴416XLBLと穴416XLBRとは、X軸に沿う方向に並べられる。また、穴416XLULと穴416XLBLとは、Y軸に沿う方向に並べられ、穴416XLURと穴416XLBRとは、Y軸に沿う方向に並べられる。すなわち、穴416XLUL、416XLUR、416XLBL、及び416XLBRは、矩形を成すように並べられる。
コイル417XLULは、穴416XLULの貫通方向とコイル417XLULの軸とが平行になるように、穴416XLULの内側に設置される。
同様にして、コイル417XLURが穴416XLURに、コイル417XLBLが穴416XLBLに、コイル417XLBRが穴416XLBRに設置される。これにより、コイル417XLULとコイル417XLURとは、X軸に沿う方向に並べられ、コイル417XLBLとコイル417XLBRとは、X軸に沿う方向に並べられる。また、コイル417XLULとコイル417XLBLとは、Y軸に沿う方向に並べられ、コイル417XLURとコイル417XLBRとは、Y軸に沿う方向に並べられる。すなわち、コイル417XLUL、416XLUR、416XLBL、及び416XLBRが矩形を成すように並べられる。
コイル417XLULとコイル417XLURとの間には、スライド板211の一部である導電性のブリッジ418XLUが形成され、コイル417XLBLとコイル417XLBRとの間には、スライド板211の一部である導電性のブリッジ418XLBが形成され、コイル417XLULとコイル417XLBLとの間には、スライド板211の一部である導電性のブリッジ418XLLが形成され、コイル417XLURとコイル417XLBRとの間には、スライド板211の一部である導電性のブリッジ418XLRが形成される。
コイル417XLUL、コイル417XLUR、コイル417XLBL、及び417XLBRは、コイル組414XLを成す。すなわち、CCD213の左側に、コイル組414XLが配置される。
次に、図9を用いて、第3の固定部440について説明する。図9は、第3の固定部440を背面側から見た図である。
第3の固定部440は、第3の固定部440に固定される前側ヨーク441XLU及び441XLBを備える。
前側ヨーク441XLUには、磁石443XLUR、磁石443XLUM、及び磁石443XLULがX軸方向に並んで取り付けられる。より詳しく説明すると、磁石443XLURのN極がL軸負方向、すなわち第3の固定部440の背面側を向き、S極がL軸正方向、すなわち第3の固定部440の正面側を向くように取り付けられ、磁石443XLURのS極がL軸負方向、すなわち第3の固定部440の背面側を向き、N極がL軸正方向、すなわち第3の固定部440の正面側を向くように取り付けられ、磁石443XLULのN極がL軸負方向、すなわち第3の固定部440の背面側を向き、S極がL軸正方向、すなわち第3の固定部440の正面側を向くように取り付けられる。
また、前側ヨーク441XLBには、磁石443XLBR、磁石443XLBM、及び磁石443XLBLがX軸方向に並んで取り付けられる。より詳しく説明すると、磁石443XLBRのS極がL軸負方向、すなわち第3の固定部440の背面側を向き、N極がL軸正方向、すなわち第3の固定部440の正面側を向くように取り付けられ、磁石443XLBMのN極がL軸負方向、すなわち第3の固定部440の背面側を向き、S極がL軸正方向、すなわち第3の固定部440の正面側を向くように取り付けられ、磁石443XLBLのS極がL軸負方向、すなわち第3の固定部440の背面側を向き、N極がL軸正方向、すなわち第3の固定部440の正面側を向くように取り付けられる。
第3の固定部440の背面と第3の可動部410の正面とが対向するように第3の固定部440と第3の可動部410とが組み合わされたとき、コイル417XLURが磁石443XLUR及び磁石443XLUMに跨がるように、かつコイル417XLULが磁石443XLUM及び磁石443XLULに跨がるように、磁石443XLUR、磁石443XLUM、及び磁石443XLULが前側ヨーク441XLUに固定される。同様に、コイル417XLBRが磁石443XLBR及び磁石443XLBMに跨がるように、かつコイル417XLBLが磁石443XLBM及び磁石443XLBLに跨がるように、それぞれ固定される。
第1の実施形態と同様に、第3の可動部410の背面側に位置するカメラボディ110に2つの後側ヨークが固定される。2つの後側ヨークは、L軸に沿う方向において前側ヨーク441XLU及び441XLBと各々対向する位置に設けられる。
図8を参照して、各コイルに流す電流の方向について説明する。DSP201は、L軸方向から見たとき互いに逆方向となるように、隣接する2つのコイルに電流を流す。これについて、以下に詳細に説明する。DSP201は、L軸方向から見たとき反時計回り方向に電流が流れるように、コイル417XLUL及びコイル417XLBRに電流を流し、時計回り方向に電流が流れるように、コイル417XLUR及びコイル417XLBLに電流を流す。そして、コイル417XLULに流れる電流によって形成される電場と、前側ヨーク441XLU、磁石443XLUL及び443XLUM、並びに後側ヨークによって形成される磁場との相互作用によって、X軸方向に対して駆動力が発生する。同様に、コイル417XLURに流れる電流によって形成される電場と、前側ヨーク441XLU、磁石443XLUM及び443XLUR、並びに後側ヨークによって形成される磁場との相互作用、コイル417XLBLに流れる電流によって形成される電場と、前側ヨーク441XLB、磁石443XLBL及び443XLBM、並びに後側ヨークによって形成される磁場との相互作用、そして、コイル417XLBRに流れる電流によって形成される電場と、前側ヨーク441XLB、磁石443XLBM及び443XLBR、並びに後側ヨークによって形成される磁場との相互作用によって、X軸方向に対して駆動力が発生する。この駆動力が、第3の可動部410をX軸方向に移動させる。コイル417XLULとコイル417XLBL、及びコイル417XLURとコイル417XLBRとは、第3の可動部410の移動方向、すなわちX軸方向に対して直角を成す方向に並べられている。
他方、コイル417XLUL及び417XLURに流れる電流は、高周波のパルス状であるため、スライド板211内に渦電流を生成する。コイル417XLUL及び417XLURに流れる電流によって生成された渦電流は、ブリッジ418XLU内を流れる。コイル417XLUL及び417XLURに流れる電流によって生成された渦電流は、それぞれ同じ方向にブリッジ418XLU内を流れる。そのため、渦電流は、コイル417XLUL及び417XLURの直近を流れて、CCD213から大きく離れた位置を流れる。これにより、渦電流が生じる磁界が、CCD213が出力する画像信号に与える影響が小さくなって、画像信号に磁気ノイズが載るおそれが低減される。つまり、コイルを2つに増やしても、CCD213の近傍に生じる磁気ノイズは、コイルが1つしかない場合と同等、あるいは少なくすることができる。
同様に、コイル417XLUL及び417XLBLに流れる電流によって生成された渦電流は、それぞれ同じ方向にブリッジ418XLL内を流れて、コイル417XLUL及び417XLBLの直近を流れて、CCD213から大きく離れた位置を流れる。これにより、渦電流が生じる磁界が、CCD213が出力する画像信号に与える影響が小さくなる。コイル417XLUR及び417XLBRに流れる電流によって生成された渦電流は、それぞれ同じ方向にブリッジ418XLR内を流れて、コイル417XLUR及び417XLBRの直近を流れて、CCD213から大きく離れた位置を流れる。これにより、渦電流が生じる磁界が、CCD213が出力する画像信号に与える影響が小さくなる。コイル417XLBL及び417XLBRに流れる電流によって生成された渦電流は、それぞれ同じ方向にブリッジ418XLB内を流れて、コイル417XLBL及び417XLBRの直近を流れて、CCD213から大きく離れた位置を流れる。これにより、渦電流が生じる磁界が、CCD213が出力する画像信号に与える影響が小さくなる。
CCD213の右側に位置する前側ヨーク、磁石、コイル、及び後側ヨーク、並びに第3の可動部410をY軸方向に駆動する前側ヨーク、磁石、コイル、及び後側ヨークについては、第1の実施形態による前側ヨーク、磁石、コイル、及び後側ヨークを本実施形態による前側ヨーク、磁石、コイル、及び後側ヨークと置換したものと同様であるため、説明を省略した。
本実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果を得る。また、第1の実施形態よりも大きな駆動力を得る。
なお、いずれの実施形態においても、ヨーク、コイル、及び磁石の数及び配置は、前述のものに限定されず、渦電流を打ち消し合うような数及び配置であればよい。
なお、デジタルカメラ100は、いわゆるコンパクトカメラ、一眼レフカメラ、ミラーレス一眼カメラのいずれかであってもよい。
CCD213の代わりに、CMOS(相補型金属酸化物半導体)撮像素子等の固体撮像素子を用いてもよい。
100 デジタルカメラ
101 撮像レンズ
110 カメラボディ
111X X方向角速度センサ
111Y Y方向角速度センサ
113 レリーズボタン
114 主電源ボタン
115 手ブレ補正スイッチ
116 モニタ
117 頂面
118 背面
200 手ブレ補正機構
201 DSP
210 第1の可動部
211 スライド板
212 基板
213 CCD
214XL コイル組
214XR コイル組
214YL コイル組
214YR コイル組
215X ホールセンサ
215Y ホールセンサ
216XLB 穴
216XLU 穴
216XRB 穴
216XRU 穴
216YLL 穴
216YLR 穴
216YRL 穴
216YRR 穴
217XLB コイル
217XLU コイル
217XRB コイル
217XRU コイル
217YLL コイル
217YLR コイル
217YRL コイル
217YRR コイル
218XL ブリッジ
218XR ブリッジ
218YL ブリッジ
218YR ブリッジ
240 第1の固定部
241XLB 前側ヨーク
241XLU 前側ヨーク
241XRB 前側ヨーク
241XRU 前側ヨーク
241YLL 前側ヨーク
241YLR 前側ヨーク
241YRL 前側ヨーク
241YRR 前側ヨーク
251XLU 後側ヨーク
251XRU 後側ヨーク

Claims (8)

  1. 導電性を有し、固定部に対して移動可能に取り付けられる可動部と、
    前記可動部に取り付けられる複数のコイルと、
    前記複数のコイルと各々対向するように、前記固定部に固定される複数の磁石と、
    前記コイルに流す電流を制御する制御部とを備え、
    前記可動部は、前記可動部を貫通する複数の穴を備え、
    1つの前記コイルは、1つの前記穴が貫通する方向に前記コイルの軸が平行になるように設けられ、
    前記制御部は、前記コイルの軸方向から前記コイルを見たとき、隣接するコイルに流れる電流が互いに反対方向に流れるように電流を制御する
    駆動装置。
  2. 1つの前記コイルに対して複数の前記磁石が設けられ、
    前記コイルの軸方向から前記磁石を見たとき、複数の前記磁石は、前記可動部の移動方向に沿って並べられ、複数の前記磁石の極は、前記コイルの軸方向において互いに反対方向を向く請求項1に記載の駆動装置。
  3. 複数の前記コイルは、前記可動部の移動方向に対して直角を成す方向に並べられる請求項1又は2に記載の駆動装置。
  4. 複数の前記コイルは、前記可動部の移動方向に並べられる請求項1から3のいずれかに記載の駆動装置。
  5. 前記可動部は、第1の移動方向と第2の移動方向に移動可能であって、
    前記コイルは、前記第1の移動方向に対して直角を成す方向に並べられる複数のコイルから成る第1のコイル組と、前記第2の移動方向に対して直角を成す方向に並べられる複数のコイルから成る第2のコイル組とを備える請求項1から4のいずれかに記載の駆動装置。
  6. 前記磁石との間に前記コイルを挟むように設けられるヨークをさらに備える請求項1から5のいずれかに記載の駆動装置。
  7. 請求項1から6のいずれかに記載の駆動装置と、
    前記可動部に取り付けられる撮像素子と、
    前記固定部のブレ量を検出するブレ検出手段とを備え、
    前記制御部は、前記ブレ量に基づいて、前記コイルに流す電流を制御して、前記可動部を移動させる
    撮像装置。
  8. 導電性を有し、固定部に対して移動可能に取り付けられる可動部と、前記可動部に取り付けられる複数のコイルと、前記複数のコイルと各々対向するように、前記固定部に固定される複数の磁石と、前記コイルに流す電流を制御する制御部とを備え、前記可動部は、前記可動部を貫通する複数の穴を備え、1つの前記コイルは、1つの前記穴が貫通する方向に前記コイルの軸が平行になるように設けられる駆動装置の駆動方法であって、
    前記コイルの軸方向から前記コイルを見たとき、隣接するコイルに流れる電流が互いに反対方向に流れるように電流を制御するステップを備える駆動方法。
JP2014008091A 2014-01-20 2014-01-20 駆動装置、駆動方法、及び撮像装置 Active JP6446783B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014008091A JP6446783B2 (ja) 2014-01-20 2014-01-20 駆動装置、駆動方法、及び撮像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014008091A JP6446783B2 (ja) 2014-01-20 2014-01-20 駆動装置、駆動方法、及び撮像装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015138054A true JP2015138054A (ja) 2015-07-30
JP6446783B2 JP6446783B2 (ja) 2019-01-09

Family

ID=53769108

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014008091A Active JP6446783B2 (ja) 2014-01-20 2014-01-20 駆動装置、駆動方法、及び撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6446783B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019097844A1 (ja) * 2017-11-20 2019-05-23 株式会社タムロン アクチュエータ、及びそれを備えたレンズユニット、カメラ
JP2020170963A (ja) * 2019-04-04 2020-10-15 キヤノン株式会社 ブレ補正装置および電子機器
CN114252664A (zh) * 2020-09-22 2022-03-29 细美事有限公司 探针台
WO2022163046A1 (ja) * 2021-01-26 2022-08-04 富士フイルム株式会社 撮像装置、撮像装置の作動方法、及びプログラム

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08181018A (ja) * 1994-12-26 1996-07-12 Murata Mfg Co Ltd コイル装置
JP2007256561A (ja) * 2006-03-23 2007-10-04 Pentax Corp ステージ装置のロック機構
JP2008233525A (ja) * 2007-03-20 2008-10-02 Tamron Co Ltd アクチュエータ、及びそれを備えたレンズユニット、カメラ
JP2010112978A (ja) * 2008-11-04 2010-05-20 Nikon Corp レンズ駆動装置、レンズ位置検出装置、及びそれらを用いた撮像装置
US20100316363A1 (en) * 2009-06-10 2010-12-16 Hon Hai Precision Industry Co., Ltd. Image stabilizing camera system
JP2011107470A (ja) * 2009-11-18 2011-06-02 Nidec Sankyo Corp レンズ駆動装置
US20120082442A1 (en) * 2010-10-04 2012-04-05 Samsung Electro Mechanics Co., Ltd. Image photographing device having function for compensating for hand vibration
JP2013109248A (ja) * 2011-11-24 2013-06-06 Tamron Co Ltd 防振アクチュエータ
JP2013160806A (ja) * 2012-02-01 2013-08-19 Pentax Ricoh Imaging Co Ltd ステージ装置、及び、カメラの像振補正装置
JP2014060676A (ja) * 2012-09-19 2014-04-03 Canon Inc 撮像装置および交換レンズ
WO2015079773A1 (ja) * 2013-11-28 2015-06-04 株式会社村田製作所 電磁石、カメラレンズ駆動装置及び電磁石の製造方法

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08181018A (ja) * 1994-12-26 1996-07-12 Murata Mfg Co Ltd コイル装置
JP2007256561A (ja) * 2006-03-23 2007-10-04 Pentax Corp ステージ装置のロック機構
JP2008233525A (ja) * 2007-03-20 2008-10-02 Tamron Co Ltd アクチュエータ、及びそれを備えたレンズユニット、カメラ
JP2010112978A (ja) * 2008-11-04 2010-05-20 Nikon Corp レンズ駆動装置、レンズ位置検出装置、及びそれらを用いた撮像装置
US20100316363A1 (en) * 2009-06-10 2010-12-16 Hon Hai Precision Industry Co., Ltd. Image stabilizing camera system
JP2011107470A (ja) * 2009-11-18 2011-06-02 Nidec Sankyo Corp レンズ駆動装置
US20120082442A1 (en) * 2010-10-04 2012-04-05 Samsung Electro Mechanics Co., Ltd. Image photographing device having function for compensating for hand vibration
JP2013109248A (ja) * 2011-11-24 2013-06-06 Tamron Co Ltd 防振アクチュエータ
JP2013160806A (ja) * 2012-02-01 2013-08-19 Pentax Ricoh Imaging Co Ltd ステージ装置、及び、カメラの像振補正装置
JP2014060676A (ja) * 2012-09-19 2014-04-03 Canon Inc 撮像装置および交換レンズ
WO2015079773A1 (ja) * 2013-11-28 2015-06-04 株式会社村田製作所 電磁石、カメラレンズ駆動装置及び電磁石の製造方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019097844A1 (ja) * 2017-11-20 2019-05-23 株式会社タムロン アクチュエータ、及びそれを備えたレンズユニット、カメラ
JP2019095503A (ja) * 2017-11-20 2019-06-20 株式会社タムロン アクチュエータ、及びそれを備えたレンズユニット、カメラ
CN110709767A (zh) * 2017-11-20 2020-01-17 株式会社腾龙 致动器以及包括该致动器的透镜单元、照相机
JP2020170963A (ja) * 2019-04-04 2020-10-15 キヤノン株式会社 ブレ補正装置および電子機器
JP7327978B2 (ja) 2019-04-04 2023-08-16 キヤノン株式会社 ブレ補正装置および電子機器
CN114252664A (zh) * 2020-09-22 2022-03-29 细美事有限公司 探针台
CN114252664B (zh) * 2020-09-22 2024-02-20 细美事有限公司 探针台
WO2022163046A1 (ja) * 2021-01-26 2022-08-04 富士フイルム株式会社 撮像装置、撮像装置の作動方法、及びプログラム
JP7369309B2 (ja) 2021-01-26 2023-10-25 富士フイルム株式会社 撮像装置、撮像装置の作動方法、及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6446783B2 (ja) 2019-01-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9407799B2 (en) Position detection apparatus
JP4540354B2 (ja) 像ブレ補正装置
JP2007025180A (ja) ステージ装置及びこのステージ装置を利用したカメラの手振補正装置
US8184167B2 (en) Optical apparatus having magnet member
JP6769696B2 (ja) 位置検出装置
JP2008045919A (ja) 位置検出装置、ブレ補正装置、レンズ鏡筒及び光学機器
JP6446783B2 (ja) 駆動装置、駆動方法、及び撮像装置
JP2012120303A (ja) アクチュエータ、ならびにこれを備える駆動装置及び撮像装置
JP2012208063A (ja) 位置検出装置及びそれを用いたアクチュエータ
CN106773451B (zh) 摄像头模组光学防抖的实现方法
WO2017026144A1 (ja) 撮像装置
JP2013160806A (ja) ステージ装置、及び、カメラの像振補正装置
JP2011075834A (ja) ブレ補正装置及び光学機器
WO2016147433A1 (ja) ブレ補正装置
JP2016066090A (ja) 位置検出装置
JP2011123432A (ja) レンズ鏡筒、及びそれを用いた撮像装置
JP2013160805A (ja) ステージ装置、及び、カメラの像振補正装置
US8830604B2 (en) Optical element driving apparatus and optical apparatus
JP5446321B2 (ja) 振れ補正装置および光学機器
JP6268749B2 (ja) 撮影装置
JP2008170838A (ja) カメラの手振れ補正装置
KR101329741B1 (ko) 손떨림 보정 제어 방법 및 손떨림 보정 제어 장치
JP6286951B2 (ja) 撮影装置及びその調整制御方法
JP5901173B2 (ja) 光学素子駆動装置および光学機器
JP2009282444A (ja) 振れ補正装置および撮影装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161121

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170731

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170829

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171027

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180327

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180528

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181119

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6446783

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250