JP2015137615A - 建設機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】供給ポンプの配置を工夫することで、走行中に飛散した石等によって供給ポンプが破損するのを防止する。【解決手段】上部旋回体12には、エンジン65の排気ガスに還元剤を供給するための還元装置40が搭載されている。還元装置40は、還元剤が貯留される還元剤タンク41と、還元剤タンク41に貯留された還元剤を吸い上げてエンジン65の排気経路内に送り込むための供給ポンプ42とを有する。還元剤タンク41は、上部旋回体12における縦板22よりも車幅方向の外方に配設されている。供給ポンプ42は、縦板22と還元剤タンク41との間に配設されている。【選択図】図3

Description

本発明は、建設機械に関するものである。
近年、排気ガスに含まれるNOx等を低減するために、SCR(Selective Catalytic Reduction、選択触媒還元)システムを搭載した作業機械が増えつつある。SCRシステムでは、一般に、尿素水等の還元剤を排気ガス中に添加することでNOx等の還元を促進している。
特許文献1には、液体還元剤用タンクが液体還元剤供給パイプにより排気管に接続され、液体還元剤供給ポンプにより液体還元剤用タンク内の尿素水溶液を排気管に供給できるようにした構成が開示されている。
特開2003−20936号公報
ところで、特許文献1の発明では、還元剤タンクを上部旋回体のどのような位置に配置するかについては様々な検討がなされているが、供給ポンプについては、その具体的な配置が記載されていない。そのため、供給ポンプの配設位置によっては、走行中の下部走行体によって飛散した石や瓦礫等が供給ポンプに衝突して破損するという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、供給ポンプの配置を工夫することで、走行中に飛散した石等によって供給ポンプが破損するのを防止することにある。
本発明は、エンジンの排気ガスに還元剤を供給することで排気ガスを還元させる還元装置が上部旋回体に搭載された建設機械を対象とし、次のような解決手段を講じた。
すなわち、第1の発明は、前記上部旋回体は、底板と、該底板から立設して前後方向に延びる左右一対の縦板とを有し、
前記還元装置は、前記還元剤が貯留される還元剤タンクと、該還元剤タンクに貯留された還元剤を吸い上げて前記エンジンの排気経路内に送り込むための供給ポンプとを有し、
前記還元剤タンクは、前記上部旋回体における前記縦板よりも車幅方向の外方に配設され、
前記供給ポンプは、前記縦板と前記還元剤タンクとの間に配設されていることを特徴とするものである。
第1の発明では、上部旋回体における縦板よりも車幅方向の外方に還元剤タンクが配設され、縦板と還元剤タンクとの間に供給ポンプが配設される。
このような構成とすれば、側面視で供給ポンプが還元剤タンクに覆われることとなるため、走行中の下部走行体によって石や瓦礫等が飛散したとしても、石や瓦礫等が供給ポンプに衝突することがない。また、供給ポンプは、還元剤タンクよりも上部旋回体の旋回中心に近い位置に配設されているので、上部旋回体が旋回したときの走行や掘削作業で揺れたときの衝撃力の影響を軽減することができる。
第2の発明は、第1の発明において、
前記供給ポンプは、前記縦板の側壁面に取り付けられていることを特徴とするものである。
第2の発明では、剛性の高い縦板の側壁面に供給ポンプを取り付けることで、防振マウント等を別途設けることなく、走行中の振動が供給ポンプに伝わるのを抑えることができ、供給ポンプが破損しにくくなる。
第3の発明は、第1又は第2の発明において、
前記供給ポンプの内部には、前記還元剤タンクから吸い上げられた還元剤に含まれる異物を除去するための筒状のフィルタ部材が、筒軸方向に出し入れ可能に収容され、
前記供給ポンプは、前記フィルタ部材を斜め下方に出し入れ可能な姿勢で配設されていることを特徴とするものである。
第3の発明では、フィルタ部材を斜め下方から出し入れ可能な姿勢となるように供給ポンプを配設したので、作業者が供給ポンプよりも上方から手を伸ばしてフィルタ部材を交換する場合に、フィルタ部材を出し入れする作業を行い易くなる。
第4の発明は、第1乃至第3の発明のうち何れか1つにおいて、
前記上部旋回体における前記還元剤タンクの前側には、工具を収納するためのツールボックスが配設され、
前記ツールボックスは、正面視で前記供給ポンプに重なり合わないように前記縦板との間に隙間を存して配設されていることを特徴とするものである。
第4の発明では、ツールボックスと縦板との間には、正面視で供給ポンプに重なり合わないように隙間が設けられる。これにより、作業者が供給ポンプのメンテナンスを行うにあたって、この隙間から手を伸ばして供給ポンプにアクセスすることができ、メンテナンス性が向上する。
第5の発明は、第4の発明において、
前記ツールボックスと前記縦板との間には、正面視で前記供給ポンプを覆う正面カバーが着脱可能に設けられていることを特徴とするものである。
第5の発明では、正面視で供給ポンプが正面カバーによって覆われているので、供給ポンプを石や瓦礫等から保護するとともに、正面カバーを取り外して供給ポンプをメンテナンスすることができる。
第6の発明は、第1乃至第5の発明のうち何れか1つにおいて、
前記還元剤タンク及び前記供給ポンプの上方を覆うタンクカバーを備えたことを特徴とするものである。
第6の発明では、タンクカバーによって還元剤タンク及び供給ポンプの上方が覆われているので、還元剤タンク用のカバーと、供給ポンプ用のカバーとを別々に設けた場合に比べて部品点数を削減することができる。また、タンクカバーによって、還元剤タンク及び供給ポンプを雨水等から保護することができる。
第7の発明は、第6の発明において、
前記タンクカバーは、作業者が前記上部旋回体に乗り降りするための踏み面を構成していることを特徴とするものである。
第7の発明では、作業者が上部旋回体に乗り降りする際に、タンクカバーを踏み面として利用することができるので、踏み台を別途設ける必要が無く、部品点数を削減することができる。
第8の発明は、第6又は第7の発明において、
前記タンクカバーは、前記還元剤タンクの上方を覆うタンクカバー部と、該タンクカバー部の高さよりも低く且つ側面視で前記縦板に重なり合うように配設されて前記供給ポンプの上方を覆うポンプカバー部とを有するように段差状に形成され、
前記ポンプカバー部における前記縦板側の端縁と、該縦板の側壁面との間には、シール部材が挟み込まれていることを特徴とするものである。
第8の発明では、タンクカバーには、還元剤タンクの上方を覆うタンクカバー部と、供給ポンプの上方を覆うポンプカバー部とが段差状に設けられる。ポンプカバー部は、側面視で縦板に重なり合っており、ポンプカバー部と縦板との間にはシール部材が挟み込まれる。これにより、ポンプカバー部と縦板との隙間から雨水等が漏れ出して供給ポンプが濡れてしまうことがなく、供給ポンプを雨水等から確実に保護することができる。
第9の発明は、第8の発明において、
前記ポンプカバー部は、車両前方に向かって斜め下方に傾斜していることを特徴とするものである。
第9の発明では、ポンプカバー部を車両前方に向かって斜め下方に傾斜させているので、ポンプカバー部の傾斜面に沿って雨水等が流れ落ちるため、ポンプカバー部の上面に雨水等が溜まることがない。
本発明によれば、側面視で供給ポンプが還元剤タンクに覆われることとなるため、走行中の下部走行体によって石や瓦礫等が飛散したとしても、石や瓦礫等が供給ポンプに衝突することがない。また、供給ポンプは、還元剤タンクよりも上部旋回体の旋回中心に近い位置に配設されているので、上部旋回体が旋回したときの走行や掘削作業で揺れたときの衝撃力の影響を軽減することができる。
本発明の実施形態1に係る建設機械の概略構成を示す平面図である。 ツールボックス及びタンクカバーの構成を示す側面図である。 還元装置の構成を示す平面図である。 供給ポンプ及びタンクカバーの構成を示す側面図である。 本実施形態2に係る還元装置の構成を示す平面図である。 供給ポンプ及びタンクカバーの構成を示す側面図である。 ツールボックスの構成を示す正面図である。 還元装置の構成を示す正面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。各図には、上下や前後左右の方向を矢印で示してある。特に言及しない限り、上下等の方向についてはこれら矢印で示す方向に従って説明する。
《実施形態1》
図1は、本実施形態1に係る建設機械の概略構成を示す平面図である。この建設機械10は、クローラ式の下部走行体11の上に上部旋回体12が搭載された油圧ショベルである。上部旋回体12のアッパーフレーム20の上には、アタッチメント13、キャブ14、カウンタウエイト15、ツールボックス30、還元装置40、燃料タンク51、作動油タンク52、及び機械室55等が設けられている。
上部旋回体12のアッパーフレーム20は、底板21と、底板21上の左右幅方向の中間部分を前後方向に延びる左右一対の縦板22とを有する。縦板22の上端の後側部分には、帯状の補強板22aが接合されており、断面略T字状に形成されている。一対の縦板22の前側部分には、車両左右方向に延びるブームフットピン25が支持されている。アタッチメント13は、ブーム13aやアーム等で構成されており、ブーム13aの基端部がブームフットピン25に回動自在に支持されている。
上部旋回体12の前部左側には、運転座席、各種操作装置、及び計器類が装備されて作業者の操作スペースを区画するキャブ14が配設されている。キャブ14の後部には、エンジン駆動用の燃料を貯留する燃料タンク51が配設されている。
上部旋回体12の前部右側には、ツールボックス30と、還元剤タンク41と、油圧制御用の作動油を貯留する作動油タンク52とが前方から順に配設されている。上部旋回体12のアッパーフレーム20におけるツールボックス30よりも車両前方には、踏み台24が設けられている。なお、ツールボックス30及び還元剤タンク41の具体的な構成については後述する。
上部旋回体12の後部には、左右両側にわたって機械室55が設けられている。機械室55は、機械室カバー55aで覆われている。機械室55は、吸気室56と、エンジン室57と、ポンプ室58とに左から順に区画されていて、その内部には、エンジン65やラジエータ62、油圧ポンプ66等が設置されている。
吸気室56には、吸気ダクト60が配設されている。吸気ダクト60の空気流通方向の上流側には、防塵用のフィルタ61が取り付けられている。吸気室56とエンジン室57との間の区画壁には、ラジエータ62が取り付けられている。
エンジン室57には、エンジン65が設置されている。ポンプ室58には、油圧ポンプ66が設置されている。エンジン室57からポンプ室58に渡る範囲には、エンジン65から延びる排気管67やマフラ68が配設されている。エンジン65から排出される排気ガスは、排気管67やマフラ68を経て機械室55の外部に排気される。エンジン室57内におけるラジエータ62の近傍には、エンジン65によって回転駆動される冷却用のファン63が配設されている。ファン63の周囲は、ファンシュラウド64によって覆われている。
図2に示すように、ツールボックス30は、内部に収納空間Sを有し且つ収納空間Sに工具を出し入れするための開口部31aが形成されたボックス本体31と、ボックス本体31の開口部31aを開閉可能な開閉蓋35とを有する。
ボックス本体31の開口部31aは、上方に開口するように形成されている。ボックス本体31の後側壁の上端部には、左右方向に延びる回動軸32aを有するヒンジ32が取り付けられている。開閉蓋35の上縁部は、ヒンジ32を介してボックス本体31に取り付けられている。これにより、開閉蓋35は、ヒンジ32の回動軸32aを中心に開閉可能となっている。開閉蓋35は、開口部31aを閉じたときに上縁部から下縁部にかけて斜め下方に傾斜した状態でボックス本体31に取り付けられている。
開閉蓋35には、その傾斜方向の略中央位置で収納空間S側に窪んだステップ部36が形成されている。ステップ部36には、滑止板38が設けられており、作業者が上部旋回体12に乗り降りする際に、踏み台24に続いて足を載せるための踏み面を構成している。
開閉蓋35におけるステップ部36よりも右側位置には、ボックス本体31の開口部31aを開閉蓋35で閉じた状態で施錠して保持するためのロック機構37が設けられている。
本実施形態に係る建設機械10は、排気ガスに含まれるNOx等を低減するために、尿素水を還元剤として用いた還元装置40を備えている。尿素水は、水に所定量の尿素を添加した水溶液である。
図1にも示すように、還元装置40は、還元剤が貯留される還元剤タンク41と、還元剤タンク41に貯留された還元剤を吸い上げてエンジン65の排気経路内に送り込むための供給ポンプ42と、供給ポンプ42から送り込まれた還元剤を排気経路内に噴射する還元剤噴射部48とを有する。還元剤タンク41と供給ポンプ42とは、吸入配管43aを介して接続されている。供給ポンプ42と還元剤噴射部48とは、供給配管43bを介して接続されている。
図3に示すように、還元剤タンク41は、上部旋回体12における縦板22よりも右側外方で且つツールボックス30の後側に配設されている。縦板22と還元剤タンク41との間には隙間が設けられており、供給ポンプ42は、この隙間に配設されることで、側面視で還元剤タンク41に重なり合っている。供給ポンプ42は、縦板22の側壁面に溶接された取付ブラケット44を介して、縦板22の側壁面に取り付けられている。
還元剤タンク41及び供給ポンプ42の上方は、タンクカバー45によって覆われている。タンクカバー45の左端部は、縦板22の上方を跨ぐように延びている。これにより、タンクカバー45の左端部と縦板22との隙間から雨水等が漏れ出して供給ポンプ42が濡れてしまうのを防止している。
タンクカバー45の上面には、滑止板38が設けられており、作業者が上部旋回体12に乗り降りするための踏み面を構成している。タンクカバー45の右端縁は、還元剤タンク41の右側壁を覆うように下方に延びている。
このような構成とすれば、側面視で供給ポンプ42が還元剤タンク41及びタンクカバー45によって覆われることとなるため、走行中の下部走行体11によって石や瓦礫等が飛散したとしても、石や瓦礫等が供給ポンプ42に衝突することがない。
図4に示すように、供給ポンプ42の内部には、還元剤タンク41から吸い上げられた還元剤に含まれる異物を除去するための筒状のフィルタ部材42aが、筒軸方向に出し入れ可能に収容されている。フィルタ部材42aの出し入れ口は、供給ポンプ42の前側下部に開口しており、キャップ部42bによって塞がれている。
供給ポンプ42は、フィルタ部材42aを斜め下方から出し入れ可能となるように、車両前方に向かって斜め上方に傾斜する姿勢で縦板22の側壁面に取り付けられている。これにより、フィルタ部材42aを交換する場合に、作業者は、タンクカバー45の天板部分を取り外すことで、供給ポンプ42よりも上方から手を伸ばしてフィルタ部材42aを出し入れする作業を行い易くなる。
《実施形態2》
図5は、本実施形態2に係る還元装置の構成を示す平面図である。以下、前記実施形態1と同じ部分については同じ符号を付し、相違点についてのみ説明する。
図5〜図8に示すように、上部旋回体12における還元剤タンク41の前側には、ツールボックス30が配設されている。ツールボックス30は、正面視で供給ポンプ42に重なり合わないように縦板22との間に隙間を存して配設されている。ツールボックス30と縦板22との間には、正面視で供給ポンプ42を覆う正面カバー46が着脱可能に設けられている。
このような構成とすれば、作業者が供給ポンプ42のメンテナンスを行うにあたって、正面カバー46を取り外して縦板22とツールボックス30との隙間から手を伸ばすことで、上部旋回体12の前側から供給ポンプ42にアクセスすることができ、メンテナンス性が向上する。
タンクカバー45は、還元剤タンク41の上方を覆うタンクカバー部45aと、タンクカバー部45aの高さよりも低く且つ側面視で縦板22に重なり合うように配設されて供給ポンプ42の上方を覆うポンプカバー部45bとを有するように段差状に形成されている。
ポンプカバー部45bは、車両前方に向かって斜め下方に傾斜している。そして、ポンプカバー部45bにおける縦板22側の端縁と、縦板22の側壁面との間には、シール部材47が挟み込まれている。
このように、ポンプカバー部45bを車両前方に向かって斜め下方に傾斜させることで、ポンプカバー部45bの傾斜面に沿って雨水等が流れ落ちるため、ポンプカバー部45bの上面に雨水等が溜まることがない。また、ポンプカバー部45bと縦板22との間にシール部材47を挟み込んでいるため、ポンプカバー部45bと縦板22との隙間から雨水等が漏れ出して供給ポンプ42が濡れてしまうことがなく、供給ポンプ42を雨水等から確実に保護することができる。
以上説明したように、本発明は、供給ポンプの配置を工夫することで、走行中に飛散した石等によって供給ポンプが破損するのを防止することができるという実用性の高い効果が得られることから、きわめて有用で産業上の利用可能性は高い。
10 建設機械
12 上部旋回体
21 底板
22 縦板
30 ツールボックス
40 還元装置
41 還元剤タンク
42 供給ポンプ
42a フィルタ部材
45 タンクカバー
45a タンクカバー部
45b ポンプカバー部
46 正面カバー
47 シール部材
65 エンジン

Claims (9)

  1. エンジンの排気ガスに還元剤を供給することで排気ガスを還元させる還元装置が上部旋回体に搭載された建設機械であって、
    前記上部旋回体は、底板と、該底板から立設して前後方向に延びる左右一対の縦板とを有し、
    前記還元装置は、前記還元剤が貯留される還元剤タンクと、該還元剤タンクに貯留された還元剤を吸い上げて前記エンジンの排気経路内に送り込むための供給ポンプとを有し、
    前記還元剤タンクは、前記上部旋回体における前記縦板よりも車幅方向の外方に配設され、
    前記供給ポンプは、前記縦板と前記還元剤タンクとの間に配設されていることを特徴とする建設機械。
  2. 請求項1において、
    前記供給ポンプは、前記縦板の側壁面に取り付けられていることを特徴とする建設機械。
  3. 請求項1又は2において、
    前記供給ポンプの内部には、前記還元剤タンクから吸い上げられた還元剤に含まれる異物を除去するための筒状のフィルタ部材が、筒軸方向に出し入れ可能に収容され、
    前記供給ポンプは、前記フィルタ部材を斜め下方に出し入れ可能な姿勢で配設されていることを特徴とする建設機械。
  4. 請求項1乃至3のうち何れか1つにおいて、
    前記上部旋回体における前記還元剤タンクの前側には、工具を収納するためのツールボックスが配設され、
    前記ツールボックスは、正面視で前記供給ポンプに重なり合わないように前記縦板との間に隙間を存して配設されていることを特徴とする建設機械。
  5. 請求項4において、
    前記ツールボックスと前記縦板との間には、正面視で前記供給ポンプを覆う正面カバーが着脱可能に設けられていることを特徴とする建設機械。
  6. 請求項1乃至5のうち何れか1つにおいて、
    前記還元剤タンク及び前記供給ポンプの上方を覆うタンクカバーを備えたことを特徴とする建設機械。
  7. 請求項6において、
    前記タンクカバーの上面は、作業者が前記上部旋回体に乗り降りするための踏み面を構成していることを特徴とする建設機械。
  8. 請求項6又は7において、
    前記タンクカバーは、前記還元剤タンクの上方を覆うタンクカバー部と、該タンクカバー部の高さよりも低く且つ側面視で前記縦板に重なり合うように配設されて前記供給ポンプの上方を覆うポンプカバー部とを有するように段差状に形成され、
    前記ポンプカバー部における前記縦板側の端縁と、該縦板の側壁面との間には、シール部材が挟み込まれていることを特徴とする建設機械。
  9. 請求項8において、
    前記ポンプカバー部は、車両前方に向かって斜め下方に傾斜していることを特徴とする建設機械。
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