JP2015137369A - 製鋼用アーク炉の底吹き攪拌方法および底吹き攪拌製鋼用アーク炉 - Google Patents
製鋼用アーク炉の底吹き攪拌方法および底吹き攪拌製鋼用アーク炉 Download PDFInfo
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Abstract
Description
アーク電極は、炉底中心といずれか1本の電極を結ぶ直線(以下、「電極基準直線」という。)を基準として時計回りに120°の角度間隔をなして前記炉底中心を起点とする直線のいずれかひとつと、前記炉底中心を中心として半径r0の円周との交点に位置し、r0はdf0を炉底中心の溶鋼浴深とするときに、
df0/2≦r0 … (式1)
を満足するステップと、
ガス吹込口は、前記炉底中心、および、
rfは炉底部の内半径、
df0は炉底中心の溶鋼浴深、
θは前記電極基準直線を基準として時計回りに定義される角度、
θcpは60°、180°、300°のいずれかの値、
rは炉の中心からの距離、
であるときに、
θcp−10°≦θ≦θcp+10° … (式2)
r0≦r<rf … (式3)
で表される領域(以下、「ガス吹込口領域」という。)に少なくともひとつ配置するステップと、
を有することを特徴とする製鋼用アーク炉の底吹き攪拌方法。
dfはガス吹き込みを行う位置の溶鋼浴深、
とするときに、
r0+df/2≦r≦rf−df/2 … (式4)
満足すること、
を特徴とする(1)記載の製鋼用アーク炉の底吹き攪拌方法。
アーク電極は、電極基準直線を基準として時計回りに120°の角度間隔をなして前記炉底中心を起点とする直線のいずれかひとつと、前記炉底中心を中心として半径r0の円周との交点に位置し、r0はdf0を炉底中心の溶鋼浴深とするときに、
df0/2≦r0 … (式1)
を満足し、
ガス吹込口は、前記炉底中心、および、
rfは炉底部の内半径、
df0は炉底中心の溶鋼浴深、
θは前記電極基準直線を基準として時計回りに定義される角度、
θcpは60°、180°、300°のいずれかの値、
rは炉の中心からの距離、
であるときに、
θcp−10°≦θ≦θcp+10° … (式2)
r0≦r<rf … (式3)
で表されるガス吹込口領域に少なくともひとつ配置すること、
を特徴とする底吹き攪拌製鋼用アーク炉。
dfはガス吹き込みを行う位置の溶鋼浴深、
とするときに、
r0+df/2≦r≦rf−df/2 … (式4)
満足すること、
を特徴とする(5)に記載の底吹き攪拌製鋼用アーク炉。
第1の実施形態は、アーク加熱中に炉底部からガスを吹き込むことのできる底吹き攪拌製鋼用アーク炉である。
アーク電極は、電極基準直線を基準として時計回りに120°の角度間隔をなして前記炉底中心を起点とする直線のいずれかひとつと、前記炉底中心を中心として半径r0の円周との交点に位置し、r0はdf0を炉底中心の溶鋼浴深とするときに、
df0/2≦r0 … (式1)
を満足し、ガス吹込口を前記炉底中心、および、rfは炉底部の内半径、df0は炉底中心の溶鋼浴深、θは前記電極基準直線を基準として時計回りに定義される角度、θcpは60°、180°、300°のいずれかの値、rは炉の中心からの距離、であるときに、
θcp−10°≦θ≦θcp+10° … (式2)
r0≦r<rf … (式3)
で表されるガス吹込口領域に少なくともひとつガス吹込口を配置する底吹き攪拌製鋼用アーク炉である。
r0+df/2≦r≦rf−df/2 … (式4)
により絞り込まれた領域である底吹き攪拌製鋼用アーク炉である。
[ガス攪拌の問題点の解消]
ガス攪拌を加えることによって流動停滞部への熱供給を行う方法は、設備の配置や流量を工夫することが可能であるが、ガス吹き込み部は損傷しやすく、無制限に設置して良い物ではなく、さらには例えばガス吹き込みによってアーク位置や湯面が変動する場合があり、そのような場合にはアークは不安定となり、かえって安定操業の障害となりうるという問題(以下、「ガス攪拌の問題」という。)が生じることから、ガス吹込口を増設することは得策とは考えられていなかった。また、炉底に吹き込み口を設けることは、溶鋼の圧力が最も高く、かつ、吹き込み口にその高い圧力に抗する応力が集中しやすくなるため、他の位置に比較して損傷しやすく、ガスの吹き込み量も高くする必要がある。従って、炉底中心部に吹き込み口がある場合、損傷しやすくなると考えられていた。そのため、底吹きを目的として、炉底中心に集合細管等の設備を設置することは着想の範囲外であった。
ガス吹込口は部は損傷しやすいため、設備の安定性向上のためには、ガス吹込口は少ない方が良いと考えられていた。
炉底中心部に吹込口を設置するに際し、吹込口の直径によりコールドスポットがどの程度昇温し、かつ、耐久時間がどの程度減少するのかを検討した。
炉底中心にガス吹込口を増設した場合に、電極をどの程度炉底中心から離すのが適切かを、「ガス吹き込みによってアーク位置や湯面が変動する現象が操業に影響しない程度のものとなるか。」という観点で検討した。
df0/2≦r0 … (式1)
であれば十分であることを見出した。
次に、吹込口の1つが炉底中心で、電極が炉底中心といずれか1本の電極を結ぶ直線である電極基準直線を基準として時計回りに120°の間隔をなして前記炉底中心を起点とするいずれかの直線上、かつ、前記炉底中心を中心として半径r0の円周上にあるという前提で、「ガス吹き込みによってアーク位置や湯面が変動する現象が操業に影響しない程度のものとなるか。」という観点で他の吹込口がどの位置にあるのが適切かを検討した。
[第1領域]
発明者らは、ガス吹込口は、前記炉底中心、および、rfは炉底部の内半径、df0は炉底中心の溶鋼浴深、θは電極基準直線を基準として時計回りに定義される角度、θcpは60°、180°、300°のいずれかの値、rは炉の中心からの距離、であるときに、
θcp−10°≦θ≦θcp+10° … (式2)
r0≦r<rf … (式3)
で表されるガス吹込口領域に少なくともひとつ配置することで、本発明の効果を奏すること、すなわち、従来技術であればコールドスポットであった部分がホットスポットあるいはこれに準じる高温部となり炉内装入物の溶解が促進されて精錬の効率が著しく向上し、かつ、有価金属の回収率も向上するという顕著な効果を奏することを見出した。
発明者らは、本発明の効果が好ましい領域について検討した。
ガス吹込口領域がさらに、dfはガス吹き込みを行う位置の溶鋼浴深、とするときに、
r0≦r<rf … (式3)
で規定される範囲において絞り込まれた、
r0+df/2≦r≦rf−df/2 … (式4)
満足すると、さらに好ましい効果を奏することを見出した。
第2の実施形態は、第1の実施形態である底吹き攪拌製鋼用アーク炉を用いた製鋼用アーク炉の底吹き攪拌方法である。
アーク電極は、電極基準直線を基準として時計回りに120°の角度間隔をなして前記炉底中心を起点とする直線のいずれかひとつと、前記炉底中心を中心として半径r0の円周との交点に位置し、r0はdf0を炉底中心の溶鋼浴深とするときに、
df0/2≦r0 … (式1)
を満足させる。
ガス吹込口は、前記炉底中心、および、その他3個であり、df0は炉底中心の溶鋼浴深、θは前記電極基準直線を基準として時計回りに定義される角度、θcpは60°、180°、300°のいずれかの値、rは炉の中心からの距離、であるときに、
θcp−10°≦θ≦θcp+10° … (式2)
で表されるガス吹込口領域に少なくともひとつ配置する。
θcp−10°≦θ≦θcp+10° … (式2)
r0≦r<rf … (式3)
で表されるガス吹込口領域に少なくともひとつ配置する。
r0+df/2≦r≦rf−df/2 … (式4)
満足するさらに絞り込まれた領域としてもよい。
炉底中心に設置されたガス吹込口の直径を5〜25(mm)とする。
本発明の効果を確認するために汎用熱流体解析ソフトウェアFLUENTを使用して解析を行った。
解析領域は、電気炉炉内の溶鋼及び溶融スラグであり、自由表面を解析するVolume of Fluidモデルと底吹きガス気泡を粒子として運動方程式を解き流動と連成させる分散相モデルを使用した。
図3に示すように、炉底中心部その他3カ所の合計4カ所においてガス吹込みを行った場合についてシミュレーションを行った結果について図4、図5を用いて説明する。
図4は、本発明の方法を実施する製鋼用アーク炉におけるジュール熱の流れ(シミュレーション)およびアークの傾きのイメージを説明する図である。
図4において、21〜23はアークの向き(上から見たとき)であり、24〜26は吹込ガスにより溶融金属の流れる方向(上から見たとき)である。
図5は、本発明の方法を実施する製鋼用アーク炉の温度分布のシミュレーション結果を説明する図である。
図5において、黒い部分は温度が高い部分を、白い部分は温度が低い部分を表す。
図4に示すように、中心部の底吹きを行うことにより、電気炉中央部の攪拌が強化されていることが判る。すなわち、ガスの吹込みにより電極に悪影響を与えていないことが確認できる。
また、図5に示すように、ガス吹き込み口を設置した炉底中心部および他の3部位において温度の高い部分が実現されている。
図7に示すように、炉底中心を除いたその他3カ所のみについてガス吹込みを行行った場合についてシミュレーションを行った結果について図9、図10を用いて説明する。
図9は、従来の製鋼用アーク炉におけるジュール熱の流れ(シミュレーション)およびアークの傾きのイメージを説明する図である。
図9において、21〜23はアークの向き(上から見たとき)であり、24〜26は吹込ガスにより溶融金属の流れる方向(上から見たとき)である。
図10は、従来の製鋼用アーク炉における温度分布のシミュレーション結果である。
図10において、黒い部分は温度が高い部分を、白い部分は温度が低い部分を表す。
図10に示すように、中心部は温度が低く、かつ、図10において温度の高い部分の面積は、図5において温度が高い部分の面積より小である。
本発明の方法を実施することにより、従来の方法を実施した場合に比して、温度の高い部分を増加させることができることを、シミュレーションにより確認できた。
このような効果は、炉底中心部と、その周囲に存在し、図1(a)あるいは図2(a)にてハッチングされたガス吹込口領域(イ)9あるいはガス吹込口領域(ロ)10に設けられた3個のガス吹き込み口からの撹拌効果が効果的に干渉しあうことによって生じる効果であると考えられる。
また、このような効果は、温度が比較的高い領域がひろがるため、その領域にあるスラグに含まれる有価金属が効率的に還元される効果にもつながるものである。
さらに、前記ガス吹き込み口の配置によれば、特に炉底中心部の吹き込み口に集中すると懸念された応力は、分散され、充分に緩和され、吹き込み口の損傷は回避された。
直径4m、高さ3m、完全溶解時の溶鋼深さ0.7mの100tの3相アーク加熱式の電気炉において、フェライト系ステンレス鋼スクラップ、フェロクロム合金鉄等を溶解する設備を用いた。
炉底中心以外の3個の吹き込み口は、炉底中心を中心とした半径1.75mの円周上に各々炉底中心のまわりに120度回転させると一致する関係の位置に設けた。
アーク炉底面は、半径6mの球の一部として近似できる形状であり、電極が並ぶ円周(ピッチサークル)は、半径1.2mであった。
底吹き羽口は内径2mmのステンレス鋼パイプ5本を集めた集合管を耐火物中に埋め込んだものである。
発明例1は、図3に示すように、周方向3箇所で300リットル/分のアルゴンガスを流し、かつ、同じ集合管羽口を炉底中心にも設置して300リットル/分のアルゴンガスを流すものである。
比較例2は、図7に示すように周方向3箇所で300リットル/分のアルゴンガスを流すものである。
比較例3は、底吹きなしのものである。
溶鋼上部にスクラップ等が観察されなくなる時点を「融け落ち」とし、そこから時々通電を中止しつつ炉底に未溶解スクラップや合金鉄がなくなるまでの時間を計測した。
計測にあたり、棒を装入することにより未溶解スクラップや合金鉄の存在を確認した。
また、完全溶解後に還元用シリコンを投入し、5分後のスラグ中の有価金属の酸化物の濃度を炉内スラグサンプル分析により調査した。
底吹きがある本発明例1の場合には、底吹きがない比較例1、比較例2に対して著しい改善効果を得た。
発明例1によれば、炉に使用される耐火物の寿命が比較例1、比較例2の場合より長くなった。
特に、発明例1の場合のホットスポット部分の耐火物寿命が、比較例1あるいは比較例2におけるホットスポット部分の耐火物に比較して寿命が50%以上長くなった。
これは、前記シミュレーションで示されたように、炉中心部がガス吹き込みの効果によって中心部が高温度化し、その結果としてホットスポット部分の温度が、比較例1あるいは比較例2の場合に比べて低下したため、ホットスポット部分の耐火物の劣化が緩和されたことが原因であると理解している。
そこで、本発明例1のスラグ中有価金属還元率指数を基準として、スラグ中有価金属還元指数が0.60以上を合格(○)とし、それ以外を不合格(×)を評価することとする。
使用する設備は、実施例1において用いたものと同じものを使用する。
基準の吹き込み口を、炉上面から見て、炉の中心の周りに時計回りに120度回転させた位置にある吹き込み口と決め、その位置を変化させて評価した。
発明例1を基準として、炉底中心に位置していない吹き込み口のうちの一つの位置を変えたものについてスラグ中有価金属還元率指数を評価した。
評価にあたり、スラグ中有価金属還元指数が0.60以上を合格(○)とする。
表2に結果を示す。
r0+df/2≦r≦rf−df/2 … (式3)
を満足する場合には、スラグ中有価金属還元指数が0.60以上となり合格(○)することを確認することである。
実施例1における発明例においては、r0=1.2m、df0=0.7m、rf=2mである。
更に、炉底面形状は、図2(b)の13に中心のある半径rs=6mの球の一部であるから、ガス吹き込み口が並ぶ円周半径rとすると、吹き込み口における溶鋼の深さdfは、幾何学的な関係から図2(b)において、df0とdfの差である14に着目すると、
df0−df=rs−(rs 2−r2)1/2
の関係があることから、
df=df0−rs+(rs 2−r2)1/2 …(式4)
とあらわせる。
r0+df/2≦r≦rf−df/2 … (式4)
を満足し、スラグ中有価金属還元指数は、0.90以上であり、スラグ中有価金属還元指数において極めて優良な合格(◎)である。
r0≦r<rf … (式3)
を満足し、スラグ中有価金属還元指数は、それぞれ、0.63、0.62であり、合格(○)である。
実施例4で確認するのは比較例4のみである。
発明例1のスラグ中有価金属還元率指数を1として比較例4のスラグ中有価金属還元率指数を評価したところ、0.45であった。
これは、コールドスポットの温度上昇は充分でなかったことが原因と考えられる。
このように、ガス吹き込み口を、碁番の目のように正方形の頂点に配置した場合、コールドスポットの温度は安定的に高くならず、発明例1のスラグ中有価金属還元率指数を1とした場合のスラグ中有価金属還元指数は、0.50を超えない場合が多いことが確認された。
2 電極
3 ガス吹込口
4 ガスの気泡
5 溶融金属(溶鋼)
6 スラグ
7 ガス
8 炉底中心ガス吹込口
9 ガス吹込口領域(イ)
10 ガス吹込口領域(ロ)
11 吹き込まれたガスが拡散する領域
12 炉壁
12−A ホットスポット
12−B コールドスポット
13 炉底が球の一部であるときの球の中心
14 df0とdfの差
15−A 電極基準直線
15−B 電極基準直線
15−C 電極基準直線
16−A 吹込口基準直線
16−B 吹込口基準直線
16−C 吹込口基準直線
19 高温の溶融金属あるいはスラグの流れ
20 アーク
21〜23 アークの向き(上から見たとき)
24〜26 吹込ガスにより溶融金属の流れる方向(上から見たとき)
Claims (8)
- アーク加熱中に炉底部からガスを吹き込む方法であって、
アーク電極は、炉底中心といずれか1本の電極を結ぶ直線(以下、「電極基準直線」という。)を基準として時計回りに120°の角度間隔をなして前記炉底中心を起点とする直線のいずれかひとつと、前記炉底中心を中心として半径r0の円周との交点に位置し、r0はdf0を炉底中心の溶鋼浴深とするときに、
df0/2≦r0 … (式1)
を満足するステップと、
ガス吹込口は、前記炉底中心、および、
rfは炉底部の内半径、
df0は炉底中心の溶鋼浴深、
θは前記電極基準直線を基準として時計回りに定義される角度、
θcpは60°、180°、300°のいずれかの値、
rは炉の中心からの距離、
であるときに、
θcp−10°≦θ≦θcp+10° … (式2)
r0≦r<rf … (式3)
で表される領域(以下、「ガス吹込口領域」という。)に少なくともひとつ配置するステップと、
を有することを特徴とする製鋼用アーク炉の底吹き攪拌方法。 - 前記ガス吹込口領域がさらに、
dfはガス吹き込みを行う位置の溶鋼浴深、
とするときに、
r0+df/2≦r≦rf−df/2 … (式4)
満足すること、
を特徴とする請求項1に記載の製鋼用アーク炉の底吹き攪拌方法。 - 前記炉底中心に設置されたガス吹込口の直径を5〜25(mm)とするステップを有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の製鋼用アーク炉の底吹き攪拌方法。
- ガス吹き込み方法として、集合細管あるいは多孔質耐火物を選択するステップを有することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の製鋼用アーク炉の底吹き攪拌方法。
- アーク加熱中に炉底部からガスを吹き込む製鋼用アーク炉であって、
アーク電極は、電極基準直線を基準として時計回りに120°の角度間隔をなして前記炉底中心を起点とする直線のいずれかひとつと、前記炉底中心を中心として半径r0の円周との交点に位置し、r0はdf0を炉底中心の溶鋼浴深とするときに、
df0/2≦r0 … (式1)
を満足し、
ガス吹込口は、前記炉底中心、および、
rfは炉底部の内半径、
df0は炉底中心の溶鋼浴深、
θは前記電極基準直線を基準として時計回りに定義される角度、
θcpは60°、180°、300°のいずれかの値、
rは炉の中心からの距離、
であるときに、
θcp−10°≦θ≦θcp+10° … (式2)
r0≦r<rf … (式3)
で表されるガス吹込口領域に少なくともひとつ配置すること、
を特徴とする底吹き攪拌製鋼用アーク炉。 - 前記ガス吹込口領域がさらに、
dfはガス吹き込みを行う位置の溶鋼浴深、
とするときに、
r0+df/2≦r≦rf−df/2 … (式4)
満足すること、
を特徴とする請求項5に記載の底吹き攪拌製鋼用アーク炉。 - 前記炉底中心に設置されたガス吹込口の直径が5〜25(mm)であることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の底吹き攪拌製鋼用アーク炉。
- ガス吹き込み方法として、集合細管あるいは多孔質耐火物を使用することを特徴とする請求項5ないし請求項7のいずれか1項に記載の底吹き攪拌製鋼用アーク炉。
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