JP2015136461A - 画像処理装置および造影組成物 - Google Patents

画像処理装置および造影組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP2015136461A
JP2015136461A JP2014008989A JP2014008989A JP2015136461A JP 2015136461 A JP2015136461 A JP 2015136461A JP 2014008989 A JP2014008989 A JP 2014008989A JP 2014008989 A JP2014008989 A JP 2014008989A JP 2015136461 A JP2015136461 A JP 2015136461A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ray
image
energy
contrast
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014008989A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6297336B2 (ja
Inventor
和典 宮崎
Kazunori Miyazaki
和典 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Canon Medical Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Medical Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Medical Systems Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2014008989A priority Critical patent/JP6297336B2/ja
Publication of JP2015136461A publication Critical patent/JP2015136461A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6297336B2 publication Critical patent/JP6297336B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)

Abstract

【課題】造影剤の分布を正確に特定可能な画像処理装置および造影組成物を提供する。【解決手段】第1エネルギーにおける第1X線CT画像と、第1エネルギーより大きい第2エネルギーにおける第2X線CT画像と、第2エネルギー以上の大きさの第3エネルギーにおける第3X線CT画像と、第3エネルギーより大きい第4エネルギーにおける第4X線CT画像を取得する取得部と、第1X線CT画像と第2X線CT画像の間の第1差分画像、および第3X線CT画像と第4X線CT画像の間の第2差分画像を検出する検出部と、第1差分画像と第2差分画像を重ね合わせて重複画像を形成する抽出部とを有する画像処理装置と、少なくとも第1エネルギーと第2エネルギーとの間にK吸収端を有する造影組成物と第3エネルギーと第4エネルギーとの間にK吸収端を有する造影組成物とを含む造影組成物。【選択図】図6

Description

本発明の実施形態は、画像処理装置および造影組成物に関する。
今日において、フォトンカウンティング(Photon Counting)方式の検出器を用いたフォトンカウンティングCT装置(CT:Computed Tomography)が知られている。フォトンカウンティング方式の検出器は、積分型の検出器と異なり、被検体を透過したX線光子を個々に計数可能な信号を出力する。従って、フォトンカウンティングCT装置は、SN比(signal to noise ratio)の高いX線CT画像の再構成が可能となる。
また、フォトンカウンティング方式の検出器が出力した信号は、X線光子のエネルギーの計測(弁別)に用いることができる。従って、フォトンカウンティングCT装置では、1種類の管電圧のX線を曝射することで収集された投影データを、複数のエネルギー成分に分けて画像化することができる。
ここで、フォトンカウンティングCT装置、および積分型の検出器が設けられた従来のX線CT装置は、造影剤でコントラストを上げて所望の部位のX線CT画像を得る。
しかし、積分型の検出器が設けられた従来のX線CT装置は、1種類の造影剤を用いて撮像したX線CT画像から造影剤の分布を正確に特定することが困難であった。
なお、いわゆるデュアルX線CT装置の場合、それぞれX線エネルギーが異なる2種類のX線源に対応するX線CT画像を取得する。そして、デュアルX線CT装置は、重み付け処理、減算処理および加算処理等を用いて、各X線CT画像から造影剤が集積している部位のX線CT画像の弁別を図る。しかし、デュアルX線CT装置の場合、2種類のX線源に対応するX線CT画像を用いているとは言え、各X線CT画像は、同じ1種類の造影剤を用いて撮像されたものである。このため、デュアルX線CT装置の場合も、上述と同様に、造影剤の分布を正確に特定することは困難となる。
特開2001−209142号公報 特開2010−025711号公報 特開2004−064637号公報
本発明が解決しようとする課題は、造影剤の分布を、より正確に特定可能な画像処理装置および造影組成物を提供することである。
実施形態によれば、取得部が、第1エネルギーにおける第1X線CT画像と、第1エネルギーより大きい第2エネルギーにおける第2X線CT画像と、第2エネルギー以上の大きさの第3エネルギーにおける第3X線CT画像と、第3エネルギーより大きい第4エネルギーにおける第4X線CT画像を取得し、検出部が、第1X線CT画像と第2X線CT画像の間の第1差分画像、および第3X線CT画像と第4X線CT画像の間の第2差分画像を検出する。そして、抽出部が、第1差分画像と第2差分画像を重ね合わせて重複画像を形成する。
図1は、実施形態のフォトンカウンティングCT装置の構成を示す図である。 図2は、実施形態のフォトンカウンティングCT装置に設けられている検出器の平面図である。 図3は、実施形態のフォトンカウンティングCT装置のコンソール装置のハードウェア構成図である。 図4は、実施形態のフォトンカウンティングCT装置のコンソール装置に設けられている再構成部の機能ブロック図である。 図5は、実施形態のフォトンカウンティングCT装置の撮像動作の流れを示すフローチャートである。 図6は、2種類の造影剤のK吸収端を示すグラフである。 図7は、実施形態のフォトンカウンティングCT装置において、2種類の造影剤のK吸収端に対応するX線CT画像の一例を示す図である。 図8は、実施形態のフォトンカウンティングCT装置において、2種類の造影剤のK吸収端に対応するX線CT画像の他の例を示す図である。
以下、画像処理装置および造影組成物を適用した実施形態のフォトンカウンティングCT装置を、図面を参照して詳細に説明する。
フォトンカウンティングCT装置は、被検体を透過したX線光子を、フォトンカウンティング方式の検出器を用いて計数することで、SN比の高いX線CT画像データを再構成する。X線源から発生した個々のX線光子は、様々なエネルギーを有する。フォトンカウンティングCT装置は、X線光子のエネルギー値の計測を行うことで、被検体を透過したX線のエネルギー成分の情報を得る。フォトンカウンティングCT装置は、1種類の管電圧でX線管を駆動して収集された投影データを複数のエネルギー成分に分けて画像化する。
図1に、実施形態のフォトンカウンティングCT装置の構成を示す。図1に示すように、フォトンカウンティングCT装置は、架台装置10と、寝台装置20と、コンソール装置30とを有する。
架台装置10は、照射制御部11と、X線発生装置12と、検出器13と、収集部14と、回転フレーム15と、駆動部16とを有する。架台装置10は、被検体PにX線を曝射し、被検体Pを透過したX線を計数する。なお、架台装置10の各部11〜16のうち、一部または全部をソフトウェアで構成してもよい。
回転フレーム15は、X線発生装置12と検出器13とを被検体Pを挟んで対向するように支持している。回転フレーム15は、後述する駆動部16によって、被検体Pを中心とした円軌道にて高速に回転する円環状のフレームである。
X線発生装置12は、X線管12aと、ウェッジ12bと、コリメータ12cとを有する。X線発生装置12は、X線を発生して被検体Pへ曝射する装置である。X線管12aは、後述するX線発生装置12から供給される高電圧により、被検体PにX線を曝射する真空管である。X線管12aは、回転フレーム15の回転に従って回転しながら、被検体Pに対してX線ビームを曝射する。X線管12aは、ファン角およびコーン角を持って広がるX線ビームを発生する。
ウェッジ12bは、X線管12aから曝射されたX線のX線量を調節するためのX線フィルタである。具体的には、ウェッジ12bは、X線管12aから被検体Pへ曝射されるX線が、予め定められた分布になるように、X線管12aから曝射されたX線を透過して減衰するフィルタである。
例えば、ウェッジ12bは、所定のターゲット角度や所定の厚みとなるようにアルミニウムを加工したフィルタである。なお、ウェッジは、ウェッジフィルター(wedge filter)、または、ボウタイフィルター(bow-tie filter)とも呼ばれる。コリメータ12cは、後述する照射制御部11の制御により、ウェッジ12bによってX線量が調節されたX線の曝射範囲を絞り込むためのスリットである。
照射制御部11は、高電圧発生部として、X線管12aに高電圧を供給する装置であり、X線管12aは、照射制御部11から供給される高電圧を用いてX線を発生する。照射制御部11は、X線管12aに供給する管電圧や管電流を調整することで、被検体Pに対して曝射されるX線量を調整する。また、照射制御部11は、コリメータ12cの開口度を調整することにより、X線の曝射範囲(ファン角やコーン角)を調整する。
駆動部16は、回転フレーム15を回転駆動させることによって、被検体Pを中心とした円軌道上でX線発生装置12と検出器13とを旋回させる。検出器13は、X線光子が入射する毎に、当該X線光子のエネルギー値を計測可能な信号を出力する。X線光子は、例えばX線管12aから曝射され被検体Pを透過したX線光子である。検出器13は、X線光子が入射する毎に、1パルスの電気信号(アナログ信号)を出力する複数の検出素子を有する。電気信号(パルス)の数を計数することで、各検出素子に入射したX線光子の数を計数することができる。また、この信号に対して、処理の演算処理を行うことで、当該信号の出力を引き起こしたX線光子のエネルギー値を計測することができる。
検出器13の検出素子は、例えばテルル化カドミウム(CdTe)系の半導体素子である。この場合、検出器13は、入射したX線光子を、直接、電気信号に変換する「直接変換型の検出器」となる。
また、検出器13の検出素子は、例えばシンチレータと光電子増倍管等の光センサとにより構成されるものでもよい。この場合、検出器13は、入射したX線光子をシンチレータにより、一旦、可視光(シンチレータ光)に変換し、シンチレータ光を光電子増倍管等の光センサで電気信号に変換する「間接変換型の検出器」となる。
図2に、検出器13の一例を示す。検出器13は、テルル化カドミウムにより構成される検出素子40が、チャンネル方向(図1中のY軸方向)にN列、体軸方向(図1中のZ軸方向)にM列配置された面検出器となっている。検出素子40は、光子が入射すると、1パルスの電気信号を出力する。検出素子40が出力した個々のパルスを弁別することで、検出素子40に入射したX線光子の数を計数することができる。また、パルスの強度に基づく演算処理を行うことで、計数したX線光子のエネルギー値を計測することができる。
なお、図示していないが、検出器13の後段には、複数の検出素子40ごとに増幅器が設置され、増幅器は、前段の検出素子40から出力された電気信号を増幅して、図1に示す収集部14に出力する。
収集部14は、検出器13の出力信号を用いた計数処理の結果である計数情報を収集する。すなわち、収集部14は、検出器13から出力される個々の信号を弁別して、計数情報を収集する。計数情報は、X線管12aから曝射され被検体Pを透過したX線光子が入射する毎に検出器13(複数の検出素子40)が出力した個々の信号から収集される情報である。具体的には、計数情報は、検出器13(複数の検出素子40)に入射したX線光子の計数値とエネルギー値とが対応付けられた情報である。収集部14は、収集した計数情報を、コンソール装置30に送信する。
すなわち、収集部14は、検出素子40が出力した各パルスを弁別して計数したX線光子の入射位置(検出位置)と、計数値と、当該X線光子のエネルギー値とを計数情報として、予め定めた時間ごとに収集する。収集部14は、例えば、計数に用いたパルス(電気信号)を出力した検出素子40の位置を、入射位置とする。また、収集部14は、電気信号に対して、所定の演算処理を行うことで、X線光子のエネルギー値を計測する。
次に、図1に示す寝台装置20は、被検体Pを載せる装置であり、天板22と、寝台駆動装置21とを有する。天板22は、被検体Pを載置する板であり、寝台駆動装置21は、天板22をZ軸方向へ移動して、被検体Pを回転フレーム15内に移動させる。
なお、架台装置10は、例えば、天板22を移動させながら回転フレーム15を回転させて被検体Pを螺旋状にスキャンするヘリカルスキャンを実行する。または、架台装置10は、天板22を移動させた後に、被検体Pの位置を固定したままで回転フレーム15を回転させて被検体Pを円軌道にてスキャンするコンベンショナルスキャンを実行する。または、架台装置10は、天板22の位置を一定間隔で移動させてコンベンショナルスキャンを複数のスキャンエリアで行うステップアンドシュート方式を実行する。
次に、コンソール装置30は、入力部31と、表示部32と、スキャン制御部33と、前処理部34と、第1記憶部35と、再構成部36と、第2記憶部37と、制御部38とを有する。コンソール装置30は、操作者によるX線CT装置の操作を受け付けると共に、架台装置10によって収集された計数情報を用いてX線CT画像を再構成する。
入力部31は、X線CT装置の操作者が各種指示や各種設定の入力に用いるマウスやキーボード等を有し、操作者から受け付けた指示や設定の情報を、制御部38に転送する。例えば、入力部31は、操作者から、X線CT画像データの撮影条件や、X線CT画像データを再構成する際の再構成条件や、X線CT画像データに対する画像処理条件等を受け付ける。
表示部32は、操作者によって参照されるモニタ装置であり、制御部38による制御のもと、X線CT画像データを表示し、また、入力部31を介して操作者から各種指示および各種設定等を受け付けるためのGUI(Graphical User Interface)を表示する。
スキャン制御部33は、制御部38の制御のもと、照射制御部11、駆動部16、収集部14および寝台駆動装置21の動作を制御することで、架台装置10における計数情報の収集処理を制御する。
前処理部34は、収集部14から送信された計数情報に対して、対数変換処理、オフセット補正、感度補正、ビームハードニング補正等の補正処理を行うことで、投影データを生成する。
第1記憶部35は、前処理部34により生成された投影データを記憶する。すなわち、第1記憶部35は、X線CT画像データを再構成するための投影データ(補正済み計数情報)を記憶する。
再構成部36は、第1記憶部35が記憶する投影データを用いてX線CT画像データを再構成する。再構成方法としては、種々の方法があり、例えば、逆投影処理が挙げられる。また、逆投影処理としては、例えば、FBP(Filtered Back Projection)法による逆投影処理が挙げられる。また、再構成部36は、X線CT画像データに対して各種画像処理を行うことで、画像データを生成する。再構成部36は、再構成したX線CT画像データや、各種画像処理により生成した画像データを第2記憶部37に格納する。
ここで、フォトンカウンティングCTで得られる計数情報から生成された投影データには、被検体Pを透過したX線のエネルギー情報が含まれている。このため、再構成部36は、例えば、特定のエネルギー成分のX線CT画像データを再構成することができる。また、再構成部36は、例えば、複数のエネルギー成分それぞれのX線CT画像データを再構成することができる。
また、再構成部36は、例えば、各エネルギー成分のX線CT画像データの各画素にエネルギー成分に応じた色調を割り当て、エネルギー成分に応じて色分けされた複数のX線CT画像データを生成することができ、更に、これら複数のX線CT画像データを重畳した画像データを生成することができる。
制御部38は、架台装置10、寝台装置20およびコンソール装置30の動作を制御することによって、X線CT装置の全体制御を行う。具体的には、制御部38は、スキャン制御部33を制御することで、架台装置10で行われるCTスキャンを制御する。また、制御部38は、前処理部34や、再構成部36を制御することで、コンソール装置30における画像再構成処理や画像生成処理を制御する。また、制御部38は、第2記憶部37が記憶する各種画像データを表示部32に表示制御する。
このようなコンソール装置30は、一例として図3に示すハードウェア構成とすることができる。この図3に示す例において、コンソール装置30は、CPU50と、ROM51と、RAM52と、HDD53と、入出力I/F54と、通信I/F55と、入力部31と、表示部32とを有している。CPUは、「Central Processing Unit」の略記である。ROMは、「Read Only Memory」の略記である。RAMは、「Random Access Memory」の略記である。HDDは、「Hard Disk Drive」の略記である。I/Fは、「Interface」の略記である。
CPU50〜通信I/F55は、バスライン56を介して相互に接続されている。また、入力部31および表示部32は、入出力I/F54を介してCPU50等に接続されている。また、通信I/F55は、架台装置10に接続されている。CPU50は、スキャン制御部33,前処理部34,再構成部36または制御部38に相当する。ROM51,RAM52およびHDD53は、第1記憶部35または第2記憶部37に相当する。
次に、図4は、再構成部36の機能ブロック図である。図4に示すように、再構成部36は、取得部61、検出部62、抽出部63、および重畳部64の各機能を有している。取得部61は、架台装置10で撮像されたX線CT画像を取得する。
また、後述するが、取得部61は、それぞれ異なるK吸収端を有する複数のX線CT用造影剤を含む造影組成物が投与された被検体を撮像して得られるX線CT画像を取得する。すなわち、本実施の形態においては、少なくとも2種類の造影組成物が被検体に投与される。例えば、一方の種類の造影組成物のK吸収端のエネルギー(第5エネルギー)よりも小さいエネルギーを第1エネルギーとし、このK吸収端のエネルギーよりも大きいエネルギーを第2エネルギーとする。他方の種類の造影組成物のK吸収端のエネルギー(第6エネルギー)よりも小さいエネルギーを第3エネルギーとし、このK吸収端のエネルギーよりも大きいエネルギーを第4エネルギーとする。
取得部61は、第1エネルギーにおける第1X線CT画像と、第1エネルギーより大きい第2エネルギーにおける第2X線CT画像と、第2エネルギー以上の大きさの第3エネルギーにおける第3X線CT画像と、第3エネルギーより大きい第4エネルギーにおける第4X線CT画像を取得する。
検出部62は、取得部61で取得されたX線CT画像から、各X線CT用造影剤のK吸収端前後のX線エネルギー領域に対応する複数のX線CT画像間の差分画像を検出する。具体的には、検出部62は、第1X線CT画像と第2X線CT画像の間の第1差分画像、および第3X線CT画像と第4X線CT画像の間の第2差分画像を検出する。
抽出部63は、各X線CT用造影剤それぞれに対して得られる複数の差分画像が重複する部位を示す重複部位画像(重複画像)を抽出する。すなわち、抽出部63は、第1差分画像と第2差分画像を重ね合わせて重複画像を形成する。
重畳部64は、重複部位画像の部位を含む被検体のX線CT画像に、重複部位画像を重畳したX線CT画像を生成する。すなわち、重畳部64は、第1乃至第4X線CT画像のうちの少なくともいずれか1つと、重複画像を重ね合わせる。
また、再構成部36は、さらに、第1造影剤のK吸収端の第5エネルギーのデータと、第2造影剤のK吸収端の第6エネルギーのデータとを記憶する記憶部65を有していても良い。また、第1乃至第4エネルギーは、適宜手動で入力されても良いし、記憶部65に記憶されていても良い。このような取得部61〜記憶部65は、全てをハードウェアで構成してもよい。また、全部または一部をソフトウェアで構成してもよい。
次に、1種類の造影組成物を用いたX線CT画像から造影組成物の分布を正確に特定することは困難である。このため、この実施形態のフォトンカウンティングCT装置では、複数種類(一例として2種類)の造影組成物を用い、各造影組成物のK吸収端の前後のX線エネルギー領域のX線CT画像から、造影組成物の分布を正確に特定可能としている。
まず、この実施形態のフォトンカウンティングCT装置では、造影組成物として、異なるX線エネルギー領域にK吸収端を有する2種類の造影剤を混合して生成した混合溶液を用いることができる。造影剤としては、ヨード、硫酸バリウム、ガドリニウム等の重金属で生成された造影剤を用いることができる。この造影剤の混合溶液は、被検体Pの血管または特定の臓器等の所望の部位に注入する。これにより、造影剤の混合溶液を被検体Pの所望の部位に集積させることができる。
また、造影組成物としては、異なるX線エネルギー領域にK吸収端を有する2種類の造影剤を混合して生成した混合溶液を内包させたリポソームを用いることができる。このようなリポソームは、例えば静置水和法等を用いて作製することができる。また、構成する脂質を変えることで、光分解性または放射線分解性等の特性を有するリポソームを作製することができる。
光分解性または放射線分解性等の特性を有するリポソームを用いることで、以下の薬剤投与を可能とすることができる。すなわち、光分解性または放射線分解性等の特性を有するリポソームに上述の複数種類の造影剤および薬剤を内包させ、被検体に投与する。実施形態のフォトンカウンティングCT装置で被検体内におけるリポソームに内包された造影剤の位置を確認後、リポソームが存在する位置に特定の光または放射線を照射してリポソームを分解する。
例えば、腫瘍組織では、正常な組織に比べ血管透過性が著しく亢進し、かつリンパ系が発達していない。このため、血中の高分子や微粒子が血管から流出しやすく、かつ排除され難くなり、蓄積される。このような特性は、EPR(enhanced permeability and retention)効果と呼ばれている。腫瘍組織を有する被検体内にリポソームを投与すると、病巣を形成する部位に多くのリポソームが集積する。このため、リポソームを用いることで、被検体内の腫瘍部位に対して複数種類の造影剤を送達することができる。より限定した場所に送達させたい場合には、リポソーム表面に特定の組織特異的なタンパク質等を認識する抗体を付与しておくことで可能となる。また、所望の部位に到達したリポソームを特定の光または放射線で分解することで、所望の部位に対して正確に薬剤を投与することができる。
また、造影組成物としては、一つまたは複数の造影剤を結合(標識=ラベル)させた抗体を用いることができる。例えば、2種類の造影剤が存在する場合、一方の造影剤を標識した抗体と、他方の造影剤を標識した抗体との、2種類の抗体を作製してもよい。または、一つの抗体に複数の造影剤を標識してもよい。抗体は、高い正確性で所望の部位に到達し集積する。このため、抗体を用いることで、撮像対象となる部位を正確に特定して撮像することができる。
次に、実施形態のフォトンカウンティングCT装置における、複数の造影剤を用いたX線CT画像の撮像動作の流れを、図5のフローチャートに示す。この撮像動作は、主に図4を用いて説明した再構成部36の各部61〜64の機能による動作となる。再構成部36は、上述のリポソームまたは抗体等により複数種類の造影剤が投与された被検体Pが寝台装置20に載置され、X線CT画像の撮像が可能となることで、ステップS1から図5のフローチャートの処理を開始する。
ステップS1では、上述のように架台装置10を撮像制御することで収集部14から得られた投影データを、図4に示す取得部61が取得する。これにより、ステップS2に処理が進む。
ここで、フォトンカウンティングCTで得られる計数情報から生成された投影データには、被検体Pを透過したX線のエネルギー情報が含まれている。このため、実施形態のフォトンカウンティングCT装置は、複数のX線エネルギー成分のX線CT画像をそれぞれ再構成可能となっている。
また、造影剤には、特定のエネルギーを持つX線を吸収し易い特性がある。図6は、X線エネルギーとX線吸収係数との関係を示す図である。図6において、一点鎖線で示す波形は、第1造影剤のX線エネルギーとX線吸収係数との関係を示す波形である。また、図6において、二点鎖線で示す波形は、第2造影剤のX線エネルギーとX線吸収係数との関係を示す波形である。また、図6において、実線で示す波形は、第1造影剤および第2造影剤を混合させた造影剤のX線エネルギーとX線吸収係数との関係を示す波形である。
図6から分かるように、X線吸収係数はX線エネルギーの増加に伴い減少するが、一部急激にX線吸収係数が増加する(=X線の吸収率が大きくなる)。この部分は、吸収端と呼ばれている。吸収端は、X線と物質の原子核の電子との作用に起因している。K殻電子に起因するものをK吸収端と呼ぶ。図6において、実線の波形で示す第1造影剤および第2造影剤の2種類を混合させた造影剤の場合、第1造影剤に起因する第1のK吸収端EKAと、第2造影剤に起因する第2のK吸収端EKBとの、計2つのK吸収端を有している。そして、第1K吸収端EKAを境にして、前後のX線エネルギー領域におけるX線吸収係数には大きな差がある。
すなわち、第1K吸収端EKAの前に相当するX線エネルギー領域RKA1におけるX線吸収係数は低い値を示す。これに対して、第1K吸収端EKAの後に相当するX線エネルギー領域RKA2におけるX線吸収係数は高い値を示す。このため、X線エネルギー領域RKA1とX線エネルギー領域RKA2とのX線吸収係数の差は、大きな差を示す。同様に、第2K吸収端EKBの前に相当するX線エネルギー領域RKB1におけるX線吸収係数は低い値を示す。これに対して、第2K吸収端EKBの後に相当するX線エネルギー領域RKB2におけるX線吸収係数は高い値を示す。このため、X線エネルギー領域RKB1とX線エネルギー領域RKB2とのX線吸収係数の差は、大きな差を示す。
実施形態のフォトンカウンティングCT装置は、このようなK吸収端前後のX線吸収係数の差を利用する。すなわち、ステップS2において、再構成部36の検出部62は、取得部61で取得した投影データから、図6に示す第1のK吸収端EKAの前に相当するX線エネルギー領域RKA1に対応するX線CT画像を再構成する。また、検出部62は、取得部61で取得した投影データから、図6に示す第1のK吸収端EKAの後に相当するX線エネルギー領域RKA2に対応するX線CT画像を再構成する。
同様に、検出部62は、取得部61で取得した投影データから、図6に示す第2のK吸収端EKBの前に相当するX線エネルギー領域RKB1に対応するX線CT画像を再構成する。また、検出部62は、取得部61で取得した投影データから、図6に示す第2のK吸収端EKBの後に相当するX線エネルギー領域RKB2に対応するX線CT画像を再構成する。
そして、検出部62は、ステップS2において、X線エネルギー領域RKA1に対応するX線CT画像と、X線エネルギー領域RKA2に対応するX線CT画像との差が、所定の閾値以上の差を示す箇所のX線CT画像(差分画像)を形成する。このような閾値以上の大きな差が生じている箇所は、第1造影剤の集積部位である可能性が高い。この閾値以上の大きな差が生じている箇所の差分画像は、第1造影剤の集積部位のX線CT画像として第2記憶部37に記憶される。
同様に、検出部62は、ステップS2において、X線エネルギー領域RKB1に対応するX線CT画像と、X線エネルギー領域RKB2に対応するX線CT画像との差が、所定の閾値以上の差を示す箇所の差分画像を形成する。このような閾値以上の大きな差が生じている箇所は、第2造影剤の集積部位である可能性が高い。この閾値以上の大きな差が生じている箇所の差分画像は、第2造影剤の集積部位のX線CT画像として第2記憶部37に記憶される。
ステップS3では、検出部62が、全ての造影剤のK吸収端に対応する差分画像が形成されたか否かを判別している。検出部62は、全ての造影剤のK吸収端に対応する差分画像が形成されていないものと判別した場合(ステップS3:No)、ステップS2に処理を戻して、差分画像の生成を継続する。これに対して、全ての造影剤のK吸収端に対応する差分画像を形成したものと判別した場合(ステップS3:Yes)、検出部62は、ステップS4に処理を進める。
ステップS4では、抽出部63が、第2記憶部37に記憶した各造影剤に対応する各差分画像を重ね合わせ、全ての造影剤が集積している部位を抽出したX線CT画像(重複部位画像)を生成する。そして、重畳部64は、ステップS5において、重複部位画像の部位を含む被検体PのX線CT画像に、全ての造影剤が集積している部位を示す重複部位画像を重畳したX線CT画像を生成して、図5のフローチャートの全処理を終了する。これにより、第1造影剤および第2造影剤が集積している部位である目標部位を明示したX線CT画像を得ることができる。
図7および図8を用いて、具体的に説明する。図7および図8は、被検体Pの腹部を輪切りにした状態のX線CT画像である。また、図7の符号(a)を示した図は、X線エネルギー領域RKA1に対応するX線CT画像である。図7の符号(b)を示した図は、X線エネルギー領域RKA2に対応するX線CT画像である。また、図8の符号(a)を示した図は、X線エネルギー領域RKB1に対応するX線CT画像である。図8の符号(b)を示した図は、X線エネルギー領域RKB2に対応するX線CT画像である。また、図7および図8において、符号Bは背骨、符号SPは脾臓、符号STは胃、符号LIは肝臓、符号RCAは造影剤の集積部位、符号AFは偽像(アーチファクト)を示している。
図7に示す例の場合、再構成部36の検出部62は、ステップS2において、符号(a)を示した図の画像である、X線エネルギー領域RKA1に対応するX線CT画像と、符号(b)を示した図の画像である、X線エネルギー領域RKA2に対応するX線CT画像との差のうち、所定の閾値以上の差を有する部位を検出する。この例の場合、各X線CT画像の差の部位として、肝臓LI内の偽像AFの部位と、第1造影剤の集積部位RCAが検出される。
また、図8に示す例の場合、検出部62は、ステップS2において、符号(a)を示した図の画像である、X線エネルギー領域RKB1に対応するX線CT画像と、符号(b)を示した図の画像である、X線エネルギー領域RKB2に対応するX線CT画像との差のうち、所定の閾値以上の差を有する部位を検出する。この例の場合、各X線CT画像の差の部位として、第2造影剤の集積部位RCAが検出される。
再構成部36の抽出部63は、ステップS4において、第1造影剤の集積部位RCAのX線CT画像と第2造影剤の集積部位RCAのX線CT画像とを重畳する。そして、抽出部63は、第1造影剤および第2造影剤が共に集積している部位を抽出したX線CT画像(重畳部位画像)を生成する。これにより、図7の符号(a)に示した偽像AFは、第1造影剤の集積部位RCAおよび第2造影剤の集積部位RCAが重畳して集積している部位の画像ではないため、重畳部位画像から除去することができる。そして、再構成部36の重畳部64は、重複部位画像の部位を含む被検体PのX線CT画像に、第1造影剤および第2造影剤が共に集積している部位を抽出した重畳部位画像を重畳する。これにより、第1造影剤および第2造影剤が集積している部位である目標部位を明示したX線CT画像を提供することができる。
以上の説明から明らかなように、画像処理装置および造影組成物を適用した実施形態のフォトンカウンティングCT装置は、複数の造影剤組成物を被検体Pに投与する。各造影剤のK吸収端の前後のX線エネルギー領域に対応する各X線CT画像の差となる差分画像を生成する。各造影剤の差分画像を重畳することで、全ての造影剤が存在する部位のX線CT画像(重畳部位画像)を生成する。全ての造影剤が集積している部位は、高い確率で目標部位であることを示す。また、全ての造影剤が存在する部位の重畳部位画像を抽出することで、目標部位のX線CT画像のみを正確に抽出することができる。これは、目標部位のX線CT画像以外の偽像AF等は除去されることを意味している。従って、重複部位画像の部位を含む被検体PのX線CT画像に、重複部位画像を重畳することで、偽像等が除去され、目標部位が明示されたX線CT画像を得ることができる。
また、実施形態のフォトンカウンティングCT装置は、複数の造影剤を内包させたリポソームを被検体Pに投与してX線CT画像の撮像を行う。リポソームは、腫瘍組織に集積し易い。更に、リポソーム表面に特定の組織特異的なタンパク質等を認識する抗体を付与しておくことにより、特定の組織に集積させることも可能である。これらの方法により、目標部位を非常に明確化したX線CT画像を得ることができる。
また、実施形態のフォトンカウンティングCT装置は、複数の造影剤および所定の薬剤を内包させたリポソームを、特定の光または放射線等で分解する特性を有する部材で形成する。そして、被検体Pに投与してX線CT画像の撮像を行うと共に、所望の部位に集積したリポソームに、特定の光または放射線を照射して分解する。これにより、所望の部位の明確なX線CT画像を得られると共に、所望の部位に対する薬剤投与まで行うことができる。
また、実施形態のフォトンカウンティングCT装置は、例えば、2種類の造影剤が存在する場合、一方の造影剤を標識した抗体と、他方の造影剤を標識した抗体との、2種類の抗体を作製して被検体Pに投与して上述のX線CT画像を得る。または、一つの抗体に複数の造影剤を標識し、被検体Pに投与して上述のX線CT画像を得る。抗体は、高い正確性で所望の部位に到達し集積する。このため、抗体を用いることで、撮像対象となる部位をさらに正確に特定したX線CT画像を得ることができる。
なお、上述の実施形態は、フォトンカウンティング用の検出器13を備えたフォトンカウンティングCT装置の例であった。この他、検出器13として、積分型の検出器を設けてもよい。この場合、図6に示した各K吸収端EKA,EKBの前後のX線エネルギー領域RKA1,RKA2,RKB1,RKB2の各X線を曝射する4種類のX線管を設ける。また、各X線管で上述の第1造影剤および第2造影剤を投与した被検体PにX線を曝射することで、各X線エネルギー領域RKA1,RKA2,RKB1,RKB2に対応するX線CT画像を生成する。
また、X線エネルギー領域RKA1およびX線エネルギー領域RKA2の各X線CT画像の差分と、X線エネルギー領域RKB1およびX線エネルギー領域RKB2の各X線CT画像の差分とを重畳する。これにより、第1造影剤および第2造影剤が共に集積している部位を抽出したX線CT画像(重畳部位画像)を得ることができる。そして、重複部位画像の部位を含む被検体PのX線CT画像に、重複部位画像を重畳することで、偽像等が除去され、目標部位が明示されたX線CT画像を得ることができる。
本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態およびその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10 架台装置
11 照射制御部
12 X線発生装置
13 検出器
14 収集部
15 回転フレーム
16 駆動部
20 寝台装置
21 寝台駆動装置
22 天板
30 コンソール装置
31 入力部
32 表示部
33 スキャン制御部
34 前処理部
35 第1記憶部
36 画像再構成部
37 第2記憶部
38 制御部
40 検出素子
50 CPU
51 ROM
52 RAM
53 HDD
54 入出力I/F
55 通信I/F
61 取得部
62 検出部
63 抽出部
64 重畳部
65 記憶部

Claims (9)

  1. 第1エネルギーにおける第1X線CT画像と、前記第1エネルギーより大きい第2エネルギーにおける第2X線CT画像と、前記第2エネルギー以上の大きさの第3エネルギーにおける第3X線CT画像と、前記第3エネルギーより大きい第4エネルギーにおける第4X線CT画像を取得する取得部と、
    前記第1X線CT画像と前記第2X線CT画像の間の第1差分画像、および前記第3X線CT画像と前記第4X線CT画像の間の第2差分画像を検出する検出部と、
    前記第1差分画像と前記第2差分画像を重ね合わせて重複画像を形成する抽出部と
    を有する画像処理装置。
  2. 第1造影組成物のK吸収端の第5エネルギーのデータと第2造影組成物のK吸収端の第6エネルギーのデータとを記憶する記憶部をさらに有し、
    前記第5エネルギーは前記第1エネルギーと前記第2エネルギーとの間にあり、前記第6エネルギーは前記第3エネルギーと前記第4エネルギーとの間にある
    請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記第1乃至第4X線CT画像のうちの少なくともいずれか1つと、前記重複画像を重ね合わせる重畳部を、さらに有する
    請求項1または請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記第1および第2造影組成物は、複数のX線CT用造影剤で標識した抗体を含む
    請求項2に記載の画像処理装置。
  5. 前記第1および第2造影組成物は、複数のX線CT用造影剤を内包するリポソームを含む
    請求項2に記載の画像処理装置。
  6. 前記第1および第2造影組成物は、複数のX線CT用造影剤および所定の薬剤を内包し、かつ、所定の光または放射線を照射することで分解する特性を備えたリポソームを含む
    請求項2に記載の画像処理装置。
  7. 複数のX線CT用造影剤で標識した抗体を含む造影組成物。
  8. 複数のX線CT用造影剤を内包するリポソームを含む造影組成物。
  9. 前記リポソームは、複数の前記X線CT用造影剤と共に所定の薬剤を内包し、かつ、所定の光または放射線を照射することで分解する特性を備える
    請求項8に記載の造影組成物。
JP2014008989A 2014-01-21 2014-01-21 画像処理装置 Active JP6297336B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014008989A JP6297336B2 (ja) 2014-01-21 2014-01-21 画像処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014008989A JP6297336B2 (ja) 2014-01-21 2014-01-21 画像処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015136461A true JP2015136461A (ja) 2015-07-30
JP6297336B2 JP6297336B2 (ja) 2018-03-20

Family

ID=53767893

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014008989A Active JP6297336B2 (ja) 2014-01-21 2014-01-21 画像処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6297336B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017119001A (ja) * 2015-12-28 2017-07-06 キヤノン株式会社 放射線撮影装置、放射線撮影方法及びプログラム
WO2017138219A1 (ja) * 2016-02-10 2017-08-17 キヤノン株式会社 放射線撮像装置、その駆動方法及び撮像システム
JP2018536520A (ja) * 2015-11-10 2018-12-13 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. コンピュータ断層撮影方法
WO2019123774A1 (ja) * 2017-12-20 2019-06-27 キヤノン株式会社 放射線撮影システム、情報処理装置、情報処理装置の制御方法、およびプログラム
WO2022185693A1 (ja) * 2021-03-03 2022-09-09 キヤノン株式会社 画像処理装置、放射線撮像システム、画像処理方法及びプログラム

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004008460A (ja) * 2002-06-06 2004-01-15 Kawasaki Heavy Ind Ltd X線エネルギー分析イメージング装置
US20080137803A1 (en) * 2006-12-07 2008-06-12 Xiaoye Wu Diagnostic imaging two non k-edge basis materials plus n k-edge contrast agents
JP2009502227A (ja) * 2005-07-22 2009-01-29 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 多色スペクトルによるx線検出器イメージング
JP2009114167A (ja) * 2007-10-18 2009-05-28 Japan Atomic Energy Agency 電離放射線分解性リポソーム、それを用いたリポソーム製剤、並びにリポソームの調整方法
JP2010516782A (ja) * 2007-01-26 2010-05-20 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ X線/コンピュータ断層撮影用のナノ粒子系造影剤及びその製造方法
JP2011527223A (ja) * 2008-07-07 2011-10-27 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ K端イメージング
JP2013172825A (ja) * 2012-02-24 2013-09-05 Toshiba Corp X線ct装置、画像表示方法
WO2013186661A1 (en) * 2012-06-14 2013-12-19 Koninklijke Philips N.V. Spectral imaging based decision support, treatment planning and/or intervention guidance

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004008460A (ja) * 2002-06-06 2004-01-15 Kawasaki Heavy Ind Ltd X線エネルギー分析イメージング装置
JP2009502227A (ja) * 2005-07-22 2009-01-29 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 多色スペクトルによるx線検出器イメージング
US20080137803A1 (en) * 2006-12-07 2008-06-12 Xiaoye Wu Diagnostic imaging two non k-edge basis materials plus n k-edge contrast agents
JP2010516782A (ja) * 2007-01-26 2010-05-20 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ X線/コンピュータ断層撮影用のナノ粒子系造影剤及びその製造方法
JP2009114167A (ja) * 2007-10-18 2009-05-28 Japan Atomic Energy Agency 電離放射線分解性リポソーム、それを用いたリポソーム製剤、並びにリポソームの調整方法
JP2011527223A (ja) * 2008-07-07 2011-10-27 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ K端イメージング
JP2013172825A (ja) * 2012-02-24 2013-09-05 Toshiba Corp X線ct装置、画像表示方法
WO2013186661A1 (en) * 2012-06-14 2013-12-19 Koninklijke Philips N.V. Spectral imaging based decision support, treatment planning and/or intervention guidance

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018536520A (ja) * 2015-11-10 2018-12-13 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. コンピュータ断層撮影方法
JP2017119001A (ja) * 2015-12-28 2017-07-06 キヤノン株式会社 放射線撮影装置、放射線撮影方法及びプログラム
WO2017115532A1 (ja) * 2015-12-28 2017-07-06 キヤノン株式会社 放射線撮影装置、放射線撮影方法及びプログラム
WO2017138219A1 (ja) * 2016-02-10 2017-08-17 キヤノン株式会社 放射線撮像装置、その駆動方法及び撮像システム
JP2017143436A (ja) * 2016-02-10 2017-08-17 キヤノン株式会社 放射線撮像装置、その駆動方法及び撮像システム
US10782251B2 (en) 2016-02-10 2020-09-22 Canon Kabushiki Kaisha Radiation imaging apparatus, driving method therefor, and imaging system
WO2019123774A1 (ja) * 2017-12-20 2019-06-27 キヤノン株式会社 放射線撮影システム、情報処理装置、情報処理装置の制御方法、およびプログラム
WO2022185693A1 (ja) * 2021-03-03 2022-09-09 キヤノン株式会社 画像処理装置、放射線撮像システム、画像処理方法及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6297336B2 (ja) 2018-03-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6313168B2 (ja) X線ct装置、画像処理装置及び画像処理プログラム
JP6230807B2 (ja) 放射線治療システム
JP5582514B2 (ja) X線ct装置
EP2520335B1 (en) Radiation therapy device
JP6297336B2 (ja) 画像処理装置
JP5653121B2 (ja) X線ct装置、方法およびプログラム
US10413267B2 (en) Method and apparatus for performing co-planar and simultaneous spectral CT and PET imaging
JP5317389B2 (ja) 放射線断層撮影装置
JP6595154B2 (ja) X線ctを用いた画像診断装置
WO2015016205A1 (ja) 低エネルギx線画像形成装置及びその画像の形成方法
EP3131467B1 (en) Photon counting computed tomography using a combination of contrast agents for simultaneous visualization of anatomy and a plurality of materials
JP6494950B2 (ja) X線診断装置及びx線ct装置
JP4507916B2 (ja) 医用画像診断装置
JP4218908B2 (ja) X線ct装置
JP2017051437A (ja) X線フィルタ、放射線検出装置及び放射線検査装置
JP2007044496A (ja) X線ct装置
JP2008267913A (ja) 核医学診断装置およびそれに用いられる診断システム
JP6956626B2 (ja) X線ct装置及び再構成処理装置
JP6556460B2 (ja) 医用画像処理装置および医用画像処理方法
US11717242B2 (en) Photon counting computed tomography (CT) apparatus
Christian Ct physics and instrumentation
JP2024048207A (ja) X線ct装置
JP2023156085A (ja) 核医学診断装置、核医学診断方法及びプログラム
JP2021159337A (ja) 医用画像処理装置及び医用画像診断装置
Radiation PHYSICS OFX-RAYS

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20151102

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20160317

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20160929

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20161021

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170118

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171031

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171107

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171220

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180123

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180221

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6297336

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150