JP2015135677A - 車両用録画装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】消費電力を抑えつつ、必要な情報は、その状態が発生後速やかに記録する画像装置を提供する。
【解決手段】CCDカメラ10と、そのカメラ10で撮影された映像を記録手段(メモリカード12a)に録画する。このとき、接近する物体及び又は周辺を移動する物体を検知する電波センサ17を備え、電波センサ17が物体を検出することを契機とし、カメラ10の電源をON及び又は録画手段の一部の機能が作動して待機状態にし、その後異常検知などを行った場合、アクティブ状態に切り替え、録画する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用録画装置に関するものである。
従来から、駐車中に周囲の状況を監視し、異常を検出した場合に車内に設置した警報機を用いて大音量警報音で警報して威嚇したり、ユーザが持つ携帯機に異常発生を通知したりすることで、車両盗難を防ぐ車両盗難防止装置がある。これらの車両盗難防止装置は、威嚇等することで悪戯や盗難等をしようとした不正者に退散させることを目的とする(特許文献1)。
また、最近の車両盗難防止装置の一つに、映像記録装置を備えたものがある。これは、タクシー強盗や車両盗難/破損(車上荒らし)に備えて車両内に設置する防犯カメラであり、異常時に撮影した映像を日時情報等と共に記録することで、犯人の写真(動画)や犯行日・時刻を記録するこができ、後日、犯人検挙や法廷での証拠物等の有効な資料として使用できる。この結果、盗難等の不正行為に対する抑止効果が高くなる。
特開2009−89346
車両に防犯カメラを設置する場合、消費電流の問題がある。すなわち、防犯カメラを用いて録画する処理部は、他の部品に比べて消費電力は大きい。そのため、特に、駐車時の車両防犯カメラ機能(車両盗難防止機能)を稼働させた場合には、エンジン停止中に稼働することになるので、仮に車両のバッテリから電力供給するようにした場合、常時作動させると車のバッテリを消耗させ、バッテリ切れになるおそれがある。
また、係る問題を解決するため、センサにより異常を検知した場合に電源を投入する方式にすると回路の立ち上がり時間の問題で、直ぐに撮影・録画できないという新たな課題が生じる。
上述した課題を解決するため、本発明は、(1)カメラと、そのカメラで撮影された映像を記録手段に録画する録画手段と、接近する物体、及びまたは周辺を移動する物体を検知する電波センサと、を備え、前記電波センサが前記物体を検出することを契機とし、前記カメラの電源をON及びまたは前記録画手段の一部の機能(回路)が作動する待機状態にするようにした。待機状態は、例えば、カメラの電源はONにするが、録画は行わない状態であり、消費電力を抑えつつ、条件を具備することですぐに録画を開始できる状態である。待機状態にするのは、カメラの電源をONにするものに限ることはなく、カメラで撮影・録画するための一部の回路が作動するようにしてもよい。起動に時間がかかるものを待機状態としておくと良い。このようにすると、電波センサで接近等を検知しない場合には、カメラは動作せず、電力消費を抑制できる。また、電波センサで接近等を検知したことに伴い待機状態にすると、その後に必要に応じてすぐに撮影・録画をすることができる。また、待機状態であり、録画はしないので、録画をするものに比べると消費電力を抑えることができる。また、このように待機状態になった後で、所定の条件を満たした場合に録画するようにしたので、カメラ等の消費電力の大きい部品・装置は、その全部或いは一部を駐車中その他のエンジン等の停止中(車両用バッテリへの充電不可状態)の多くの期間において、動作停止の状態にすることができる。つまり、電波センサで検知する前は、例えば、カメラ等の消費電力の大きい部品・装置に対しても電源供給はされず、仮に、待機状態になったとしても、係るカメラ等の消費電力の大きい部品・装置の一部を動作させずに電源供給をしないようにすることで、消費電力が抑えられる。その結果、この場合、車両用録画装置の駆動源として車両のバッテリを用いたとしても、駐車中等において常時バッテリから車両用録画装置に電源供給がされることはなく、バッテリ切れとなることが可及的に抑制できる。さらに、このように消費電力が抑制されることから、本装置内に実装する一次・二次電池等でも対応可能となる。
(2)前記待機状態のときに、録画条件を満たした場合、前記録画手段は、前記記録手段への録画を開始するようにするとよい。録画条件を満たすとは、例えば車両用セキュリティ装置が異常を検知した場合がある。また、カメラを用いた撮影は、待機状態の時に行っていても良いが、消費電力を考慮すると、待機状態の時は撮影も行わず、録画条件を満たした場合に撮影を開始するとともに録画を行うと良い。
(3)前記電波センサは、マイクロ波ドップラーセンサとするよい。
(4)ドライブカメラの機能と、車載用の防犯カメラの機能を兼ね備えた車両用録画装置であって、前記防犯カメラの機能は、上記の(1)〜(3)の車両用録画装置であり、イグニッションキースイッチや電気自動車における始動スイッチ等の車両始動用スイッチがONの場合に前記ドライブカメラの機能を作動するとともに、前記防犯カメラの機能及び防犯カメラに関係する回路の作動が停止するようにするとよい。換言すると、(1)〜(3)のいずれかに記載の車両用録画装置が防犯カメラ用のものであり、その装置にドライブカメラの機能を付加したのが、この(4)に記載の車両用録画装置の前提となる構成である。そして、ドライブカメラを構成する全ての機能を、別途(1)〜(3)の車両用録画装置に追加しても良いが、共に映像を撮影・記録する装置であることから、一部の部品・装置を兼用する構成を採ることを妨げない。
(5)ドライブカメラの機能と、車両用防犯カメラの機能を兼ね備えた車両用録画装置であって、前記防犯カメラの機能は、上記の(1)〜(3)のいずれかに記載のものであり、車両始動用スイッチがOFFの場合に前記ドライブカメラとしての機能が停止するとともに、前記防犯カメラの機能が前記待機状態するようにするとよい。
(6)車両に接近する人を検知するマイクロ波ドップラーセンサを備え、前記待機状態では、前記マイクロ波ドップラーセンサが作動し、車両に接近する人を検知すると、前記防犯カメラ機能による前記記録手段への録画が直ぐに開始できるアクティブ状態にするとよい。このようにすると、異常発生時にすぐ録画することができ、異常行動を採っている最初から録画することができる。そして、後で録画内容を確認することで、不審者の特定を容易に行うことができる。
(7)前記防犯カメラの機能がアクティブ状態になっていることを条件に、前記マイクロ波ドップラーセンサが所定時間継続して接近検知を出力する場合、あるいは所定の強度以上の接近検知信号強度検出した場合に前記記録手段への録画を行うようにしてもよい。このようにすると、別途異常を検出するためのセンサを設けなくても良いので、構成が簡略化できる。録画している時間は、予め定めた所定の時間のように固定値でも良いし、開始条件に対しマージンを取った値になったときまでとしても良い。
(8)前記始動スイッチは、イグニッションキースイッチ或いは電気自動車における車両の始動スイッチとすることができる。この車両の始動スイッチは、例えば、車両駆動用モータの始動スイッチがあるが、それ以外の各種の始動スイッチでもよい。
(9)アーム状態のときに異常検知センサが異常を検知した場合に警報を発する車両用防犯機能を備え、その車両防犯機能がディスアームの場合は、前記アクティブ状態は解除されるようにするとよい。ディスアーム(解除)は、ユーザが望んで設定する。従って、ディスアームのときには、映像を記録する価値が低いので、アクティブ状態を解除して無駄な録画等の処理もなくなる。
(10)アーム状態のときに異常検知センサが異常を検知した場合に警報を発する車両用防犯機能を備え、前記防犯カメラの機能がアクティブ状態であることを条件に、前記異常検知センサが異常を検知した場合に、前記録画を開始するようにした。
(11)車両の異常を検知する第2のセンサを設置し、前記防犯カメラの回路がアクティブ状態を条件に、前記第2のセンサが異常を検知したら撮影を開始するとよい。
(12)複数のカメラを設置し、前記ドライブカメラとしての作動時と、前記防犯カメラとしての作動時で撮影するカメラを切り換えるようにするとよい。
(13)カメラの向きを自動で可変できる機構を有し、前記ドライブカメラとしての作動時と、前記防犯カメラとしての作動時で撮影するカメラの向きを変更可能にするとよい。(14)前記ドライブカメラとしての作動時と、前記防犯カメラとしての作動時で撮影するカメラは同一のカメラとすることができる。
(15)前記ドライブカメラとしての作動時に録画する録画手段と、前記防犯カメラとしての作動時で録画する録画手段は同一の回路とすることができる。
(16)ドライブカメラとしての作動時と、防犯カメラとしての作動時で録画するようにするとよい。(17)また、前記ドライブカメラとしての作動時と、前記防犯カメラとしての作動時で、録画条件を変更するようにしてもよい。
(18)また、電気自動車に搭載される車両用録画装置であって、下記(a)〜(c)の少なくとも1つを備えるようにすると良い。
(a)車両駆動用バッテリの充電開始を検知した場合、アクティブ状態にすること
(b)車両駆動用バッテリの残容量が基準以上の場合、アクティブ状態にすること
(c)車両駆動用バッテリの取り外しに向けた状況を検知した場合、アクティブ状態にする。
(19)前記防犯カメラの機能処理を実行する機能の一部または全部は、OS上で動作するアプリケーションプログラムにより実現され、前記待機状態は、当該OSをハイバネーションまたはサスペンドさせた状態とするとよい。
(20)そして、異常を検知する異常検知機能の処理と、前記防犯カメラの機能の処理は、同一のマイコン上で動作する別のOS上で動作するものであり、前記異常検知機能の処理用のOSは、前記始動スイッチがOFFになっても実行を継続するようにするとよい。
本発明では、消費電力を抑えつつ、必要な情報は、その状態が発生後速やかに記録することができる。
本発明の好適な第1実施形態を示す図である。 本発明の好適な第2実施形態を示す図である。
図1は、本発明に係る車両用録画装置の好適な第1実施形態を示している。この車両用録画装置(車載機器)は、駐車中に車上狙い等の犯罪行為が行われた場合にその時の映像等を撮影し記録する車両用防犯カメラの機能を備えている。
すなわち、CCDカメラ10と、異常検知センサ11と、メモリカードリーダ12と、マイク13と、表示部14と、スピーカ15と、ランプ16と、電波センサ17と、制御部18と、を備えている。CCDカメラ10は、例えば、車両前方など車両外部を向けて設置している。これにより、車両に接近してくる不審者等を撮影することができる。また、CCDカメラ10の視野を車室内に向けて設置した場合には、車室内に侵入してきた侵入者や、その侵入者の車内での行動等を撮影することができる。さらに、CCDカメラ10の設置数は任意であり、複数設置して色々な箇所を撮影できるようにすると良い。
異常検知センサ11は、いたずら・車上荒らし等を行う不審者等の接近・車室内への侵入等を検知するためのセンサであり、1または複数設置される。この異常検知センサ11は、従来の車両盗難警報機に組み込まれる各種のものが利用でき、たとえば、車両の揺れや傾きを検出する振動センサ・傾斜センサや、車両に対する衝撃を検出する加速度センサ・衝撃センサや、ドアの開閉を検知するセンサや、ドア錠の解錠等を検知するセンサなどがある。
制御部18は、CCDカメラ10で撮影された映像を所定の記憶手段に映像ファイルとして記録する。この記録は、CCDカメラ10で撮影した全ての映像について行っても良いが、記憶手段のメモリ容量や、書き込み処理時の電力消費その他の労力、さらには、記録した映像の価値等を考慮すると、不審者の検出や、実際の侵入・車上荒らしなどの不正行為等の異常を検出した際に、その異常状態を記録すれば十分である。そこで、異常検知センサ11の出力に基づき、制御部18は、予め定めた録画条件に合致した場合に記憶手段に記録するようにする。
記憶手段は、例えば、メモリカードリーダ12に装着されたメモリカード12aを利用することができる。メモリカード12aを利用することで、当該映像を記録したメモリカード12aをメモリカードリーダ12から取り外すと共に、パソコン等に装着して記録したデータを簡単にパソコンに移行することができる。また、制御部18は、映像ファイルとして記録するに際し、撮影した日時情報も関連づけて記録する。日時情報は、内部時計の情報を利用する。また、本装置が、GPS受信機を備えた場合、制御部18は、映像や音声を記憶手段に格納するに際し、GPS受信機で取得した日時情報を関連づけて記録する。その場合に、さらにGPS受信機から得られた現在位置をあわせて記録するとなお良い。
録画した映像等は、上記のように記録メディアを着脱して外部に取り出すことに限らず、有線・無線による通信(データ伝送)により行うことができる。また、有線による通信を行うためには、ケース本体に、通信ケーブルを接続するためのコネクタ・USB等を備えると良い。
さらに、制御部18は、マイク13にて取得した周囲の音声・音を録音する。この音声データも、所定の記憶手段に行うことができ、本実施形態では、記憶手段は、メモリカード12aを利用する。そして、制御部18は、音声と映像を同期して(関連づけて)格納する。これにより、記憶した映像を再生する際に、そのときの音声も同時に出力することができる。
また、制御部18は、異常検知センサ11からの信号に基づき侵入者等の不審者を検出した場合、スピーカ15からサイレンその他の警告音・音声による警告メッセージを出力したり、ランプ16を点灯・点滅したりして、不審者に対する警告・威嚇をする。また、制御部18は、無線により携帯機に対して異常発生を通知する。
これらの記録した映像及びまたは音声の再生も制御部18が、表示部14やスピーカ15を介して行う。これにより、いたずら・車上荒らしなどの異常があった場合、ユーザは、本実施形態の車両用映像記録装置を操作し、記録した映像を表示部14に出力することで、侵入者等の不審者をその場で確認したり、侵入者の行動を確認したりすることができる。
また、図示省略するが、本装置は、充電可能な二次電池及びその二次電池に対する充放電回路を備えるとともに、ケースの側面等にその充放電回路に接続されるDCジャックを備える。このDCジャックに、シガーソケットに接続する電源ケーブルの一端に取り付けたDCプラグを装着することで、本実施形態の車両用録画装置は、車両のバッテリからの電源供給を可能とする。一般に、ACCONの場合にシガーソケットからの電源供給が可能となり、ACCOFFになるとシガーソケットからの電源供給も遮断される。従って、エンジン始動中(ACCON)においてシガーソケット経由で車両のバッテリからの電源供給を受けている際に、二次電池に充電し、駐車時等のエンジンが停止してACCOFFになっている際には、シガーソケットからの電源供給が無くなるので、二次電池から放電することで、車両用録画装置の各部へ電力供給をする。なお、二次電池への充電は、車両のバッテリからに限らず、太陽電池等を搭載することで、日中においてその太陽電池からの電力供給を受けて充電する機能を設けても良い。
さらに、CCDカメラ10の消費電力が大きいことから、二次電池のみの電力供給をしようとすると、大きな容量の二次電池が必要となり、車両用録画装置の大型化・重量化を招く。そこで、エンジン停止中も車両のバッテリからの電力供給を受けるようにしてもよい。その場合、二次電池は設けなくても良いし、二次電池を設け、消費電力の大きいCCDカメラ10等に対してはバッテリからの電力供給により行い、消費電力の少ない他の回路に対する電力供給は二次電池から行うようにしても良い。
ところで、本実施形態のように、CCDカメラ10を搭載し、それで撮影した映像を記録する機能を備えた場合、他の部品に比べてCCDカメラ10の消費電力は大きく、消費電流の問題がある。特に、駐車時の車両防犯カメラ機能(車両盗難防止機能)が稼働した場合には、エンジン停止中に稼働することになるので、仮に車両のバッテリから電力供給するようにした場合、常時作動すると車のバッテリを消耗させる。二次電池からの電力供給を行うようにした場合、駐車中の全ての時間を動作させ続けることは困難である。
そこで、本実施形態では、電波センサ17を設け、車両への接近や車外周辺でのうろつき・徘徊を検知するようにした。そして、制御部18は、電波センサ17の出力に基づき、電源の制御や各回路・部品の動作開始・停止制御を以下のように行う機能を備えた。
すなわち、電波センサ17は、電波近接センサとも称され、電波ドップラを利用して、近接した周辺の動体を検出するものである。マイクロ波その他の電波を出射し、物体で反射してきた反射波を受信してドップラ信号を検出し、物体の接近・離反や、その移動速度を検出することができる。
そして、少なくとも駐車時等のエンジンが停止しているときには、CCDカメラ10への電源供給をOFFにする。このエンジンが停止しているか否かの判断は、各種のものを利用でき、例えば、シガーソケットからの電源供給がなくなった場合、振動センサからの振動検出がなくなった場合、カメラ画像が所定時間静止している場合などにより停止していると判断することができる。このとき、少なくとも電波センサ17と制御部18は、動作し、車両周囲の物体の移動状況(不正者等の接近・徘徊等)を監視できるようにしておく。この状態において、制御部18は、その電波センサ17の出力に基づき、物体が接近してきた場合や、周囲をうろついている場合(接近・離反が短期間で繰り返されたり、一定の範囲内で留まっていたりする等)等を検出したなら、その段階でCCDカメラ10の電源供給をONにする。また、異常検知センサ11も動作開始する。このとき、CCDカメラ10をONにしても、撮影や録画は行わない待機状態とする。
これにより、エンジンが停止しているときであって、駐車している車両の周囲に移動する不審者等の移動する物体が存在しない場合には、CCDカメラ10に電源が供給されないので、電力消費を抑えることができる。このとき、異常検知センサ11等のその他の回路・部品も動作を停止することで、さらなる電力消費を抑えることができる。さらに、CCDカメラ10の電源をONにしても、すぐには撮影・録画を行わないで待機状態にすることで、消費電力を抑制できる。
この状態で、異常検知センサ11により、衝撃やドア開等の異常を検知した場合、制御部18は、CCDカメラ10による撮影・録画を開始する。電波センサ17の出力に基づき、すでにCCDカメラ10は起動しているため、すぐに撮影・録画ができる。よって、起動が遅れて、映像の記録ができない事態の発生を防止できる。また、マイク13も適宜のタイミングで起動しておくことで、異常時に音の情報も併せて記録することができる。なお、マイク13の起動のタイミングは、マイク13の消費電力は小さいことから、CCDカメラ10の電源ONと合わせて行うようにしても良いし、それ以前から起動していても良い。また、マイク13は、電源ONから集音可能になるまでの立ち上がり時間がCCDカメラ10に比べて短いこと、並びに、映像情報に比べると、必ずしも、異常発生当初から録音しておく重要度が高くないことから、異常を検知したことを契機にマイク13を起動しても良い。
また、本実施形態では、物体の接近や周囲の徘徊の検出を契機としてCCDカメラ10の電源をONにしたが、物体の移動速度も加味すると良い。すなわち、本実施形態の電波センサ11は、ドップラ信号を用いているため、物体の移動速度も検出することができる。そこで、検出された移動速度が、基準速度以上の場合には、たとえ接近等していても電源をONにしない(基準速度未満(或いは以下)でかつ接近・徘徊等している場合にCCDカメラの電源をONにする)制御をすると良い。基準速度は、人の移動速度を超える適宜の値に設定する。これにより、例えば、周囲を車両が通過する場合にCCDカメラの電源がONになり、無駄に電力消費をしてしまうのを抑制できる。
また、本実施形態では、電波センサ17の出力に基づきCCDカメラ10の電源をONにした状態で撮影・録画しないで待機するようにしたが、撮影は行う(録画は行わない)ようにしても良い。仮に撮影をしていたとしても、録画をしないことで、消費電力をある程度抑えることができる。
また、CCDカメラ10の電源ONとは、カメラ自体(ハード)に電源を供給するようにすることはもちろんのこと、カメラ機能の一部がアプリケーションソフトとして制御部18に含まれる場合、係るアプリケーションソフトを起動することも含む。
さらにまた、電波センサ17の出力に基づき一旦CCDカメラ10の電源をONにした後、一定の条件に基づいてCCDカメラをOFF(電源供給停止)しても良い。この一定の条件とは、接近・徘徊等した物体が一定距離以上離れた場合や、電源ONしてから一定時間経過した場合などがある。
また、本実施形態では、異常検知センサ11を別途設けたが、電波センサ17の出力に基づいて異常検知、すなわち、CCDカメラ10による撮影・録画を開始するようにしても良い。その場合に、異常検知センサ11は、設けても良いし、設け無くても良い。簡略化した構成を採る場合、電波センサ17がCCDカメラの電源ON制御並びに撮影・録画開始のための兼用のセンサとなる。撮影・録画開始のための具体的な条件は、所定時間継続して接近検知或いは徘徊検知を出力する場合がある。単に、一般の通行人の場合、道路脇に駐車している車両に近づいてきたとしても、そのまま通過する。従って、歩行速度(例えば時速4km程度)と、CCDカメラの電源をONにする基準距離(車両からの距離)に基づき、電源がONしてから車両の前に到達する時間がわかる。そして、そのまま素通りする場合には、上記の到達する時間に一定のマージンを加算した時間を過ぎると、すでに離反することになる。これに対し、不審者等の場合、ゆっくりと近づいてきたり、車両に近づいたら、その場に立ち止まったりするので、一定の時間以上接近した状態が継続している(所定距離以上離れていかない)場合には、不審者等と判断し、CCDカメラ10による撮影・録画を開始する。
また、このように時間に基づいて制御するのではなく、所定の強度以上の接近検知信号強度を検出した場合に撮影・録画を開始するようにしても良い。信号強度は、移動する物体までの距離が近いほど強くなる。従って、同じ接近してくる人でも、車両のすぐそばを通過する人と、車両から離れたところを通過する人では、すぐそばを通過する人からの接近検知信号強度が大きくなる。そして、一般の通行人等の車両の前を素通りするような人は、わざわざ車両の直近を通過することは少なく、ある程度離れた位置を通っていく。従って、所定の強度以上の接近検知信号強度を検知した場合、必要以上に車両に近づいてくる人であるので、撮影・録画するようにする。
また、上記の電波センサ17の出力に基づき撮影・録画を開始する場合の録画等を終了するタイミングは、予め定めた固定の時間経過するまでとすることができる。もちろん、所定距離以上離反していくまでとしたり、信号強度が一定の値よりも小さくなるまでとしたりするように、電波センサ17の出力に応じて設定しても良い。
図2は、本発明の第2実施形態を示している。本実施形態では、上記の実施形態における車両防犯用のCCDカメラに対応する第1CCDカメラ20と、走行中の景色や事故時の映像を記録するドライブカメラのための第2CCDカメラ21と、事故発生を検知する事故検知センサ22並びにGPS受信機23を備えている。これに伴い、制御部18にも、ドライブカメラとして機能するためのアプリケーションプログラムが組み込まれる。
第2CCDカメラ21は、車両前方を向けて設置される。第1CCDカメラ20と設置目的(撮影対象)が相違するので、それぞれのカメラは、目的にあった向きを向かせた状態で設定する。また、ドライブカメラの場合、車両走行時に発生する事故の状況を記録するものであるため、撮影は、エンジンが動作しているときに行われる。また、本実施形態の車両用録画装置は、車両のバッテリからの電力供給を受けて動作する。そして、事故の発生の有無にかかわらず、常時撮影は行われる。また、事故発生時は、さかのぼって記録することから、リングバッファメモリなどを用いて一定時間分のデータは常時記録すると共に、古いデータは削除していく。
また、事故検知センサ22は、事故の発生を検出するためのセンサであり、一般のドライブレコーダに搭載されるものと同様のものを用いることができ、例えば事故時に車両に加わる衝撃を検知する衝撃センサなどがある。また、GPS受信機23は、GPS衛星から送られるGPS信号を受信し、現在位置(緯度・経度)を求めるもので、第2CCDカメラ21で撮影した映像を録画するに際し、求めた現在位置の情報を関連づけて記録する。
制御部18は、この事故検知センサ22の出力に基づき、事故発生とみなせる所定の条件に合致した場合、制御部18は、第2CCDカメラ21で撮影した映像データをメモリカード12a等に記録する。このとき、リングバッファメモリに格納されたデータをメモリカード12aに記録することで、事故発生の一定時間前からの情報をさかのぼって記録することができる。また、マイク13で取得した周囲の音も合わせて記録する。これらのドライブカメラ機能の基本的な構成は従来のものと同様である。
もちろん、このように事故発生時の映像を記録するドライブカメラの基本機能に加え、走行中の景色を記録する機能を備えてもよい。係る景色の記録は、例えば、操作スイッチ等の操作のように、ユーザのマニュアル動作に基づいて録画を開始しても良いし、GPS受信機を用意し、現在位置が予め設定したポイントや、有名な観光ポイントなどに至った場合に自動的に録画を開始しても良い。これらの録画を開始するポイントは、予めメモリ等に設定しておく。また、このように、車両の走行中に常時第2CCDカメラ21を用いて撮影することから、電源供給は、車両のバッテリから受けるようにしている。さらに、イグニッションキースイッチがOFFになるとシガーソケットからの供給が受けられないので、第1CCDカメラ20を動作させるために、上記の図1に示した第1実施形態と同様に、イグニッションキースイッチがOFFの時でもバッテリからの供給が可能に結線するとよい。
ここで本実施形態では、車両のイグニッションキースイッチの状態を検知する機能を設け、制御部18は、イグニッションキースイッチがON(ACC以上)の場合にドライブカメラの機能が作動すると共に、防犯カメラの機能及び防犯カメラに関係する回路の作動が停止するようにした。イグニッションキースイッチがONになると、少なくともユーザは車内に乗り込んでいるので、防犯カメラの機能が動作している必要がないので、係る機能を自動的に停止するようにした。これにより、ユーザは、いちいち防犯カメラの機能を停止するための処理をする必要がないので、作業性が向上する。
そして、係る切替の具体的な処理は、制御部18は、第2CCDカメラ21をONにして第2CCDカメラ21での撮影を開始するとともに、制御部18内のドライブカメラに関する機能(アプリケーションプログラム)を起動して実行する。もちろん、事故検知センサ22も起動するし、マイク13,表示部14,スピーカ15,ランプ16も動作開始する。これにより、所定の条件に合致すると、第2CCDカメラ21で撮影した映像等がメモリカード12aに記録される。一方、第1CCDカメラ20の電源をOFFにすると共に、異常検知センサ11や電波センサ17も停止し、制御部18内の防犯カメラに関する機能(アプリケーションプログラム)を実行しない。
また、上記とは逆に、制御部18は、車両のイグニッションキースイッチの状態を監視し、その状態がOFFの場合には、ドライブカメラとしての機能を停止するとともに、防犯カメラの機能及び防犯カメラに関係する回路の作動を待機状態にする機能を備える。イグニッションキースイッチがOFFの状態になると、車両は駐・停車しているといえる。従って、ドライブカメラは動作する必要はないので、自動的に停止するとともに、防犯カメラの機能を動作することで、降車時に防犯カメラの機能を起動し忘れてしまうことを防止できる。
そして、係る切替の具体的な処理は、制御部18は、第2CCDカメラ21並びに事故検知センサ22をOFFにするとともに、マイク13,表示部14,スピーカ15,ランプ16等も停止する。一方、防犯カメラの機能を待機状態にするとは、消費電力を抑えつつ、異常発生時にはすぐにアクティブになって第1CCDカメラ20による撮影・録画ができる状態に切り替えることができるようにするもので、具体的には、図1に示す第1実施形態と同様に、電波センサ17が作動するとともに、この状態では、第1CCDカメラ20の電源はOFFのままとし、異常検知センサ11等も作動しない状態とした。
この状態で、電波センサ17が、車両に接近或いは周囲を徘徊する人を検知したならば、防犯カメラに関係する回路を、所定時間、直ぐに撮影が開始できるアクティブ状態にする。つまり、第1CCDカメラ20の電源をONにするとともに、制御部18内の防犯カメラに関するアプリケーションプログラム(撮影・録画等)を起動し、さらに、異常検知センサ11も作動する。第1CCDカメラ20は起動してアクティブになっているので、異常検知センサ11が異常を検知したならば、すぐに撮影並びに録画ができる。さらに、イグニッションキースイッチがOFFになっても、電波センサ17で人の接近等を検知するまでは、第1CCDカメラ20等はOFFであり、電力消費をしないので、車両のバッテリの消費を抑制できる。
また、本実施形態でも第1実施形態と同様に、第1CCDカメラ20等がONになりアクティブになっている状態において、電波センサ17の出力に基づき異常を検知して撮影・録画の開始制御を行うようにしても良い。その場合に、異常検知センサ11を設け併用しても良いし、異常検知センサ11を設けなくても良い。電波センサ17の出力に基づく異常検知は、所定時間継続して接近検知・徘徊検知を出力する場合、あるいは所定の強度以上の接近検知信号強度検出した場合等がある。
また、車両用防犯機能(カーセキュリティ)は、アーム(ロック:監視)状態のときにドアが開いた場合などの所定の状態が発生すると警報が発せられ、ディスアーム(アンロック)状態になると監視が解除されるのでドアが開いても警報は発せられないようになっている。このアーム,ディスアームは、ドア錠のロック/アンロックに連動して状態が切り替わったり、リモコンのスイッチ操作により手動で状態が切り替わったりする。従って、手動による設定が可能なものの場合、ユーザが監視不要と判断した場合には、ディスアームとなる。この場合、係るディスアームになったこと、或いは、そのディスアームにする信号を受信した場合、制御部18は、上記のアクティブ状態を解除する。つまり、第1CCDカメラ20の電源をONからOFFに切替えるとともに、防犯カメラの機能も待機状態或いは停止状態にする。これは、ディスアーム状態になった場合、ユーザが監視不要と判断しているので、アクティブ状態にして異常検知センサ11等で異常を検出した際に映像を録画する必要性が低いためである。これにより、ユーザが不要と判断しているときに、無用な撮影・録画処理に伴う電力消費の発生を防止できる。
本実施形態では、防犯カメラ機能のための第1CCDカメラ20と、ドライブカメラ機能のための第2CCDカメラ21を設けたが、1つのCCDカメラで兼用しても良い。その場合に、それぞれのカメラ機能で適した視野が相違することから、好ましくは、カメラの向きを自動で可変できる機構を有し、ドライブカメラとしての作動時と、防犯カメラとしての作動時で撮影するカメラの向きを変更できるようにするとよい。
また、第1CCDカメラ20と第2CCDカメラ21を用いた場合、並びに1つのCCDカメラで2つのカメラ機能を兼用した場合のいずれにおいても、制御部18内或いは専用のハードウエア回路における撮影した映像をメモリカード12a等の記録媒体に録画する機能(回路)は、同一のものを用いることができる。このように兼用することで、装置全体の小型化・構成の簡易化が図れる。同様のことから、それらの各カメラ機能で撮影した映像等を録画する記録媒体は同一の記録媒体とするとよい。もちろん、それぞれを別の記録媒体に格納するのを妨げない。
また、ドライブカメラとしての作動時と、防犯カメラとしての作動時で撮影・録画する撮影・録画条件は、同じでも良いし、異ならせても良い。撮影・録画条件を異ならせる場合、それぞれの機能における録画条件(フレームレート,解像度等)を関連づけて記憶保持しておき、制御部18は、現在どちらのカメラ機能で動作しているかを認識し、対応する録画条件を読み出し、その読み出した録画条件に従ってCCDカメラで撮影した映像を録画する。
また、防犯カメラの機能の場合の録画条件としては、フレームレートや解像度等を変えるものに限られず、例えば、画像認識処理を備え、人物を認識し、その認識した人物或いはその周辺部分を含んで切り出して録画するなどしてもよい。また、異なる録画条件として、映像に付加する付加情報(日付等)を変えても良い。すなわち、ドライブカメラ機能による映像については、位置情報も併せて記録する。
また、上記の各実施形態における制御部18は、CPU,ROM,RAM,不揮発性メモリ(EEPROM)、I/O等を備えるマイコンであり、上記の各種の入力機器(各CCDカメラ10,20,21,異常検知センサ11,事故検知センサ22,GPS受信機23)から入力される情報に基づき所定の処理を実行し、出力機器(表示部14,スピーカ15,ランプ16)を利用して所定の警報・情報を出力したり、各処理部の動作を制御したりする。各機能を実現するアプリケーションプログラムは、制御部18に有するコンピュータが実行するプログラムとして制御部18の不揮発性メモリ上に格納され、これを制御部18に有するコンピュータが実行することで実現される。
そして、防犯カメラの機能を実現する処理として、制御部18内のCPU内の防犯カメラの機能処理で実現する。この場合において、防犯カメラの機能を実行するためのOS(不揮発性メモリに格納され、実行時にCPUに呼び出される)を備え、イグニッションキースイッチがOFFになった場合の防犯カメラの機能の待機状態として、防犯カメラの機能処理を実行状態としてからで、防犯カメラの機能を実行するためのOSをハイバネーションまたはサスペンドさせ、当該CPUへの動作を制限することで実現する。そして、異常検知センサ11等で異常を検出した場合、OSをハイバネーションまたはサスペンドから復帰し、第2CCDカメラ20による撮影並びにメモリカード12aへの録画を行う。OSの立ち上がりに時間がかかるが、ハイバネーション或いはサスペンドからの復帰は、比較的短時間で起動完了するので、待機状態からアクティブ状態への切替がスムーズに行える。
また、異常検知機能処理の処理プログラムと、防犯カメラの機能の処理プログラムは、制御部18を構成する同一のマイコン上で動作する別のOS上で動作するようにしてもよい。例えば、同一のマイコン上で複数のOSを動作させるためのプログラムであるハイパーバイザーを備え、ハイパーバイザー上に複数のOSを割り当てて時分割で複数のOSを実行する。そして、例えば、異常検知機能の処理用のOSはμITRONで、防犯カメラの機能の処理はLinuxやWindowsCE(登録商標)を用いる。このように別々のOS上で動作することで、上述したように防犯カメラの機能の処理プログラムを実行するOSをハイバネーション或いはサスペンドにした待機状態にした場合でも、異常検知機能の処理用のOSは、動作を継続することができる。
また、上記の実施形態では、イグニッションキースイッチのONでエンジンを始動し、OFFでエンジンを停止するエンジン車の車両に適用した例を示したが、本発明はこれに限ることはなく電気自動車等にも適用できる。すなわち、例えば、制御部18は、車両駆動用バッテリの状態を監視する機能を持ち、車両駆動モータ停止中(モータ駆動用の始動スイッチがOFF)であっても、以下の状態のときにはアクティブ状態にしたり、撮影したりする。
まず、第1の条件としては、車両駆動用バッテリに対する充電開始を検知した場合に、制御部18は、防犯カメラの機能をアクティブ状態にしたり、CCDカメラによる撮影を開始したりする。すなわち、車両駆動用バッテリに対して充電をしている場合には、仮に、その車両駆動用バッテリからの電力供給により防犯カメラの機能を動作しても、車両用駆動用バッテリがバッテリ切れになることはないためである。
第2の条件としては、車両駆動用バッテリの残容量が基準以上の場合に、制御部18は、防犯カメラの機能をアクティブ状態にしたり、CCDカメラによる撮影を開始したりする。基準以上であれば、アクティブ状態等にしてもバッテリ切れを生じるおそれが少なく、それ以上に異常時等に迅速に対応できるメリットの方が大きい。
第3の条件としては、車両駆動用バッテリの取り外しに向けた状況を検知した場合に、制御部18は、防犯カメラの機能をアクティブ状態にしたり、CCDカメラによる撮影を開始したりする。特に電気自動車の車両用駆動用バッテリは、高価であり、盗難される可能性が高いので、それを未然に防止するのに適する。バッテリの取り外しに向けた状況は、例えば、バッテリを取り付けている治具の取り外し、設置場所への接近等を検出することがある。
これらの各条件は、全てを備えていても良いし、1つまたは2つといった一部の条件を備えていても良いし、さらに別の条件を付加しても良い。
10 CCDカメラ
11 異常検知センサ
12 メモリカードリーダ
12a メモリカード
13 マイク
14 表示部
15 スピーカ
16 ランプ
17 電波センサ
18 制御部
20 第1CCDカメラ
21 第2CCDカメラ
22 事故検知センサ
23 GPS受信機

Claims (6)

  1. ドライブカメラの機能と、車載用の防犯カメラの機能を備えた録画装置であって、
    車両に接近する人を検知すると、前記防犯カメラ機能による記録手段への録画が直ぐに開始できるアクティブ状態にする機能と、
    カーセキュリティをディスアームにする信号を受信した場合、前記アクティブ状態を解除する機能とを備えること
    を特徴とする録画装置。
  2. 前記カーセキュリティがアーム状態のときに異常検知センサが異常を検知した場合に警報を発する機能を備え、前記防犯カメラの機能がアクティブ状態であることを条件に、前記異常検知センサが異常を検知した場合に、前記録画を開始する機能を備えること
    を特徴とする請求項1に記載の録画装置。
  3. 前記車両の異常を検知する第2のセンサを設置し、前記防犯カメラの回路がアクティブ状態を条件に、前記第2のセンサが異常を検知したら前記録画を開始する機能を備えること
    を特徴とする請求項1または2に記載の録画装置。
  4. 前記防犯カメラの機能が前記アクティブ状態になっていることを条件に、所定時間継続して前記接近の検知を出力する場合、あるいは所定の強度以上の接近検知信号強度検出した場合に、前記記録手段への録画を行う機能を備えること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の録画装置。
  5. 電気自動車に搭載され、下記(a)〜(c)の少なくとも1つを備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の録画装置。
    (a)車両駆動用バッテリの充電開始を検知した場合、前記アクティブ状態にすること
    (b)車両駆動用バッテリの残容量が基準以上の場合、前記アクティブ状態にすること
    (c)車両駆動用バッテリの取り外しに向けた状況を検知した場合、前記アクティブ状態にすること
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の録画装置の機能をコンピュータに実現させるためのプログラム。

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