JP2015135607A - 画像形成システム及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】利便性を向上する。【解決手段】プリンタ2は、クラウドプリントサーバ5経由又はクラウドプリントサーバ5を経由せずユーザ端末4Bから印刷ジョブを受信する印刷ジョブ受信部20と、印刷ジョブ受信部20が、クラウドプリントサーバ5経由で印刷ジョブを受信したか、又はクラウドプリントサーバ5を経由せず印刷ジョブを受信したかを判定する印刷ジョブ送信元判定部22と、クラウドプリントサーバ5を経由せずユーザ端末4Aから印刷ジョブを受信したと印刷ジョブ送信元判定部22により判定された場合、当該印刷ジョブをクラウドプリントサーバ5へ送信する印刷ジョブ送信部26とを設けるようにした。【選択図】図6
Description
本発明は画像形成システム及び画像形成装置に関し、例えばクライアントからサーバに送信された印刷ジョブを当該サーバからプリンタへ送信し、当該プリンタに印刷させるクラウドプリントシステムに適用して好適なものである。
従来、インターネットを介し接続されたクライアント、サーバ及びプリンタにおいて、クライアントからインターネットを介してサーバに印刷ジョブが送信され、当該印刷ジョブがサーバからインターネットを介してプリンタに送信されることにより、当該プリンタにおいて印刷ジョブに基づき印刷を行うクラウドプリントシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
そのようなクラウドプリントシステムにおいては、クライアントとプリンタとがLAN(Local Area Network)を介し接続され、例えばクライアントがインターネットに接続されていない場合に、クライアントからサーバを経由せずにLANを介し印刷ジョブをプリンタへ送信し、当該プリンタに印刷を行わせるものがある。
そのようなクラウドプリントシステムにおいては、サーバを経由してプリンタで印刷を行った場合は印刷ジョブがサーバに送信されるため当該印刷ジョブがサーバに記憶されるものの、サーバを経由せずプリンタで印刷を行った場合は印刷ジョブがサーバに送信されないためサーバに印刷ジョブが記憶されず、利便性が保てないおそれがあった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、利便性を向上し得る画像形成システム及び画像形成装置を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明の画像形成システムにおいては、インターネットを介し接続されたサーバに印刷ジョブを送信する第1送信部を有する第1の情報処理装置と、第1の情報処理装置から印刷ジョブを受信するサーバ受信部と、第1の情報処理装置から受信した印刷ジョブをインターネットを介し接続された画像形成装置へ送信するサーバ送信部とを有するサーバと、サーバを経由せず画像形成装置に印刷ジョブを送信する第2送信部を有する第2の情報処理装置と、サーバ又は第2の情報処理装置から印刷ジョブを受信する印刷ジョブ受信部と、印刷ジョブ受信部が、サーバから印刷ジョブを受信したか、又は第2の情報処理装置から印刷ジョブを受信したかを判定する印刷ジョブ送信元判定部と、第2の情報処理装置から印刷ジョブを受信したと印刷ジョブ送信元判定部により判定された場合、当該印刷ジョブをサーバへ送信する印刷ジョブ送信部とを有する画像形成装置とを設けるようにした。
これにより本発明の画像形成システムは、サーバを経由せずに画像形成装置が受信し印刷した印刷ジョブをサーバに記憶させることができる。
また本発明の画像形成装置は、サーバ経由又は当該サーバを経由せず情報処理装置から印刷ジョブを受信する印刷ジョブ受信部と、印刷ジョブ受信部が、サーバ経由で印刷ジョブを受信したか、又はサーバを経由せず印刷ジョブを受信したかを判定する印刷ジョブ送信元判定部と、サーバを経由せず情報処理装置から印刷ジョブを受信したと印刷ジョブ送信元判定部により判定された場合、当該印刷ジョブをサーバへ送信する印刷ジョブ送信部とを設けるようにした。
これにより本発明の画像形成装置は、サーバを経由せずに受信し印刷した印刷ジョブをサーバに記憶させることができる。
本発明によれば、サーバを経由せずに画像形成装置が受信し印刷した印刷ジョブをサーバに記憶させることができる。かくして本発明は、利便性を向上し得る画像形成システム及び画像形成装置を実現できる。
以下、発明を実施するための形態(以下実施の形態とする)について、図面を用いて説明する。
[1.実施の形態]
[1−1.クラウドプリントシステムの全体構成]
図1に示すように、クラウドプリントシステム1は、プリンタ2及びユーザ端末4Aが、インターネットNTを介してクラウドプリントサーバ5と接続されている。
[1−1.クラウドプリントシステムの全体構成]
図1に示すように、クラウドプリントシステム1は、プリンタ2及びユーザ端末4Aが、インターネットNTを介してクラウドプリントサーバ5と接続されている。
ユーザ端末4Aは、ノートPC(Personal Computer)又はモバイル端末等、ユーザによる持ち運びが容易な装置により構成され、ユーザに操作されることにより、クラウドプリントサーバ5に登録されたプリンタ2を指定して当該クラウドプリントサーバ5へ印刷ジョブを送信し印刷実行を指示する。
クラウドプリントサーバ5及びプリンタ2には、それぞれ"print.cloud.com"及び"printer.example.com"というホスト名が割り当てられている。
クラウドプリントサーバ5は、ユーザ端末4Aから印刷ジョブが追加されると、印刷ジョブがクラウドプリントサーバ5に追加されたこと示す印刷ジョブ追加通知を印刷先のプリンタ2へ通知する。
プリンタ2は、印刷ジョブ追加通知をクラウドプリントサーバ5から受信するとクラウドプリントサーバ5から印刷ジョブを受信し、当該印刷ジョブに基づき印刷を行う。このように、ユーザ端末4Aからクラウドプリントサーバ5に送信された印刷ジョブをプリンタ2が当該クラウドプリントサーバ5から受信し、当該印刷ジョブに基づき印刷を行うことをクラウド印刷とも呼ぶ。
ユーザ端末4Bは、ノートPC又はモバイル端末等、ユーザによる持ち運びが容易な装置により構成され、LAN6に接続されており、ユーザに操作されることにより、当該LAN6に接続されたプリンタ2へ印刷ジョブを送信し印刷実行を指示する。このユーザ端末4Bは、LAN6によりプリンタ2と接続されてはいるものの、インターネットNTへは接続されていない。
プリンタ2は、印刷ジョブをユーザ端末4Bから受信すると、当該印刷ジョブに基づき印刷を行う。このように、ユーザ端末4Bからクラウドプリントサーバ5を経由せずに送信された印刷ジョブをプリンタ2が受信し、当該印刷ジョブに基づき印刷を行うことをローカル印刷とも呼ぶ。
[1−2.プリンタの構成]
図2に示すように、プリンタ2は、制御部10が各部(記憶部12、送受信部14及び操作表示部16)を統轄制御する。制御部10は、図示しないCPU(Central Processing Unit)を中心に構成されており、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、ハードディスクドライブやフラッシュメモリ等でなる記憶部12から所定のプログラムを読み出して実行することにより、各部を制御して印刷処理等の種々の処理を行う。
図2に示すように、プリンタ2は、制御部10が各部(記憶部12、送受信部14及び操作表示部16)を統轄制御する。制御部10は、図示しないCPU(Central Processing Unit)を中心に構成されており、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、ハードディスクドライブやフラッシュメモリ等でなる記憶部12から所定のプログラムを読み出して実行することにより、各部を制御して印刷処理等の種々の処理を行う。
送受信部14は、例えばネットワークカードであり、LAN6に接続されゲートウェイを通じてインターネットNTに接続されており、当該インターネットNTを介しユーザ端末4A及びクラウドプリントサーバ5とデータの送受信を行う。また送受信部14は、LAN6を介しインターネットNTとは異なるポートでユーザ端末4Bと接続されており、当該LAN6を介しユーザ端末4Bとデータの送受信を行う。
操作表示部16は、操作パネル17と図示しない操作キーとを有している。操作パネル17は、制御部10の制御に基づき各種設定画面等を表示するLCD(Liquid Crystal Display)と、設定画面において各種設定項目の選択を入力をさせるタッチパネルとが一体化されている。操作表示部16は、操作パネル17又は操作キーが操作された際、操作指示を制御部10に出力する。
記憶部12は、ジョブID保存部18を有している。ジョブID保存部18は、印刷ジョブ毎に固有のジョブ識別情報としての印刷ジョブIDを保存する。この印刷ジョブIDは、印刷ジョブID生成要求をユーザ端末4Bから受信した際、制御部10により生成され、ジョブID保存部18に保存されると共に送受信部14によりユーザ端末4Bへ送信される。
また記憶部12は、クラウド印刷を行うためにプリンタ2がクラウドプリントサーバ5から取得した、クラウドプリントシステム1においてプリンタ2を示す固有の識別情報としてのプリンタIDを保存する。本実施の形態においては、プリンタ2を示す"printer_example_com"という文字列からなるプリンタIDが記憶されている。
制御部10は、印刷ジョブ受信部20、印刷ジョブ送信元判定部22、印刷部24、印刷ジョブ送信部26及び印刷エラー検知部28を有している。
印刷ジョブ受信部20は、送受信部14により、クラウドプリントサーバ5からインターネットNTを介して印刷ジョブを取得するか、又はユーザ端末4BからLAN6を介して印刷ジョブを取得する。
印刷ジョブ送信元判定部22は、送受信部14のポートを監視し、印刷ジョブ受信部20がクラウドプリントサーバ5から印刷ジョブを受信したか、又はユーザ端末4Bから接続がされ印刷ジョブを受信したかを判定する。
印刷部24は、印刷ジョブ受信部20が取得した印刷ジョブに含まれ実際に印刷すべきデータである印刷データを、所定の用紙に印刷する。
印刷ジョブ送信部26は、印刷ジョブ受信部20が印刷ジョブをユーザ端末4Bから受信したと印刷ジョブ送信元判定部22が判定した場合、送受信部14により当該印刷ジョブをインターネットNTを介しクラウドプリントサーバ5へ送信することにより保存させる。
印刷エラー検知部28は、印刷を正常に完了できない原因となる消耗品の寿命、用紙のジャムや、印刷可能であるがトナーが規定量よりも減少している状態を示すエラー状態であるトナーロー、トナーが空になり印刷ができない状態を示すエラー状態であるトナーエンプティ等のエラーを検知する。
[1−3.クラウドプリントサーバの構成]
クラウドプリントサーバ5は、図3に示すように、制御部30が各部(記憶部32、送受信部34、操作部36及び表示部38)を統轄制御する。制御部30は、図示しないCPUを中心に構成されており、ROM、RAM、ハードディスクドライブやフラッシュメモリ等でなる記憶部32から所定のプログラムを読み出して実行することにより、各部を制御して種々の処理を行う。
クラウドプリントサーバ5は、図3に示すように、制御部30が各部(記憶部32、送受信部34、操作部36及び表示部38)を統轄制御する。制御部30は、図示しないCPUを中心に構成されており、ROM、RAM、ハードディスクドライブやフラッシュメモリ等でなる記憶部32から所定のプログラムを読み出して実行することにより、各部を制御して種々の処理を行う。
送受信部34は、インターネットNTを介しプリンタ2及びユーザ端末4Aとデータの送受信を行う。
制御部30は、送受信部34を介しプリンタ2からプリンタID登録要求を受信すると、プリンタIDを発行し、当該プリンタIDを送受信部34を介してプリンタ2へ送信する。また制御部30は、プリンタIDと、当該プリンタIDが付されたプリンタ2の管理者のアカウントとを対応付けて、記憶部32におけるクラウドプリンタリストに登録する。このクラウドプリンタリストには、クラウドプリントシステム1において利用可能なプリンタのプリンタIDが、1つのプリンタIDに対し1人の管理者のアカウントのみを対応付けられて登録される。
記憶部32は、クラウドプリンタリストに登録されたプリンタIDが付されたプリンタ毎に、当該プリンタにおいて印刷すべき印刷ジョブが印刷ジョブIDと対応付けてプリンタID毎に蓄積された、印刷ジョブキューを記憶している。また記憶部32は、外部から印刷ジョブキューにアクセスされた際、プリンタID毎に蓄積された複数の印刷ジョブを印刷ジョブIとを対応付けて一覧で表示させる印刷ジョブリストも記憶している。
操作部36は、例えばキーボード及びマウスにより構成され、操作者の操作指示を受け付ける。表示部38は、例えば液晶ディスプレイにより構成され、操作画面を表示する。
[1−4.ユーザ端末4Aの構成]
ユーザ端末4Aは、図4に示すように、制御部40Aが各部(記憶部42A、送受信部44A、操作部46A及び表示部48A)を統轄制御する。制御部40Aは、図示しないCPUを中心に構成されており、ROM、RAM、ハードディスクドライブやフラッシュメモリ等でなる記憶部42Aから所定のプログラムを読み出して実行することにより、各部を制御して種々の処理を行う。
ユーザ端末4Aは、図4に示すように、制御部40Aが各部(記憶部42A、送受信部44A、操作部46A及び表示部48A)を統轄制御する。制御部40Aは、図示しないCPUを中心に構成されており、ROM、RAM、ハードディスクドライブやフラッシュメモリ等でなる記憶部42Aから所定のプログラムを読み出して実行することにより、各部を制御して種々の処理を行う。
送受信部44Aは、インターネットNTを介しプリンタ2及びクラウドプリントサーバ5とデータの送受信を行う。記憶部42Aは、各種印刷ジョブを記憶している。制御部40Aは、記憶部42Aから印刷ジョブを読み出し、印刷先のプリンタを指定してクラウドプリントサーバ5へ送信する。操作部46A及び表示部48Aは、例えばLCDとタッチパネルとが一体化され、各種画面を表示すると共にユーザの操作指示を受け付ける。
[1−5.ユーザ端末4Bの構成]
図5に示すようにユーザ端末4Bは、ユーザ端末4A(図4)とほぼ同様に構成されている。ユーザ端末4Bは、制御部40Bが各部(記憶部42B、送受信部44B、操作部46B及び表示部48B)を統轄制御する。制御部40Bは、図示しないCPUを中心に構成されており、ROM、RAM、ハードディスクドライブやフラッシュメモリ等でなる記憶部42Bから所定のプログラムを読み出して実行することにより、各部を制御して種々の処理を行う。
図5に示すようにユーザ端末4Bは、ユーザ端末4A(図4)とほぼ同様に構成されている。ユーザ端末4Bは、制御部40Bが各部(記憶部42B、送受信部44B、操作部46B及び表示部48B)を統轄制御する。制御部40Bは、図示しないCPUを中心に構成されており、ROM、RAM、ハードディスクドライブやフラッシュメモリ等でなる記憶部42Bから所定のプログラムを読み出して実行することにより、各部を制御して種々の処理を行う。
送受信部44Bは、LAN6を介しプリンタ2とデータの送受信を行う。また上述したように、送受信部44BはインターネットNTへは接続されていない。記憶部42Bは、各種印刷ジョブを記憶している。制御部40Bは、記憶部42Bから印刷ジョブを読み出し、印刷先のプリンタであるプリンタ2へ送信する。操作部46B及び表示部48Bは、例えばLCDとタッチパネルとが一体化され、各種画面を表示すると共にユーザの操作指示を受け付ける。
[1−6.ローカル印刷処理手順]
プリンタ2によるローカル印刷処理の具体的な処理手順について、図6のフローチャートを用いて説明する。制御部10は、記憶部12からローカル印刷処理プログラムを読み出して実行することによりローカル印刷処理手順RT1を開始し、ステップSP1へ移る。
プリンタ2によるローカル印刷処理の具体的な処理手順について、図6のフローチャートを用いて説明する。制御部10は、記憶部12からローカル印刷処理プログラムを読み出して実行することによりローカル印刷処理手順RT1を開始し、ステップSP1へ移る。
ステップSP1において制御部10は、印刷ジョブ送信元判定部22により、LAN6を介しユーザ端末4Bから接続がされた否かを判定する。ここで否定結果が得られると、このことは、ユーザ端末4Bから印刷ジョブを送信するための接続がされていないことを表し、このとき制御部10はステップSP1へ戻り、ユーザ端末4Bから接続されたか否かを再度判定することにより、ユーザ端末4Bからの接続を待ち受ける。
一方ステップSP1において肯定結果が得られると、このことは、ユーザ端末4Bから印刷ジョブを送信するための接続がされたことを表し、このとき制御部10はステップSP2へ移り、印刷ジョブ受信部20によりユーザ端末4Bから印刷ジョブを取得し、ステップSP3へ移り、取得した印刷ジョブを印刷部24により印刷し、ステップSP4へ移る。
ステップSP4において制御部10は、印刷ジョブ送信部26により、印刷を行った印刷ジョブをクラウドプリントサーバ5におけるプリンタ2の印刷ジョブキューへ送信し、ステップSP5へ移りローカル印刷処理手順RT1を終了する。
次に、クラウドプリントシステム1によるユーザ端末4Bとプリンタ2とクラウドプリントサーバ5とのローカル印刷処理手順RT2について、図7のシーケンスチャートを用いて説明する。
ステップSP11においてユーザ端末4Bの制御部40Bは、プリンタ2へ印刷ジョブID生成要求を送信する。具体的には制御部40Bは、プリンタ2のURLである"http://printer.example.com/createjob"に対して、印刷ジョブの解像度等を示す設定情報と共にPOSTコマンドを送信する。
プリンタ2の制御部10は、印刷ジョブID生成要求を受信すると、ステップSP12において印刷ジョブIDを生成し、ステップSP13においてユーザ端末4Bへ印刷ジョブID生成応答を送信する。具体的には制御部10は、正常応答を示す"200 OK"と、印刷ジョブIDを示す"ABCD"とをユーザ端末4Bへ送信する。
ユーザ端末4Bの制御部40Bは、印刷ジョブID生成応答を受信すると、ステップSP14において、プリンタ2へ印刷ジョブを送信する。具体的には制御部40Bは、プリンタ2のURLである"http://printer.example.com/senddoc"に対して、印刷ジョブのデータである"image.pdf"と印刷ジョブIDの"ABCD"と共にPOSTコマンドを送信する。
プリンタ2の制御部10は、印刷ジョブ受信部20により印刷ジョブを受信すると、ステップSP15において、印刷ジョブ送信元判定部22により印刷ジョブの送信元がユーザ端末4Bであると判定し、ステップSP16に移る。
ステップSP16において制御部10は、ユーザ端末4Bへ印刷ジョブ応答を送信する。具体的には制御部10は、正常応答を示す"200 OK"をユーザ端末4Bへ送信し、ステップSP17へ移る。ステップSP17において制御部10は、印刷部24により印刷ジョブに基づき印刷データを印刷し、ステップSP18へ移る。
ステップSP18において制御部10は、印刷ジョブ送信部26により、ユーザ端末4Bから受信した印刷ジョブをクラウドプリントサーバ5へ送信する。具体的には印刷ジョブ送信部26は、インターネットNT上のクラウドプリントサーバ5におけるプリンタ2の印刷ジョブキューのURLである"http://print.cloud.com/submit?id=printer_example_com"に対して、印刷ジョブのデータである"image.pdf"と印刷ジョブIDの"ABCD"と共にPOSTコマンドを送信する。
クラウドプリントサーバ5の制御部30は、印刷ジョブを受信すると、ステップSP19において当該印刷ジョブを記憶部32に保存し、ステップSP20へ移る。ステップSP20において制御部30は、プリンタ2へ印刷ジョブ応答を送信する。具体的には制御部30は、正常応答を示す"200 OK"をプリンタ2へ送信する。
プリンタ2の制御部10は、印刷ジョブ応答を受信すると、ステップSP21において、クラウドプリントサーバ5へ送信した印刷ジョブの印刷ジョブIDである"ABCD"を記憶部12のジョブID保存部18に保存する。
[1−7.クラウド印刷処理手順]
プリンタ2によるクラウド印刷処理の具体的な処理手順について、図8のフローチャートを用いて説明する。制御部10は、記憶部12からクラウド印刷処理プログラムを読み出して実行することによりクラウド印刷処理手順RT3を開始し、ステップSP21へ移る。
プリンタ2によるクラウド印刷処理の具体的な処理手順について、図8のフローチャートを用いて説明する。制御部10は、記憶部12からクラウド印刷処理プログラムを読み出して実行することによりクラウド印刷処理手順RT3を開始し、ステップSP21へ移る。
ステップSP21において制御部10は、クラウドプリントサーバ5におけるプリンタ2の印刷ジョブキューに印刷ジョブが存在するか否かを判定する。ここで否定結果が得られると、このことは、現在クラウドプリントサーバ5におけるプリンタ2の印刷ジョブキューに印刷ジョブが存在しないことを表し、このとき制御部10はステップSP21へ戻り、プリンタ2の印刷ジョブキューに印刷ジョブが存在するか否かを再度判定することにより、クラウドプリントサーバ5に印刷ジョブが追加されることを待ち受ける。
一方ステップSP21において肯定結果が得られると、このことは、現在クラウドプリントサーバ5におけるプリンタ2の印刷ジョブキューに印刷ジョブが存在することを表し、このとき制御部10はステップSP22へ移り、クラウドプリントサーバ5におけるプリンタ2の印刷ジョブリストを取得し、ステップSP23へ移る。
ステップSP23において制御部10は、ユーザ端末4Bからプリンタ2が取得しクラウドプリントサーバ5へ既に送信した印刷ジョブ以外の印刷ジョブが印刷ジョブリストに存在するか否かを判定する。具体的には制御部10は、ジョブID保存部18に保存された印刷ジョブID以外の印刷ジョブIDが付された印刷ジョブが印刷ジョブリストに記載されているか否かを判定する。
ここで否定結果が得られると、このことは、現在クラウドプリントサーバ5におけるプリンタ2の印刷ジョブキューには、以前プリンタ2がユーザ端末4Bから取得した印刷ジョブしか存在していないため、当該印刷ジョブは既に印刷したものであり受信して再度印刷する必要はないことを表し、このとき制御部10はステップSP26へ移り、クラウド印刷処理手順RT3を終了する。
一方ステップSP23において肯定結果が得られると、このことは、現在クラウドプリントサーバ5におけるプリンタ2の印刷ジョブキューに、以前プリンタ2がユーザ端末4Bから取得した印刷ジョブ以外の印刷ジョブが存在するため、当該印刷ジョブはまだ印刷したものでなく受信して印刷する必要があることを表し、このとき制御部10はステップSP24へ移る。
ステップSP24において制御部10は、印刷ジョブ受信部20によりクラウドプリントサーバ5から印刷ジョブを取得し、ステップSP25へ移り、取得した印刷ジョブを印刷部24により印刷し、ステップSP26へ移りクラウド印刷処理手順RT3を終了する。
次に、クラウドプリントシステム1によるプリンタ2とクラウドプリントサーバ5とのクラウド印刷処理手順RT4について、図9のシーケンスチャートを用いて説明する。
ステップSP31においてプリンタ2の制御部10は、クラウドプリントサーバ5へ印刷ジョブ確認要求を送信する。具体的には制御部10は、インターネットNT上のクラウドプリントサーバ5におけるプリンタ2の印刷ジョブキューのURLである"http://print.cloud.com/fetch?id=printer1_example_com"に対してGETコマンドを送信する。
制御部10は、クラウドプリントサーバ5におけるプリンタ2の印刷ジョブキューに印刷ジョブが存在するか否かを、クラウドプリントサーバ5から印刷ジョブを取得するまで、定期的に問い合わせる。
クラウドプリントサーバ5の制御部30は、印刷ジョブ確認要求を受信すると、記憶部32におけるプリンタ2の印刷ジョブキューに印刷ジョブが存在する場合、ステップSP32においてプリンタ2へ印刷ジョブ確認応答を送信する。具体的には制御部30は、正常応答を示す"200 OK"と、印刷ジョブの取得先のURLであり印刷ジョブリストを示す"http://print.cloud.com/printer1_example_com"とをプリンタ2へ送信する。因みに記憶部32におけるプリンタ2の印刷ジョブキューに印刷ジョブが存在しない場合、制御部30は、"200 OK"と、印刷ジョブが存在しないことを示す"null"とをプリンタ2へ送信する。
プリンタ2の制御部10は、印刷ジョブ確認応答を受信すると、ステップSP33において、クラウドプリントサーバ5へ印刷ジョブ取得要求を送信する。具体的には制御部10は、印刷ジョブリストに記載された印刷ジョブの取得先のURLである"http://print.cloud.com/printer1_example_com/image.pdf"に対してGETコマンドを送信する。
クラウドプリントサーバ5の制御部30は、印刷ジョブ取得要求を受信すると、ステップSP34においてプリンタ2へ印刷ジョブ取得応答を送信する。具体的には制御部30は、正常応答を示す"200 OK"と、印刷ジョブのデータである"image.pdf"とをプリンタ2へ送信する。
プリンタ2の制御部10は、印刷ジョブ受信部20により印刷ジョブ取得応答を受信すると、ステップSP35において印刷部24により印刷ジョブに基づき印刷データを印刷する。
ここで制御部10は、プリンタ2がユーザ端末4Bから取得した印刷ジョブしか印刷ジョブリストに存在していなかった場合、ステップSP33以下の処理を省略することにより、クラウドプリントサーバ5からの印刷ジョブの取得を行わない。
[1−8.効果]
以上の構成においてプリンタ2は、受信した印刷ジョブが、クラウドプリントサーバ5から受信したか、又は当該クラウドプリントサーバ5を経由せずユーザ端末4Bから受信したかの何れかを判定し、ユーザ端末4Bから受信したと判定した場合、当該印刷ジョブをクラウドプリントサーバ5へ送信するようにした。
以上の構成においてプリンタ2は、受信した印刷ジョブが、クラウドプリントサーバ5から受信したか、又は当該クラウドプリントサーバ5を経由せずユーザ端末4Bから受信したかの何れかを判定し、ユーザ端末4Bから受信したと判定した場合、当該印刷ジョブをクラウドプリントサーバ5へ送信するようにした。
このためクラウドプリントシステム1は、クラウドプリントサーバ5を経由してプリンタ2が印刷ジョブを受信した場合と、クラウドプリントサーバ5を経由せずプリンタ2が印刷ジョブを受信した場合との何れにおいても、印刷ジョブをクラウドプリントサーバ5に記憶させることができ、その後当該印刷ジョブをクラウドプリントシステム1の他のプリンタがクラウドプリントサーバ5から受信して再利用したり共有したりすることができる。
またプリンタ2は、ローカル印刷の際ユーザ端末4Bから取得して印刷しクラウドプリントサーバ5へ送信した印刷ジョブの印刷ジョブIDを記憶しておき、その後のクラウド印刷の際に、当該印刷ジョブIDが付された印刷ジョブはクラウドプリントサーバ5から受信しないようにした。これによりプリンタ2は、クラウドプリントサーバ5に印刷ジョブを残留させておくことができる。
以上の構成によれば、クラウドプリントシステム1は、インターネットNTを介し接続されたクラウドプリントサーバ5に印刷ジョブを送信する送受信部44Aを有するユーザ端末4Aと、ユーザ端末4Aから印刷ジョブを受信しインターネットNTを介し接続されたプリンタ2へ送信する送受信部34を有するクラウドプリントサーバ5と、クラウドプリントサーバ5を経由せずプリンタ2に印刷ジョブを送信する送受信部44Bを有するユーザ端末4Bと、クラウドプリントサーバ5又はユーザ端末4Bから印刷ジョブを受信する印刷ジョブ受信部20と、印刷ジョブ受信部20が、クラウドプリントサーバ5から印刷ジョブを受信したか、又はユーザ端末4Bから印刷ジョブを受信したかを判定する印刷ジョブ送信元判定部22と、ユーザ端末4Bから印刷ジョブを受信したと印刷ジョブ送信元判定部22により判定された場合、当該印刷ジョブをクラウドプリントサーバ5へ送信する印刷ジョブ送信部26とを有するプリンタ2とを設けるようにした。
これによりクラウドプリントシステム1は、クラウドプリントサーバ5を経由せずにプリンタ2が受信し印刷した印刷ジョブをクラウドプリントサーバ5に記憶させることができる。
[2.他の実施の形態]
なお上述した実施の形態においては、印刷ジョブ送信元判定部22が送受信部14のポートを監視することにより、クラウドプリントサーバ5又はユーザ端末4Bの何れから印刷ジョブを受信したかを判定し、ユーザ端末4Bから印刷ジョブを受信したと判定した場合、印刷ジョブをクラウドプリントサーバ5へ送信する場合について述べた。本発明はこれに限らず、ローカル印刷においてユーザ端末4Bからプリンタ2へ印刷ジョブを送信する際、当該印刷ジョブはクラウドプリントサーバ5へ送信する必要があるか否かを示す付加情報としての印刷ジョブ送信要否情報を付加し、プリンタ2は、当該印刷ジョブ送信要否情報に基づき、印刷ジョブをクラウドプリントサーバ5へ送信するか否かを判定しても良い。この場合プリンタ2は、印刷ジョブの送信元に加えて、印刷ジョブ送信要否情報を受信した場合等のプリンタ2の状況に応じて当該印刷ジョブをクラウドプリントサーバ5へ送信するか否かを判定することができる。
なお上述した実施の形態においては、印刷ジョブ送信元判定部22が送受信部14のポートを監視することにより、クラウドプリントサーバ5又はユーザ端末4Bの何れから印刷ジョブを受信したかを判定し、ユーザ端末4Bから印刷ジョブを受信したと判定した場合、印刷ジョブをクラウドプリントサーバ5へ送信する場合について述べた。本発明はこれに限らず、ローカル印刷においてユーザ端末4Bからプリンタ2へ印刷ジョブを送信する際、当該印刷ジョブはクラウドプリントサーバ5へ送信する必要があるか否かを示す付加情報としての印刷ジョブ送信要否情報を付加し、プリンタ2は、当該印刷ジョブ送信要否情報に基づき、印刷ジョブをクラウドプリントサーバ5へ送信するか否かを判定しても良い。この場合プリンタ2は、印刷ジョブの送信元に加えて、印刷ジョブ送信要否情報を受信した場合等のプリンタ2の状況に応じて当該印刷ジョブをクラウドプリントサーバ5へ送信するか否かを判定することができる。
また、ローカル印刷においてユーザ端末4Bからプリンタ2へ印刷ジョブを送信する際、当該印刷ジョブはクラウドプリントサーバ5を経由せず送信されたものであることを示すローカル印刷情報を印刷ジョブに付加して送信しても良い。このローカル印刷情報は、クラウド印刷においてユーザ端末4Aからクラウドプリントサーバ5へ送信される印刷ジョブには付加されないため、上述した印刷ジョブIDを用いなくても、プリンタ2がクラウドプリントサーバ5から印刷ジョブを受信する際、ローカル印刷情報が付された印刷ジョブは受信しないことにより、クラウドプリントサーバ5に印刷ジョブを残留させることができる。
またプリンタ2は、ユーザ端末4Bから印刷ジョブを受信した際、例えば印刷エラー検知部28によりトナーローが検出されている場合は当該印刷ジョブをクラウドプリントサーバ5へ送信せず、トナーエンプティが検出されている場合は当該印刷ジョブをクラウドプリントサーバ5へ送信する等、エラー状態の種別に応じて、クラウドプリントサーバ5へ印刷ジョブを送信するか否かを判定しても良い。この場合、印刷ができないエラー状態であるトナーエンプティの場合はクラウドプリントサーバ5へ印刷ジョブを送信して保存させておき、トナーが補給された後に当該印刷ジョブをクラウドプリントサーバ5から受信して印刷を行うことができる。また例えば、復旧に特に時間を要するエラー状態の場合はクラウドプリントサーバ5へ印刷ジョブを送信するようにしても良い。
さらに、規定時間内に同じ印刷ジョブをプリンタ2がユーザ端末4Bから受信した場合、1回印刷を失敗しているとみなし、当該印刷ジョブをクラウドプリントサーバ5へ送信して記憶させても良い。
さらに、プリンタ2がユーザ端末4Bから受信した印刷ジョブをクラウドプリントサーバ5へ送信する際、当該印刷ジョブをクラウドプリントサーバ5の印刷ジョブキューに保存させるというステータスを指定しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、クラウド印刷において、印刷ジョブリストにおける、プリンタ2がクラウドプリントサーバ5へ送信した印刷ジョブの印刷ジョブIDが付されていない印刷ジョブをプリンタ2が当該クラウドプリントサーバ5から受信する場合について述べた。本発明はこれに限らず、操作表示部16に印刷ジョブリストを表示させることにより、クラウドプリントサーバ5から受信する印刷ジョブをユーザが印刷ジョブリストから選択するようにしても良い。
さらに上述した実施の形態においては、ローカル印刷処理手順RT1のステップSP3において印刷を行った後に、ステップSP4においてクラウドプリントサーバ5へ印刷ジョブを送信する場合について述べた。本発明はこれに限らず、印刷を行う前にクラウドプリントサーバ5へ印刷ジョブを送信しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、ユーザ端末4Bは、LAN6によりプリンタ2と接続されてはいるもののインターネットNTへは接続されていない場合について述べた。本発明はこれに限らず、ユーザ端末4BはインターネットNTへは接続されていても良い。その場合、クラウドプリントサーバ5を経由してユーザ端末4Bからプリンタ2が印刷ジョブを受信した際は当該印刷ジョブをクラウドプリントサーバ5へ送信しない一方、クラウドプリントサーバ5を経由せずユーザ端末4Bからプリンタ2が印刷ジョブを受信した際は当該印刷ジョブをクラウドプリントサーバ5へ送信すれば良い。要は、ユーザ端末4Bからクラウドプリントサーバ5を経由せずに送信された印刷ジョブをプリンタ2が受信し、当該印刷ジョブに基づき印刷を行う際に、プリンタ2がクラウドプリントサーバ5へ当該印刷ジョブを送信すれば良い。
さらに上述した実施の形態においては、プリンタ2とユーザ端末4BとがLAN6で接続される場合について述べた。本発明はこれに限らず、プリンタ2とユーザ端末4BとがUSB(Universal Serial Bus)ケーブル、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.3u/abやIEEE802.11a/b/g/n等の規格に準じた有線又は赤外線通信等の無線等、種々の通信手段を介して接続され、当該通信手段を介してユーザ端末4Bからプリンタ2へ印刷ジョブを送信しても良い。
またユーザ端末4Bを、例えばUSBメモリ、携帯電話や各種ディスク等、持ち運び容易な可搬型記憶媒体とし、当該可搬型記憶媒体かららプリンタ2へ印刷ジョブを送信しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、ノートPC又はモバイル端末等によりユーザ端末4Aを構成する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ユーザにより持ち運びが容易であり且つ印刷ジョブをクラウドプリントサーバ5に送信する種々の装置であって良い。
さらに上述した実施の形態においては、プリンタ2、ユーザ端末4A及びクラウドプリントサーバ5がインターネットNTを介して接続される場合について述べた。本発明はこれに限らず、USBケーブル、IEEE802.3u/abやIEEE802.11a/b/g/n等の規格に準じた有線又は無線のLAN等、種々の通信手段を介して接続しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、ユーザ端末4AからインターネットNTを介してクラウドプリントサーバ5に送信された印刷ジョブと、ユーザ端末4BからLAN6を介して送信された印刷ジョブとをプリンタ2において印刷するクラウドプリントシステム1に本発明を適用する場合について述べた。本発明はこれに限らず、ユーザ端末4AからインターネットNTを介してサーバに送信された種々のコンテンツデータと、ユーザ端末4BからLAN6を介して送信された種々のコンテンツデータとを所定の機器においてダウンロードするシステムに本発明を適用しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、プリンタに本発明を適用する場合について述べた。本発明はこれに限らず、例えばコピー機、複合機、FAX機等の種々の機器に本発明を適用しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、第1送信部としての送受信部44Aを有する第1の情報処理装置としてのユーザ端末4Aと、サーバ受信部としての送受信部34と、サーバ送信部としての送受信部34とを有するサーバとしてのクラウドプリントサーバ5と、第2送信部としての送受信部44Bを有する第2の情報処理装置としてのユーザ端末4Bと、印刷ジョブ受信部としての制御部10及び印刷ジョブ受信部20と、印刷ジョブ送信元判定部としての制御部10及び印刷ジョブ送信元判定部22と、印刷ジョブ送信部としての制御部10及び印刷ジョブ送信部26とを有する画像形成装置としてのプリンタ2とによって画像形成システムしてのクラウドプリントシステム1を構成する場合について述べた。
本発明はこれに限らず、その他種々の構成でなる第1送信部を有する第1の情報処理装置と、サーバ受信部と、サーバ送信部とを有するサーバと、第2送信部を有する第2の情報処理装置と、印刷ジョブ受信部と、印刷ジョブ送信元判定部と、印刷ジョブ送信部とを有する画像形成装置とによって画像形成システムを構成するようにしても良い。
さらに上述した実施の形態においては、印刷ジョブ受信部としての制御部10及び印刷ジョブ受信部20と、印刷ジョブ送信元判定部としての制御部10及び印刷ジョブ送信元判定部22と、印刷ジョブ送信部としての制御部10及び印刷ジョブ送信部26とによって、画像形成装置としてのプリンタ2を構成する場合について述べた。
本発明はこれに限らず、その他種々の構成でなる印刷ジョブ受信部と、印刷ジョブ送信元判定部と、印刷ジョブ送信部とによって画像形成装置を構成するようにしても良い。
本発明は、プリンタに画像を印刷させるコンピュータの他、イメージスキャナやファクシミリ装置、或いは複写機等、画像に関する種々の処理を行う種々の電子機器でも利用できる。
1……クラウドプリントシステム、2……プリンタ、4A、4B……ユーザ端末、5……クラウドプリントサーバ、6……LAN、10……制御部、12……記憶部、14……送受信部、16……操作表示部、17……操作パネル、18……ジョブID保存部、20……印刷ジョブ受信部、22……印刷ジョブ送信元判定部、24……印刷部、26……印刷ジョブ送信部、28……印刷エラー検知部、30……制御部、32……記憶部、34……送受信部、36……操作部、38……表示部、40A、40B……制御部、42A、42B……記憶部、44A、44B……通信部、46A、46B……操作部、48A、42B……表示部、NT……インターネット。
Claims (6)
- インターネットを介し接続されたサーバに印刷ジョブを送信する第1送信部
を有する第1の情報処理装置と、
前記第1の情報処理装置から印刷ジョブを受信するサーバ受信部と、
前記第1の情報処理装置から受信した印刷ジョブを前記インターネットを介し接続された画像形成装置へ送信するサーバ送信部と
を有するサーバと、
前記サーバを経由せず前記画像形成装置に印刷ジョブを送信する第2送信部
を有する第2の情報処理装置と、
前記サーバ又は前記第2の情報処理装置から印刷ジョブを受信する印刷ジョブ受信部と、
前記印刷ジョブ受信部が、前記サーバから印刷ジョブを受信したか、又は前記第2の情報処理装置から印刷ジョブを受信したかを判定する印刷ジョブ送信元判定部と、
前記第2の情報処理装置から印刷ジョブを受信したと前記印刷ジョブ送信元判定部により判定された場合、当該印刷ジョブを前記サーバへ送信する印刷ジョブ送信部と
を有する画像形成装置と
を具える画像形成システム。 - 前記印刷ジョブ送信部は、前記印刷ジョブの送信元と、前記画像形成装置の状況とに応じて、前記印刷ジョブを前記サーバへ送信するか否かを判定する
請求項1に記載の画像形成システム。 - 前記画像形成装置において発生したエラーを検知するエラー検知部
をさらに有し、
前記印刷ジョブ送信部は、前記エラー検知部において検知したエラー状態に応じて前記印刷ジョブを前記サーバへ送信するか否かを判定する
請求項2に記載の画像形成システム。 - 前記印刷ジョブ送信部は、前記印刷ジョブの送信元と、前記印刷ジョブに付加された付加情報とに基づいて前記印刷ジョブを前記サーバへ送信するか否かを判定する
請求項1に記載の画像形成システム。 - 前記印刷ジョブ受信部が受信した印刷ジョブに基づき印刷を行う印刷部
をさらに有する
請求項1に記載の画像形成システム。 - サーバ経由又は当該サーバを経由せず情報処理装置から印刷ジョブを受信する印刷ジョブ受信部と、
前記印刷ジョブ受信部が、前記サーバ経由で印刷ジョブを受信したか、又は前記サーバを経由せず印刷ジョブを受信したかを判定する印刷ジョブ送信元判定部と、
前記サーバを経由せず情報処理装置から印刷ジョブを受信したと前記印刷ジョブ送信元判定部により判定された場合、当該印刷ジョブを前記サーバへ送信する印刷ジョブ送信部と
を有する画像形成装置。
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