JP2015133661A - 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、およびプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理装置の制御方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】OSが色変換処理を実行するために参照するカラープロファイル/または当該カラープロファイルに対応する出力条件を適切に更新することができる画像処理装置、画像処理装置の制御方法、およびプログラムを提供する。【解決手段】カラープロファイルおよび/またはこれに対応する出力条件が更新された場合、これら更新情報を用い、OSによって色変換処理が実行されるときに参照されるカラープロファイルおよび/または当該カラープロファイルに対応する出力条件を更新する。【選択図】図1

Description

本発明は、出力装置により出力される画像に色変換処理を実行する画像処理装置、画像処理装置の制御方法、およびプログラムに関する。
スキャナ、モニタ、プリンタなどをはじめとする画像入出力デバイスは、その種類や機種ごとに色再現範囲が異なる。例えば、色相や明度で色を表現するL座標において、任意のモニタが表現可能な色空間(色再現範囲)と、カラープリンタが記録媒体に表現可能な色空間とでは、その大きさも形状も異なる。よって、モニタに表示されているカラー画像をカラープリンタで出力する場合には、モニタの色になるべく近い色が再現されるように、モニタに表示されている色の夫々について、カラープリンタで表現可能な色のいずれかに対応づける色変換処理が必要となる。このようなデバイス間の色信号の対応付け、すなわち所定の色信号をデバイスにおいてどの色信号に変換するかの対応づけは、一般にルックアップテーブルなどを用いて行われ、カラープロファイルと呼ばれている。
カラープロファイルは、モニタやカラープリンタなどデバイスごと用意される。また、同じカラープリンタであっても、使用するインクの種類や用紙の種類によって色再現範囲は異なるので、カラープリンタにおいては、使用するインクや用紙の種類あるいは画像品位ごとにカラープロファイルが用意されている。
特許文献1には、様々なカラープロファイルを記憶・管理するためのプロファイル管理サーバを用意し、複数の印刷業者と複数のデザイン・製作会社の間で、カラープロファイルの更新をスムーズに行うための構成が開示されている。特許文献1によれば、印刷会社のパーソナルコンピュータでカラープロファイルの更新登録が行われた場合、プロファイル管理サーバが、デザイン・製作会社のパーソナルコンピュータにダウンロードされているカラープロファイルを、自動更新する。
特開2003−110857号公報
特許文献1に記載の技術では、新たに利用するカラープロファイルの登録時に色変換部が利用するカラープロファイルを新たなカラープロファイルで置き換える。しかしながら、その更新が、オペレーティングシステム(OS)のカラープロファイルに関連する機能を利用するための設定ファイルに反映されないことがある。そのため、カラープロファイルの更新を行ったとしても、OSにより色変換処理を行う場合、その更新後のカラープロファイルが用いられないことがある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものである。よって、その目的とするところは、OSが色変換処理を実行するために参照するカラープロファイル/または当該カラープロファイルに対応する出力条件を適切に更新することができる画像処理装置、画像処理装置の制御方法、およびプログラムを提供することである。
そのために本発明は、出力装置により出力される画像に対する色変換処理を実行可能な画像処理装置であって、前記出力装置のためのデバイスドライバによって前記色変換処理を実行する色変換手段と、前記色変換手段が前記色変換処理を実行するために参照するカラープロファイルを、前記出力装置が画像を出力するときの複数の出力条件のそれぞれに対応づけて記憶する記憶手段と、前記記憶手段におけるカラープロファイルおよび/または当該カラープロファイルに対応する出力条件が更新された場合に、当該更新されたカラープロファイルおよび/または当該更新された出力条件を用いて、オペレーティングシステムによって前記色変換処理が実行されるときに参照されるカラープロファイルおよび/または当該カラープロファイルに対応する出力条件を更新する更新手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、OSが色変換処理を実行するために参照するカラープロファイル/または当該カラープロファイルに対応する出力条件を適切に更新することができる。
実施例1で使用する印刷システムのソフトウェア構成を示す図である。 実発明で使用可能な印刷システムのハードウェアの構成を示す図である。 (a)〜(d)は、プリンタドライバ構成ファイルの記憶状態を示す図である。 (a)〜(c)は、印刷設定ダイアログの表示画面の例である。 各コンボボックスで選択可能なパラメータを示す図である。 印刷条件とカラープロファイルの対応情報を示す図である。 実施例1における更新工程を説明するためのフローチャートである。 実施例2における更新工程を説明するためのフローチャートである。 (a)および(b)は、実施例2で表示されるダイアログを示す図である。 実施例3における更新工程を説明するためのフローチャートである。 実施例3で表示されるダイアログを示す図である。
[実施例1]
図1は、本実施例で使用する印刷システムのソフトウェア構成を示す図である。本実施例の印刷システムは、ホストPC101とこれに接続するプリンタ102によって構成されている。ユーザは、ホストPC101にインストールされているアプリケーション103を用いて画像を作成し、作成した画像の印刷をプリンタに指示することが出来る。
このような印刷指示を行う場合、例えばアプリケーション103と同じくホストPCにインクストールされているプリンタドライバ104が起動される。そして、ユーザはこのプリンタドライバのUIを通して用紙の種類や画像品位などの様々な項目を設定した上で、印刷開始コマンドを発信する。プリンタドライバ104は、設定された項目に従って、アプリケーション103から受け取った画像データに対して後述する色変換処理を含む様々な画像処理を施し、プリンタ102が受信可能なフォーマットに画像データを整えた後、プリンタ102に送信する。なお、プリンタ102においては、上記のプリンタドライバ104における設定に応じたインクを用いて印刷が実行される。例えばユーザがモノクロ印刷を指定した場合、黒やグレー等のインクが、カラー印刷よりも多く用いられる。またユーザが設定した印刷品位に応じたインクが用いて印刷が実行される。
CMM(カラーマネージメントモジュール)105は、ホストPCのモニタやプリンタ102のようなデバイス間のカラーマッチングを図るために、色変換処理を行う機構である。本実施例において、CMM105は、OS(オペレーティングシステム)によって提供されるOS提供CMM105aと、アプリケーション103やプリンタドライバ104のベンダーによって提供されるベンダー提供CMM105bと、の両方が備わっている。プリンタドライバ104においては、アプリケーション103から受け取った画像データに対する色変換処理を、ベンダー提供CMM105bもしくはOS提供CMM105aを用いて実行可能になっている。
CMM105は、例えば変換用の多次元ルックアップテーブル形態のカラープロファイルを参照することによって、アプリケーションで作成された画像の色変換処理を行う。このようなルックアップテーブルすなわちカラープロファイルは、デバイスの種類ごとに、また同じデバイス(プリンタ)であっても記録する用紙やインクなどに対応づけて、予め複数の種類が用意されている。即ち、ユーザが設定する印刷設定(用紙種類、印刷品位等)や、印刷に使用されるプリンタといった印刷条件に対応するカラープロファイルが用意されている。
プリンタドライバ104のベンダー提供CMM105bが使用するカラープロファイルは、後述する補助記憶装置205に設けられているカラープロファイル記憶領域106に記憶されている。一方、OS提供CMM105aが使用するカラープロファイルは、後述する補助記憶装置205に記憶されているプリンタドライバ構成ファイル107に記憶されている。プリンタ102がサポートしている用紙やインクに対応するカラープロファイルについては、プリンタドライバ104がインストールされる時に、カラープロファイル記憶領域106に同時にインストール(記憶)される。
対応情報記憶部108には、個々の印刷条件と使用すべきカラープロファイルとの対応関係が記憶されている。プリンタドライバ104はプリンタに印刷を実行させる際、対応情報記憶部108を参照し、当該印刷における印刷条件に対応するカラープロファイルをカラープロファイル記憶領域106に記憶されている複数のカラープロファイルの中から選択する。そして、これをベンダー提供CMM105bに受け渡す。ベンダー提供CMM105bは、受け渡されたカラープロファイルを用いて色変換処理を行う。このような印刷条件とカラープロファイルとの対応情報についても、プリンタ102がサポートしている印刷条件については、プリンタドライバ104がインストールされる際に、対応情報記憶部108に記憶される。一方、OS提供CMM10aが使用するカラープロファイルと印刷条件との対応付けは、カラープロファイルと同様の記憶形式で、プリンタドライバ構成ファイル107に記憶されている。
メディア管理アプリケーション110は、プリンタがデフォルトでサポートしない用紙等、新たな印刷条件に応じたカラープロファイルを、メディア管理アプリケーション110もしくはプリンタドライバ104のUIを介して入力したユーザ指示に応じて作成する。そして、メディア管理アプリケーション110は、その作成されたカラープロファイルを、カラープロファイル記憶領域106に記憶する。本実施例において、カラープロファイル記憶領域106に新たに記憶されたカラープロファイルを、OS提供CMM105aが色変換処理に用いることができるように、カラープロファイル設定更新制御部109が処理を行う。具体的には、カラープロファイル設定更新制御部109は、OS提供CMM105aがその新たなカラープロファイルを参照できるように、そのカラープロファイルをプリンタドライバ構成ファイル107に追加する。
なお、OS提供CMM105aで色変換処理を行う場合、OSは、プリンタドライバ104で設定された印刷条件に基づいて、プリンタドライバ構成ファイル107に記憶されている複数のカラープロファイルの中から1つのカラープロファイルを選択する。プリントキューを登録する場合も、プリンタドライバ構成ファイル107に登録されている内容に従ってプリントデータを作成する。
図2は、本実施例で使用する印刷システムのハードウェアの構成を示す図である。CPUを備えた中央処理装置201、RAMなどの記憶装置202、マウスやキーボード等の入力装置203、CRTやLCDなどの表示装置204、ハードディスクや光磁気ディスク等の補助記憶装置205は、内部バスラインIBにより接続されている。また、これらを備えたホストPC101に対し、プリンタ102がバスラインBLを介して外部接続されている。なお、表示装置204や入力装置203は、ホストPC101に内蔵されている場合に限らず、ホストPC101に接続される外部のデバイスであってもよい。
図1で説明した各種ソフトウェアに対応するプログラムは、補助記憶装置205に記憶され、中央処理装置201によって当該プログラムが実行されることでソフトウェアが起動される。具体的には、中央処理装置201は、補助記憶装置205に記憶された、OSやプリンタドライバなどの各種ソフトウェアのプログラムに従って、記憶装置202をワークエリアとして使用しながら、システム全体を制御しつつ各種処理を実行する。
表示装置204は、アプリケーション103やプリンタドライバ104を介してユーザに情報を提供する。ユーザは、当該情報を確認しながら、入力装置203を介して、各種コマンドや情報の入力を行う。なお、図4、図9を用いて後述する表示画面は、中央処理装置201により表示装置204に表示される。
図3(a)〜(d)は、対応情報記憶部108またはプリンタドライバ構成ファイル107に記憶されている、印刷条件と使用すべきカラープロファイルとの対応関係を示す図である。ここでは、プリンタドライバ104を介して設定される印刷条件に対応する2つのキー、すなわち用紙の種類を示す“Media”と、画像の解像度を示す“Resorution”の組み合わせに応じたカラープロファイルが指定されている。例として、図3(a)の1行目を参照して説明する。ここでは、“Media”として“GlossyPhoto”、“Resorution”として“300×300dpi”が設定された場合を示している。そしてこの場合には、色変換処理に使用されるカラープロファイルとして“GlossyPhoto300.icc”というファイル名のカラープロファイルが対応されることを示している。この際、ユーザに対しては、当該ファイルに対応する「GlossyPhoto300dpiProfile」という名称が、プリンタドライバを介して表示される。ユーザは、この表示を確認することによって、どのようなカラープロファイルが使用されるかを知ることが出来る。このような、印刷条件とカラープロファイルの対応付けは、サポート可能な“Media”と“Resorution”の組み合わせに対して、図のように1行ずつ並列して記憶されている。
またベンダー提供CMM105bは、対応情報記憶部108に記憶されている上記カラープロファイルのファイル名に従って、カラープロファイル記憶領域106から当該カラープロファイルを読み出し、色変換処理に用いることができる。同様に、OS提供CMM105aも、プリンタドライバ構成ファイル107に記憶されているカラープロファイルのファイル名に従って、プリンタドライバ構成ファイル107に記憶されているカラープロファイルを色変換処理に使用する。
アプリケーション103で作成した画像をプリンタ102より出力させる場合、ユーザは、アプリケーション103のメニュー等から印刷指示を行い、印刷設定ダイアログを起動する。
図4(a)〜(c)は、印刷設定ダイアログの表示画面の例である。ユーザは、設定メニュー401によって、プリンタドライバ104が提供するUI画面とOSが提供するUI画面との切り替えを行うことができる。設定メニュー401で「基本設定」を選択した場合、図4(a)のようなプリンタドライバ104が提供する基本設定用のUI画面が表示される。当該画面において、「用紙の種類」コンボボックス402では、プリンタが対応可能な複数の用紙の種類の中から1つを選択することが出来るようになっており、この設定によって“Media”のキーが設定される。一方、「印刷品質」コンボボックス403では、プリンタが記録可能な複数の解像度の中から1つを選択することが出来るようになっており、この設定によって“Resorution”のキーが設定される。
図5は、各コンボボックスで選択可能なパラメータとこれに対応する値の対応関係を示す図である。「用紙の種類」コンボボックス402では、「コート紙」を選択すると“CoatedPaper”が、「フォト光沢紙」を選択すると“GrossyPhoto”が、「プレミアム光沢紙」を選択すると“PremiumGlossy”が、キーとして設定される。「印刷品質」コンボボックス403では、「300dpi」を選択すると“300×300dpi”が、「600dpi」を選択すると“600×600dpi”が、キーとして設定される。
コンボボックス402及び403で表示されたキーのもと、図4(a)表示の状態でプリントボタン404がクリックされると、対応情報記憶部108に記憶されている複数の対応情報から、上記2つのキーの組み合わせに対応するカラープロファイルが選定される。そして選定されたカラープロファイルが、色変換用のカラープロファイルとしてカラープロファイル記憶部106から読み出され、ベンダー提供CMM105bが当該プロファイルを用いて色変換処理を行ってプリントデータを作成する。なお、キャンセルボタン405がクリックされると、現在のジョブがキャンセルされる。
一方、設定メニュー401で「カラーマッチング」を選択した場合は、OSが提供するUI画面が設定され、表示画面は図4(b)のようになる。「利用するCMM」コンボボックス406では、使用可能な2つのCMM、すなわちOS提供CMM105aとプリンタドライバ104のベンダーが提供するベンダー提供CMM105bのうち、一方を選択することが出来るようになっている。ここで、ユーザがベンダー提供CMMbを選択した場合、プリンタドライバの提供する、カラープロファイル記憶領域106内のカラープロファイルが使用されることが決定され、プロファイルコンボボックス407は無効になる。一方、OS提供CMM105aを選択した場合、ユーザは、プロファイルコンボボックス407によって、カラープロファイルの設定を「自動」で行うか「手動」で行うかを選択することが出来るようになる。「手動」を選択した場合、ユーザは複数のカラープリファイルの中から好みのプロファイルを選択し設定することが出来る。
「自動」が選択された場合、OSは、まず、プリンタドライバ構成ファイル107に記憶されている図3(a)で示した対応情報を参照し、“Media”および“Resorution”に設定されている値に基づいて、使用すべきカラープロファイルを決定する。例えば、図4(a)で説明した基本設定のように、“Media”キーは“GrossyPhoto”(フォト光沢紙)に、“Resorution”キーは“600×600dpi”に設定されていた場合を考える。この場合、図4(b)の画面のプロファイルコンボボックス407で「自動」が選択されると、図3(a)で示した対応関係から“GlossyPhoto600.icc”というファイルが選択される。そして、「GlossyPhoto600dpiProfile」と言う名称が、プロファイルコンボボックス407下部に表示される。
もし、プリンタドライバ構成ファイル107に、“Media”キーと“Resorution”キーの組み合わせに対応するカラープロファイルが存在しない場合、プロファイルコンボボックス407下部には図4(c)の様に「プロファイル不明」が表示される。そして、OS提供CMMが利用するカラープロファイルとして、デフォルトで用意されているカラープロファイルが設定される。ユーザが、デフォルトで設定されているカラープロファイルでは好ましくないと判断した場合、プロファイルコンボボックス407を「手動」に切り替え、複数のカラープリファイルの中から好ましいものを選択することが出来る。
コンボボックス406および407で表示された設定のもと、プリントボタン404がクリックされると、コンボボックス406で設定されたCMMがコンボボックス407で設定されたカラープロファイルを用いて色変換処理を行い、プリントデータを作成する。一方、キャンセルボタン405がクリックされると、現在のジョブおよび設定がキャンセルされる。
以下、プリンタがデフォルトでサポートしていない用紙などのための新たなカラープロファイルの設定および使用について説明する。新たな印刷条件に対応するカラープロファイルは、プリンタドライバを介してメディア管理アプリケーション110を用いて作成することが出来る。この際、ユーザはプリンタドライバのUI画面において、用紙の種類など印刷条件となる複数のパラメータとともに、新たに作成するカラープロファイルの「ファイル名」および「名称」を入力する。メディア管理アプリケーション110は、入力されたパラメータに合わせた印刷条件で、プリンタ102に、複数のカラーパッチが配列された所定のテストパターンを印刷させる。そして、これら複数のカラーパッチの夫々を測色機が測色し、個々のパッチを記録する際の色信号と測色された色信号の対応関係から、メディア管理アプリケーション110が色信号を新たな色信号に変換するためのルックアップテーブルを作成する。その後、メディア管理アプリケーション110は、作成したルックアップテーブルを、設定されたファイル名でカラープロファイル記憶領域106に記憶する。また、メディア管理アプリケーション110は、ユーザによって入力された印刷条件や名称および新たに作成されたカラープロファイルのファイル名の対応情報を作成し、対応情報記憶部108に記憶する。
図6は、ユーザが入力する印刷条件と新たに作成したカラープロファイルの対応情報を示す図である。ここでは、ユーザがメディア管理アプリケーション110を用いて、用紙の種類を「フォト光沢紙」に、印刷品質を「600dpi」にそれぞれ設定した場合を示している。そして、メディア管理アプリケーション110がその印刷条件に従ってテストパターンをシートに印刷し、シート上のテストパターンを測色器が測色する。その測色結果により、メディア管理アプリケーション110がカラープロファイルを作成する。これにより、“Media”キーは“GlossyPhoto”に、“Resorution”キーは“600×600dpi”に設定される。また、図6では、上記のように新たに作成したカラープロファイルのファイル名を“MyGrossyPhoto600.icc”とし、「名称」を“MyGrossyPhoto600dpiProfile”とした場合を示している。2つのキー“GlossyPhoto”と“600×600dpi”の組み合わせに対し、ファイル名“MyGrossyPhoto600.icc”および名称“MyGrossyPhoto600dpiProfile”が対応づけて記憶されている。
これにより、新たなカラープロファイルが作成されて、カラープロファイル記憶領域106および対応情報記憶部108の情報が更新されるため、ベンダー提供CMM105bはこの新たなカラープロファイルを用いて色変換処理を行うことができる。しかしながら、OS提供CMM105aが使用する環境においては、未だ更新が行われていない。このような状態で、ユーザが図4(b)の画面でOS提供CMM105aを選択し、更にプリントボタンをクリックしてしまうと、更新前のカラープロファイルで色変換された画像が出力されてしまうことになる。本実施例では、このような状況を回避するため、カラープロファイル設定更新制御部109を用意している。そして、プリンタドライバを介して新たなカラープロファイル情報が更新された際には、OS提供CMM105aが使用するドライバ構成ファイル107についても更新を行う。これによりOS提供CMM105aを使用する場合であっても更新後のカラープロファイルが適切に使用出来るようにしている。以下、詳細に説明する。
図7は、カラープロファイル設定更新制御部109が実行する更新処理を説明するためのフローチャートである。本処理は、図4(b)においてプリントボタン404が押下され、プリントキューが登録されたときに実行される。本処理が開始されると、カラープロファイル設定更新制御部109は、まずS101において、対応情報記憶部108における情報の更新が行われたか否かを判断する。情報更新が確認されると、S102に進む。S101で「No」と判定された場合、既にプリンタドライバ構成ファイル107に記憶されているカラープロファイルを用いればよいため、処理を終了する。なお、S101の判定処理では、カラープロファイル設定更新制御部109が、メディア管理アプリケーション110にカラープロファイルの更新の問合せを行う。そして、メディア管理アプリケーション110からメディア管理アプリケーション110に更新が通知された場合、カラープロファイルの更新があったものと判定する。
S102において、カラープロファイル設定更新制御部109は、対応情報記憶部108を検索し、変更または追加された対応情報を取得する。また、当該対応情報で対応付けされている新たなカラープロファイルを、カラープロファイル記憶領域106より取得する。なお、上記S101における通知には、更新が行われたカラープロファイルに対応する対応情報が含まれており、カラープロファイル設定更新制御部109は、その対応情報に従って更新が行われたカラープロファイルを取得する。具体的に説明すると、上記例の場合、対応情報記憶部108では、“GlossyPhoto”と“600×600dpi”の組み合わせに対応するファイル名および名称が変更されている。よって、カラープロファイル設定更新制御部109は、上記新たな対応情報を取得した上で、カラープロファイル記憶領域106を検索し、ファイル名が“MyGrossyPhoto600.icc”であるデータファイルを取得する。 続くS103において、カラープロファイル設定更新制御部109は、S102で取得した新たな対応情報と新たなカラープロファイルを、プリンタドライバ構成ファイル107上に反映させこれを更新する。図3(b)は、上記例の場合に、カラープロファイル設定更新制御部109がプリンタドライバ構成ファイル107の対応情報に反映させた結果を示している。 2行目に示す“GlossyPhoto”キーおよび“600×600dpi”キーの組み合わせに対し、ファイル名“MyGrossyPhoto600.icc”と名称“MyGrossyPhoto600dpiProfile”が対応づけられている。なお、この対応情報は、メディア管理アプリケーション110により既に対応情報記憶部108に反映されているため、対応情報記憶部108とプリンタドライバ構成ファイル107で同期がとれたことになる。
S104において、カラープロファイル設定更新制御部109は、更新後のプリンタドライバ構成ファイル107を用い、アプリケーション103がプリンタドライバ104を介しプリンタ102に印刷を行わせるために指定するプリントキューを再登録する。この再登録により、更新後のプリンタドライバ構成ファイル107において当該印刷条件に対応するカラープロファイルが、OSが提供するCMMによる色変換処理に用いられる。
なお再登録の方法は、OSが用意しているプリントキューの登録コマンドを利用する。またS104でカラープロファイル設定更新制御部109は、図7の処理を開始するときに登録されたプリントキューを、OSが用意しているプリントキューの削除コマンドを利用して削除する。この時、プリンタドライバ104が他のアプリケーションによって使用中である場合は、使用中のアプリケーションを一度終了するようにユーザに告知する、或いはシステムの次回再起動時までプリントキューの再登録を遅延させる。プリントキューを正常に登録できる状態になったら、OSが用意するプリントキューの登録コマンドを利用し、更新されたプリンタドライバ構成ファイル107を用いてプリントキューを再登録する。以上で本処理が終了する。
図7に示したS103における処理より、次回、アプリケーション103で作成した画像をプリンタドライバ104を介してプリントする際ユーザがOS提供CMMを選択した場合は、図3(b)の様に更新されたプリンタドライバ構成ファイル107が使用される。よって、メディア管理アプリケーション110により追加された新たなカラープロファイルを用いて色変換処理を行うことができる。すなわち、各コンボボックスにおいて、図4(a)及び(b)のような設定がなされた場合、OSの提供するCMMが、” MyGrossyPhoto600dpiProfile”というファイル名で格納されているカラープロファイルを用いて色変換処理を行う。その結果、OS提供CMMを利用する場合であっても、ユーザが新たに作成したカラープロファイルを用いた適切な色変換処理を行うことが出来る。結果、ユーザは、プリンタドライバを介して好みのカラープロファイルを一度設定すれば、いずれのCMMを使用する場合であっても、メディア管理アプリケーション110により更新されたカラープロファイルを用いて色変換を行うことができる。
さらに、図7に示したS104における処理により、以下のことが可能となる。即ち、ユーザがプリント指示を行った後、ユーザ自身がプリントキューの再登録を行わなくても、カラープロファイル記憶領域106に当該印刷条件に対応するカラープロファイルが更新されていた場合、そのカラープロファイルを当該印刷に用いることができる。
[実施例2]
本実施例では、印刷条件に対してユーザが任意のカラープロファイルを選択し、そのカラープロファイルをプリンタドライバ構成ファイル107に追加する構成について説明する。図1で示した他の構成については、実施例1と同様に備えるものとする。本実施例において、カラープロファイル設定更新制御部109は、以下の所定のタイミングで起動される。すなわち、ユーザが新たなカラープロファイルを作成するためにメディア管理アプリケーション110を起動させた時、プリンタドライバのUI上に設けられたボタンをクリックした時、図4(b)に示した画面でユーザが印刷指示を行った時等に起動される。
図8は、本実施例において、カラープロファイル設定更新制御部109が実行する処理を説明するためのフローチャートである。本処理が開始されると、カラープロファイル設定更新制御部109は、まずS201において、所定のダイアログを表示し、ユーザの入力によって、印刷条件とこれに対応するカラープロファイル名の情報を取得する。
図9(a)および(b)は、S201で表示されるダイアログを示す図である。デフォルトでは図9(a)に示す表示がなされ、ユーザは新たに作成したカラープロファイルに対応する印刷条件の入力を行う。コンボボックス801では「用紙の種類」を選択する。ここでは例として「コート紙」が設定されたとする。また、コンボボックス802では「印刷品質」を選択する。ここでは例として「300ppi」が設定されたとする。このような選択が完了した後、ユーザが選択ボタン803をクリックすると、ダイアログの表示は図9(b)の状態に切り替わる。図9(b)では、カラープロファイル記憶領域106に記憶されているカラープロファイルが選択候補として表示される。なお、選択候補として例えばユーザが追加したカラープロファイルに絞り込んで表示を行ってもよい。
ユーザは、ファイルリスト807に列挙された複数のプロファイル名の中から、図9(a)のコンボボックスで設定した印刷条件に対応するプロファイルを選択する。ここでは例として「MyProfile2.icc」が設定されたとする。その後、「開く」ボタン808をクリックすることにより、図9(a)のコンボボックスで設定した印刷条件と図9(b)のファイルリスト807で選択したカラープロファイルとの対応付けが完了する。ダイアログ表示は、再び図9(a)の状態に戻り、各コンボボックスで設定されている印刷条件の組み合わせに対応づけられたカラープロファイルの「ファイル名」と「名称」が、選択プロファイル情報表示欄804に表示される。ここでは、「ファイル名」として“MyProfile2.icc”が、「名称」として“My Corted Paper 300dpi Profile”が表示されている。更にユーザが「OK」ボタン805をクリックすることにより、上記対応付けは完了し、ダイアログは閉じられる。作業の途中で「キャンセル」ボタン806がクリックされた場合は、現在選択している項目を無効として設定ダイアログを閉じ、図8に示すフローチャートの工程も中断する。このような、ダイアログ表示を介したユーザによる入力が完了すると、S202へ進む。
S202において、カラープロファイル設定更新制御部109は、S201で選択されたカラープロファイルと、図9(a)における設定から作成した対応情報を、プリンタドライバ構成ファイル107上に反映させこれを更新する。図3(c)は、上記例の場合に、カラープロファイル設定更新制御部109がプリンタドライバ構成ファイル107の対応情報に反映させた結果を示している。 3行目に示す“CortedPaper”キーおよび“300×300dpi”キーの組み合わせに対し、名称“My Corted Paper 300dpi Profile”とファイル名“MyProfile2.icc”が対応づけられている。
S203において、カラープロファイル設定更新制御部109は、更新後のプリンタドライバ構成ファイル107を用い、アプリケーション103がプリンタドライバ104を介しプリンタ102へ印刷を行うために指定するプリントキューを再登録する。この時、プリンタドライバ104が他のアプリケーションによって使用中である場合の処理は、実施例1と同様である。以上で本処理が終了する。
図8に示した処理によりユーザは、カラープロファイル記憶領域106に格納されている任意のカラープロファイルを、図9(a)で示した表示画面で設定される印刷条件に対応付けて、プリンタドライバ構成ファイル107に反映することができる。よって、ユーザがCMMとしてOS提供CMM105aを選択した場合でも、任意のカラープロファイルを用いて色変換処理を実行させることができる。
[実施例3]
本実施例では、カラープロファイル設定更新制御部109の機能がプリンタドライバ104内で動作するものとする。図1で示した他の構成については、実施例1と同様に備えるものとする。
本実施例において、新たなカラープロファイルの作成は、上述した実施例と同様に、中央処理装置201が、メディア管理アプリケーション110を実行することで行うことが出来る。以下、ユーザが、メディア管理アプリケーション110を用い、新たなカラープロファイルをカラープロファイル記憶領域106に登録した場合を例に説明する。ここでは、登録した新たなカラープロファイルの、ファイル名は”MyProfile3.icc”、名称は” My Premium Glossy 600dpi Profile”であるものとする。このように、新たなカラープロファイルを登録したのみの段階では、プリンタドライバ構成ファイル107の内容は更新されておらず、図4(a)に示すようなデフォルトの情報が記憶されている。その後、ユーザは、自身が作成した画像を出力するために、現在使用しているアプリケーションが持つメニュー等から印刷指示を行い、図4(a)に示す印刷設定ダイアログを起動する。
図4(a)に示す印刷ダイアログで、ユーザが例えば用紙の種類コンボボックス402で用紙の種類を選択し、印刷品質コンボボックス403で印刷品位を選択する。次にユーザが、401の印刷設定メニューで“カラーマッチング”を選択し、図4(b)に示すダイアログで、利用するCMMコンボボックス406で“OS提供CMM”を選択し、プロファイルコンボボックス407で、カラープロファイルを手動選択したとする。この状態で、ユーザがプリントボタン404を押下すると、以降プリンタドライバ104の印刷処理が開始され、プリンタドライバにおける、プリンタドライバ構成ファイル107の更新機能が起動される。
図10は、本実施例において、プリンタドライバ構成ファイル107の更新に係るプリンタドライバ104による処理を説明するためのフローチャートである。本処理が開始されると、まずS301において、ユーザが所望する印刷条件およびカラープロファイルの情報を取得する。具体的には、上記のように図4(a)に示す印刷用のダイアログにおける各コンボボックスで設定された印刷条件の情報を取得する。ここでは、用紙の種類コンボボックス402で“プレミアム光沢紙”が選択され、印刷品質コンボボックス403で“600dpi”が選択されたとする。これにより、プリンタドライバは、“Media”キーとして“PremiumGlossy”、“Resolution”キーとして“600×600dpi”を取得することになる。また、ここでは、ユーザが、自身が作成したカラープロファイルを適用するために、図4(b)に示すダイアログでは、利用するCMMコンボボックス406で“OS提供CMM”を選択する。更に、プロファイルコンボボックス407において、「手動」を選択する。この際、ダイアログでは図9(b)で示したようなファイルリスト807が提示される。このファイルリストには、現時点でカラープロファイル記憶領域106に記憶されている全てのカラープロファイルのファイル名が列挙され、ユーザは、新たに作成した“MyProfile3.icc”を選択したとする。以上により、S301では“PremiumGlossy”、“600×600dpi”という印刷条件と、“MyProfile3.icc”というカラープロファイル情報が取得される。
続くS302において、S301で取得した印刷条件とカラープロファイルの組み合わせが、現状のプリンタドライバ構成ファイル107に保存されているか否かを確認する。保存されている場合は、S306に進み、印刷処理を実行する。具体的には、S301で取得したカラープロファイルを用いて色変換処理を行った上で印刷データを作成し、既に登録されているプリントキューのもと、プリンタ102に印刷データを送信してカラー画像の印刷動作を行わせる。
一方、S302で取得した印刷条件とカラープロファイルの組み合わせが、図4(a)に示す現状のプリンタドライバ構成ファイルに保存されていない場合は、S303に進む。本例の様に、印刷条件とカラープロファイルが“PremiumGlossy”、“600×600dpi”、“MyProfile3.icc”の場合、このような組み合わせは、図4(a)に示す現状のプリンタドライバ構成ファイルに記載されていない。よって、本例の場合はS303に進む。
S303では、図11のようなダイアログを表示し、プリンタドライバ構成ファイルの更新を行うか否かをユーザに選択してもらう。ユーザが「OK」ボタン810をクリックした場合は、プリンタドライバ構成ファイルの更新を行うためにS304に進む。一方、ユーザが「キャンセル」ボタン811をクリックした場合は、S306にジャンプする。そして、S301で取得したカラープロファイルを用いて色変換処理を行った上で印刷データを作成し、既に登録されているプリントキューのもと、プリンタ102に印刷データを送信して印刷動作実行する。
S304では、S301で取得した印刷条件とカラープロファイルの組み合わせを、プリンタドライバ構成ファイル107上に反映させこれを更新する。図3(d)は、上記例の場合に、プリンタドライバ構成ファイル107が更新された結果の対応情報を示している。 5行目に示す“PremiumGlossy”キーおよび“600×600dpi”キーの組み合わせに対し、ファイル名“MyProfile3.icc”と名称“My Premium Glossy 600dpi Profile”が対応づけられている。
続くS305において、プリンタドライバ104は、更新後のプリンタドライバ構成ファイル107を用い、アプリケーション103がプリンタドライバ104を介しプリンタ102へ印刷を行うために指定するプリントキューを再登録ための指示を出す。このタイミングにおいて、プリンタドライバ104は起動中であるので、プリントキューを正常に再登録できない。よって、S305では、印刷動作が終了してプリンタドライバが開放された後にプリントキューが再登録されるように設定しておく。
更にS306に進み、印刷処理を実行する。具体的には、S305において更新処理が行われた場合、OS提供CMM105aが“MyProfile3.icc”を用いて色変換処理を行った上で印刷データを作成する。そして、現状登録されているプリントキューのもと、プリンタ102に印刷データを送信して印刷動作を行わせる。以上で本処理が終了する。
以上の実施例によればユーザは、印刷を実行させるときにプリンタドライバ構成ファイル107に登録されていないカラープロファイルであっても、OS提供CMM105aにそのカラープロファイルを用いて色変換処理を実行させて印刷を行わせることができる。また、そのカラープロファイルがプリンタドライバ構成ファイル107に登録される。そのため、次回、同様の印刷条件で印刷を実行させる場合、図4(b)に示した表示画面においてプロファイル「自動」を選択した場合でも、そのカラープロファイルを用いてOS提供CMM105aに色変換処理を実行させることができる。
なお、図1の例では、カラープロファイル設定更新制御部109を、メディア管理アプリケーション110とは異なるモジュールとして説明したが、メディア管理アプリケーション110がカラープロファイル設定更新制御部109の機能を備えてもよい。
また、以上の3つの実施例では、ホストPC101とこれに接続するプリンタ102によって構成される印刷システムを例に、ホストPC101においてカラープロファイルの記憶や色変換処理の実行を行う形態で説明した。しかしながら、本発明はこのような形態に限定されるものではない。プリンタの内部でカラープロファイルを管理しても良いし、ネットワークで接続された他のデバイスによって、カラープロファイルの保存や色変換処理を行う形態とすることも出来る。
さらに、以上の実施例では、画像データに基づく画像の印刷のための色変換処理においてカラープロファイルが用いられる例を示した。しかしこれに限らず、表示のためにカラープロファイルが用いられる場合であってもよい。この場合、表示解像度等の表示条件を画像の出力条件として、当該表示条件に応じたカラープロファイルが用いられる。具体的には、オペレーティングシステム、または当該表示を行う表示装置に対応するデバイスドライバとしてのディスプレイドライバによる色変換処理が実行される。その際、表示条件に応じたカラープロファイルが用いられる。
また印刷や表示が実行される画像は、画像データに基づき作成される場合に限らず、テキストデータやグラフィック等のベクターデータに基づき作成される場合であってもよい。
さらに、以上の実施例では、カラープロファイルの更新の例として、新たなカラープロファイルをプリンタドライバ構成ファイル107に追加する例に説明したが、これに限らない。例えば、プリンタドライバ構成ファイル107において既に設定されている出力条件に対応するカラープロファイル、または既に登録されているカラープロファイルに対応する出力条件が変更される場合であってもよい。この場合でも、OS提供CMM105aが参照するカラープロファイルを更新することで、OS提供CMM105a、ベンダー提供CMM105bのそれぞれが参照するカラープロファイルの同期を取ることができる。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
また、本実施形態の機能を実現するためのプログラムコードを、1つのコンピュータ(CPU、MPU)で実行する場合であってもよいし、複数のコンピュータが協働することによって実行する場合であってもよい。さらに、プログラムコードをコンピュータが実行する場合であってもよいし、プログラムコードの機能を実現するための回路等のハードウェアを設けてもよい。またはプログラムコードの一部をハードウェアで実現し、残りの部分をコンピュータが実行する場合であってもよい。
201 中央処理装置
202 記憶装置
205 補助記憶装置

Claims (11)

  1. 出力装置により出力される画像に対する色変換処理を実行可能な画像処理装置であって、
    前記出力装置のためのデバイスドライバによって前記色変換処理を実行する色変換手段と、
    前記色変換手段が前記色変換処理を実行するために参照するカラープロファイルを、前記出力装置が画像を出力するときの複数の出力条件のそれぞれに対応づけて記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段におけるカラープロファイルおよび/または当該カラープロファイルに対応する出力条件が更新された場合に、当該更新されたカラープロファイルおよび/または当該更新された出力条件を用いて、オペレーティングシステムによって前記色変換処理が実行されるときに参照されるカラープロファイルおよび/または当該カラープロファイルに対応する出力条件を更新する更新手段と
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記更新手段は、所定の出力条件による出力指示が入力された場合に、前記記憶手段に記憶されており且つ当該所定の出力条件に対応する更新後のカラープロファイルを用いて、オペレーティングシステムによって前記色変換処理が実行されるときに参照されるカラープロファイルを更新することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. オペレーティングシステムに前記色変換処理を実行させる第2の色変換手段を有し、
    前記更新手段は、前記第2の色変換手段により色変換処理が実行されるときに参照されるカラープロファイルおよび/または当該カラープロファイルに対応する出力条件を更新することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記出力指示が入力され前記更新手段による更新が行われる場合、前記第2の色変換手段は、前記更新後のカラープロファイルを用いて色変換処理を実行することを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記更新手段は、前記デバイスドライバによって起動されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記記憶手段におけるカラープロファイルおよび当該カラープロファイルに対応する印刷条件の更新は、所定のアプリケーションによって新たなカラープロファイルが作成とされた際に行われることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 前記出力装置は画像を印刷するプリンタであることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  8. 前記出力条件は前記出力装置が画像を印刷するための印刷条件であり、当該印刷条件には、前記出力装置が印刷する用紙の種類および前記プリンタが印刷する際の画像の解像度が、含まれていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  9. 前記カラープロファイルは、多次元のルックアップテーブルであることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  10. 出力装置により出力される画像に対する色変換処理を実行可能な画像処理装置の制御方法であって、
    前記画像処理装置は、
    前記出力装置のためのデバイスドライバによって前記色変換処理を実行する色変換手段と、
    前記色変換手段が前記色変換処理を実行するために参照するカラープロファイルを、前記出力装置が画像を出力するときの複数の出力条件のそれぞれに対応づけて記憶する記憶手段と、
    を有し、
    前記記憶手段におけるカラープロファイルおよび/または当該カラープロファイルに対応する出力条件が更新された場合に、当該更新されたカラープロファイルおよび/または当該更新された出力条件を用いて、オペレーティングシステムによって前記色変換処理が実行されるときに参照されるカラープロファイルおよび/または当該カラープロファイルに対応する出力条件を更新することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  11. 請求項1乃至9のいずれか1項に記載の画像処理装置の各手段としてコンピュータを機能させるための、または請求項10に記載の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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