JP5700164B1 - 印刷指示装置、印刷システムおよびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】新しい機能や機種を追加したことによる動作保証の作業を容易にする。【解決手段】端末装置10は、画像形成装置が属する世代ごとに存在しその世代に属する画像形成装置が有する可能性のある機能を定義した世代内情報を格納する世代内情報管理部113と、画像形成装置の機種間の差異について定義した機種間差異情報を機種ごとに格納する機種間差異情報格納部114と、異なる複数の機能内容を1つにまとめた機能を定義した可変機能情報を格納する機能情報格納部115とを備える。世代内情報管理部113は、世代内情報、機種間差異情報、可変機能情報により画像形成装置が有する機能を決定し、機能表示部112は決定された機能に対応する表示を行い、印刷処理部111は各機能を用いて印刷することを指示する。【選択図】図2
Description
本発明は、印刷指示装置、印刷システムおよびプログラムに関する。
公報記載の従来技術として、機能が異なる複数種類のプリンタを制御可能なプリンタドライバを備えた印刷制御装置であって、プリンタの種類とその種類のプリンタが有する機能とを対応付けて記憶する記憶部と、少なくともプリンタの種類を識別する識別情報をプリンタから取得し、識別情報に基づいて特定されるプリンタの種類に対応するプリンタの機能を記憶部から取得する取得部と、取得部によって得られた機能に対応する操作画面を表示する表示部とを備えた印刷制御装置が存在する。(特許文献1参照)
複数機種の印刷装置に対応した印刷指示装置において、印刷装置の各機種が有する機能を機種ごとに定義し、個々の機能の内容を機能ごとに定義した構成では、機種と機能との組み合わせが多くなるため、動作保証の作業が増大する場合があった。
本発明は、複数機種の印刷装置に対応した印刷指示装置において、印刷装置の各機種が有する機能を機種ごとに定義し、個々の機能の内容を機能ごとに定義した構成と比較して、新しい機能や機種を追加したことによる動作保証の作業を容易にすることを目的とする。
本発明は、複数機種の印刷装置に対応した印刷指示装置において、印刷装置の各機種が有する機能を機種ごとに定義し、個々の機能の内容を機能ごとに定義した構成と比較して、新しい機能や機種を追加したことによる動作保証の作業を容易にすることを目的とする。
請求項1記載の発明は、印刷装置の機能を定義する定義部と、予め定めた規則で分類された印刷装置の群について、前記定義部が定義した機能のうち群に属する印刷装置が有する機能を示す機能情報を群ごとに記憶する群記憶部と、機種が属する群を示し印刷装置の機種間の差異を表す差異情報を機種ごとに記憶する差異記憶部と、前記差異情報が示す群により特定される、各機種に応じた前記機能情報により、各機種の機能を決定する決定部とを備え、前記機能情報は、前記群に属する印刷装置が有する可能性のある機能を示すとともに、当該機能について各機種の当該印刷装置のそれぞれが実際に有するために満たすべき条件を定め、前記決定部は、前記機能情報に定められた前記条件を前記差異情報に適用し、各機種の機能を決定することを特徴とする印刷指示装置である。
請求項2記載の発明は、前記機能情報が示す機能として、異なる複数の機能内容を1つにまとめた可変機能を定義した可変機能情報を記憶する可変機能記憶部をさらに備え、前記可変機能情報は、各機種の印刷装置が前記可変機能を有する場合に、当該可変機能において複数の機能内容から一の機能内容を決定する条件を定め、前記決定部は、各機種が可変機能を有すると決定すると、前記可変機能情報に定められた前記条件を前記差異情報に適用し、各機種が有する可変機能の機能内容を決定することを特徴とする請求項1に記載の印刷指示装置である。
請求項3記載の発明は、前記決定部により決定された機能による印刷を実現するための画面を表示する表示部と、前記決定部により決定された機能により印刷することを指示する印刷指示部とをさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の印刷指示装置である。
請求項4記載の発明は、記録媒体に画像を印刷する印刷装置と、前記印刷装置に画像の印刷を指示する印刷指示装置とを備え、前記印刷指示装置は、印刷装置の機能を定義する定義部と、予め定めた規則で分類された印刷装置の群について、前記定義部が定義した機能のうち群に属する印刷装置が有する機能を示す機能情報を群ごとに記憶する群記憶部と、機種が属する群を示し印刷装置の機種間の差異を表す差異情報を機種ごとに記憶する差異記憶部と、前記差異情報が示す群により特定される、各機種に応じた前記機能情報により、各機種の機能を決定する決定部とを備え、前記機能情報は、前記群に属する印刷装置が有する可能性のある機能を示すとともに、当該機能について各機種の当該印刷装置のそれぞれが実際に有するために満たすべき条件を定め、前記決定部は、前記機能情報に定められた前記条件を前記差異情報に適用し、各機種の機能を決定することを特徴とする印刷システムである。
請求項5記載の発明は、コンピュータに、印刷装置の機能を定義する機能と、予め定めた規則で分類された印刷装置の群について、定義された機能のうち群に属する印刷装置が有する機能を示す機能情報を群ごとに記憶する機能と、機種が属する群を示し印刷装置の機種間の差異を表す差異情報を機種ごとに記憶する機能と、前記差異情報が示す群により特定される、各機種に応じた前記機能情報により、各機種の機能を決定する機能とを実現させ、前記機能情報は、前記群に属する印刷装置が有する可能性のある機能を示すとともに、当該機能について各機種の当該印刷装置のそれぞれが実際に有するために満たすべき条件を定め、前記決定する機能は、前記機能情報に定められた前記条件を前記差異情報に適用し、各機種の機能を決定することを特徴とするプログラムである。
請求項6記載の発明は、予め定めた規則で分類された印刷機の群について、当該群に属する印刷機が有する可能性のある機能を示し当該機能を有する条件を定めた機能情報を群ごとに記憶する群記憶部と、機種が属する群を示し印刷機の機種間差異を表す差異情報を機種ごとに記憶する差異記憶部と、前記差異情報が示す群にて特定される前記機能情報により、当該機能情報が定める前記条件を当該差異情報に適用し各機種の機能を決定する決定部とを含む印刷指示機である。
請求項2記載の発明は、前記機能情報が示す機能として、異なる複数の機能内容を1つにまとめた可変機能を定義した可変機能情報を記憶する可変機能記憶部をさらに備え、前記可変機能情報は、各機種の印刷装置が前記可変機能を有する場合に、当該可変機能において複数の機能内容から一の機能内容を決定する条件を定め、前記決定部は、各機種が可変機能を有すると決定すると、前記可変機能情報に定められた前記条件を前記差異情報に適用し、各機種が有する可変機能の機能内容を決定することを特徴とする請求項1に記載の印刷指示装置である。
請求項3記載の発明は、前記決定部により決定された機能による印刷を実現するための画面を表示する表示部と、前記決定部により決定された機能により印刷することを指示する印刷指示部とをさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の印刷指示装置である。
請求項4記載の発明は、記録媒体に画像を印刷する印刷装置と、前記印刷装置に画像の印刷を指示する印刷指示装置とを備え、前記印刷指示装置は、印刷装置の機能を定義する定義部と、予め定めた規則で分類された印刷装置の群について、前記定義部が定義した機能のうち群に属する印刷装置が有する機能を示す機能情報を群ごとに記憶する群記憶部と、機種が属する群を示し印刷装置の機種間の差異を表す差異情報を機種ごとに記憶する差異記憶部と、前記差異情報が示す群により特定される、各機種に応じた前記機能情報により、各機種の機能を決定する決定部とを備え、前記機能情報は、前記群に属する印刷装置が有する可能性のある機能を示すとともに、当該機能について各機種の当該印刷装置のそれぞれが実際に有するために満たすべき条件を定め、前記決定部は、前記機能情報に定められた前記条件を前記差異情報に適用し、各機種の機能を決定することを特徴とする印刷システムである。
請求項5記載の発明は、コンピュータに、印刷装置の機能を定義する機能と、予め定めた規則で分類された印刷装置の群について、定義された機能のうち群に属する印刷装置が有する機能を示す機能情報を群ごとに記憶する機能と、機種が属する群を示し印刷装置の機種間の差異を表す差異情報を機種ごとに記憶する機能と、前記差異情報が示す群により特定される、各機種に応じた前記機能情報により、各機種の機能を決定する機能とを実現させ、前記機能情報は、前記群に属する印刷装置が有する可能性のある機能を示すとともに、当該機能について各機種の当該印刷装置のそれぞれが実際に有するために満たすべき条件を定め、前記決定する機能は、前記機能情報に定められた前記条件を前記差異情報に適用し、各機種の機能を決定することを特徴とするプログラムである。
請求項6記載の発明は、予め定めた規則で分類された印刷機の群について、当該群に属する印刷機が有する可能性のある機能を示し当該機能を有する条件を定めた機能情報を群ごとに記憶する群記憶部と、機種が属する群を示し印刷機の機種間差異を表す差異情報を機種ごとに記憶する差異記憶部と、前記差異情報が示す群にて特定される前記機能情報により、当該機能情報が定める前記条件を当該差異情報に適用し各機種の機能を決定する決定部とを含む印刷指示機である。
請求項1記載の発明によれば、複数機種の印刷装置に対応した印刷指示装置において、印刷装置の各機種が有する機能を機種ごとに定義し、個々の機能の内容を機能ごとに定義した構成と比較して、新しい機能や機種を追加したことによる動作保証の作業が容易になり、機種間の差異に合わせて印刷装置が有する機能を決定することができる。
請求項2記載の発明によれば、新しい機種の追加によりこれまでの機能が変更されても、すでに存在する機種の挙動に影響を与えることがなくなる。
請求項3記載の発明によれば、印刷装置の各機種に合わせた表示及び印刷指示を行うことができる。
請求項4記載の発明によれば、複数機種の印刷装置に対応した印刷指示装置において、印刷装置の各機種が有する機能を機種ごとに定義し、個々の機能の内容を機能ごとに定義した構成と比較して、新しい機能や機種を追加したことによる動作保証の作業が容易になり、機種間の差異に合わせて印刷装置が有する機能を決定することができる。
請求項5記載の発明によれば、複数機種の印刷装置に対応する場合に、印刷装置の各機種が有する機能を機種ごとに定義し、個々の機能の内容を機能ごとに定義した構成と比較して、新しい機能や機種を追加したことによる動作保証の作業を容易にし、機種間の差異に合わせて印刷装置が有する機能を決定する機能を、コンピュータにより実現できる。
請求項6記載の発明によれば、複数機種の印刷機に対応した印刷指示機において、印刷機の各機種が有する機能を機種ごとに定義し、個々の機能の内容を機能ごとに定義した構成と比較して、新しい機能や機種を追加したことによる動作保証の作業が容易になり、機種間の差異に合わせて印刷機が有する機能を決定することができる。
請求項2記載の発明によれば、新しい機種の追加によりこれまでの機能が変更されても、すでに存在する機種の挙動に影響を与えることがなくなる。
請求項3記載の発明によれば、印刷装置の各機種に合わせた表示及び印刷指示を行うことができる。
請求項4記載の発明によれば、複数機種の印刷装置に対応した印刷指示装置において、印刷装置の各機種が有する機能を機種ごとに定義し、個々の機能の内容を機能ごとに定義した構成と比較して、新しい機能や機種を追加したことによる動作保証の作業が容易になり、機種間の差異に合わせて印刷装置が有する機能を決定することができる。
請求項5記載の発明によれば、複数機種の印刷装置に対応する場合に、印刷装置の各機種が有する機能を機種ごとに定義し、個々の機能の内容を機能ごとに定義した構成と比較して、新しい機能や機種を追加したことによる動作保証の作業を容易にし、機種間の差異に合わせて印刷装置が有する機能を決定する機能を、コンピュータにより実現できる。
請求項6記載の発明によれば、複数機種の印刷機に対応した印刷指示機において、印刷機の各機種が有する機能を機種ごとに定義し、個々の機能の内容を機能ごとに定義した構成と比較して、新しい機能や機種を追加したことによる動作保証の作業が容易になり、機種間の差異に合わせて印刷機が有する機能を決定することができる。
<システムの全体構成>
まず、本実施の形態に係る画像形成システム1の全体構成について説明する。図1は、本実施の形態に係る画像形成システム1の概略構成の一例を示す図である。図示するように、印刷システムの一例としての画像形成システム1は、ネットワーク30を介して接続された、端末装置10と、画像形成装置20a、画像形成装置20bとを備えている。なお、図1には画像形成装置20a、画像形成装置20bを示したが、これらを区別する必要がない場合には画像形成装置20と称する。また、図1に示す例では2つの画像形成装置20を示したが、3つ以上の画像形成装置20を設けても良い。
まず、本実施の形態に係る画像形成システム1の全体構成について説明する。図1は、本実施の形態に係る画像形成システム1の概略構成の一例を示す図である。図示するように、印刷システムの一例としての画像形成システム1は、ネットワーク30を介して接続された、端末装置10と、画像形成装置20a、画像形成装置20bとを備えている。なお、図1には画像形成装置20a、画像形成装置20bを示したが、これらを区別する必要がない場合には画像形成装置20と称する。また、図1に示す例では2つの画像形成装置20を示したが、3つ以上の画像形成装置20を設けても良い。
印刷指示装置の一例としての端末装置10は、ユーザが文書を印刷する際に操作するコンピュータ装置であり、ユーザの操作のもと、画像形成装置20に対して印刷の指示を行う。端末装置10としては、例えばPC(Personal Computer)を用いれば良い。
印刷装置の一例としての画像形成装置20は、用紙等の記録媒体に画像を形成し印刷処理を行う装置である。画像形成装置20としては、プリント機能のみを有するものを用いても良いが、プリント機能に加えて、コピー機能、スキャン機能、ファクシミリ機能等の他の画像処理機能を有するものを用いても良い。
ネットワーク30は、端末装置10と画像形成装置20との間の情報通信に用いられる通信手段であり、例えば、LAN(Local Area Network)やインターネットを用いると良い。
<端末装置10の機能構成>
次に、端末装置10の機能構成について説明する。図2は、本実施の形態に係る端末装置10の機能構成例を示したブロック図である。端末装置10では、アプリケーションプログラム(以下、「アプリケーション」という)101と、プリンタドライバ102と、スプーラ103と、言語モニタ104と、サービスソフトウェア105とが動作する。
次に、端末装置10の機能構成について説明する。図2は、本実施の形態に係る端末装置10の機能構成例を示したブロック図である。端末装置10では、アプリケーションプログラム(以下、「アプリケーション」という)101と、プリンタドライバ102と、スプーラ103と、言語モニタ104と、サービスソフトウェア105とが動作する。
アプリケーション101は、ユーザの操作に応じて、印刷対象となる画像データを作成したり、作成済の画像データを取り込んだりするプログラムである。
プリンタドライバ102は、アプリケーション101から画像データに基づく印刷の要求があると、スプーラ103および言語モニタ104を介して画像形成装置20に印刷ジョブを送信して、画像形成装置20による原稿の出力を制御するプログラムである。ここで、印刷ジョブとは、印刷対象となる画像データと、印刷処理における設定が記述された制御命令とを含み、画像形成装置20で実行される印刷処理の単位となるデータである。プリンタドライバ102の詳細については後述する。
プリンタドライバ102は、アプリケーション101から画像データに基づく印刷の要求があると、スプーラ103および言語モニタ104を介して画像形成装置20に印刷ジョブを送信して、画像形成装置20による原稿の出力を制御するプログラムである。ここで、印刷ジョブとは、印刷対象となる画像データと、印刷処理における設定が記述された制御命令とを含み、画像形成装置20で実行される印刷処理の単位となるデータである。プリンタドライバ102の詳細については後述する。
スプーラ103は、プリンタドライバ102からの印刷指示にともない、電子文書の描画命令であるGDI(Graphic Device Interface)経由で画像形成装置20に出力する印刷ジョブを一時的に保存するとともに、予め定めた規則に従って印刷ジョブを取り出し言語モニタ104に送出するプログラムである。
言語モニタ104は、画像形成装置20との双方向通信を行い、画像形成装置20の状態を監視するとともに、画像形成装置20に対して印刷ジョブを送信する。
言語モニタ104は、画像形成装置20との双方向通信を行い、画像形成装置20の状態を監視するとともに、画像形成装置20に対して印刷ジョブを送信する。
サービスソフトウェア105は、画像形成装置20の動作情報を取得しユーザに通知する。このサービスソフトウェア105は、ステータスデータベース106と、ステータスモニタ107として機能する。
ステータスデータベース106は、言語モニタ104から通知される画像形成装置20の動作情報を記憶する。
ステータスモニタ107は、予め設定された時間間隔で、ステータスデータベース106に記憶された画像形成装置20の動作情報に基づき、端末装置10の表示機構15(後述)などに表示を行う。
ステータスデータベース106は、言語モニタ104から通知される画像形成装置20の動作情報を記憶する。
ステータスモニタ107は、予め設定された時間間隔で、ステータスデータベース106に記憶された画像形成装置20の動作情報に基づき、端末装置10の表示機構15(後述)などに表示を行う。
<プリンタドライバ102の説明>
次に、プリンタドライバ102の詳細について説明をする。
プリンタドライバ102は、単体で、複数の機種の画像形成装置20に対応しており、各機種について専用ドライバと同等の機能を提供できる所謂ユニバーサルプリンタドライバ(以下、ユニバーサルドライバと称する)として機能することができる。このプリンタドライバ102を端末装置10にインストールしておくことにより、異なる複数の機種の画像形成装置20にて印刷することが可能になる。また、例えば画像形成装置20a、20bのようにすでに導入済みのものとは別の新たな画像形成装置20が画像形成システム1に導入された際に、新たなプリンタドライバを別途インストールすることが不要となる。
次に、プリンタドライバ102の詳細について説明をする。
プリンタドライバ102は、単体で、複数の機種の画像形成装置20に対応しており、各機種について専用ドライバと同等の機能を提供できる所謂ユニバーサルプリンタドライバ(以下、ユニバーサルドライバと称する)として機能することができる。このプリンタドライバ102を端末装置10にインストールしておくことにより、異なる複数の機種の画像形成装置20にて印刷することが可能になる。また、例えば画像形成装置20a、20bのようにすでに導入済みのものとは別の新たな画像形成装置20が画像形成システム1に導入された際に、新たなプリンタドライバを別途インストールすることが不要となる。
そして、端末装置10は、プリンタドライバ102の機能として、印刷処理部111と、機能表示部112と、世代内情報管理部113と、機種間差異情報格納部114と、機能情報格納部115とを備える。
印刷指示部の一例としての印刷処理部111は、画像形成装置20の各機種に対して共通の機能部として設けられており、画像形成装置20に印刷を指示するための印刷ジョブを生成し、生成した印刷ジョブを出力する。
表示部の一例としての機能表示部112は、画像形成装置20の各機種に対して共通の機能部として設けられており、ユーザとの間でユーザインタフェースとして機能する。ここで、機能表示部112は、例えばユーザが画像形成装置20を使用する際に、使用する画像形成装置20の機種を選択する操作入力を受け付ける。機種を選択する操作入力を受け付ける場合、機能表示部112は、例えば、端末装置10の表示機構15(後述)に画像形成システム1に存在する画像形成装置20の機種一覧を表示し、表示機構15を介して機種を選択する操作入力をユーザから受け付ける。また、機能表示部112は、例えば、ユーザに選択された機種の画像形成装置20が有する各種機能の情報を表示したり、表示機構15を介して印刷を実行する操作入力をユーザから受け付けたりする。
群記憶部、決定部の一例としての世代内情報管理部113は、画像形成装置20が属する世代ごとに存在しており、その世代に属する画像形成装置20が有する可能性のある機能を定義した情報(以下、世代内情報と称する)を格納する。図2に示す例では、世代内情報管理部113a、113b、113cとして3つの世代について世代内情報管理部113を示している。ここで、世代とは、開発時期が同じ、または開発時期が近い複数機種の画像形成装置20の集合である。同じ世代に属する画像形成装置20は開発時期が近く、同一の機能を有している可能性が高いと考えられる。本実施の形態では、予め定めた規則で分類された印刷装置の群の一例として、世代が用いられる。
そして、例えば、「世代1」の世代内情報管理部113は、「世代1」に属する画像形成装置20が有する可能性のある機能の一覧を世代内情報として定義している。また、画像形成システム1内に新しい世代の画像形成装置20が追加される場合には、新しい世代用の世代内情報管理部113が追加され、追加された世代内情報管理部113には新しい世代用の世代内情報が格納される。さらに、新しい世代の機種で既存機能が既存の機種と内容や振る舞いが少しでも変わる場合には、既存機能を修正するのではなく新しく追加し、新しい世代内情報管理部113にだけ反映され、他の世代の世代内情報には影響を与えない。本実施の形態では、機能情報の一例として、世代内情報が用いられる。
差異記憶部の一例としての機種間差異情報格納部114は、画像形成装置20の機種間の差異について定義した情報(以下、機種間差異情報と称する)を、機種ごとに格納する。例えば、機種間差異情報には、画像をカラーで用紙に出力する機能(以下、カラー機能と称する)を有する機種であるか否か、ファクシミリ機能を有する機種であるか否か等の情報が、画像形成装置20の機種ごとに定義されている。また、機種間差異情報には、画像形成装置20の各機種がどの世代に属するかを示す情報も含まれる。本実施の形態では、差異情報の一例として、機種間差異情報が用いられる。
定義部、可変機能記憶部の一例としての機能情報格納部115は、画像形成装置20が有する可能性のある全ての機能について、その機能の内容を具体的に定義した情報を格納する。そして、例えば、機能表示部112は、機能情報格納部115に格納されている各機能の情報をもとに、使用することを選択された機能に対応する表示を行う。また、例えば、印刷処理部111は、機能情報格納部115に格納されている各機能の情報をもとに、使用することを選択された機能を用いて印刷することを指示する印刷ジョブの生成を行う。
また、機能情報格納部115は、異なる複数の機能内容を1つにまとめた機能(以下、可変機能と称する)を定義した情報(以下、可変機能情報と称する)を格納する。例えば、可変機能情報には、複数ページを1枚の用紙にまとめて出力する機能(以下、まとめて出力機能と称する)について、4ページを1枚にまとめる機能、8ページを1枚にまとめる機能等の具体的な内容が定義されている。そして、ある機種の画像形成装置20が可変機能を有する場合には、可変機能情報と、その機種の機種間差異情報とをもとにして、可変機能情報に定義されている機能を具体的にどのような機能内容で具備(サポート)するかが決定される。可変機能情報の詳細については後述する。
付言すると、機能表示部112は、使用する機種を選択する操作入力をユーザから受け付けると、機種間差異情報格納部114から、ユーザに選択された機種の機種間差異情報を取得し、その機種が属する世代を特定する。そして、機能表示部112は、選択された機種が属する世代を特定すると、特定した世代に対応する世代内情報管理部113を決定する。次に、決定された世代内情報管理部113は、格納している世代内情報(即ち、選択された機種が属する世代に対応する世代内情報)と、その機種の機種間差異情報とをもとにして、その機種がサポートしている機能を決定する。
即ち、プリンタドライバ102が、ある機種向けのプリンタドライバとして動作するためには、その機種が属する世代の世代内情報に対して、その機種向けの機種間差異情報を設定することで実現される。さらに、選択された機種がサポートする機能に可変機能が含まれている場合には、世代内情報管理部113が、その機種の機種間差異情報と、可変機能情報とをもとにして、可変機能としてどのような機能内容でサポートするかを決定する。機種間差異情報、可変機能情報、および世代内情報の詳細については後述する。
<機種間差異情報の説明>
次に、機種間差異情報について説明する。図3は、機種間差異情報の一例を示す図である。図3に示す例では、機種A〜機種Iまでの9つの機種に関して、「世代」、「カラー/モノクロ」、「MFP/SFP」の各項目について定めた機種間差異情報が示されている。「世代」は、各機種が属する世代を示す。「カラー/モノクロ」は、カラー機能を有する機種であるか否かを示す。「カラー」の場合はカラー機能を有する機種であることを示し、「モノクロ」の場合はカラー機能を有さず白黒で印刷を行う機種であることを示す。また、「MFP/SFP」は、例えばファクシミリ機能のように、プリント機能以外の他の画像処理機能を有する機種であるか否かを示す。「MFP」の場合はプリント機能以外の他の画像処理機能を有する機種であることを示し、「SFP」の場合はプリント機能以外の他の画像処理機能を有さない機種であることを示す。
次に、機種間差異情報について説明する。図3は、機種間差異情報の一例を示す図である。図3に示す例では、機種A〜機種Iまでの9つの機種に関して、「世代」、「カラー/モノクロ」、「MFP/SFP」の各項目について定めた機種間差異情報が示されている。「世代」は、各機種が属する世代を示す。「カラー/モノクロ」は、カラー機能を有する機種であるか否かを示す。「カラー」の場合はカラー機能を有する機種であることを示し、「モノクロ」の場合はカラー機能を有さず白黒で印刷を行う機種であることを示す。また、「MFP/SFP」は、例えばファクシミリ機能のように、プリント機能以外の他の画像処理機能を有する機種であるか否かを示す。「MFP」の場合はプリント機能以外の他の画像処理機能を有する機種であることを示し、「SFP」の場合はプリント機能以外の他の画像処理機能を有さない機種であることを示す。
そして、図3に示す機種間差異情報では、例えば、機種A〜機種Cは世代「1」、機種D〜機種Fは世代「2」、機種G〜機種Iは世代「3」である。また、例えば、機種Aはカラー機能を有し、他の画像処理機能も有する機種である。一方、例えば、機種Aと同じ世代「1」の機種Bは、カラー機能を有さず、他の画像処理機能を有する機種である。さらに、例えば、機種Aと異なる世代である世代「2」の機種Dは、カラー機能を有し、他の画像処理機能も有する機種である。
このように、機種間差異情報では、各機種が属する世代が示され、機種間で異なる構成についての情報が示される。
このように、機種間差異情報では、各機種が属する世代が示され、機種間で異なる構成についての情報が示される。
<世代内情報の説明>
次に、世代内情報について説明する。図4は、世代内情報の一例を示す図である。図4に示す例では、「世代内情報1」として世代「1」の世代内情報が定められ、「世代内情報2」として世代「2」の世代内情報が定められ、「世代内情報3」として世代「3」の世代内情報が定められている。そして、各世代の世代内情報において、その世代に属する画像形成装置20が有する可能性のある機能の内容について定められている。また、図4に示す例では、各世代内情報をまとめて表したが、各世代内情報(世代「1」、世代「2」、世代「3」の世代内情報)は、各世代内情報管理部113にて格納されているものとする。
次に、世代内情報について説明する。図4は、世代内情報の一例を示す図である。図4に示す例では、「世代内情報1」として世代「1」の世代内情報が定められ、「世代内情報2」として世代「2」の世代内情報が定められ、「世代内情報3」として世代「3」の世代内情報が定められている。そして、各世代の世代内情報において、その世代に属する画像形成装置20が有する可能性のある機能の内容について定められている。また、図4に示す例では、各世代内情報をまとめて表したが、各世代内情報(世代「1」、世代「2」、世代「3」の世代内情報)は、各世代内情報管理部113にて格納されているものとする。
「サイズ」は、用紙サイズを選択する機能を有するか否かを示す。「カラーモード」は、カラー印刷を選択可能であるか否かを示す。「まとめて出力」は、まとめて出力機能を有するか否かを示す。「スタンプ」は、出力先の用紙に対して予め定められた画像を付加する機能(以下、スタンプ機能と称する)を有するか否かを示す。予め定められた画像としては、例えば、印刷内容が機密文書であることを示す画像や、ユーザが所属する会社名を表す画像等である。「FAX」は、ファクシミリ機能を有するか否かを示す。
また、世代内情報には、各機能をサポートするために満たすべき条件であるサポート条件が定められている。図4に示す例では、「カラーモード」、「FAX」についてそれぞれサポート条件として条件1、条件2が定められている。「カラーモード」に定められている条件1には、「カラー/モノクロ」の項目で「カラー」の場合のみサポートすることが定められている。即ち、機種間差異情報の「カラー/モノクロ」の項目が「カラー」の機種は、「カラーモード」の機能をサポートし、カラー印刷が選択可能であることが定められている。また、「FAX」に定められている条件2には、「MFP/SFP」の項目で「MFP」の場合のみサポートすることが定められている。即ち、機種間差異情報の「MFP/SFP」の項目が「MFP」の機種は、「FAX」の機能としてファクシミリ機能をサポートすることが定められている。
このように、サポート条件が定められている機能については、機種間差異情報の内容をもとに、各機種がその機能を有するか否かが決定される。
このように、サポート条件が定められている機能については、機種間差異情報の内容をもとに、各機種がその機能を有するか否かが決定される。
さらに、「まとめて出力」のまとめて出力機能、「スタンプ」のスタンプ機能には、可変機能であることを示す情報が付されている。これらの可変機能については、具体的な機能内容が可変機能情報に定義されている。
そして、図4に示す例では、例えば、世代「1」の世代内情報1において、「サイズ」、「カラーモード」、「まとめて出力」、「FAX」に「○」が付されており、世代「1」に属する機種は、用紙サイズを選択する機能、カラー機能、まとめて出力機能、ファクシミリ機能を有する可能性があることが示されていることとなる。ただし、「カラーモード」、「FAX」にはサポート条件が定められているため、世代「1」に属する機種のうち、サポート条件を満たす機種が、カラー機能やファクシミリ機能を有することとなる。さらに、「まとめて出力」、「スタンプ」は可変機能であり、可変機能情報をもとに具体的な機能内容が決定される。
このように、世代内情報では、各機種が有する可能性のある機能が世代ごとに示され、さらに、サポート条件により、機能を有するための条件が定められる。また、世代内情報では、可変機能について、可変機能であることを示す情報が付されている。
<可変機能情報の説明>
次に、可変機能情報について説明する。図5は、可変機能情報の一例を示す図である。ここで、可変機能情報では、各可変機能について具体的な機能内容を示したものとして、変異体が設定されるものとする。可変機能は複数の変異体を1つにまとめたものであり、ある可変機能における変異体のそれぞれは、似て異なる機能内容を持つものとして表される。
図5に示す例では、可変機能として「まとめて出力」のまとめて出力機能、「スタンプ」のスタンプ機能が定義されており、変異体として「変異体1」、「変異体2」が設定されている。また、各機種が可変機能において複数の変異体からどの変異体を選択するかを決定するための条件として、選択条件が定められている。
次に、可変機能情報について説明する。図5は、可変機能情報の一例を示す図である。ここで、可変機能情報では、各可変機能について具体的な機能内容を示したものとして、変異体が設定されるものとする。可変機能は複数の変異体を1つにまとめたものであり、ある可変機能における変異体のそれぞれは、似て異なる機能内容を持つものとして表される。
図5に示す例では、可変機能として「まとめて出力」のまとめて出力機能、「スタンプ」のスタンプ機能が定義されており、変異体として「変異体1」、「変異体2」が設定されている。また、各機種が可変機能において複数の変異体からどの変異体を選択するかを決定するための条件として、選択条件が定められている。
例えば、「まとめて出力」が示すまとめて出力機能について、変異体1として「4ページ」、即ち4ページを1枚の用紙にまとめて出力する機能が示されている。また、変異体2として「8ページ」、即ち8ページを1枚の用紙にまとめて出力する機能が示されている。さらに、選択条件では、世代「1」の機種は変異体1の「4ページ」を選択し、世代「2」、「3」の機種は変異体2の「8ページ」を選択することが条件として示されている。ここで、変異体1の「4ページ」を選択することが決定された機種については、まとめて出力機能として、4ページ以下(即ち、2ページや4ページ等)を1枚の用紙にまとめて出力することが可能となる。また、変異体2の「8ページ」を選択することが決定された機種については、まとめて出力機能として、8ページ以下(即ち、2ページ、4ページ、8ページ等)を1枚の用紙にまとめて出力することが可能となる。
また、例えば、「スタンプ」が示すスタンプ機能について、変異体1として「カラー用」、即ち、予め定められた画像をカラーで用紙に付加する機能が示されている。さらに、変異体2として「モノクロ用」、即ち、予め定められた画像を白黒で用紙に付加する機能が示されている。そして、選択条件では、機種間差異情報の「カラー/モノクロ」の項目が「カラー」の機種は変異体1の「カラー用」を選択し、「モノクロ」の機種は変異体2の「モノクロ用」を選択することが条件として示されている。ここで、変異体1の「カラー用」を選択することが決定された機種については、スタンプ機能として、予め定められた画像をカラーまたは白黒で用紙に付加することが可能となる。一方、変異体2の「モノクロ用」を選択することが決定された機種については、スタンプ機能として、予め定められた画像をカラーで用紙に付加することはできず、白黒で用紙に付加することが可能となる。
このように、可変機能情報では、世代内情報で示された可変機能について、より具体的な機能内容を示すものとして変異体が設定される。そして、機種間差異情報の内容をもとに、選択条件を適用することで、各機種にて選択する変異体が決定される。
<画像形成装置20が有する機能を決定する処理>
次に、端末装置10が、機種間差異情報、世代内情報、可変機能情報を用いて、画像形成装置20が有する機能を決定する処理について説明する。図6は、画像形成装置20が有する機能を決定する処理手順の一例を示したフローチャートである。ここでは、例として、図3に示す機種間差異情報、図4に示す世代内情報、図5に示す可変機能情報を用いることとして説明する。
次に、端末装置10が、機種間差異情報、世代内情報、可変機能情報を用いて、画像形成装置20が有する機能を決定する処理について説明する。図6は、画像形成装置20が有する機能を決定する処理手順の一例を示したフローチャートである。ここでは、例として、図3に示す機種間差異情報、図4に示す世代内情報、図5に示す可変機能情報を用いることとして説明する。
まず、機能表示部112は、ユーザの操作入力として、ユーザが使用する画像形成装置20の機種を選択する操作入力を受け付ける(ステップ101)。機種が選択されると(以下、ユーザに選択された機種を選択機種と称する)、機能表示部112は、機種間差異情報格納部114に格納されている機種間差異情報のうち、選択機種に対応する機種間差異情報を決定する(ステップ102)。次に、機能表示部112は、決定された機種間差異情報に含まれる世代の情報をもとに、選択機種が属する世代を特定する。そして、機能表示部112は、特定した世代に対応する世代内情報管理部113を決定する(ステップ103)。
図7は、選択機種に対応する世代内情報の一例を説明するための図である。例えば、選択機種が機種Aの場合、まず、図3の機種間差異情報のうち、機種Aに対応する機種間差異情報が決定される。そして、機種Aの機種間差異情報により、機種Aが属する世代が世代「1」と特定される。次に、世代「1」に対応する世代内情報管理部113が決定され、図4の世代内情報のうち、世代「1」の世代内情報として世代内情報1が決定される。そのため、図7に示す例において、機種Aの世代内情報が世代内情報1であることを示している。他の機種が選択された場合も同様の処理が行われ、各機種に対応する世代内情報管理部113が決定され、図7に示すように、各機種に対応する世代内情報が決定される。
ステップ103の後、世代内情報管理部113は、選択機種の機種間差異情報と、選択機種が属する世代の世代内情報とをもとにして、画像形成装置20が有する可能性があるものとして定義されている全ての機能の中で、選択機種がサポートしている機能を決定する(ステップ104)。ここで、世代内情報管理部113は、全ての機能の中から、選択機種が属する世代の画像形成装置20が有する可能性のある機能を決定する。さらに、世代内情報管理部113は、決定した機能のうちでサポート条件が設定されている機能については、選択機種の機種間差異情報に従ってサポート条件を適用することで、選択機種がその機能を有するか否かを決定する。
図8は、選択機種が有する機能の一例を説明するための図である。例えば、選択機種が機種Bの場合、図3に示す機種Bの機種間差異情報と、図4に示す機種Bの世代内情報(即ち、世代内情報1)とをもとにして、機種Bが有する機能が決定される。ここで、世代内情報1では、「サイズ」、「カラーモード」、「まとめて出力」、「FAX」に「○」が付されているため、機種Bはこれらの機能を具備する可能性がある。ただし、「カラーモード」、「FAX」にはサポート条件として、条件1、条件2が定められている。
機種Bの機種間差異情報に条件1を適用すると、機種Bは「カラー/モノクロ」の項目が「モノクロ」であるため条件1を満たさないこととなる。そのため、機種Bは「カラーモード」の機能を有していない。また、機種Bの機種間差異情報に条件2を適用すると、機種Bは「MFP/SFP」の項目が「MFP」であるため条件2を満たすこととなる。そのため、機種Bは「FAX」の機能を有している。このような結果から、図8に示す例では、機種Bが「サイズ」、「まとめて出力」、「FAX」の機能を有することが示されている。他の機種が選択された場合も同様の処理が行われ、図8に示すように、各機種が有する機能が決定される。
ステップ104の後、世代内情報管理部113は、選択機種が有する機能に可変機能が含まれるか否かを判定する(ステップ105)。可変機能が含まれていない場合(ステップ105でNo)、選択機種がサポートする機能が全て決定されたこととなり、本処理フローは終了する。一方、可変機能が含まれている場合(ステップ105でYes)、世代内情報管理部113は、選択機種の機種間差異情報と、機能情報格納部115に格納されている可変機能情報とをもとにして、選択機種が有する可変機能の変異体を決定する(ステップ106)。ここで、世代内情報管理部113は、選択機種の機種間差異情報に従って、可変機能情報で定められている選択条件を適用することで、選択機種に対応する変異体を決定する。可変機能の全てについて変異体が決定されると、選択機種がサポートする機能が全て決定されたこととなり、本処理フローは終了する。
図9は、選択機種が有する可変機能の一例を説明するための図である。各機種が有する機能については図8のように決定されるが、そのうち、「まとめて出力」、「スタンプ」の機能が可変機能である。そのため、例えば、選択機種が機種Gの場合、図3に示す機種Gの機種間差異情報と、図5に示す可変機能情報とをもとにして、機種Gが有している可変機能の機能内容が決定される。「まとめて出力」の機能について、図5の可変機能情報で定められている選択条件を機種Gの機種間差異情報に適用すると、機種Gの世代は世代「3」であるため、変異体は変異体2の「8ページ」に決定されることとなる。
また、「スタンプ」の機能について、可変機能情報で定められている選択条件を機種Gの機種間差異情報に適用すると、機種Gの「カラー/モノクロ」の項目は「カラー」であるため、変異体は変異体1の「カラー用」に決定されることとなる。そのため、図9において、機種Gの「まとめて出力」は「8ページ」、「スタンプ」は「カラー用」であることが示されている。他の機種が選択された場合も同様の処理が行われ、図9に示すように、各機種において可変機能の変異体が決定される。
このように、機種間差異情報、世代内情報、可変機能情報をもとに、画像形成装置20がサポートする機能が決定される。図10は、画像形成装置20の各機種の仕様の一例をまとめた図である。図7〜図9において説明したように、各機種について図6に示す手順に従って処理が行われると、各機種が有する機能が図10に示すように決定される。そして、本処理フローの後、機能表示部112は、世代内情報管理部113により決定された機能をもとに、画像形成装置20がサポートする機能による印刷を実現するための画面を表示する。また、機能表示部112により表示された内容をもとに、ユーザは、印刷の際に使用する機能の選択等を行う。そして、ユーザが印刷を実行する操作を行うことにより、印刷処理部111にて印刷ジョブが生成される。そして、生成された印刷ジョブが画像形成装置20に送信されて、画像形成装置20にて印刷処理が実行される。
ここで、複数の機種に対応するユニバーサルドライバは、従来、例えば、図11(a)(b)に示すように構成される。図11(a)(b)は、従来のユニバーサルドライバ200の一例を説明するための図である。従来のユニバーサルドライバ200は、例えば、印刷処理部201、機能表示部202、機種情報定義部203、機能定義部204を備える。ここで、印刷処理部201は本実施の形態に係る印刷処理部111と同様の処理を行い、機能表示部202は本実施の形態に係る機能表示部112と同様の処理を行うため、説明を省略する。
機種情報定義部203は、画像形成装置20の機種ごとに存在し、画像形成装置20の各機種が有する機能一覧を定義した情報を格納する。
機能定義部204は、画像形成装置20の機能ごとに存在し、画像形成装置20の個々の機能の内容について定義した情報を格納する。
そして、図11(a)に示す例において、機種情報定義部203aは、「機種1」の画像形成装置20が「機能A」、「機能B」、「機能C」の各機能を有することを定義し、機種情報定義部203bは、「機種2」の画像形成装置20が「機能A」、「機能C」の各機能を有することを定義する。また、機能定義部204aは「機能A」の内容を定義し、機能定義部204bは「機能B」の内容を定義し、機能定義部204cは「機能C」の内容を定義する。
機能定義部204は、画像形成装置20の機能ごとに存在し、画像形成装置20の個々の機能の内容について定義した情報を格納する。
そして、図11(a)に示す例において、機種情報定義部203aは、「機種1」の画像形成装置20が「機能A」、「機能B」、「機能C」の各機能を有することを定義し、機種情報定義部203bは、「機種2」の画像形成装置20が「機能A」、「機能C」の各機能を有することを定義する。また、機能定義部204aは「機能A」の内容を定義し、機能定義部204bは「機能B」の内容を定義し、機能定義部204cは「機能C」の内容を定義する。
ここで、このユニバーサルドライバが市場にリリースされた後、画像形成装置20の新機種に対応する場合には、新機種用の機種情報定義部203や機能定義部204を追加することになる。図11(b)は、新機種に対応した場合の従来のユニバーサルドライバ200の一例を説明するための図である。
図11(b)に示す例では、新機種として、機種情報定義部203cが定義する「機種3」という機種が追加されている。そして、「機種3」の画像形成装置20は「機能C」、「機能D」を有し、機能定義部204cは「機能C」の内容を定義し、機能定義部204dは「機能D」の内容を定義する。ここで、従来のユニバーサルドライバの場合、例えば、新機種の追加により新たに機種情報定義部203cを追加すると、追加した機種情報定義部203cに対応させるために、各機種に共通に設けられた共通部分である印刷処理部201および機能表示部202をアップデートすることが求められる。この場合、アップデート後の印刷処理部201および機能表示部202は、もともと存在していた機種情報定義部203(例えば、機種情報定義部203a、機種情報定義部203b)、機能定義部204(例えば、機能定義部204a、204b、204c)も継続してサポートする必要があり、サポート可能か確認するための動作保証の作業が行われる。このような動作保証の作業は、画像形成装置20の機種数(即ち、機種情報定義部203の数)が増加するのに伴って、増大してしまう。
また、新機種を追加することに伴い機能変更が発生すると、もともと存在していた機能定義部204の定義自体が変更されることになる。ここで、機能変更とは、例えば、機能の設定項目を増やしたり、設定項目の既定値を変更したりすることを表す。即ち、図11(b)に示す例では、機種情報定義部203cが定義する「機種3」を追加することに伴い、もともと存在していた「機能C」に機能変更が発生すると、機能定義部204cの定義が変更されることになる。そのため、もともと「機能C」を有している「機種1」、「機種2」が、機能変更の影響を受けることになる。
さらに、例えば、「機種3」を追加することに伴いもともと存在していた「機能C」に機能変更が発生する場合、機能定義部204cとは別に、新たな機能として例えば「機能C1」を定義する機能定義部204c1(不図示)を追加することも考えられる。しかし、この場合には、新たに追加した機能定義部204c1と、もともと存在していた機能定義部204cとが、本来は同様の機能であるにも関わらず別の機能定義部204として存在することとなり、統一的に扱われず、例えば記憶容量のリソースの無駄等が発生する。
これに対して、本実施の形態では、新しい機能が追加される場合、機能情報格納部115の既存の機能は変更されることなく、新機能が追加で定義される。既存の機能の内容や振る舞いが変化する場合も既存の機能を変更するのではなく、新しく機能を派生させた上で追加する。また、世代間では世代内情報が完全に分離されており、新しい世代の機種の追加がすでに存在する世代の世代内情報に影響を与えることはなく、従来機種での挙動が変更されずに保たれる。そして、画像形成装置20の各機種に対して共通に設けられた印刷処理部111および機能表示部112は、従来の機種情報定義部203のような機種ごとの機種情報を扱うのではなく、世代ごとの世代内情報管理部113とやり取りを行う。
このように、世代間では世代内情報が完全に分離されており、新しい世代の機種の追加がすでに存在する世代の世代内情報に影響を与えず、従来機種での挙動が変更されずに保たれる。そして、新機種と新機種による機能の追加は、機種間差異情報格納部114、世代内情報管理部113、および機能情報格納部115内で既存機種が使用する機能に影響を与えない。そのため、新機能や新機種対応のために印刷処理部111および機能表示部112の実装が変わった場合に、機種ごとに存在する機種情報定義部203との間で各機種の個々の機能が正常に動作するか動作保証を行う従来の構成と比較して、本実施の形態に係る構成では、全機種で全機能を確認する必要はなく既存の世代における全機能が確認できれば良い。その結果、新機能や新機種を追加したことによる既存機種の動作保証の作業が軽減される。
なお、上記で「機能」と呼んでいるものには、印刷設定間の協調/排他関係などの制約を示す「禁則」や、印刷設定を利用者に操作させるダイアログやその中の設定要素(コントロール)などのUIも含む。即ち、本実施の形態では、機能表示部112による表示は、機能情報格納部115や、世代内情報管理部113をもとに行われる。
また、印刷処理部111は、世代にまたがって共用されることも想定できるが、1つ以上の印刷設定と印刷ジョブの組を保存しておけば、新しい機能が追加された後などに、予め定められた印刷設定による印刷ジョブを比較することで、印刷処理部111が予測されない変化をしていないことを確認できる。即ち、本実施の形態では、新機能や新機種対応のために印刷処理部111の実装が変わった場合に、既存の世代の各機能における印刷ジョブについて、実装の変化前後の印刷ジョブを比較することで、印刷処理部111に関する既存機種の動作保証が行われる。
また、印刷処理部111は、世代にまたがって共用されることも想定できるが、1つ以上の印刷設定と印刷ジョブの組を保存しておけば、新しい機能が追加された後などに、予め定められた印刷設定による印刷ジョブを比較することで、印刷処理部111が予測されない変化をしていないことを確認できる。即ち、本実施の形態では、新機能や新機種対応のために印刷処理部111の実装が変わった場合に、既存の世代の各機能における印刷ジョブについて、実装の変化前後の印刷ジョブを比較することで、印刷処理部111に関する既存機種の動作保証が行われる。
また、本実施の形態では、複数の異なる振る舞いをする変異体が1つの可変機能として扱われ、複数の変異体は互いに影響を与えない。そして、すでに存在する機能に機能変更が発生する場合には、元の定義とは別の変異体を定義することで、元の定義は変更されずに、機能変更後の機能内容が別の変異体として扱われる。このように、元の定義は変更されないため、例えば、新しい機種の追加に伴い機能変更が発生しても、もともと存在していた機能の内容は機能変更の影響を受けず、従来機種での挙動が変更されずに保たれることとなる。また、複数の異なる振る舞いをする変異体が1つの可変機能として統一的に扱われることとなり、リソースの無駄が発生することが抑制される。
<端末装置10のハードウェア構成>
最後に、端末装置10のハードウェア構成について説明する。図12は、本実施の形態に係る端末装置10のハードウェア構成例を示した図である。図示するように、端末装置10は、演算手段であるCPU(Central Processing Unit)11と、記憶手段であるメインメモリ12および磁気ディスク装置(HDD:Hard Disk Drive)13とを備える。ここで、CPU11は、OS(Operating System)やアプリケーション、プリンタドライバ102等の各種プログラムを実行し、上述した端末装置10の各機能部を実現する。また、メインメモリ12は、各種プログラムやその実行に用いるデータ等を記憶する記憶領域であり、磁気ディスク装置13は、各種プログラムに対する入力データや各種プログラムからの出力データ等を記憶する記憶領域である。さらに、端末装置10は、外部との通信を行うための通信I/F14と、ビデオメモリやディスプレイ等からなる表示機構15と、キーボードやマウス等の入力デバイス16とを備える。
最後に、端末装置10のハードウェア構成について説明する。図12は、本実施の形態に係る端末装置10のハードウェア構成例を示した図である。図示するように、端末装置10は、演算手段であるCPU(Central Processing Unit)11と、記憶手段であるメインメモリ12および磁気ディスク装置(HDD:Hard Disk Drive)13とを備える。ここで、CPU11は、OS(Operating System)やアプリケーション、プリンタドライバ102等の各種プログラムを実行し、上述した端末装置10の各機能部を実現する。また、メインメモリ12は、各種プログラムやその実行に用いるデータ等を記憶する記憶領域であり、磁気ディスク装置13は、各種プログラムに対する入力データや各種プログラムからの出力データ等を記憶する記憶領域である。さらに、端末装置10は、外部との通信を行うための通信I/F14と、ビデオメモリやディスプレイ等からなる表示機構15と、キーボードやマウス等の入力デバイス16とを備える。
なお、本発明の実施の形態を実現するプログラムは、通信手段により提供することはもちろん、CD−ROM等の記録媒体に格納して提供することも可能である。
また、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態には限定されない。本発明の精神及び範囲から逸脱することなく様々に変更したり代替態様を採用したりすることが可能なことは、当業者に明らかである。
1…画像形成システム、10…端末装置、20…画像形成装置、30…ネットワーク、102…プリンタドライバ、111…印刷処理部、112…機能表示部、113…世代内情報管理部、114…機種間差異情報格納部、115…機能情報格納部
Claims (6)
- 印刷装置の機能を定義する定義部と、
予め定めた規則で分類された印刷装置の群について、前記定義部が定義した機能のうち群に属する印刷装置が有する機能を示す機能情報を群ごとに記憶する群記憶部と、
機種が属する群を示し印刷装置の機種間の差異を表す差異情報を機種ごとに記憶する差異記憶部と、
前記差異情報が示す群により特定される、各機種に応じた前記機能情報により、各機種の機能を決定する決定部とを備え、
前記機能情報は、前記群に属する印刷装置が有する可能性のある機能を示すとともに、当該機能について各機種の当該印刷装置のそれぞれが実際に有するために満たすべき条件を定め、
前記決定部は、前記機能情報に定められた前記条件を前記差異情報に適用し、各機種の機能を決定すること
を特徴とする印刷指示装置。 - 前記機能情報が示す機能として、異なる複数の機能内容を1つにまとめた可変機能を定義した可変機能情報を記憶する可変機能記憶部をさらに備え、
前記可変機能情報は、各機種の印刷装置が前記可変機能を有する場合に、当該可変機能において複数の機能内容から一の機能内容を決定する条件を定め、
前記決定部は、各機種が可変機能を有すると決定すると、前記可変機能情報に定められた前記条件を前記差異情報に適用し、各機種が有する可変機能の機能内容を決定することを特徴とする請求項1に記載の印刷指示装置。 - 前記決定部により決定された機能による印刷を実現するための画面を表示する表示部と、
前記決定部により決定された機能により印刷することを指示する印刷指示部と
をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の印刷指示装置。 - 記録媒体に画像を印刷する印刷装置と、
前記印刷装置に画像の印刷を指示する印刷指示装置とを備え、
前記印刷指示装置は、
印刷装置の機能を定義する定義部と、
予め定めた規則で分類された印刷装置の群について、前記定義部が定義した機能のうち群に属する印刷装置が有する機能を示す機能情報を群ごとに記憶する群記憶部と、
機種が属する群を示し印刷装置の機種間の差異を表す差異情報を機種ごとに記憶する差異記憶部と、
前記差異情報が示す群により特定される、各機種に応じた前記機能情報により、各機種の機能を決定する決定部とを備え、
前記機能情報は、前記群に属する印刷装置が有する可能性のある機能を示すとともに、当該機能について各機種の当該印刷装置のそれぞれが実際に有するために満たすべき条件を定め、
前記決定部は、前記機能情報に定められた前記条件を前記差異情報に適用し、各機種の機能を決定すること
を特徴とする印刷システム。 - コンピュータに、
印刷装置の機能を定義する機能と、
予め定めた規則で分類された印刷装置の群について、定義された機能のうち群に属する印刷装置が有する機能を示す機能情報を群ごとに記憶する機能と、
機種が属する群を示し印刷装置の機種間の差異を表す差異情報を機種ごとに記憶する機能と、
前記差異情報が示す群により特定される、各機種に応じた前記機能情報により、各機種の機能を決定する機能とを実現させ、
前記機能情報は、前記群に属する印刷装置が有する可能性のある機能を示すとともに、当該機能について各機種の当該印刷装置のそれぞれが実際に有するために満たすべき条件を定め、
前記決定する機能は、前記機能情報に定められた前記条件を前記差異情報に適用し、各機種の機能を決定すること
を特徴とするプログラム。 - 予め定めた規則で分類された印刷機の群について、当該群に属する印刷機が有する可能性のある機能を示し当該機能を有する条件を定めた機能情報を群ごとに記憶する群記憶部と、
機種が属する群を示し印刷機の機種間差異を表す差異情報を機種ごとに記憶する差異記憶部と、
前記差異情報が示す群にて特定される前記機能情報により、当該機能情報が定める前記条件を当該差異情報に適用し各機種の機能を決定する決定部と
を含む印刷指示機。
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