JP2015133261A - ラミネート型電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】ラミネート型電池におけるラミネートフィルムの破損を防止する手段を提供することを目的とする。【解決手段】本発明のラミネート型電池は、正極と、負極と、正極及び負極の間に介在するセパレータとを有する発電要素、および発電要素を覆うラミネートフィルムの周縁部の少なくとも一部を熱融着にて封止することにより、発電要素を密封してなる外装材を有する。ラミネートフィルムは、熱融着性樹脂層、金属層、耐熱性樹脂層がこの順番で積層されてなる。そして、熱融着により封止された封止部において、ラミネートフィルムは熱融着性樹脂層が対向するように配置され、且つ、熱融着性樹脂層の間に第1の保護部材Aが配置され;当該第1の保護部材Aは、樹脂基材および無機酸化物を含有することを特徴とする。【選択図】図4

Description

本発明は、ラミネート型電池に関する。より詳細には、本発明は、ラミネート型電池におけるラミネートフィルムの破損を防止する手段に関する。
近年、環境や燃費の観点から、ハイブリッド自動車(HEV)や電気自動車(EV)、さらには燃料電池自動車が製造・販売され、新たな開発が続けられている。これらのいわゆる電動車両においては、充電・放電ができる電源装置の活用が不可欠である。この電源装置としては、リチウムイオン電池やニッケル水素電池等の二次電池や、電気二重層キャパシタ等の電気デバイスが利用される。特に、リチウムイオン二次電池はそのエネルギー密度の高さや繰り返し充放電に対する耐久性の高さから、電動車両に好適と考えられ、各種の開発が鋭意進められている。
リチウムイオン二次電池は、一般に、正極と、負極と、当該正極及び負極の間に介在する電解質層(セパレータ)とを含む発電要素が、電池外装材に覆われた構造を有している。当該外装材としては、金属層の両面を樹脂層で覆ったラミネートフィルムが広く使われており、ラミネートフィルムを外装材とした電池は一般にラミネート型電池と称される。ラミネート型電池を製造する際には、発電要素全体をラミネートフィルムで覆った後、ラミネートフィルムの周縁部を熱処理することにより、樹脂層を熱融着させて封止することで発電要素を密封している。しかしながら、この熱処理時に、封止部におけるラミネートフィルムの樹脂層が薄肉化し、クラックが発生したり、金属層のデラミネーションが起こることが以前より指摘されていた。クラックやデラミネーションが起こると、ラミネートフィルムの絶縁性が低下し、電池の安全性等に問題が生じる虞があるため、その解決策が模索されていた。
この問題の解決策として、例えば、特許文献1では、包装材内部に扁平型電気化学セル本体を密封収納する扁平型電気化学セルにおいて、包装材の周縁部に絶縁性フィルムを介在させて包装材を熱接着(熱融着)する手法が提案されている。当該絶縁性フィルムとしては、具体的には、(1)単層のポリオレフィンフィルムからなる形態;(2)ポリエチレンナフタラート等の比較的高融点の樹脂フィルムの両面にポリオレフィンフィルムを具備する形態が開示されている。そして、当該方法により、熱融着時の包装材の熱接着性樹脂層の薄肉化に起因する包装材の絶縁性低下が抑制され、長期間の使用においても密封性が確保されるため、耐久性、安全性の高いリチウムイオン電池等の扁平型電気化学セルを提供することができる、としている。
特開2009−87749号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されている絶縁性フィルムを構成する樹脂(ポリオレフィン、ポリエチレンナフタレート)のガラス転移点は、熱融着温度(特許文献1の実施例では190℃)よりも低い。このため、熱融着時の圧力により絶縁性フィルムが薄くなる可能性があり、包装材のクラック等を十分に防止するものとは言えなかった。
そこで、本発明は、ラミネート型電池におけるラミネートフィルムの破損を防止する手段を提供することを目的とする。
本発明のラミネート型電池は、正極と、負極と、正極及び負極の間に介在するセパレータとを有する発電要素、および発電要素を覆うラミネートフィルムの周縁部の少なくとも一部を熱融着にて封止することにより、発電要素を密封してなる外装材を有する。ラミネートフィルムは、熱融着性樹脂層、金属層、耐熱性樹脂層がこの順番で積層されてなる。そして、熱融着により封止された封止部において、ラミネートフィルムは熱融着性樹脂層が対向するように配置され、且つ、熱融着性樹脂層の間に第1の保護部材Aが配置され;当該第1の保護部材Aは、樹脂基材および無機酸化物を含有することを特徴とする。
本発明によれば、第1の保護部材Aに含まれる樹脂基材は、ラミネートフィルムが熱融着される条件下で溶融するため、ラミネートフィルムの熱融着性樹脂層と熱融着する。一方、無機酸化物は、ラミネートフィルムが熱融着される条件下では溶融又は変形しないためそのまま残る。そのため、ラミネート電池における熱融着性樹脂層の薄肉化等に起因するラミネートフィルムの破損を防止することができる。
本発明の前提となるラミネート型電池を概略的に表した断面図である。 本発明の前提となるラミネート型電池の外観を表した斜視図である。 本発明の一実施形態に係るリチウムイオン電池を積層方向に平面視した図である。 図3に示すリチウムイオン電池のA−A断面図である。 図3に示すリチウムイオン電池のB−B断面図である。 本発明の他の一実施形態に係るリチウムイオン電池を積層方向に平面視した図である。 図6に示すリチウムイオン電池のA−A断面図である。 図6に示すリチウムイオン電池のB−B断面図である。 本発明の他の一実施形態に係るリチウムイオン電池を積層方向に平面視した図である。 図9に示すリチウムイオン電池のA−A断面図である。 図9に示すリチウムイオン電池のB−B断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明するが、本発明の技術的範囲は特許請求の範囲の記載に基づいて定められるべきであり、以下の形態のみに制限されない。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
以下では、本発明のラミネート型電池として、主にリチウムイオン二次電池を例に挙げて説明するが、これ以外にも、ポリマーリチウム電池、ニッケル−水素電池、ニッケル−カドミウム電池などの他の電池にも適用可能である。これらのうち、電気自動車等の車両用電源としての用途を考慮すると、出力およびエネルギー密度に優れるリチウムイオン二次電池であることが好ましい。
図1に、本発明の前提となるラミネート型電池を概略的に表した断面図を示す。本実施形態のリチウムイオン二次電池10は、実際に充放電反応が進行する略矩形の発電要素17が、電池外装材であるラミネートフィルム22の内部に封止された構造を有する。詳しくは、樹脂−金属複合ラミネートフィルムを電池外装材として用いて、その周辺部の全部を熱融着にて接合することにより、発電要素17を収納し密封した構成を有している。
発電要素17は、負極集電体11の両面(発電要素の最下層用および最上層用は片面のみ)に負極活物質層12が配置された負極と、電解質層(セパレータ)13と、正極集電体14の両面に正極活物質層15が配置された正極とを積層した構成を有している。具体的には、1つの負極活物質層12とこれに隣接する正極活物質層15とが、電解質層13を介して対向するようにして、負極、電解質層13、正極がこの順に積層されている。
これにより、隣接する負極、電解質層13および正極は、1つの単電池層16を構成する。したがって、本実施形態のリチウムイオン二次電池10は、単電池層16が複数積層されることで、電気的に並列接続されてなる構成を有するともいえる。また、単電池層16の外周には、隣接する負極集電体11と正極集電体14との間を絶縁するためのシール部(絶縁層)(図示せず)が設けられていてもよい。発電要素17の両最外層に位置する最外層負極集電体11aには、いずれも片面のみに負極活物質層12が配置されている。なお、負極および正極の配置を逆にすることで、発電要素17の両最外層に最外層正極集電体が位置するようにし、該最外層正極集電体の片面のみに正極活物質層が配置されているようにしてもよい。
負極集電体11および正極集電体14には、各電極(負極および正極)と導通される負極集電板(負極タブ)18および正極集電板(正極タブ)19がそれぞれ取り付けられ、ラミネートフィルム22の端部に挟まれるようにラミネートフィルム22の外部に導出される構造を有している。負極集電板(負極タブ)18および正極集電板(正極タブ)19は、必要に応じて負極端子リード20および正極端子リード21を介して、各電極の負極集電体11および正極集電体14に超音波溶接や抵抗溶接等により取り付けられていてもよい。ただし、負極集電体11が延長されて負極集電板(負極タブ)18とされ、ラミネートフィルム22から導出されていてもよい。同様に、正極集電体14が延長されて正極集電板(正極タブ)19とされ、同様に電池外装材22から導出される構造としてもよい。
なお、リチウムイオン二次電池の他の一形態として、双極型リチウムイオン二次電池が挙げられる。双極型リチウムイオン二次電池は、集電体の一方の面に正極活物質層が形成され、集電体の他方の面に負極活物質層が形成された双極型電極が、電解質層を介して積層されてなる発電要素を有する。上記リチウムイオン二次電池10と双極型リチウムイオン二次電池の各構成要件および製造方法に関しては、双方の電池内の電気的な接続形態(電極構造)が異なることを除いては、基本的には同様である。よって、上記したリチウムイオン二次電池10の各構成要件を中心に、以下説明する。ただし、双極型リチウムイオン二次電池の各構成要件および製造方法に関しても、同様の構成要件および製造方法を適宜利用して構成ないし製造することができることはいうまでもない。
図2は、本発明の前提となるラミネート型電池の外観を表した斜視図である。図2に示すように、扁平なリチウムイオン二次電池50では、長方形状の扁平な形状を有しており、その両側部からは電力を取り出すための負極タブ58、正極タブ59が引き出されている。発電要素57は、リチウムイオン二次電池50の電池外装材(ラミネートフィルム52)によって包まれ、その周囲は熱融着されており、発電要素57は、負極タブ58および正極タブ59を外部に引き出した状態で密封されている。ここで、発電要素57は、先に説明した図1に示すリチウムイオン二次電池10の発電要素17に相当するものである。発電要素57は、正極(正極活物質層)15、電解質層13および負極(負極活物質層)12で構成される単電池層(単セル)19が複数積層されたものである。
なお、上記リチウムイオン二次電池は、積層型の扁平な形状のものに制限されるものではない。巻回型のリチウムイオン二次電池では、円筒型形状のものであってもよいし、こうした円筒型形状のものを変形させて、長方形状の扁平な形状にしたようなものであってもよいなど、特に制限されるものではない。
また、図2に示すタブ58、59の取り出しに関しても、特に制限されるものではない。負極タブ58と正極タブ59とを同じ辺から引き出すようにしてもよいし、負極タブ58と正極タブ59をそれぞれ複数に分けて、各辺から取り出しようにしてもよいなど、図2に示すものに制限されるものではない。
図3は、本発明の一実施形態に係るリチウムイオン二次電池を積層方向に平面視した図である。図4は、図3に示すリチウムイオン二次電池のA−A断面図である。図5は、図3に示すリチウムイオン二次電池のB−B断面図である。
図3に示すリチウムイオン二次電池60は、略矩形の3辺が閉じられた袋状のラミネートフィルム62の内部に発電要素64が収容され、ラミネートフィルム62の周縁部の1辺が封止されることにより発電要素64が密封されている。図3では、当該封止部66は斜線部で示される。ただし、これ以外にも、2枚の略矩形のラミネートフィル62の周縁部全てが封止されたものであってもよいし、周縁部の任意の一部(例えば、2辺又は3辺)が封止されたものであっても構わない。
ラミネートフィルム62は、図4に示すように、熱融着性樹脂層62a、金属層62b、耐熱性樹脂層62cが順次積層された3層構造を有している。本実施形態では、具体的には、熱融着性樹脂層62aはポリエチレン(PE)、金属層62bはアルミニウム、耐熱性樹脂層62cはナイロンからそれぞれ構成されている。
ここで、ラミネートフィルム62とは、一般に金属層の両面に樹脂層が配置され一体化されたフィルムを意味する。本実施形態では、熱融着性樹脂層62a、金属層62b、耐熱性樹脂層62cが順次積層され、一体化された3層構造を有する限りにおいては特に制限はなく、従来公知のラミネートフィルム62を適宜採用することができる。好ましくは、ラミネートフィルム62において、熱融着性樹脂層62aがラミネート最内層、耐熱性樹脂層62cがラミネート最外層のように配置され、一体化されたものが好ましい。ラミネートフィルム62は、適当な方法にて熱融着させることにより、熱融着絶縁性層62a部分が融着して接合し封止部が形成される。
ラミネートフィルム62の各層の材料は、特に制限なく、従来公知の知見を参照して当業者が適宜選択することができる。金属層62bを構成する金属としては、例えば、アルミニウム(Al)、ニッケル(Ni)等が挙げられる。このうち電池の軽量化等の観点から、アルミニウム(Al)であることが好ましい。また、熱融着性樹脂層62aを構成する樹脂としては、例えば、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)等が挙げられる。また、耐熱性樹脂層62cを構成する樹脂としては、例えば、ポリエチレンテトラフタレート(PET)、ナイロン等が挙げられる。
なお、各層の厚さについても、特に制限なく、従来公知の知見を参照して当業者が適宜設定することができる。通常は、金属層62bの厚さは、1〜40μmであり、熱融着性樹脂層12aの厚さは20〜50μmであり、耐熱性樹脂層62cの厚さは、20〜50μmである。
本実施形態では、ラミネートフィルム62は、図4に示すように、熱融着性樹脂層62aが対向するように配置されている。そして、封止部66においては、対向する熱融着性樹脂層62aの間に第1の保護部材A(70)が配置されている。すなわち、図4に示すように、本実施形態において封止部66は、耐熱性樹脂層62c、金属層62b、熱融着性樹脂層62a、第1の保護部材A(70)、熱融着性樹脂層62a、金属層62b、耐熱性樹脂層62cが順次積層された構造を有する。なお、ラミネートフィルム62の間に発電要素64から導出される集電板(タブ)68が介在する場合は、図5に示すように、熱融着性樹脂層62aおよび第1の保護部材A(70)の間に集電板(タブ)68が挟持された構造となる。
第1の保護部材A(70)は、樹脂基材および無機酸化物を含有する。本実施形態では、具体的には、保護部材A(70)は、樹脂基材としてポリエチレン(PE)粒子および無機酸化物としてアルミナ(Al)粒子を含有する。
上記樹脂基材は、熱処理によってその少なくとも一部が溶融してラミネートフィルム62の熱融着性樹脂層62aと融着する(さらには、封止部66に位置する集電板(タブ)68とも融着する)機能を有するものであれば、特に制限はない。このような樹脂基材としては、例えば、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリ酢酸ビニル、ポリスチレン(PS)、アクリロニトリル/スチレン樹脂(AS)、アクリロニトリル/ブタジエン/スチレン樹脂(ABS)、メタクリル樹脂(PMMA)、ポリアミド(PA)、ポリアセタール、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、エチレン−酢酸ビニル共重合体などの熱可塑性樹脂またはこれらの変性体、誘導体などが挙げられる。このうち、融着性の観点からポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン、アクリル樹脂、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリ酢酸ビニル、エチレン−酢酸ビニル共重合体などの熱可塑性樹脂が好ましい。これらの材料は、1種単独で用いても、2種以上を混合して使用してもよい。
上記樹脂基材のうち、熱融着性樹脂層62aとの熱融着を速やかに行う観点から、融点が60〜120℃であるものを使用することが好ましい。なお、本明細書において、「融点」とは、JIS−K7121の規定に準じて、示差走査熱量計(DSC)を用いて測定される融解温度(転移温度)を意味する。例えば、粒子状の樹脂基材の融点を測定する場合は、セイコーインスツルメンツ(SII)社製TG−DTA6300により測定を行う。なお、特に融点を持たない材料を用いる場合は、その軟化点を融点として扱う。この場合の「軟化点」とは、JIS−K7191の規定に準じて測定される熱変形温度の値を採用する。
樹脂基材の形状(熱融着前)は、特に制限はなく、粒子状、球状、棒状、針状、板状、柱状、不定形状、燐片状、紡錘状など任意の構造をとりうる。このような形状を有する樹脂基材は、熱処理によりその一部又は全部が溶融若しくは変形、又は、熱融着性樹脂層62aと一体化することにより、ラミネートフィルム62と接合される。
また、第1の保護部材A(70)に含まれる無機酸化物は、封止時の温度条件において溶融または変形しないものであれば特に制限はなく、公知の材料を適宜選択することができる。JIS−K7121に準拠して測定した融解温度(転移温度)が200℃以上、またはJIS−K7191に準拠して測定した熱変形温度が200℃以上、もしくは熱変形温度が存在しない無機酸化物が好適に使用される。具体的な無機酸化物としては、酸化鉄、SiO、Al、TiO、BaTiOなどが挙げられる。
無機酸化物の形状は、特に制限はなく、粒子状、球状、棒状、針状、板状、柱状、不定形状、燐片状、紡錘状など任意の構造をとりうる。樹脂基材が粒子状である場合の、当該粒子の粒子径も特に制限はないが、好ましくは1〜30μmである。
第1の保護部材A(70)に含まれる樹脂基材は、ラミネートフィルム62が熱融着される温度・圧力条件下で溶融するため、ラミネートフィルムの熱融着性樹脂層62aと熱融着する。一方、無機酸化物は、ラミネートフィルム62が熱融着される温度・圧力条件下では変形しないためそのまま残る。そのため、熱融着性樹脂層62aの薄肉化等に起因するラミネートフィルム62の破損を防ぐことができ、リチウムイオン二次電池60の安全性を維持することが可能となる。
第1の保護部材A(70)において、樹脂基材の含有量は、樹脂基材及び無機酸化物の総量に対して、好ましくは3〜20質量%である。樹脂基材の含有量が3質量%以上であると、ラミネートフィルム62の熱融着が良好に行われ、一方、樹脂基材の含有量が20質量%以下であると、熱融着性樹脂層62aの薄肉化等に起因するラミネートフィルム62の破損防止効果がより発揮される。
第1の保護部材A(70)は、上記樹脂基材及び無機酸化物以外にも、バインダー等の添加物を含んでもよい。バインダーを含むことにより、樹脂基材と無機酸化物とを強固に結着することができるため、封止部の信頼性がより向上し得る。
本実施形態で使用されるバインダーは、特に制限はなく、電池の分野で使用されるバインダーを適宜採用することができる。具体的には、セルロース、カルボキシメチルセルロース(CMC)などの増粘剤;ポリフッ化ビニリデン(PVdF)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、等が挙げられる。これらをそれぞれ単独で用いてもよいし、2種以上を混合して用いてもよい。
当該バインダーの含有量は、第1の保護部材A(70)の総量に対して、0.5〜15質量%であることが好ましく、1〜10質量%であることが好ましい。
第1の保護部材A(70)は、上記の樹脂基材、無機酸化物、及び任意に添加されるバインダーを、NMP等の溶媒に分散してスラリーを調製し、当該スラリーを2軸延伸することによりシート状の第1の保護部材A(70)を製造することができる。なお、この際の第1の保護部材A(70)の厚さは、20〜50μmであることが好ましい。
ラミネートフィルム62及び第1の保護部材A(70)の封止は、通常のラミネートフィルムの封止と同様の装置、条件を用いて行われうる。使用される装置としては、一般的なヒートシーラー等が好適である。また、熱融着の際の温度は、通常200〜250℃である。
図6は、本発明の他の一実施形態に係るリチウムイオン二次電池を積層方向に平面視した図である。図7は、図6に示すリチウムイオン二次電池のA−A断面図である。図8は、図6に示すリチウムイオン二次電池のB−B断面図である。
図6のリチウムイオン二次電池60では、上記第1の保護部材A(70)に加えて、前記ラミネートフィルム62と前記発電要素64との間に、少なくとも発電要素64の一方の面を覆うように第2の保護部材A(72A)配置され;前記ラミネートフィルム62と前記発電要素64との間に、少なくとも発電要素64の他方の面を覆うように第2の保護部材B(72B)がさらに配置されてなる。第2の保護部材A及びB(72A、72B)は、第1の保護部材A(70)と同様に、それぞれ樹脂基材および無機酸化物を含有する。本実施形態では、具体的には、第1の保護部材A(70)、第2の保護部材A(72A)、及び第2の保護部材B(72B)は、いずれも、樹脂基材としてポリエチレン(PE)粒子が、無機酸化物としてアルミナ(Al)粒子が含まれる。
本実施形態のように、第2の保護部材A及びB(72A、72B)を設けることにより、ラミネートフィルム62の絶縁性を維持することができる。例えば、発電要素64に異物(金属片等)が混入していると、これがラミネートフィルム62の熱融着性樹脂層62aを突き破り、金属層62bと接触する場合がある。本実施形態によると、第2の保護部材A及びB(72A、72B)はラミネートフィルム62と発電要素64との間を空間的に隔てる役割を有する。これにより、異物がラミネートフィルム62の熱融着性樹脂層62aを突き破るのを防止し、発電要素64と金属層62bとが接触しにくくすることが可能となる。
なお、本実施形態において、第2の保護部材A及びB(72A、72B)の大きさは、発電要素64を少なくとも覆うことができる限りは、当業者が適宜設定し得る。また、第2の保護部材A及びB(72A、72B)の厚さは、それぞれ20〜50μmであることが好ましい。
なお、本実施形態における第2の保護部材A及びB(72A、72B)に含まれる樹脂基材、無機酸化物、バインダー等は、上述の図3の実施形態における第1の保護部材A(70)と同様である。また、これ以外の各部材の詳細についても、上述の図3の形態と同様である。
図9は、本発明の他の一実施形態に係るリチウムイオン二次電池を積層方向に平面視した図である。図10は、図9に示すリチウムイオン二次電池のA−A断面図である。図11は、図9に示すリチウムイオン二次電池のB−B断面図である。
図9のリチウムイオン二次電池は、図3の実施形態と異なり、封止部において、互いに対向する熱融着性樹脂層62aの間に、第1の保護部材A(74A)と、第1の保護部材B(74B)とが、接着剤層76を介して配置される点に特徴を有する。また、図9のリチウムイオン二次電池60は、図3の実施形態と同様に、ラミネートフィルム62と発電要素64との間に、少なくとも発電要素64の一方の面を覆うように第2の保護部材A(72A)が配置され;ラミネートフィルム62と発電要素64との間に、少なくとも発電要素64の他方の面を覆うように第2の保護部材B(72B)が配置される。そして、第1の保護部材A(74A)と第2の保護部材A(72A)とが一体的に成形されてなり、且つ、第1の保護部材B(74B)と第2の保護部材B(72B)とが一体的に成形されてなる点にも特徴を有する。ここで、第1の保護部材A(74A)、第1の保護部材B(74B)、第2の保護部材A(72A)、及び第2の保護部材B(72B)は、それぞれ樹脂基材および無機酸化物を含有する。なお、本実施形態では、第1の保護部材A(74A)と第2の保護部材A(72A)とが一体的に成形されてなるため、第1の保護部材A(74A)と第2の保護部材A(72A)を構成する材料は実質的に同一であることが好ましい。同様に、第1の保護部材B(74B)と第2の保護部材B(72B)とが一体的に成形されてなるため、第1の保護部材B(74B)と第2の保護部材B(72B)を構成する材料は実質的に同一であることが好ましい。
本実施形態では、封止部66の保護部材は、第2の保護部材A及びB(72A、72B)から続く2つの保護部材(第1の保護部材A及びB(74A、74B))から構成される。したがって、図6の実施形態では3つであった保護部材が、本実施形態では2つとなるため、封止工程における作業性が向上し得る。ただし、本実施形態では、封止部66において、第1の保護部材A(74A)と第1の保護部材B(74B)とを接合する必要があるが、第1の保護部材A及びB(74A、74B)は共に無機酸化物を含むため、互いの密着性はそれほど高くない。したがって、第1の保護部材A及びB(74A、74B)の間に別途接着剤層76を設けることにより所望の密封性を確保している。
本実施形態の接着剤層76を構成する接着剤材料は、本技術分野で使用される材料から当業者が適宜選択することができる。一例を挙げると、アクリル系樹脂、ポリフッ化ビニリデン、ポリイミド、スチレン・ブタジエンゴム、カルボキシメチルセルロース、ポリプロピレン、ポリテトラフルオロエチレン、ポリアクリロニトリル、ポリアミドである。これらの接着剤は、1種のみを単独で使用してもよいし、2種以上を組み合わせて使用しても構わない。
接着剤層76の厚さは、特に制限はないが、10〜50μmであることが好ましい。
なお、本実施形態において、上記以外の各部材の詳細については、上述の図3又は6の形態と同様である。
本発明によると、封止部66及び/又は発電要素64上下面に隣接するラミネートフィルム62の破損を効果的に防止することができる。このため、ラミネートフィルム62の絶縁性が確保でき、ひいては電池の信頼性を向上させることが可能となる。
<ラミネート型リチウムイオン二次電池の作製>
正極、負極、並びに当該正極及び負極間を隔離する絶縁体であるセパレータを、正極、セパレータ、負極、セパレータ、正極、の順で所望の容量が得られるように複数層重ねて発電要素とした。
正極の集電体に電気を外部へ取り出すためのAlタブを超音波溶接にて接合した。同様に、負極の集電箔に電気を外部へ取り出すためのCuタブを超音波溶接にて接合した。
上記発電要素の両面面に、発電要素を覆うように、第2の保護部材AおよびBをそれぞれを配置して、更にその上下面にラミネートフィルムを配置した。
なお、ラミネートフィルムは、熱融着性樹脂層(厚さ25μm)、金属層(厚さ10μm)、耐熱性樹脂層(厚さ25μm)からなる3層構造を有していた。
また、第2の保護部材AおよびBは、樹脂基材としてのポリエチレン10質量部、無機酸化物としてのアルミナ粒子(粒子径7μm)80質量部、バインダとしてのカルボキシメチルセルロース10質量部を含有するシート状の形態を有していた(厚さ20μm)。
さらに、ラミネートフィルムの周縁部(4辺)の熱融着性樹脂層の間に第1の保護部材Aを配置し、うち3辺をヒートバーで180℃に加熱することによって封止した。この際、第1の保護部材Aに混合された樹脂基材が溶融し、ラミネートフィルムの熱融着性樹脂層と接着した。
ラミネートフィルムの未封止辺から、非水電解液を積層体(発電要素)内に注入した。なお、非水電解液として、エチレンカーボネート:エチルメチルカーボネート=1:2(体積比)の混合溶媒に、溶質としてLiPFを濃度1.0ml/Lとなるように溶解させて調製したものを使用した。
その後、ラミネートフィルムの未封止辺をヒートバーで180℃に加熱することによって、封止した。この際、他の3辺と同様に、第1の保護部材Aに混合された樹脂基材が溶融し、ラミネートフィルムの熱融着性樹脂層と接着した。
結果、ラミネートフィルムの熱融着性樹脂層の間に、第1の保護部材Aを介在させることにより、必ず封止後に当該保護部材が残るため、非水電解液がラミネートフィルムの金属層に侵入することが防止された。
10、50、60 リチウムイオン二次電池、
11 負極集電体、
11a 最外層負極集電体、
12 負極活物質層、
13 電解質層、
14 正極集電体、
15 正極活物質層、
16 単電池層、
17、57、64 発電要素、
18、58 負極集電板(負極タブ)、
19、59正極集電板(正極タブ)、
20 負極端子リード、
21 正極端子リード、
22、52、62 電池外装材(ラミネートフィルム)、
62a 熱融着性樹脂層、
62b 金属層、
62c 耐熱性樹脂層、
66 封止部、
68 集電板(タブ)、
70、74A 第1の保護部材A、
72A 第2の保護部材A、
72B 第2の保護部材B、
74B 第1の保護部材B、
76 接着剤層。

Claims (5)

  1. 正極と、負極と、前記正極及び前記負極の間に介在するセパレータとを有する発電要素、および
    前記発電要素を覆うラミネートフィルムの周縁部の少なくとも一部を熱融着にて封止することにより、発電要素を密封してなる外装材を有するラミネート型電池であって、
    前記ラミネートフィルムは、熱融着性樹脂層、金属層、耐熱性樹脂層がこの順番で積層されてなり、
    前記熱融着により封止された封止部において、前記ラミネートフィルムは前記熱融着性樹脂層が対向するように配置され、且つ、前記熱融着性樹脂層の間に第1の保護部材Aが配置され、
    前記第1の保護部材Aは、樹脂基材および無機酸化物を含有する、ラミネート型電池。
  2. 前記ラミネート型電池を積層方向に平面視した際に、前記ラミネートフィルムと前記発電要素との間に、少なくとも前記発電要素の一方の面を覆うように、第2の保護部材Aが配置され;前記ラミネートフィルムと前記発電要素との間に、少なくとも前記発電要素の他方の面を覆うように、第2の保護部材Bが配置されてなり、
    前記第2の保護部材Aおよび前記第2の保護部材Bは、それぞれ樹脂基材および無機酸化物を含有する、請求項1に記載のラミネート型電池。
  3. 前記封止部において、前記熱融着性樹脂の間に、前記第1の保護部材Aと、第1の保護部材Bとが、接着剤層を介して配置され、
    前記第1の保護部材Aと前記第2の保護部材Aとが一体的に成形されてなり、且つ、前記第1の保護部材Bと前記第2の保護部材Bとが一体的に成形されてなる、請求項2に記載のラミネート型電池。
  4. 前記無機酸化物は、Al又はSiOの少なくとも1種を含有する、請求項1〜3のいずれか1項に記載のラミネート型電池。
  5. 前記樹脂基材は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、アクリル樹脂からなる群から選択される少なくとも1種を含有する、請求項1〜4のいずれか1項に記載のラミネート型電池。
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