JP2015132573A - 赤外線センサ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】赤外線センサの基板11上に、開口部22aを有する金属製板状部材20を配設し、開口部22a内の基板11上に、赤外線検出素子40を機能させるための電子回路を構成する1つ以上の電子部品15を配設することにより、キャップ部外(基板11の裏面等)に配設される部品数を低減する。
【選択図】図2
Description
、キャップ部内に配設される構成を有している。そして、幾つかの素子がキャップ部内に配設されれば、当該幾つかの素子が取り付けられていた基板スペースを他の用途に使用できるし、素子配設用の開口部を設けた金属製板状部材を用いても、センサとして性能が低下しないことが確認できている。従って、本発明の赤外線センサは、従来構造のセンサと同程度に高精度なセンサであると共に、基板スペースを従来よりも有効に利用できるセンサとなっていると言うことが出来る。
する側の端部が、前記金属製板状部材に熱伝導性接着剤によって固定されている』構成、及び/又は、『前記キャップ部の前記筐体は、前記金属製板状部材と接する側の端部に、外側に向かって延びたフランジ部を備え、前記キャップ部の前記筐体の前記フランジ部が、前記金属製板状部材に固定されている』構成を採用しておくことも出来る。そのような構成を採用しておけば、キャップ部(の筐体)と金属製板状部材との間を熱的接触が良好な状態で接続できるため、環境温度が急激な変化しても検出結果に大きな誤差が生じない赤外線センサを得ることができる。
、サファイア(Al2O3)等の赤外線を透過する材料からなるフィルタ又はレンズであ
る。また、キャップ部30を構成する金属キャップ32、内側キャップ33及び外側キャップ34は、それぞれ、それを上方から見た中央部分に円形の開口部を有している。これらのキャップ32〜34の具体的な形状は、キャップ部30を金属ステム20に対して固定したときに、外側キャップ34に嵌め込まれている赤外線透過部材31を透過した外部からの赤外光が、各キャップの開口部を通って金属ステム20に固定されている赤外線検出素子13に到達するように定められている。また、金属キャップ32と金属ステム20
との間の熱伝導性が悪いと、環境温度の急激な変化時に、金属キャップ32と金属ステム20との間に比較的に大きな温度差が生じてしまう虞がある。そして、金属キャップ32と金属ステム20との間に温度差が生ずると正確な測定結果が得られない。そのため、本実施形態に係るキャップ部30には、金属ステム20に対する固定時に金属ステム20との間に良好な熱的接触を確保できるようにするために、金属ステム20と接触する側の端部に、外側に向かって延びたフランジ部を設けた金属キャップ32が採用されている。尚、キャップ部30の金属ステム20への固定は、キャップ部30の筐体をなす金属キャップ32のフランジ部を熱伝導性の良い接着剤等により金属ステム20に対して取り付けることにより行われる。
謂アレイセンサ)が使用される。尚、赤外線検出素子13の動作原理は特に限定されない。従って、赤外線センサ10には、赤外線検出素子13として、サーモパイル型やボロメータ型などの熱型赤外線センサや、量子型赤外線センサを使用することが出来る。
上記した実施形態に係る赤外線センサ10は、各種の変形を行えるものである。例えば、赤外線センサ10を、コネクタ35を備えないセンサ(基板11に設けられている電極
にリード線を直結して使用するセンサ等)に変形することが出来る。また、金属ステム20として、上記したものとは開口部の数や形状が異なっている金属製板状部材、例えば、開口部22b又は22cを有さない形状の部材や、円形や四角形の開口部を備えた部材、を採用することも出来る。
11 基板
13 赤外線検出素子
14 ASIC
20 金属ステム
30 キャップ部
31 赤外線透過部材
32 金属キャップ
33 内側キャップ
34 外側キャップ
35 コネクタ
Claims (11)
- 基板と、
前記基板上に配設された、開口部を有する金属製板状部材と、
前記金属製板状部材上に配設された赤外線検出素子と、
前記金属製板状部材の、前記赤外線検出素子が配設されている箇所を含む部分を覆うキャップ部であって、金属製の筐体及び外部からの赤外線を透過して前記赤外線検出素子に導入する光学部材を含むキャップ部と、
複数の素子が組み合わされた、前記赤外線検出素子を機能させるための電子回路と、
を含み、
前記複数の素子中の1つ以上の素子が、前記基板の、前記金属製板状部材の前記開口部内に位置する開口部下領域に配設されている
ことを特徴とする赤外線センサ。 - 前記基板の前記開口部下領域に配設されている前記1つ以上の素子が、受動素子である
ことを特徴とする請求項1に記載の赤外線センサ。 - 前記基板の前記開口部下領域に配設されている前記1つ以上の素子が、チップ部品である
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の赤外線センサ。 - 前記複数の素子の中に、温度の測定機能を有する集積回路が含まれ、
前記集積回路が、前記キャップ部により覆われた前記金属製板状部材上に配設されている
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の赤外線センサ。 - 前記金属製板状部材は、前記開口部とは異なる第2開口部を有し、
前記基板の、前記金属製板状部材の前記第2開口部内に位置する領域に、前記集積回路の複数の電極とそれぞれワイヤーにより接続される複数の電極が形成されている
ことを特徴とする請求項4に記載の赤外線センサ。 - 前記金属製板状部材の前記開口部が、前記金属製板状部材を前記赤外線検出素子の配設位置の中心を通る直線にて2分することにより得られる2領域の一方の領域内に設けられており、
当該2領域の他方の領域内に、前記金属製板状部材の前記第2開口部と前記集積回路を取り付けるための領域とが設けられている
ことを特徴とする請求項5に記載の赤外線センサ。 - 前記複数の素子の全てが、前記キャップ部内に収容されている
ことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の赤外線センサ。 - 電源端子及び出力端子として機能する、表面実装型のコネクタが、前記基板の、前記金属製板状部材が配設されていない側の面に、前記基板の厚さ方向から見て前記キャップ部と重なる部分を有するように、実装されている
ことを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に赤外線センサ。 - 前記キャップ部の前記筐体の、前記金属製板状部材と接する側の端部が、前記金属製板状部材に熱伝導性接着剤によって固定されている
ことを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に赤外線センサ。 - 前記キャップ部の前記筐体は、前記金属製板状部材と接する側の端部に、外側に向かって延びたフランジ部を備え、
前記キャップ部の前記筐体の前記フランジ部が、前記金属製板状部材に固定されている
ことを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に赤外線センサ。 - 前記金属製板状部材が、前記基板の、前記金属製板状部材の配設面に形成されている複数のランドに対して半田付けされている
ことを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に赤外線センサ。
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