JP2014098671A - 赤外線センサ - Google Patents

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Takeshi Yoshida
岳司 吉田
Takanori Sugiyama
貴則 杉山
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Abstract

【課題】センサ素子の温度精度を向上させることの可能な赤外線センサを得る。
【解決手段】赤外線センサ1は、赤外線を受光するセンサチップ(センサ素子)5と、センサチップ(センサ素子)5の出力信号を処理するICチップ(回路素子)6と、を備える。そして、センサチップ(センサ素子)5をICチップ(回路素子)6上に配置するとともに、センサチップ(センサ素子)5とICチップ(回路素子)6との間に熱伝導性材料から成るダイボンド材(均熱層)10を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、赤外線センサに関する。
従来より、赤外線を受光するセンサ素子と、センサ素子の出力信号を処理する回路素子とを備え、センサ素子を回路素子上に積層して配置することにより小型化を図るようにした赤外線センサが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−103742号公報
ところで、赤外線センサは、センサ素子に温度の分布が生じてしまうと温度精度が低下してしまうため、センサ素子の温度を均一にするのが望まれる。
しかしながら、上記従来技術にあっては、センサ素子を回路素子上に積層させているため、回路素子の熱がセンサ素子に伝わることとなる。そのため、例えば回路素子に局所的な熱が発生した場合などに、センサ素子に伝わる熱が偏在してセンサ素子の受光面における温度精度が面内でばらついてしまう虞があった。したがって、センサ素子の温度精度が低下してしまう虞がある。
そこで、本発明は、センサ素子の温度精度を向上させることの可能な赤外線センサを得ることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の特徴は、赤外線を受光するセンサ素子と、前記センサ素子の出力信号を処理する回路素子と、を備え、前記センサ素子を前記回路素子上に配置するとともに、前記センサ素子と前記回路素子との間に熱伝導性材料から成る均熱層を設けたことを要旨とする。
本発明の第2の特徴は、前記回路素子およびセンサ素子は、プリント基板に実装されていることを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、前記回路素子およびセンサ素子の周囲には、ノイズを遮蔽するシールドカバーが設けられていることを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、前記回路素子およびセンサ素子は、赤外線を前記センサ素子に入射させる光導入部を有したケースで覆われており、前記シールドカバーは、前記回路素子およびセンサ素子と前記ケースとの間に配置されていることを要旨とする。
本発明によれば、センサ素子と回路素子との間に熱伝導性材料から成る均熱層を設けたので、例えば回路素子に局所的な熱が発生したとしてもその熱を均熱化させてセンサ素子に伝えることができる。これにより、センサ素子の温度を均一化させ易くすることができ、受光面の面内における温度精度のばらつきを抑制することができるため、センサ素子の温度精度を向上させることができる。
本発明の一実施形態にかかる赤外線センサの断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態にかかる赤外線センサ1を示した図である。本実施形態の赤外線センサ1は、赤外線を受光するセンサチップ(センサ素子)5と、センサチップ5の出力信号を信号処理するICチップ(回路素子)6と、を備えている。そして、センサチップ5およびICチップ6がパッケージとしてのプリント基板2に実装されている。
赤外線センサ1は、赤外線を受光して、例えば温度分布や熱源の有無などを検出するものである。この赤外線センサ1のセンサチップ5としては、例えばゼーベック効果を利用して赤外線を電圧として検知できるサーモパイル型赤外線センサを用いることができる。このサーモパイル型赤外線センサは、受光した赤外線を赤外線吸収膜で熱に変換し、この熱により発生した温接点部の温度変化を直列に多数個接続した熱電対により電圧として出力するものである。なお、センサチップ5は、サーモパイル型に限らず、焦電型の赤外センサなど他のセンサを用いることも可能である。
本実施形態では、センサチップ5およびICチップ6は略矩形板状をしており、ICチップ6がダイボンド材11によってプリント基板2上に実装されている。一方、センサチップ5は、プリント基板2上にICチップ6と並設して配置されるのではなく、ICチップ6上に積層して配置されるようになっている。
プリント基板2は、略矩形の平板形状をなしており、その上面や内層には配線(グランドパターンや電気回路配線)2aが形成されている。グランドパターンはベタグランドパターンであり、プリント基板2内を通って図示せぬ外部端子によってグランドに接続される。
また、センサチップ5およびICチップ6は、プリント基板2に設置されるパッケージとしてのケース3に収容されている。
ケース3は、矩形状の天壁3aと周壁3bとによって底面部分が開放した直方体状に形成されている。そして、周壁3bの開放側端部3dをプリント基板2に接合することで、ケース3をプリント基板2に設置している。
また、ケース3の天壁3aには、測定しようとする対象物体の赤外線をセンサチップ5に入射させる開口部3cが形成されている。そして、本実施形態では、ケース3の内側であって開口部3cの下方には、開口部3cを覆うようにしてレンズ4が取り付けられている。
すなわち、本実施形態では、上述した開口部3cとレンズ4とによって外部からの赤外線をセンサチップ(センサ素子)5に入射させる光導入部を構成している。
なお、レンズ4は、センサチップ5の受光面5aとの間に所定間隔をおいて天壁3aに接合されており、開口部3cを通過する赤外線をセンサチップ5に結像させるようにしている。また、レンズ4は、センサチップ5と対向するようにセンサチップ5の上方に配置されている。
また、レンズ4は矩形状に形成されており、片面(上面)が平坦面、他面(下面)が凸面となる凸レンズとして形成されている。なお、レンズ4は、両面が凸面となるように形成されていてもよく、また、片面が凹面で他面がその凹面よりも曲率の大きな凸面で形成されていてもよい。すなわち、レンズ4はセンサチップ5に集光させる機能を有していればよい。また、凸面や凹面が放物面であってもよい。さらにまた、レンズ4をGeやポリエチレンなどで形成することも可能である。
そして、センサチップ5とICチップ6およびICチップ6とプリント基板2は、それぞれボンディングワイヤなどの結線部8によって電気的に接続されている。
ここで、本実施形態では、センサチップ(センサ素子)5とICチップ(回路素子)6との間に熱伝導性材料から成るダイボンド材(均熱層)10を設け、センサチップ5とICチップ6とを接合するようにしている。そして、センサチップ5をダイボンド材10を介してICチップ6上に積層させている。
このように、本実施形態では、センサチップ5とICチップ6とを熱伝導性のダイボンド材(均熱層)10で接合することで、例えばICチップ6に発生する局所的な熱などをダイボンド材10で効果的に分散(均熱化)させることができるようにしている。そして、その分散(均熱化)させた熱をセンサチップ5に伝えることにより、センサチップ5の温度精度の向上を図っている。
なお、本実施形態で定義する温度精度とは、センサチップ5による測定温度(測定結果)と測定対象物の実際の温度(真値)との誤差のことを差している。そして、ダイボンド材10によってセンサチップ5の温度を均一化させ易くできるので、赤外線を受光面5aのどこで受光させたとしてもその誤差が受光面5aの面内で一定となり、センサチップ5の温度精度を向上させることができる。
また、本実施形態では、センサチップ5とICチップ6とをダイボンド材(均熱層)10で接合するようにしたが、センサチップ5に接合バンプを設け、センサチップ5をICチップ6上にフリップチップ実装するようにしてもよい。この場合、接合バンプによって形成されるセンサチップ5とICチップ6との間の隙間を熱伝導性材料で埋めることにより均熱層を形成するのが好適である。
また、本実施形態では、センサチップ(センサ素子)5およびICチップ(回路素子)6の周囲には、ノイズを遮蔽するシールドカバー7が設けられている。
シールドカバー7は、本実施形態ではケース3と同様にして、矩形状の天壁7aと周壁7bとを有し、底面部分が開放された直方体状に形成されている。そして、周壁7bの開放側端部7dがプリント基板2に接合されることにより、シールドカバー7がプリント基板2に取り付けられている。
また、シールドカバー7の天壁7aには、測定しようとする対象物体の赤外線をセンサチップ5に入射させる開口部7cが形成されている。この開口部7cは、センサチップ5と対向するようにセンサチップ5の上方に形成されている。
そして、本実施形態では、シールドカバー7は、センサチップ5およびICチップ6とケース3との間に配置されている。
このように、本実施形態では、シールドカバー7をケース3内に設けることで外部からのノイズによるセンサチップ5およびICチップ6の誤動作を抑制できるようにすのは勿論のこと、シールドカバー7内の体積を小さくできるようにしている。これにより、ダイボンド材10を介して温められたセンサチップ5の温度がより素早く安定化するようになり、センサチップ5の温度精度をより一層向上させることができる。
次に、本実施形態の赤外線センサ1の作用について説明する。
先ず、対象物体から放射される赤外線が開口部3cのレンズ4を介して赤外線センサ1内に入射され、センサチップ(センサ素子)5にて結像する。そして、センサチップ(センサ素子)5が入射した赤外線に応じた電圧を出力し、その出力信号をICチップ(回路素子)6が処理することで、対象物体の温度が検知される。
以上、説明したように、本実施形態の赤外線センサ1によれば、センサチップ(センサ素子)5とICチップ(回路素子)6との間に熱伝導性材料から成るダイボンド材(均熱層)10を設けるようにしている。そのため、例えばICチップ6に局所的な熱が発生したとしてもその熱をダイボンド材10で分散(均熱化)させてセンサチップ5に伝えることができるようになる。これにより、センサチップ5の温度を均一化させ易くすることができ、受光面5aの面内における温度精度のばらつきを抑制することができるため、センサチップ5の温度精度を向上させることができる。
また、本実施形態によれば、センサチップ(センサ素子)5がICチップ(回路素子)上に積層して配置されている。そのため、センサチップ5およびICチップ6を集積化させることができ、プリント基板2上にセンサチップ5とICチップ6とが並設して配置される構成と比べて、赤外線センサ1の小型化を図ることができる。
さらに、本実施形態では、ICチップ(回路素子)6およびセンサチップ(センサ素子)5が、プリント基板2に実装されている。そのため、セラミック基板にICチップとセンサチップとが搭載されて赤外線センサが形成される場合と比べて、コストを低減することができる。
さらにまた、本実施形態では、ICチップ(回路素子)6およびセンサチップ(センサ素子)5の周囲には、ノイズを遮蔽するシールドカバー7が設けられている。そのため、シールドカバー7によって、外部からの電磁ノイズや熱ノイズによるICチップ6やセンサチップ5の誤動作を抑制することができ、赤外線センサ1の信頼性を高めることができる。
また、本実施形態では、ICチップ6およびセンサチップ5は、赤外線をセンサチップ5に入射させる光導入部(開口部3cとレンズ4)を有したケース3で覆われており、シールドカバー7がICチップ6、センサチップ5とケース3との間に配置されている。そのため、ダイボンド材10を介して温められたセンサチップ5の温度安定時間を短くすることができ、センサチップ5の温度精度をより一層向上させることができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態には限定されず、種々の変形が可能である。
例えば、上記実施形態では、センサチップ5をICチップ6上に積層して配置するようにしたが、プリント基板2上にセンサチップ5とICチップ6とを並設して配置するようにしてそれらを熱伝導性のダイボンド材10で接合するようにしてもよい。
また、プリント基板2やケース3、その他細部のスペック(形状、大きさ、レイアウト等)も適宜に変更可能である。
1 赤外線センサ
2 プリント基板
3 ケース
3c 開口部(光導入部)
4 レンズ(光導入部)
5 センサチップ(センサ素子)
6 ICチップ(回路素子)
7 シールドカバー
10 ダイボンド材(均熱層)

Claims (4)

  1. 赤外線を受光するセンサ素子と、
    前記センサ素子の出力信号を処理する回路素子と、を備え、
    前記センサ素子を前記回路素子上に配置するとともに、前記センサ素子と前記回路素子との間に熱伝導性材料から成る均熱層を設けたことを特徴とする赤外線センサ。
  2. 前記回路素子およびセンサ素子は、プリント基板に実装されていることを特徴とする請求項1に記載の赤外線センサ。
  3. 前記回路素子およびセンサ素子の周囲には、ノイズを遮蔽するシールドカバーが設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の赤外線センサ。
  4. 前記回路素子およびセンサ素子は、赤外線を前記センサ素子に入射させる光導入部を有したケースで覆われており、
    前記シールドカバーは、前記回路素子およびセンサ素子と前記ケースとの間に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の赤外線センサ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017125973A1 (ja) * 2016-01-21 2017-07-27 パナソニックIpマネジメント株式会社 赤外線センサ
WO2022166589A1 (zh) * 2021-02-05 2022-08-11 芯海科技(深圳)股份有限公司 红外温度传感器以及电子设备

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