JP2015132359A - 減速機 - Google Patents

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平岩 一美
Kazumi Hiraiwa
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Abstract

【課題】内歯歯車とこれに噛み合う外歯歯車の相対差動回転を伴う減速機において、複数の出力軸を、それぞれ異なった減速比で駆動可能とする。
【解決手段】入力軸12と、第1出力軸16と、第2出力軸18と、静止部10とを備え、入力軸12と第1出力軸16との間に設けた第1減速手段20と、第1減速手段20と第2出力軸18との間に設けた第2減速手段22とを備え、第1減速手段20と第2減速手段22の各減速比が異なる値にした。
【選択図】図1

Description

本発明は、入力軸の回転に伴って偏心回転する内歯歯車と、これに噛み合う外歯歯車の相対差動回転を伴う減速機に関するものである。
従来、この種の減速機としては、外歯歯車が偏心回転する減速機(たとえば、特許文献1参照)や、歯車に相当するサイクロイド曲線溝と、これに介在する転動ボールを使った減速機構(以下、サイクロイド溝減速機構という)を用いた減速機(たとえば、特許文献2参照)などが知られている。
しかしながら、上記のような従来の減速機は、1種類の減速比しか得ることができないという問題があった。
特開2013−124730号公報 特許第4814351号公報
解決しようとする問題点は、出力軸が1つであり1種類の減速比しか得ることができない点である。
本発明の目的は、2つの出力軸を備えて、それぞれ異なる減速比で駆動することを可能にすることにある。
本発明の減速機は、歯数比の異なる2対の偏心回転型減速機構もしくはサイクロイド溝減速機構を備えて、2つの出力軸を減速駆動することを最も主要な特徴とする。
すなわち、本発明の減速機は、入力軸と、第1出力軸と、第2出力軸と、入力軸と第1出力軸との間に設けた第1減速手段と、第1減速手段と第2出力軸との間に設けた、第2減速手段と、を備え、第1減速手段と第2減速手段の各減速比が異なることを特徴とする。
本発明の減速機は、2対の減速機構の差動作用により、1つの減速機で減速比の異なる2つの出力軸を駆動することができる。
本発明の実施例1に係る減速機の主要部を示した断面図である。 図1におけるA−A線に沿った断面図である。 本発明の実施例2に係る減速機の主要部を示した断面図である。 本発明の実施例3に係る減速機の主要部を示した断面図である。
以下、本発明の実施の形態に係る減速機を、実施例に基づき図とともに説明する。
図1は、本発明の実施例1に係る減速機の主要部を示した断面図である。
図2は、図1のA−A線に沿った断面図であり、やや縮小して描いてある。なお、図1のB−B線に沿った断面は、後述するように歯数比が異なるのみで図2と同様であるので省略している。
はじめに、ケース(静止部)10と主要な回転体の支持関係を説明する。
入力軸12は、第1フランジ14と、これに一体的に連結された第1出力軸16を兼ねる第2フランジ16aに、ベアリング14a、16bにより支持されている。
第1フランジ14と第2フランジ16aは、一方の第1フランジ14がベアリング10aによりケース10に、他方の第2フランジ16aが第2出力軸18に設けたベアリング18aにより支持されている。
第2出力軸18は、ベアリング10bによりケース10に支持されている。
以上の、入力軸12、第1フランジ14、第1出力軸16、第2出力軸18は同一回転中心軸C1まわりに回転する。
つづいて、各回転要素について詳細に説明する。
入力軸12には、第1偏心部12aと第2偏心部12bを形成し、それぞれの回転中心軸は第1偏心部12aがC2、第2偏心部12bはC3で、回転中心軸C2とC3は互いに回転方向に180°位相がずれている。それぞれの偏心量は第1偏心部12aがδ1、第2偏心部12bがδ2である。
第1偏心部12aには第1ローラーベアリング12cを介して第1外歯歯車20が、第2偏心部12bには第2ローラーベアリング12dを介して第2外歯歯車22が、それぞれ回転可能に装着されている。
第1外歯歯車20と第2外歯歯車22には、第1伝達孔20aと第2伝達孔22aが同一円周上にそれぞれ複数形成されている。第1伝達孔20aと第2伝達孔22aの数は少なくとも3カ所が望ましく、実施例1においては図2に示すように9カ所設けている。
この第1伝達孔20aと第2伝達孔22aには、第2フランジ16aに形成した伝達ピン16cが貫通しており、伝達ピン16cの右端は第1フランジ14とボルト14bにより結合されている。
伝達ピン16cにはブッシュ16d、16eが嵌め込まれている。
ブッシュ16dの外径部と第1伝達孔20aの内径部との間には前述の偏心量δ1に対応した隙間が、ブッシュ16eの外径部と第2伝達孔22aの内径部との間には前述の偏心量δ2に対応した隙間が、それぞれ設けられている。このため、後述する第1偏心部12aと第2偏心部12bによって第1外歯歯車20と第2外歯歯車22が偏心して自転しながら公転する際に、ブッシュ16d、16eの外径部と第1伝達孔20a、第2伝達孔22aの内径部とは、それぞれの円周上で常に接していている。これにより、第1外歯歯車20および第2外歯歯車22の自転に伴うトルクは伝達ピン16cを介して第1フランジ14および第2フランジ16aに伝達可能である。
つまり、第2フランジ16aと一体の第1出力軸16の回転速度は、第1外歯歯車20および第2外歯歯車22の自転速度と同じである。
第1内歯歯車24は、ケース10と一体に形成された半円形の歯溝10cと、該歯溝10cに換装され上記の第1外歯歯車20と噛み合う円柱状の第1ピン10dとで構成されている。
第2内歯歯車26は、第2出力軸18と一体に形成された半円形の歯溝18cと、該歯溝18cに換装され上記の第2外歯歯車22と噛み合う円柱状の第2ピン18dとで構成されている。
第1外歯歯車20の歯数は第1内歯歯車24の歯数(第1ピン10dの数)より少なく、第2外歯歯車22の歯数は第2内歯歯車26の歯数(第1ピン18dの数)より少なくする。
図1には、その他にオイルシールやスナップリングが必要に応じて設けられているが説明を省略する。
つづいて、実施例1の作動を説明する。
以下の説明において、上記した各歯車の歯数は、第1外歯歯車20の歯数を58、第1内歯歯車24の歯数を60、第2外歯歯車22の歯数を28、第2内歯歯車26の歯数を30、として説明する。
また、入力軸12の回転方向を正回転とし、その逆を逆回転として説明する。
はじめに、入力軸12を回転させると、第1外歯歯車20および第2外歯歯車22が偏心回転しながら、第1内歯歯車24および第22内歯歯車26とそれぞれ噛み合って公転する。
このとき、第1外歯歯車20と第1内歯歯車24の歯数差が2枚あるので、入力軸12が1回転するごとに第1内歯歯車24に対して第1外歯歯車20の噛み合いが2歯ずつ逆回転方向にずれる。したがって、第1出力軸16は第1外歯歯車20と同じ速度で回転するので、第1内歯歯車24の歯数をN1、第1外歯歯車20の歯数をN2として、入力軸12の回転速度を1とすると、第1出力軸16の回転速度は(N2−N1)/N1であり、−1/30である。
また、いわゆる減速比(第1出力軸16の回転速度/入力軸12の回転速度)は、−N1/(N1−N2)であり、上記した歯数にあっては−30である。したがって、第1出力軸16は逆回転する。
一方、第2外歯歯車22は、入力軸12の回転によって偏心しつつ、かつ第11外歯歯車20と同じ回転速度で自転しながら、第2内歯歯車26と噛み合っている。
ここでも第2外歯歯車22と第2内歯歯車26の歯数差が2枚あるので、入力軸12が1回転するごとに、第2外歯歯車22と第2内歯歯車26との噛み合いが2枚ずれ、この場合、第2外歯歯車22から見ると第2内歯歯車26は正回転方向にずれていく。
したがって、第2内歯歯車26の歯数をN3、第2外歯歯車22の歯数をN4として、入力軸12の回転速度を1とすると、第2出力軸18の回転速度は(N2−N1)/N1+(N3−N4)/N1であり、+1/30である。
つまり、減速比の絶対値は同じ30ながら、第2出力軸18は正回転する。
むろん、これらの回転速度や回転方向は各歯数の設定で変化する。
たとえば、第11外歯歯車20と第1内歯歯車24の歯数を上記と同じ、N1を60、N2を58、として、第2外歯歯車22と第2内歯歯車26の歯数を、N3を62、N4を60とすると、第1出力軸16の回転速度は同じながら第2出力軸18の回転速度は約−1/930となり、一方の第1出力軸16は減速比で−30、他方の第2出力軸18は減速比約−930と大きく異なる結果になる。
このように、本発明の減速機によれば、2種類の異なった減速比の2つの出力軸16と18を有するのが特徴であり、特に第1出力軸16と第2出力軸18とが、互いに逆方向の回転で減速比の絶対値を同じにできるという特性を有している。
このため、これらの特性を生かした用途としては、以下のことが考えられる。
第1に、第1出力軸16と第2出力軸18にそれぞれ腕を設けて、両者によって何かを挟むことや、掴むことができる。
第2に、第1出力軸16と第2出力軸18にそれぞれ攪拌板を設けて、流体等の攪拌作用を行わせることができる。
第3に、船舶や航空機の2重反転翼への応用が期待できる。たとえば、船舶にあっては、スクリューを前後に2個設けて、互いに逆方向に回転させながら推進させることが可能であり、船の燃費を改善する手段になる。
その他、扉の開閉などへの応用も可能である。
また、第2出力軸18の減速比を大きく設定して、主としてこれだけを使うことも可能である。この場合、簡単な構成で大きな減速比が可能になる。
このように、簡単な構成の減速機で2つの出力軸を有して、さまざまな用途に用いることができる。
次に、本発明の実施例2の減速機につき説明する。
図3は、本発明の実施例2に係る減速機の要部の断面図である。
ここでは、実施例1と異なる部分を中心に説明し、実施例1と実質的に同じ部分については、同じ符号を付しそれらの説明を省略する。
実施例2における実施例1との違いは、入力軸12と第1外歯歯車20および第2外歯歯車22との間に歯車対32、34を設けていることである。
すなわち、実施例1において第1外歯歯車20と第2外歯歯車22に形成していた、第1伝達孔20aと第2伝達孔22aと同様の駆動孔を20b、22bとして3カ所に形成し、ここに偏心軸36を設ける。
偏心軸36は、実施例1と同様に互いに連結された第11フランジ14と第11出力軸16と一体の第22フランジ16aに、ベアリング14c、16fで支持されており、入力軸12により歯車対32、34を介して駆動される。偏心軸36は、第1偏心部36aと第2偏心部36bを形成しており、この第1偏心部36aと第2偏心部36bがベアリング36c、36dを介して第1外歯歯車20および第2外歯歯車22を偏心回転させる。
偏心軸36と第1偏心部36aと第2偏心部36bの中心位置は、実施例1と同様の描き方で記してある。
また、3カ所の駆動孔を20b、22bの円周上中間3カ所に連結孔20c、22cを形成し、第1フランジ14と第2フランジ16aとを連結する伝達ピン16cを配置する。ただし、伝達ピン16cは第1外歯歯車20と第2外歯歯車22からのトルクを伝達しないので、連結孔20c、22cと伝達ピン16cとの隙間は実施例より大きい。
すなわち、第1外歯歯車20と第2外歯歯車22から第1フランジ14と第2フランジ16aへのトルク伝達は、3個の偏心軸36がになう。
その他の構成は実施例と同様であるので、説明を省略する。
つづいて、実施例2の作動を説明する。
実施例2は上述したように、第1外歯歯車20および第2外歯歯車22を偏心回転させる偏心軸36と、これを駆動する入力軸12との間に歯車対32、34を介在させたことが実施例1との違いである。
したがって、減速比の計算に歯車対32、34の歯数比が追加されるだけであり、作動は基本的に実施例1と同様であるので、詳細の説明を省略する。
実施例2も実施例1で説明した特徴を有するとともに、歯車対32、34の追加で減速比設定の自由度が増すというメリットがある。
次に、本発明の実施例3の減速機につき説明する。
図4は、本発明の実施例3に係る減速機の要部の断面図である。
ここでは、実施例1と異なる部分を中心に説明し、実施例1と実質的に同じ部分については、同じ符号を付しそれらの説明を省略する。
実施例3は、実施例1の減速手段がピンを介在した外歯歯車と内歯歯車という組み合わせであったのに対して、歯車に相当する2つのサイクロイド曲線溝と、両者間に介在する転動ボールを使っていることである。
はじめに、ケース10と主要な回転体の支持関係を説明する。
入力軸12は、ケース10と第1出力軸16に、ベアリング10a、16aにより支持されている。
第1出力軸16は、第2出力軸18にベアリング18a、18bにより支持されており、第2出力軸18はケース10と一体に結合されたカバー40にベアリング40aにより支持されている。
以上の、入力軸12、第1出力軸16、第2出力軸18は同一回転中心軸C1で回転する。
つづいて、各回転要素について詳細に説明する。
入力軸12は、回転中心軸C1からδ1だけ偏心した第1偏心部12aを有しており、第1偏心部12aはベアリング12cを介して偏心板42が回転可能に装着されている。
また、入力軸12には偏心錘12eを形成しており、偏心錘12eは第1偏心部12aと動的なバランスをとって回転に伴う振動を防ぐ。
偏心板42には、ケース10側に第1サイクロイド溝42aが形成され、ケース10にはこれに対応する第2サイクロイド溝10gが形成されている。
第1サイクロイド溝42aと第2サイクロイド溝10gの間には複数の第1転動ボール44が介在しており、これらにより実施例1における第1外歯歯車20と第1内歯歯車24および第1ピン10dと同様の作用を行う。
すなわち、詳細の図示は省略するが、歯車の歯に相当する第1サイクロイド溝42aの波数は、第2サイクロイド溝10gと2波異なっている。
また偏心板42には、第2出力軸18側に第3サイクロイド溝42bが形成され、第2出力軸18にはこれに対応する第4サイクロイド溝18gが形成され、両者間には複数の第2転動ボール46が介在している。
ここでも、第3サイクロイド溝42bの波数は、第4サイクロイド溝18gと2波異なっているが、後述するように第1サイクロイド溝42aと第2サイクロイド溝10gの波数比と第3サイクロイド溝42bと第4サイクロイド溝18gの波数比は異なっている。
偏心板42の径方向内側には複数の伝達孔42hが形成され、第1出力軸16に圧入された複数の伝達ピン16cが挿入されている。伝達孔42hと伝達ピン16cの間には前述のδ1に対応した隙間が設けてある。このため、実施例1で説明したのと同様に、偏心板42が偏心して自転しながら公転する際に、自転に伴うトルクは伝達ピン16cを介して第1出力軸16に伝達可能である
つづいて、実施例3の作動を説明する。
ここでは、上記した各サイクロイド溝の波数Zを、第1サイクロイド溝42aのZ1が26、第2サイクロイド溝10gのZ2が28、第3サイクロイド溝42bのZ3が14、第4サイクロイド溝18gのZ4が12とした場合について説明する。
実施例3は上述したように、2つのサイクロイド曲線溝と、両者に介在する転動ボールを使っているが、減速手段としての基本的な作動は実施例1と同様である。
したがって、入力軸12が1回転するたびに波数差の2波だけ回転がずれていく。
このため、入力軸12の回転速度を1とすると、第1出力軸16と同じ回転速度の偏心板は、(Z1−Z2)/Z2であり、上記した波数では−1/14である。
一方、第2出力軸18は、(Z1−Z2)/Z2+(Z4−Z3)/Z4であり、上記した波数では1/14である。
つまり、実施例1と同様に第1出力軸16と第2出力軸18は、互いに逆回転するとともに、その減速比の絶対値は同じである。
むろん、減速比は波数の設定で変化するので、必ずしも互いに逆回転するとは限らず、自由に設定可能である。
実施例3は、実施例1よりも減速比の絶対値が小さい範囲に適するが、実施例1と同様のメリットを有する。
以上の説明のように、本発明の減速機によれば、2種類の異なった減速比を得ることができ、特に第1出力軸16と第2出力軸18を、互いに逆回転させることができる上に、両者の減速比の絶対値を同一にすることも可能である。
そのため、これらの特性を生かして、さまざまな機器の減速に用いることが可能である。
なお、上記実施例1乃至3において、第1出力軸と前記第2出力軸の各減速比の絶対値は、強度や動作等を考慮すると実際は20%以内の差とするのが望ましい。
本発明の減速機は、当業者の一般的な知識に基づいて、各ベアリングの種類を適切に選択することや、バックラッシュを小さくするための工夫や改良を加えた態様で実施することができる
本発明の減速機は、産業用ロボットのアーム駆動や、船舶などの2重反転機構などに適用してメリットを得ることができる。
10 ケース
12 入力軸
14 第1フランジ
16 第1出力軸
18 第2出力軸
20 第1外歯歯車
22 第2外歯歯車
24 第1内歯歯車
26 第2内歯歯車
32、34 歯車対
36 偏心軸
40 カバー
42 偏心板
44 第1転動ボール
46 第2転動ボール

Claims (5)

  1. 入力軸と、
    第1出力軸と、
    第2出力軸と、
    静止部と、
    前記入力軸と前記第1出力軸との間に設けた第1減速手段と、
    前記第1減速手段と前記第2出力軸との間に設けた第2減速手段と、
    を備え、
    前記第1減速手段と前記第2減速手段の減速比が互いに異なることを特徴とする減速機。
  2. 前記第1出力軸と前記第2出力軸とが、互いに逆方向に回転するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の減速機。
  3. 前記第1出力軸と前記第2出力軸の各減速比の絶対値が20%以内の差であることを特徴とする請求項2に記載の減速機。
  4. 前記第1減速手段と前記第2減速手段が、それぞれ第1内歯歯車および第2内歯歯車と、該第1内歯歯車および第2内歯歯車よりそれぞれ歯数が少なく、前記入力軸の回転に伴って偏心回転する第1外歯歯車および第2外歯歯車とで構成され、前記第1内歯歯車が前記ケースに固定され、前記第2内歯歯車が前記第2出力軸と連結され、前記第1外歯歯車と前記第2外歯歯車の自転が前記第1出力軸に伝達されるように連結したことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の減速機。
  5. 前記第1減速手段が、前記入力軸によって偏心回転する第1サイクロイド曲線溝を形成した偏心回転板と前記ケースに形成した第2サイクロイド曲線溝と第1転動ボールからなり、前記第2減速手段が、前記偏心回転板と前記第2出力軸との間にそれぞれに形成した第3サイクロイド曲線溝と第4サイクロイド曲線溝と第2転動ボールからなり、前記偏心回転板の自転が前記第1出力軸に伝達されるように連結したことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の減速機。
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