JP2015140811A - 差動減速機及び差動減速方法 - Google Patents

差動減速機及び差動減速方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2015140811A
JP2015140811A JP2014012050A JP2014012050A JP2015140811A JP 2015140811 A JP2015140811 A JP 2015140811A JP 2014012050 A JP2014012050 A JP 2014012050A JP 2014012050 A JP2014012050 A JP 2014012050A JP 2015140811 A JP2015140811 A JP 2015140811A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
planetary
planetary gear
shaft
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014012050A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6411743B2 (ja
Inventor
郁夫 武田
Ikuo Takeda
郁夫 武田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Peripherals Ltd
Original Assignee
Fujitsu Peripherals Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Peripherals Ltd filed Critical Fujitsu Peripherals Ltd
Priority to JP2014012050A priority Critical patent/JP6411743B2/ja
Publication of JP2015140811A publication Critical patent/JP2015140811A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6411743B2 publication Critical patent/JP6411743B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Retarders (AREA)

Abstract

【課題】 少ない歯車で高減速まで対応でき、特殊な歯車を使わない減速機を実現する。
【解決手段】 差動減速機1は、入力軸21を回転させると遊星キャリア3に支持された第1の遊星歯車10と第2の遊星歯車11が太陽軸2回りに公転する。第1の遊星歯車10は静止歯車6により回転軸10c回りに回転する。第1の遊星歯車10の回転はアイドラ歯車5を介して第2の遊星歯車11に伝達され、第2の遊星歯車11が回転軸11c回りに回転する。第2の遊星歯車11によって出力歯車4が回転させられ、出力歯車4に連結された出力軸22が回転する。
【選択図】図6

Description

本発明は、差動減速機及び差動減速方法に関する。
減速機は、駆動源から入力された回転を減速させて伝達する目的で使用され、平歯車や遊星歯車を組み合わせた構成を有する。一般的には、平歯車や遊星歯車を有する減速機では、10以下の減速比が得られる。さらに大きい減速比が必要な場合には、平歯車や遊星歯車を有する減速機を多段に組み合わせて使用する。ところが、減速機を多段に配置すると多数の歯車が必要になるので、減速比を大きくするほど、装置構成が複雑化、かつ大型化し、コストが上がる。
30以上の減速比が得られる機構としては、ハーモニックドライブ(登録商標)が知られている。この減速機は、入力軸に接続された楕円形のウェーブ・ジェネレータの外側に、ベアリングを介してフレキシブルなフレクスプラインを装着し、フレクスプラインのさらに外側にケーシングに固定されるサーキュラ・スプラインを配置した構成を有する。フレクスプラインの外歯は、サーキュラ・スプラインの内歯に長軸部分の両端の2個所において噛み合っており、ウェーブ・ジェネレータが回転すると、フレクスプラインが弾性変形しながら回転し、サーキュラ・スプラインの内歯との噛み合い位置が順次移動する。ウェーブ・ジェネレータが180度回転すると、フレクスプラインが歯数1枚分だけ反対方向に移動する。従って、この減速機では、ウェーブ・ジェネレータを1回転させる毎に、フレクスプラインが歯数2枚分だけ反対方向に移動することにより、入力側の回転を減速させる。
ところが、ハーモニックドライブ(登録商標)では、特殊な歯車の製造や制御が難しいことから、速度比がわずかに違う2組の遊星歯車を入力軸に対して偏芯させて連結させた差動減速機が提案されている。例えば、図7に概略構成を示す差動減速機101は、f側とr側の2組の遊星歯車103,104を利用している。入力軸102を回転させると、入力軸102に対して偏芯して連結された太陽軸102Aに外接するf側の遊星歯車103が自転しながら太陽軸102A回りを公転する。太陽軸102Aは、入力軸102に対して偏芯しているので、f側の遊星歯車103は、入力軸102に対して偏芯した公転を行う。これに従って、r側の遊星歯車104が回転し、出力軸105に回転が伝達されることで減速する。
特開2008−164086号公報 URL http://www.hds.co.jp/principle/index.htm 「ハーモニックドライブ(登録商標)の原理」 「遊星歯車・差動歯車装置の設計」,日刊工業新聞社,P69−85.
ここで、図7に示す差動減速機101のf側の遊星歯車103の歯数をZfe、遊星歯車103と噛み合う内歯車107の歯数Zfとし、r側の遊星歯車104の歯数をZre、遊星歯車104と噛み合う内歯車108の歯数Zrとすると、差動減速機101の減速比εは、以下の式で表すことができる。
減速比ε=入力軸速度n1/出力軸速度n2=1/(1−Zr・Zre/Zfe・Zr)
そして、この式における「Zr・Zre/Zfe・Zr」が1に近づくように歯数を選択すれば、高い減速比を実現できる。実際には、内歯車と遊星歯車の端数が近いとインボリュート干渉という問題が起きるので、遊星歯車は内歯車よりも小さく歯数差は3以上であることが求められる。即ち、歯数差ΔZd=Zf−Zfe=Zr−Zre、ΔZd=3という制限があり、減速比は300程度が限界であると考えられる。また、この差動減速機では、遊星歯車を偏芯させつつ公転させるために、バランスウェイトが必要になるので、装置構成が複雑化し、軽量化が困難であった。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、少ない歯車で高減速まで対応でき、特殊な歯車を使わない減速機を提供することを目的とする。
実施形態の一観点によれば、入力軸に連結された遊星キャリアに軸支され、静止歯車に外接する第1の遊星歯車と、前記遊星キャリアに軸支され、太陽軸と同軸に配置された出力歯車に外接する第2の遊星歯車と、前記第1の遊星歯車及び前記第2の遊星歯車に外接し、前記太陽軸に同軸に配置されたアイドラ歯車と、を含むことを特徴とする差動減速機が提供される。
また、実施形態の別の観点によれば、入力軸の回転により、第1の遊星歯車及び第2の遊星歯車を太陽軸回りに公転させ、静止歯車に噛み合わされた第1の遊星歯車を自転させ、前記第1の遊星歯車の自転による回転を前記太陽軸に同軸に配置されたアイドラ歯車に伝達し、前記アイドラ歯車に噛み合わされた第2の遊星歯車を自転させ、前記第2の遊星歯車に連結された出力歯車を回転させることを特徴とする差動減速方法が提供される。
2つの遊星歯車の回転をアイドラ歯車を介して伝達することにより、特殊な歯車を使わず、少ない歯車数で高い減速比を実現することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る差動減速機の原理の一例を説明する図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る差動減速機の原理において減速比の計算方法の一例を説明する図である。 図3は、本発明の実施の形態に係る差動減速機の原理において各歯車の歯数の選択例を説明する図である。 図4は、本発明の実施の形態に係る差動減速機を出力側からみた構成の一例を示す図である。 図5は、本発明の実施の形態に係る差動減速機において、図4のA−A線に沿った断面の一例を示す斜視図である。 図6は、本発明の実施の形態に係る差動減速機において、図4のB−B線に沿った断面の一例を示す図である。 図7は、従来の差動減速機の一例を示す図である。
発明の目的及び利点は、請求の範囲に具体的に記載された構成要素及び組み合わせによって実現され達成される。
前述の一般的な説明及び以下の詳細な説明は、典型例及び説明のためのものであって、本発明を限定するためのものではない。
最初に、図1を用いて、差動減速機の原理について説明する。
差動減速機1は、入力軸である太陽軸2上に入力側から順番に遊星キャリア3と、出力歯車4と、アイドラ歯車5と、静止歯車6とが同軸に配置されている。
遊星キャリア3には、複数の遊星歯車10,11が回転自在に支持されている。第1の遊星歯車10は、遊星キャリア3に固定された回転軸10cを有し、回転軸10cには第1の歯車10a及び第2の歯車10bが回転自在に支持されている。第1の歯車10aと第2の歯車10bは、一体に製造されており、回転軸10cを中心に自転可能であると共に、遊星キャリア3の回転に従って太陽軸2を中心に公転することができる。第1の歯車10aは、静止歯車6に噛み合わされている。第2の歯車10bは、アイドラ歯車5に噛み合わされている。このために、第1の遊星歯車10は、静止歯車6とアイドラ歯車5に外接しながら公転と自転の両方の回転が可能である。第1の遊星歯車10は、重量バランスのため、図示していない反対側にも設けられている。
第2の遊星歯車11は、遊星キャリア3に固定された回転軸11cを有し、回転軸11cには第3の歯車11a及び第4の歯車11bが回転自在に支持されている。第3の歯車11aと第4の歯車11bは、一体に製造されており、回転軸11cを中心に自転可能であると共に、遊星キャリア3の回転に従って太陽軸2を中心に公転することができる。第3の歯車11aは、アイドラ歯車5に噛み合わされている。第4の歯車11bは、出力歯車4に噛み合わされている。このために、第2の遊星歯車11は、アイドラ歯車5と出力歯車4に外接しながら公転と自転の両方の回転が可能である。第2の遊星歯車11は、重量バランスのため、図示していない反対側にも設けられている。
この差動減速機1を使用するときは、太陽軸2を回転させて、遊星キャリア3を太陽軸2回りに回転させる。遊星キャリア3が回転すると、第1の遊星歯車10が太陽軸2回りに公転する。このとき、第1の遊星歯車10の第1の歯車10aは静止歯車6に外接しており、静止歯車6は静止しているので、第1の遊星歯車の公転に伴って第1の歯車10aが静止歯車6の外周に接触しながら外転する。ここで、第1の歯車10aには第2の歯車10bが結合しているので、第2の歯車10bが第1の歯車10aと同じ回転数でアイドラ歯車5の周りを回転する。このように遊星キャリア3を回転させることによって、太陽軸2の回転が第1の遊星歯車10を介してアイドラ歯車5に伝達される。
さらに、アイドラ歯車5には、第2の遊星歯車11の第3の歯車11aも噛み合わされている。第2の遊星歯車11は遊星キャリア3によって太陽軸2回りに公転しているので、アイドラ歯車5が相対的に静止状態を維持する代わりに、第2の遊星歯車11の第3の歯車11aがアイドラ歯車5の回りを外転し、第3の歯車11aが回転軸11cの回りに自転する。これによって、第3の歯車11aに結合された第4の歯車11bが第3の歯車11aと同じ回転数で回転し、出力歯車4を回転させる。以上の伝達によって、太陽軸2を回転させると、2つの遊星歯車10,11を介して出力歯車4が回転する。
次に差動減速機1の減速比の計算方法について説明する。
遊星歯車10,11を使った場合の減速比を直接計算するのは難しいので、図2に示すように、(A)入力軸を回転させず静止歯車6を回転させた場合の出力と、(B)全体を1回転させた場合の出力を計算し、出力の合計を求めることで減速比を計算する。なお、Zaは、静止歯車6の歯数、Zbは第1の歯車10aの歯数、Zcは第2の歯車10bの歯数とする。さらに、Zdは第3の歯車11aの歯数、Zeは第4の歯車11bの歯数、Zfは出力歯車4の歯数である。そして、Ziはアイドラ歯車5の歯数である。
ケース(A)の入力軸を回転させず静止歯車6を回転させた場合には、静止歯車6の回転を「−1」、入力を「0」とすると、出力は「−(Za・Zc・Ze)/(Zb・Zd・Zf)」になる。また、ケース(B)の全体を1回転させた場合、静止歯車6の回転、入力側の回転、出力側の回転が共に「1」になる。(A)と(B)を合計すると、静止歯車6の回転は「0」、即ち静止状態になり、入力は「1」、即ち回転状態になる。この状態は、差動減速機1の運転状態を示し、その出力は「1−(Za・Zc・Ze)/(Zb・Zd・Zf)」になる。従って、差動減速機1の減速比は、入力/出力=1/{1−(Za・Zc・Ze)/(Zb・Zd・Zf)}となる。
ここで、(Za・Zc・Ze)/(Zb・Zd・Zf)を1に近づけると、高減速が得られる。ただし、遊星歯車10,11は2つの太陽歯車(この場合は、アイドラ歯車5及び静止歯車6)に接していて、遊星歯車10,11の自転する回転軸10c,11cが太陽軸2と平行になるには、次の条件が必要である。
(a)歯車4,5,6,10,11のモジュールが全て同じ場合
Za+Zb=Zi+Zc (1)
Zi+Zd=Zf+Ze (2)
(b)歯車4,5,6,10,11のモジュールが異なる場合
静止歯車6のモジュールをm1とすると、第1の歯車10aも同じモジュールm1となり、アイドラ歯車5のモジュールをm2とすると、第2の歯車10bと第3の歯車11aもモジュールm2となり、出力歯車4のモジュールをm3とすると、第4の歯車11bもモジュールm3となる。従って、
m1(Za+Zb)=m2(Zi+Zc) (3)
m2(Zi+Zd)=m3(Zf+Ze) (4)
歯車5,6,10,11のモジュールが全て同じで、式(1)及び式(2)を同時に満たす組合せは少なく、実現可能な歯数は少ない。しかしながら、モジュールm1、m2、m3を変えることで、式(3)及び式(4)を同時に成立させることが可能になるので、歯数の選択肢は増える。
これらの条件を満たす歯数の例を図3に示す。
図3(a)に示す例1では、Za=36、Zb=31、Zc=23、Zd=29、Ze=38、Zf=35、Zi=44を選択することにより、
式(1)及び式(2)は、
Za+Zb=Zi+Zc=67
Zi+Zd=Zf+Ze=73
となり、条件を満たす。この場合の減速比は、1/{1−(36・23・38)/(31・29・35)}=31465になる。
また、図3(b)に示す例2では、Za=29、Zb=14、Zc=17、Zd=27、Ze=23、Zf=30、Zi=26を選択することにより、
式(1)及び式(2)は、
Za+Zb=Zi+Zc=43
Zi+Zd=Zf+Ze=53
となり、条件を満たす。この場合の減速比は、1/{1−(29・17・23)/(14・27・30)}=11340になる。
このように、この差動減速機1では、内歯車を使わず作り易い平歯車だけで構成することが可能になり、高い減速比を得ることが可能になる。
次に、差動減速機の実施例について図4〜図6を参照して説明する。なお、図4は、差動減速機1を出力側からみた正面図であり、図5は図4のA−A線に沿った断面を示す斜視図である。また、図6は、図4のB−B線に沿った断面図である。
差動減速機1は、ケース20によって複数歯車の周囲を囲んでいる。ケース20は、不図示の他の装置などに固定されており、中央には太陽軸2が配置されている。太陽軸2上には、入力軸21と出力軸22が配置されている。入力軸21は、一対のベアリング30でケース20に回転自在に支持されており、一端部がケース20の外側に突出し、他端部が遊星キャリア3に接続されている。出力軸22は、一端側が遊星キャリア3にベアリング31で回転自在に支持されている。一端部には、出力歯車4が一体に形成されている。さらに、出力軸22は、アイドラ歯車5及び静止歯車6を貫通してケース20の外側に引き出されている。アイドラ歯車5は、一対のベアリング32によって出力軸22に回転自在に支持されている。静止歯車6は、ケース20に固定されると共に、一対のベアリング33で出力軸22を回転自在に支持している。入力軸21、遊星キャリア3、出力歯車4、アイドラ歯車5、静止歯車6、出力軸22は、同軸、即ち太陽軸2上に配置されている。
遊星キャリア3は、太陽軸2に直交する径方向に延び、第1の遊星歯車10の回転軸10cと、第2の遊星歯車11の回転軸11cが2つずつ固定されている。第1の遊星歯車10の回転軸10cは、太陽軸2を中心として対称な位置に1つずつ固定されている。第2の遊星歯車11の回転軸11cは、太陽軸2を中心として対称な位置で、かつ第1の遊星歯車10の回転軸10cから回転方向に約90°ずれた位置に1つずつ固定されている。
第1の遊星歯車10は、回転軸10cにベアリング35を介して第1の歯車10aと第2の歯車10bが回転自在に取り付けられている。第1の歯車10aと第2の歯車10bは一体に形成されている。第1の歯車10aは、静止歯車6に噛み合わされている。第2の歯車10bは、アイドラ歯車5に噛み合わされている。
第2の遊星歯車11は、回転軸11cにベアリング36を介して第3の歯車11aと第4の歯車11bが回転自在に取り付けられている。第3の歯車11aと第4の歯車11bは一体に形成されている。第3の歯車11aは、アイドラ歯車5に噛み合わされている。第4の歯車11bは、出力歯車4に噛み合されている。
この差動減速機1では、入力軸21を回転させると、遊星キャリア3が回転し、遊星歯車10,11が太陽軸2を中心に公転する。このとき、第1の遊星歯車10の第1の歯車10aが静止歯車6に外接していることから、第1の歯車10aが静止歯車6によって回転させられる。これによって、第1の遊星歯車10が自転し、第1の歯車10aに一体に連結されている第2の歯車10bが回転する。第2の歯車10aの回転は、アイドラ歯車5を介して第2の遊星歯車11の第3の歯車11aに回転が伝達される。これによって、第2の遊星歯車11が太陽軸2回りに公転しながら自転し、第3の歯車11aに一体に連結されている第4の歯車11bが回転し、出力歯車4が回転させられる。出力歯車4が回転すると、出力軸22が回転する。このようにして、差動減速機1の入力軸21に入力された回転が減速されて出力軸22に伝達される。例えば、図3(a)に示すように、各歯車4〜6,10,11の歯数を選択すると、差動減速機1の減速比が31465になる。また、図3(b)の例では、差動減速機1の減速比は11340になる。
以上、説明したように、差動減速機1では、アイドラ歯車5を介して2つの遊星歯車10,11を連結させることにより、特殊な歯車を使わず、少ない歯車数で高減速まで幅広い減速比を実現することができる。これによって、例えば、少ない動力から大きい力を取り出すことが可能になる。
ここで挙げた全ての例及び条件的表現は、発明者が技術促進に貢献した発明及び概念を読者が理解するのを助けるためのものであり、ここで具体的に挙げたそのような例及び条件に限定することなく解釈するものであり、また、明細書におけるそのような例の編成は本発明の優劣を示すこととは関係ない。本発明の実施形態を詳細に説明したが、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、それに対して種々の変更、置換及び変形を施すことができる。
1 差動減速機
2 太陽軸
3 遊星キャリア
4 出力歯車
5 アイドラ歯車
6 静止歯車
10 第1の遊星歯車
10a 第1の歯車
10b 第2の歯車
11 第2の遊星歯車
11a 第3の歯車
11b 第4の歯車
21 入力軸
22 出力軸

Claims (4)

  1. 入力軸に連結された遊星キャリアに軸支され、静止歯車に外接する第1の遊星歯車と、
    前記遊星キャリアに軸支され、太陽軸と同軸に配置された出力歯車に外接する第2の遊星歯車と、
    前記第1の遊星歯車及び前記第2の遊星歯車に外接し、前記太陽軸に同軸に配置されたアイドラ歯車と、
    を含むことを特徴とする差動減速機。
  2. 前記第1の遊星歯車は、前記静止歯車に噛み合う第1の歯車と、前記アイドラ歯車に噛み合う第2の歯車とが同軸に配置され、
    前記第2の遊星歯車は、前記アイドラ歯車に噛み合う第3の歯車と、前記出力歯車に噛み合う第4の歯車とが同軸に配置されることを特徴とする請求項1に記載の差動減速機。
  3. 前記第1の歯車の歯数が前記第2の歯車の歯数より小さく、
    前記第3の歯車の歯数が前記第4の歯車の歯数より大きいことを特徴とする請求項2に記載の差動減速機。
  4. 入力軸の回転により、第1の遊星歯車及び第2の遊星歯車を太陽軸回りに公転させ、静止歯車に噛み合わされた第1の遊星歯車を自転させ、
    前記第1の遊星歯車の自転による回転を前記太陽軸に同軸に配置されたアイドラ歯車に伝達し、前記アイドラ歯車に噛み合わされた第2の遊星歯車を自転させ、前記第2の遊星歯車に連結された出力歯車を回転させることを特徴とする差動減速方法。
JP2014012050A 2014-01-27 2014-01-27 差動減速機 Expired - Fee Related JP6411743B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014012050A JP6411743B2 (ja) 2014-01-27 2014-01-27 差動減速機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014012050A JP6411743B2 (ja) 2014-01-27 2014-01-27 差動減速機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015140811A true JP2015140811A (ja) 2015-08-03
JP6411743B2 JP6411743B2 (ja) 2018-10-24

Family

ID=53771303

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014012050A Expired - Fee Related JP6411743B2 (ja) 2014-01-27 2014-01-27 差動減速機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6411743B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113757316A (zh) * 2021-09-10 2021-12-07 淄博纽氏达特行星减速机有限公司 一种小速比传动的行星减速机
CN113864420A (zh) * 2020-06-30 2021-12-31 丰田自动车株式会社 复合行星齿轮装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49130283U (ja) * 1973-03-10 1974-11-08
JPS56157447U (ja) * 1980-04-23 1981-11-24
JP2002070958A (ja) * 2000-08-30 2002-03-08 Hitachi Ltd 伝達機構及びそれを備えた車両

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49130283U (ja) * 1973-03-10 1974-11-08
JPS56157447U (ja) * 1980-04-23 1981-11-24
JP2002070958A (ja) * 2000-08-30 2002-03-08 Hitachi Ltd 伝達機構及びそれを備えた車両

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113864420A (zh) * 2020-06-30 2021-12-31 丰田自动车株式会社 复合行星齿轮装置
JP2022011352A (ja) * 2020-06-30 2022-01-17 トヨタ自動車株式会社 複合遊星歯車装置
JP7342806B2 (ja) 2020-06-30 2023-09-12 トヨタ自動車株式会社 複合遊星歯車装置
CN113864420B (zh) * 2020-06-30 2024-04-16 丰田自动车株式会社 复合行星齿轮装置
CN113757316A (zh) * 2021-09-10 2021-12-07 淄博纽氏达特行星减速机有限公司 一种小速比传动的行星减速机

Also Published As

Publication number Publication date
JP6411743B2 (ja) 2018-10-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101614265B (zh) 组合型波动齿轮减速机
JP5280773B2 (ja) 遊星歯車減速装置
KR101408203B1 (ko) 유성기어 방식의 rv감속기
JP6782494B2 (ja) 遊星歯車装置及び遊星歯車装置の設計プログラム
WO2009017143A1 (ja) 歯車装置及び歯車装置を用いた産業用ロボットの旋回部構造
US20140148302A1 (en) Reduction gearing with a high reduction ratio
JPWO2012029756A1 (ja) 多段減速機
JP6411743B2 (ja) 差動減速機
JP2013142459A (ja) ハイポサイクロイド装置
JP2016031081A (ja) 差動装置
JP2017040348A (ja) 遊星歯車装置及びその設計方法
JPWO2014147734A1 (ja) 複合駆動装置およびロボット
JP2016133158A (ja) 減速機、及びこれを具えた直交型ギアモータ
KR20100064701A (ko) 다단방식의 유성기어장치
JP2015175380A (ja) 減速機およびアクチュエータ
JP2015132359A (ja) 減速機
JP2008256199A (ja) 歳差運動減速機。
JP2016098943A (ja) 動力伝達装置
JP4598460B2 (ja) 遊星歯車変速機
TWM455101U (zh) 諧波減速裝置
WO2015087750A1 (ja) 減速機
JP2017002954A (ja) 伝動装置
JP2007321970A (ja) 減速機
CN104154185A (zh) 一种内置行星传动高刚度少齿差齿轮传动装置
JP4999978B2 (ja) 偏心差動型減速機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160930

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170607

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170620

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170808

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180206

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180405

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20180511

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20180515

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180918

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180927

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6411743

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees