JP2007321970A - 減速機 - Google Patents

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Abstract

【課題】低コスト且つ大径のホロー部を備えた内接揺動噛合型遊星歯車減速機を提供する。
【解決手段】入力された動力を、揺動する外歯歯車134を介して減速し出力する内接揺動噛合型遊星歯車減速機であって、前記外歯歯車134を揺動させるための偏心体132を備えた偏心体軸130と、該偏心体軸130に設けられた偏心体軸歯車128と、該偏心体軸歯車128が内接噛合する伝達内歯歯車126と、該伝達内歯歯車126に駆動力を伝達する入力機構と、を備えて構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、内接揺動噛合型遊星歯車減速機に関する。
従来、特許文献1に記載のギアドモータ1が知られている。
図5に、特許文献1記載のギアドモータ1を示す。
ギアドモータ1は、動力源であるモータ10と、モータ10のモータ軸12に備わるピニオン14と、外歯歯車34を揺動させるための偏心体32を備えた偏心体軸30と、外歯歯車34の自転成分を取り出すキャリア体38とを備え、該キャリア体38がキャリア体用軸受50(50A、50B)を介してケーシング40に軸支されている。
又、ギアドモータ1では、ピニオン14が軸方向に延在する伝達歯車26に形成された大径の大歯車26Bに外接噛合しており、更に、伝達歯車26に形成された小歯車26Aが3本の偏心体軸30(図5においては1本のみ現れている。)に備わる入力歯車20のそれぞれと外接噛合している。又、この伝達歯車26は、2つの軸受、即ち軸受80、81によって回転自在に支持されている。
特開2002‐106650号公報
ギアドモータ1では、大歯車26Bをモータ10のピニオン14と外接噛合させ、更に、小歯車26Aを介して偏心体軸30に備わる入力歯車20へと動力を伝達しているため、伝達歯車26の形状が複雑となり製作にコストを要する。又、小歯車26Aが3つの入力軸歯車20の内側から外接噛合する態様で配置されているために、ギアドモータの中央にホローを設けようとした場合でも、大径のホロー部を設計することは困難である。
本発明は、上記問題点を解決するべくなされたものであって、低コスト且つ大径のホローを備えた内接揺動噛合型遊星歯車減速機を提供することをその課題としている。
本発明は、入力された動力を、揺動する外歯歯車を介して減速し出力する内接揺動噛合型遊星歯車減速機であって、前記外歯歯車を揺動させるための偏心体を備えた偏心体軸と、該偏心体軸に設けられた偏心体軸歯車と、前記偏心体軸歯車が内接噛合する伝達内歯歯車と、該伝達内歯歯車に駆動力を伝達する入力機構と、を備えて構成することで、上記課題を解決するものである。
このように伝達歯車を内歯を有する伝達内歯歯車として構成し、偏心体軸歯車を当該伝達内歯歯車に内接噛合させることで、伝達内歯歯車がホロー径を制限する要因とならないようにして、大径のホロー部を構成することを可能としている。
更に、入力機構を、前段の回転軸に設けられたピニオンと噛合して該ピニオンから駆動力を受ける入力歯車を備えた入力軸と、該入力軸に設けられた入力軸歯車と、を少なくとも備え、該入力軸歯車が、前記伝達内歯歯車に内接噛合しているような構成とすれば、入力歯車が動力源から動力を受け取る際、及び入力軸の入力軸歯車から(伝達内歯歯車を介して)偏心体軸歯車へ動力を伝達する際の2段階で減速することが可能となり、高減速比を実現できる。又、この場合に伝達内歯歯車を複雑な形状で用意する必要はなく、必要以上にコストを要することもない。
加えて、入力軸に、前段の回転軸(例えばモータ軸)に設けられたピニオンと噛合して該ピニオンからの駆動力を受ける入力歯車を備える構成としたことによって、前段の回転軸を当該減速機の軸中心から、よりオフセット配置することが可能となり、モータ等の前段装置と半径方向に干渉しないという観点からも大径のホロー部を構成することが可能となる。
又、特段、大減速比を実現する必要がない場合には、前記偏心体軸歯車が設けられた前記偏心体軸を少なくとも2本設け、入力機構を、前段の回転軸に設けられたピニオンと噛合して該ピニオンから駆動力を受ける入力歯車を備えた入力軸を、前記偏心体軸のいずれか1本と同軸に一体形成して構成してもよい。このような構成とすれば、外歯歯車に対して、入力軸を新たに貫通させる必要がないため、外歯歯車の加工コストが低減でき、又、外歯歯車自体の剛性を高く維持することも可能となる。
低コスト且つ大径のホロー部を実現した内接揺動噛合型遊星歯車減速機を提供できる。
以下、添付図面を用いて、本発明の実施形態の一例を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態の一例を示すギアドモータ100の側断面図であり、図2は、図1における矢示II‐II線に沿う断面図である。
ギアドモータ100は、動力源となるモータ110と、内接揺動噛合型遊星歯車減速機101とから構成される。当該ギアドモータ100は、自身の軸方向が上下方向となるように設置された、いわゆる「縦型」のギアドモータである。減速機構が収容されるケーシング140の上面側(図1における上面側)にモータ110が設置され、一方、ケーシング140の下面側(図1における下面側)には基台142がボルト144を介して連結されている。又、ギアドモータ100の半径方向中央部分は、中空とされたホロー部Hが存在し、該ホロー部Hにケーブル170等を通して使用することが可能である。
ホロー部Hは、第1、第2キャリア体138A、138Bを貫通する円筒フランジ131の内周に形成され、該円筒フランジ131は、取付ボルト129によって第2キャリア体138Bに固定されている。又、円筒フランジ131とモータ取付体139との間、及び、円筒フランジ131と第2キャリア体138Bとの間には、Oリング160が介在されており、減速機101内の潤滑剤が外部に漏れないようシールされている。
モータ110のモータ軸(前段の回転軸)112には、モータ軸112と一体的に(等速で)回転するようにピニオン114が備わっている。このピニオン114は、例えばモータ軸112に直切り形成されていてもよいし、別部材としての歯車が固定されていてもよい。このピニオン114は、自身より径の大きな入力歯車120と噛合している。即ち、ピニオン114よりも入力歯車120の方が大歯車として構成されている。
入力歯車120は入力軸122に固定されている。入力軸122は、第1キャリア体138A及び外歯歯車134を貫通する態様で配置され、入力軸用軸受152Aを介して第1キャリア体138Aに対して回転自在に支持されており、更に、入力軸用軸受152Bを介して第2キャリア体138Bに対して回転自在に支持されている。本実施形態では、入力軸122は第2キャリア体138Bを貫通していない。
又、入力軸122の軸方向中程(入力軸122を支持する入力軸用軸受152A、152Bの間)には、入力軸歯車124が入力軸122と一体的に形成されている。この入力軸歯車124は伝達内歯歯車126に対して内接噛合している。即ち、伝達内歯歯車126に対して、入力歯車120、入力軸122、入力軸歯車124からなる入力機構によって、駆動力を伝達可能とされている。
又、入力軸122と異なる位置に、互いに120°位相を異ならせて3本の偏心体軸130が配置されている(図2参照)。それぞれの偏心体軸130の軸方向略中央部分には、偏心体軸歯車128が設けられており、この偏心体軸歯車128が、前述した伝達内歯歯車126に対して内接噛合している。その結果、伝達内歯歯車126には、入力軸歯車124及び3つの偏心体軸歯車128が内接噛合している。即ち、入力軸歯車124及び3つの偏心体軸歯車128の内側(減速機の軸心側)に伝達歯車126が位置しておらず、ホロー部Hを大径に構成している。又、これと同時に、伝達内歯歯車126は、ピン状の内歯136によってケーシング140に対して回転可能に支持されている。即ち、内歯136が軸受の「ころ」として機能可能な構成とされている。又、入力軸歯車124、偏心体軸歯車128、伝達内歯歯車126が全て同一平面上に配置されている。当該構成によって、伝達内歯歯車126の半径方向の位置は、複数の内歯136を介してケーシング140によって支持された上で、上述した入力軸歯車124及び、3つの偏心体軸歯車128によって規制されることとなる。なお、偏心体軸歯車128の径は入力軸歯車124の径よりも大径、即ち大歯車として構成されている。
又、偏心体歯車128の直ぐ上側及び下側、即ち、軸方向両側には、それぞれ偏心方向が異なる偏心体132が偏心体軸130と一体的に形成されている。更に、各偏心体132はそれぞれ偏心体用軸受133を介して外歯歯車134(の中空部)に嵌合している。即ち、伝達内歯歯車126は、その軸方向(上下方向)の位置を、2枚の外歯歯車134によって規制されている。
又、外歯歯車134は、偏心体用軸受133を介して偏心体132を自身の中空部に嵌合させると同時に、ピン状の内歯136と噛合している。ピン状の内歯136の数は、外歯歯車134の歯の数と僅少の差を有するように設定されている。なお、本実施形態においては、当該内歯136とケーシング140とで内歯歯車を構成している。
各偏心体軸130は、偏心体軸用軸受154Aを介して第1キャリア体138Aに対して回転自在に支持されており、一方、偏心体軸用軸受154Bを介して、第2キャリア体138Bに対して回転自在に支持されている。
キャリア体138は、上面側に位置する第1キャリア体138Aと下面側に位置する第2キャリア体138Bとから構成されており、8本のキャリアピン137及び当該キャリアピン137に連結されるキャリアボルト(図示しない)によって、一体的に連結されている。又、第1キャリア体138Aは、キャリア体用軸受150Aを介してケーシング140に回転自在に支持されており、第2キャリア体138Bは、キャリア体用軸受150Bを介してケーシング140に回転自在に支持されている。
次に、ギアドモータ100の作用について説明する。
モータ100が作動すると、モータ軸112の回転はピニオン114を介して入力歯車120へと伝達される。このとき、ピニオン114の径よりも入力歯車120の径の方が大径(大歯車)であるため、モータ軸112の回転は減速されて入力軸122へと伝達される。入力軸122が回転すると入力軸歯車124も回転するため、更に入力軸歯車124と噛合する伝達内歯歯車126も回転する。又、入力軸歯車124の径よりも偏心体軸歯車128の径の方が大径(大歯車)である為、入力軸122の回転は、伝達内歯歯車126を介して、更に減速されて偏心体軸歯車128に伝達される。このように、本実施形態のギアドモータ100においては、モータ軸112の回転が偏心体132に伝達されるまでの過程において2段階に減速されており、高い減速比で減速された動力を、続く遊星歯車減速部(偏心体、外歯歯車、内歯)へと伝達することが可能とされている。即ち、遊星歯車減速部で無理に高減速比を得るような構成を採用する必要がない。
又、伝達内歯歯車126の同一平面上に、入力軸歯車124、偏心体軸歯車128が配置されているため、当該伝達内歯歯車126に入力される力及び当該伝達内歯歯車126から出力される力は同一平面上でバランスする。その結果、伝達内歯歯車126に大きな転倒モーメントが掛かることはない。即ち、伝達内歯歯車126を精度良く回転支持することが可能となっている。更に、内歯136を介してケーシング140に支持されていることで、伝達内歯歯車126にかかる不均等なラジアル荷重(入力軸歯車124から受けた動力を3つの偏心体軸歯車128に振り分けた後に残るラジアル方向の偏荷重)を受け持つことが出来るために、伝達内歯歯車126が不要に振動したり、該振動に起因する騒音が発生することを防止している。なお、伝達歯車126を、内歯136を介してケーシング140(内歯歯車)に支持させているが、これは元々存在する内歯136の形状や機能に着目して伝達内歯歯車126の軸受の「ころ」として兼用したものであって、伝達内歯歯車126を支持するための専用の軸受ではない。このように、専用の軸受を排除したことで、専用の軸受分のコストを削減し、スペースを効率的に活用可能としている。
又、伝達内歯歯車126は、3つの偏心体軸歯車128と噛合することによって3本の偏心体軸130と連結されているため、入力軸122から伝達された動力を、同時に各偏心体軸130へ伝達する。伝達内歯歯車126の回転により、各偏心体軸130が回転を始めるが、各偏心体軸130には偏心体132が一体的に形成されているために、偏心体132が偏心回転することによって外歯歯車134を揺動回転させることとなる。このとき外歯歯車134は、僅少の歯数差を有する内歯136とも噛合しているため、外歯歯車134は僅かに自転しつつ殆ど揺動のみをすることになる。この揺動成分は偏心体132によってキャンセルされるため、外歯歯車134の僅かな自転成分のみが、キャリア体138へと伝達されて出力されてくる。
なお、本実施形態では、基台142によってケーシング140が固定されているために、ギアドモータ100の動作によって、モータ110も含めたキャリア体138全体が回転することとなる。
又、軸方向の両側を外歯歯車134で規制することにより、伝達内歯歯車126の滑らかな回転が確保できる。これは、外歯歯車134の表面が元々精度良く仕上げられていることに起因して得られる利点である。
又、本実施形態における伝達内歯歯車126は、キャリア体138の内部(第1、第2キャリア体138A、138Bの間)に配置されているため、装置全体の軸方向の大きさをコンパクトに設計できる。
又、入力軸122に、モータ軸112に設けられたピニオン114と噛合して該ピニオンからの駆動力を受ける入力歯車120を備える構成としたことによって、モータ110を減速機101の軸中心から、よりオフセット配置することが可能となり、結果としてホロー部Hの径を大径とすることが可能となる。又、入力軸122を外歯歯車134のピッチ円の内側に配置することで、入力軸122に固定される入力歯車120に噛み合うピニオン114をできるだけ装置の内側(ホロー部H側)に配置構成することを可能としている(図2参照)。その結果、動力源としてモータを取り付けた場合であっても、ギアドモータ全体を半径方向にコンパクトに構成でき、運転時に周囲に要するスペースも少なくてよい。
なお、伝達内歯歯車の軸方向位置は、図3に示すように、第1キャリア体238A(又は第2キャリア体238B)と外歯歯車234との間に位置するように構成してもよい。即ち、伝達内歯歯車226の軸方向位置が、外歯歯車234とキャリア体238によって規制されていてもよい。特に第1キャリア体238Aと外歯歯車234の間に配置した場合には、重量のある外歯歯車234の重みが伝達内歯歯車226に掛からないために、摺動ロスの低減を図ることが出来る。
なお、図示はしないが、入力機構の構成を次のようにしてもよい。例えば、入力歯車が固定される入力軸を、3本の偏心体軸のうちのいずれか1つの偏心体軸と同軸で一体的に形成した構成を採用することも可能である。当該構成においては、外歯歯車に対して、別途入力軸を新たに貫通させる必要がないため、外歯歯車の加工コストが低減でき、又、外歯歯車自体の剛性を高く維持することも可能となる。
なお、上記説明した実施形態においては、外歯歯車134が2枚の構成とされていたが、これに限定されるものではなく、3枚以上であってもよいし、1枚であってもよい。
又、3本の偏心体軸130は、互いに位相を120°異ならせて配置されていたが、これと異なる位相で配置されていてもよい。配置される偏心体軸(偏心体軸歯車が設けられた偏心体軸)の本数等によって、適宜位相を変えて構成可能である。
又、3本の偏心体軸130の全てに偏心体軸歯車128が設けられていたが、これに限定されるものではなく、揺動する外歯歯車134に従動して偏心回転する偏心体軸が存在してもよい。
又、モータ取付体139にピニオン114を有する軸を回転支持すると共に、この軸とモータ軸112とをスプライン等で連結する機構としてもよい。
本発明は、特に産業用ロボットの関節部分に利用すると好適である。
本発明の実施形態の一例を示すギアドモータの側断面図 図1における矢示II‐II線に沿う断面図 本発明の他の実施形態の一例を示すギアドモータの側断面図 図3における矢示IV‐IV線に沿う断面図 特許文献1記載のギアドモータ1の側断面図
符号の説明
100…ギアドモータ
101…減速機(内接揺動噛合型遊星歯車減速機)
110…モータ
112…モータ軸
114…ピニオン
120…入力歯車
122…入力軸
124…入力軸歯車
126…伝達内歯歯車
128…偏心体軸歯車
130…偏心体軸
129…取付ボルト
131…円筒フランジ
131T…円筒フランジ凸部
132…偏心体
133…偏心体用軸受
134…外歯歯車
136…内歯
138…キャリア体
138A…第1キャリア体
138B…第2キャリア体
139…モータ取付体
140…ケーシング
142…基台
144…ボルト
150…キャリア体用軸受
152…入力軸用軸受
154…偏心体軸用軸受
160…Oリング
170…ケーブル
H…ホロー部

Claims (8)

  1. 入力された動力を、揺動する外歯歯車を介して減速し出力する内接揺動噛合型遊星歯車減速機であって、
    前記外歯歯車を揺動させるための偏心体を備えた偏心体軸と、
    該偏心体軸に設けられた偏心体軸歯車と、
    前記偏心体軸歯車が内接噛合する伝達内歯歯車と、
    該伝達内歯歯車に駆動力を伝達する入力機構と、を備える
    ことを特徴とする内接揺動噛合型遊星歯車減速機。
  2. 請求項1において、
    前記入力機構は、前段の回転軸に設けられたピニオンと噛合して該ピニオンから駆動力を受ける入力歯車を備えた入力軸と、該入力軸に設けられた入力軸歯車と、を少なくとも備え、
    該入力軸歯車が、前記伝達内歯歯車に内接噛合している
    ことを特徴とする内接揺動噛合型遊星歯車減速機。
  3. 請求項1において、
    前記偏心体軸歯車が設けられた前記偏心体軸が少なくとも2本設けられ、
    前記入力機構は、前段の回転軸に設けられたピニオンと噛合して該ピニオンから駆動力を受ける入力歯車を備えた入力軸が、前記偏心体軸のいずれか1本と同軸に一体形成されている
    ことを特徴とする内接揺動噛合型遊星歯車減速機。
  4. 請求項2において、
    前記伝達内歯歯車が、軸受に直接支持されることなく、前記入力軸歯車及び少なくとも2つの前記偏心体軸歯車と噛合することにより半径方向の位置が規制されている、
    ことを特徴とする内接揺動噛合型遊星歯車減速機。
  5. 請求項3において、
    前記伝達内歯歯車が、軸受に直接支持されることなく、少なくとも3つの前記偏心体軸歯車と噛合することにより半径方向の位置が規制されている、
    ことを特徴とする内接揺動噛合型遊星歯車減速機。
  6. 請求項1乃至3のいずれかにおいて、
    前記揺動する外歯歯車が噛合する内歯歯車の一部がピン状部材として構成され、
    該ピン状部材が軸受となって前記伝達内歯歯車を支持している
    ことを特徴とする内接揺動噛合型遊星歯車減速機。
  7. 請求項1乃至6のいずれかにおいて、
    前記外歯歯車が複数枚軸方向に重ねて配置され、
    前記伝達内歯歯車が、前記外歯歯車の間に配置されることにより軸方向の位置が規制されている
    ことを特徴とする内接揺動噛合型遊星歯車減速機。
  8. 請求項1乃至6のいずれかにおいて、
    前記伝達内歯歯車が、前記外歯歯車と、該外歯歯車の自転成分を取り出すキャリア体との間に配置されることにより軸方向の位置が規制されている
    ことを特徴とする内接揺動噛合型遊星歯車減速機。
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