JP2015132250A - 過給器付きエンジン用消音器 - Google Patents

過給器付きエンジン用消音器 Download PDF

Info

Publication number
JP2015132250A
JP2015132250A JP2014005552A JP2014005552A JP2015132250A JP 2015132250 A JP2015132250 A JP 2015132250A JP 2014005552 A JP2014005552 A JP 2014005552A JP 2014005552 A JP2014005552 A JP 2014005552A JP 2015132250 A JP2015132250 A JP 2015132250A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silencer
supercharger
pipe
engine
connection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014005552A
Other languages
English (en)
Inventor
新治 倉岡
Shinji Kuraoka
新治 倉岡
博介 西山
Hirosuke Nishiyama
博介 西山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOWA BUROO KK
Kojima Industries Corp
Original Assignee
TOWA BUROO KK
Kojima Press Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TOWA BUROO KK, Kojima Press Industry Co Ltd filed Critical TOWA BUROO KK
Priority to JP2014005552A priority Critical patent/JP2015132250A/ja
Publication of JP2015132250A publication Critical patent/JP2015132250A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Supercharger (AREA)

Abstract

【課題】消音器および配管とは別体のゴムホースを廃止できる、過給器付きエンジン用消音器の提供。【解決手段】過給器付きエンジン60の、過給器62とインタークーラー63とをつなぐ配管66に設けられる消音器10であって、消音器10は、消音器本体部11と、消音器本体部11を配管66に結合するための接続部12と、を備えており、消音器本体部11は、ハード材で構成されており、接続部12は、ソフト材で構成されており消音器本体部11に一体化されている、過給器付きエンジン用消音器10。【選択図】 図2

Description

本発明は、過給器付きエンジンに用いられる消音器に関する。
図4に示すように、過給器付きエンジンの、過給器5aとインタークーラー5bとをつなぐ配管5cに消音器1を配設する場合、消音器1と配管5cとの間を柔軟性を有するゴムホース3で繋ぎ、クランプ4で締め付けることが行なわれる。ゴムホース3は、消音器1および配管5cとは別体であり、各端部が消音器1と配管5cの端部1a、5c−aの外周部にそれぞれ嵌装されている。
しかし、従来の過給器付きエンジン用消音器には、つぎの問題点がある。
(a)消音器1および配管5cとは別体のゴムホース3を有するため、コストアップの要因となっている。詳しくは、(a−1)ゴムホース3は、柔軟性を有しており、過給器5aの過給圧に耐えるためにメッシュ状になった糸を挟み込んだ構造となっており、比較的高価である。そのため、コストアップの要因となっている。また、(a−2)ゴムホース3の各端部を消音器1と配管5cの端部1a、5c−aにそれぞれ嵌装させて、それぞれクランプ4で締め付けているため、部品点数が多く組付け点数も多くコストアップの要因となっている。
(b)ゴムホース3と消音器1および配管5cとの結合部には、結合状態を維持するためにそれぞれ35mm程度の差込(ラップ代)が必要であり、ゴムホース3の両側で70mm以上の直線部が必要になる。そのため、限られたエンジンルーム内での配置スペースの確保が困難である。
特開2002−70675号公報
本発明の目的は、消音器および配管とは別体のゴムホースを廃止できる、過給器付きエンジン用消音器を提供することにある。
上記目的を達成する本発明はつぎの通りである。
(1) 過給器付きエンジンの、過給器とインタークーラーとをつなぐ配管に設けられる消音器であって、
前記消音器は、消音器本体部と、該消音器本体部を前記配管に結合するための接続部と、を備えており、
前記消音器本体部は、ハード材で構成されており、
前記接続部は、ソフト材で構成されており前記消音器本体部に一体化されている、過給器付きエンジン用消音器。
(2) 前記接続部は、前記消音器本体部に二色成形または溶着により一体化されている、(1)記載の過給器付きエンジン用消音器。
(3) 前記接続部は、前記配管の軸方向端部の外周部に嵌装されており外周側からクランプにて前記配管に向かって締め付けられている、(1)または(2)記載の過給器付きエンジン用消音器。
上記(1)の過給器付きエンジン用消音器によれば、消音器が、消音器本体部と、消音器本体部を配管に結合するための接続部と、を備えており、接続部がソフト材で構成されており消音器本体部に一体化されているため、つぎの効果を得ることができる。
消音器の接続部に従来のゴムホースと同様な接続機能を持たせることができる。そのため、従来要していたゴムホースを廃止できる。そのため、従来に比べて、部品点数を削減でき組付工数の低減を図ることができる。
また、接続部が消音器本体部に一体化されているため、接続部を消音器本体部に嵌装させてクランプ締め付けする構造は不要になり、接続部を配管に結合するだけで済む。そのため、結合個所が従来に比べて半分に減るため、結合のために要する直線部の長さが従来に比べて短く(略半分に)なり、消音器のための配置スペースの確保が従来に比べて容易になる。
上記(2)の過給器付きエンジン用消音器によれば、接続部が、消音器本体部に二色成形または溶着により一体化されているため、接続部の消音器本体部への一体化を確実なものとすることができる。
上記(3)の過給器付きエンジン用消音器によれば、接続部が、配管の軸方向端部の外周部に嵌装されており外周側からクランプにて配管に向かって締め付けられているため、クランプを要しない場合に比べて接続部と配管との結合を確実なものとすることができる。
本発明実施例の過給器付きエンジン用消音器とその近傍の側面図である。 本発明実施例の過給器付きエンジン用消音器とその近傍の断面図である。 本発明実施例の過給器付きエンジン用消音器が設けられる過給器付きエンジンの概略図である。 従来の過給器付きエンジン用消音器とその近傍の概略側面図である。
以下に、本発明実施例の過給器付きエンジン用消音器を、図面を参照して、説明する。
本発明実施例の消音器10は、過給器付きエンジン60に設けられる。過給器付きエンジン60は、図3に示すように、エンジン本体61と、過給器62と、インタークーラー63と、を備える。インレット64から吸気系に取り入れられた空気は、図3の矢印にて示されるように、エアクリーナ65にて不純物除去等が行なわれた後、過給器62を通って昇圧・昇温され、インタークーラー63にて温度が低下されてエンジン本体61に導入される。また、エンジン本体61からの排気は、過給器62を通りエネルギーの一部が吸気系空気の昇圧に利用されて車外に排出される。
消音器10は、樹脂製であり、過給器付きエンジン60の、過給器62とインタークーラー63とを繋ぐ配管(チューブ)66に設けられる。消音器10の種類は、とくに限定されるものではなく、共鳴型であってもよく、サイドブランチ型であってもよく、拡張型であってもよい。消音器10は、図2に示すように、消音器本体部11と、消音器本体部11を配管66に結合する(繋ぐ)ための接続部12と、を備える。
消音器本体部11は、消音機能を有する部分である。消音器本体部11は、射出成形品であり、一部品構成であってもよく互いに溶着等により一体化される複数部品構成であってもよい。消音器本体部11は、消音機能を確保するためにハード材(硬質材)のみで構成されている。ハード材は、過給器付きエンジン60の環境(ターボの環境)に耐えうるため、エアクリーナホースに使われているようなPP(ポリプロピレン)系材料ではなく、耐熱性、剛性の比較的高い、PBT(ポリブチレンテレフタレート)、PA(ポリアミド)系材料、もしくは同等以上の材料である。
接続部12は、消音器本体部11と配管66との間を繋ぐ。そのため、本発明図示例のように、消音器本体部11が配管66の過給器62側端部に設けられており過給器62に一側にて直接締結固定される場合、接続部12は、消音器本体部11と過給器62との間には設けられておらず、消音器本体部11の他側と配管66との間にのみ設けられる。なお、図示はしないが、消音器本体部11が配管66の軸方向(延び方向)中間部に設けられており消音器本体部11の両側に配管66が存在する場合には、接続部12は、消音器本体部11の両側に設けられる。
接続部12は、消音器本体部11に一体化(固定)されており、配管66に結合(嵌装)されている。接続部12は、配管66に結合されるため、消音器本体部11の材料(ハード材)よりも軟質のソフト材(軟質材、エラストマ)のみで構成されている。ソフト材は、消音器本体部11への一体化を可能にするために、消音器本体部11の材料(ハード材)と同種の材料である。すなわち、消音器本体部11の材料(ハード材)がPA系材料である場合、接続部12の材料(ソフト材)もPA系であり、消音器本体部11の材料(ハード材)がPBTである場合、接続部12の材料(ソフト材)も同じエステル系のTPE(熱可塑性エラストマ)である。なお、消音器本体部11と接続部12との結合強度確保の点では、消音器本体部11の材料(ハード材)がPBTで、接続部12の材料(ソフト材)が同じエステル系のTPE(熱可塑性エラストマ)であることが望ましい。
接続部12は、消音器本体部11に二色成形または溶着により一体化されている。なお、接着剤を用いて接続部12を消音器本体部11に固定することは、過給器付きエンジン60の環境(ターボの環境)に耐えることができないため、不可能である。また、ビスやボルト等を用いて締結固定することは、一体化とはいえないものである。
接続部12は、消音器本体部11から配管66側に延びており、少なくとも延び方向先端部が配管66の軸方向(延び方向)端部66aの外周部に嵌装されている。接続部12と配管66との間のシール性確保のために、接続部12および配管66とは別体のガスケットやOリング等からなるシール材70が、少なくとも1個、接続部12と配管66との間に設けられていてもよい。また、接続部12が配管66から抜けることを防止するために、接続部12の外周側にクランプ71を設け、該クランプ71にて接続部12を配管66に向かって締め付けるようになっていてもよい。クランプ71が設けられる場合、クランプ71の種類はとくに限定されるものではなく、締め付け可能なものであれば、SUS製バンドであってもよく、その他のものであってもよい。
つぎに、本発明実施例の作用、効果を説明する。
(A)消音器10が、消音器本体部11と、消音器本体部11を配管66に結合するための接続部12と、を備えており、接続部12がソフト材で構成されており消音器本体部11に一体化されているため、つぎの作用、効果を得ることができる。
(A−1)消音器10の接続部12に従来のゴムホースと同様な接続機能を持たせることができる。そのため、従来要していたゴムホースを廃止できる。そのため、従来に比べて、部品点数を削減でき組付工数の低減を図ることができる。
(A−2)また、接続部12が消音器本体部11に一体化されているため、接続部12を消音器本体部11に嵌装させてクランプ締め付けする構造は不要になり、接続部12を配管66に結合するだけで済む。そのため、結合個所が従来に比べて半分に減るため、結合のために要する直線部の長さが従来に比べて短く(略半分に)なり、消音器10のための配置スペースの確保が従来に比べて容易になる。
(B)接続部12が、消音器本体部11に二色成形または溶着により一体化されているため、接続部12の消音器本体部11への一体化を確実なものとすることができる。
(C)接続部12が、配管66の軸方向端部の外周部に嵌装されており外周側からクランプ71にて配管66に向かって締め付けられているため、クランプ71を要しない場合に比べて接続部12と配管66との結合を確実なものとすることができる。
10 消音器
11 消音器本体部
12 接続部
60 過給器付きエンジン
61 エンジン本体
62 過給器
63 インタークーラー
64 インレット
65 エアクリーナ
66 配管
66a 配管の軸方向端部
70 シール材
71 クランプ

Claims (3)

  1. 過給器付きエンジンの、過給器とインタークーラーとをつなぐ配管に設けられる消音器であって、
    前記消音器は、消音器本体部と、該消音器本体部を前記配管に結合するための接続部と、を備えており、
    前記消音器本体部は、ハード材で構成されており、
    前記接続部は、ソフト材で構成されており前記消音器本体部に一体化されている、過給器付きエンジン用消音器。
  2. 前記接続部は、前記消音器本体部に二色成形または溶着により一体化されている、請求項1記載の過給器付きエンジン用消音器。
  3. 前記接続部は、前記配管の軸方向端部の外周部に嵌装されており外周側からクランプにて前記配管に向かって締め付けられている、請求項1または請求項2記載の過給器付きエンジン用消音器。
JP2014005552A 2014-01-16 2014-01-16 過給器付きエンジン用消音器 Pending JP2015132250A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014005552A JP2015132250A (ja) 2014-01-16 2014-01-16 過給器付きエンジン用消音器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014005552A JP2015132250A (ja) 2014-01-16 2014-01-16 過給器付きエンジン用消音器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015132250A true JP2015132250A (ja) 2015-07-23

Family

ID=53899633

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014005552A Pending JP2015132250A (ja) 2014-01-16 2014-01-16 過給器付きエンジン用消音器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015132250A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017080941A (ja) * 2015-10-26 2017-05-18 小島プレス工業株式会社 二色成形品の製造方法

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2601172A (en) * 1949-03-31 1952-06-17 Houdaille Hershey Corp Shock absorbing and silencing mounting arrangement for air cleaners
JPS6136173U (ja) * 1984-08-06 1986-03-06 トヨタ自動車株式会社 過給エンジンの低騒音化構造
JP2002070675A (ja) * 2000-08-31 2002-03-08 Suzuki Motor Corp 過給機付きエンジンの吸気消音装置
JP2008138687A (ja) * 2008-01-28 2008-06-19 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd ブロア排気騒音の消音装置取付方法
JP2008240727A (ja) * 2007-03-27 2008-10-09 Denso Internatl America Inc エンジンの空気導入ダクトの接続構造
JP2009121248A (ja) * 2007-11-12 2009-06-04 Toyoda Gosei Co Ltd レゾネータ及びその取付構造
JP2012193631A (ja) * 2011-03-15 2012-10-11 Toyota Boshoku Corp 吸気ダクト

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2601172A (en) * 1949-03-31 1952-06-17 Houdaille Hershey Corp Shock absorbing and silencing mounting arrangement for air cleaners
JPS6136173U (ja) * 1984-08-06 1986-03-06 トヨタ自動車株式会社 過給エンジンの低騒音化構造
JP2002070675A (ja) * 2000-08-31 2002-03-08 Suzuki Motor Corp 過給機付きエンジンの吸気消音装置
JP2008240727A (ja) * 2007-03-27 2008-10-09 Denso Internatl America Inc エンジンの空気導入ダクトの接続構造
JP2009121248A (ja) * 2007-11-12 2009-06-04 Toyoda Gosei Co Ltd レゾネータ及びその取付構造
JP2008138687A (ja) * 2008-01-28 2008-06-19 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd ブロア排気騒音の消音装置取付方法
JP2012193631A (ja) * 2011-03-15 2012-10-11 Toyota Boshoku Corp 吸気ダクト

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017080941A (ja) * 2015-10-26 2017-05-18 小島プレス工業株式会社 二色成形品の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2017530288A (ja) 適応型空気取り込み密閉ジョイント
CN102953876B (zh) 流体用管道
US8677750B2 (en) Turbocharger unit with associated auxiliary component, for an internal combustion engine
JP4846616B2 (ja) クランプ付ホースアッセンブリおよびバンドホルダ
JP2763636B2 (ja) 空気輸送装置
CN105940214B (zh) 用于发动机进气系统的软管组件
JP2015132250A (ja) 過給器付きエンジン用消音器
JP2004211811A (ja) チューブ及びホースを連結する配管連結構造
KR20200049964A (ko) 차량용 냉각수 배관의 연결기구
JP2006300286A (ja) 管端部の継手構造
US8677966B2 (en) Air intake flow device and system
EP2832984B1 (en) Flange connection
JP2009203901A (ja) 吸気部品の取付構造
KR101452616B1 (ko) 조립이 용이한 자동차용 퀵-커넥터
CN112814773A (zh) 内燃机搭载车辆的排气管结构及内燃机搭载车辆制造方法
WO2018215314A1 (en) Silencer for the reduction of gas noise in an intake system of a combustion engine and a method for the production of such a silencer
EP3112658A1 (en) Muffler arrangement
JP2017116102A (ja) 排気ターボチャージャのタービンハウジングと接続ハウジングとの間の結合装置
CN211287895U (zh) 护套结构及发动机管件连接结构
KR101028270B1 (ko) 웜 업 촉매컨버터와 터보차저 연결구조
CN219412709U (zh) 一种集成结构的压差传感器
EP2873846A1 (en) Noise attenuation connection arrangement
JPH089415Y2 (ja) エンジンの吸気系構造
CN217783652U (zh) 一种涡轮增压器进气管结构
JP2018155325A (ja) 配管接続構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170712

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170725

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180206