JP2015130964A - 車両の車椅子固定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、ワイヤがリールから引き出されなくてもフックが格納位置からの取り出されたことを正確に検知できるようにすることである。【解決手段】本発明に係る車両の車椅子固定装置は、先端にフック12fを備える複数本のワイヤ12と、ワイヤ12をそれぞれ巻取り可能に構成されたリールと、ワイヤ12が通される開口4kを有するカバー部材4とを備え、フック12fを車椅子に掛け、リールをワイヤ12の巻取り方向に回転させて車椅子を車両に固定する車両の車椅子固定装置であって、カバー部材4の表面には、各々のフック12fをそれぞれ格納するフック格納部5が設けられており、フック格納部5には、フック12fの格納を検知する格納検知機構50が設けられている。【選択図】図3

Description

本発明は、車椅子を車両フロアに固定する車両の車椅子固定装置に関する。
上記した車椅子固定装置に関する技術が特許文献1に示されている。
車椅子固定装置は、図15に示すように、車椅子Kを乗用車の車室内で床面FLに固定する装置である。車椅子固定装置(図示省略)は車室の床下に設置されており、四本のワイヤ102をそれぞれ巻き取るための四個のリールを備えている。そして、車椅子固定装置の四本のワイヤ102が床面FLに設けられた四ヶ所の引き込み開口105からそれぞれ床面FL上に引き出され、各々のワイヤ102の先端にフック103が固定されている。また、前記車椅子固定装置の各々のリールにはワイヤ102を巻き取る方向のバネ力が加えられている。このため、前記車椅子固定装置の待機状態では、各々のワイヤ102がバネ力によりリールに巻き取られ、図16に示すように、フック103が床面FLの各引き込み開口105の位置に保持されている。
車椅子Kを所定位置に固定する場合には、バネ力に抗してワイヤ102をリールから引き出し、各々のフック103をそれぞれ車椅子Kに掛ける。この状態で、車椅子固定装置の巻取りスイッチを操作することで、駆動力によりリールが巻取り方向に回転し、ワイヤ102に所定張力が加えられて、車椅子Kが車室の床面FLに個定される。
しかし、ワイヤ102のフック103を車椅子Kに掛けた状態で、車椅子固定装置の巻取りスイッチを操作し忘れることがある。この場合、ワイヤ102には所定張力が加わっていないため、車椅子Kは車室の床面FLに個定されてはいない。しかし、外観上、車椅子Kが車室の床面FLに個定されているように見えるため、前記巻取りスイッチの操作忘れを検知することは難しい。このため、ワイヤ102がバネ力に抗して引き出されたことを検知してブザーを鳴らし、各フック103が車椅子Kに掛けられて巻取りスイッチが操作された段階でブザーが止まるようにしている。これにより、車椅子固定装置の巻取りスイッチの操作忘れを防止できるようになる。
特許文献1の車椅子固定装置では、図16に示すように、リミットスイッチ106とワイヤ102に固定されたストライカ107とを利用してワイヤ102がリールからバネ力に抗して引き出されたことを検知している。即ち、フック103が格納位置から取り出されてワイヤ102がリールから引き出されると、ワイヤ102のストライカ107がリミットスイッチ106から離れて、リミットスイッチ106がオフ動作する。これにより、ワイヤ102がバネ力に抗して引き出されたことが検知される。
特開2012−95810号
しかし、近年、多種多様な車椅子Kがあるため、フック103を掛ける位置が車椅子Kによって大きく異なっている。例えば、フック103を掛ける位置が低い車椅子Kの場合、フック103を車椅子Kに掛けた後、図16の二点鎖線に示すように、ワイヤ102がリールのバネ力で元の位置まで戻ってしまうことがある。この場合、ワイヤ102のストライカ107がリミットスイッチ106をオン動作させるため、一旦、ブザーが鳴ってもブザー音が停止する。
したがって、ワイヤ102がリールから引き出されたことを検知するだけでは、フック102が車椅子Kに掛けられたことを検知できない場合がある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、ワイヤ(引き止め部材)がリールから引き出されなくてもフックが格納位置からの取り出されたことを正確に検知できるようにすることである。
上記した課題は、各請求項の発明によって解決される。
請求項1の発明は、先端にフックを備える複数本の紐状の引き止め部材と、車両側の複数ヶ所に設けられており、前記引き止め部材をそれぞれ巻取り可能に構成されたリールと、車両フロア位置で前記リールを覆い、前記引き止め部材が通される開口を有するカバー部材とを備え、前記引き止め部材を前記リールから引き出して前記フックを車椅子に掛け、前記リールを前記引き止め部材の巻取り方向に回転させて前記車椅子を車両に固定する車両の車椅子固定装置であって、前記カバー部材の表面には、各々のフックをそれぞれ格納するフック格納部が設けられており、前記フック格納部には、前記フックの格納を検知可能な格納検知機構が設けられていることを特徴とする。
本発明によると、車両フロア位置にあるカバー部材のフック格納部には、フックの格納を検知可能な格納検知機構が設けられている。このため、フックをフック格納部から取り出せば、仮に、紐状の引き止め部材をリールから引き出さなくても、格納検知機構の動作によりフックの取り出しを検知できる。
したがって、引き止め部材がリールから引き出されない状態でも、フックが車椅子に掛けられた状態を正確に検知できる。
請求項2の発明によると、フック格納部は、フックを寝かした状態で収納できるフック用凹部であることを特徴とする。
このため、フックがフック用凹部に格納された状態で、そのフックが車両フロア位置で邪魔にならなくなる。
請求項3の発明によると、格納検知機構は、フックを受ける受け部を備え、その受け部がフック用凹部内に突出するようにカバー部材の内側に設置されて、前記受け部を上下動させられるように動作可能なカム板と、前記フックが前記カム板の受け部に受けられて、そのカム板を下動させながら前記フック用凹部内に押し込まれた状態で、前記フックを前記フック用凹部の入口側から押えて前記フック用凹部内に保持する押え部材と、前記カム板の動作を検出するスイッチとを有することを特徴とする。
即ち、カム板の動作をスイッチで検出することにより、フック用凹部内のフックの格納、あるいは取り出しを検知できるようになる。
請求項4の発明によると、カム板は、カバー部材の内側で水平軸回りに回動可能に構成されて、外周縁にフックを受ける受け部が形成されており、さらに、前記カム板は、前記受け部が前記フック用凹部の底側に位置する格納位置と、前記受け部が前記フック用凹部の入口側に位置するフック受け位置との間で回動が可能なように構成されて、第1弾性体により前記フック受け位置側に回動するような弾性力を受けていることを特徴とする。
このため、フックがフック用凹部の格納位置から取り出されると、カム板は第1弾性体の弾性力で確実にフック受け位置まで回動するようになる。したがって、フック用凹部からフックが取り出されたときに、フック取出検知不能となるトラブルを防止できる。
請求項5の発明によると、フック用凹部内に突出するカム板の外周面は受け部を除く部分が前記カム板の回動中心を中心とする円弧状に形成されていることを特徴とする。
このため、カム板が回動しても、そのカム板の外周面とカバー部材間の隙間寸法が変化しない。このため、カム板の受け部周辺部分の外周面とカバー部材間に異物が挟まり難くなるとともに、仮に、異物が挟まったとしても前記異物がカム板の回動を妨げ難くなる。
請求項6の発明によると、カム板の外周面はカバー部材により覆われている部分の高さ位置がフック用凹部内に突出している外周面の高さ位置よりも高い位置にあることを特徴とする。
このため、カム板の外周面に付着した異物がカバー部材から離れてフック用凹部内に落下し易くなり、カム板の外周面とカバー部材間に異物が挟まり難くなる。
請求項7の発明によると、押え部材は、水平軸回りに回動可能に構成されて、第1弾性体よりも大きな弾性力を有する第2弾性体により回転力を受け、その回転力で前記フックを押えて格納位置に保持する構成であり、前記押え部材の外周面には、前記フックが前記フック用凹部に押し込まれる際に当接する当接面が形成されており、前記当接面は、前記フックの押圧力を前記第2弾性体による回転力と逆方向の回転力に変換できるように傾斜した状態で配置されていることを特徴とする。
このため、フックがフック用凹部内に押し込まれる際に、フックが押え部材の当接面に当接することでその押え部材を第2弾性体による回転力に抗して回動させる。これにより、フックが押え部材の当接面を摺動しつつフック用凹部内に押し込まれ、フックが押え部材の当接面を通過した後、押え部材は第2弾性体の回転力によりフックを押えて格納位置に保持するようになる。
請求項8の発明によると、カム板の回動中心を含む部分の上下幅寸法は、そのカム板の前記受け部を含む先端部分の上下幅寸法よりも小さく設定されていることを特徴とする。
これにより、カム板を収納する高さ方向のスペースを小さくでき、車両フロアのカバー部材のレベルを低くできる。
請求項9の発明によると、押え部材は、フック用凹部の入口側に端縁が一定寸法だけ突出するように前記カバー部材上に固定された板状弾性体であることを特徴とする。
このため、押え部材の構造が簡単になり、コスト低減を図ることができる。
本発明によると、引き止め部材がリールから引き出されなくても、フックの格納位置から取り出しを正確に検知できるようになる。
本発明の実施形態1に係る車椅子固定装置の動作を表す模式側面図である。 前記車椅子固定装置のフック掛け動作を表す斜視図である。 前記車椅子固定装置のカバー部材の平面図である。 前記車椅子固定装置の装置本体部の平面図である。 図4のV-V矢視断面図である。 前記車椅子固定装置の格納検知機構を表す側面図である。 前記格納検知機構の動作を表す側面図である。 前記格納検知機構の動作を表す側面図である。 前記格納検知機構の動作を表す側面図である。 前記格納検知機構の押え部材の動作を表す側面図である。 前記格納検知機構の押え部材の動作を表す側面図である。 前記格納検知機構の押え部材の動作を表す側面図である。 本発明の実施形態2に係る車椅子固定装置の格納検知機構を表す側面図である。 前記格納検知機構の動作を表す側面図である。 従来の車椅子固定装置の動作を表す斜視図である。 従来の車椅子固定装置のフック格納位置検出装置の模式側面図である。
[実施形態1]
以下、図1〜図12に基づいて、本発明の実施形態1に係る車椅子固定装置1について説明する。車椅子固定装置1は、図1に示すように、車椅子Kを乗用車の車室内で床面FLに固定する装置である。
ここで、図中の前後左右、及び上下は、車椅子固定装置1が設置される乗用車の前後左右、及び上下に対応している。
<車椅子固定装置1の概要について>
車椅子固定装置1は、図1、図2に示すように、車両フロア面を構成する角形のカバー部材4と、そのカバー部材4によって塞がれるフロア空間S内に設置された固定装置本体10とから構成されている。
固定装置本体10は、図4に示すように、乗用車の前後方向に長く形成された長方形状のベース11を備えており、そのベース11のほぼ中央位置に前後左右のワイヤ12を巻取り、あるいは繰り出し可能に構成された四セットのリール30が前後方向に並んだ状態で設置されている。
各々のリール30から引き出されたワイヤ12は、水平な中間滑車24と縦向きの引き込み滑車20に掛けられた後、図1〜図3に示すように、前記カバー部材4の四隅に設けられたワイヤ用開口4kからカバー部材4上(車両フロア面上)に引き出されている。そして、各々のワイヤ12の先端にフック12fが固定されている。
車両フロア面を構成するカバー部材4には、図3に示すように、四隅のワイヤ用開口4kの近傍位置に各々のフック12fを寝かした状態で格納するフック用凹部5が形成されている。さらに、カバー部材4には、右側の前後のフック用凹部5をつなぐ位置と、左側の前後のフック用凹部5をつなぐ位置とに、フック12fを車椅子Kのフレームに掛ける際に使用される左右一対のサービスバー13を収納するサービスバー用凹部7が形成されている。
そして、右後側のフック用凹部5の位置に、フック12fの格納、取り出しを検知可能な格納検知機構50(後記する)が設けられている。
固定装置本体10のリール30は、図4、図5に示すように、上面側に設けられた駆動歯車32と、その駆動歯車32の下面側に同軸状態で連結されたリール本体34とから構成されている。そして、各々のリール30にはワイヤ12を巻き取る方向に付勢されたバネ(図示省略)が設けられている。
四セットのリール30の右側には、図4に示すように、帯板状のラック体40がリール30の接線方向(前後方向)に長穴41の長さ寸法分だけ往復移動可能な状態で設置されている。ここで、図4はラック体40の前進限位置を表している。
そして、ラック体40の前端部がリンク44を介して減速歯車45の円周方向一箇所に連結されている。さらに、減速歯車45にはモータ47の出力歯車47pが噛合している。このため、図4の状態で、モータ47の出力歯車47pが左回転すると、減速歯車45が右回転(矢印参照)してリンク44がラック体40を後方に押圧し、ラック体40が長穴41の長さ寸法分だけ後方に移動するようになる。
ラック体40には、図4、図5に示すように、各々のリール30の駆動歯車32と噛合可能に構成されたラック歯43が取付けられている。そして、ラック体40が後進限位置まで到達した段階で各々のラック歯43が各々のリール30の駆動歯車32から離れるようになる。また、減速歯車45、リンク44等の働きでラック体40が後進限位置から前進すると、各々のラック歯43が各々のリール30の駆動歯車32と徐々に噛合し、それぞれのリール30の駆動歯車32を左回転させる。これにより、リール30のリール本体34がワイヤ12を巻き取る方向に左回転するようになる。
<車椅子固定装置1の一般的な動作について>
上記車椅子固定装置1により車椅子Kを車両フロア面に固定する場合には以下の手順による。
ラック体40が後進限位置にあって各々のラック歯43が各々のリール30の駆動歯車32から離れている状態(ロック解除状態)で、前後左右のワイヤ12をバネ力に抗して各リール30から引き出し、各々のフック12fを車椅子Kの前後左右に掛ける。次に、乗用車に設けられた巻取りスイッチ(図示省略)を操作する。これにより、モータ47が駆動され、減速歯車45、リンク44等の働きでラック体40が後進限位置から徐々に前進する。そして、各々のラック歯43が各々のリール30の駆動歯車32と徐々に噛合し(図4参照)、それぞれのリール30の駆動歯車32を左回転させてワイヤ12を巻き取る。ラック体40の前進限位置まで移動してモータ47が停止すると、リール30の回転がロックされ、車椅子Kがワイヤ12の張力で車両フロア面に固定される。
また、車椅子Kの固定を解除する場合には、ロック解除スイッチ(図示省略)を操作して、固定装置本体10のモータ47を逆方向に回転させ、減速歯車45、及びリンク44によりラック体40を後進限位置まで移動させる。
<格納検知機構50の概要について>
格納検知機構50は、固定装置本体10のフック12fがカバー部材4のフック用凹部5に格納された状態、あるいはフック用凹部5から取り出された状態を検出する機構である。
格納検知機構50は、図6に示すように、ブラケット52と、カム板54と、押え部材56と、リミットスイッチ58とから構成されている。
<格納検知機構50のブラケット52について>
ブラケット52は、図6、図7に示すように、固定装置本体10のベース11上でカバー部材4を内側から支えた状態で、カム板54と押え部材56とリミットスイッチ58とを支持する部材である。ブラケット52は、カバー部材4の裏側でフック用凹部5に対して下方から嵌合可能なように構成されており、そのフック用凹部5を前後から挟んだ位置にカム板54と押え部材56とを位置決めできるように構成されている。
ブラケット52は、カバー部材4のフック用凹部5の前側に位置するブラケット前部520と、前記フック用凹部5の後側に位置するブラケット後部525とから構成されている。そして、ブラケット前部520の後端中央位置にカム板54を回動自在に支持する第1水平軸521が設けられている。また、ブラケット前部520の第1水平軸521の斜め前下方には、カム板54の回動範囲を規制する回動ストッパピン522が第1水平軸521と平行に設けられている。
さらに、ブラケット後部525の前側下部には、押え部材56を回動自在に支持する第2水平軸526が設けられている。また、ブラケット後部525の後側下部には、押え部材56の回動範囲を規制する回動ストッパ527が設けられている。
<格納検知機構50のカム板54について>
カム板54は、図6等に示すように、変形円板状に形成された一対の重ね板であり、そのカム板54の中央部分にブラケット前部520の第1水平軸521が通される軸受孔54jが設けられている。さらに、カム板54の外周縁には、フック12fを受けられるように構成された受け部54kが略半円形の切欠き状に形成されている。また、カム板54の外周縁には、第1水平軸521を挟んで受け部54kのほぼ反対側の位置にカム板54の回動範囲を規制する回動規制用切欠き部54wが略台形状に形成されている。そして、カム板54の回動規制用切欠き部54wの内側にブラケット前部520の回動ストッパピン522が配置されている。これにより、カム板54は、回動ストッパピン522が回動規制用切欠き部54wの内側を移動できる範囲で右回動、あるいは左回動が可能になる。
カム板54は、受け部54kから右回転方向に略90°、及び受け部54kから左回転方向に略90°の範囲が、図6、図7に示すように、カバー部材4のフック用凹部5の内側に突出可能なように構成されている。そして、図6に示すように、カム板54が左回動限位置まで左回動した段階、即ち、カム板54の回動規制用切欠き部54wの前壁面がブラケット前部520の回動ストッパピン522に当接した段階で、カム板54の受け部54kはフック用凹部5の入口側で上向きに保持される。
以後、図6に示すカム板54の左回動限位置をカム板54のフック受け位置と呼ぶことにする。
また、図8、図9に示すように、カム板54が右回動限位置まで右回動した段階で、カム板54の受け部54kはフック用凹部5の底側で横向きに保持される。
このため、カム板54の右回動限位置をカム板54の格納位置と呼ぶことにする。
カム板54の外周面54rは、図6〜図9に示すように、カバー部材4のフック用凹部5の内側に突出可能な部分、即ち、受け部54kから左回転方向に略90°までの範囲Rが前記第1水平軸521を中心とする円弧状に形成されている。このため、図7、図9に示すように、カバー部材4の下面とカム板54の外周面Rとの隙間Mがカム板54の回動中に一定となる。これにより、カム板54の外周面Rとカバー部材4間に異物が挟まり難くなるとともに、仮に、異物が挟まったとしても前記異物がカム板54の回動を妨げ難くなる。
さらに、カム板54の外周面Rの最高高さ位置がカバー部材4の内側に配置されるように構成されている。即ち、フック用凹部5の内側に突出するカム板54の外周面Rの高さ位置よりもカバー部材4に覆われているカム板54の外周面Rの高さ位置が高くなる。これにより、カム板54の外周面Rに付着した異物がカバー部材4から離れてフック用凹部5内に落下し易くなり、カム板54の外周面Rとカバー部材4間に異物が挟まり難くなる。
カム板54を構成する一対の重ね板の間には、図6の点線に示すように、受け部54kと回動規制用切欠き部54wとの間の位置にバネ受け段差54tが形成されている。そして、第1水平軸521の回りに装着された第1コイルバネ53の一端がカム板54のバネ受け段差54tに掛けられている。また、第1コイルバネ53の他端がブラケット前部520の回動ストッパピン522に掛けられている。そして、第1コイルバネ53がカム板54を左回動させる方向に付勢されている。このため、カム板54は第1コイルバネ53のバネ力で、図6に示すように、受け部54kがフック用凹部5の入口側で上向きになる左回動限位置に保持されている。
<格納検知機構50のリミットスイッチ58について>
リミットスイッチ58は、カム板54がフック受け位置(左回動限位置)にあるか、あるいは格納位置(右回動限位置)にあるかを検知するスイッチである。リミットスイッチ58は、図6に示すように、カム板54の前側でブラケット前部520に取付けられている。リミットスイッチ58は、帯板状の可動部58mと、可動部58mの回動動作を検知するスイッチ本体58sとから構成されている。そして、リミットスイッチ58の可動部58mがバネ(図示省略)によりスイッチ本体58sから突出する方向(図6において左回動方向)に力を受けている。
即ち、カム板54が格納位置(右回動限位置)にある状態では、図8、図9に示すように、リミットスイッチ58の可動部58mがスイッチ本体58sから最大に突出して、スイッチ本体58sがオフ状態となる。そして、この状態からカム板54が左回動すると、カム板54の回動規制用切欠き部54wの前壁面と外周面54rとがリミットスイッチ58の可動部58mを押圧し、図6に示すように、カム板54がフック受け位置(左回動限位置)まで移動する途中でスイッチ本体58sがオン状態となる。
<格納検知機構50の押え部材56について>
押え部材56は、図8、図9に示すように、フック12fがカバー部材4のフック用凹部5に押し込まれた状態で、そのフック12fをフック用凹部5の入口側から押えて格納位置に保持する部材である。
押え部材56は、略扁平V字形に成形されたレバーであり、その押え部材56の中央屈曲部にブラケット後部525の第2水平軸526が通される軸受孔56jが設けられている。押え部材56の軸受孔56jよりも前側にはフック12fを押える側面略扇形をした押えブロック560が設けられている。押えブロック560は、図8、図9に示すように、回動自由端側が拡開してカバー部材4のフック用凹部5内に突出しており、その押えブロック560の前辺部561でフック12fの外周面を押えられるように構成されている。さらに、フック用凹部5内に突出する押えブロック560の外周面562には、フック12fがフック用凹部5内に押し込まれる際、そのフック12fの外周面が当接する当接面Eが形成されている。押えブロック560の当接面Eは、図10、図11に示すように、フック12fがその当接面Eを押圧する押圧力F1を押え部材56の右方向に回転力Fxに変換できるように傾斜した状態に保持されている。
押え部材56の軸受孔56jよりも後側には、その押え部材56の左回動を規制する楔形の突起部565が設けられている。押え部材56の突起部565は、ブラケット後部525の回動ストッパ527に下方から当接することで、押え部材56の左回動を規制する。
押え部材56の押えブロック560の基端部内側には、図6等に示すように、バネ受け段部563が形成されている。そして、ブラケット後部525の第2水平軸526の回りに装着された第2コイルバネ57の一端が押え部材56のバネ受け段部563に掛けられている。また、第2コイルバネ57の他端がブラケット後部525の回動ストッパ527に掛けられている。そして、第2コイルバネ57が押え部材56を左回動させる方向に付勢されている。このため、押え部材56は第2コイルバネ57のバネ力で、図6に示すように、その押え部材56の突起部565が回動ストッパ527に下方から当接する左回動限位置に保持されている。
ここで、第2コイルバネ57のバネ力は、カム板54を回動させる第1コイルバネ53のバネ力よりも十分大きな値に設定されている。
即ち、第1コイルバネ53、第2コイルバネ57が本発明の第1弾性体、第2弾性体に相当する。
<格納検知機構50の動作について>
先ず、カバー部材4のフック用凹部5に対してフック12fを格納する際の格納検知機構50の動作について説明する。
ここで、フック用凹部5にフック12fが格納されていない状態では、図6等に示すように、カム板54は第1コイルバネ53のバネ力で左回動限位置(フック受け位置)に保持されて、カム板54の受け部54kはフック用凹部5の入口側で上向きに位置決めされている。また、カム板54が左回動限位置(フック受け位置)にあることで、リミットスイッチ58の可動部58mがカム板54の回動規制用切欠き部の前壁面と外周面54rにより押圧されて、リミットスイッチ58がオン状態となっている。押え部材56は、第2コイルバネ57のバネ力で、突起部565が回動ストッパ527に当接する左回動限位置に保持されている。
この状態で、フック12fがカバー部材4のフック用凹部5に対して押し込まれると、図10、図11に示すように、先ず、フック12fの外周面が押え部材56(押えブロック560)の外周面562の当接面Eに当接する。そして、フック12fの外周面が押え部材56(押えブロック560)の当接面Eを押圧する。これにより、フック12fの押圧力F1が前記当接面Eにより押え部材56の右方向の回転力Fxに変換される。この結果、図10の二点鎖線に示すように、押え部材56が第2コイルバネ57のバネ力に抗して右方向に回動する。これにより、フック12fは、図12に示すように、押え部材56の押えブロック560を通過してカバー部材4のフック用凹部5に入り込めるようになる。
カバー部材4のフック用凹部5に入り込んだフック12fは、カム板54の受け部54kと嵌合する。このとき、押え部材56の押えブロック560を通過したフック12fは、その押えブロック560の前辺部561によって第2コイルバネ57のバネ力に起因する回転力で上方から徐々に押えられる。この状態で、フック12fが引き続きフック用凹部5に押し込まれることで、カム板54が第1コイルバネ53のバネ力に抗して右回動する。そして、図8、図9に示すように、フック12fがフック用凹部5の底位置(格納位置)まで押し込まれた段階で、カム板54が右回動限位置(格納位置)まで回動する。この状態で、フック12fは押え部材56(押えブロック560)の前辺部561によって上方から完全に押えられる。前述のように、押え部材56の第2コイルバネ57のバネ力はカム板54の第1コイルバネ53のバネ力よりも大きいため、押え部材56(押えブロック560)がフック12fの外周面を上方から押えることで、フック12fは格納位置に保持される。
そして、カム板54が右回動限位置(格納位置)まで右回動することで、リミットスイッチ58の可動部58mがカム板54の回動規制用切欠き部54wの位置まで相対的に移動し、スイッチ本体58sから最大に突出する。これにより、リミットスイッチ58はオフ状態となる。
次に、フック12fが押え部材56の第2コイルバネ57のバネ力に抗してフック用凹部5から取り出されると、上記したように、カム板54は第1コイルバネ53のバネ力で左回動限位置(フック受け位置)まで回動し、リミットスイッチ58がオン状態となる。そして、リミットスイッチ58のオン信号(フック取出信号)が車椅子固定装置1の制御部(図示省略)に入力される。
車椅子固定装置1の制御部は、格納検知機構50からのフック取出信号を受信するとブザーを動作させる。そして、前記制御部は、フック12fが車椅子Kのフレームに掛けられた後、巻取りスイッチ(図示省略)が操作されて固定装置本体10が車椅子Kを車両フロア面に固定した段階で、ブザー音を停止させる。これにより、フック12fが車椅子Kのフレームに掛けられた後の巻取りスイッチの操作忘れを防止できるようになる。
<本実施形態に係る車椅子固定装置1の長所について>
本実施形態に係る車椅子固定装置1によると、車両フロア位置にあるカバー部材4のフック用凹部5には、フック12fの格納を検知する格納検知機構50が設けられている。このため、フック12fをフック用凹部5から取り出せば、仮に、ワイヤ12(紐状の引き止め部材)をリール30から引き出さなくても、格納検知機構50の動作によりフック12fの取り出しを検知できる。
したがって、ワイヤ12がリール30から引き出されない状態でも、フック12fが車椅子Kに掛けられた状態を正確に検知できる。
また、フック12fがフック用凹部5の格納位置から取り出されると、カム板54は第1コイルバネ53(第1弾性体)のバネ力で確実にフック受け位置まで回動するようになる。したがって、フック用凹部5からフック12fが取り出されたときに、フック取出検知不能となるトラブルを防止できる。
また、フック用凹部5内に突出するカム板54の外周面54r(R)は受け部54kを除く部分がカム板54の回動中心を中心とする円弧状に形成されている。このため、カム板54が回動しても、そのカム板54の外周面Rとカバー部材4間の隙間M寸法が変化しない。このため、カム板54の外周面Rとカバー部材4間に異物が挟まり難くなるとともに、仮に、異物が挟まったとしても前記異物がカム板54の回動を妨げ難くなる。
また、カム板54の外周面54rはカバー部材4により覆われている部分の高さ位置がフック用凹部5内に突出している外周面54rの高さ位置よりも高い位置にある。このため、カム板54の外周面54rに付着した異物がカバー部材4から離れてフック用凹部5内に落下し易くなり、カム板54の外周面54rとカバー部材4間に異物が挟まり難くなる。
また、フック12fがフック用凹部5内に押し込まれる際に、フック12fが押え部材56の当接面Eに当接することでその押え部材56を第2コイルバネ57のバネ力に抗して回動させる。これにより、フック12fを確実にフック用凹部5内に格納できるようになる。
[実施形態2]
以下、図13、図14に基づいて、本発明の実施形態2に係る車椅子固定装置の格納検知機構60について説明する。
本実施形態に係る格納検知機構60は、実施形態1に係る格納検知機構50のカム板54と押え部材56の構造を変更したもので、他の構成は実施形態1に係る格納検知機構50の構成と同じである。このため、実施形態1において説明した部材と同一の部材については同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態に係る格納検知機構60では、格納検知機構60の高さ寸法を極力小さくするために、実施形態1の略円板状のカム板54を略蝶形のカム板62に変更している。即ち、カム板62の形状を略蝶形とすることで、ブラケット520の第1水平軸521が通される軸受孔62jを備える中央部分の上下幅寸法を小さくできる。これにより、カム板62を収納する高さ方向のスペースを小さくでき、車両フロアのカバー部材4のレベルを低くできる。
さらに、前記格納検知機構60では、図14に示すように、カバー部材4のフック用凹部5に格納されたフック12fをゴム板64の傾斜端面64xで上方から押えるようにしている。ここで、ゴム板64は、傾斜端面64xをフック用凹部5の入口側に一定寸法だけ張り出した状態で、カバー部材4の表面に固定されている。このため、実施形態1の格納検知機構50における回転式の押え部材56と比較して機構が簡単で、コスト低減を図れるようになる。
<変更例>
ここで、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、実施形態1,2では、回動式のカム板54,62を使用してフック用凹部5に対するフック12fの格納、取り出しを検出する例を示した。しかし、回動式のカム板54,62の代わりに上下摺動式のカム板を使用することも可能である。
また、実施形態1,2では、リミットスイッチ58でカム板54,62の動作を検出する例を示したが、非接触式の光電スイッチ等でカム板54,62の動作を検出することも可能である。
4・・・・カバー部材
5・・・・フック用凹部(フック格納部)
12f・・フック
12・・・ワイヤ(引き止め部材)
30・・・リール
50・・・格納検知機構
53・・・第1コイルバネ(第1弾性体)
54・・・カム板
54r・・外周面
54k・・受け部
54w・・回動規制用切欠き部
56・・・押え部材
E・・・・当接面
57・・・第2コイルバネ(第2弾性体)
58・・・リミットスイッチ(スイッチ)
60・・・格納検知機構
62・・・カム板
62k・・受け部
64・・・ゴム板(板状弾性体、押え部材)
64x・・傾斜端面
522・・回動ストッパピン

Claims (9)

  1. 先端にフックを備える複数本の紐状の引き止め部材と、車両側の複数ヶ所に設けられており、前記引き止め部材をそれぞれ巻取り可能に構成されたリールと、車両フロア位置で前記リールを覆い、前記引き止め部材が通される開口を有するカバー部材とを備え、前記引き止め部材を前記リールから引き出して前記フックを車椅子に掛け、前記リールを前記引き止め部材の巻取り方向に回転させて前記車椅子を車両に固定する車両の車椅子固定装置であって、
    前記カバー部材の表面には、各々のフックをそれぞれ格納するフック格納部が設けられており、
    前記フック格納部には、前記フックの格納を検知可能な格納検知機構が設けられていることを特徴とする車両の車椅子固定装置。
  2. 請求項1に記載された車両の車椅子固定装置であって、
    前記フック格納部は、前記フックを寝かした状態で収納できるフック用凹部であることを特徴とする車両の車椅子固定装置。
  3. 請求項2に記載された車両の車椅子固定装置であって、
    前記格納検知機構は、
    前記フックを受ける受け部を備え、その受け部が前記フック用凹部内に突出するように前記カバー部材の内側に設置されて、前記受け部を上下動させられるように動作可能なカム板と、
    前記フックが前記カム板の受け部に受けられて、そのカム板を下動させながら前記フック用凹部内に押し込まれた状態で、前記フックを前記フック用凹部の入口側から押えて前記フック用凹部内に保持する押え部材と、
    前記カム板の動作を検出するスイッチと、
    を有することを特徴とする車両の車椅子固定装置。
  4. 請求項3に記載された車両の車椅子固定装置であって、
    前記カム板は、前記カバー部材の内側で水平軸回りに回動可能に構成されて、外周縁に前記フックを受ける受け部が形成されており、
    さらに、前記カム板は、前記受け部が前記フック用凹部の底側に位置する格納位置と、前記受け部が前記フック用凹部の入口側に位置するフック受け位置との間で回動が可能なように構成されて、第1弾性体により前記フック受け位置側に回動するような弾性力を受けていることを特徴とする車両の車椅子固定装置。
  5. 請求項4に記載された車両の車椅子固定装置であって、
    前記フック用凹部内に突出する前記カム板の外周面は前記受け部を除く部分が前記カム板の回動中心を中心とする円弧状に形成されていることを特徴とする車両の車椅子固定装置。
  6. 請求項4に記載された車両の車椅子固定装置であって、
    前記カム板の外周面は前記カバー部材により覆われている部分の高さ位置が前記フック用凹部内に突出している外周面の高さ位置よりも高い位置にあることを特徴とする車両の車椅子固定装置。
  7. 請求項4から請求項6のいずれかに記載された車両の車椅子固定装置であって、
    前記押え部材は、水平軸回りに回動可能に構成されて、前記第1弾性体よりも大きな弾性力を有する第2弾性体により回転力を受け、その回転力で前記フックを押えて格納位置に保持する構成であり、
    前記押え部材の外周面には、前記フックが前記フック用凹部に押し込まれる際に当接する当接面が形成されており、前記当接面は、前記フックの押圧力を前記第2弾性体による回転力と逆方向の回転力に変換できるように傾斜した状態で配置されていることを特徴とする車両の車椅子固定装置。
  8. 請求項4に記載された車両の車椅子固定装置であって、
    前記カム板の回動中心を含む部分の上下幅寸法は、そのカム板の前記受け部を含む先端部分の上下幅寸法よりも小さく設定されていることを特徴とする車両の車椅子固定装置。
  9. 請求項8に記載された車両の車椅子固定装置であって、
    前記押え部材は、前記フック用凹部の入口側に端縁が一定寸法だけ突出するように前記カバー部材上に固定された板状弾性体であることを特徴とする車両の車椅子固定装置。
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