JP2015130936A - 形態変化玩具 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な操作で可逆的に形態変化させることができる形態変化玩具を提供すること。【解決手段】第1形態と第2形態との間で可逆的に形態変化可能な形態変化玩具1において、軸62aを中心に回動可能な第1の回動パーツ62及び第2の回動パーツ62に取り付けられた可動パーツ30,40,50が第1の付勢手段62aによって第2形態を取る方向に付勢され、軸62aに平行な方向で往復動作可能に構成された可動パーツ20に設けられた係止パーツ92とロック機構93によって、可動パーツ20が基体パーツに近づく方向に動作したときに回動パーツ62,62を回動させて第1形態を取る位置で係止ロックし、可動パーツ20の少なくとも一部に構成された操作部を操作することにより係止ロックを解除し、第2の付勢手段によって可動部材を基体パーツ10から遠ざかる方向に動作させ第2形態を取るようにした。【選択図】図1

Description

本発明は、形態変化玩具に関するもので、詳しくは、簡単な操作で形態を可逆的に変化させることができる形態変化玩具に係わる。
従来、形態変化玩具として、折り曲げ自在に軸着された前部材と後部材との下面を折畳可能に連結された2個の連結リンクによって回動自在に連結させるとともに、一方の連結リンクの端部を後部材の上部に突出させたものが知られている(例えば、特許文献1)。
この形態変化玩具では、後部材の上部に突出させた連結リンクの端部を前方に回動すると、2個の連結リンクは折り畳まれながら前部材を後部材に対して折り曲げ、前部材の折り曲がり時に前部材が例えばロボット形態における胸部を構成し後部材が背中部を構成するようになっている。
特許第3152591号公報
しかしながら、この特許文献1記載の技術によれば、第1形態(基本的形態)から第2形態(ロボット形態)への変化及び第2形態から第1形態への変化の少なくとも一方の変化において、後部材の上部に突出させた連結リンクの端部を大きく操作しなければならず、その操作は小さい子供にとって面倒であった。また、2個の連結リンクは折り畳まれながら前部材を後部材に対して折り曲げる構造となっているため、テーブルに設置させたままで形態を変化させるのは難しく、片手で形態変化玩具を持って他方の手で連結リンクの端部を操作する必要があり、この点でも面倒であった。
本発明は、かかる問題点に鑑みなされたもので、簡単な操作で可逆的に形態変化させることができる形態変化玩具を提供することを目的としている。
請求項1に記載の形態変化玩具は、
人為的操作によって第1形態と第2形態との間で可逆的に形態変化可能に構成された形態変化玩具において、
基体パーツと、
前記基体パーツに取り付けられ、第1の軸を中心に回動可能な第1の回動パーツと、
前記基体パーツに取り付けられ、前記第1の軸又は当該第1の軸に平行な第2の軸を中心に回動可能な第2の回動パーツと、
前記第1の回動パーツ及び前記第2の回動パーツにそれぞれ取り付けられ前記第1形態及び前記第2形態の外観の一部を構成する第1の可動パーツと、
前記第1の回動パーツ及び前記第2の回動パーツを前記第2形態を取る方向に付勢する第1の付勢手段と、
前記基体パーツに取り付けられ、前記第1の軸に平行な方向で往復動作可能に構成され、前記第1形態及び前記第2形態の外観の一部を構成する第2の可動パーツと、
前記第2の可動パーツに取り付けられ、当該第2の可動パーツが前記基体パーツに近づく方向に動作したときに前記第1の回動パーツ及び前記第2の回動パーツに摺接して前記第1の付勢手段による付勢力に抗して前記第1の回動パーツ及び前記第2の回動パーツを回動させて、前記第1形態を取る位置で係止し、前記第2の可動パーツが前記基体パーツから離れる方向に動作する際に前記第1の回動パーツ及び前記第2の回動パーツに対する係止を解除する係止パーツと、
前記第2の可動パーツを前記基体パーツから離れる方向に付勢する第2の付勢手段と、
前記第2の可動パーツを前記基体パーツに近づく方向に動作させた際に前記第2の付勢手段による付勢力に抗して当該第2の可動パーツをロックし、ロック状態で前記第2の可動パーツの少なくとも一部を動作させた際にロックを解除するロック機構と、
を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の形態変化玩具は、請求項1に記載の形態変化玩具において、前記係止パーツには、前記第1の軸に平行な方向で往復動作して当該係止パーツから出没可能なロッドが取り付けられ、前記ロッドの先端は前記基体パーツに固定されるとともに、前記ロッドは前記第2の付勢手段の付勢力によって前記係止パーツから突出する方向に付勢されていることを特徴とする。
請求項3に記載の形態変化玩具は、請求項1又は請求項2に記載の形態変化玩具において、前記第1の回動パーツ及び前記第2の回動パーツはそれぞれ長手方向の中間位置を軸着され、前記第1の回動パーツ及び前記第2の回動パーツの長手方向の各端部にはそれぞれ前記第1の可動パーツが取り付けられていることを特徴とする。
請求項4に記載の形態変化玩具は、請求項3に記載の形態変化玩具において、前記第2形態はロボット玩具の形態であり、前記基体パーツには前記ロボット玩具の頭部、胴部及び腰部が設けられ、前記第1の可動パーツは、前記ロボット玩具の少なくとも腕部関連パーツ及び脚部関連パーツを含むことを特徴とする。
請求項5に記載の形態変化玩具は、請求項4に記載の形態変化玩具において、前記脚部関連パーツは、前記係止パーツによる前記第1の回動パーツ及び前記第2の回動パーツの係止が解除された際に開脚する脚部本体と、前記脚部本体に互いに対向する2つのリンクを介して取り付けられ前記脚部本体、前記2つのリンクとの間で4節回転連鎖機構を構成する脚部本体外パーツとから構成され、前記脚部本体の開脚に伴って前記4節回転連鎖機構を動作させ、前記脚部本体外パーツを前記第2形態における正規位置に移動させるように構成されていることを特徴とする。
請求項1記載の形態変化玩具によれば、係止パーツを一方向に動作させることにより第1の回動パーツ及び第2の回動パーツを回動させると第1形態を取り、係止パーツを他方向に動作させると、第1の付勢手段及び第2の付勢手段の付勢力によって第2形態を取るので、簡単な操作で可逆的に形態変化させることができる。
また、第1の可動パーツ及び第2の可動パーツは第1の軸に直交する面内で動作するため、テーブルに設置したままで形態変化をさせることができるので、片手で簡単に形態変化させることができる。
請求項2記載の形態変化玩具によれば、係止パーツには、第1の軸に平行な方向で往復動作して当該係止パーツから出没可能なロッドが取り付けられ、ロッドの先端は基体パーツに固定されているので、基体パーツと第2の可動パーツとを簡易な構成で連結することができる。
請求項3記載の形態変化玩具によれば、第1の回動パーツ及び第2の回動パーツはそれぞれ長手方向の中間位置を軸着され、第1の回動パーツ及び第2の回動パーツの長手方向の各端部にはそれぞれ第1の可動パーツが取り付けられているので、第1の可動パーツを様々な方向に動作させられることから興趣性の高い形態変化玩具が実現できる。
請求項4記載の形態変化玩具によれば、基体パーツにはロボット玩具の頭部及び胴部が設けられ、第1の可動パーツは、ロボット玩具の少なくとも腕部関連パーツ及び脚部関連パーツであるので、ダイナミックな形態変化をさせることができる。
請求項5記載の形態変化玩具によれば、脚部本体の開脚に伴って4節回転連鎖機構を動作させ、脚部本体外パーツを第2形態における正規位置に移動させるように構成されているので、変化に富む形態変化が楽しめることになる。
本発明に係る形態変化玩具の一実施形態の第1形態を示した斜視図である。 図1に示した形態変化玩具の第1形態の下面図である。 図1に示した形態変化玩具の第2形態を示した側面図である。 図1に示した形態変化玩具の第2形態を示した平面図である。 図1に示した形態変化玩具の第2形態を示した下面図である。 図1に示した形態変化玩具のパーツの取付構造を示した平面図である。 第1形態の前部側のパーツの取付構造を示す図である。 第1形態の後部側のパーツの取付構造を示す図である。 係止パーツによって回動パーツが係止されている状態の図である。 係止パーツによる回動パーツの係止が解除されている状態の図である。 ロック機構の動作を説明するための断面図である。
以下、本発明の形態変化玩具の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の形態変化玩具の第1形態を示す図であり、図2はその形態変化玩具の第1形態の下面図である。なお、以下の説明において「上下」、「左右」、「前後」は第1の形態(自動車玩具の形態)を基準に言うものとする。
この形態変化玩具1は、図1に示した自動車玩具の形態(第1形態)と、図5で示したロボット玩具の形態(第2形態)との間で可逆的に形態変化を行う。
この形態変化玩具1は、基体パーツ10(図2参照)、可動パーツ20、可動パーツ30、可動パーツ40及び可動パーツ50を備えている。このうち可動パーツ30、可動パーツ40及び可動パーツ50は左右に対称に配置されている。したがって、左右の可動パーツ30、可動パーツ40及び可動パーツ50については同一符号を付し、左右一方の可動パーツ30、可動パーツ40及び可動パーツ50を説明し、左右他方の可動パーツ30、可動パーツ40及び可動パーツ50の説明は特に断らない限り省略する。
基体パーツ10は、図2の下面図に示すように、自動車玩具のシャーシの一部を構成している。この基体パーツ10は、ロボット玩具の頭部A、胴部B及び腰部Cを構成している。
可動パーツ20は、図1に示すように、自動車玩具のボンネット21、フロントガラス22、ルーフ23及びドアガラス24を構成している。この可動パーツ20は、ロボット玩具の形態(第2形態)となるとき、図3に示すように基部パーツ10に対して上昇し、背部関連パーツD(図4参照)を構成する。この背部関連パーツDはプロテクタであり、ロボット玩具の頭部A、胴部B及び腰部Cの後側を防御する。
可動パーツ30は、図1に示すように、自動車玩具のグリル31及びフェンダ32を構成している。この可動パーツ30は、形態変化玩具1がロボット玩具の形態(第2形態)となるとき、図4及び図5に示すように左右の可動パーツ30の前端部が互いに離間する方向に動作し、ロボット玩具の肩部の外側で上方に起立した形となる。この可動パーツ30は肩部関連パーツEを構成し、プロテクタとしてロボット玩具の頭部Aを側方から防御する。
可動パーツ40は、図1に示すように、自動車玩具の前輪41及びドア42等を構成している。左右の可動パーツ40は、形態変化玩具1がロボット玩具の形態(第2形態)となるとき、図4及び図5に示すように左右のドア42の後部が互いに離間する方向に動作する。左右のドア42の内側にはロボット玩具の腕部本体F1(図2参照)が一体に設けられている。この可動パーツ40は腕部関連パーツFを構成し、腕部関連パーツFは腕部本体F1を含み、前輪41及びドア42は、腕部本体F1を防御する。
可動パーツ50は、図1に示すように、自動車玩具の後輪51、フェンダ52及びウイング53を構成している。この左右の可動パーツ50は、形態変化玩具1がロボット玩具の形態(第2形態)となるとき、図4及び図5に示すように左右の可動パーツ50の後端部が互いに離間する方向に動作する。この可動パーツ50は、形態変化玩具1がロボット玩具の形態(第2形態)となったとき、脚部関連パーツGを構成する。脚部関連パーツGは脚部本体G1を含む。そして、脚部本体G1は基体パーツ10に開閉可能に取り付けられている。
次に、基体パーツ10への可動パーツ30及び可動パーツ40の取付構造について説明する。
図6に示すように、基体パーツ10の内部には軸61を中心に回動可能な2つの回動パーツ62が設けられている。この2つの回動パーツ62は中央部で重畳され、たすき掛け状態となるように設けられている。そして、2つの回動パーツ62は互いに重畳された部分で軸61を介して基体パーツ10に支持されている。左右の回動パーツ62は、対応する端部の高さ位置が等しくなるように適宜屈曲されている。この2つの回動パーツ62へのパーツの取付構造は左右で対称形となっているので、同一符号を付し、左右一方の連結構造を説明し、左右他方の連結構造の説明は特に断らない限り省略する。
図6に示すように、左右の回動パーツ62はスプリング62aによって矢印X1方向に付勢されている。ここではスプリング62aはコイルスプリングとなっているが、トーションスプリングであってもよい。要は、左右の回動パーツ62が矢印X1方向に付勢されることである。
図7に示すように、この回動パーツ62の前端部には軸63を介してレバー64の一端部が連結されている。レバー64の中間部は軸65を介して基体パーツ10に回動可能に取り付けられている。レバー64の他端部は、可動パーツ30に付設した軸66に取り付けられている。なお、特に限定はされないが、このレバー64の他端部は、可動パーツ30に付設した軸66に固定され、レバー64が軸63を中心に回動すると、レバー64と一体的に可動パーツ30が動作する。
また、図7に示すように、可動パーツ30に付設した軸66には可動パーツ40が回動可能に取り付けられている。さらに、この可動パーツ40は軸67を介してリンク68に回動可能に取り付けられている。また、リンク68の他端部は軸69を介して基体パーツ10に回動可能に取り付けられている。その結果、レバー64、可動パーツ40、リンク68及び基体パーツ10は4節回転連鎖機構を構成し、レバー64は入力リンクを構成している。
そして、回動パーツ62が第1形態から図7に示した矢印X1方向に回動した際、レバー64が軸65を中心に時計方向に回動し、可動パーツ30が軸65を中心に時計方向に回動し、可動パーツ40が4節回転連鎖機構によって矢印X2方向に動作する。これによって、形態変化玩具1の可動パーツ30及び可動パーツ40は自動車玩具の形態からロボット玩具の形態に変化する。
次に、基体パーツ10への可動パーツ50の取付構造を説明する。
図8に示すように、回動パーツ62の後端部には軸71を介してリンク72の一端部が回動可能に連結されている。リンク72の他端部は、脚部本体G1の付け根部に付設した軸73に回動可能に連結されている。脚部本体G1は軸73の近くで軸74を介して基体パーツ10に回動可能に連結されている。
そして、回動パーツ62が第1形態から図7に示した矢印X1方向に回動した際、脚部本体G1がX3方向に回動する。
また、脚部本体G1にはリンク75,76を介して可動パーツ50が連結されている。このリンク75、可動パーツ50、リンク76及び脚部本体G1は4節回転連鎖機構を構成している。このうちレバー75は入力リンクを構成している。図8において●で示す部分は軸である。
つまり、リンク75の一端部にはピニオン81が付設されている。このピニオン81にはラックパーツ82のラック82aが噛合している。ラックパーツ82の一端部は軸83を介して基体パーツ10に回動可能に連結され、途中が屈曲され脚部本体G1の中に導入され、脚部本体G1内でラックパーツ82のラック82aがピニオン81と噛合している。
そして、図8において脚部本体G1がX3方向に回動した際、ラックパーツ82が軸83を中心に反時計方向に回動し、ラックパーツ82のラック82aがピニオン81を時計方向に回転させ、リンク75を軸77を中心に時計方向に回動させる。これによって、可動パーツ50が脚部本体G1の先端側に移動し、図5に示すように脚部本体G1の傾斜面85aと可動パーツ50の傾斜面85bとが当接し、可動パーツ50は脚部本体G1と係合し、ロボット玩具における正規位置に脚部本体外パーツG2である可動パーツ50が収まる。これによって、形態変化玩具1の可動パーツ50は自動車玩具の形態からロボット玩具の形態に変化する。
次に、係止パーツ91及び可動パーツ20の取付構造について説明する。
図3に示すように、可動パーツ20の下側には図示しない取付パーツを介して係止パーツ91が取り付けられている。この係止パーツ91は、図9、図10及び図11に示すように円柱状で、先端部が下方に向けて徐々に径が小さくなるように構成されている。この係止パーツ91にはその外周の一部に上下方向に延在するスリット91aが形成されている。また、係止パーツ91にはロッド92が付設されている。このロッド92は係止パーツ91に対して出没可能に取り付けられている。ロッド92には、当該ロッド92よりも径の大きなヘッド92aが形成され、このヘッド92aは係止パーツ91の中に配置されている。そして、このヘッド92aと係止パーツ91との間にはスプリング93が設置され、ロッド92は係止パーツ91から突出する方向(下方)に付勢されている。また、ロッド92の先端はねじ92bによって基体パーツ10に固定されている。
そして、可動パーツ20が下降し、図9(A),図9(B)に示すよう係止パーツ91の大径部が左右の回動パーツ62の間に挿入された際にはスプリング62aの付勢力に抗して左右の回動パーツ62は矢印X4方向に回動する。一方、可動パーツ20が上昇し、図10(A),図10(B)に示すようロッド92が左右の回動パーツ62の間に挿入された際にはスプリング62aの付勢力によって左右の回動パーツ62は矢印X5方向に回動する。
次に、可動パーツ20のロック機構94について説明する。
このロック機構94はレバー94aを備えている。このレバー94aの操作部94bはフロントガラス22の一部を構成している。レバー94aは軸94cを中心に回動可能に可動パーツ10の本体に取り付けられている。レバー94aの操作部94bと軸94cを挟んだ反対側部分は垂れ下がり先端部には爪部94dが設けられている。レバー94aは爪部94dが上記スリット91aに入り込むようにスプリング(図示せず)によって付勢されている。爪部94dは、ロッド92が係止パーツ91に没入した際に、図11(A)に示すようにヘッド92aの下側に潜り込み、ロッド92を上昇位置でロックする。一方、この状態から図11(B)に示すようにレバー94aの操作部94bが押圧されると、ロックが解除され、ロッド92はスプリング93の付勢力によって係止パーツ91から突出する。したがって、ロッド92が係止パーツ91から突出した際にはその反力で可動パーツ20は上昇させられる。これによって、可動パーツ20が上昇し、形態変化玩具1の可動パーツ20は自動車玩具の形態からロボット玩具の形態に変化する。
このように構成された形態変化玩具1によれば次のような効果を奏する。
第1に、係止パーツ91を一方向に動作させると第1形態を取り、係止パーツ92を他方向に動作させると、スプリング62a,93の付勢力によって第2形態を取るので、簡単な操作で可逆的に形態変化させることができる。
第2に、可動パーツ30、可動パーツ40及び可動パーツ50は、軸61に直交する面内で動作するため、テーブルに設置したままで形態変化をさせることができるので、片手で簡単に形態変化させることができる。
第3に、係止パーツ91には、軸61に平行な方向で往復動作して当該係止パーツ91から出没可能なロッド92が取り付けられ、ロッド92の先端は基体パーツ10に固定されているので、基体パーツ10と可動パーツ10とを簡易な構成で連結することができる。
第4に、左右の回動パーツ62はそれぞれ長手方向の中間位置を軸着され、回動パーツ62の長手方向の各端部にはそれぞれ可動パーツ30、可動パーツ40及び可動パーツ50が取り付けられているので、それらを様々な方向に動作させられることから興趣性の高い形態変化玩具が実現できる。
第5に、基体パーツ10にはロボット玩具の頭部A、胴部B及び腰部Cが設けられ、可動パーツ40及び可動パーツ50は、ロボット玩具の少なくとも腕部関連パーツ及び脚部関連パーツであるので、ダイナミックな形態変化をさせることができる。
第6に、回動パーツ62の動作に伴って4節回転連鎖機構を動作させ、第2形態への変化の際に脚部本体外パーツを第2形態における正規位置に移動させるように構成されているので、変化に富む形態変化が楽しめることになる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、かかる実施形態に限定されるものでなく、その要旨を変更しない範囲で種々の変形が可能であることは言うまでもない。
例えば、上記実施形態では、ロック機構93は、爪部94dによってロッド92のヘッド92aを係止してロックする構成としたが、マグネットを使用し、1度押すとロックされ、2度押しでロックが解除される所謂プッシュラッチ機構をロック機構として使用してもよい。
また、上記実施形態では、左右の回動パーツ62は同じ軸61を中心に回動するように構成されているが、平行な2つの軸のそれぞれに1つずつ回動パーツ62を取り付けてもよい。
さらに、上記実施形態では、自動車玩具の形態とロボット玩具の形態との間で形態を変化させたが、他の乗り物玩具や動物玩具との間で形態変化をさせてもよい。
1 形態変化玩具
10 基体パーツ
20,30,40,50 可動パーツ
62 回動パーツ
62a 軸
A 頭部
B 胴部
C 腰部
F 腕部関連パーツ
G 脚部関連パーツ

Claims (5)

  1. 人為的操作によって第1形態と第2形態との間で可逆的に形態変化可能に構成された形態変化玩具において、
    基体パーツと、
    前記基体パーツに取り付けられ、第1の軸を中心に回動可能な第1の回動パーツと、
    前記基体パーツに取り付けられ、前記第1の軸又は当該第1の軸に平行な第2の軸を中心に回動可能な第2の回動パーツと、
    前記第1の回動パーツ及び前記第2の回動パーツにそれぞれ取り付けられ前記第1形態及び前記第2形態の外観の一部を構成する第1の可動パーツと、
    前記第1の回動パーツ及び前記第2の回動パーツを前記第2形態を取る方向に付勢する第1の付勢手段と、
    前記基体パーツに取り付けられ、前記第1の軸に平行な方向で往復動作可能に構成され、前記第1形態及び前記第2形態の外観の一部を構成する第2の可動パーツと、
    前記第2の可動パーツに取り付けられ、当該第2の可動パーツが前記基体パーツに近づく方向に動作する際に前記第1の回動パーツ及び前記第2の回動パーツに摺接して前記第1の付勢手段による付勢力に抗して前記第1の回動パーツ及び前記第2の回動パーツを回動させて、前記第1形態を取る位置で係止し、前記第2の可動パーツが前記基体パーツから離れる方向に動作する際に前記第1の回動パーツ及び前記第2の回動パーツに対する係止を解除する係止パーツと、
    前記第2の可動パーツを前記基体パーツから離れる方向に付勢する第2の付勢手段と、
    前記第2の可動パーツを前記基体パーツに近づく方向に動作させた際に前記第2の付勢手段による付勢力に抗して当該第2の可動パーツをロックし、ロック状態で前記第2の可動パーツの少なくとも一部を動作させた際にロックを解除するロック機構と、
    を備えたことを特徴とする形態変化玩具。
  2. 前記係止パーツには、前記第1の軸に平行な方向で往復動作して当該係止パーツから出没可能なロッドが取り付けられ、前記ロッドの先端は前記基体パーツに固定されるとともに、前記ロッドは前記第2の付勢手段の付勢力によって前記係止パーツから突出する方向に付勢されていることを特徴とする請求項1に記載の形態変化玩具。
  3. 前記第1の回動パーツ及び前記第2の回動パーツはそれぞれ長手方向の中間位置を軸着され、前記第1の回動パーツ及び前記第2の回動パーツの長手方向の各端部にはそれぞれ前記第1の可動パーツが取り付けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の形態変化玩具。
  4. 前記第2形態はロボット玩具の形態であり、前記基体パーツには前記ロボット玩具の頭部、胴部及び腰部が設けられ、前記第1の可動パーツは、前記ロボット玩具の少なくとも腕部関連パーツ及び脚部関連パーツを含むことを特徴とする請求項3に記載の形態変化玩具。
  5. 前記脚部関連パーツは、前記係止パーツによる前記第1の回動パーツ及び前記第2の回動パーツの係止が解除された際に開脚する脚部本体と、前記脚部本体に互いに対向する2つのリンクを介して取り付けられ前記脚部本体、前記2つのリンクとの間で4節回転連鎖機構を構成する脚部本体外パーツとから構成され、前記脚部本体の開脚に伴って前記4節回転連鎖機構を動作させ、前記脚部本体外パーツを前記第2形態における正規位置に移動させるように構成されていることを特徴とする請求項4に記載の形態変化玩具。
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