JP2015130814A - 剪定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】樹木の剪定及びその樹木の周囲の雑草の刈取りを同時に行うことができる剪定装置を提供する。
【解決手段】剪定装置は、発電機20が搭載された車両10と、車両10に取り付けられた剪定手段30とを備える。剪定手段30は、発電機20からの駆動力により駆動し、樹木Tを剪定する剪定部33,36及び樹木Tの周囲の雑草Wを刈り取る刈取り部38を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、樹木を剪定する剪定装置に関し、特に、道路に沿って植えられた樹木の剪定とともに、その樹木の周囲の雑草を刈り取り、剪定された樹木の枝葉や刈り取られた雑草を回収する剪定装置に関する。
従来、一般道路の路側帯沿いや高速道路の中央分離帯には、ツツジ等の樹木が壁を形成するように、連続的に植えられていることがある。そのように植えられた樹木を、道路沿いに移動しつつ連続的に剪定する剪定装置としては、車両に積載されたアームと、そのアームの先端に付け替え可能に取り付けられた植木の剪定用のアタッチメント及び雑草の刈取り用のアタッチメントと、剪定された樹木の枝葉や刈り取られた雑草を回収する回収ワゴンとを備えた剪定装置が知られている(例えば、特許文献1)。
特開平7−123836号公報
しかし、特許文献1に記載の剪定装置は、樹木の剪定用のアタッチメントと樹木の周囲の雑草の刈取り用のアタッチメントとが個別となっている。
そのため、樹木の剪定と雑草の刈取りの両方の作業を行うためには、アタッチメントの付け替えを行い、一方の作業を行った際に通ったルートを再度通りながら改めて他方の作業を行わなければならず、作業が煩雑であり、作業時間が長くなってしまういという問題があった。
本発明は以上の点に鑑みてなされたものであり、樹木の剪定及びその樹木の周囲の雑草の刈取りを同時に行うことができる剪定装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の剪定装置は、駆動源が搭載され、連続的に植えられた樹木に沿って移動可能な本体部と、本体部に取り付けられた剪定手段とを備え、剪定手段は、駆動源からの駆動力により駆動し、樹木を剪定する剪定部及び樹木の周囲の雑草を刈り取る刈取り部を有していることを特徴とする。
このように、剪定手段を、樹木を剪定する剪定部と樹木の周囲の雑草を刈り取る刈取り部とを備える構成にすれば、アタッチメントの付け替え作業が必要なくなり、また、一方の作業を行った際に通ったルートを再度通りながら他方の作業を改めて行う必要もなくなる。
そのため、本発明によれば、樹木の剪定及びその樹木の周囲の雑草の刈取りを同時に行うことができるので、作業の煩雑さが解消され、作業時間も短縮できる。
また、本発明の剪定装置においては、剪定手段により剪定された枝葉又は刈り取られた雑草を回収する回収手段と、樹木の剪定又は雑草の刈取り前に、樹木若しくは雑草に付着した不要物又は樹木若しくは雑草の周辺に存在する不要物を取り除く除去手段を備えていることが好ましい。
また、本発明の剪定装置においては、剪定手段により剪定された枝葉又は刈り取られた雑草を回収する回収手段と、回収手段が回収した回収物から剪定された樹木の枝葉又は刈り取られた雑草と不要物とを分別する分別手段とを備えていることが好ましい。
剪定された樹木の枝葉や刈り取られた雑草は、生物資源(バイオマス)として利用することができる。具体的には、例えば、回収した枝葉や雑草をメタン発酵させて生成したメタンガス若しくは液体燃料を燃焼させて発電する、又は、回収した枝葉や雑草を直接燃焼させて発電するバイオマス発電の燃料(バイオマス燃料)として利用することができる。
しかし、従来の剪定装置においては、剪定された樹木の枝葉や刈り取られた雑草を、バイオマス資源として扱うことを想定していない。そのため、従来の剪定装置によって回収物の中には、樹木の植えられている領域に存在していた石や、樹木若しくは雑草に付着していたゴミ又はその周囲に存在していたゴミ等の不要物も含まれている。
そこで、剪定・刈取り前にそれらの石やゴミ等の不要物を取り除く除去手段を備えるようにしたり、回収物から枝葉や雑草とそれらの石やゴミといった不要物とを分別する分別手段を備えるようにしたりすれば、効率的にバイオマス資源のみを回収することができるようになる。また、除去・分別されたゴミのリサイクルも容易になる。
また、本発明の剪定装置においては、剪定手段は、本体部に対して水平方向に位置を調整可能であり、樹木の側方を剪定する第1剪定部と、本体部に対して垂直方向に位置を調整可能であり、樹木の上部を剪定する第2剪定部とを有することが好ましい。
さらに、本発明の剪定装置においては、剪定手段は、本体部に対して垂直方向に位置を調整可能であり、樹木の下部を剪定する第3剪定部を有していることが好ましい。
樹木、特に、一般道路の路側帯沿いや高速道路の中央分離帯に植えられており、壁を形成しているような樹木は、一定の形状に剪定を行うことが好ましい。しかし、必要とされる壁としての高さや厚さは、樹木が植えられた場所によって異なる。
そこで、このように、剪定手段を、剪定位置を調整可能な構成にすれば、樹木が植えられた場所において適切な高さや厚さを持つように樹木を剪定することができる。
本発明の実施形態に係る剪定装置の斜視図。 図1の剪定装置の平面図。 図1の車両の一部を示す背面図。
以下、図面を参照して、本発明の剪定装置を備えた車両の実施形態を説明する。
図1に示すように、本実施形態の車両10は、道路沿いに走行しながら、その道路に沿って植えられた樹木Tの剪定を行う車両である。
図2に示すように、本実施形態の剪定装置は、道路沿いに連続的に植えられた樹木に沿って移動可能な本体部である車両10と、車両10に搭載された駆動源である発電機20と、樹木Tの剪定及び樹木Tの周囲の雑草Wの刈取りを行う剪定手段30とを備えている。
さらに、本実施形態の車両10は、剪定手段30により剪定された樹木Tの枝葉又は刈り取られた雑草Wを回収する回収手段40と、樹木Tの剪定又は雑草Wの刈取り前に、樹木T若しくは雑草Wに付着した不要物又は樹木T若しくは雑草Wの周辺に存在する不要物を取り除く除去手段50と、回収手段40が回収した回収物から剪定された樹木Tの枝葉又は刈り取られた雑草Wと不要物とを分別する分別手段(不図示)とを備えている。
まず、図2及び図3を用いて、剪定手段30について説明する。
図2及び図3に示すように、剪定手段30は、車両10に固定された第1支持部31と、第1支持部31に対して伸縮可能に取り付けられている第1伸縮部32と、第1伸縮部32に取り付けられている側部剪定部33(第1剪定部)と、第1支持部31に対して伸縮可能に取り付けられた第2伸縮部34と、第2伸縮部34に取り付けられた第2支持部35と、第2支持部35に取り付けられた上部剪定部36(第2剪定部)、下部剪定部37(第3剪定部)及び刈取り部38と、位置制御部39とを有している。
図3に示すように、側部剪定部33は、樹木Tの側部を剪定する側部カッター33aと、剪定された樹木Tの枝葉の飛散を防止するとともに、その枝葉の回収を容易にするために、側部カッター33aを覆うように設けられた側部カバー33bとを有している。
この側部剪定部33は、第1伸縮部32が伸縮することによって、車両10(すなわち、樹木T)に対して水平方向に位置を調整可能になっている。
上部剪定部36は、樹木Tの上部を剪定する上部カッター36aと、剪定された樹木Tの枝葉の飛散を防止するとともに、その枝葉の回収を容易にするために、上部カッター36aを覆うように設けられた上部カバー36bとを有している。
この上部剪定部36は、第2伸縮部34が伸縮することによって、第2支持部35とともに、車両10(すなわち、樹木T)に対して水平方向に位置を調整可能になっている。また、上部剪定部36は、第2支持部に対して垂直方向に移動することによって、第2支持部(すなわち、樹木T)に対して、垂直方向に位置を調整可能になっている。
下部剪定部37は、樹木Tの上部を剪定する下部カッター37aと、剪定された樹木Tの枝葉の飛散を防止するとともに、その枝葉の回収を容易にするために、下部カッター37aを覆うように設けられた下部カバー37bとを有している。
この下部剪定部37は、第2伸縮部34が伸縮することによって、第2支持部35及び上部剪定部36とともに、車両10(すなわち、樹木T)に対して水平方向に位置を調整可能になっている。また、下部剪定部37は、第2支持部に対して垂直方向に、上部剪定部36とは独立して移動することによって、第2支持部(すなわち、樹木T)に対して、垂直方向に位置を調整可能になっている。
刈取り部38は、樹木Tの周囲の雑草Wを刈り取る刈取り部カッター38aと、刈り取られた雑草Wの飛散を防止するとともに、その雑草Wの回収を容易にするために、刈取り部カッター38aを覆うように設けられた刈取り部カバー38bとを有している。
この刈取り部38は、第2伸縮部34が伸縮することによって、第2支持部35、上部剪定部36及び下部剪定部37とともに、車両10(すなわち、雑草W)に対して垂直方向に位置を調整可能になっている。また、刈取り部38は、第2支持部35に対して垂直方向に、上部剪定部36及び下部剪定部37とは独立して移動することによって、第2支持部35(すなわち、雑草W)に対して、垂直方向に位置を調整可能になっている。
なお、第1伸縮部32の伸縮、側部剪定部33の側部カッター33aの駆動、第2伸縮部34の伸縮、上部剪定部36の上部カッター36aの駆動及び移動、下部剪定部37の下部カッター37aの駆動及び移動、並びに、刈取り部38の刈取り部カッター38aの駆動及び移動は、いずれも、発電機20から伝達された駆動力により行われる。
また、側部カッター33a、上部カッター36a、下部カッター37a及び刈取り部カッター38aとしては、樹木の剪定や雑草の刈取りに用いられている刈刃であればどのような刈刃を用いてもよい。
例えば、乗用草刈り機や作業者が手に持って扱う小型草刈り機に用いられているようなロータリー式の回転歯を刈刃として用いてもよい。また、例えば、多数の歯を形成された2つの棒状部材を、互いに摺動するように上下一対に組み合わせたバリカン状の刈刃を用いてもよい。
このように、本実施形態の車両10が備える剪定手段30は、樹木Tを剪定する側部剪定部33、上部剪定部36及び下部剪定部37を備えるとともに、樹木Tの周囲の雑草Wを刈り取る刈取り部38を備える構成になっている。
そのため、本実施形態の剪定手段30を備えた車両10では、樹木Tの剪定と雑草Wの刈り取りを行う場合であっても、アタッチメントの付け替えといった作業は必要なく、また、一方の作業を行った際に通ったルートを再度通りながら他方の作業を改めて行う必要もない。
そのため、本実施形態の剪定手段30を備えた車両10によれば、樹木Tの剪定及びその樹木Tの周囲の雑草Wの刈取りを同時に行うことができるので、作業の煩雑さが解消され、作業時間も短縮できる。
また、本実施形態の車両10が備える剪定手段30は、側部剪定部33が樹木Tに対して水平方向に位置を調整可能となっており、上部剪定部36及び下部剪定部37が樹木Tに対して垂直方向に位置を調整可能となっている。
そのため、本実施形態の剪定手段30を備えた車両10では、樹木が植えられた場所において適切な高さや厚さを持つように樹木を剪定することができる。
さらに、本実施形態の車両10が備える剪定手段30では、上部剪定部36及び下部剪定部37が樹木Tに対して水平方向にも位置を調整可能となっており、刈取り部38が樹木Tの周囲の雑草Wに対して垂直方向及び水平方向に位置を調整可能となっている。
そのため、剪定後の樹木Tの形状をさらに柔軟に設定でき、また、雑草Wを残さず刈り取り易くなっている。
なお、本実施形態の剪定手段30の位置制御部39では、側部剪定部33、上部剪定部36、下部剪定部37及び刈取り部38の、樹木T及び雑草Wに対する位置を制御している。この位置制御部39としては、側部剪定部33、上部剪定部36、下部剪定部37及び刈取り部38の位置を、事前に入力するようなものでもよいし、作業者が作業する場所において、その作業を行う際に、その都度、任意に入力・操作するようなものでもよい。
また、事前に入力する方法としては、一度、剪定・刈取り作業を行った際に入力した位置情報を記憶しておき、それを入力するようにしてもよいし、画像認識手段を別途設け、その画像認識手段から適切な位置情報を算出して、それを入力するようにしてもよい。
次に、図2及び図3を用いて、回収手段40及び除去手段50について説明する。
回収手段40は、剪定手段30に接続された搬送ダクト41と、搬送ダクト41が接続され、剪定された樹木Tの枝葉及び刈り取られた雑草Wを収納する収納部42と、搬送ダクト41を介して収納部42に剪定された樹木Tの枝葉及び刈り取られた雑草Wを送り込むファン43とを有する。
図3に示すように、搬送ダクト41の第1端部41aは、側部剪定部33の側部カバー33bに接続されている。搬送ダクト41は、ファン43により生起された風を利用して、側部カッター33aが剪定した樹木Tの枝葉を、第1端部41aから吸引して、収納部42へと移送する。
また、搬送ダクト41の第2端部41bは、上部剪定部36の上部カバー36bに接続されている。搬送ダクト41は、上部カッター36aが剪定した樹木Tの枝葉を、第2端部41bから吸引して、収納部42へと移送する。
また、搬送ダクト41の第3端部41cは、第2支持部35を介して下部剪定部37の下部カバー37b及び刈取り部38の刈取り部カバー38bに接続されている。搬送ダクト41は、下部カッター37aが剪定した樹木Tの枝葉及び刈取り部カッター38aが刈り取った雑草Wを、第3端部41cから吸引して、収納部42へと移送する。
収納部42は、内部に、搬送ダクト41を介して収納部42に移送された回収物の中から、剪定された樹木Tの枝葉及び刈り取られた雑草Wと不要物とを分別する分別手段(不図示)を有している。
なお、この不要物とは、剪定された樹木Tの枝葉や刈り取られた雑草Wを、生物資源(バイオマス)として利用する場合に不要となるものである。例えば、樹木Tの植えられている領域に存在していた石や、樹木T又は雑草Wに付着していたゴミ又はその周囲に存在していたゴミ等である。
分別手段としては、分別を行うことができるものであれば、どのようなものでもよい。例えば、剪定された樹木Tの枝葉や刈り取られた雑草Wのみを篩い分けする網状部材を用いてもよいし、金属ゴミを除去するための磁石等を用いてもよい。
図2に示すように、除去手段50は、樹木Tの上部及び側部を覆うように形成された洗浄部51と、洗浄部51と接続されており、車両10に設置されている洗浄制御部52とを有している。洗浄部51は、水を噴射することによって樹木Tや雑草Wの汚れを洗い流す。洗浄制御部52は、樹木Tや雑草Wの洗浄を行う際の水量や水の勢いを制御する。
なお、洗浄部51の構成としては、このような水を用いたものの他、回転型のワイヤーブラシを用いたブラッシングによるもの等、不要物を取り除くことができるものであれば、どのようなものでもよい。
この除去手段50によって、樹木Tは、剪定が行われる前に、付着していた泥や重量の軽いビニールや紙といったゴミが洗い流される。
なお、回収手段40のファン43の駆動及び除去手段50の駆動は、いずれも、発電機20から伝達された駆動力により行われる。
このように、本実施形態の車両10は、剪定手段30とともに、分別手段を有する回収手段40及び除去手段50を備えているので、回収した樹木Tの枝葉や雑草Wを、容易にバイオマスとして利用することができる。これは、回収物の中に石やゴミ等の不要物が含まれていないので、例えば、回収物をバイオマス発電の燃料(バイオマス燃料)として利用する際に、そのような不要物の除去工程を経る必要がないためである。
以上、図示の実施形態について説明したが、本発明はこのような形態に限られるものではない。
例えば、上記実施形態においては、図2及び図3に示すように、本体部である車両10の進行方向に対し、左側になるように剪定手段30の側部剪定部33、上部剪定部36、下部剪定部37及び刈取り部38、並びに、除去手段50の洗浄部51が配置されている。しかし、本発明はそのような構成に限定されるものではなく、各手段の配置位置は、剪定や刈取りの対象となる樹木や雑草の位置に応じて適宜変更してもよい。
また、上記実施形態においては、樹木Tを剪定するために、側部剪定部33、上部剪定部36及び下部剪定部37を備えており、雑草Wを刈り取るために、刈取り部38を備えている、しかし、本発明はそのような構成に限定されるものではなく、植木の剪定と雑草の刈取りを同時に行うことができるものであればよい。
例えば、必ずしも下部を剪定する第3剪定部を備えていなくてもよい。また、例えば、植木の形状に応じて、側方を剪定する第2剪定部を、植木を挟み込むように2つ設けてもよい。
また、上記実施形態においては、本体部として車両10を用いたものを説明している、しかし、本発明はそのような構成に限定されるものではなく、剪定部及び刈取り部を備えた剪定手段を設置できるものであればよい。例えば、本体部を台車として、作業者が手で押して移動できるような装置としてもよいし、既知の乗用草刈り機のような形態としてもよい。
また、上記実施形態においては、駆動源として発電機20を用いている。しかし、本発明はそのような構成に限定されるものではなく、異なる駆動源を用いてもよい。例えば、油圧又は空圧を供給する駆動源を用いてもよい。また、本体部である車両10の走行用駆動源から動力を得るようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、側部剪定部33、上部剪定部36、下部剪定部37及び刈取り部38の位置を調整する手段として、第1伸縮部32及び第2伸縮部34を用いている。しかし、本発明はそのような構成に限定されるものではなく、位置を調整することができるものであればどのような機構を用いてもよい。例えば、多関節アームの先端に剪定部や刈取り部を取り付けるようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、回収手段40を、搬送ダクト41と、収納部42と、ファン43とで構成している。しかし、本発明はそのような構成に限定されるものではない。例えば、道路側に傾斜しており、剪定された樹木の枝葉や刈り取られた雑草を受け取る板状部(受け皿)と、板状部材が受け止めた枝葉や雑草を収納部に送る移送手段と、収納部とで構成してもよい。
また、上記実施形態においては、剪定装置が、除去手段50や分別手段を備えている。しかし、本発明は必ずしもそのような構成に限定されるものではなく、除去手段や分別装置は必ずしも備えていなくてもよい。
10…車両(本体部)、20…発電機(駆動源)、30…剪定手段、31…第1支持部、32…第1伸縮部、33…側部剪定部(第1剪定部)、33a…側部カッター、33b…側部カバー、34…第2伸縮部、35…第2支持部、36…上部剪定部(第2剪定部)、36a…上部カッター、36b…上部カバー、37…下部剪定部(第3剪定部)、37a…下部カッター、37b…下部カバー、38…刈取り部、38a…刈取り部カッター、38b…刈取り部カバー、39…位置制御部、40…回収手段、41…搬送ダクト、41a…第1端部、41b…第2端部、41c…第3端部、42…収納部、43…ファン、50…除去手段、51…洗浄部、52…洗浄制御部、T…樹木、W…雑草。

Claims (5)

  1. 駆動源が搭載され、連続的に植えられた樹木に沿って移動可能な本体部と、前記本体部に取り付けられた剪定手段とを備え、
    前記剪定手段は、前記駆動源からの駆動力により駆動し、前記樹木を剪定する剪定部及び前記樹木の周囲の雑草を刈り取る刈取り部を有していることを特徴とする剪定装置。
  2. 請求項1に記載の剪定装置であって、
    前記剪定手段により剪定された枝葉又は刈り取られた雑草を回収する回収手段と、
    前記樹木の剪定又は前記雑草の刈取り前に、前記樹木若しくは前記雑草に付着した不要物又は前記樹木若しくは前記雑草の周辺に存在する不要物を取り除く除去手段と
    を備えていることを特徴とする剪定装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の剪定装置であって、
    前記剪定手段により剪定された枝葉又は刈り取られた雑草を回収する回収手段と、
    前記回収手段が回収した回収物から前記剪定された樹木の枝葉又は前記刈り取られた雑草と不要物とを分別する分別手段を備えていることを特徴とする剪定装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の剪定装置であって、
    前記剪定手段は、前記本体部に対して水平方向に位置を調整可能であり、前記樹木の側方を剪定する第1剪定部と、前記本体部に対して垂直方向に位置を調整可能であり、前記樹木の上部を剪定する第2剪定部とを有することを特徴とする剪定装置。
  5. 請求項4に記載の剪定装置であって、
    前記剪定手段は、前記本体部に対して垂直方向に位置を調整可能であり、前記樹木の下部を剪定する第3剪定部を有していることを特徴とする剪定装置。
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