JPH08246428A - 樹木洗浄用自動車 - Google Patents

樹木洗浄用自動車

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JPH08246428A
JPH08246428A JP7948495A JP7948495A JPH08246428A JP H08246428 A JPH08246428 A JP H08246428A JP 7948495 A JP7948495 A JP 7948495A JP 7948495 A JP7948495 A JP 7948495A JP H08246428 A JPH08246428 A JP H08246428A
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JP
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tree
cleaning
water
cleaning liquid
boom
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JP7948495A
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Hiroshi Amagi
弘 天木
Hiroyoshi Taniguchi
博義 谷口
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MOKUKEN KK
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MOKUKEN KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 周囲に洗浄液や水を飛散させず、簡易、効率
的に樹木の洗浄可能の樹木洗浄用自動車を提供する。 【構成】 トラックに、先端が洗浄される樹木Kの上端
部付近に位置するように張出し可能のブーム4a,4b
を設ける。洗浄液及び水を収容する洗浄液タンク24及
び水タンク23と、これらを選択的に圧送可能の圧送ポ
ンプ22を設ける。圧送ポンプ22からブーム4a,4
bに沿ってチューブ18を設け、ブームの先端近傍に、
樹木Kに対して洗浄液及び水を浴せかけ可能のシャワー
ヘッド17を設け、かつブームの先端近傍には、樹木に
浴せかける洗浄液等の外方への飛散を防止可能の膜体3
3を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、道路側や中央分離帯等
に植えられている樹木(以下、単に樹木という)を洗浄
するのに好適な樹木洗浄用自動車に関する。
【0002】
【従来の技術】道路側等に植えられている樹木は、常
時、自動車の排気ガスにさらされており、したがって、
それに含まれるカーボン等によって、葉や幹は汚染され
続けている。この汚染の度合いは交通量に概ね比例す
る。このため、交通量の多い道路に植樹された街路樹、
或いは中央分離帯に植樹された樹木は、カーボンの付着
などにより短期間(時間)で汚れてしまう。そして、さ
らに汚染が進むと、その成育が妨げられたり、枯れたり
するといった被害を被ることになる。したがって、こう
した汚染を洗浄ないし除去することは極めて重要であ
る。とはいえ、ホースなどにより洗浄液や水を単に吹付
けて洗浄する場合には、それが飛散して通行人や通行車
両に迷惑がかかってしまう。また、街路樹等の多数の樹
木を洗浄する場合には、簡易、効率的な作業は期待でき
ない。こうしたことから、従来は樹木を人為的に洗浄す
ることは通常なく、もっぱら自然の雨が洗浄手段とされ
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、雨は、不定
期、不定量のものであり、したがって十分な洗浄は期待
できず、また、カーボン等は、水洗いのみでは除去され
にくく、したがって、多くの樹木は、長短の差はあるも
ののいずれは汚染により枯れてしまうといったことが多
かった。このために従来は、樹木の汚れや枯れ具合を見
計って、適宜、植え変えていたが、植え変えには多大な
労力およびコストがかかるといった問題がある。本発明
は、こうした問題点に鑑みて案出したものであって、周
囲に洗浄液や水を飛散させることなく、簡易かつ効率的
に次々と樹木の洗浄を行うことができる樹木洗浄用自動
車を提供することをその目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の樹木洗浄用自動車は、先端又は先端近傍
が洗浄される街路樹等の樹木の上端部付近に位置するよ
うに張出し可能のブームと、該ブームにて支持され前記
樹木に対して洗浄液及び水を浴せかけ可能のシャワー装
置と、該ブームの先端又は先端近傍から吊下げ状に設け
られて前記樹木に浴せかける洗浄液及び水の外方への飛
散を防止可能の膜体と、前記シャワー装置に前記洗浄液
又は水を選択的に圧送可能の圧送手段と、該圧送手段に
供給される洗浄液及び水を収容する洗浄液タンク及び水
タンクとを備えてなることを特徴とする。
【0005】この場合、前記膜体が、内側に前記樹木を
挟むようにほぼ対向して設けられているか、前記樹木の
側方を略包囲可能に構成されてなるものであるとよい。
また、これらの膜体は、その上端部を電動モーターによ
り回転する軸体に取着して巻上げ可能に構成されている
とよい。
【0006】
【作用】請求項1記載の発明によれば、カーボンの付着
などで汚染されている樹木の側まで移動してブームを張
出し、膜体で樹木を覆い、その下で、シャワー装置によ
り樹木に対して洗浄液を浴せ掛け、しかる後、水を浴せ
掛けることができる。したがって、本発明の樹木洗浄用
自動車によれば、周囲に洗浄液や水を飛散させることな
く、簡易かつ効率的に次々と樹木の洗浄を行うことがで
きる。
【0007】
【実施例】本発明を具体化した一実施例について、図1
ないし図8を参照して詳細に説明する。図1中、1は、
本発明を具体化した樹木洗浄用自動車(以下、単に自動
車ともいう)であって、本例ではキャブオーバタイプの
トラックからなり、走行用の運転室2の直後には旋回台
3を備えており、この旋回台3には、リンクを介して上
下2本の屈伸タイプのブーム4a,4bを備えている。
ブーム4a,4bの屈伸及び旋回の操作(制御)は、本
例では、運転室2内に設けた図示しない操作(制御)装
置と、荷台21後部に設けた操作装置28により行える
ようにされており、自動車のエンジンを動力源として油
圧シリンダ5や油圧モーター(図示せず)等で駆動させ
るように構成されている。なお本例では、先側のブーム
4aの先端が洗浄される樹木Kの上端部よりやや上に張
出し可能に構成されている。
【0008】さて本例では、ブーム4aの先端近傍に、
二股フォーク状に形成された二股体6が、作動時にこれ
を常時水平に制御する水平平衡装置7を介して取着され
ている(図2及び3参照)。二股体6をなす各支持片8
の上面には、各支持片8を横断するように凹溝9が形成
されており、この凹溝9に対しては、シャワー装置を支
持するための枠体11を形成している横梁12が脱着可
能に嵌まり込み、枠体11を吊下げ状にて脱着可能に支
持するように形成されている。なお二股体6は、水平平
衡装置7の上部に取着されたモーター13の駆動によ
り、水平平衡装置7(二股体6の基部)の中心を縦軸と
して横方(水平)向に所定角度、旋回可能とされており
(図4参照)、その操作は運転室2内に設けた図示しな
い操作装置と荷台21の操作装置28により行われる。
【0009】図5に示したように、枠体11を形成する
各横梁12の端部は、下向きに下向縦材13が延びてお
り、その各下端部には、二股体6の支持片8に略平行と
なるように配置された2本の縦梁14,14が溶接等に
より接合されており、枠体11は、平面視、全体で略ロ
字状をなし、その横梁12が二股体6の支持片8の凹溝
9に嵌まるようになっている。
【0010】枠体11を形成する横梁12の下側中央に
は、管体15が配管支持具により取着されており、この
管体15は両端部寄り部位で下方に延びる縦管部16を
備えておりその先端は閉塞されている。縦管部16は、
チューブもしくは柔軟なホースから構成され、その内側
一側には、微小な小孔を多数備えて洗浄液や水をシャワ
ーリングするように構成されたシャワーヘッド(シャワ
ー噴出口部)17が間隔をおいて複数(本例では各縦管
部16に5個)設けられており、内方に向けて洗浄液や
水を吹付けるように配置されており、シャワー装置をな
している。一方、管体15の上部中央にはT継手が設け
られており、このT継手には、ブーム4a,4bに沿っ
て配管されたチューブ18の一端部がジョイントを介し
て着脱自在に接続されている。
【0011】図1及び図6に示したように、荷台21に
は、自動車のエンジンを動力源とする洗浄液又は水の圧
送手段としての圧送用ポンプ22、及び所定容量の水を
収容した水タンク23と所定容量の洗浄液を収容した洗
浄液タンク24が搭載されており、シャワーヘッド(シ
ャワー装置)17に配管接続される管体15のT継手に
接続されたチューブ18は、ブーム4a,4bに沿って
配管され、圧送用ポンプ22の二次側(吐出口)に接続
されている。本例では、図7に示したように、圧送用ポ
ンプ22の一次側(吸入口)に圧送用切替弁(電磁3方
弁)25を介して水タンク23と洗浄液タンク24の各
々の給液(水)口に配管(分岐管)26が接続されてお
り、圧送用切替弁25の操作により、閉止か又は水タン
ク23若しくは洗浄液タンク24からの供給を選択的に
できるようにされている。なお、各配管26のタンク寄
り部位には、それぞれ開閉弁27,27が取着されてお
り、この開閉弁27は圧送に際して、「開」に制御され
るように設定されている。本例では、圧送用ポンプ22
及び圧送用切替弁25の操作は、運転室2内に設けた図
示しない操作装置又は車外に設けた操作装置28で行う
ようにされている。
【0012】また、図5に示したように、シャワーヘッ
ド17の設けられた縦管部16の外側には、枠体11を
なす両縦梁14の対向する各端部の間に、それ自体の軸
線回りに回転可能とされた軸体31がそれぞれ取着され
ている。そして縦梁14の外側には、この軸体31を正
逆に回転可能の電動モーター32が設けられている。各
軸体31には、所定の幅で帯状をなす膜体(カーテン)
33がその上端部を介して吊下げ状に設けられており、
電動モーター32の作動により巻上げ、巻下ろしできる
ように構成されると共に、任意の位置で停止できるよう
にされている。ただし、電動モーター32の操作は、運
転室2内に設けた図示しない操作装置又は車外に設けた
操作装置28で行うようにされている。なお、本例で
は、膜体33が、内側に樹木Kを挟むようにほぼ対向し
て設けられており、したがって、道路に沿うなどしてほ
ぼ間隙なく植樹された樹木の洗浄に適するようにされて
いる。すなわち、樹木Kは膜体33で両側を挟まれるよ
うになり、シャワーヘッド17から樹木Kに対して洗浄
液及び水を浴せかける際に、その外方(外部)への飛散
が膜体33により防止されるように構成されている。な
お、膜体33は、塩化ビニールなどの柔軟な合成樹脂製
からなり、下縁にそって棒状の錘34が取着されてい
る。ただし本例では、透明のものとされ、外部から内部
が視認可能とされている。
【0013】さて、次にこのような本例自動車1の作用
ないし効果について説明する(図1及び8参照)。洗浄
しようとする樹木Kの側にて本例自動車1を止め、ま
ず、ブーム4a先端の二股体6に枠体11をセットし、
次いで、ブーム4a,4bを側方に張り出してその先端
に設けられた枠体11を樹木Kの上に配置させる。そし
て、巻上げられている膜体33を電動モーター32を作
動して適宜のところまで下ろし、樹木Kを道路側及びそ
の反対側(歩道側)から挟むように包囲する。しかる
後、圧送用ポンプ22を作動(運転)し、圧送用切替弁
25を洗浄液側を「開」に制御して、最初に、洗浄液を
所定圧力で圧送する。すると圧送された洗浄液はシャワ
ーヘッド17から噴出され、樹木Kの枝葉に浴せ掛けら
れる。これにより付着しているカーボン等が洗浄される
が、その所定時間後に、圧送用切替弁25を水側を
「開」に制御して水を所定圧力で圧送する。圧送された
水は同じシャワーヘッド17,17から噴出され、樹木
Kの枝葉に浴せ掛けられる。これにより洗浄液と共にカ
ーボン等の汚れが洗い落とされる。この際、汚染の度合
いにより、要すれば、この作業を繰り返し、また、適
宜、ブーム4a,4bを延ばしたり旋回させたり、さら
に、二股体6を所定角度、左右に旋回させて洗浄する。
このようにすれば、洗浄液や水の浴せ掛け方向をかえる
ことができるから、平均に洗浄される。
【0014】そして、当該樹木の洗浄終了後、隣接する
樹木を洗浄するときは、図8中、2点線で示したよう
に、ブーム4a,4bを回動及び縮める等して膜体(シ
ャワー装置)33を前方へずらしたり、或いは自動車1
を適宜前進させる等し、次の樹木を同様に洗浄すればよ
い。しかして、こうした洗浄は、膜体33の内側で行わ
れるから洗浄液や水の周囲への飛散は防止される。な
お、洗浄終了後は、圧送用ポンプ22を停止し、膜体3
3を巻上げ、シャワー装置およびブーム4a,4bを自
動車1の荷台21に収容すればよい。なお、汚染の度合
いに応じ、水洗い、洗浄液の吹付けを適宜に行えばよ
い。
【0015】このように、本例においては、膜体33で
樹木を覆って洗浄できるため、洗浄中でも、洗浄液等が
外部に飛散せず、したがって歩行者や他の車両に洗浄液
等がかかることを有効に防止できる。なお、本例では、
膜体33を、樹木Kを挟むように両側に平行に配置した
ために、いわゆるグリーンベルトなど垣根様に植樹され
ているようなところでは、膜体33の上げ下ろしをする
ことなく、次々と樹木の洗浄をすることができる。ま
た、本例では、圧送用切替弁25の使用により圧送用ポ
ンプ22を洗浄液用と水用に兼用としたために軽量化が
図られる。さらに、膜体33を透明のものとしたため
に、洗浄状況を外部から確認できるので便利である。な
お、枠体11の適所にカメラを配置して置き、運転室2
にそのモニターを設けておくとよい。
【0016】なお、上記実施例では、ブーム4a,4
b、シャワー装置、洗浄液及び水の圧送手段(圧送用ポ
ンプ22、圧送用切替弁25)及各電動モーター等の操
作(制御)装置は、運転室2内と車外(外部)の双方に
設けたため、操作性がよく、したがって、その分、作業
の効率化が期待されるが、こうした操作装置は、運転室
2内又は車外(外部)のいずれかのみに設けてもよい。
また本発明においてブーム4a,4bは、その先端又は
先端近傍が洗浄される街路樹等の樹木の上端部付近に位
置するように所定高さ、所定距離、張りだし可能であれ
ば良く、その構成は、屈伸ブーム形でも伸縮ブーム形で
もよい。
【0017】また、膜体は、上例では樹木の両側にそれ
が位置するように設けたが、本発明においては、ブーム
の先端近傍から吊下げ状に設けられ、樹木に対して洗浄
液及び水を浴せかける際のその外方への飛散が防止でき
るものであればよい。膜体は、独立した樹木にあって
は、その側方の略全周がすっぽりと包囲されるものが好
ましい。例えば、上記実施例においては平面視、膜体3
3を枠体11の四辺(横梁12,縦梁14)に沿うよう
に設ける。このようにすれば、洗浄液等の飛散防止効果
も高く、また、シャワーヘッドも、樹木を取り囲むよう
に多数設けることができるから、洗浄効率を高めること
ができる。なお、膜体を枠体の四辺に沿うように設ける
場合には、隣り合う膜体相互になるべく隙間ができない
ようにするとよい。なお、膜体を、樹木の側方を略包囲
可能に構成する場合でも、その上端部を電動モーターに
より回転する軸体に取着して巻上げ可能とするとよい。
いずれにおいても、誤作動を防止するために、膜体の巻
き上げ時には、圧送用ポンプが作動しないか、圧送用切
替弁が「閉」に保持されるように設定しておくとよい。
【0018】もっとも、本発明における膜体は、手動で
巻き上げ巻き下ろしするようにしてもよい。また、上げ
下ろし可能とする場合でも、巻き取り式でなくともよ
い。さらに、上げ下ろし式でなく、カーテン様に吊り下
げ式とし、レールに沿い横方向へスライドさせるように
設けてもよい。
【0019】なお、シャワー装置は、膜体の内側にて被
洗浄物たる樹木に対して洗浄液及び水を浴せかけ可能で
あればよく、したがって、そのシャワーヘッドの取り付
け位置は適宜に設定すればよい。ただし、洗浄むらを低
減するためには、なるべく多く平均して分散させて設け
るのが好ましく、洗浄液による洗浄時間をタイマーで設
定するとよい。
【0020】図9ないし図11は、ブーム4aの先端近
傍つまり枠体を吊り下げる手段の別例を示したものであ
る。このものは、ブーム4aの先端からリンクを介して
吊り下げ杆51が設けられ、吊り下げ杆51の下端部に
固着された横軸52を介して基板53が固着され、基板
53の下には、側面視「コ」字形をなす枠体吊り下げ部
54をその平面(上面)の中央で回転可能に設けると共
に、基板53の上に設けた電動モータ55の駆動によ
り、基板53の略中央の回転軸56を回転させることに
より、枠体吊り下げ部54を平面視、図11に示したよ
うに、基板53に対して回転可能に構成されている。
【0021】本例では、ブーム4aの角度の変位があっ
ても、その先端のリンクにより、吊り下げ杆51、基板
53及び枠体吊り下げ部54は、常に水平になるように
構成されているが、ふらつきを防止するために、ブーム
4aの先端と吊り下げ杆51の上部のリンク部には、電
磁ブレーキ57等の固定手段を取着してある。なお、枠
体吊り下げ部54の下部材58の上面には、前例におけ
る二股体6の各支持片8の凹溝9と同様の凹溝59が形
成されており、この凹溝59に、前例におけるシャワー
装置および膜体等を支持してなる枠体11をその横梁1
2を介してセットし、図示はしないが前例と同様に洗浄
液又は水の圧送用のチューブを接続して使用される。
【0022】このものでは、洗浄中、ブーム4aを動か
すことなく、その枠体吊り下げ部54を基板53の略中
央の回転軸56の回りに回転させてシャワー装置及び膜
体33等を回転させることができるので、樹木の側部を
平均に、しかも効率的に洗浄できる。
【0023】なお、洗浄液としては、中性洗剤を水で所
定の濃度に稀釈したものなど適宜のものを使用すればよ
い。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、カーボンの付着などで
汚染されている樹木の側まで移動し、ブームを張出し、
膜体で樹木を覆い、その下で、シャワー装置により樹木
に洗浄液を浴せ掛け、しかる後、水を浴せ掛けることが
できるから、周囲に洗浄液や水を飛散させることなく、
簡易かつ効率的に次々と樹木の洗浄を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した樹木洗浄用自動車の一実施
例の概略構成を示す斜視図。
【図2】同実施例におけるブームの先端近傍の斜視図。
【図3】同実施例におけるブームの先端近傍の側面図。
【図4】同実施例におけるブームの先端近傍の平面図。
【図5】同実施例におけるシャワー装置の拡大斜視図。
【図6】本発明を具体化した樹木洗浄用自動車の一実施
例の概略構成を示す側面図。
【図7】圧送手段の配管図。
【図8】本発明を具体化した樹木洗浄用自動車の一実施
例の概略構成を示す平面図。
【図9】ブームの先端近傍の別の実施例を示す斜視図。
【図10】図9の側面図。
【図11】図9の平面図。
【符号の説明】
1 樹木洗浄用自動車 2 運転室 4a,4b ブーム 17 シャワーヘッド(シャワー装置) 22 圧送ポンプ(圧送手段) 24 洗浄液タンク 23 水タンク 28 操作装置 31 軸体 32 電動モーター 33 膜体 K 樹木

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端又は先端近傍が洗浄される街路樹等
    の樹木の上端部付近に位置するように張出し可能のブー
    ムと、該ブームにて支持され前記樹木に対して洗浄液及
    び水を浴せかけ可能のシャワー装置と、該ブームの先端
    又は先端近傍から吊下げ状に設けられて前記樹木に浴せ
    かける洗浄液及び水の外方への飛散を防止可能の膜体
    と、前記シャワー装置に前記洗浄液又は水を選択的に圧
    送可能の圧送手段と、該圧送手段に供給される洗浄液及
    び水を収容する洗浄液タンク及び水タンクとを備えてな
    ることを特徴とする樹木洗浄用自動車。
  2. 【請求項2】 前記膜体が、内側に前記樹木を挟むよう
    にほぼ対向して設けられていることを特徴とする請求項
    1記載の樹木洗浄用自動車。
  3. 【請求項3】 前記膜体が、前記樹木の側方を略包囲可
    能に構成されてなることを特徴とする請求項1記載の樹
    木洗浄用自動車。
  4. 【請求項4】 前記膜体を、その上端部を電動モーター
    により回転する軸体に取着して巻上げ可能としたことを
    特徴とする請求項2又は3記載の樹木洗浄用自動車。
  5. 【請求項5】 前記ブームの操作装置、前記シャワー装
    置及び前記圧送手段の操作装置、及び前記電動モーター
    の操作装置が運転室内と車外に設けられていることを特
    徴とする請求項4記載の樹木洗浄用自動車。
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