JP2015130311A - 端子金具および端子付き電線 - Google Patents
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Abstract
Description
また、特許文献2で開示される端子金具では、セレーションの形状を平行四辺形にしている。これによって、圧着時に芯線が圧縮されて延びる方向に対して、常にセレーションのエッジが当たるようにしている。
また、圧着面の中央部では、かしめによる押圧力が大きいため、延伸した芯線がセレーションの中に食い込み易い。そのため、たとえセレ−ションの長さが短い形状であっても酸化皮膜を剥離させやすく、十分な導電性が確保されるようになる。
以下、本発明の第1実施形態に係る端子金具1、端子付き電線およびワイヤーハーネスについて、図1〜図10を用いて詳細に説明する。なお、以下の説明で使用する芯線の長手方向Gとは、端子金具1に電線10をかしめた状態における芯線12の延在方向(図1参照)をいう。また、ワイヤーバレルの幅方向H(左右方向)とは、芯線の長手方向Gと直交する方向(図3参照)をいう。さらに、上下方向とは、図1の紙面上下方向をいうものとする。
4つのセレ−ション21〜24の幅方向Hの長さは、図3に示すように、中央部Cの中心側からワイヤーバレル3の長手方向Gの縁部3Bに向かうに従い、セレ−ション21、22、23、24の順に段階的に長くなっている。また、4つのセレ−ション21〜24の長手方向の長さについても、中央部Cの中心側からワイヤーバレル3の長手方向Gの縁部3Bに向かうに従い、セレ−ション21、22、23、24の順に段階的に長くなっている(図6参照)。
4つのセレ−ション31〜34の幅方向Hの長さは、中央部Cの中心側からワイヤーバレル3の長手方向Gの縁部3Bに向かうに従い、セレ−ション31、32、33、34の順に段階的に長くなっている。また、4つのセレ−ション31〜34の長手方向の長さについても、中央部Cの中心側からワイヤーバレル3の長手方向Gの縁部3Bに向かうに従い、セレ−ション31、32、33、34の順に段階的に長くなっている。
また、4つのセレ−ション31〜34の幅方向Hの長さは、幅方向Hで隣り合うセレ−ション21〜24の長さよりも段階的に長く形成されている(図7参照)。
3つのセレ−ション41〜43の幅方向Hの長さは、ほぼ同じ長さに形成されている。また、3つのセレ−ション41〜43の長手方向の長さは、中央部Cの中心側からワイヤーバレル3の長手方向Gの縁部3Bに向かうに従い、セレ−ション41、42、43の順に段階的に長くなっている。
また、3つのセレ−ション41〜43の幅方向Hの長さは、幅方向Hで隣り合うセレ−ション31〜34の長さよりも段階的に長く形成されている(図7参照)。
3つのセレ−ション51〜53の幅方向Hの長さは、ほぼ同じ長さに形成されている。また、3つのセレ−ション51〜53の長手方向の長さは、中央部Cの中心側からワイヤーバレル3の長手方向Gの縁部3Bに向かうに従い、セレ−ション51、52、53の順に段階的に長くなっている。
また、3つのセレ−ション51〜53の幅方向Hの長さは、幅方向Hで隣り合うセレ−ション41〜43の長さよりも段階的に長く形成されている(図7参照)。
さらに、圧着面3Aの幅方向Hにおいて、圧着面3Aの幅方向の中心線CL1側に配置されたセレ−ションの幅方向Hの長さが、ワイヤーバレル3の縁部3B側に配置されたセレ−ションの幅方向Hの長さよりも短くなるように形成されている。
複数のセレーションSを圧着面3Aに形成する場合、その形状や配置(配列)を工夫することによって、より多くのセレーションSを圧着面3Aに形成することができる。また、セレーションSをプレス成形するための金型の製作を容易にすることができる。これらについて、図14を用いて詳細に説明する。
アルミ芯線12をワイヤーバレル3でかしめた状態では、図8(図4のZ−Z断面)に示すように、ワイヤーバレル3が幅方向Hに延伸し、アルミ芯線12の両側および上側を覆うように円弧状に変形する。このとき、ワイヤーバレル3の圧着面3Aも幅方向Hに延伸し、それぞれのセレーション21〜24、31〜34、41〜43、51〜53、61、62も延伸する。
また、かしめの力が弱くてセレーション21が延伸方向へ必要以上に延伸しなかった場合であっても、押圧力Fが垂直方向に作用するので、大きな力でアルミ芯線12がセレーション21内に押圧されるようになる。そのため、延伸方向に十分な長さが確保できなかった場合でも、酸化皮膜を剥離することができる。
この端子金具101は、圧着面3Aに幅方向Hへ延在する四角形状のセレ−ション121〜124を形成したものである。より具体的には、芯線の長手方向Gにおいて、圧着面3Aの長手方向Gの中心線CL2側に配置されたセレ−ション121(122、123)の長手方向Gの長さを、ワイヤーバレル3の長手方向Gの縁部3B側に配置されたセレ−ション122(123、124)の長手方向Gの長さよりも短く形成したものである。なお、これらのセレーション121〜124は、中心線CL1、CL2を挟んでそれぞれ対称に形成されている。
この端子金具201は、セレ−ション221〜228、231〜237の形状を、圧着面3Aの中央部Cを中心にして略扇形に形成したものである。すなわち、圧着面3Aの延伸方向は、長手方向Gと幅方向Hの2方向以外にも、中央部Cから法線方向(放射方向)に発生すると考えられる。そのとき、中央部Cを中心にして略扇形に形成することで、法線方向における各セレーション221〜228、231〜237の長さを均等に確保することができる。なお、これらのセレーション221〜228、231〜237は、中心線CL1、CL2を挟んでそれぞれ対称に形成されている。
この端子金具301は、セレ−ション321〜324、331、332の形状を、圧着面3Aの中央部Cを中心にして略扇形に形成し、かつ、圧着面3Aの中央部Cから放射状に延びる法線方向において、圧着面3Aの中央部C側に配置されたセレ−ションの法線方向の長さを、ワイヤーバレル3の縁部3B側に配置されたセレ−ションの法線方向の長さよりも短く形成したものである。なお、これらのセレーション321〜324、331、332は、中心線CL1、CL2を挟んでそれぞれ対称に形成されている。
以下、本発明の第2実施形態に係る端子金具401、端子付き電線およびワイヤーハーネスについて、図15〜図19を用いて詳細に説明する。なお、以下の説明で使用する方向は、第1実施形態で用いた方向と同じである。また、第1実施形態で説明した部材や構造が同じであり、その作用、効果が同じものについては、同一の符号を付すことでその詳細な説明を省略する。
また、クローズドタイプの構造にすることで、筒状のワイヤーバレル403内を水密に形成することができ、外部から圧着面403A側への水の浸入を防止することができる。また、かしめ後のアルミ芯線12がワイヤーバレル403の外部に表出しないので、アルミ芯線12の酸化を防止することができる。
さらには、ワイヤーバレル403を覆うように取り付けられていた絶縁チューブ(図示せず)を取り付ける必要がなくなり、部品点数を削減することができる。
この端子金具501は、圧着面403Aに幅方向Hへ延在する四角形状のセレ−ション521、522を複数形成したものである。より具体的には、圧着面403Aの幅方向Hにおいて、圧着面403Aの幅方向Hの中心線CL1側および端部E側に配置されたセレ−ション521の幅方向Hの長さを、中心線CL1側および端部E側から離れた位置(中心線T側)にあるセレ−ション522の幅方向Hの長さよりも短く形成したものである。なお、これらのセレーション521、522は、中心線CL1、CL2を挟んでそれぞれ対称に形成されており、かつ、圧着面403Aの左上部に位置するセレーション521、522は、中心線Tを挟んでそれぞれ対称に形成されている。
以下、本発明の第3実施形態に係る端子金具601、端子付き電線およびワイヤーハーネスについて、図21および図22を用いて詳細に説明する。なお、以下の説明で使用する方向は、第1および第2実施形態で用いた方向と同じである。また、第1および第2実施形態で説明した部材や構造が同じであり、その作用、効果が同じものについては、同一の符号を付すことでその詳細な説明を省略する。
この端子金具701の圧着面3Aには、幅方向Hのほぼ全長に亘って延在する略四角形状の複数のセレ−ションSが形成されている。また、これらの複数のセレーションSは、長手方向Gに間隔を空けて並べて配置されており、長手方向Gに隣り合うセレーションSの間には、幅方向凸部771がそれぞれ形成されている。これらの幅方向凸部771は、セレーションSと同様に、図23の紙面上方向(接続端子601の接続部2側)に向かって膨らむ態様で曲線状に形成されている。なお、図23の紙面下方向(電線10の被覆11側)に向かって膨らむ態様で曲線状に形成することもできる。
また、セレーションSの長手方向Gの長さP1は、それぞれ同じに形成されている。なお、セレーションSの長手方向Gの長さP1は、長手方向Gの中心線CL2に近いセレーションSの長さP1を短くし、中心線CL2から離れるに従い長さP1が段階的に長くなるように形成して、セレーションSの延伸方向における長さを段階的に変えるようにしてもよい。
さらに、幅方向凸部771の曲線状にした半径R701は、それぞれ同じに形成している。なお、長手方向Gの中心線CL2に近いセレーションSの半径を大きくし、中心線CL2から離れるに従い半径が段階的に小さくなるように形成して、セレーションSの延伸方向における長さを段階的に変えるようにしてもよい。
この端子金具801は、上述した端子金具701のセレーションSの向きを90°回転させたものである。この端子金具801の圧着面3Aには、長手方向Gのほぼ全長に亘って延在する略四角形状の複数のセレ−ションSが形成されている。また、これらの複数のセレーションSは、幅方向Hに間隔を空けて並べて配置されており、幅方向Hに隣り合うセレーションSの間には、長手方向凸部871がそれぞれ形成されている。これらの長手方向凸部871は、セレーションSと同様に、図24の紙面左方向に向かって膨らむ態様で曲線状に形成されている。なお、図24の紙面右方向に向かって膨らむ態様で曲線状に形成することもできる。
また、セレーションSの長手方向Gの長さP1は、それぞれ同じに形成されている。なお、セレーションSの長手方向Gの長さP1は、幅方向Hの中心線CL1から離れるに従い、長さP1が段階的に長くなるようにして、セレーションSの延伸方向における長さを段階的に変えるようにしてもよい。
さらに、長手方向凸部871の曲線状にした半径R801は、それぞれ同じに形成している。なお、幅方向Hの中心線CL1に近いセレーションSの半径を大きくし、中心線CL1から離れるに従い半径が段階的に小さくなるように形成して、セレーションSの延伸方向における長さを段階的に変えるようにしてもよい。
この端子金具901の圧着面3Aには、幅方向Hに沿って直線状に延在する複数の幅方向凸部971と、長手方向Gに沿って波形の曲線状(図26において二点鎖線で示す。詳細は後述する)に延在する複数の長手方向凸部982とで構成されている。これらの幅方向凸部971と長手方向凸部981とは、それぞれが交差する態様で形成されており、複数のセレーションSのそれぞれの形状は、幅方向凸部971長手方向凸部981とで囲まれて形成されている。
また、長手方向凸部981の幅方向Hの長さL2も、それぞれ同じ長さに形成されている。なお、長さL2は、幅方向Hの中心線CL1に近い長手方向凸部981の長さL2を短くし、中心線CL1から離れるに従い長さL2が段階的に長くなるようにして、セレーションSの延伸方向における長さを段階的に変えるようにしてもよい。
さらに、波形の曲線状にした長手方向凸部982の各部分の半径R901は、それぞれ同じ半径で形成されている。具体的には、半径R901の大きさは、長手方向凸部981の長さL2よりも大きくすることで、かしめの時にセレーションS内にアルミ芯線12が入り込み易くなることが分かった。
以下、本発明の第4実施形態に係る端子金具1001、端子付き電線およびワイヤーハーネスについて、図27および図28を用いて詳細に説明する。なお、以下の説明で使用する方向は、第1〜第3実施形態で用いた方向と同じである。また、第1〜第3実施形態で説明した部材や構造が同じであり、その作用、効果が同じものについては、同一の符号を付すことでその詳細な説明を省略する。
以下、本発明の第4実施形態に係る端子金具1501、端子付き電線およびワイヤーハーネスについて、図35、図36を用いて詳細に説明する。なお、以下の説明で使用する方向は、第1〜第4実施形態で用いた方向と同じである。また、第1〜第4実施形態で説明した部材や構造が同じであり、その作用、効果が同じものについては、同一の符号を付すことでその詳細な説明を省略する。
1つの角部に対応する開口1530の角部を面取りした面取部1530Bを繋ぐ態様で形成されている。
2 接続部
3 ワイヤーバレル
3A 圧着面
3B ワイヤーバレルの縁部
4 インシュレーションバレル
10 電線
11 被覆
12 アルミ芯線(芯線)
21〜24、31〜34、41〜43、51〜53、61、62、121〜124、221〜228、231〜237、321〜324、331、332、521,522、1021〜1024、1421〜1424、1521、S セレーション
70、670 凸部
71〜74、671〜674、771、971 幅方向凸部
71A〜74A、671A〜674A 中心線
81〜85、681〜686、871、981 長手方向凸部
81A〜85A、681A〜686A 中心線
401、501 端子金具
403 ワイヤーバレル
403A 圧着面
406 キャリア
406A、406B パイロットピン挿入穴
407、408 開口部
409 かしめ部
601、701、801、901 端子金具
1001、1101、1201、1301、1401 端子金具
1501 端子金具
1521A、2021A 底面
1521B、2021B 傾斜面
1530、2030 開口
1530B 開口の面取部
2021C 底面の面取部
A,D、D1 領域
C、C1 中央部
F かしめによる押圧力
G 芯線の長手方向
H ワイヤーバレル(圧着面)の幅方向
L かしめ後のセレ−ションの長さ
L1 幅方向凸部の長さ
L2 長手方向凸部の長さ
P セレーションの長さ
Q セレーションの内側面
R1〜R5 長手方向凸部の角度
R601〜R605、R701、R801、R901 半径
CL1 圧着面の幅方向の中心線
CL2 圧着面の長手方向の中心線
T 中心線
J ジョイント部
E 両端部
M 孔辺
N 延伸方向
W 接合部
Z 封止部
Claims (26)
- 芯線をかしめるワイヤーバレルを有し、このワイヤーバレルの圧着面に複数のセレーションが並べて形成された端子金具であって、
前記圧着面の中央部に形成された前記セレーションの延伸方向の長さを、他の部分に形成された前記セレーションの延伸方向の長さよりも短く形成したことを特徴とする端子金具。 - 前記芯線の長手方向において、前記圧着面の長手方向の中心線側に配置されたセレ−ションの前記長手方向の長さを、前記ワイヤーバレルの縁部側に配置されたセレ−ションの前記長手方向の長さよりも短く形成したことを特徴とする請求項1に記載の端子金具。
- 前記圧着面の幅方向において、前記圧着面の幅方向の中心線側に配置されたセレ−ションの前記幅方向の長さを、前記ワイヤーバレルの縁部側に配置されたセレ−ションの前記幅方向の長さよりも短く形成したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の端子金具。
- 前記圧着面の中央部から放射状に延びる法線方向において、前記圧着面の中央部側に配置されたセレ−ションの前記法線方向の長さを、前記ワイヤーバレルの縁部側に配置されたセレ−ションの前記法線方向の長さよりも短く形成したことを特徴とする請求項1に記載の端子金具。
- 前記ワイヤーバレルの形状を、前記中央部を中心に略扇形に形成したことを特徴とする請求項4に記載の端子金具。
- 芯線をかしめるワイヤーバレルを有し、このワイヤーバレルの圧着面に複数のセレーションが形成された端子金具が取り付けられた端子付き電線であって、
前記ワイヤーバレルの前記圧着面の中央部に形成された前記セレーションの延伸方向の長さを、他の部分に形成された前記セレーションの延伸方向の長さよりも短く形成したことを特徴とする端子付き電線。 - 前記芯線がアルミニウム又はアルミニウム合金で形成され、前記端子金具が銅又は銅合金で形成されていることを特徴とする請求項6に記載の端子付き電線。
- 請求項6または請求項7に記載した端子付き電線を複数束ねて構成したことを特徴とするワイヤーハーネス。
- 前記圧着面には、前記圧着面の幅方向に沿って延在する複数の幅方向凸部と、前記圧着面の幅方向の中心線に対して角度を有して延在する複数の長手方向凸部とが形成され、交差する前記幅方向凸部と前記長手方向凸部とで囲まれる態様で前記セレーションが形成されており、
前記長手方向凸部の幅方向の中心線に対する角度は、前記幅方向の中心線側に位置する前記長手方向凸部の角度よりも、前記ワイヤーバレルの縁部側に位置する前記長手方向凸部の角度を大きくしたことを特徴とする請求項1に記載の端子金具。 - 前記長手方向凸部の中心線と直交する方向の長さを、それぞれ同じ長さに形成したことを特徴とする請求項9に記載の端子金具。
- 前記圧着面が内側になるようにして前記ワイヤーバレルを湾曲させ、前記ワイヤーバレルの幅方向の両端部を突き合わせて溶接することで前記ワイヤーバレルを筒状に形成したことを特徴とする請求項1〜5、9、10のいずれか1つに記載の端子金具。
- 前記圧着面の中央部および前記ワイヤーバレルの幅方向の両端部の中央部に形成された前記セレーションの延伸方向の長さを、他の部分に形成された前記セレーションの延伸方向の長さよりも短く形成したことを特徴とする請求項11に記載の端子金具。
- 前記圧着面の幅方向において、前記圧着面の幅方向の中心線側および前記端部側に配置されたセレ−ションの前記幅方向の長さを、前記中心線側および端部側から離れた位置にあるセレ−ションの前記幅方向の長さよりも短く形成したことを特徴とする請求項12に記載の端子金具。
- 筒状に形成した前記ワイヤーバレルは、前記芯線が挿入される開口部と反対側の開口部が封止されていることを特徴とする請求項11から請求項13のいずれか1つに記載の端子金具。
- 筒状に形成した前記ワイヤーバレルと相手側の端子に接続される接続部とを別体で構成し、前記ワイヤーバレルと前記接続部とが溶接で接合されていることを特徴とする請求項11から請求項14のいずれか1つに記載の端子金具。
- 前記圧着面の中央部および前記ワイヤーバレルの幅方向の両端部の中央部に形成された前記セレーションの延伸方向の長さを、他の部分に形成された前記セレーションの延伸方向の長さよりも短く形成したことを特徴とする請求項6または請求項7に記載の端子付き電線。
- 請求項16に記載した端子付き電線を複数束ねて構成したことを特徴とするワイヤーハーネス。
- 前記圧着面には、前記圧着面の幅方向に沿って延在する複数の幅方向凸部と、前記圧着面の長手方向に沿って曲線状に延在する複数の長手方向凸部とが形成され、交差する前記幅方向凸部と前記長手方向凸部とで囲まれる態様で前記セレーションが形成されていることを特徴とする請求項1に記載の端子金具。
- 複数の前記長手方向凸部の曲線状の半径は、前記幅方向の中心線から離れるに従い小さくなるように形成されていることを特徴とする請求項18に記載の端子金具。
- 前記長手方向凸部の中心線と直交する方向の長さを、それぞれ同じ長さに形成したことを特徴とする請求項18および請求項19に記載の端子金具。
- 前記圧着面には、前記圧着面の幅方向に沿って曲線状に延在する複数のセレーションが形成されていることを特徴とする請求項1に記載の端子金具。
- 前記圧着面には、前記圧着面の長手方向に沿って曲線状に延在する複数のセレーションが形成されていることを特徴とする請求項1に記載の端子金具。
- 前記セレーションには、前記中央部から放射状に延びる前記延伸方向と交差する方向に沿って孔辺が形成されていることを特徴とする請求項1、9〜15、18〜22のいずれか1つに記載の端子金具。
- 前記セレーションには、前記中央部から放射状に延びる前記延伸方向と略平行な方向に沿って孔辺が形成されていることを特徴とする請求項1、9〜15、18〜23のいずれか1つに記載の端子金具。
- 前記セレーションが多角形状に形成され、前記セレーションの角部を面取りする態様で前記孔辺が形成されていることを特徴とする請求項23または請求項24に記載の端子金具。
- 前記セレーションは、前記圧着面から見て多角形状に形成され、前記セレーションの内側面が底面から前記圧着面の開口に向かって拡開される態様で斜めに傾斜しており、前記セレーションの前記開口の角部に面取部を形成するとともに、前記セレーションの底面の角部と前記面取部を繋ぐ態様で傾斜面を形成したことを特徴とする請求項1、9〜15、18〜25のいずれか1つに記載の端子金具。
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