JP6429536B2 - 端子金具 - Google Patents
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Description
また、特許文献2で開示される端子金具では、セレーションの形状を平行四辺形にしている。これによって、圧着時に芯線が圧縮されて延びる方向に対して、常にセレーションのエッジが当たるようにしている。
他方、本発明の端子付き電線は、請求項1から請求項7に記載の端子金具を用いた端子付き電線であって、かしめられる前記芯線がアルミニウム又はアルミニウム合金であることを特徴とする。
同様に、前記セレ−ションは、前記圧着面の縁部に近い部分を除いた部分に、圧着される芯線の長手方向に対して所定の角度でそれぞれ交差する5つの辺を有する5角形状のみがそれぞれ形成され、前記5つの辺のうち、少なくとも1辺が前記長手方向に対して略直交しており、この略直交する1辺を前記長手方向に対して対向するようにして配置することで、前記5角形状のセレーションが前記長手方向に逆向きに配置されるようにしているので、上述した効果と同様の効果を得ることができる。
(1)セレーションSの角形形状の辺(エッジ)は、芯線7の長手方向G(圧着端子1をかしめる際の芯線の延伸方向)と所定の角度で交差するように配置するのが好ましい。セレーションSの辺と長手方向Gとが平行に配置されていると、芯線7に形成された酸化皮膜がエッジと擦れ合わないため、効率良く酸化皮膜を除去できないためである。
(2)圧着面3Aには、より多くのセレーションSが形成されるのが好ましい。長手方向Gに延伸する芯線7がより多くのセレーションSの辺と擦れ合うようになるためである。
(3)圧着面3Aに形成されるセレーションSは、幅方向Hおよび長手方向Gに対して千鳥状に配置されていることが好ましい。幅方向Hおよび長手方向Gにおいて必ずセレーションSが存在するようになるので、芯線7の全周に亘って満遍なくエッジを当てることができるためである。
(4)セレ−ションSの多角形の角に鋭角がない方が好ましい。プレス加工をする金型の鋭角の部分が痛み易く、金型の寿命が短いためである。
2 接続部
3 ワイヤーバレル
3A 圧着面
3B ワイヤーバレルの縁部
4 インシュレーションバレル
5 電線
6 被覆
7 アルミ芯線(芯線)
11〜15、S セレーション
11A〜11F、13A〜13E セレ−ションの辺
21A〜21C 第1のリブ
22A〜22C 第2のリブ
23A〜23C 第3のリブ
A、B 頂点
L1、L2、L3 方向
T 三角形の領域
401 端子金具
403 ワイヤーバレル
403A 圧着面
407、408 開口部
409 かしめ部
CL1 圧着面の幅方向の中心線
CL2 圧着面の長手方向の中心線
J ジョイント部
E 両端部
M 孔辺
N 延伸方向
W 接合部
Claims (7)
- 芯線をかしめるワイヤーバレルを有し、このワイヤーバレルの圧着面に複数の凹状のセレーションが並べて形成された端子金具であって、
前記セレ−ションは、前記圧着面の縁部に近い部分を除いた部分に、圧着される芯線の長手方向に対して所定の角度でそれぞれ交差する5つの辺を有する5角形状、および、前記長手方向に対して所定の角度でそれぞれ交差する6つの辺を有する6角形状がそれぞれ形成され、
前記5つの辺または前記6つの辺のうち、少なくとも1辺が前記長手方向に対して略直交しており、
5角形状の前記セレーションおよび6角形状の前記セレーションは、前記長手方向と略直交する方向に沿ってそれぞれ並べて配置されていることを特徴とする端子金具。 - 長手方向の中央部にのみ6角形状の前記セレーションを配置し、その他の部分に5角形状の前記セレーションを配置し、
前記長手方向において、中央部に配置された6角形状の前記セレーションの長さが、その他の部分の5角形状の前記セレーションの長さよりも短いことを特徴とする請求項1に記載の端子金具。 - 前記セレーションは、
前記長手方向と所定の角度で斜めに交差する第1のリブと、
前記第1のリブに対し前記長手方向と直交する前記ワイヤーバレルの幅方向において対称な第2のリブと、
前記長手方向に対して略直交する第3のリブと
によって画成され、
前記第1のリブ、前記第2のリブおよび前記第3のリブのそれぞれは、前記圧着面の一方の縁部から他方の縁部まで直線状に連続して形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の端子金具。 - 前記第1のリブおよび前記第2のリブは、前記ワイヤーバレルの幅方向に対し15度以上、60度以下の角度で交差していることを特徴とする請求項3に記載の端子金具。
- 芯線をかしめるワイヤーバレルを有し、このワイヤーバレルの圧着面に複数の凹状のセレーションが並べて形成された端子金具であって、
前記セレ−ションは、前記圧着面の縁部に近い部分を除いた部分に、圧着される芯線の長手方向に対して所定の角度でそれぞれ交差する5つの辺を有する5角形状のみがそれぞれ形成され、
前記5つの辺のうち、少なくとも1辺が前記長手方向に対して略直交しており、この略直交する1辺を前記長手方向に対して対向するようにして配置することで、前記5角形状のセレーションを前記長手方向に逆向きに配置し、
5角形状の前記セレーションは、
前記長手方向と所定の角度で斜めに交差する第1のリブと、
前記第1のリブに対し前記長手方向と直交する前記ワイヤーバレルの幅方向において対称な第2のリブと、
前記長手方向に対して略直交する第3のリブと
によって画成され、
前記第1のリブ、前記第2のリブおよび前記第3のリブのそれぞれは、前記圧着面の一方の縁部から他方の縁部まで直線状に連続して形成されており、
前記第3のリブを間引いて形成することで、5角形状の前記セレーションが形成されていることを特徴とする端子金具。 - 前記圧着面が内側になるようにして前記ワイヤーバレルを湾曲させ、前記ワイヤーバレルの幅方向の両端部を突き合わせて溶接することで前記ワイヤーバレルを筒状に形成したことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1つに記載の端子金具。
- 請求項1から請求項6に記載の端子金具を用いた端子付き電線であって、
かしめられる前記芯線がアルミニウム又はアルミニウム合金であることを特徴とする端子付き電線。
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JP2014171035A JP6429536B2 (ja) | 2014-08-25 | 2014-08-25 | 端子金具 |
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JP2014171035A JP6429536B2 (ja) | 2014-08-25 | 2014-08-25 | 端子金具 |
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JP2016046177A JP2016046177A (ja) | 2016-04-04 |
JP6429536B2 true JP6429536B2 (ja) | 2018-11-28 |
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JP2014171035A Active JP6429536B2 (ja) | 2014-08-25 | 2014-08-25 | 端子金具 |
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