JP2015130000A - 在庫管理支援システム、在庫管理支援装置、在庫管理支援方法 - Google Patents

在庫管理支援システム、在庫管理支援装置、在庫管理支援方法 Download PDF

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Abstract

【課題】販売機会の損失を低減する。
【解決手段】ECサーバは、消費者端末から送信される商品の販売要求を受信し、在庫管理支援装置は、ECサーバが販売要求を受信すると、店舗端末に取寄要求を送信し、送信した取寄要求に応じて店舗端末から送信される、店舗端末の店舗の在庫から消費者に対する商品を販売する承諾を示す取寄承諾を受信し、取寄承諾を受信すると、消費者端末に、商品を販売可能であることを示す取寄結果を送信し、店舗端末は、在庫管理支援装置から送信される取寄要求を受信し、取寄要求を受信すると、店舗の在庫から消費者に対して商品の販売を承諾することを示す取寄承諾の入力を受け付け、取寄承諾が入力されると、在庫管理支援装置に取寄承諾を送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、在庫管理支援システム、在庫管理支援装置、在庫管理支援方法に関する。
店舗において消費者に商品を販売する際、その店舗に商品の在庫が存在しなければ、店舗はその商品を販売することができない。特許文献1には、同一の商品を販売する複数の店舗のうちで指定商品の在庫が存在する店舗を検索することが記載されている。
特開2004−295369号公報
しかしながら、複数の店舗で同一の商品を販売することに加えて、EC(Electronic Commerce)サイトでも同一の商品を販売している場合がある。このようなECサイトにおいて販売する商品の在庫は、店舗において販売する商品の在庫とは別に確保され、店舗において販売する商品とは別系統の情報システムにより管理される。このため、店舗に在庫が存在する場合でも、ECサイトにおいて販売する商品の在庫が欠品すると、ECサイトから商品を購入しようとする消費者に商品を販売できず、販売機会を損失する。そこで、販売機会の損失を低減することが望ましい。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたもので、販売機会の損失を低減する在庫管理支援システム、在庫管理支援装置、在庫管理支援方法を提供する。
上述した課題を解決するために、本発明の一態様は、消費者に販売する商品の在庫を有する店舗の店舗端末と、消費者の消費者端末にネットワークを介して接続されたECサーバと、店舗端末とECサーバとに接続された在庫管理支援装置とを備えた在庫管理支援システムであって、ECサーバは、消費者端末から送信される商品の販売要求を受信する販売要求受信部を備え、在庫管理支援装置は、複数の店舗のうち、いずれの店舗に取寄要求を送信するかを定める送信条件情報が記憶される送信条件情報記憶部と、ECサーバの販売要求受信部が販売要求を受信すると、送信条件情報記憶部に記憶された送信条件情報に基づいて、複数の店舗のうち、取寄要求を送信する1または複数の店舗を決定する送信店舗決定部と、送信店舗決定部によって決定された店舗の店舗端末に、取寄要求を送信する取寄要求送信部と、取寄要求送信部が送信した取寄要求に応じて店舗端末から送信される、店舗端末の店舗の在庫から消費者に対する商品を販売する承諾を示す取寄承諾を受信する取寄承諾受信部と、取寄承諾受信部が取寄承諾を受信すると、消費者端末に、商品を販売可能であることを示す取寄結果を送信する取寄結果送信部と、を備え、店舗端末は、在庫管理支援装置から送信される取寄要求を受信する取寄要求受信部と、取寄要求受信部が取寄要求を受信すると、店舗の在庫から消費者に対して商品の販売を承諾することを示す取寄承諾の入力を受け付ける取寄承諾受付部と、取寄承諾受付部に取寄承諾が入力されると、在庫管理支援装置に取寄承諾を送信する取寄承諾送信部と、を備えることを特徴とする在庫管理支援システムである。
また、本発明の一態様は、送信条件情報には、店舗ごとの店格と、店舗が取寄要求を受け付けるか否かを示す取寄可否と、店舗において定められる安全在庫数とのうちいずれかまたは複数の情報が含まれることを特徴とする。
また、本発明の一態様は、在庫管理支援装置は、取寄承諾受信部が、複数の店舗端末から取寄承諾を受信した場合、店舗から取寄承諾を受信した時間に基づいて、複数の店舗端末の店舗のうち、商品を販売する店舗を決定する販売店舗決定部を備えることを特徴とする。
また、本発明の一態様は、在庫管理支援装置が、消費者の住所が含まれる消費者情報が記憶される消費者情報記憶部と、店舗の所在地が含まれる店舗情報が記憶される店舗情報記憶部と、を備え、販売店舗決定部は、所定時間内に取寄承諾受信部が複数の取寄承諾を受信すると、販売要求を送信した消費者端末に対応する住所と、取寄承諾を送信した店舗端末に対応する所在地とに基づいて、複数の店舗端末の店舗のうち、商品を販売する店舗を決定することを特徴とする。
また、本発明の一態様は、在庫管理支援装置が、消費者端末から販売要求が送信された商品の個数と、複数の店舗ごとの商品の売上推移とのうち少なくともいずれかが含まれる判断支援情報が記憶される判断支援情報記憶部と、店舗端末に、判断支援情報を送信する判断支援情報送信部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の一態様は、消費者に販売する商品の在庫を有する店舗の店舗端末と、消費者の消費者端末にネットワークを介して接続されたECサーバとに接続された在庫管理支援装置であって、複数の店舗のうち、いずれの店舗に取寄要求を送信するかを定める送信条件情報が記憶される送信条件情報記憶部と、ECサーバが、消費者端末から送信される商品の販売要求を受信すると、送信条件情報記憶部に記憶された送信条件情報に基づいて、複数の店舗のうち、取寄要求を送信する1または複数の店舗を決定する送信店舗決定部と、送信店舗決定部によって決定された店舗の店舗端末に、取寄要求を送信する取寄要求送信部と、取寄要求送信部が送信した取寄要求に応じて店舗端末から送信される、店舗端末の店舗の在庫から消費者に対する商品を販売する承諾を示す取寄承諾を受信する取寄承諾受信部と、取寄承諾受信部が取寄承諾を受信すると、消費者端末に、商品を販売可能であることを示す取寄結果を送信する取寄結果送信部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の一態様は、消費者に販売する商品の在庫を有する店舗の店舗端末と、消費者の消費者端末にネットワークを介して接続されたECサーバと、店舗端末とECサーバとに接続され、複数の店舗のうち、いずれの店舗に取寄要求を送信するかを定める送信条件情報が記憶される送信条件情報記憶部を有する在庫管理支援装置とを備えた在庫管理支援システムの在庫管理支援方法であって、ECサーバが、消費者端末から送信される商品の販売要求を受信するステップと、在庫管理支援装置が、ECサーバが販売要求を受信すると、送信条件情報記憶部に記憶された送信条件情報に基づいて、複数の店舗のうち、取寄要求を送信する1または複数の店舗を決定するステップと、決定した店舗の店舗端末に、取寄要求を送信するステップと、店舗端末が、在庫管理支援装置から送信される取寄要求を受信するステップと、取寄要求を受信すると、店舗の在庫から消費者に対して商品の販売を承諾することを示す取寄承諾の入力を受け付けるステップと、取寄承諾が入力されると、在庫管理支援装置に取寄承諾を送信するステップと、在庫管理支援装置が、店舗端末から送信される取寄承諾を受信するステップと、取寄承諾を受信すると、消費者端末に、商品を販売可能であることを示す取寄結果を送信するステップと、を備えることを特徴とする。
また、本発明の一態様は、送信条件情報には、店舗ごとの店格と、店舗が取寄要求を受け付けるか否かを示す取寄可否と、店舗において定められる安全在庫数とのうちいずれかまたは複数の情報が含まれることを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、ECサーバは、消費者端末から送信される商品の販売要求を受信し、在庫管理支援装置は、ECサーバが販売要求を受信すると、店舗端末に取寄要求を送信し、送信した取寄要求に応じて店舗端末から送信される、店舗端末の店舗の在庫から消費者に対する商品を販売する承諾を示す取寄承諾を受信し、取寄承諾を受信すると、消費者端末に、商品を販売可能であることを示す取寄結果を送信し、店舗端末は、在庫管理支援装置から送信される取寄要求を受信し、取寄要求を受信すると、店舗の在庫から消費者に対して商品の販売を承諾することを示す取寄承諾の入力を受け付け、取寄承諾が入力されると、在庫管理支援装置に取寄承諾を送信するようにしたので、販売機会の損失を低減することができる。
本発明の一実施形態による在庫管理支援システムの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態による商品購入画面の画面例を示す図である。 本発明の一実施形態による受信通知画面の画面例を示す図である。 本発明の一実施形態による商品詳細画面の画面例を示す図である。 本発明の一実施形態による送信条件情報に含まれる店格と取寄可否とのデータ例を示す図である。 本発明の一実施形態による送信条件情報に含まれる安全在庫数のデータ例を示す図である。 本発明の一実施形態による判断支援情報のデータ例を示す図である。 本発明の一実施形態による消費者情報のデータ例を示す図である。 本発明の一実施形態による店舗情報のデータ例を示す図である。 本発明の一実施形態による在庫管理支援システムの動作例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態による在庫管理支援システム1の構成を示すブロック図である。在庫管理支援システム1は、POS(Point of sale)端末10と、POSサーバ20と、消費者端末100と、ECサーバ200と、在庫管理支援装置300と、店舗端末400とのコンピュータ装置を備えている。消費者端末100と、ECサーバ200と、在庫管理支援装置300と、店舗端末400とは、ネットワーク5を介して接続される。ネットワーク5は、電話通信網、移動通信システム、インターネット、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)、専用回線、またはこれらの組み合わせ等によって構成される情報通信ネットワークである。
POS端末10と店舗端末400とは、同一の商品を販売する複数の店舗において利用される。図には、店舗A、店舗B、店舗C、店舗D、店舗Eを示しており、それぞれの店舗に同様のPOS端末10と店舗端末400とが設置され、それぞれの店舗において店長や販売員等(以下、販売員等という)に利用される。POSサーバ20は、複数の店舗のPOS端末10に接続され、複数のPOS端末10のそれぞれから送信される店舗の売上や在庫等の情報を集約して記憶し、管理する。POS端末10とPOSサーバ20とは、従来と同様のPOSシステムを構成する。
ECサーバ200は、POS端末10と店舗端末400とが利用される店舗において販売される商品と同一の商品を販売するECサイトを提供する。ECサイトとは、ネットワーク5を介して公開するウェブサイトを通じて商品を販売するサービスである。消費者端末100は、ECサーバ200が提供するECサイトを通じた商品販売を要求する消費者からの操作に応じて、ECサーバ200に販売要求を送信する。在庫管理支援装置300は、在庫管理支援システム1において在庫管理を支援する制御処理を行う。
このようなECサイトにおいて販売する商品の在庫は、店舗において販売する商品の在庫とは別に確保され、店舗において販売する商品の在庫を管理するPOSシステムとは別系統の情報システムであるECサーバ200によって管理される。このため、従来の仕組みでは、店舗に在庫が存在する場合でも、ECサイトにおいて販売する商品の在庫が欠品すると、ECサイトから商品を購入しようとする消費者に商品を販売できない。
そこで、近年では、店舗における商品販売とECサイトにおける商品販売とを統括的に管理するマーチャンダイザーとよばれる商品責任者が、ECサイトにおいて販売する商品の在庫と店舗において販売する商品の在庫とを管理し、ECサイトの在庫がなくなった場合に店舗の在庫から引き当てを行うような取組が行われている。このようにして、ECサイトの在庫がなくなった場合にマーチャンダイザーが店舗から在庫の引き当てを行うことにより、ECサイトの在庫を確保し、ECサイトにおける販売機会の損失を低減している。
しかしながら、このようなマーチャンダイザーによる取組では、在庫の引き当てを行うか否かをマーチャンダイザーが判断するため、個々の店舗における状況に合わない引き当てが行われてしまう場合もある。例えば、店舗において販売員等が商品を販売しようとしている最中にマーチャンダイザーによって在庫の引き当てが行われると、店舗においてその商品を販売することができなくなり、店舗における販売機会を損失する。従来の仕組みにおいて、店舗における販売員等が店舗の在庫を自発的にECサイト側に引き当てようとすれば、販売員等が、電話等の手段により本部のマーチャンダイザーに連絡して在庫を送る旨を伝え、本部に在庫を郵送し、本部側でマーチャンダイザーがECサイトに在庫を登録する等の手順が必要になり、面倒であるとともに時間もかかってしまう。
そこで、本実施形態では、ECサイトに在庫が存在しない場合、ECサーバ200は、消費者の消費者端末100から在庫取寄による販売要求を受け付ける。図2は、在庫取寄による販売要求を受け付ける商品購入画面の画面例を示す図である。この例では、在庫取寄による販売要求を送信するための操作子である店舗在庫購入ボタンbを表示している。この店舗在庫購入ボタンbが押下されると、消費者端末100は、ECサーバ200に指定商品の販売要求を送信する。ECサーバ200は、在庫取寄の販売要求を受信すると、在庫管理支援装置300に取寄要求の送信依頼を送信する。在庫管理支援装置300は、複数店舗の店舗端末400に対して、指定商品の取寄要求を送信する。
店舗端末400は、在庫管理支援装置300から送信された取寄要求を表示する。図3は、店舗端末400が表示する取寄要求の受信通知画面の画面例を示す図である。この例では、ポップアップダイアログpを表示している。ポップアップダイアログpが押下されると、店舗端末400は、取寄要求の対象である商品詳細画面を表示する。図4は、商品詳細画面の画面例を示す図である。この例では、取寄要求の対象である商品のリストを表示するとともに、商品ごとに、その商品の在庫をその店舗から提供することを承諾するための操作子である取寄承諾ボタンtを表示している。販売員等は、店舗端末400に表示された商品詳細画面を確認すると、自店舗に取寄要求の対象である在庫が存在するか否かを確認し、ECサイト側に在庫を提供するか否かを判断する。販売員等が、ECサイト側に在庫を提供すると判断すると、商品詳細画面の取寄承諾ボタンtを押下する。店舗端末400は、販売員等から取寄承諾の入力を受け付け、取寄承諾を在庫管理支援装置300に送信する。在庫管理支援装置300は、店舗端末400から送信される取寄承諾を受信すると、販売要求を送信した消費者端末100に、在庫が確保できたことを示す取寄結果を送信する。このように確保された在庫は、その店舗から消費者に発送するようにしてもよいし、例えば店舗から本部に発送してECサイト側の在庫に一度戻してから、消費者に発送することもできる。
このようにすれば、店舗側の在庫をECサイト側に提供するか否かを、その店舗の販売員等が、その店舗における状況に基づいて判断できるため、店舗における販売機会の損失を低減できる。さらに、在庫管理支援装置300は、複数の店舗の店舗端末400に取寄要求を送信するため、複数の店舗のいずれかから在庫が提供されることが期待できる。これにより、ECサイトにおいて在庫を確保できる可能性が高くなり、ECサイトにおける販売機会の損失を低減できる。このように、本実施形態によれば、ECサイトにおける販売機会の損失を低減できるとともに、店舗における販売機会の損失を低減できる。以下、このような在庫管理を支援する在庫管理支援システム1の構成について詳細に説明する。
POS端末10は、店舗における売上会計や在庫検索等を行うコンピュータ端末であり、例えば、POSレジスタである。POS端末10は、キーボードやタッチパネル等である入力部、ディスプレイである出力部等を備えている。
POSサーバ20は、複数の店舗のPOS端末10に接続されたコンピュータ装置であり、複数の店舗における売上や在庫状況等を管理する。例えば、POSサーバ20には、一定期間(例えば、1日)ごとに、POS端末10から送信される売上や在庫等の情報を受信し、記憶する。このような売上や在庫等の情報は、例えばバッチ処理により夜間に送信され、POSサーバ20に記憶される。
消費者端末100は、消費者であるユーザが利用するコンピュータ端末である。消費者端末100は、消費者からの操作に応じて、ECサーバ200が提供するECサイトに接続する。消費者端末100には、例えば、PC(Personal computer)、タブレットPC、スマートフォン等が適用できる。消費者端末100は、通信部110と、入力部120と、出力部130と、制御部140とを備えている。
通信部110は、ネットワーク5を介して他のコンピュータ装置と通信する。
入力部120は、キーボードやタッチパネル等のデバイスであり、操作に応じた入力信号を生成する。例えば、入力部120は、上述したような商品購入画面において店舗在庫購入ボタンbが押下されると、店舗在庫購入ボタンbが押下されたことを示す入力信号を生成する。
出力部130は、情報を出力するデバイスである。出力部130は、例えば、文字や画像等の情報を表示するディスプレイであり、音声を出力するスピーカである。例えば、出力部130は、上述したような商品購入画面をディスプレイに表示する。
制御部140は、消費者端末100が備える各部を制御する。例えば、制御部140は、入力部120に対するユーザからの操作に応じて、通信部110を動作させてECサーバ200に接続し、ECサーバ200から送信される、上述したような商品購入画面を出力部130のディスプレイに表示させる。制御部140は、販売要求送信部141を備えている。
販売要求送信部141は、商品購入画面において店舗在庫購入ボタンbが押下されると、通信部110を介して、その指定商品の販売要求をECサーバ200に送信する。
ECサーバ200は、消費者の消費者端末100にネットワーク5を介して接続されたコンピュータ装置である。ECサーバ200は、ウェブサイトを公開して通信するウェブサーバ機能、ウェブサーバによる通信に基づく情報処理を行うアプリケーションサーバ機能、在庫情報や顧客情報等を記憶するデータベース機能等を備えており、ECサイトを提供する。ECサーバ200は、通信部210と、記憶部220と、制御部230とを備えている。
通信部210は、他のコンピュータ装置と通信する。例えば、通信部210は、ネットワーク5を介して他のコンピュータ装置と通信する。
記憶部220には、各種情報が記憶される。例えば、記憶部220には、ECサイトを通じて販売する商品の在庫情報、予め定められた消費者情報等が記憶される。在庫情報は、例えば、ECサイトにて販売する商品を識別する商品識別情報であるSKU(Stock Keeping Unit)コードごとに、販売可能な在庫数が対応付けられた情報である。顧客情報は、例えば、予め登録された消費者のアカウント、パスワード、氏名、住所等が対応付けられた情報である。
制御部230は、ECサーバ200が備える各部を制御する。例えば、制御部230は通信部210を介して消費者端末100と通信し、ウェブサイトを介した情報の送受信を行う。制御部230は、販売要求受信部231を備えている。
販売要求受信部231は、通信部210を介して、消費者端末100から送信される商品の販売要求を受信する。
在庫管理支援装置300は、少なくとも店舗端末400とECサーバ200とに接続されたコンピュータ装置である。在庫管理支援装置300は、店舗側からサイト側に在庫を融通する在庫管理を支援する。在庫管理支援装置300は、通信部310と、記憶部320と、制御部330とを備えている。
通信部310は、他のコンピュータ装置と通信する。例えば、通信部310は、ネットワーク5を介して他のコンピュータ装置と通信する。
記憶部320には、各種情報が記憶される。記憶部320は、送信条件情報記憶部321と、判断支援情報記憶部322と、消費者情報記憶部323と、店舗情報記憶部324とを備えている。
送信条件情報記憶部321には、複数の店舗のうち、いずれの店舗に在庫の取寄要求を送信するかを定める送信条件情報が記憶される。在庫管理支援装置300は、消費者端末100から在庫取寄の販売要求が送信された場合、全ての店舗に対して取寄要求を送信してもよいが、全ての店舗に対して取寄要求を送信することが適当でない場合もある。そこで、在庫管理支援装置300は、送信条件情報に基づいて取寄要求の送信先である店舗をフィルタリングする。送信条件情報には、例えば、店舗ごとの店格と、店舗が取寄要求を受け付けるか否かを示す取寄可否と、店舗において定められる安全在庫数とのうちいずれかまたは複数の情報が含まれる。本実施形態では、送信条件情報には店格と取寄可否と安全在庫数との全てが含まれるものとして説明する。
図5は、送信条件情報に含まれる店格と取寄可否とのデータ例を示す図である。ここでは、店舗ID(Identifier)ごとに、その店格と取寄可否との情報が対応付けられる。店舗IDは、店舗を識別する情報であり、ここでは、本実施形態の例における店舗Aの店舗IDがAであり、店舗Bの店舗IDがBであり、店舗Cの店舗IDがCであり、店舗Dの店舗IDがDであり、店舗Eの店舗IDがEであるとして例を説明する。店格は、店舗ごとに予め定められた格を示す情報であり、例えば店舗の規模や立地、売上等に基づいて、管理者によって予め定められて記憶される。ここでは、店舗の規模が大きい順に「上」、「中」、「下」の3種類の店格が定められる例を示すが、任意の数の種類の店格を定めることができる。
在庫管理支援装置300は、このような店格に基づいて、例えば、店格が「上」または「中」である店舗のみに対して、取寄要求を送信するように制御することができる。例えば、店舗の規模が比較的小さいために、在庫が豊富に存在するわけではない店舗に対して取寄要求を送信しても、取寄が承諾される可能性が低い場合があると考えられる。あるいは、在庫を取寄せてしまっては店舗における販売機会を損失してしまうような場合があると考えられる。そこで、予め店格によって取寄要求の送信先である店舗をフィルタリングすることで、不要な取寄要求の送信を防ぐことができる。
送信条件情報に含まれる取寄可否は、その店舗において、取寄を受け付けるか否かを定める情報である。取寄可否は、その店舗の販売員等によって予め定めることができる。例えば、店舗端末400は、販売員等から取寄可否の入力を受け付け、入力された取寄可否を在庫管理支援装置300に送信し、在庫管理支援装置300が送信条件情報記憶部321に記憶させる。ここでは、店舗が取寄を受け付ける場合は「可」が対応付けられ、店舗が取寄を受け付けない場合は「否」が対応付けられる。
在庫管理支援装置300は、このような取寄可否に基づいて、取寄可否が「可」である店舗のみに対して、取寄要求を送信するように制御することができる。例えば、店舗の規模が大きく店格が「上」または「中」であっても、その店舗においてはECサイトに在庫を提供しない方針をとる場合もある。そこで、その店舗の販売員等によって定められる取寄可否によって取寄要求の送信先である店舗をフィルタリングすることで、不要な取寄要求の送信を防ぐことができる。
本実施形態では、店格、取寄可否の順にフィルタリングするものとして説明する。例えば、店格において取寄要求を送信すると判定した店舗に対してのみ、取寄可否の判定を行う。この図の例では、店舗IDが「A」である店舗Aは、店格が「上」であり、取寄可否が「可」である。店舗IDが「B」である店舗Bは、店格が「下」であるため、取寄可否は対応付けられていない。店舗IDが「C」である店舗Cは、店格が「中」であり、取寄可否が「否」である。店舗IDが「D」である店舗Dは、店格が「上」であり、取寄可否が「可」である。店舗IDが「E」である店舗Eは、店格が「上」であり、取寄可否が「可」である。
図6は、送信条件情報に含まれる安全在庫数のデータ例を示す図である。安全在庫数は、店舗IDごと、SKUコードごとに対応付けられる。安全在庫数は、商品を販売するためにその店舗に残しておくべき在庫数である。安全在庫数は、例えば、その販売員等によって定められ、店舗端末400が入力を受け付けて在庫管理支援装置300に送信して送信条件情報記憶部321に記憶させるようにしてもよいし、在庫管理支援装置300が算出して送信条件情報記憶部321に記憶させるようにしてもよい。在庫管理支援装置300が算出する場合、例えば、EC化率に基づいて安全在庫数を算出することができる。例えば、EC化率を1から減じた値を、実在庫数に乗じた結果値を、安全在庫数として算出することができる。あるいは、例えば、その店舗における売上推移や消化率に基づいて、安全在庫数を算出することもできる。
在庫管理支援装置300は、例えば、店格と取寄可否とによるフィルタリングを行った後に、安全在庫数に基づくフィルタリングを行うことができる。例えば、在庫管理支援装置300は、店格と取寄可否とによるフィルタリングを行った後に、実在庫数が安全在庫数を上回る店舗のみを、取寄要求の送信先とすることができる。実在庫数は、例えば所定期間(例えば、1日、あるいは1時間、あるいは30分)ごとに、POSサーバ20から取得して記憶しておくことができる。
図1に戻り、判断支援情報記憶部322には、店舗における販売員等が、取寄要求に応じて取寄承諾を行うか否かを判断するために有用な判断支援情報が記憶される。すなわち、送信条件情報記憶部321に基づいて取寄要求を送信すると判定された送信先の店舗に取寄要求が送信された場合、取寄要求が送信された店舗の販売員等が、その在庫の取寄を承諾するか否かを判断するにあたって、その判断材料となる情報を在庫管理支援装置300が提供することにより、より効率良い在庫の融通を支援することができる。
判断支援情報には、例えば、消費者端末100から在庫取寄の販売要求が送信された商品の個数と、複数の店舗ごとのその商品の売上推移とのうち少なくともいずれかが含まれる判断支援情報が記憶される。本実施形態では、商品個数と売上推移との双方が含まれる例を説明する。図7は、判断支援情報のデータ例を示す図である。商品個数と売上推移とは、SKUコードごとに対応付けられる。商品個数は、ECサイトから在庫取寄の販売要求が送信された回数(個数)である。商品個数は、全期間の累計でもよいし、一定期間(例えば、月単位や週単位や日単位や時間単位)ごとの累計でもよいし、そのすべてでもよい。また、推移でもよい。売上推移は、他の店舗におけるその商品の売上の推移を示す情報である。売上推移は、例えば、一定期間(例えば、月単位や週単位や日単位や時間単位)ごとの店舗における売上個数である。
在庫管理支援装置300が、このような判断支援情報を店舗端末400に送信し表示させることで、販売員は、取寄を承諾するか否かをより効率良く判断することができる。すなわち、例えば、商品個数や売上推移が急激に上昇しているような場合、その商品がテレビ等によって紹介されることにより人気が出てきているようなことが推測できる。この場合、その店舗においても、今後の売上が上昇することが期待できる。このような場合は、取寄を承諾せずに、在庫を店舗に残しておくように判断することができる。一方、商品個数や売上推移に変化がない場合で、その商品が自店舗に大量に残っているような場合、今後も大量に売れることは考え難いため、取寄を承諾するように判断することができる。
さらに、判断支援情報として、例えば推奨引当個数を算出して判断支援情報記憶部322に記憶させておくようにしてもよい。例えば、売上推移や実在庫数、安全在庫数等に基づいて、その店舗において在庫の取寄を行うことを推奨する商品の個数を提示することで、より効率良く全体の在庫を管理することが可能となる。また、例えば、ECサイトにおける商品のアクセス数(PV(page view))を、判断支援情報に含ませるようにしてもよい。
消費者情報記憶部323には、商品を購入する消費者に関する消費者情報が記憶される。図8は、消費者情報のデータ例を示す図である。消費者情報には、消費者IDごとに、氏名、住所等の情報が対応付けられる。消費者IDは、販売要求を送信する消費者端末100を利用する消費者を識別する情報である。氏名は、対応する消費者の氏名である。住所は、対応する消費者の住所である。消費者情報は、在庫管理支援装置300が、ECサーバ200に記憶されている消費者情報を読み込んで消費者情報記憶部323に記憶させることができる。
店舗情報記憶部324には、複数の店舗に関する店舗情報が記憶される。図9は、店舗情報のデータ例を示す図である。店舗情報には、店舗IDごとに、店舗の所在地が対応付けられる。
図1に戻り、制御部330は、在庫管理支援装置300が備える各部を制御する。制御部330は、送信店舗決定部331と、取寄要求送信部332と、判断支援情報送信部333と、取寄承諾受信部334と、販売店舗決定部335と、取寄結果送信部336とを備えている。
送信店舗決定部331は、送信条件情報記憶部321に記憶された送信条件に基づいて、複数の店舗のうち、取寄要求を送信する1または複数の店舗を決定する。
取寄要求送信部332は、ECサーバ200の販売要求受信部231が、消費者端末100から送信された販売要求を受信すると、店舗端末400に取寄要求を送信する。ここで、取寄要求送信部332は、送信店舗決定部331によって決定された店舗の店舗端末400に、取寄要求を送信する。
判断支援情報送信部333は、取寄要求送信部332が取寄要求を送信する送信先である店舗端末400に、判断支援情報を送信する。取寄要求送信部332が送信する取寄要求と判断支援情報送信部333が送信する判断支援情報とは、一度に送信するようにしてもよい。また、判断支援情報送信部333は、判断支援情報に含まれる売上個数や売上推移に基づくグラフ等の画像を生成し、店舗端末400に送信するようにしてもよい。
取寄承諾受信部334は、取寄要求送信部332が送信した取寄要求に応じて店舗端末400から送信される、その店舗端末400の店舗の在庫から消費者に対して商品を販売する承諾を示す取寄承諾を受信する。
販売店舗決定部335は、取寄承諾受信部334が、複数の店舗端末400から取寄承諾を受信した場合、その複数の店舗のうちのいずれの店舗が商品を販売するかを決定する。例えば、販売店舗決定部335は、取寄承諾受信部334が、複数の店舗端末400から取寄承諾を受信した場合、その店舗から取寄承諾を受信した時間に基づいて、複数の店舗端末400の店舗のうち、商品を販売する店舗を決定する。例えば、販売店舗決定部335は、取寄要求送信部332が取寄要求を送信した後、最も早く取寄承諾を送信してきた店舗端末400の店舗を、商品を販売する店舗として決定する。このようにすれば、より早く取寄承諾を送信してきた店舗から商品を販売するものとして決定することができるため、売上を上げたい店舗の販売員に対して、より早く取寄承諾を行う動機を与えることができる。これにより、より早く在庫が確保できるため、消費者の顧客満足度を増加させることが期待できる。
あるいは、販売店舗決定部335は、取寄要求送信部332が取寄要求を送信した後、所定時間(例えば、30分)内に取寄承諾受信部334が複数の取寄承諾を受信すると、販売要求を送信した消費者端末100に対応する住所と、取寄承諾を送信した店舗端末400に対応する所在地とに基づいて、複数の店舗端末400の店舗のうち、商品を販売する店舗を決定する。例えば、販売店舗決定部335は、取寄承諾受信部334が複数の取寄承諾を受信すると、取寄承諾を送信してきた店舗端末400の店舗に対応する店舗情報を店舗情報記憶部324から読み出し、販売要求を送信した消費者端末100の消費者に対応する消費者情報を消費者情報記憶部323から読み出す。販売店舗決定部335は、取寄承諾を送信してきた複数の店舗端末400の店舗のうち、販売要求を送信した消費者端末100に対応する住所に最も近い所在地の店舗を、商品を販売する店舗として決定する。
このようにすれば、複数の店舗のうちから消費者の住所に距離が近い店舗を選択することができるため、例えばその商品をその店舗から消費者に発送する場合、商品が消費者に最も早く到着すると考えられるため、顧客満足度を高めることができる。さらに、商品の発送のためにかかる発送料の料金を低減することができる。また、例えば消費者がその商品を購入するために店舗に行くような場合、消費者は最も近い店舗で商品を購入することができる。
取寄結果送信部336は、取寄承諾受信部334が、店舗端末400から送信された取寄承諾を受信すると、店舗端末400に、その商品を販売可能であることを示す取寄結果を送信する。
店舗端末400は、消費者に販売する商品の在庫を有する店舗の販売員等が利用するコンピュータ端末である。店舗端末400は、通信部410と、入力部420と、出力部430と、制御部440とを備えている。
通信部410は、ネットワーク5を介して他のコンピュータ装置と通信する。
入力部420は、キーボードやタッチパネル等のデバイスであり、操作に応じた入力信号を生成する。例えば、入力部420は、上述したような商品詳細画面において取寄承諾ボタンtが押下されると、取寄承諾ボタンtが押下されたことを示す入力信号を生成する。
出力部430は、情報を出力するデバイスである。出力部430は、例えば、文字や画像等の情報を表示するディスプレイであり、音声を出力するスピーカである。例えば、出力部430は、上述したような商品詳細画面をディスプレイに表示する。
制御部440は、店舗端末400が備える各部を制御する。制御部440は、取寄要求受信部441と、取寄承諾受付部442と、取寄承諾送信部443とを備えている。
取寄要求受信部441は、在庫管理支援装置300から送信される取寄要求を受信する。
取寄承諾受付部442は、取寄要求受信部441が取寄要求を受信し、商品詳細画面が出力部430に表示され、販売員等によって入力部420が操作され取寄承諾ボタンtが押下されると、自店舗の在庫から消費者に対する商品の販売を承諾することを示す取寄承諾の入力を受け付ける。
取寄承諾送信部443は、取寄承諾受付部442に取寄承諾が入力されると、在庫管理支援装置300に取寄承諾を送信する。
次に、図面を参照して、本実施形態による在庫管理支援システム1の動作例を説明する。図10は、本実施形態による在庫管理支援システム1の動作例を示す図である。
ここでは、店舗Aの店舗端末400を店舗端末400−1とし、店舗Bの店舗端末400を店舗端末400−2とし、店舗Cの店舗端末400を店舗端末400−3とし、店舗Dの店舗端末400を店舗端末400−4とし、店舗Eの店舗端末400を店舗端末400−5として説明する。
消費者端末100は、消費者からの操作に応じてECサーバ200に接続し、例えば、予め定められたアカウントやパスワードを送信して、ECサーバ200によって提供されるECサイトにログインする。消費者端末100は、消費者からの操作に応じて、ECサイトにおけるウェブサイトを巡回し、ECサーバ200から、消費者が購入を希望する商品の商品購入画面を受信して出力部130に表示させる。ここで、消費者が購入を希望する商品についてECサイトの在庫が存在しない場合、ECサーバ200は、店舗在庫購入ボタンbを含む商品購入画面を消費者端末100に送信し、表示させる。
消費者端末100が出力部130に表示させた商品購入画面の店舗在庫購入ボタンbが押下されると、販売要求送信部141は、消費者端末100の消費者IDと、選択された商品を識別する商品識別情報(例えば、SKUコード)とが含まれる在庫取寄の販売要求を、ECサーバ200に送信する(ステップS1)。ECサーバ200の販売要求受信部231は、消費者端末100から送信された販売要求を受信すると、取寄要求送信依頼を、在庫管理支援装置300に送信する(ステップS2)。
在庫管理支援装置300が、ECサーバ200から送信された取寄要求送信依頼を受信すると、在庫管理支援装置300の送信店舗決定部331は、送信条件情報記憶部321に記憶されている送信条件情報を読み出し、送信先である店舗を決定する(ステップS3)。例えば、まず、送信店舗決定部331は、送信条件情報に含まれる店格によるフィルタリングを行う。上述の例では、店舗Bは店格が「下」であるため、店舗Bを取寄要求の送信先から除く。
次に、送信店舗決定部331は、送信条件情報に含まれる取寄可否によるフィルタリングを行う。上述の例では、店舗Cは取寄可否が「否」であるため、店舗Cを取寄要求の送信先から除く。次に、送信店舗決定部331は、送信条件情報に含まれる安全在庫数によるフィルタリングを行う。ここでは、実在庫数が安全在庫数以下である店舗は存在しなかったとする。このようなフィルタリングにより、送信店舗決定部331は、店舗Aと、店舗Dと、店舗Eとを取寄要求の送信先として決定する。
取寄要求送信部332は、ステップS3において決定した取寄要求の送信先である店舗の在庫管理支援装置300に対して、取寄要求を送信する。同時に、判断支援情報送信部333は、ステップS3において決定した取寄要求の送信先である店舗の在庫管理支援装置300に対して、それぞれの店舗における判断支援情報を送信する。ここでは、取寄要求送信部332と判断支援情報送信部333とは、店舗Aの店舗端末400−1と、店舗Dの店舗端末400−4と、店舗Eの店舗端末400−5と対して、取寄要求と判断支援情報とを送信する(ステップS4)。
店舗端末400−1と、店舗端末400−4と、店舗端末400−5とは、在庫管理支援装置300から送信された取寄要求と判断支援情報とを受信し、ポップアップダイアログpを含む受信通知画面をそれぞれの出力部430に表示する。店舗端末400−1と、店舗端末400−4と、店舗端末400−5とは、ポップアップダイアログpが押下されると、取寄承諾ボタンtを含む商品詳細画面を出力部430に表示する。また、店舗端末400−1と、店舗端末400−4と、店舗端末400−5とは、判断支援情報を出力部430に表示する。
店舗Aの販売員等と、店舗Dの販売員等と、店舗Eの販売員等とは、それぞれの店舗の在庫状況や売上状況等を考慮して、取寄を承諾するか否かを判断する。ここでは、店舗Aの販売員等と店舗Eの販売員等とが、取寄を承諾すると判断し、店舗Dの販売員等は、取寄を承諾しないと判断したとする。店舗Aの店舗端末400−1と店舗Eの店舗端末400−5との取寄承諾受付部442は、販売員等によって取寄承諾ボタンtが押下されると、取寄承諾の入力を受け付ける(ステップS5、ステップS6)。店舗Dの販売員等は、取寄を承諾しないと判断したため、店舗Dの店舗端末400−4には取寄承諾が入力されず、処理を終了する。
店舗端末400−1と店舗端末400−5との取寄承諾送信部443は、入力された取寄承諾を在庫管理支援装置300に送信する(ステップS7)。在庫管理支援装置300の取寄承諾受信部334は、店舗端末400−1と店舗端末400−5とから送信された取寄せ承諾を受信する。取寄承諾受信部334が取寄承諾を受信すると、販売店舗決定部335は、販売店舗を決定する(ステップS8)。ここでは、店舗端末400−1と店舗端末400−5との双方から、取寄要求送信部332が取寄要求を送信してから所定時間内に取寄承諾を受信したものとし、店舗Aと店舗Eとのうち、店舗Aがより消費者の住所に近かったものとする。販売店舗決定部335は、店舗Aを販売店舗として決定する。
取寄結果送信部336は、店舗Aから在庫を確保したことを示す取寄結果を、消費者端末100に送信する(ステップS9)。取寄結果は、例えば、消費者情報にその消費者のメールアドレスを含ませておき、そのメールアドレスを宛先として送信することができる。あるいは、例えば取寄結果をECサーバ200に送信して記憶させておき、次に消費者端末100がECサーバ200に接続してきた際に、ECサーバ200から消費者端末100に取寄結果を送信させることもできる。また、在庫管理支援装置300は、店舗Aの店舗端末400−1に対しては、店舗Aから商品を販売することを決定したことを示す販売結果決定結果を送信し、店舗Eの店舗端末400−5に対しては、他の店舗から商品を販売することを決定したことを示す販売結果決定結果を送信する(ステップS10)。
以上説明したように、本実施形態によれば、ECサーバ200が提供するECサイトに在庫がない商品を消費者が購入したい場合でも、在庫管理支援装置300が店舗端末400に在庫の取寄要求を送信し、その商品の取寄を承諾した店舗から在庫を確保することができるため、ECサイトによる販売機会の損失を低減するとともに、店舗に対して新たな販売機会を提供することが可能となる。また、マーチャンダイザー等の管理者により、店舗の販売員等の意思によらずに店舗の在庫がECサイトに引き当てられることがないため、店舗における販売機会の損失を防ぐことができる。
また、本実施形態によれば、POS端末10とPOSサーバ20とによるPOSシステムは従来通りに動作すればよく、消費者端末100とECサーバ200と在庫管理支援装置300と店舗端末400とは、POSシステムからは独立した系統として動作する。このため、既にECサーバ200とPOSシステムとが別系統の情報システムとして稼働しているような場合でも、POSシステムに改修を加えることなく、効率良く、店舗からECサイトに在庫を融通する在庫管理を支援する在庫管理支援システム1を構築することができる。
ただし、POSシステムと在庫管理支援システム1との一部を密に結合させ、在庫管理支援を行うこともできる。例えば、店舗端末400とPOS端末10とを通信可能に構成し、店舗端末400が、在庫管理支援装置300から取寄要求を受信した場合に、POS端末10の表示部に、取寄要求を受信したことを通知する画面を表示するようにしてもよい。あるいは、例えば店舗端末400とPOS端末10とが備える機能部を一体としてひとつのコンピュータ端末に構成し、そのコンピュータ端末が在庫管理支援装置300から取寄要求を受信して表示するとともに、在庫検索等の処理を行うことができるようにしてもよい。
あるいは、例えば、ECサーバ200と在庫管理支援装置300とPOSサーバ20とが、互いにリアルタイムに情報を共有するように構成し、実在庫数や安全在庫数、売上推移等の判断支援情報を、店舗端末400に提供することもできる。
また、在庫管理支援システム1が備える各コンピュータ装置が備える各機能部は、クラウド環境やネットワーク環境、ユーザ数の規模、在庫管理支援システム1を構成するために用意されたハードウェアの数やスペック等に応じて、任意の台数のコンピュータ装置に分散または集約して配置することができる。
なお、上述の例では、送信条件情報記憶部321に記憶される送信条件情報には、店格と取寄可否と安全在庫数との全てが含まれ、全ての情報をフィルタリングに用いる例を説明したが、このうちのいずれかまたは複数の情報が含まれるものであってよく、また送信条件情報に含まれる複数の情報のうちのいずれかまたは複数の情報を用いてフィルタリングを行うようにしてもよい。
また、上述の例では、送信条件情報に含まれる店格と取寄可否と安全在庫数とは、この順にフィルタリングする例を示したが、例えばそれぞれの送信条件を数値化し、重み付けすることなどにより、取寄要求を送信するか否かを判定することもできる。
また、安全在庫数は、日時の経過とともに減少するような補正処理を行うこともできる。例えば、上述したように、所定期間ごとに在庫管理支援装置300がPOSサーバ20から店舗の実在庫数を取得する場合、在庫管理支援装置300がPOSサーバ20から店舗の実在庫数を取得した日時である実在庫数登録日時と、現在日時との差に基づいて、安全在庫数を補正することができる。例えば、実在庫数登録日時と現在日時との差が大きければ大きいほど(実在庫数登録日時からの経過時間が長ければ長いほど)、安全在庫数が減少するように補正することができる。これにより、例えば在庫管理支援装置300がPOSサーバ20から店舗の実在庫数を取得してから所定時間が経過して新たに実在庫数を取得するまでの間に、その商品が販売されて在庫数が減少することを考慮して、安全在庫数を算出することができる。
あるいは、例えばPOSシステムに商品が登録された日時(販売が開始された日時)である在庫登録日時と現在時刻との差に基づいて、安全在庫数を補正することができる。例えば、洋服等のように、季節ごとにシーズン物の新商品を販売する場合、その季節の商品は、その季節のうちに完売することが望ましい。このような商品について、販売開始からの経過時間が長ければ長いほど、安全在庫数が減少するように補正することができる。これにより、店舗において洋服等のシーズン物商品が売れ残っているような場合に、時間の経過に応じて安全在庫数を減らすことで、ECサイト側でより多くの商品を販売することが可能になる。
また、上述の例では、送信店舗決定部331が取寄要求を送信する店舗を決定すると、取寄要求送信部332が送信する取寄要求と判断支援情報送信部333が送信する判断支援情報とを一度に送信する例を示したが、別に送信することもできる。例えば、送信店舗決定部331が取寄要求を送信する店舗を決定した時点では、取寄要求送信部332が取寄要求を送信するのみとし、その後に、店舗端末400から判断支援情報の取得要求が送信された場合に、判断支援情報を送信するようにしてもよい。
また、上述の例では、取寄承諾受信部334は、店格が「上」と「中」の店舗を取寄要求の送信先として判定するようにしたが、任意の店格の店舗を取寄要求の送信先として判定することができ、例えば、店格が「上」である店舗のみを取寄要求の送信先として判定するようにしてもよい。
また、消費者端末100が、ECサーバ200に対して商品の在庫取寄の販売要求を送信する際には、販売要求する商品の個数を指定できるようにしてもよい。この場合、店舗端末400は、販売要求において指定された個数の在庫のうち、取寄を承諾する個数の入力を受け付け、在庫管理支援装置300は、店舗端末400に入力された個数の在庫を引き当てることができる。
また、在庫管理支援装置300は、店舗における商品の在庫数を上回る数の取寄要求が店舗端末400に送信されないように制御することができる。すなわち、上述したように、所定期間ごとに在庫管理支援装置300がPOSサーバ20から店舗の実在庫数を取得し、その実在庫数に基づいて送信店舗決定部331が取寄要求を送信する店舗を決定する場合、実在庫数を取得してからのタイムラグにより、その店舗における実在個数を上回る数の取寄要求が送信されてしまうことがあると考えられる。そこで、例えば、在庫管理支援装置300は、取寄要求送信部332が取寄要求を店舗端末400に送信した際に、その店舗端末400に対して送信した取寄要求の送信回数を記憶しておく。そして、送信店舗決定部331は、その店舗に対する取寄要求の送信回数が、その店舗の在庫数を上回る場合、その店舗に取寄要求を送信しないように制御することができる。この場合、例えばステップS10において販売店舗決定結果を送信した後は、取寄要求を送信した店舗に対する取寄要求の送信回数はそのまま記憶し、取寄要求を送信していない店舗に対する取寄要求の送信回数は減算することができる。これにより、取寄要求を送信していない店舗に対しては、再度、取寄要求を送信するように制御することができる。あるいは、在庫管理支援装置300は、例えば、取寄要求送信部332が取寄要求を店舗端末400に送信した際に、在庫管理支援装置300がPOSサーバ20から取得して記憶している店舗の実在庫数を減算する。そして、送信店舗決定部331は、減算後の実在庫数に基づいて、取寄要求を送信する店舗を決定するように制御することができる。
また、販売店舗決定部335が、時間のみによって商品販売店舗を決定するか、時間と距離との双方によって決定するかは、在庫管理支援装置300の管理者が設定しておくようにしてもよいし、消費者が設定するようにしてもよい。この際、例えば、取寄承諾の送信を受け付ける所定時間や、取寄承諾の送信を受け付ける店舗の所在地を、管理者や消費者が設定できるようにしてもよい。
また、送信条件情報記憶部321に記憶させる送信条件情報に、例えば消費者の住所と店舗の所在地との距離を定めておき、店舗の所在地が消費者の住所から所定距離以内である店舗のみを、取寄要求の送信先として判定するようにしてもよい。
なお、本発明における処理部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより在庫管理支援を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、インターネットやWAN、LAN、専用回線等の通信回線を含むネットワークを介して接続された複数のコンピュータ装置を含んでもよい。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、ネットワークを介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、上述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
また、上述した機能の一部または全部を、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路として実現してもよい。上述した各機能は個別にプロセッサ化してもよいし、一部、または全部を集積してプロセッサ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、または汎用プロセッサで実現してもよい。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いてもよい。
1 在庫管理支援システム
5 ネットワーク
10 POS端末
20 POSサーバ
100 消費者端末
110 通信部
120 入力部
130 出力部
140 制御部
141 販売要求送信部
200 ECサーバ
210 通信部
220 記憶部
230 制御部
231 販売要求受信部
300 在庫管理支援装置
310 通信部
320 記憶部
321 送信条件情報記憶部
322 判断支援情報記憶部
323 消費者情報記憶部
324 店舗情報記憶部
330 制御部
331 送信店舗決定部
332 取寄要求送信部
333 判断支援情報送信部
334 取寄承諾受信部
335 販売店舗決定部
336 取寄結果送信部
400 店舗端末
410 通信部
420 入力部
430 出力部
440 制御部
441 取寄要求受信部
442 取寄承諾受付部
443 取寄承諾送信部

Claims (8)

  1. 消費者に販売する商品の在庫を有する店舗の店舗端末と、前記消費者の消費者端末にネットワークを介して接続されたECサーバと、前記店舗端末と前記ECサーバとに接続された在庫管理支援装置とを備えた在庫管理支援システムであって、
    前記ECサーバは、
    前記消費者端末から送信される前記商品の販売要求を受信する販売要求受信部を備え、
    前記在庫管理支援装置は、
    複数の前記店舗のうち、いずれの店舗に取寄要求を送信するかを定める送信条件情報が記憶される送信条件情報記憶部と、
    前記ECサーバの前記販売要求受信部が前記販売要求を受信すると、前記送信条件情報記憶部に記憶された前記送信条件情報に基づいて、複数の前記店舗のうち、前記取寄要求を送信する1または複数の店舗を決定する送信店舗決定部と、
    前記送信店舗決定部によって決定された前記店舗の店舗端末に、前記取寄要求を送信する取寄要求送信部と、
    前記取寄要求送信部が送信した前記取寄要求に応じて前記店舗端末から送信される、当該店舗端末の店舗の在庫から前記消費者に対する前記商品を販売する承諾を示す取寄承諾を受信する取寄承諾受信部と、
    前記取寄承諾受信部が前記取寄承諾を受信すると、前記消費者端末に、前記商品を販売可能であることを示す取寄結果を送信する取寄結果送信部と、
    を備え、
    前記店舗端末は、
    前記在庫管理支援装置から送信される前記取寄要求を受信する取寄要求受信部と、
    前記取寄要求受信部が前記取寄要求を受信すると、当該店舗の在庫から前記消費者に対して前記商品の販売を承諾することを示す取寄承諾の入力を受け付ける取寄承諾受付部と、
    前記取寄承諾受付部に前記取寄承諾が入力されると、前記在庫管理支援装置に当該取寄承諾を送信する取寄承諾送信部と、
    を備えることを特徴とする在庫管理支援システム。
  2. 前記送信条件情報には、前記店舗ごとの店格と、当該店舗が取寄要求を受け付けるか否かを示す取寄可否と、当該店舗において定められる安全在庫数とのうちいずれかまたは複数の情報が含まれる
    ことを特徴とする請求項1に記載の在庫管理支援システム。
  3. 前記在庫管理支援装置は、
    前記取寄承諾受信部が、複数の前記店舗端末から取寄承諾を受信した場合、当該店舗から取寄承諾を受信した時間に基づいて、複数の店舗端末の店舗のうち、前記商品を販売する店舗を決定する販売店舗決定部
    を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の在庫管理支援システム。
  4. 前記在庫管理支援装置は、
    前記消費者の住所が含まれる消費者情報が記憶される消費者情報記憶部と、
    前記店舗の所在地が含まれる店舗情報が記憶される店舗情報記憶部と、を備え、
    前記販売店舗決定部は、所定時間内に前記取寄承諾受信部が複数の取寄承諾を受信すると、前記販売要求を送信した前記消費者端末に対応する前記住所と、前記取寄承諾を送信した前記店舗端末に対応する前記所在地とに基づいて、複数の店舗端末の店舗のうち、前記商品を販売する店舗を決定する
    ことを特徴とする請求項3に記載の在庫管理支援システム。
  5. 前記在庫管理支援装置は、
    前記消費者端末から販売要求が送信された前記商品の個数と、複数の前記店舗ごとの当該商品の売上推移とのうち少なくともいずれかが含まれる判断支援情報が記憶される判断支援情報記憶部と、
    前記店舗端末に、前記判断支援情報を送信する判断支援情報送信部と、
    を備えることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の在庫管理支援システム。
  6. 消費者に販売する商品の在庫を有する店舗の店舗端末と、前記消費者の消費者端末にネットワークを介して接続されたECサーバとに接続された在庫管理支援装置であって、
    複数の前記店舗のうち、いずれの店舗に取寄要求を送信するかを定める送信条件情報が記憶される送信条件情報記憶部と、
    前記ECサーバが、前記消費者端末から送信される前記商品の販売要求を受信すると、前記送信条件情報記憶部に記憶された前記送信条件情報に基づいて、複数の前記店舗のうち、前記取寄要求を送信する1または複数の店舗を決定する送信店舗決定部と、
    前記送信店舗決定部によって決定された前記店舗の店舗端末に、前記取寄要求を送信する取寄要求送信部と、
    前記取寄要求送信部が送信した前記取寄要求に応じて前記店舗端末から送信される、当該店舗端末の店舗の在庫から前記消費者に対する前記商品を販売する承諾を示す取寄承諾を受信する取寄承諾受信部と、
    前記取寄承諾受信部が前記取寄承諾を受信すると、前記消費者端末に、前記商品を販売可能であることを示す取寄結果を送信する取寄結果送信部と、
    を備えることを特徴とする在庫管理支援装置。
  7. 消費者に販売する商品の在庫を有する店舗の店舗端末と、前記消費者の消費者端末にネットワークを介して接続されたECサーバと、前記店舗端末と前記ECサーバとに接続され、複数の前記店舗のうち、いずれの店舗に取寄要求を送信するかを定める送信条件情報が記憶される送信条件情報記憶部を有する在庫管理支援装置とを備えた在庫管理支援システムの在庫管理支援方法であって、
    前記ECサーバが、
    前記消費者端末から送信される前記商品の販売要求を受信するステップと、
    前記在庫管理支援装置が、
    前記ECサーバが前記販売要求を受信すると、前記送信条件情報記憶部に記憶された前記送信条件情報に基づいて、複数の前記店舗のうち、取寄要求を送信する1または複数の店舗を決定するステップと、
    決定した前記店舗の店舗端末に、前記取寄要求を送信するステップと、
    前記店舗端末が、
    前記在庫管理支援装置から送信される前記取寄要求を受信するステップと、
    前記取寄要求を受信すると、当該店舗の在庫から前記消費者に対して前記商品の販売を承諾することを示す取寄承諾の入力を受け付けるステップと、
    前記取寄承諾が入力されると、前記在庫管理支援装置に当該取寄承諾を送信するステップと、
    前記在庫管理支援装置が、
    前記店舗端末から送信される前記取寄承諾を受信するステップと、
    前記取寄承諾を受信すると、前記消費者端末に、前記商品を販売可能であることを示す取寄結果を送信するステップと、
    を備えることを特徴とする在庫管理支援方法。
  8. 前記送信条件情報には、前記店舗ごとの店格と、当該店舗が取寄要求を受け付けるか否かを示す取寄可否と、当該店舗において定められる安全在庫数とのうちいずれかまたは複数の情報が含まれる
    ことを特徴とする請求項7に記載の在庫管理支援方法。
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