JP2015129782A - 現像剤収納容器、現像剤収納ユニット、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 - Google Patents

現像剤収納容器、現像剤収納ユニット、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 Download PDF

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正基 古谷
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Abstract

【課題】本発明の目的は、可撓性容器を用いた現像剤収納容器において、現像剤充填後の封止工程による変質および機能損失を起こしている可能性のある現像剤の現像剤収納部への混入を低減することである。
【解決手段】現像剤を排出するための開口を備えた可撓性容器と、前記開口を封止した状態で前記可撓性容器に取り付けられ、前記開口を封止するための接合部を有する封止部材と、を備え、前記可撓性容器は、現像剤を収納するための収納部と前記収納部に現像剤を充填するための導入部を有し、さらに前記現像剤を充填後に前記導入部を封止する充填封止部と前記収納部の間において現像剤の移動を制限する移動制限部を有する。
【選択図】 図8

Description

本発明は、現像剤を収納する現像剤収納容器、これを備える現像剤収納ユニット、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置に関するものである。
ここで画像形成装置とは、例えば電子写真画像形成プロセスを用いて記録媒体に画像を形成するもので、例えば電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えば、LEDプリンタ、レーザービームプリンタ等)、電子写真ファクシミリ装置等が含まれる。
また、プロセスカートリッジとは、少なくとも像担持体、現像剤担持体、及び現像剤収納ユニットを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを画像形成装置に対して着脱可能とするもの、または画像形成装置に対して括り付けられたものである。
また、現像剤収納容器及び現像剤収納ユニットは、前記画像形成装置または前記プロセスカートリッジに収納されるものである。現像剤収納容器及び現像剤収納ユニットは、少なくとも現像剤を収納するための可撓性容器を備えている。
従来の電子写真形成プロセスを用いた電子写真画像形成装置には、電子写真感光体及びそれに作用するプロセス手段を一体的にカートリッジ化して、このカートリッジを電子写真画像形成装置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されている。
このようなプロセスカートリッジでは、図12に示すように、現像剤(トナー、キャリア等)を収納する現像剤収納枠体31に設けた開口を封止部材で封止している。そして、使用時に封止部材であるトナーシール32の接合部33を引き剥がすことで開口を開封する方式(特許文献1)が広く採用されている。
また特許文献1には、現像剤の供給の操作性向上、カートリッジ製造時の現像剤の充填工程でカートリッジ機内への現像剤飛散防止による現像剤供給装置のコストダウンを目的として、変形可能な現像剤収納部材に現像剤を収納する構成が記載されている。
特開平4−66980号公報
しかしながら、上記従来例では、変形可能な現像剤収納部材に現像剤を充填(収納)した後、その現像剤を充填するための開口を封止しなければならない。この場合、現像剤充填用の開口を封止する加熱方式や接着方式などによる封止工程によって、その封止部近傍の現像剤が変質して機能性を損なってしまう可能性がある。さらに前述のように変質して機能性を損なってしまった現像剤が現像剤収納部材に混入されてしまうと現像プロセスが正常に行われずに画像不良となってしまうおそれがある。
そこで本発明の目的は、可撓性容器を用いた現像剤収納容器において、現像剤充填後の封止工程による変質および機能損失を起こしている可能性のある現像剤の現像剤収納部への混入を低減することである。
上記目的を達成するため、本発明は、現像剤を排出するための開口を備えた可撓性容器と、前記開口を封止した状態で前記可撓性容器に取り付けられ、前記開口を封止するための接合部を有する封止部材と、を備え、前記可撓性容器は、現像剤を収納するための収納部と前記収納部に現像剤を充填するための導入部を有し、さらに前記現像剤を充填後に前記導入部を封止する充填封止部と前記収納部の間において現像剤の移動を制限する移動制限部を有することを特徴とする。
本発明によれば、可撓性容器を用いた現像剤収納容器において、現像剤充填後の封止工程により機能損失を起こしている可能性のある現像剤が収納部に混入するのを低減することができる。これにより、この現像剤収納容器を用いても、安定した現像プロセスを実現することができる。
本発明の実施例におけるプロセスカートリッジの主断面図である。 本発明の実施例における画像形成装置の主断面図である。 本発明の実施例における開封部材を有した現像剤収納容器の断面からの斜視図である。 本発明の実施例における現像剤収納ユニットの開封前の断面図である。 本発明の実施例における排出部の開封過程の説明断面図である。 本発明の比較例としての現像剤収納容器の説明図である。 本発明の実施例1における現像剤収納容器の説明図である。 本発明の実施例1における現像剤収納容器の説明図である。 本発明の比較例としての現像剤収納容器の説明断面図である。 本発明の実施例1における現像剤収納容器の説明図である。 本発明の実施例2における現像剤収納容器の説明断面図である。 従来例を説明する図である。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。従って、特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
なお、以下の説明で、現像剤収納容器は、少なくとも、可撓性容器と可撓性容器に設けられた現像剤を排出するための開口を封止する封止部材を備えるものを指す。
現像剤を収納する前の現像剤収納容器を、現像剤を収納する為の現像剤収納容器37とする。現像剤を収納し封止部材を開封するための開封部材を備えた現像剤収納容器を、開封部材を有した現像剤収納容器30とする。現像剤を収納し、封止部材を開封するための開封部材を備えていない現像剤収納容器を、現像剤を収納した現像剤収納容器26とする。
なお、簡略化のため、現像剤収納容器37、現像剤収納容器30、現像剤収納容器26と符号を分けて説明をする。
現像剤収納ユニットは、少なくとも現像剤収納容器と現像剤収納容器を収納する枠体を備えるものである。
〔実施例1〕
図1に本発明を適用できる現像剤収納容器を備えた現像剤収納ユニットを有するプロセスカートリッジの主断面図、図2に本発明を適用できる画像形成装置の主断面図を図示する。
<プロセスカートリッジの構成概要>
プロセスカートリッジは、像担持体と、像担持体に作用するプロセス手段を備えたものである。ここでプロセス手段としては、例えば像担持体の表面を帯電させる帯電手段、像担持体に像を形成する現像装置、像担持体表面に残留した現像剤(トナー、キャリア等を含む)を除去するためのクリーニング手段がある。
本実施例のプロセスカートリッジAは、図1に示すように像担持体である感光体ドラム11の周囲に帯電手段である帯電ローラ12、そしてクリーニング手段として弾性を有するクリーニングブレード14を有するクリーナーユニット24を備えている。また、プロセスカートリッジAは、第一の枠体17と、第二の枠体18を有する現像装置38を備えている。
プロセスカートリッジAは、クリーナーユニット24と現像装置38とを一体とし、図2に示すように画像形成装置本体Bに対して、着脱可能に構成されている。現像装置38は、現像手段である現像ローラ13と現像ブレード15、現像剤供給ローラ23、現像剤を収納する現像剤を収納した現像剤収納容器26を備える。現像ローラ13と、現像ブレード15は、第一の枠体17に支持されている。
<画像形成装置の構成概要>
このプロセスカートリッジAは図2に示すような画像形成装置本体Bに装着されて画像形成に用いられる。画像形成は装置下部に装着されたシートカセット6から搬送手段を構成する搬送ローラ7によって記録媒体としてのシートSを搬送し、このシート搬送と同期して、感光体ドラム11に露光装置8から選択的な露光をして潜像を形成する。
現像剤は、スポンジ状の現像剤供給ローラ23によって現像ローラ13(現像剤担持体)に供給され、現像ブレード15により現像ローラ13表面に薄層担持される。現像ローラ13に現像バイアスを印加する事によって、潜像に応じて現像剤を供給し現像剤像に現像する。
この像を転写ローラ9へのバイアス電圧印加によって搬送されるシートSに転写する。シートSは定着装置10へ搬送され画像定着し、排出ローラ1によって装置上部の排出部3に排出される。
<現像剤収納ユニットの構成概要>
次に現像剤収納ユニット25の構成について図3、図4、図5を用いて述べる。ここで図3は開封部材を有した現像剤収納容器30の断面からの斜視図、図4は現像装置38の断面図、図5は可撓性容器である現像剤収納容器26の現像剤を排出する排出部35近傍の詳細断面図である。なお、断面図は、開封部材20と、開口35aと、固定部16dを通る平面である。また、断面図は、開封部材20の回転軸に垂直な平面である。
(現像剤収納ユニット)
現像剤収納ユニット25は、図4に示すように、開封部材を有した現像剤収納容器30、現像ローラ13、現像ブレード15と、これらを支持する第一の枠体17と第二の枠体18から構成される。第一の枠体と第二の枠体を合わせたものが現像剤収納容器30を収納する枠体である。
なお本実施例では現像剤収納ユニット25は現像装置38と同じである。これは現像剤収納ユニット25が現像ローラ13、現像ブレード15を有しているからである。しかし現像剤収納ユニット25と別枠体で現像ローラ13と現像ブレード15を支持し、現像剤収納ユニット25と分離してもよい。この場合、現像装置38は現像剤収納ユニット25と現像ローラ13、現像ブレード15で構成されたものとなる(不図示)。
(開封部材を有した現像剤収納容器)
開封部材を有した現像剤収納容器30は、図3、図4、図5に示すように、開封部材20と現像剤収納容器26から構成される。開封部材20は封止部材19と係合する係合部20bを有しており、現像剤収納容器26の被係合部19bと係合部20bを係合することにより開封部材を有した現像剤収納容器30となる。
(現像剤を収納するための現像剤収納容器)
図6(a)に示すように、現像剤を収納するための現像剤収納容器37は、現像剤を排出するための複数の開口35aを備えた現像剤収納部材34と、複数の開口35aを封止した状態で現像剤収納部材34に取り付けられる封止部材19から構成される。
封止部材19は、複数の開口35aが設けられた排出部35の周囲を接合部22で連続して取り囲み開封可能に接合し現像剤収納部材34に収納する現像剤を封止している。封止部材19は、開封部材20の回転により移動されることによって開口35aを露出する。
そして、現像剤を収納するための現像剤収納容器37の現像剤収納部材34は、現像剤を収納するための収納部43(図8(b)参照)と、前記収納部43に現像剤を充填するための導入部としての注入口39を有している。前記複数の開口35aは、前記現像剤収納部材34(収納部43)の長手方向にわたって設けられている。
ここで現像剤を収納するための現像剤収納容器37はまだ現像剤を充填しておらず、現像剤を充填するための注入口39が開口した状態である。この注入口39は、収納部43の長手方向の一方の端部側にある。
(現像剤を収納した現像剤収納容器)
図6(b)に示すように現像剤収納容器26は、現像剤と、現像剤収納部材34と、封止部材19から構成される。ここで現像剤は粉体である。現像剤収納容器26の現像剤収納部材34は、現像剤を排出する複数の開口35aを封止部材19で封止し、現像剤を充填するための注入口39を封止した接合部39aを有している。
接合部39aは、注入口39から現像剤を充填した後に、注入口39を封止するために注入口39に設けた充填封止部である。このように現像剤を収納した現像剤収納容器26の開口35a、注入口39は、それぞれ封止部材19、接合部39aによって封止されているため、収納した現像剤を外に漏れず一つのユニットとして扱うことが可能である。また封止部材19には開封部材20に係合する被係合部19bである穴が設けられており、開封部材20に係合可能となっている。
<現像剤収納部材の構成>
図3、図4に示すように現像剤収納部材34は、シート状の素材を真空成形、圧空成形、プレス成形等により形つくったものを使用したものである。現像剤収納部材34は内部に現像剤を収納しており、可撓性を有する可撓性容器であり、収納した現像剤を排出するために排出部35に複数の開口35aを備えている。
また可撓性容器である現像剤収納部材34は、現像剤を収納するための収納部43(図8(b)参照)と前記収納部43に現像剤を充填するための注入口39を有している。さらに現像剤収納部材34は、前記現像剤を充填後に前記注入口39を封止する接合部39aと、前記収納部43の間において現像剤の移動を制限する移動制限部40を有している。
また現像剤収納部材34は第一の枠体17、第二の枠体18枠体に固定されている現像剤袋固定部(被固定部)16dを有している。
(充填と現像剤収納容器)
ここで現像剤を収納するための現像剤収納容器37と現像剤を収納した現像剤収納容器26の関係について述べる。
まず図6(a)に示すように、現像剤を収納するための現像剤収納容器37には、現像剤が充填されておらず、現像剤を充填するための注入口39が開口した状態である。
次に、前述の如く開口した状態の注入口39から現像剤収納容器37に現像剤を充填する。また現像剤収納容器37の可撓性により、注入口39は充填装置に合わせて変形可能であり、現像剤の飛散なく充填が容易になる。
なお、現像剤の充填に際しては、公知のオーガー式充填装置を使用して行うが、同様の機能を有する他の方法を用いてもかまわない。
次に、現像剤収納容器37に現像剤を充填した後、注入口39を接合し封止する。注入口39を封止する接合部39aは、本実施例では超音波で接合することにより形成しているが、他に熱やレーザーなどで接合してもよい。
そして図6(b)に示すように注入口39を封止する接合部39aの接合が完了すると、現像剤が封入され収納された現像剤収納容器26となる。
なお現像剤を充填するための注入口39の位置や大きさは、現像剤の充填装置やプロセスカートリッジAの形状等に合わせて適宜配置すればよい。
<現像剤の移動を制限する移動制限部>
図6及び図8を用いて、本実施例の現像剤収納容器が有する移動制限部について説明する。図6(b)に示すように、本実施例の現像剤収納容器26は、接合部39aと収納部43(図8(b)参照)の間において現像剤の移動を制限する移動制限部40を有している。移動制限部40は、図6(a)に示すように、現像剤を充填する前の開口した状態の現像剤収納容器37に設けられており、現像剤の充填後に形成される接合部39aと収納部43の間に構成されるものである。この移動制限部40は、複数の開口35aを有する収納部43の長手方向の一方の端部側の注入口39に設けられている。
<注入口の接合部と突出部について>
図8を用いて、本実施例の移動制限部40の形態について説明する。図8(a)及び図8(b)に示すように、本実施例の移動制限部40は、前記接合部39aと前記収納部43の間において前記現像剤収納部材34の対向する面34a,34bのうちの一方の面側から他方の面側に向けて突出する突出部40aを形成している。そして、前記一方の面34aに形成した突出部40aが、前記注入口39を接合して封止することで、前記他方の面34bに圧接している。
なお、移動制限部40としての突出部40aは、現像剤収納部材34の成形工程と同時にシート状の素材を真空成形、圧空成形、プレス成形等により形つくられるが、同時ではなくヒートプレスの様な別の成形工程によるものでもよい。
図8(b)に示すように、突出部40aは注入口39の接合部39aと現像剤収納部43の間に構成されるものである。なお、ここで、現像剤収納部材34をなす収納部43は、図中一点鎖線で示す範囲であり、この収納部43に至るまでの現像剤経路を含めた範囲を前記収納部43に現像剤を充填するための導入部としての注入口39とする。
現像剤を注入口39より充填する際、注入口39から現像剤収納部43にかけて現像剤が付着するが、加熱方式や接着方式などによる注入口39の封止工程(接合部39aを形成する工程)によって現像剤が変質して機能性を損なう可能性がある。変質の可能性がある現像剤42は、封止工程の悪影響が及ぶ範囲の前記注入口39の接合部39aの近傍に存在する。
ここで、図7及び図9を用いて、前述の移動制御部を持たない構成を、比較例として説明する。図7及び図9に示すように、移動制御部としての突出部40aを有していない現像剤収納部材の場合、注入口39の接合部39aの近傍に存在する、変質の可能性がある現像剤42は、現像剤収納部43への移動と拡散を引き起こしてしまう。
これに対し、本実施例では、前述したように、移動制御部としての突出部40aを有する現像剤収納部材34であり、図8(b)に示すように、前記一方の面34aに形成した突出部40aが現像剤収納部材34の対面部である他方の面34bに圧接している。これにより、前記現像剤42の現像剤収納部43への移動と拡散は防止することができ、安定した現像プロセスを実現することができる。
なお、突出部40aの範囲は現像剤収納部43への移動を起こしうる範囲をカバーするものでよい。しかし、前記突出部40aを形成する工程上の制約や注入口39の封止工程上の制約によって、図10(a)(b)や図10(c)(d)に示すような形状をとる場合もある。
図10(a)及び図10(c)に示すように、前記接合部39aは、前記注入口39において現像剤収納部材34の対向する面34a,34b(図8(b)参照)を接合して封止している。図10(b)及び図10(d)に示すように、前記突出部40aは、前記接合部39aによる接合領域にわたって設けられている。これにより、突出部40aの範囲は、注入口39の封止後に接合部39aの周囲にあるトナーが、現像剤収納部43への移動を起こしうる範囲をカバーすることができる。
〔実施例2〕
図11を用いて、本実施例の現像剤収納容器について説明する。ここでは、本実施例の現像剤収納容器における移動制限部の構成について説明する。なお、移動制限部の構成を除く、その他の構成は、前述した実施例と同様であるため、ここでは説明を省略する。また、同等の機能を有する部材については同一符号を付して説明を省略する。
前述した実施例1では現像剤収納部材34の対向する面のうちの一方の面に1つの突出部を設けた構成を例示したが、実施例2では図11に示すように現像剤収納部材34の対向する両方の面に複数の凹部と凸部を設けている。
図11に示すように、本実施例の移動制限部は、接合部39aと収納部43の間において現像剤収納部材34の対向する両方の面34a,34bにそれぞれ凹部40b1,凸部40b2と、凹部34c1と凸部34c2を形成している。そして、一方の面34aの凹凸部40b1,40b2と、他方の面34bにおいて相対する凹凸部34c1,34c2が互いに入れ子になる構造にしている。すなわち、一方の面34aに形成した凹部40b1と凸部40b2が、他方の面34bに形成した凸部34c2と凹部34c1に相互に噛み合う構造にしている。
これにより、注入口39の接合部39aの近傍に存在する、変質の可能性がある現像剤42の移動制限の回数と距離を増やすことができ、現像剤収納部43への移動と拡散をより確実に防止することができ、安定した現像プロセスを実現することができる。
〔他の実施例〕
前述した実施形態では、画像形成装置本体に対して着脱自在なプロセスカートリッジとして、感光体ドラムと、該感光体ドラムに作用するプロセス手段としての帯電手段,現像手段,クリーニング手段を一体に有するプロセスカートリッジを例示した。しかしながら、プロセスカートリッジは、これに限定されるものではない。例えば、感光体ドラムの他に、帯電手段、現像手段、クリーニング手段のうち、いずれか1つを一体に有するプロセスカートリッジであっても良い。
また前述した実施形態では、感光体ドラムを含むプロセスカートリッジが画像形成装置本体に対して着脱自在な構成を例示したが、これに限定されるものではない。例えば、各構成部材がそれぞれ組み込まれた画像形成装置、或いは各構成部材がそれぞれ着脱可能に装着された画像形成装置であっても良い。
また前述した実施形態では、画像形成装置としてプリンタを例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、複写機、ファクシミリ装置等の他の画像形成装置や、或いはこれらの機能を組み合わせた複合機等の他の画像形成装置であっても良い。これらの画像形成装置に本発明を適用することにより同様の効果を得ることができる。
A …プロセスカートリッジ
B …画像形成装置本体
S …シート
11 …感光体ドラム
13 …現像ローラ
15 …現像ブレード
17 …第一の枠体
18 …第二の枠体
19 …封止部材
20 …開封部材
23 …現像剤供給ローラ
24 …クリーナーユニット
25 …現像剤収納ユニット
26,30,37 …現像剤収納容器
34 …現像剤収納部材
34a,34b …面
34c1 …凹部
34c2 …凸部
35a …開口部
38 …現像装置
39 …注入口
39a …接合部
40 …移動制限部
40a …突出部
40b1 …凹部
40b2 …凸部
42 …現像剤
43 …収納部

Claims (10)

  1. 現像剤を排出するための開口を備えた可撓性容器と、
    前記開口を封止した状態で前記可撓性容器に取り付けられ、前記開口を封止するための接合部を有する封止部材と、を備え、
    前記可撓性容器は、現像剤を収納するための収納部と前記収納部に現像剤を充填するための導入部を有し、さらに前記現像剤を充填後に前記導入部を封止する充填封止部と前記収納部の間において現像剤の移動を制限する移動制限部を有することを特徴とする現像剤収納容器。
  2. 前記移動制限部は、前記可撓性容器の対向する面のうちの一方の面側から他方の面側に向けて突出する突出部を有し、前記一方の面に形成した突出部が前記他方の面と圧接していることを特徴とする請求項1に記載の現像剤収納容器。
  3. 前記移動制限部は、前記可撓性容器の対向する両方の面に凹部と凸部を形成し、一方の面に形成した凹部と凸部が他方の面に形成した凸部と凹部に相互に噛み合うことを特徴とする請求項1に記載の現像剤収納容器。
  4. 前記移動制限部は、前記可撓性容器の長手方向の一方の端部側に設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の現像剤収納容器。
  5. 前記開口は、前記可撓性容器の前記収納部に設けられ、
    前記移動制限部は、前記可撓性容器の前記導入部に設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の現像剤収納容器。
  6. 前記移動制限部は、前記収納部の長手方向の一方の端部側の前記導入部に設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の現像剤収納容器。
  7. 前記充填封止部は、前記導入部において前記可撓性容器の対向する面を接合して封止し、
    前記移動制限部は、前記導入部における前記充填封止部の接合領域にわたって設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の現像剤収納容器。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の現像剤収納容器と、前記現像剤収納容器を収納する枠体であって、前記現像剤収納容器から排出される現像剤を収納するための枠体と、を備えることを特徴とする現像剤収納ユニット。
  9. 画像形成装置に着脱可能なプロセスカートリッジであって、像担持体と、前記像担持体に形成された潜像を現像剤を用いて現像するための現像剤担持体と、請求項8に記載された現像剤収納ユニットと、を備えることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  10. 記録媒体を搬送する搬送手段と、像担持体と、前記像担持体に形成された潜像を現像剤を用いて現像するための現像剤担持体と、請求項8に記載された現像剤収納ユニットと、を備えることを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017020846A (ja) * 2015-07-08 2017-01-26 Kddi株式会社 複数の標高値を用いて高度誤差を推定する装置、プログラム及び方法
US10732543B2 (en) 2016-07-14 2020-08-04 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Toner cartridge

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