JP2015128019A - 双極型二次電池 - Google Patents

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Seiji Ishimoto
靖二 石本
下井田 良雄
Yoshio Shimoida
良雄 下井田
脇 憲尚
Norihisa Waki
憲尚 脇
若林 計介
Keisuke Wakabayashi
計介 若林
祐二 室屋
Yuji Muroya
祐二 室屋
智久 松野
Tomohisa MATSUNO
智久 松野
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Abstract

【課題】高容量化を達成するとともに、高度な安全性を備える双極型二次電池を提供する。【解決手段】集電体11の一方の面に正極活物質層12が形成され他方の面に負極活物質層13が形成された双極型電極14がセパレータ15を挟んで積層された積層体2を、葛折り状に折り畳んで形成された発電要素10と、集電体のうち、積層体が葛折り状に折り畳まれてできる屈曲部21を構成する部分に設けられ、集電体の他の部分よりも電流によって溶断されやすい溶断部30と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、双極型二次電池に関する。
近年、環境や燃費の観点から、ハイブリッド自動車や電気自動車が製造・販売され、新たな開発が続けられている。これらのいわゆる電動車両においては、リチウムイオン電池やニッケル水素電池等の充放電ができる二次電池の活用が不可欠である。特に、リチウムイオン二次電池は、エネルギー密度の高さや繰り返し充放電に対する耐久性の高さから、電動車両に好適と考えられ、各種開発が鋭意進められている。
これに関連して、下記の特許文献1には、リチウムイオン二次電池の一種として双極型リチウムイオン二次電池(双極型二次電池)に関する技術が開示されている。双極型二次電池は、集電体の一方の面に正極活物質層が形成され、他方の面に負極活物質層が形成された双極型電極が、セパレータを介して複数積層された構成を有する。このような双極型二次電池によれば、電池内で積層方向に直列に接続されているため、電池を高電圧化することができる。
特開平11―204136号公報
以上のような双極型二次電池は、高容量化も望まれている。双極型二次電池を高容量化する方法としては、例えば、双極型電極の面積を増大することが考えられる。
しかしながら、双極型二次電池を高容量化すると、内部短絡が起こった場合、短絡部分に正常な電池から過大な電流が流れ込むことによって過大なジュール熱が発生する虞がある。このため、高度な安全性が要求される。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、高容量化を達成するとともに、高度な安全性を備える双極型二次電池を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明に係る双極型二次電池は、集電体の一方の面に正極活物質層が形成され他方の面に負極活物質層が形成された双極型電極がセパレータを挟んで積層された積層体を、葛折り状に折り畳んで形成された発電要素を有する。また、双極型二次電池は、集電体のうち、積層体が葛折り状に折り畳まれてできる屈曲部を構成する部分に設けられ、集電体の他の部分よりも電流によって溶断されやすい溶断部をさらに有する。
上記のように構成した双極型二次電池によれば、積層体を葛折り状に折り畳んで発電要素を形成することによって、高容量化を達成することができる。また、集電体は、電流によって溶断されやすい溶断部を有するため、内部短絡が起こって電池内部に過大な電流が流れた場合、溶断部が優先的に溶断される。この結果、双極型二次電池の回路が開き、回路を保護することができる(ヒューズ機能)。したがって、高容量化を達成するとともに、高度な安全性を備える双極型二次電池を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る双極型二次電池の全体構造を模式的に示す概略断面図である。 第1実施形態に係る双極型二次電池を示す斜視図である。 第1実施形態に係る折り畳む前の積層体を示す上面図である。 図3の4−4線に沿う断面図である。 第2実施形態に係る双極型二次電池の全体構造を模式的に示す概略断面図である。 改変例1に係る双極型二次電池を示す概略断面図である。 改変例2に係る双極型二次電池を示す概略断面図である。 改変例3に係る双極型二次電池を示す概略断面図である。 改変例4に係る双極型二次電池を有する双極型二次電池モジュールを示す概略断面図である。 比較例1に係る双極型二次電池を示す斜視図である。
<第1実施形態>
以下、添付した図面を参照しながら、本発明の第1実施形態を説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
図1は、第1実施形態に係る双極型二次電池1の全体構造を模式的に示す概略断面図である。図2は、第1実施形態に係る双極型二次電池1を示す斜視図である。なお、図2においては、説明の簡単のため、外装体20、電極タブ16,17、シール部18、及び活物質層12,13を省略して記載する。
本実施形態に係る双極型二次電池1は、概説すると、図1,図2に示すように、双極型電極14がセパレータ15を挟んで積層された積層体2を、葛折り状に折り畳んで形成された複数の発電要素10を有する。また、双極型二次電池1は、溶断部30を有する。溶断部30は、集電体11のうち、積層体2が葛折り状に折り畳まれてできる屈曲部21を構成する部分に設けられ、集電体11の他の部分よりも電流によって溶断されやすく構成されている。
双極型二次電池1は、さらに、複数の発電要素10を収容する外装体20と、複数の発電要素10の同極同士を取り纏め外装体20から導出される電極タブ16,17と、を有する。電極タブ16,17は、正極タブ16及び負極タブ17から構成される。
双極型二次電池1は、さらに積層方向に隣り合う集電体11の間の電解液を封止する矩形状のシール部18を有する。
以下、本実施形態に係る双極型二次電池1の各部の構成について詳述する。
図3は、第1実施形態に係る折り畳む前の積層体2を示す上面図である。図4は、図3の4−4線に沿う断面図である。
[積層体2]
積層体2は、図1,2に示すように、葛折り状に折り畳まれて外装体20内に収納される。積層体2は、折り畳まれる前は、図3,4に示すように、集電体11が一方向に伸延した長尺状に構成される。
集電体11は、図3に示すように、断続的に、溶断部30を有する。溶断部30は、集電体11において他の部分よりも幅が狭く形成されたくびれ部から構成される。なお、溶断部30は、くびれ部に限定されず、集電体11を周縁から切り欠いて形成された切欠き部であってもよい。また、溶断部30は、積層体2の積層方向における集電体11の厚みが薄い構造であってもよい。さらに、これらが組み合わされて構成されてもよい。
また、発電要素10において内部短絡が生じる場合に、溶断部30を短絡させて、溶断部30において発電要素10の電圧が0[V]になるまでに放出されるエネルギーは、「(溶断部30の融点−平常の温度)×熱容量」より大きい。ここで、「溶断部30の融点」とは、溶断部30が固体から液体へ溶ける温度を指す。また、「平常の温度」とは、双極型二次電池1が使用される地域の年間平均気温(例えば、20℃=−253K)を指す。「熱容量」とは、溶断部30を1℃上昇させるのに必要なエネルギーを指す。
正極活物質層12及び負極活物質層13は、集電体11上において、断続的に複数形成される。正極活物質層12及び負極活物質層13が長手方向に並ぶ数は、本実施形態ではそれぞれ5つずつである。本実施形態では、積層体2を葛折り状に4回折り畳むために、正極活物質層12及び負極活物質層13が断続的に5つ平面方向に並んでいる。しかし、正極活物質層12及び負極活物質層13が並ぶ数は、葛折り状に折り畳む回数によって適宜変更してもよい。正極活物質層12及び負極活物質層13が断続的に並ぶ数は、2つ以上であれば、特に限定されない。
折り畳まれる前の積層体2において、セパレータ15は、積層方向から視て、集電体11の形状に沿って形成されることが好ましい。
本実施形態に係る積層体2では、図4に示すように、断続的に表裏に正極活物質層12及び負極活物質層13が形成された2つの集電体11が、1つのセパレータ15を挟んで積層されている。これにより、セパレータ15を介して、正極活物質層12及び負極活物質層13は対向して配置される。セパレータ15は、正極活物質層12及び負極活物質層13を物理的に隔離しつつ、電解液を保持できる。電解液は、非水(系)電解液である。電解液を介して正極活物質層12と負極活物質層13との間をイオンが移動することで、発電要素10に蓄電された電気が充放電される。
図4に示すように、積層方向には、セパレータ15を介して対向する正極活物質層12及び負極活物質層13の組が1組できる。すなわち、図4に示す例では、発電要素10には、1つの単電池層19が含まれる。
上述のように、長手方向には5つの正極活物質層12及び負極活物質層13が断続的に形成されている。したがって、積層体2には、断続的に5つの発電要素10が形成されることになる。これらの5つの発電要素10は、集電体11を介して、電気的に並列接続される。
また、正極活物質層12及び負極活物質層13が形成されない位置に、葛折り状に折り畳むために積層体2が屈曲される屈曲部21が設けられる。上述した溶断部30は、集電体11のうち屈曲部21を構成する部分に設けられる。
図4において、左上に位置する正極活物質層12aが最上層に、右下に位置する負極活物質層13aが最下層となるように、屈曲部21において積層体2を折り畳むことによって、図1,2に示すように、折り畳まれた積層体2が形成される。屈曲部21における曲率半径は、例えば、0.3mm〜10mmの範囲であるが、これに限られない。積層体2を折り畳むことによって、複数の発電要素10が並列接続されていることには変わりはないが、5つの発電要素10は、積層方向に相互に重なる。したがって、省スペース化を図ることが可能である。
上述したように、折り畳まれる前の積層体2において、セパレータ15は、積層方向から視て集電体11の形状に沿って形成される。このため、折り畳まれた後の積層体2において、セパレータ15は、図2に示すように、集電体11の間に挟まれる構成となる。
集電体11a,11bを、以下では、特に、正極側最外層集電体11a及び負極側最外層集電体11bと称する。
正極側最外層集電体11aは、図1に示すように、最外層の正極活物質層12aを介して、正極タブ16に接合している。また、負極側最外層集電体11bは、最外層の負極活物質層13aを介して、負極タブ17に接合している。なお、この構成に限定されず、正極タブ16及び負極タブ17が設けられず、最外層集電体11a,11bが延長されて、外装体20の外部に導出される構造であってもよい。
積層体2を葛折りする回数は、所望の電圧・容量に応じて適宜調節することができる。なお、両側の最外層における集電体11が互いに異なる極性となるように、偶数回折り曲げることが好ましい。このように構成された双極型二次電池1であれば、最外層に互いに異なる極性の活物質層が配置されるため、正極タブ16及び負極タブ17を最外層に取り付ければよく、双極型二次電池1の製造が容易となる。
[シール部18]
シール部18は、折り畳む前の積層体2においては、積層方向に隣り合う集電体11の間において集電体11の外周に沿って設けられ、集電体11間に電解液を封止可能とする。具体的には、シール部18は、図3において点線によって示すように、集電体11の4辺に沿って枠形状に形成される。電解液は、積層方向に隣り合う集電体11の間において枠形状の内側に封止される。
本実施形態において、折り畳まれた1つの積層体2の全ての層に、共通の1つの閉じたシール部18が形成される。換言すると、折り畳まれた積層体2の各層にそれぞれ閉じたシール部18を形成する必要がない。したがって、各層にそれぞれ閉じたシール部18を形成する場合と比較してシール部18の配置面積を低減させて、エネルギー密度を向上させることができる。
[各構成の材料]
次に、本実施形態に係る双極型二次電池1の各構成部品の材料等について説明する。
集電体11は、金属材料または高分子材料の少なくとも一方を含む集電箔と、導電性を有する導電材と、によって構成されている。集電体11は、例えば、導電材が集電箔上に配置される構造としてもよいし、2枚の集電箔の間に導電材を挟む構造としてもよい。
ここで、集電箔を構成する材料が金属材料の場合、集電箔として従来用いられている公知の金属材料から選ぶことができる。具体的には、アルミニウム、銅、ニッケル、鉄、チタン、ステンレス鋼、これらの合金などが挙げられるが、これらに限定されるわけではない。また、集電体を構成する材料が高分子材料の場合、必ずしも導電性を有する必要はないが、集電箔全体では、集電箔としての機能を果たすために、導電性を有していなければならない。したがって、高分子材料が導電性を持たない場合、集電箔には、高分子材料の他に、導電性を有する導電性フィラー(導電性粒子)が当然に含まれる。また、高分子材料上に金属層を有してもよい。
高分子材料は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリエーテルニトリル、ポリイミド、ポリアミド、ポリテトラフルオロエチレン、スチレンブタジエンゴム、ポリアクリロニトリル、ポリメチルアクリレート、ポリメチルメタクリレート、ポリ塩化ビニル、ポリフッ化ビニリデン、またはこれらの混合物である。
導電性フィラーは、導電性を有し、電荷移動媒体として用いられるイオンに関して伝導性を有さない材料から選択される。また、導電性フィラーは、印加される正極電位及び負極電位に耐えうる材料から選択される。具体的には、例えば、アルミニウム粒子、SUS粒子、カーボン粒子、銀粒子、金粒子、銅粒子、チタン粒子などが挙げられるが、これらに限定されず、合金粒子が用いられてもよい。また、導電性フィラーは、金属に限られず、カーボン粒子、カーボンナノチューブなどが用いられてもよい。また、フィラー系導電性樹脂組成物として実用化されているものを用いることができる。このうち、特に電池において通常導電助剤として用いられる材料であるカーボン粒子が好ましい。カーボンブラックやグラファイトなどのカーボン粒子は電位窓が非常に広く、正極電位及び負極電位の双方に対して幅広い範囲で安定であり、さらに導電性に優れているためである。また、カーボン粒子は非常に軽量なため、質量の増加が最小限になる。
正極活物質層12は、正極活物質、導電助剤、バインダー、支持塩(リチウム塩)などを含む。
正極活物質は、電極反応において正極活物質層12と負極活物質層13との間を往来する物質(イオン)を蓄積及び放出できる正極材料である。正極活物質としては、例えば、リチウム−遷移金属複合酸化物が好ましい。具体的には、LiCoOなどのLi・Co系複合酸化物、LiNiOなどのLi・Ni系複合酸化物、スピネルLiMnなどのLi・Mn系複合酸化物、LiFeOなどのLi・Fe系複合酸化物などが挙げられる。この他、LiFePOなどの遷移金属とリチウムのリン酸化合物や硫酸化合物、V、MnO、TiS、MoS、MoOなどの遷移金属酸化物や硫化物、PbO、AgO、NiOOHなどが挙げられる。また、場合によっては、2種以上の正極活物質が併用されてもよい。
正極活物質層12に含まれる導電助剤は、正極活物質の導電性を改善する機能を有し、例えば、黒鉛などのカーボン粉末や、気相成長炭素繊維(VGCF)などの種々の炭素繊維により構成される。
正極活物質層12に含まれるバインダーは、集電体11と正極活物質層12との結着材としての機能を有する。例えば、バインダーとしては、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエーテルニトリル(PEN)、ポリイミド(PI)、ポリアミド(PA)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、ポリアクリロニトリル(PAN)、ポリメチルアクリレート(PMA)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリフッ化ビニリデン(PVdF)、またはこれらの混合物が挙げられる。
正極活物質層12に含まれる支持塩は、支持電解質としての機能を有する。例えば、支持塩としては、Li(CSON(LiBETI)、LiPF、LiBF、LiClO、LiAsF、LiCFSO、Li(CFSON、Li(CSONなどが挙げられる。
負極活物質層13は、負極活物質、導電助剤、バインダー、支持塩などを含む。
負極活物質は、電極反応において正極活物質層12と負極活物質層13との間を往来する物質(イオン)を蓄積及び放出できる負極材料である。負極活物質としては、例えば、炭素材料が好ましい。炭素材料としては、天然黒鉛、人造黒鉛、膨張黒鉛等の黒鉛系炭素材料(黒鉛)、カーボンブラック、活性炭、カーボンファイバー、コークス、ソフトカーボン、ハードカーボンなどが挙げられる。より好ましくは、天然黒鉛、人造黒鉛、膨張黒鉛などの黒鉛である。天然黒鉛は、例えば、鱗片状黒鉛、塊状黒鉛などが使用できる。人造黒鉛としては塊状黒鉛、気相成長黒鉛、鱗片状黒鉛、繊維状黒鉛が使用できる。これらの中で、特に好ましい材料としては、鱗片状黒鉛、塊状黒鉛である。鱗片状黒鉛、塊状黒鉛を用いた場合、充填密度が高くなるため、特に有利である。また、場合によっては、二種以上の負極活物質が併用されてもよい。
負極活物質層13に含まれる導電助剤は、負極活物質の導電性を改善する機能を有し、例えば、黒鉛などのカーボン粉末や、気相成長炭素繊維(VGCF)などの種々の炭素繊維により構成される。
負極活物質層13に含まれるバインダーは、集電体11と負極活物質層13との結着材としての機能を有し、例えば、ポリフッ化ビニリデン(PVdF)によって構成されている。また、ポリフッ化ビニリデンのような溶剤系バインダー以外に、ポリマー微粒子、ゴム材料を水に分散させた水系バインダー(たとえば、スチレン−ブタジエンゴム)を用いてもよい。
負極活物質層13に含まれる支持塩は、支持電解質としての機能を有する。例えば、負極活物質層13の支持塩には、正極活物質層12に含まれる支持塩と同一の物質が用いられる。
セパレータ15は、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)などのポリオレフィン製の多孔質膜、セラミック製の多孔質膜などが用いられる。また、耐熱性を有するアラミドなどが用いられてもよい。
電解液は、例えば、有機溶媒に支持塩であるリチウム塩等が溶解した形態である。有機溶媒としては、支持塩を十分に溶解させ得るものであればよく、たとえば、(1)プロピレンカーボネート、エチレンカーボネートなどの環状カーボネート類、(2)ジメチルカーボネート、メチルエチルカーボネート、ジエチルカーボネート等の鎖状カーボネート類、(3)テトラヒドロフラン、2−メチルテトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン、1,2−ジブトキシエタン等のエーテル類、(4)γ−ブチロラクトン等のラクトン類、(5)アセトニトリル等のニトリル類、(6)プロピオン酸メチル等のエステル類、(7)ジメチルホルムアミド等のアミド類、(8)酢酸メチル、蟻酸メチルの中から選ばれる少なくともから一種類または二種以上を混合した非プロトン性溶媒等の可塑剤などが挙げられる。これら有機溶媒は、単独で用いても二種類以上を組み合わせて用いてもよい。支持塩としては、従来公知のものが用いられる。たとえば、Li(CSON(LiBETI)、LiPF、LiBF、LiClO、LiAsF、LiCFSO、Li(CFSON、Li(CSON等が用いられる。
シール部18は、絶縁性、固体電解質の脱落に対するシール性や外部からの水分の透湿に対するシール性(密封性)、電池動作温度下での耐熱性などを有するものであればよい。シール部18は例えば、熱可塑性樹脂からなる。具体的には、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリイミド樹脂などが用いられ得る。特に、耐蝕性、耐薬品性、作り易さ(製膜性)、経済性などの観点から、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂を使用することが好ましい。
外装体20は、例えば、内部に金属板を備えたラミネートシートから構成される。
正極タブ16及び負極タブ17の材質は、アルミニウム、銅、ニッケル、鉄、チタン、ステンレス鋼、これらの合金などを用いることができる。これらは特に制限されず、タブとして従来用いられている公知の材質が用いられ得る。
[製造方法]
次に、本実施形態に係る双極型二次電池1の製造方法について説明する。
まず、所望の正極活物質、導電助剤、バインダー、支持塩などを、溶媒中で混合して、正極活物質スラリーを調製する。同様に、所望の負極活物質、導電助剤、バインダー、支持塩などを、溶媒中で混合して、負極活物質スラリーを調製する。
続いて、溶断部30を有する集電体11を準備し、上述の正極活物質スラリーを集電体11の一方の表面に塗布して正極活物質層12を形成する。正極活物質スラリーを塗布するための塗布手段は特に限定されないが、例えば、自走型コータなどの一般的に用いられている手段が採用され得る。
塗膜を乾燥させるための乾燥手段も特に制限されず、電極製造について従来公知の知見
が適宜参照され得る。例えば、加熱処理が例示される。乾燥条件(乾燥時間、乾燥温度な
ど)は、正極活物質スラリーの塗布量やスラリーの溶媒の揮発速度に応じて適宜設定され
得る。
塗膜を乾燥させた後、上述の負極活物質スラリーを集電体11の他方の表面に塗布して塗膜して負極活物質層13を形成する。これを乾燥させて双極型電極14を完成させる。
次に、双極型電極14を、真空(減圧)密封しつつ、セパレータ15を挟んで、積層して積層体2を形成する。
次に、積層方向に隣り合う集電体11の間に、集電体11の4辺に沿ってシール材を配置する(図3参照)。シール材を配置する手段も特に限定されない。配置されるシール材の幅は、集電体11との密着性や集電体11同士の接触防止効果などの目的に応じて1mm〜50mmの範囲で適宜決定すればよい。なお、シール材の配置は、積層体2の形成時に同時に行われてもよい。
次に、集電体11の4辺のうち3辺に沿ってシール材を集電体11に固定して、積層方向に隣り合う集電体11の3辺を封止する(第1封止工程)。当該3辺は、任意の辺であり得る。具体的には、熱プレス機により熱プレスすることによって、未硬化のシール材を硬化させる。
次に、積層体2を、葛折り状に折り畳む。積層体2の折り畳みは、自動または手動のどちらによって行われてもよい。本実施形態では、図1に示すように、積層体2を屈曲部21において4回折り曲げて、葛折り状に折り畳むことによって、5つの発電要素10が形成される。
次に、第1封止工程において封止された集電体11間に、電解液を注液する。具体的には、第1封止工程において封止されていない集電体11の残りの1辺から電解液を注液する。
次に、集電体11の残りの1辺に沿ってシール材を集電体11に固定して、積層方向に隣り合う集電体11の残りの1辺を封止する。具体的な封止方法は、第1封止工程と同様である。なお、電解液を注液して残りの1辺を封止した後に、積層体2を折り畳んでもよい。
以上のように葛折り状に折り畳まれた積層体2を、外装体20に内包して双極型二次電池1が製造される。
[効果]
以上説明したように、本実施形態に係る双極型二次電池1は、双極型電極14がセパレータ15を挟んで積層された積層体2を、葛折り状に折り畳んで形成された複数の発電要素10を有する。双極型二次電池1は、集電体11のうち、積層体2が葛折り状に折り畳まれてできる屈曲部21を構成する部分に設けられ、集電体11の他の部分よりも電流によって溶断されやすい溶断部30を、さらに有する。
積層体2を葛折り状に折り畳んで複数の発電要素10を構成することによって、高容量化を達成できる。
また、集電体11は、電流によって溶断されやすい溶断部30を有するため、内部短絡が起こって電池内部に過大な電流が流れた場合、溶断部30が優先的に溶断される。この結果、双極型二次電池1の回路が開き、回路を保護することができる。したがって、高容量化を達成するとともに、高度な安全性を備える双極型二次電池1を提供することができる。
また、溶断部30は、集電体11において他の部分よりも幅が狭く形成されたくびれ部、及び、集電体11を周縁から切り欠いて形成された切欠き部の少なくとも一方を有する。この構成によれば、電池内部に過大な電流が流れた場合に、集電体11のうち溶断部30を優先的に確実に溶断させることができる。
また、正極活物質層12及び負極活物質層13は、断続的に複数設けられ、セパレータ15を挟んで対向して配置され、正極活物質層12及び負極活物質層13が形成されない位置に、葛折り状に折り畳むために積層体2が屈曲される屈曲部21が設けられる。したがって、短絡が発生した場合、活物質層12,13が形成されない集電体11だけの部分、すなわち、屈曲部21に電流が流れ、屈曲部21は、より確実にヒューズの役割を果たすことができる。また、正極活物質層12及び負極活物質層13が形成されない屈曲部21が、葛折りの際に折り曲げられるので、積層体2の折り曲げが容易になる。
また、外装体20と、電極タブ16,17と、をさらに有する。また、発電要素10において内部短絡が生じる場合に、溶断部30を短絡させて、溶断部30において発電要素10の電圧が0[V]になるまでに放出されるエネルギーは、「(溶断部30の融点−平常の温度)×熱容量」より大きい。この構成によれば、内部短絡が生じた場合、溶断部30を確実に溶融させることができ、より確実にヒューズの役割を果たすことができる。
また、折り畳まれる前の積層体2において、セパレータ15は、積層方向から視て集電体11の形状に沿って形成される。このため、折り畳まれた後の積層体2において、セパレータ15は、図2に示すように、集電体11の間に挟まれる構成となる。この構成によれば、シール部18をセパレータ15の外周に沿って配置できるため、シール部18の形成が容易となる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態を説明する。第1実施形態と共通する部分は説明を省略し、第2実施形態のみに特徴のある箇所について説明する。第2実施形態に係る双極型二次電池4は、溶断部130の構成の点において、第1実施形態に係る双極型二次電池1と異なる。
図5は、本発明の第2実施形態に係る双極型二次電池4の全体構造を模式的に示す概略断面図である。
双極型二次電池4は、集電体111の一方の面に正極活物質層12が形成され他方の面に負極活物質層13が形成された双極型電極114がセパレータ15を挟んで積層された積層体9を、葛折り状に折り畳んで形成された複数の発電要素110を有する。双極型二次電池4は、集電体111のうち、積層体9が葛折り状に折り畳まれてできる屈曲部121を構成する部分に設けられ、集電体111の他の部分よりも電流によって溶断されやすい溶断部130をさらに有する。
溶断部130は、集電体111の他の部分よりも融点が低い材料によって構成される。具体的には、溶断部130は、アルミニウム、銅、ニッケル、鉄、チタン、ステンレス鋼、及びこれらの合金から適宜選択されるが、集電体111の他の部分よりも融点が低い材料が選択される。
以上説明したように、本発明の第2実施形態に係る双極型二次電池4の溶断部130は、他の部分よりも融点が低い材料によって構成される。この構成によれば、電池内部に過大な電流が流れた場合に優先的に溶融されて溶断されるという溶断部130の機能を確実に持たせることができる。
以下、上述した実施形態の改変例を例示する。
(改変例1)
図6は、改変例1に係る双極型二次電池5を示す概略断面図である。上述した実施形態では、積層体2は、2つの双極型電極14が、セパレータ15を挟んで直列接続となるように積層された。しかしながら、双極型電極14を積層する数は、所望の電圧・容量に応じて適宜調節できる。例えば、図6に示すように、発電要素210は、3つの双極型電極14から構成されてもよい。このとき、発電要素210は、2つの単電池層19を含む。
(改変例2)
図7は、改変例2に係る双極型二次電池6を示す概略断面図である。上述した実施形態では、図4に示すように、折り畳む前の積層体2において、最外層における集電体11の両面に正極活物質層12及び負極活物質装置13が形成された。しかしながら、折り畳む前の積層体の最外層における集電体11の外側の表面に正極活物質層12または負極活物質層13が形成されなくてもよい。このように構成された積層体を葛折り状に折り畳むことによって、図7に示す双極型二次電池6が形成される。改変例2に係る双極型二次電池6では、最外層集電体11a,11bが、それぞれ正極タブ16、負極タブ17に直接接続される。この構成によれば、正極活物質層12及び負極活物質層13の配置面積を低減でき、低コスト化を達成できる。
(改変例3)
図8は、改変例3に係る双極型二次電池7を示す概略断面図である。上述した実施形態では、図4に示すように、正極活物質層12及び負極活物質層13は、集電体11上に断続的に複数設けられ、正極活物質層12及び負極活物質層13が形成されない位置に、屈曲部21が設けられた。しかしながら、正極活物質層112及び負極活物質層113が、集電体11上に一様に設けられてもよい。このように構成された積層体を葛折り状に折り畳むことによって、図8に示す双極型二次電池7が形成される。改変例3に係る双極型二次電池7は、1つのみの発電要素310から構成される。
(改変例4)
図9は、改変例4に係る双極型二次電池8を有する双極型二次電池モジュール3を示す概略断面図である。上述した実施形態では、外装体20に、積層体2及びシール部18が内包されて、双極型二次電池1を形成した。しかしながら、図9に示すように、外装体20に、積層体2及びシール部18から構成される双極型二次電池8が2つ直列接続された状態で内包されて、双極型二次電池モジュール3を形成してもよい。この際、積層体2の葛折りの回数を偶数回にすることで、互いに異なる極性の活物質層同士が接続するように積層でき、双極型二次電池モジュール3の製造が容易となる。この構成によれば、高容量化を達成するとともにエネルギー密度が向上する双極型二次電池モジュール3を提供することができる。
以下、実施例を示す。
<実施例1>
溶断部として、集電体の他の部分よりも幅が狭く形成されたくびれ部を有する双極型二次電池を製造した。
<実施例2>
集電体にCu層を有する樹脂集電体を使用し、溶断部のCu層を、溶断部以外のCu層の80%以下の薄さにして、双極型二次電池を製造した。
<比較例1>
図10は、比較例1に係る双極型二次電池100の斜視図を示す。比較例1として、屈曲部の集電体に形状・材質に特徴を持たせず、一般的な帯状の集電体を有する双極型電極を、絶縁体を介して複数層積層した葛折り状の双極型二次電池100を製造した。
<結果>
表1に、実施例1、実施例2、及び比較例1の双極型二次電池に釘刺し試験を行った結果を示す。釘刺し試験とは、積層方向に導電性の釘を刺して電池を貫通させ、発電要素内で内部短絡が生じたときの温度上昇、発煙、発火などの現象を観察する試験である。通常、釘刺しによって発電要素内で内部短絡が生じると、発電要素に大電流が流れる。表1に示すように、実施例1及び実施例2のように溶断部を集電体に設けることで、大電流によって溶断部が優先的に溶断され、回路が開き、回路を保護することができた。また、比較例1のように溶断部を設けない場合は、回路を保護することができなかった。
1,4,5,6,7,8 双極型二次電池、
2,9 積層体、
3 双極型二次電池モジュール、
10,110,210,310 発電要素、
11,111 集電体、
12,112 正極活物質層、
13,113 負極活物質層、
14,114 双極型電極、
15 セパレータ、
16,17 電極タブ、
18 シール部、
20 外装体、
21,121 屈曲部、
30,130 溶断部。

Claims (5)

  1. 集電体の一方の面に正極活物質層が形成され他方の面に負極活物質層が形成された双極型電極がセパレータを挟んで積層された積層体を、葛折り状に折り畳んで形成された発電要素と、
    前記集電体のうち、前記積層体が葛折り状に折り畳まれてできる屈曲部を構成する部分に設けられ、前記集電体の他の部分よりも電流によって溶断されやすい溶断部と、
    を有する双極型二次電池。
  2. 前記溶断部は、前記集電体において前記他の部分よりも幅が狭く形成されたくびれ部、及び、前記集電体を周縁から切り欠いて形成された切欠き部の少なくとも一方を有する請求項1に記載の双極型二次電池。
  3. 前記溶断部は、前記他の部分よりも融点が低い材料によって構成される請求項1または2に記載の双極型二次電池。
  4. 前記正極活物質層及び前記負極活物質層は、断続的に複数設けられ、前記セパレータを挟んで対向して配置され、
    前記正極活物質層及び前記負極活物質層が形成されない位置に、葛折り状に折り畳むために前記積層体が屈曲される屈曲部が設けられる請求項1〜3のいずれか1項に記載の双極型二次電池。
  5. 前記発電要素を収容する外装体と、
    前記発電要素の同極同士を取り纏め前記外装体から導出される電極タブと、をさらに有し、
    前記発電要素において内部短絡が生じる場合に、前記溶断部を短絡させて、前記溶断部において前記発電要素の電圧が0[V]になるまでに放出されるエネルギーは、「(前記溶断部の融点−平常の温度)×熱容量」より大きい請求項1〜4のいずれか1項に記載の双極型二次電池。
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