JP2015127122A - プリンタ装置および印字方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】用紙の無駄を削減しつつ印字中の用紙切れを防ぐことができるプリンタ装置および印字方法を提供することを目的とする。【解決手段】用紙残量テーブル記憶部201はロール状の用紙の残量を記憶する。印字部401は、印字データを用紙に印字する。データ計算処理部200は、印字データの印字長を算出する。データ計算処理部200は、算出した印字長と、用紙残量テーブル記憶部201が記憶する用紙の残量とに基づいて、印字データの全体を用紙に印字できるか否かを判定する。【選択図】図4

Description

本発明は、プリンタ装置および印字方法に関する。
従来、ロール状に巻き回された帯状体のロール紙を順次、搬送方向に繰り出し搬送して印字を行うプリンタがある。この種のプリンタは、ロール紙の残量を把握するために、ロール径の状態(外径)等を検出するセンサ(ニアエンドセンサ)を有する。このニアエンドセンサにより用紙残量検出を行い、残量が少なくなったことを検出するとその旨をプリンタの使用者に報知する。
また、ニアエンドの発生を検出してから搬送されるロール紙のトータル搬送距離を計測し、記憶部に記憶されているしきい値と比較して、より正確に用紙残量の管理を行う方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−35648号公報
上述した方法は、用紙が少なくなったことを報知する方法である。従って、ロール紙の交換タイミングはユーザによる判断で行われる。例えば、ユーザによっては、報知が行われた後すぐに交換する。この場合、未だ残っているロール紙を無駄にしてしまう可能性がある。また、ユーザによっては、報知が行われたとしても、ロール紙を無駄にしないように、ロール紙が無くなるまで交換せずに印字を行う。この場合、必ず最後の一枚を印字中に用紙切れが発生し、印字が未完了のデータを再度送信する必要がある。
そこで、本発明は上述の事情を鑑みてなされたものであり、用紙の無駄を削減しつつ印字中の用紙切れを防ぐことができるプリンタ装置および印字方法を提供することを目的とする。
本発明の幾つかの態様は、ロール状の用紙の残量を記憶する記憶部と、印字データを前記用紙に印字する印字部と、前記印字データの印字長を算出する算出部と、前記算出部が算出した前記印字長と、前記記憶部が記憶する前記用紙の残量とに基づいて、前記印字データの全体を前記用紙に印字できるか否かを判定する判定部と、を備えることを特徴とするプリンタ装置である。
また、本発明の他の態様は、前記用紙の残量が所定量であるか否かを検出する検出部と、前記検出部が前記用紙の残量が所定量であると検出した時点から、前記用紙の残量を算出する残量算出部と、を備え、前記記憶部は、前記残量算出部が算出した前記残量を記憶することを特徴とするプリンタ装置である。
また、本発明の他の態様のプリンタ装置において、前記記憶部は、前記用紙の種類と、前記検出部が前記用紙の残量が所定量であると検出した時点での用紙の残量とを関連付けたニアエンド残量テーブルを記憶し、前記残量判定部は、前記ニアエンド残量テーブルに基づいて、前記検出部が前記用紙の残量が所定量であると検出した時点での用紙の残量を
特定することを特徴とする。
また、本発明の他の態様のプリンタ装置において、前記印字部は、前記判定部が前記印字データの全体を前記用紙に印字できないと判定した場合、前記印字を行わないことを特徴とする。
また、本発明の他の態様は、前記判定部が前記印字データの全体を前記用紙に印字できないと判定した場合、前記印字データの全体を前記用紙に印字できるように前記印字データを加工する加工部を備え、前記印字部は、前記加工部が加工した前記印字データを前記用紙に印字することを特徴とするプリンタ装置である。
また、本発明の他の態様は、ロール状の用紙の残量を記憶する記憶ステップと、印字データを前記用紙に印字する印字ステップと、前記印字データの印字長を算出する算出ステップと、前記算出ステップで算出した前記印字長と、前記記憶ステップで記憶した前記用紙の残量とに基づいて、前記印字データの全体を前記用紙に印字できるか否かを判定する判定ステップと、を含むことを特徴とする印字方法である。
本発明によれば、記憶部は、ロール状の用紙の残量を記憶する。また、印字部は、印字データを用紙に印字する。また、算出部は、印字データの印字長を算出する。また、判定部は、算出部が算出した印字長と、記憶部が記憶する用紙の残量とに基づいて、印字データの全体を用紙に印字できるか否かを判定する。この判定結果により、用紙の無駄を削減しつつ印字中の用紙切れを防ぐことができる。
本発明の一実施形態におけるプリンタカバーの閉位置におけるサーマルプリンタを示す斜視図である。 本実施形態におけるプリンタカバーの開位置におけるサーマルプリンタを示す斜視図である。 本実施形態におけるプリンタカバーの閉位置におけるサーマルプリンタの正面図である。 本実施形態におけるサーマルプリンタの構成を示したブロック図である。 本実施形態におけるセンサ検出部の構成を示した概略図である。 本実施形態におけるニアエンド残量テーブルのデータ構造を示した概略図である。 本実施形態において、印字データ「data1」を印字中に、センサ検出部がニアエンドの発生を検出した場合における用紙の例を示した概略図である。 本実施形態において、印字データ「data1」を印字した後、印字データ「data2」を印字する場合における用紙の例を示した概略図である。 本実施形態において、印字データ「data2」を印字した後、印字データ「data3」を印字する場合における用紙の例を示した概略図である。 本実施形態におけるサーマルプリンタの動作手順を示したフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。本実施形態ではプリンタ装置の例としてサーマルプリンタを用いて説明する。図1はプリンタカバー3の閉位置におけるサーマルプリンタ1を示す斜視図である。図2はプリンタカバー3の開位置におけるサーマルプリンタ1を示す斜視図である。図3はプリンタカバー3の閉位置におけるサーマルプリンタ1の正面図である。
図1〜図3に示すように、本実施形態のサーマルプリンタ1は、ロール状の用紙Rに印刷を行うプリンタである。例えば、用紙Rはロール状の感熱紙であり、チケットやレシート等として利用することができる。図示する例では、サーマルプリンタ1は、ケーシング2と、プリンタカバー3と、プリンタカバー3側に設けられたプラテンユニット4(図2参照)と、ケーシング2側に設けられたヘッドユニット5(図2参照)とを備えている。
なお、本実施形態では、図1に示すプリンタカバー3の閉位置において、紙面に対して左下側(プリンタカバー3側)を前方(矢印FW方向)、右上側(ケーシング2側)を後方(矢印BA方向)、上側を上方、下側を下方とし、用紙Rは前方FWに排出されるものとする。また、前後方向L1及び上下方向L2に対して直交する方向を左右方向L3とする。そのため、各図によっては各方向が逆になる場合もある。
図2に示すように、ケーシング2は、樹脂材料や金属材料、或いはこれらを適宜組み合わせることで、前方FWに開口するキューブ状に形成されており、基本骨格となるフレーム体と、フレーム体を覆う外装カバーとで構成されている。
ケーシング2の内部には、用紙Rが収納される用紙収納部10(収納部)が形成され、プリンタカバー3を開けることで用紙収納部10が開放される。用紙収納部10は、上述したフレーム体の一部により構成された前方FWに向けて開口する箱型とされ、その内側に用紙Rが幅方向を左右方向L3に一致させた状態で収納される。
また、ケーシング2の開口縁における下部には、左右方向L3に沿って延在する第1回動軸11が配設されている。この第1回動軸11には、プリンタカバー3がケーシング2に対して回動可能に連結されている。プリンタカバー3は、ケーシング2の開口部を閉塞する閉位置(図1の状態)と、ケーシング2の開口部を開放する開位置と、の間で90度程度の角度範囲で回動することにより、ケーシング2の開口部を開閉する。そして、プリンタカバー3が開位置のときに用紙収納部10が開放され、例えば用紙Rを用紙収納部10内に投入することが可能とされる(いわゆるドロップイン方式)。
また、図1に示すように、本実施形態のサーマルプリンタ1では、プリンタカバー3の閉位置において、プリンタカバー3の先端部(図1における上端部)とケーシング2との間に、若干の隙間が空くように設計されている。そして、用紙Rは、この隙間を利用してケーシング2の内部から前方FWに引き出される。よって、上述した隙間は用紙Rの排出口12として機能する。なお、ケーシング2及びプリンタカバー3は、閉位置において、プラテンユニット4とヘッドユニット5とが組み合わされることで、ロックがなされる。
また、本実施形態のケーシング2における上部前側に位置する角部のうち、左右方向L3の一方側に位置する角部には、プラテンユニット4とヘッドユニット5との組み合わせを解除して、プリンタカバー3の開操作を行う際の解除レバー13が設けられている。
図4は、本実施形態におけるサーマルプリンタ1の構成を示したブロック図である。図示する例では、サーマルプリンタ1は、主制御部100と、センサ検出部400(検出部)と、印字部401と、紙送り部402と、切断部403と、報知部404とを備えている。サーマルプリンタ1は、例えば、外部から入力される印字データを用紙Rに印字する。
主制御部100は、例えばCPU(Central Processing Unit)や、ROM(Read Only Memory)や、RAM(Random Access Memory)等を備え、サーマルプリンタ1が備える各部の制御を行う。また
、主制御部100は、データ計算処理部200(算出部、判定部、残量算出部)と、用紙残量テーブル記憶部201(記憶部)と、プリンタ制御部300として動作する。
データ計算処理部200は、印字データの印字長を算出する。また、データ計算処理部200は、用紙Rの残量を算出する。また、データ計算処理部200は、印字データの全体を用紙Rに印字できるか否かを判定する。用紙残量テーブル記憶部201は、用紙Rの残量を記憶する。また、用紙残量テーブル記憶部201は、ニアエンド残量テーブルを記憶する。ニアエンド残量テーブルについては後述する。プリンタ制御部300は、サーマルプリンタ1が備える各部の制御を行う。
センサ検出部400は、用紙Rの残量を検出する。センサ検出部400の詳細については後述する。印字部401は、例えばサーマルヘッド等を備え、印字データを用紙Rに印刷する。紙送り部402は、例えばステッピングモーター等を備え、用紙Rの紙送りを行う。切断部403は、例えばカッター等を備え、用紙Rを切断する。報知部404は、例えばLEDやブザー等を備え、各種情報を報知する。
次に、センサ検出部400が用紙Rの残量を検出する方法について説明する。本実施形態では、センサ検出部400は、ロール状の用紙Rの径を検出することにより、用紙Rの残量を検出する。図5は、本実施形態におけるセンサ検出部400の構成を示した概略図である。図示する例では、センサ検出部400は、角度センサ501とロール紙押さえ502とを備えている。角度センサ501は、ロール紙押さえ502の角度を検出する。ロール紙押さえ502は、ロール状の用紙Rの外周を押さえる。
図示するように、ロール状の用紙Rの残量が十分にある状態(図5において点線で示した状態)から、ロール状の用紙Rの残量が少なくなった状態(図5において実線で示した状態)に変化(Δd減少)すると、ロール紙押さえ502の状態(角度)が変化する。センサ検出部400は、角度センサ501が検出したロール紙押さえ502の角度(図5に示した角度α)が所定の角度となった場合、用紙Rの残量が所定量まで減少したこと(ニアエンドの発生)を検出する。
なお、用紙Rの種類によって、用紙Rの厚さが異なる。例えば、ロール紙押さえ502の角度αが同じ角度であっても用紙Rの厚さが厚いほど、用紙Rの残量は少なくなる(長さは短くなる)。そこで、本実施形態では、用紙残量テーブル記憶部201は、感熱紙の種類と、ロール紙押さえ502の角度が所定の角度となった時点における用紙残量の長さとの関係を示したニアエンド残量テーブルを予め記憶する。また、データ計算処理部200は、予め設定された用紙Rの種類と、用紙残量テーブル記憶部201が記憶するニアエンド残量テーブルとに基づいて、ニアエンドの発生を検出した時点での用紙Rの残量を特定する。
図6は、本実施形態におけるニアエンド残量テーブルのデータ構造を示した概略図である。図示する例では、ニアエンド残量テーブルは「感熱紙種類」と「用紙残量の長さLp」とのデータ項目を有しており、各データ項目のデータを行毎に関連付けて記憶する。データ項目「感熱紙種類」は、用紙Rの種類を記憶する。データ項目「用紙残量の長さLp」は、センサ検出部400がニアエンドの発生を検出した時点の用紙残量の長さを記憶する。
図示する例では、行101のデータ項目「感熱紙種類」に記憶されている値が「標準紙」であり、データ項目「用紙残量の長さLp」に記憶されている値が「500cm」である。これは、用紙Rとして「標準紙」を使用している際に、センサ検出部400がニアエンドの発生を検出した時点では、用紙Rの用紙残量の長さは「500cm」であることを示している。また、行102のデータ項目「感熱紙種類」に記憶されている値が「厚紙」であり、データ項目「用紙残量の長さLp」に記憶されている値が「300cm」である。これは、用紙Rとして「厚紙」を使用している際に、センサ検出部400がニアエンドの発生を検出した時点では、用紙Rの用紙残量の長さは「300cm」であることを示している。なお、他の行については図示するとおりである。
次に、データ計算処理部200が、印字データの全体を用紙Rに印字できるか否かを判定する方法について図7〜図9を用いて説明する。図7は、印字データ「data1」を印字中に、センサ検出部400がニアエンドの発生を検出した場合における用紙Rの例を示した概略図である。センサ検出部400がニアエンドの発生を検出した時点での用紙Rの用紙残量の長さをLpとする。
データ計算処理部200は、印字データ「data1」に基づいて、センサ検出部400がニアエンドの発生を検出した時点から印字部401が用紙Rに印字する長さLd1を算出する。続いて、データ計算処理部200は、センサ検出部400がニアエンドの発生を検出した時点での用紙Rの用紙残量の長さLpと、センサ検出部400がニアエンドの発生を検出した時点から印字部401が用紙Rに印字する長さLd1とを比較し、印字データ「data1」の全体を用紙Rに印字できるか否かを判定する。
図示する例では、Lp>Ld1であるため、データ計算処理部200は、印字部401が印字データ「data1」の全体を用紙Rに印字できると判定する。従って、印字部401は、印字データ「data1」の印字を継続して行う。また、データ計算処理部200は、印字データ「data1」を印字した後の用紙Rの用紙残量の長さLpの値を更新し、用紙残量テーブル記憶部201に記憶させる。図示する例では、データ計算処理部200は、Lp−Ld1を更新後の用紙残量の長さLpとし、用紙残量テーブル記憶部201に記憶させる。
図8は、印字データ「data1」を印字した後、印字データ「data2」を印字する場合における用紙Rの例を示した概略図である。データ計算処理部200は、印字データ「data2」に基づいて、印字部401が印字データ「data2」を用紙Rに印字する長さLd2を算出する。続いて、データ計算処理部200は、用紙残量テーブル記憶部201が記憶している用紙Rの用紙残量の長さLpと、印字部401が印字データ「data2」を用紙Rに印字する長さLd2とを比較し、印字データ「data2」の全体を用紙Rに印字できるか否かを判定する。
図示する例では、Lp>Ld2であるため、データ計算処理部200は、印字部401が印字データ「data2」の全体を用紙Rに印字できると判定する。従って、印字部401は、印字データ「data2」の印字を行う。また、データ計算処理部200は、印字データ「data2」を印字した後の用紙Rの用紙残量の長さLpの値を更新し、用紙残量テーブル記憶部201に記憶させる。図示する例では、データ計算処理部200は、Lp−Ld2を更新後の用紙残量の長さLpとし、用紙残量テーブル記憶部201に記憶させる。
図9は、印字データ「data2」を印字した後、印字データ「data3」を印字する場合における用紙Rの例を示した概略図である。データ計算処理部200は、印字データ「data3」に基づいて、印字部401が印字データ「data3」を用紙Rに印字する長さLd3を算出する。続いて、データ計算処理部200は、用紙残量テーブル記憶部201が記憶している用紙Rの用紙残量の長さLpと、印字部401が印字データ「data3」を用紙Rに印字する長さLd3とを比較し、印字データ「data3」の全体を用紙Rに印字できるか否かを判定する。
図示する例では、Lp<Ld3であるため、データ計算処理部200は、印字部401が印字データ「data3」の全体を用紙Rに印字できないと判定する。従って、印字部401は、印字データ「data3」の印字を行わない。また、データ計算処理部200は、用紙残量テーブル記憶部201に記憶させた用紙残量の長さLpを消去する。また、報知部404は、印字データ「data3」の全体を用紙Rに印字することが不可能であることを報知する。また、報知部404は、用紙Rの交換タイミングであることをユーザに報知する。これにより、印字中の用紙切れを防ぐことができる。また、ユーザは、用紙Rの交換タイミングを把握することができる。また、サーマルプリンタ1は、ニアエンドの発生を検出した後も、印字データの全体を印字することができる場合には印字を行うため、用紙Rの無駄を削減することができる。
次に、サーマルプリンタ1の動作手順について説明する。図10は、本実施形態におけるサーマルプリンタ1の動作手順を示したフローチャートである。
(ステップS101)データ計算処理部200は、用紙残量テーブル記憶部201が記憶しているニアエンド残量テーブルから、予め設定された用紙Rの種類に対応する用紙残量の長さLpを取得する。また、データ計算処理部200は、取得した用紙残量の長さLpを用紙残量テーブル記憶部201に記憶させる。その後、ステップS102の処理に進む。なお、用紙Rの種類の設定は、サーマルプリンタ1の設置時に設定するようにしてもよく、用紙Rの交換時に設定してもよい。また、用紙Rを異なる種類のものに変更する場合には、その用紙Rの交換時もしくはその前までに用紙Rの種類の設定を更新する。
(ステップS102)データ計算処理部200は、用紙Rに印字する印字データが有るか否かを判定する。用紙Rに印字する印字データが有るとデータ計算処理部200が判定した場合にはステップS103の処理に進む。また、用紙Rに印字する印字データが無いとデータ計算処理部200が判定した場合にはステップS102の処理を再度実行する。
(ステップS103)データ計算処理部200は、センサ検出部400がニアエンドの発生を検出したか否かを判定する。ニアエンドの発生を検出したとデータ計算処理部200が判定した場合にはステップS104の処理に進む。また、ニアエンドの発生を検出していないとデータ計算処理部200が判定した場合にはステップS107の処理に進む。
(ステップS104)データ計算処理部200は、用紙Rに印字する印字データの印字長さLdを算出する。その後、ステップS105の処理に進む。
(ステップS105)データ計算処理部200は、用紙残量テーブル記憶部201が記憶している用紙残量の長さLpから、ステップS104の処理で算出した印字データの印字長Ldを減算し、用紙残量の長さLpを更新する(Lp=Lp−Ld)。また、更新した用紙残量の長さLpを用紙残量テーブル記憶部201に記憶させる。その後、ステップS106の処理に進む。
(ステップS106)データ計算処理部200は、用紙Rに印字データの全体を印字できるか否かを判定する。すなわち、データ計算処理部200は、ステップS105の処理で更新した用紙残量の長さLpが0以上であるか否かを判定する。用紙残量の長さLpが0以上であるとデータ計算処理部200が判定した場合にはステップS107の処理に進む。また、用紙残量の長さLpが0未満であるとデータ計算処理部200が判定した場合にはステップS108の処理に進む。
(ステップS107)印字部401は、印字データを印字する。その後、ステップS102の処理に戻る。
(ステップS108)データ計算処理部200は、用紙残量テーブル記憶部201が記憶している用紙残量の長さLpをクリア(消去)する。その後、ステップS109の処理に進む。
(ステップS109)報知部404は、印字データの全体を用紙Rに印字することが不可能であることを報知する。また、報知部404は、用紙Rの交換タイミングであることをユーザに報知する。その後、処理を終了する。
上述したとおり、本実施形態によれば、データ計算処理部200は、用紙Rに印字データの全体を印字できるか否かを判定する。また、印字部401は、用紙Rに印字データの全体を印字できるとデータ計算処理部200が判定した場合、印字データを印字する。また、印字部401は、用紙Rに印字データの全体を印字できないとデータ計算処理部200が判定した場合、印字データの印字を行わない。また、報知部404は、用紙Rに印字データの全体を印字できないとデータ計算処理部200が判定した場合、用紙Rの交換タイミングであることを報知する。これにより、サーマルプリンタ1は、用紙Rの無駄を削減しつつ印字中の用紙切れを防ぐことができる。
なお、上述した実施形態におけるサーマルプリンタ1が備える各部の機能全体あるいはその一部は、これらの機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現しても良い。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶部を含むが、必ずしもこれらに限定されるものではない。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」に代え、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでも良い。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である
例えば、用紙Rに印字データの全体を印字できないとデータ計算処理部200が判定した場合、プリンタ制御部300(加工部)は、印字データの全体を用紙Rに印字できるように印字データを加工するようにしてもよい。そして、印字部401は、プリンタ制御部300が加工した印字データを用紙Rに印字するようにしてもよい。プリンタ制御部300が印字データを加工する方法としては、印字データ中の空白改行量を削減する、文字の行間スペースを詰める、あるいは文字のサイズを小さくするなど、印字データの全体を用紙Rに印字できるようにする加工であればどのような方法でもよい。また、プリンタ制御部300が加工した印字データを用いた場合においても、印字データの全体を用紙Rに印刷できないとデータ計算処理部200が判定した場合には、印字部401は印字データの印字を行わず、報知部404は用紙Rの交換タイミングであることを報知するようにしてもよい。
1 サーマルプリンタ
2 ケーシング
3 プリンタカバー
4 プラテンユニット
5 ヘッドユニット
10 用紙収納部
11 第1回動軸
12 排出口
13 解除レバー
100 主制御部
200 データ計算処理部
201 用紙残量テーブル記憶部
300 プリンタ制御部
400 センサ検出部
401 印字部
402 紙送り部
403 切断部
404 報知部
501 角度センサ
502 ロール紙押さえ

Claims (6)

  1. ロール状の用紙の残量を記憶する記憶部と、
    印字データを前記用紙に印字する印字部と、
    前記印字データの印字長を算出する算出部と、
    前記算出部が算出した前記印字長と、前記記憶部が記憶する前記用紙の残量とに基づいて、前記印字データの全体を前記用紙に印字できるか否かを判定する判定部と、
    を備えることを特徴とするプリンタ装置。
  2. 前記用紙の残量が所定量であるか否かを検出する検出部と、
    前記検出部が前記用紙の残量が所定量であると検出した時点から、前記用紙の残量を算出する残量算出部と、
    を備え、
    前記記憶部は、前記残量算出部が算出した前記残量を記憶する
    ことを特徴とする請求項1に記載のプリンタ装置。
  3. 前記記憶部は、前記用紙の種類と、前記検出部が前記用紙の残量が所定量であると検出した時点での用紙の残量とを関連付けたニアエンド残量テーブルを記憶し、
    前記残量判定部は、前記ニアエンド残量テーブルに基づいて、前記検出部が前記用紙の残量が所定量であると検出した時点での用紙の残量を特定する
    ことを特徴とする請求項2に記載のプリンタ装置。
  4. 前記印字部は、前記判定部が前記印字データの全体を前記用紙に印字できないと判定した場合、前記印字を行わない
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のプリンタ装置。
  5. 前記判定部が前記印字データの全体を前記用紙に印字できないと判定した場合、前記印字データの全体を前記用紙に印字できるように前記印字データを加工する加工部
    を備え、
    前記印字部は、前記加工部が加工した前記印字データを前記用紙に印字する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のプリンタ装置。
  6. ロール状の用紙の残量を記憶する記憶ステップと、
    印字データを前記用紙に印字する印字ステップと、
    前記印字データの印字長を算出する算出ステップと、
    前記算出ステップで算出した前記印字長と、前記記憶ステップで記憶した前記用紙の残量とに基づいて、前記印字データの全体を前記用紙に印字できるか否かを判定する判定ステップと、
    を含むことを特徴とする印字方法。
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