JP2015125378A - 現像装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】現像装置は、ローラ本体31Bを有する現像ローラ31と、フレーム100と、弾性変形可能なシール部材200とを備える。シール部材200は、外側端202がローラ本体31Bの端31Eよりも外側に位置する。フレーム100は、シール部材200が設置される設置面120を有する。設置面120は、第1の面121と、第1の面121よりも現像ローラ31の回転軸線方向外側に配置される第2の面122とを有する。第2の面122は、幅W2内に端31Eが位置するように設けられ、現像ローラ31の径方向において第1の面121よりも外側に配置され、シール部材200は、第1の面121に接着され、第2の面122には接着されていない。
【選択図】図5
Description
前記シール部材は、前記現像ローラの回転軸線方向において、当該シール部材の外側の端が前記ローラ本体の前記回転軸線方向の端よりも外側に位置する。
前記フレームは、前記シール部材が設置される設置面を有する。
前記設置面は、第1の面と、前記第1の面よりも前記回転軸線方向外側に配置される第2の面と、を有する。
前記第2の面は、前記回転軸線方向における当該第2の面の幅内に前記ローラ本体の前記回転軸線方向の端が位置するように設けられ、前記現像ローラの径方向において前記第1の面よりも外側に配置されている。
前記シール部材は、前記第1の面に接着され、前記第2の面には接着されていない。
次に、第1実施形態について適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明においては、まず、実施形態に係る現像装置が使用されるレーザプリンタの概略構成について説明した後、現像装置の詳細な構成について説明する。また、以下の説明において、方向は、レーザプリンタ1を使用するユーザを基準にした方向で説明する。具体的には、ユーザから見て手前側である図1の左側を「前」とし、ユーザから見て奥側である図1の右側を「後」とし、図1の紙面手前側を「右」、紙面奥側を「左」とする。また、図1の上下方向を「上下」とする。
図1に示すように、レーザプリンタ1は、本体ケーシング2内に用紙3を給紙するためのフィーダ部4や、用紙3に画像を形成するための画像形成部5などを備えている。
図2および図3に示すように、現像カートリッジ28は、前記した現像ローラ31や層厚規制ブレード32、供給ローラ33などのほか、第2シール部材の一例としてのロアフィルム35と、フレーム100と、シール部材200とをさらに備えている。
図6に比較例として示すように、設置面920が面一な面である場合、シール部材200の外側端202が現像ローラ31のローラ本体31Bの端31Eよりも外側まで延出していると、現像ローラ31がフレーム100に取り付けられてシール部材200に押し当てられることで、シール部材200の外側の端部にローラ本体31Bの端31Eから比較的大きな押圧力がかかり、シール部材200の外側の端部が押し潰される。
次に、第2実施形態について説明する。なお、本実施形態を含む以下で説明する実施形態では、主に第1実施形態と異なる構成要素について詳細に説明し、先に説明した実施形態と同様の構成要素については同一符号を付してその説明を省略することとする。
次に、第3実施形態について説明する。
図8(a)に示すように、シール部材200は、第1部分203が、矢印で示す現像ローラ31の回転方向に沿って長く形成されている。一方、第2部分204は、第1部分203の回転軸線方向外側の側面うち、回転方向中央付近のみから回転軸方向外側に向けて延出するように形成されている。つまり、シール部材200は、回転方向において、第2部分204の長さが、第1部分203の長さよりも短くなるようなT字形状に形成されている。なお、本実施形態においては、フレーム100の側壁101の回転軸線方向内側の面が、シール部材200の外側端202が当接する外側当接面140となっている。
次に、第4実施形態について説明する。
図9(a),(b)に示すように、シール部材200は、ローラ本体31Bと接触する面にスリット240を有している。スリット240は、シール部材200に切れ目を入れることで形成されている。詳しくは、スリット240は、接触部材220の表面から弾性部材210の途中までの深さで形成されている。また、スリット240は、矢印で示す回転方向に沿って延びるように、回転方向におけるシール部材200の上流側の端から下流側の端まで形成されている。また、スリット240は、回転軸線方向において、第1の面121と第2の面122の境界である段差125よりも外側(段差125と端31Eとの間(一点鎖線参照))に配置されている。
次に、第5実施形態について説明する。
図10(a)に示すように、設置面120は、第1の面121と、第1の面121よりも回転軸線方向外側に隣接して配置された第2の面122と、第2の面122よりも回転軸線方向外側に隣接して配置された第3の面123とを有している。回転軸線方向において、設置面120の内側には内側当接面130が第1の面121に隣接して形成され、設置面120の外側には外側当接面140が第3の面123に隣接して形成されている。
次に、第6実施形態について説明する。
図11に示すように、シール部材200は、第1の面121と対向する第1部材205と、第2の面122と対向する第2部材206とを有し、第1部材205と第2部材206は、別部材、つまり、個別のシール部材として構成されている。
このような図13や図14に示す形態においても、シール部材200の外側の端部をローラ本体31Bの端31Eから第2の面122側に逃がすことができるので、端31Eから外側の端部にかかる押圧力を小さくでき、シール部材200に作用する回転軸線方向外側に移動しようとする力を弱めることができる。
31 現像ローラ
31B ローラ本体
31E 端
32 層厚規制ブレード
35 ロアフィルム
100 フレーム
120 設置面
121 第1の面
122 第2の面
125 段差
130 内側当接面
140 外側当接面
200 シール部材
201 内側端
202 外側端
Claims (13)
- 現像剤を担持するように構成されたローラ本体を有する現像ローラと、
前記現像ローラを回転可能に支持するフレームと、
前記ローラ本体の両端部と前記フレームとの間に配置される弾性変形可能なシール部材と、を備え、
前記シール部材は、前記現像ローラの回転軸線方向において、当該シール部材の外側の端が前記ローラ本体の前記回転軸線方向の端よりも外側に位置し、
前記フレームは、前記シール部材が設置される設置面を有し、
前記設置面は、第1の面と、前記第1の面よりも前記回転軸線方向外側に配置される第2の面と、を有し、
前記第2の面は、前記回転軸線方向における当該第2の面の幅内に前記ローラ本体の前記回転軸線方向の端が位置するように設けられ、前記現像ローラの径方向において前記第1の面よりも外側に配置され、
前記シール部材は、前記第1の面に接着され、前記第2の面には接着されていないことを特徴とする現像装置。 - 前記フレームは、前記回転軸線方向における前記設置面の内側に位置し、前記シール部材の内側の端と当接する内側当接面を有することを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
- 前記設置面は、前記第1の面と前記第2の面との間に段差を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の現像装置。
- 前記フレームは、前記回転軸線方向における前記設置面の外側に位置し、前記シール部材の外側の端と当接する外側当接面を有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の現像装置。
- 前記シール部材は、前記第1の面と対向する第1部分と、前記第2の面と対向する第2部分と、を有し、
前記回転軸線方向において、前記第1部分の長さは、前記第2部分の長さよりも長いことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の現像装置。 - 前記シール部材は、前記第1の面と対向する第1部分と、前記第2の面と対向する第2部分と、を有し、
前記現像ローラの回転方向において、前記第2部分の長さは、前記第1部分の長さよりも短いことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の現像装置。 - 前記ローラ本体に担持される現像剤の量を規制するように構成された層厚規制部材を備え、
前記シール部材は、前記第1の面と対向する第1部分と、前記第2の面と対向する第2部分と、を有し、
前記層厚規制部材は、前記第1部分と接触し、前記第2部分とは接触していないことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の現像装置。 - 前記シール部材は、前記ローラ本体と接触する面に前記現像ローラの回転方向に延びるスリットを有することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の現像装置。
- 前記スリットは、前記回転軸線方向において、前記第1の面と前記第2の面の境界と同じ位置または当該境界よりも外側に配置されていることを特徴とする請求項8に記載の現像装置。
- 前記現像ローラと前記フレームとの間で前記回転軸線方向に延びる第2シール部材を備え、
前記シール部材は、前記第1の面と対向する第1部分と、前記第2の面と対向する第2部分と、を有し、
前記第2シール部材は、前記第1部分と接触し、前記第2部分とは接触していないことを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の現像装置。 - 前記設置面は、前記第2の面よりも前記回転軸線方向外側に配置された第3の面を有し、
前記第3の面は、前記第1の面よりも前記径方向内側に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の現像装置。 - 前記内側当接面は、前記径方向に沿った平面であり、
前記シール部材の内側の端は、前記内側当接面に当接する前の状態において、前記径方向外側から内側に向かうにつれて前記回転軸線方向内側に近づく形状を有していることを特徴とする請求項2または請求項11に記載の現像装置。 - 前記シール部材は、前記第1の面と対向する第1部材と、前記第2の面と対向する第2部材と、を有し、
前記第1部材と前記第2部材は、別部材として構成されていることを特徴とする請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の現像装置。
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