JP2015125023A - 車両検知装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の通過領域を挟んで対向配置された投光器と受光器とを用いて、前記車両が通過する路面の状況変化の影響を受けることなく安定して車両の有無を検出する。【解決手段】投光器の発光量を、少なくとも第1の発光量P1と第2の発光量P2とに選択的に切り替える発光量制御手段と、前記第1の発光量および第2の発光量の選択的な切り替えに連動して前記車両が存在しないときの受光器での受光量を第1の受光量R1および第2の受光量R2としてそれぞれ計測する受光量計測手段と、前記第1の受光量と前記第2の受光量とに従って前記投光器から投光された光に対する前記車両が通過する路面の反射率aを算出する反射率算出手段と、算出された前記路面の反射率aと前記受光器による受光量とに基づいて該受光量に対する検出閾値Rthを設定する閾値設定手段とを備える。【選択図】 図2

Description

本発明は、車両の通過領域を挟んで対向配置された投光器と受光器とを用いて、前記車両が通過する路面の状況変化の影響を受けることなく安定して車両の有無を検知することのできる車両検知装置に関する。
車両の通過領域を挟んで対向配置された投光器と受光器とを備えた車両検知装置は、車両の通過台数を計測したり、料金所において通行券を発行する為の制御に用いたり、或いはETCレーンにおける車両の進入・退出の検出に利用される。図6はこの種の車両検知装置の設置例を示している。車両検知装置は、例えば車両が通過する道路1の両側に設けられて走行レーンを規定するアイランド2の一方に投光器3を設置すると共に、他方のアイランド2に上記投光器3に対峙させて受光器4を設置して構築される。前記投光器3は、前記受光器4に向けて所定光量の光、例えば赤外線5を投光するものであり、前記受光器4は上記赤外線を受光するように設けられる。そして前記受光器4による受光量の大きさから、前記道路1を通過する車両により前記赤外線が遮られたか否かを判定することで車両検知を行うものとなっている。
ちなみにこの種の車両検知装置における前記投光器3および前記受光器4は、通常、前記道路1の路面に対して直角となるように正対させて設けられる。また前記車両検知装置においては、あらゆる車種の車両の通過を1台毎に確実に検知することが必要である。この為、前記投光器3は、例えば50個程度の発光素子を高さ方向に一列に並べて構成される。これらの発光素子は、例えば半値角7°程度の赤外線を一方向に向けて発光するLED等からなる。また前記受光器4は、上記各発光素子のそれぞれに対峙させて50個程度の受光素子を高さ方向に一列に並べて構成される。これらの受光素子は、例えば赤外線受光センサからなる。
ところで図7(a)に示すように前記道路1が直線である場合には、前記投光器3と前記受光器4との設置間隔W1は概ね5m程度である。しかし図7(b)に示すように前記道路1がカーブしている場合、内輪差・外輪差に起因する車両の通過可能幅を考慮して前記投光器3と前記受光器4との設置間隔W2は、例えば10m程度と広く設定される。従って前記投光器3の発光量、具体的には前記発光素子の発光量は、前記投光器3と前記受光器4との設置間隔W1,W2に依存する光の減衰量を見込んで、前記受光器4における前記受光素子での受光量が十分に確保されるように設定される。
尚、この種の車両検知装置における前記投光器3と前記受光器4との間の光軸合わせや、前記投光器3と前記受光器4との設置間隔に応じた前記投光器3からの光の拡がり角度の設定・調整等ついては、例えば特許文献1,2等に詳しく紹介される通りである。
特開平11−271466号公報 特開平11−257916号公報
ところで前記受光器4が受光する前記赤外線の受光量について考察すると、該受光器4が受光する光成分は、前記投光器3からの直接光のみならず、前記道路1の路面で反射した反射光が含まれる。これ故、前記投光器3と前記受光器4との間に前記直接光を遮る車両がいない場合には、前記受光器4での受光量Reは、前記投光器3から直接的に受光される直接光成分と、前記道路1の路面にて反射された反射光成分とを加えたものとなる。
具体的には前記投光器3から発光量Pの光を投光したとき、前記投光器3と前記受光器4との間における光の減衰係数をk、前記路面での光の反射率をaとすれば、前記投光器3と前記受光器4との間に車両が存在しない場合には、図8(a)に示すように前記受光器4での受光量Reは、
Re=k(P+a・P)=k・P(1+a)
となる。
また前記投光器3と前記受光器4との間に車両が存在し、該車両にて前記投光器3からの直接光成分が遮られたときには、図8(b)に示すように前記受光器4は前記道路1の路面にて反射された反射光成分だけを受光する。従ってこのときの受光量Rfは
Rf=k(0+a・P)=k・P・a
となる。
車両検知装置による車両の検知は、基本的には前記受光器4での上述した受光量Re,Rfの差、即ち、
Re―Rf=k・P(1+a)―k・P・a=k・P
に基づいて設定された検出閾値Rthの下で前記受光器4による受光量Rを弁別することにより行われる。一般的には前記受光量差の(1/2)を前記検出閾値Rthとして前記受光器4での受光量Rを弁別することで車両の有無が検知される。
しかしながら前記道路1の路面での反射係数aは、路面状況によって大きく変化する。例えば降雨時には路面が濡れて光の反射係数aが高くなる。この為、前述した如く設定した検出閾値Rthの下で受光量Rを弁別した場合、天候の変化に伴う路面の反射係数aの変化に起因して車両の誤検知を招来する虞がある。特に前記反射係数aが高い場合には反射光成分が大きくなり、前記受光器4での受光量が増えるので、前記投光器3と前記受光器4との間に定常的に車両が存在しないものとして誤検出すると言う不具合が発生する。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、その目的は、天候の影響を受けて道路面の光の反射係数が変化する場合であっても、対向配置された投光器と受光器の間を通過する車両を確実に検知することのできる車両検知装置を提供することにある。
上述した目的を達成するべく本発明に係る車両検知装置は、基本的には所定光量の光を一方向に向けて投光する投光器と、車両が通過可能な所定の距離を隔てて前記投光器に対向配置されて該投光器から投光された光を受光する受光器と、この受光器による受光量を所定の検出閾値で弁別して前記投光器と前記受光器との間を遮る車両の存在を判定する車両判定手段とを備えて構成される。
特に本発明に係る車両検知装置は、
前記投光器の発光量を、少なくとも互いに異なる第1の発光量P1と第2の発光量P2とに選択的に切り替える発光量制御手段と、
前記第1の発光量P1および第2の発光量P2の選択的な切り替えに連動して前記車両が存在しないときの前記受光器での受光量を第1の受光量R1および第2の受光量R2としてそれぞれ計測する受光量計測手段と、
前記第1の受光量R1と前記第2の受光量R2とに従って前記投光器から投光された光に対する前記車両が通過する路面の反射率aを算出する反射率算出手段と、
算出された前記路面の反射率aと前記受光器による受光量Rとに基づいて前記検出閾値Rthを設定する閾値設定手段と
を具備したことを特徴としている。
好ましくは前記反射率算出手段は、前記第1の受光量R1と前記第2の受光量R2との差ΔRに基づいて前記路面の反射率aを算出するものである。具体的には前記反射率算出手段は、前記投光器と前記受光器との間の光の減衰係数をk、前記路面の反射率をaとして、前記第1の発光量P1で光を投光したときの前記第1の受光量R1を
R1=k(P1+a・P1)=k・P1(1+a)
として求めると共に、前記第2の発光量P2で光を投光したときの前記第2の受光量R2を
R2=k(P2+a・P2)=k・P2(1+a)
として求める。
そして前記第1の受光量R1と前記第2の受光量R2との受光量差ΔR
ΔR=R1−R2
=k(1+a)(P1―P2)
から、前記路面の反射率aを
a=ΔR/{k(P1−P2)}−1
として求めるように構成される。
また前記閾値設定手段は、好ましくは前記投光器と前記受光器との間に車両が存在しないときに検出される受光量を基準として求められる基準閾値に、前記投光器と前記受光器との間に車両が存在するときに検出される受光量に前記路面の反射率を乗じて求められる閾値補正値を加算して前記車両により変化する前記受光量に対する前記検出閾値を設定するように構成される。
具体的には前記閾値設定手段は、発光量Pの光に対する前記投光器と前記受光器との間の減衰係数をk、前記路面の反射率をaとして、前記投光器と前記受光器との間に車両が存在しないときに検出される受光量Re
Re=k・P+k・P・a=k・P(1+a)
と、前記投光器と前記受光器との間に車両が存在するときに検出される受光量Rf
Rf=k・P・a
との差
Re−Rf=k・P(1+a)−k・P・a=k・P
に基づいて前記基準閾値Rrefを、該受光量の差の中間値を規定する係数をmとして
Rref=m・k・P
として求める。
更に前記基準閾値Rrefに前記受光量Rfを閾値補正値として加えて前記検出閾値Rthを
Rth=Rref+Rf=m・k・P+k・P・a
として設定する。
ちなみに前記受光量の差の中間値を規定する係数mは、例えば(1/2)として設定される。
また前記発光量制御手段は、好ましくは前記投光器の発光量の選択制御を実行する周期Tを、前記検出閾値の設定時に求められる路面の反射率の変化に応じて変更する周期制御手段を備えて構成される。具体的には前記周期制御手段は、前記受光器による受光量が所定時間に亘って継続して低下したとき、前記投光器の発光量の選択制御を実行する周期Tを短くするように構成される。
更に前記発光量制御手段は、前記周期制御手段により管理された周期Tで前記投光器の発光量の選択制御を実行するに際して、前記投光器と前記受光器との間を車両が通過する時間よりも長い時間に亘って前記投光器の発光量を複数回繰り返し変更制御するように構成される。そして前記受光量計測手段は、好ましくは前記発光量制御手段の管理の下で発光量が選択制御された前記第1および第2の発光量P1,P2の光を複数回に亘って繰り返し受光し、車両の通過に伴って低下した受光量を計測対象から除外して前記投光器と前記受光器との間に車両が存在しないときの前記第1および第2の発光量P1,P2のそれぞれに対する平均的受光量を前記第1および第2の受光量R1,R2として求めるように構成される。
上記構成の車両検知装置によれば、投光器から投光された光に対する道路の路面での反射率を考慮して受光器での受光量を弁別する為の検出閾値を設定する。従って天候の影響を受けて、特に降雨によって前記路面での反射率が変化した場合であっても、前記受光量から車両の有無を正確に検知することができる。
また前記検出閾値の設定を周期的に行うので、例えば降雨によって路面の反射率が変化した場合でも、これに追従して前記検出閾値を更新することができる。特に検出閾値の更新処理時に求められる路面の反射率が、前回の検出閾値の更新処理時に求められた反射率と大きく異なる場合、その変化の状況に応じて検出閾値の設定周期を変更する。従って降雨時のように路面の反射率が時々刻々と変化するような場合には上記設定周期を短くし、逆に晴天時等のように路面の反射率が安定的な場合には前記設定周期を長く設定することができる。この結果、天候条件によって変化する路面の反射率の変化に速やかに追従して前記検出閾値を適切に設定することができる。従って車両の検知精度を十分に高めることができる。
更には前記道路の路面の反射率を算出する上で、車両通過時に検出される受光量を計測対象から除外し、複数回に亘って検出される受光量の平均値に基づいて前記反射率を求めるので、この点で車両の検知精度を高めることができる等の効果が奏せられる。従って気象条件が種々異なる幅広い地域の、例えばETCレーン等に設置するに際して実用上多大なる効果が奏せられる。
本発明の一実施形態に係る車両検知装置の概略構成図。 車両検知装置における検出閾値の更新処理の流れを示す図。 投光器の発光量を変化させたときの受光器での受光量を説明する為の図。 路面の反射率に対して設定される受光量の検出閾値の関係を示す図。 検出閾値の設定周期の制御例を示す図。 車両検知装置の一般的な設置例を示す図。 車両が通過する道路に対する投光器および受光器の設置形態と、その対向間隔を示す図。 車両の有無によって変化する受光量を説明する為の図。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態に係る車両検知装置について説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る車両検知装置の要部概略構成図で、10は投光器、20は前記投光器10に対峙させて設けられる受光器である。前記投光器10は、複数(例えば50個)の発光素子11を、その発光面を揃えて一列に並べると共に、各発光素子11の発光面の前面に集光レンズ12をそれぞれ設けた発光素子アレイ13を備える。この発光素子アレイ13の前記各発光素子11は、投光制御装置14の制御を受けてそれぞれ発光制御される。尚、図中15は前記各発光素子11を発光駆動する電源である。そして前記各発光素子11から発せられる光(赤外線)は、投光窓16を介して前記受光器20に向けて一方向に投光される。
ちなみに前記複数の発光素子11は前記投光制御装置14の下で時分割に発光駆動されることで、各発光素子11から投光される光の相互干渉が防がれる。これらの複数の発光素子11を時分割に発光駆動する1スキャン周期は、例えば10msである。また前記投光制御装置14は、後述するように前記投光器10の発光量、具体的には前記発光素子11の発光量Pを、少なくとも第1の発光量P1と第2の発光量P2の2段階に選択制御する発光量制御手段としての機能を備える。
即ち、前記発光量制御手段は、例えば10分程度の周期で前記受光器20から後述する発光制御信号を受けて起動され、前記発光素子11の発光量Pを前記第1の発光量P1と前記第2の発光量P2の2段階に選択的に切り替える。ちなみに前記第1の発光量P1での前記発光素子11の発光駆動と、前記第2の発光量P2での前記発光素子11の発光駆動とは1スキャン毎に交互に複数回に亘って繰り返される。この投光器10における発光量Pの選択制御の役割については後述する。
一方、前記投光器10に対峙させて設けられる前記受光器20は、複数(例えば50個)の受光センサ21を、その受光面を揃えて一列に並べると共に、各受光センサ21の受光面の前面に集光レンズ22をそれぞれ設けた受光センサアレイ23を備える。前記複数の受光センサ21は、受光窓24を介して入射する光を受光し、その受光量Rに応じたレベルの受光信号を制御装置25に出力する。
この制御装置25は、例えばCPU26を主体として構成され、主として前記受光センサ21による前記光(赤外線)の受光量Rから前記投光器10と前記受光器20との間を通過する車両を検知する役割を担う。ちなみに車両の検知は、前記受光センサ21の受光量Rを所定の検出閾値Rthで弁別することにより行われる。具体的には前記受光量Rが前記検出閾値Rthよりも低い場合、前記投光器10からの光が車両によって遮られたとして車両の検知が行われる。このようにして検知される車両の有無を示す車両検知信号は、出力回路27を介して図示しないETCレーンのゲート開閉制御装置等に出力される。また前記CPU26は、後述するように前記受光量Rの低下を検知し、前記出力回路27を介して前記投光器10に対して前記発光制御信号を出力する。
概略的には上述した如く構成された車両検知装置において本発明が特徴とするところは、前記CPU26の管理の下で前記投光制御装置14の動作を制御し、例えば10分の周期毎に前記投光器10から投光される光の発光量Pを、第1の発光量P1と第2の発光量P2に選択的に切り替え制御する点にある。この投光器10の発光量Pの選択的な切り替え制御は、前述した10msの1スキャン周期毎に前記発光素子11を第1の発光量P1および第2の発光量P2で交互に複数回に亘って発光駆動することにより実行される。具体的には前記発光素子11を第1の発光量P1で発光駆動した後、次の周期で前記発光素子11を第2の発光量P2で発光駆動する制御を繰り返し実行する。この結果、前記投光器10の発光量Pは、10ms毎に第1の発光量P1と第2の発光量P2に選択的に切り替えられる。
一方、前記受光器20においては、前記投光器10から投光される光の発光量Pの選択的な切り替えに連動して、前記第1の発光量P1での投光時における第1の受光量R1と前記第2の発光量P2での投光時における第2の受光量R2とをそれぞれ複数回に亘って個別に求める。この際、前記受光器20では繰り返し所定回数に亘って検出される前記第1の受光量R1および第2の受光量R2の中で、その受光量が一時的に大きく低下したものがあれば、これを計測対象から除外する。
即ち、第1および第2の発光量P1,P2で投光された光の前記受光センサ21による受光量の計測期間において、その受光量が大きく低下した場合、前記投光器10と前記受光器20との間を通過した車両により前記投光器10からの光が一時的に遮られたと判定し、そのときの受光量を計測対象から除外する。そして前記第1および第2の発光量P1,P2での光の投光時に受光し、計測対象として残されている受光量Rの平均値を求める等して前記第1および第2の発光量P1,P2に対する第1および第2の受光量R1,R2をそれぞれ求めるものとなっている。
前記受光器20のCPU26においては、このようにして計測される第1および第2の受光量R1,R2に基づいて、以下に説明するように車両検知時に前記受光量Rを弁別して車両の有無を判定する為の検出閾値Rthを設定する。そして前記CPU26は、上述した如く設定した検出閾値Rthを用いて前記受光量Rを弁別することで、前記投光器10と前記受光器20との間を通過する車両を検知する。
図2は、前記投光器10の発光量Pを第1の発光量P1と第2の発光量P2とに選択的に切り替えて実行される前記検出閾値Rthの設定処理手順の一例を示している。この処理は、概略的には先ず前記投光器10を第1の発光量P1で発光させて投光する<ステップS1>。そして前記投光器10と前記受光器20との間に車両が存在しないときに前記受光器20に到達する光を受光して第1の受光量R1を検出する<ステップS2>。次いで前記投光器10を第2の発光量P2で発光させて投光する<ステップS3>。そして同様に前記投光器10と前記受光器20との間に車両が存在しないときに前記受光器20に到達する光を受光して第2の受光量R2を検出する<ステップS4>。これらの第1および第2の受光量R1,R2の検出は、前述した1スキャン周期毎に複数回に亘って繰り返し実行される。
しかる後、前記第1の受光量R1と前記第2の受光量R2との受光量差ΔR(=R1−R2)を求める<ステップS5>。この受光量差ΔRに基づいて後述するように前記道路の路面における前記光の反射率aを算出する<ステップS6>。その上で、算出した路面の反射率aを考慮して前記検出閾値Rthを設定し<ステップS7>、この検出閾値Rthを用いて車両の検知処理を実行する<ステップS8>。
即ち、第1の発光量P1および第2の発光量P2で前記投光器10から選択的に投光される光は、前記投光器10と前記受光器20との間に車両が存在しないとき、図3に示すように前記投光器10からの直接光、および前記路面にて反射した反射光として前記受光器20に到達する。即ち、前記受光器20は、前記直接光と反射光とを加算した光を受光することになる。
従って前記投光器10と前記受光器20との間における光の減衰係数をk、前記路面の反射率をaとした場合、前記第1の発光量P1の光に対する前記受光器20での第1の受光量R1は、
R1=k(P1+a・P1)=k・P1(1+a) …(1)
となる。
また同様に前記第2の発光量P2の光に対する前記受光器20での第2の受光量R2は
R2=k(P2+a・P2)=k・P2(1+a) …(2)
となる。
また前記第1の発光量P1と前記第2の発光量P2との異なりに起因する前記第1の受光量R1と前記第2の受光量R2との受光量差ΔRは
ΔR=R1−R2=k(1+a)(P1―P2) …(3)
となる。前述したステップS5は、前記第1の受光量R1と前記第2の受光量R2に基づいて前記受光量差ΔRを算出する処理からなる。
ここで上述した如く受光量差ΔRを求める(3)式に着目すると、前記受光量差ΔRは、降雨等の天候条件によって変化する前記路面の反射率aに依存していると言える。尚、前記減衰係数kは、専ら、前記投光器10と前記受光器20との距離Wに依存し、車両検知装置の設置条件に応じて一義的に決定される。また前記第1および第2の発光量P1,P2は、予め固定的に定められるものである。従って前記路面の反射率aは前記(3)式に基づいて
a=ΔR/{k(P1−P2)}−1 …(4)
として算出することができる。前述したステップS6は、上記(4)式に基づいて前記受光量差ΔRから路面の反射率aを算出する処理を実行する。
一方、前記投光器10から発光量Pで光が投光されたときの前記受光器20での受光量Rは、図8を参照して説明したように前記投光器10と前記受光器20との間に遮蔽物としての車両が存在するか否かによって変化する。しかもその受光量Re,Rfは、路面により反射された反射光の大きさに応じて変化する。ちなみに上記反射光の大きさは、降雨の有無等の天候条件によって変化する前記路面の反射率aに依存する。従って車両の有無に応じた前記受光量Re,Rfは、例えば図4に示すように前記路面の反射率aに応じて変化する。
そこで本発明においては前記受光器20での受光量Rを弁別して車両の有無を検知する為の検出閾値Rthを、降雨等によって変化する路面の反射率aを考慮して設定している。ちなみに前記検出閾値Rthは、前記受光器20での受光量Rが、前記投光器10と前記受光器20との間に車両が存在しないときの受光量Reであるか、或いは前記投光器10と前記受光器20との間に車両が存在しているときの受光量Reであるかを弁別する為の設定値である。
具体的には車両の有無に応じて異なる受光量Re,Rfが、図4に示すように前記反射率aの変化に伴う反射光の大きさに依存することから、ここでは前記受光量Re,Rfの差の中間値を規定する係数をmとして基準閾値Rrefを
Rref=m・k・P …(5)
として求める。上記係数mは、例えば(1/2)として設定される。
また車両により直接光が遮られたときの前記受光器20における受光量Rfは、前述したように路面による反射光成分だけからなる。そしてこの反射光成分の大きさは、降雨等の天候条件によって変化している路面の反射率aに依存したものである。そこで路面の反射率aに依存して変化する前記受光量Rfを、前記基準閾値Rrefに対する閾値補正値として求める。そして前記ステップS7において前記反射率aに依存する前記閾値補正値(受光量Rf)を前記基準閾値Rrefに加えることで、前記検出閾値Rthを
Rth=Rref+Rf=m・k・P+k・P・a
=(1/2)k・P+k・P・a …(6)
として設定する。具体的には図4において破線で示すように、路面の反射率aに応じて前記検出閾値Rthを設定する。
このように本車両検知装置においては、上述した如くして路面の反射率aを算出し、この反射率aを考慮して前記受光器20による受光量Rに対する検出閾値Rthを設定して車両検知を行う。従って本車両検知装置によれば、降雨等の天候によって変化する路面状況、即ち、路面の反射率aの変化に拘わることなく、前記投光器10と前記受光器20との間を通過する車両を確実に検知することができる。しかも、例えば10分周期で前記検出閾値Rthを更新するので、急に雨が降り出して路面の反射率aが変化した場合においても、その路面状況に応じた検出閾値Rthを適切に設定することができる。従って簡易な構成の下で安定的に車両検知を行うことが可能となる。
ところで上述した検出閾値Rthの更新処理は、基本的には所定の周期T1、例えば10分毎に定期的に実行される。しかし降雨時においては、その降雨量にもよるが路面の状況が急激に変化することも多い。従ってこのような路面状況が目まぐるしく変化するような場合には、前記検出閾値Rthの更新処理の周期を短く設定することが好ましい。
図5は前述した検出閾値Rthの更新処理の周期を、該検出閾値Rthの更新処理時に求められる路面の反射率aに基づいて変更設定する為の処理手順の一例を示している。この処理は、前記検出閾値Rthの更新処理に付随して実行され、例えば当該検出閾値Rthの更新処理時に求められる路面の反射率aと、前回の更新処理時に求められた路面の反射率a'とを比較することにより実行される<ステップS11>。そして今回求められた反射率aと前回求められた反射率a'とが略等しい場合には、現在設定されている更新周期をそのまま維持する<ステップS12>。
これに対して今回求められた反射率aが、前回求められた反射率a'に比較して小さい場合には、先ず現在設定されている更新周期が最大周期であるか否かを判定する<ステップS13>。そして現在の更新周期が最大周期である場合には、その更新周期をそのまま維持する<ステップS12>。しかし現在の更新周期が最大周期でない場合には、現在設定されている更新周期を1段階長くする<ステップS14>。
一方、今回求められた反射率aが、前回求められた反射率a'に比較して大きい場合には、先ず現在設定されている更新周期が最小周期であるか否かを判定する<ステップS15>。そして現在の更新周期が最小周期である場合には、その更新周期をそのまま維持する<ステップS12>。しかし現在の更新周期が最小周期でない場合には、現在設定されている更新周期を1段階短くする<ステップS16>。
ちなみに検出閾値Rthの更新周期は、例えば5分、10分、および15分の3段階に設定される。そして降雨によって路面が濡れてその反射率aが高くなっているような場合には、降雨量によって路面の反射率aが時々刻々変化するので前記検出閾値Rthの更新周期を5分と短く設定する。また晴天時等において路面が乾き、その反射率aが安定的に低くなっているような場合には、前記検出閾値Rthの更新周期を15分と長く設定する。このようにして路面状況に応じて前記検出閾値Rthの更新周期を変化させることで、路面の反射率aの変化に追従させて前記検出閾値Rthを適切に設定することが可能となる。従って路面状況の変化に拘わることなく、精度良く車両検知を行うことが可能となる。
尚、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。例えば実施形態においては投光器10の発光量を第1の発光量P1と第2の発光量P2の2段階に切り替え制御したが、その発光量を3段階以上に切り替え制御しても良い。この場合、各発光量に対応する受光量間の受光量差をそれぞれ求めれば、前記路面の反射率aの算出精度を更に高めることが可能である。
また前記検出閾値Rthを設定する上での受光量の差の中間値を規定する係数mを(1/2)以外の値として設定することも勿論可能である。具体的には受光器20にて受光される迷光成分を考慮して前記係数mを、例えば(2/3)等として設定しても良い。更には前記投光器10に設けられる発光素子11の数とその配列ピッチ、また前記受光器20に設けられる受光センサ21の数とその配列ピッチ等については、車両検知の仕様に応じて定めれば良いものである。その他、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1 道路
3 投光器
4 受光器
5 赤外線
10 投光器
11 発光素子(赤外線LED)
12 集光レンズ
13 発光素子アレイ
14 投光制御装置
15 電源
16 投光窓
20 受光器
21 受光センサ
22 集光レンズ
23 受光センサアレイ
24 受光窓
25 制御装置
26 CPU
27 出力回路

Claims (10)

  1. 所定光量の光を一方向に向けて投光する投光器と、
    車両が通過可能な所定の距離を隔てて前記投光器に対向配置されて該投光器から投光された光を受光する受光器と、
    この受光器による受光量を所定の検出閾値で弁別して前記投光器と前記受光器との間を遮る車両の存在を判定する車両判定手段とを備えた車両検知装置であって、
    更に前記投光器の発光量を、少なくとも互いに異なる第1の発光量と第2の発光量とに選択的に切り替える発光量制御手段と、
    前記第1の発光量および第2の発光量の選択的な切り替えに連動して前記車両が存在しないときの前記受光器での受光量を第1の受光量および第2の受光量としてそれぞれ計測する受光量計測手段と、
    前記第1の受光量と前記第2の受光量とに従って前記投光器から投光された光に対する前記車両が通過する路面の反射率を算出する反射率算出手段と、
    算出された前記路面の反射率と前記受光器による受光量とに基づいて前記検出閾値を設定する閾値設定手段と
    を具備したことを特徴とする車両検知装置。
  2. 前記反射率算出手段は、前記第1の受光量と前記第2の受光量との差に基づいて前記路面の反射率を算出するものである請求項1に記載の車両検知装置。
  3. 前記反射率算出手段は、前記投光器と前記受光器との間の光の減衰係数をk、前記路面の反射率をaとして、前記第1の発光量P1で光を投光したときの前記第1の受光量R1を
    R1=k(P1+a・P1)=k・P1(1+a)
    として求めると共に、前記第2の発光量P2で光を投光したときの前記第2の受光量R2を
    R2=k(P2+a・P2)=k・P2(1+a)
    として求め、前記第1の受光量R1と前記第2の受光量R2との受光量差ΔR
    ΔR=R1−R2=k(1+a)(P1―P2)
    から、前記路面の反射率aを
    a=ΔR/{k(P1−P2)}−1
    として求めるものである請求項2に記載の車両検知装置。
  4. 前記閾値設定手段は、前記投光器と前記受光器との間に車両が存在しないときに検出される受光量を基準として求められる基準閾値に、前記投光器と前記受光器との間に車両が存在するときに検出される受光量に前記路面の反射率を乗じて求められる閾値補正値を加算して前記車両により変化する前記受光量に対する前記検出閾値を設定するものである請求項1に記載の車両検知装置。
  5. 前記閾値設定手段は、発光量Pの光に対する前記投光器と前記受光器との間の減衰係数をk、前記路面の反射率をaとして、前記投光器と前記受光器との間に車両が存在しないときに検出される受光量Re
    Re=k・P+k・P・a=k・P(1+a)
    と、前記投光器と前記受光器との間に車両が存在するときに検出される受光量Rf
    Rf=k・P・a
    との差
    Re−Rf=k・P(1+a)−k・P・a=k・P
    に基づいて前記基準閾値Rrefを、該受光量の差の中間値を規定する係数をmとして
    Rref=m・k・P
    として求め、前記受光量Rfを閾値補正値として前記検出閾値Rthを
    Rth=Rref+Rf=m・k・P+k・P・a
    として設定するものである請求項4に記載の車両検知装置。
  6. 前記受光量の差の中間値を規定する係数mは、(1/2)として設定される請求項5に記載の車両検知装置。
  7. 前記発光量制御手段は、前記投光器の発光量の選択制御を実行する周期Tを、前記検出閾値の設定時に求められる路面の反射率の変化に応じて変更する周期制御手段を備えている請求項1に記載の車両検知装置。
  8. 前記周期制御手段は、前記受光器による受光量が所定時間に亘って継続して低下したとき、前記発光量制御手段により前記投光器の発光量の選択制御を実行する周期Tを短くするものである請求項7に記載の車両検知装置。
  9. 前記発光量制御手段は、前記周期制御手段により管理された周期Tで前記投光器の発光量の選択制御を実行するに際して、前記投光器と前記受光器との間を車両が通過する時間よりも長い時間に亘って前記投光器の発光量を複数回繰り返し変更制御するものである請求項6に記載の車両検知装置。
  10. 前記受光量計測手段は、前記発光量制御手段の管理の下で発光量が選択制御された前記第1および第2の発光量P1,P2の光を複数回に亘って繰り返し受光し、車両の通過に伴って低下した受光量を計測対象から除外して前記投光器と前記受光器との間に車両が存在しないときの前記第1および第2の発光量P1,P2のそれぞれに対する平均的受光量を前記第1および第2の受光量R1,R2として求めるものである請求項1に記載の車両検知装置。
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