JP2015124871A - 軸受装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スクイズフィルムダンパ機能を有する軸受装置において、簡易かつ低コスト化な手段で回転軸を浮上しやすくし、回転軸に対する振動減衰効果を高める。
【解決手段】タービンロータ軸20の周囲に潤滑油wが充填された軸受室csが形成されている。軸受室csにタービンロータ軸20を囲む浮動ブッシュ32Aが介在し、スクイズフィルムダンパ機能を付与している。軸受ハウジング13に形成された凹部34と、浮動ブッシュ32Aに突設され凹部34の内部を摺動する凸部36とで回り止め規制装置33を構成している。浮動ブッシュ32Aの外周面は、鉛直方向で浮動ブッシュ32Aの頂部を含む上側領域h1と、浮動ブッシュ32Aの底部を含む下側領域h2からなり、上側領域h1及び下側領域h2は相互に異なる形状を有している。
【選択図】図3

Description

本発明は、スクイズフィルムダンパを形成した浮動リングの浮き上がりを助長し、回転軸系の安定支持を可能にした軸受装置に関する。
最近の過給機などのターボ機械においては、大容量化及び高速化が要求され、大容量化及び高速化されるに伴って、回転軸系は不安定振動を起こしやすくなっている。その対策としてティルティングパッド軸受を用いることが有効であるが、反面高コストとなる。
そこで、スクイズフィルムダンパ機能を有する軸受を用いることで、不安定振動を抑えつつ低コスト化及びコンパクト化が図られている。この軸受装置は、回転軸の周囲に潤滑油が充填された軸受室を形成し、軸受室に浮動ブッシュを配置し、回転軸と浮動ブッシュとの間に潤滑油を介在させて、回転軸系の振動抑制を可能にするものである。
特許文献1にはスクイズフィルムダンパ機能を有する軸受装置が開示されている。また特許文献2には、回転軸を囲む軸受室に潤滑油を充填し、回転軸の周囲に浮動ブッシュを設けた軸受装置が開示されている。また、特許文献3には、回転軸と軸受ハウジングとの間に円筒形状のフローティングメタルを介在させた軸受装置が開示されている。
小型の排気タービン過給機では、回転軸の回転数が数十万rpmにも達するため、浮動ブッシュやフローティングメタルを回転させて、回転しない軸受ハウジングと回転軸との相対速度差を緩和させている。一方、舶用排気タービン過給機のように、大型の回転機械は、回転軸が小型過給機ほど高速回転しないため、浮動ブッシュやフローティングメタルに回転止めを設けて、これら部材の回転による振動や騒音の発生を抑制している。
特許文献1及び特許文献3には、軸受ハウジングと浮動ブッシュやフローティングメタルとの間に回り止めピンを架け渡してこれらの回転を止める手段が開示されている。さらに、特許文献1には、浮動ブッシュと非回転部位間にセンタリングばねを架設し、浮動ブッシュを軸受ハウジングと同心位置に保持する手段が開示されている。
また、特許文献4には、軸受室を形成する軸受ハウジングの内面を波形曲面などの曲面形状にして軸受ハウジングの自励振動を抑える手段が開示されている。
特開平05−044722号公報 特開2002−213450号公報 特開2002−070570号公報 特開平11−336744号公報
センタリングばねを設けていない場合、回転機械の停止中、回転軸及び浮動ブッシュは軸受室内で下方に下降している。軸が回転するとそれにつられて潤滑油が広い空間から狭い隙間に引きずり込まれ、油膜圧力が発生し、軸保持圧力が高まる。これをくさび効果と言い、その空間をくさび空間と言う。回転機械の起動後、回転軸と浮動ブッシュ間及び浮動ブッシュと軸受ハウジング内面間に形成されるくさび空間に潤滑油が入り込み、くさび空間に油膜圧が発生することで、回転軸及び浮動ブッシュは軸受室の中心位置に上昇する。回転軸及び浮動ブッシュはある程度浮上し、これら部材間に潤滑油が介在しないと、振動減衰効果が得られない。
一方、前述のセンタリングばねなどを用いた浮動ブッシュの下降防止手段は、構造の簡素化及び低コスト化に反する。
特許文献1及び3に開示された回り止めピンは、浮動ブッシュの頂部に鉛直方向に配置されているため、浮動ブッシュや回転軸の鉛直方向の動きを許容する。しかし、回転軸に付加される潤滑油圧は必ずしも回転軸に対し垂直方向に作用するわけではない。前記回り止めピンは浮動ブッシュや回転軸の鉛直方向から傾斜方向への動きを許容しないため、回転軸に鉛直方向に対して傾斜した方向へ潤滑油圧が作用したとき、浮動ブッシュや回転軸はスムーズに浮上しない。そのため、始動時又は低回転時に回転軸に対して振動減衰効果が良好に発揮されないという問題がある。
本発明は、かかる従来技術の課題に鑑み、スクイズフィルムダンパ機能を有する回転軸系の軸受装置において、簡易かつ低コスト化な手段で回転軸を浮上しやすくすることで、回転軸に対する振動減衰効果を高めることを目的とする。
本発明の一実施態様に係る軸受装置は、潤滑油が充填される軸受室を含む軸受ハウジングと、軸受室内に配置される浮動ブッシュと、浮動ブッシュ内に少なくとも一部が配置される回転軸と、浮動ブッシュ及び軸受ハウジングのうち一方に設けられた凸部と、浮動ブッシュ及び軸受ハウジングのうち他方に設けられ、凸部を一の方向に往復可能に受け入れる凹部とを有している。
前記構成により、浮動ブッシュの回転が抑制されつつ、回転軸はスクイズフィルムダンパ機能を有する浮動ブッシュによって支持され、回転軸に対して振動減衰効果が発揮される。
さらに、浮動ブッシュの外面及び軸受ハウジングの内面の各々は、浮動ブッシュの鉛直方向にて浮動ブッシュの頂部を含む上側領域と浮動ブッシュの底部を含む下側領域からなり、浮動ブッシュの外面及び軸受ハウジングの内面のうち少なくとも一方の上側領域及び下側領域は、少なくとも一部において相互に異なる形状を有している。
このように上側領域及び下側領域で異なる形状としたので、2つの領域間で潤滑油を介して軸受ハウジングから浮動ブッシュに加わる力に差を付けることができる。そのため、回転軸の少なくとも一部に作用する重力を減殺する力(以下「減殺力」という。)が軸受ハウジングの内面から潤滑油を介して浮動ブッシュに作用する。
これによって、回転軸の始動時又は低回転時に、浮動ブッシュが素早く浮上できるそのため、回転軸系に対する振動減衰効果が速やかに発揮され、回転軸系を安定支持できる。また、これを簡易かつ低コストに達成できる。
また、本発明の一実施態様は、前記一の方向は、鉛直方向に対し傾斜しており、上側領域及び下側領域の各々は、浮動ブッシュの周方向にて前記凸部の位置と該凸部の位置と反対の位置との間に位置するものである。
これによって、回転軸に対し鉛直方向から傾斜した方向にくさび空間の潤滑油圧が付加されても、該潤滑油圧の作用方向と前記凸部の移動方向を合わせることができるので、回転軸を容易に浮上させることができる。
また、浮動ブッシュに作用する前記減殺力によって、凸部を基点として浮動ブッシュを浮上させるモーメントが作用するので、回転軸と共に浮動ブッシュの浮上がさらに容易になる。
本発明の一実施態様は、浮動ブッシュの外面は、上側領域の少なくとも一部に凹凸部を有するものである。
凹凸部を形成したことで、浮動ブッシュの外面の上側領域に潤滑油を介して軸受ハウジングの内面から作用する力が相対的に低減され、簡単な構成で浮動ブッシュを速やかに浮上させることができる。
本発明の一実施態様は、軸受ハウジングの内面は、横断面視において上側領域を形成する上部円弧と、下側領域を形成する下部円弧とを含み、上部円弧の曲率半径は、下部円弧の曲率半径よりも大としたものである。
下部円弧の曲率半径を小さくしたことで、浮動ブッシュの外面の上側領域に潤滑油を介して軸受ハウジングの内面から作用する力が相対的に低減され、簡単な構成で浮動ブッシュを速やかに浮上させることができる。
本発明の一実施態様は、前記凸部は浮動ブッシュに設けられた回り止めピンからなり、前記凹部は、軸受ハウジングに設けられたガイド溝からなり、前記ガイド溝は、鉛直方向に対し傾斜して延びているものである。
これによって、前記凸部及び前記凹部の構成を簡易かつ低コスト化できると共に、回転軸に鉛直方向から傾斜した方向に潤滑油圧が付加されても、回り止めピンをガイド溝に沿って移動させることで、回転軸をスムーズに浮上させることができる。
本発明の一実施態様において、前記ガイド溝は、鉛直方向に対し回転軸の回転方向とは反対方向に傾斜して延びており、あるいは鉛直方向に対し回転軸の回転方向と同一方向に傾斜して延びている。
本発明の一実施態様は、回転軸の少なくとも一部及び浮動ブッシュは、回転軸の少なくとも一部と浮動ブッシュとの間に形成されるくさび空間に存する潤滑油により回転軸の少なくとも一部にスクイズ力が作用するように構成され、ガイド溝はスクイズ力が作用する方向に沿って延在するように配置されている。
これによって、回転軸に作用するスクイズ力の作用方向とガイド溝の配置方向とが一致しているので、回転軸及び浮動ブッシュの浮上がスムーズに行われる。
本発明の一実施態様は、前記構成に加えて、浮動ブッシュの外面及び軸受ハウジングの内面のうち少なくとも一方の形状は、回転軸の少なくとも一部に前記減殺力が浮動ブッシュに作用するように形成されている。
これによって、回転軸の浮上を早めることができると共に、前記減殺力が浮動ブッシュに作用するので、始動時又は低回転時に、回転軸に対する振動減衰効果が速やかに発揮され、回転軸系を安定支持できる。
本発明の一実施態様は、浮動ブッシュの内面は、横断面視にて複数の円弧を含んだ構成とすることができる。これによって、複数の円弧の境界にスクイズ力を発生させる潤滑油の圧力分布の端部を形成できる。そのため、回転軸に作用するスクイズ力を回転軸に対して所望の方向へ作用させることができる。従って、ガイド溝の配置を配置しやすい所望の位置に選定できる。
本発明の一実施態様は、浮動ブッシュの内面は、横断面視にて曲率中心位置が相対的に異なる複数の円弧を含んでいる。これによって、複数の円弧の境界に潤滑油の圧力分布の端部を形成できるので、潤滑油圧によって発生し回転軸に作用するスクイズ力を所望の方向へ作用させることができる。そのため、スクイズ力に相対する位置に配置されるガイド溝を配置しやすい所望の位置に選定できる。
本発明の一実施態様は、浮動ブッシュの内面は、曲率中心位置が相対的に異なる2つの半円筒と、該2つの半円筒の端をつなぐ少なくとも1つの段差面とを含んでいる。これによって、前記段差面に潤滑油の圧力分布の端部を形成できため、回転軸に作用するスクイズ力を所望の方向へ作用させ、ガイド溝の配置を配置しやすい所望の位置に選定できる。
本発明の一実施態様は、前記複数の円弧は、相互に等しい長さを有している。これによって、回転軸に作用するスクイズ力を所望の方向へ作用させ、ガイド溝の配置を配置しやすい所望の位置に選定できる。
本発明の一実施態様によれば、簡易かつ低コストな手段で、回転軸系の始動時又は低回転時に軸受室内で回転軸及び浮動ブッシュの浮上が容易となるので、回転軸系に対する振動減衰効果を高め、回転軸系を安定支持することができる。
本発明の軸受装置を適用した排気タービン過給機の縦断面図である。 図1の一部拡大断面図である。 本発明の第1実施形態に係る軸受装置の横断面図である。 本発明の第2実施形態に係る軸受装置の横断面図である。 本発明の第3実施形態に係る軸受装置の横断面図である。 本発明の第4実施形態に係る軸受装置の横断面図である。
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではない。
(実施形態1)
次に、本発明の第1実施形態に係る軸受装置を図1〜図3に基づいて説明する。図1は本実施形態の軸受装置が設けられた舶用等の排気タービン過給機を示している。図1において、排気タービン過給機10は、タービンハウジング11と、アルミニウム合金からなるコンプレッサハウジング12と、軸受ハウジング13とで構成されている。符号11aは排気ガスeの出口通路、符号11bは排気ガスeの入口通路、符号15は軸流型のタービン翼、符号16はタービン翼15の入口に設けられたタービンノズルである。このタービンノズル16で静圧膨張された軸方向の排気ガス流により、タービン翼15が回転駆動されるようになっている。
コンプレッサハウジング12の内部に、コンプレッサ羽根車17及びディフューザ18が収容されている。コンプレッサハウジング12内には、空気入口(作動流体入口)12aが形成されており、この空気入口12aからコンプレッサ羽根車17に空気aが供給されるようになっている。そして、コンプレッサ羽根車17で加圧(圧縮)された空気aはディフューザ18及び出口スクロール19を通り、舶用等の大型ディーゼル機関(不図示)に供給される。
なお、図1中、符号20は、ディスク21を備え、2個の本発明のラジアル軸受装置30Aで支持されたタービンロータ軸、符号22は軸方向のスラストを受圧するスラスト軸受、符号14は排気タービン過給機10の回転軸である。
このような構成の排気タービン過給機10の作動時において、大型ディーゼル機関からの排気ガスeは、入口通路11bを通り、タービンノズル16で静圧膨張された軸方向の排気ガス流によりタービン翼15が回転駆動される。そして、タービン翼15を駆動した排気ガスeは、出口通路11aから外部へ排出される。
タービン翼15の回転は、タービンロータ軸20を介してコンプレッサ羽根車17を回転させ、空気入口12aから空気aを吸入する。吸入された空気aはコンプレッサ羽根車17で加圧され、ディフューザ18及び出口スクロール19を通り、大型ディーゼル機関に供給される。
また、コンプレッサ羽根車17の底面(大径側の端面)外周部と対向するコンプレッサハウジング12に、板厚方向に貫通する少なくとも1つの噴出穴23が形成されている。この噴出穴23には冷却空気供給管24の一端が接続されている。
図2に示すように、軸受ハウジング13の内面は真円形状を有し、回転軸14の一部を形成したタービンロータ軸20を囲むように軸受室csが形成されている。軸受ハウジング13には潤滑油路26が形成され、潤滑油路26は軸受室csに連通している。潤滑油供給源(不図示)から潤滑油路26を介して軸受室csに潤滑油が供給され、軸受室csは潤滑油で満たされている。
本実施形態に係る軸受装置30Aは、軸受室csでタービンロータ軸20を囲むように配置された円筒形状の浮動ブッシュ32Aと、軸受ハウジング13の上部領域に形成されたガイド溝34と、浮動ブッシュ32Aの一端面から浮動ブッシュ32Aの軸方向へ突設された円筒形状の回り止めピン36とで構成されている。軸受ハウジング13にはガイド溝34が形成され、回り止めピン36はガイド溝34に挿入されている。ガイド溝34及び回り止めピン36で回り止め規制装置33を構成している。浮動ブッシュ32Aの内周面は真円形状を有している。
なお、ガイド溝34に代えて、ガイド孔を形成するようにしてもよい。ガイド孔は浮動ブッシュ32Aに形成してもよく、この場合、回り止めピン36は軸受ハウジング13に設けてもよい。
図3に示すように、軸受室csは潤滑油oで満たされ、ガイド溝34は、軸受ハウジング13からタービンロータ軸20に向けて配置され、回り止めピン32はガイド溝34の内部を摺動可能なようにガイド溝34に遊嵌されている。図中、矢印bは回転軸14の回転方向を示し、X軸は水平方向を示し、Y軸は垂直方向を示している。ガイド溝34は、理解しやすいように模式的に図示されている。
タービンロータ軸20が矢印b方向へ回転すると、タービンロータ軸20と浮動ブッシュ32Aとの間に形成された三角形状のくさび空間wsに介在する潤滑油膜のくさび効果によって圧力分布Pが形成される。図中、矢印F1は、圧力分布Pによってタービンロータ軸20が潤滑油膜から受けるスクイズ力を示している。
ガイド溝34は鉛直方向に対し傾斜した一の方向に沿って延びている。より詳しくは、ガイド溝34は、浮動ブッシュ32Aの周方向にてくさび効果によるスクイズ力F1が作用する位置とは反対側の位置に配置され、かつスクイズ力F1が作用する方向に沿って配置されている。図中、F2は浮動ブッシュ32Aが潤滑油膜から受ける力である。
かかる構成において、排気タービン過給機10の運転開始と共に、タービンロータ軸20はスクイズ力F1を受け、スクイズ力F1が作用する方向へ浮上する。また、浮動ブッシュ32Aも軸受ハウジング13の内面から力F2に対する反力として潤滑油を介して受ける力によってタービンロータ軸20と同一方向へ浮上する。
好ましくは、ガイド溝34の周方向位置はくさび効果によって最大のスクイズ力F1が発生する位置と180°反対に設定される。
タービンロータ軸20にはスクイズ力F1と重力Gとが付加される。即ち、回転軸14には、スクイズ力F1と重力Gとの合力Frが付加されることになる。
一方、浮動ブッシュ32Aは、周囲の軸受ハウジング13の内面から潤滑油を介して力を受けている。浮動ブッシュ32Aの外周面が真円形状であるならば、浮動ブッシュ32Aは軸受ハウジング13から周方向に均等な力を受ける。
これに対し、図3に示すように、ガイド溝34の配置位置を境にして、浮動ブッシュ32Aを夫々鉛直方向頂点を含む上部円弧h1及び下部円弧h2の2つの領域に区分けし、上部円弧h1に属する浮動ブッシュ32Aの外周面には、浮動ブッシュ32Aの軸方向に夫々配置された複数の凹溝38が所定間隔で形成されている。上部円弧h1は上側領域を形成し、下部円弧h2は下側領域を形成する。凹溝38は浮動ブッシュ32Aの外周面に凹凸部を形成している。
本実施形態によれば、上部円弧h1で浮動ブッシュ32Aが軸受ハウジング13から潤滑油膜を介して付加される力F3は、下部円弧h2で浮動ブッシュ32Dが軸受ハウジング13から潤滑油膜を介して受ける力F4より小さくなる。そのため、タービンロータ軸20に作用する重力を減殺する減殺力が軸受ハウジング13の内面から潤滑油oを介して浮動ブッシュ32Aに作用する。従って、排気タービン過給機10の始動時又は回転軸14の低回転時に、浮動ブッシュ32Aが素早く浮上できるそのため、回転軸系に対する振動減衰効果が速やかに発揮され、回転軸系を安定支持できる。また、これを簡易かつ低コストに達成できる。
また、くさび空間wsに介在する潤滑油膜によりタービンロータ軸20が受けるスクイズ力F1と相対する位置にガイド溝34が設けられ、かつスクイズ力F1に沿う方向にガイド溝34が配置されているので、浮動ブッシュ32Aは、タービンロータ軸20の浮上と共に、タービンロータ軸20と同一方向へ容易に浮上できる。
また、浮動ブッシュ32Aに対して、スクイズ力F1に加えて、さらに回り止めピン36を基点としたモーメントMが付加される。モーメントMは、浮動ブッシュ32Aを浮上させる方向へ作用するモーメントであると共に、ガイド溝34を摺動できる回り止めピン36を基点としているため、ガイド溝34によって妨げられることがないモーメントである。
モーメントMにより、軸受ハウジング13の内部で浮動ブッシュ32Aを一層浮上させやすくすることができる。そのため、排気タービン過給機10の始動時又は回転軸14の低回転時に、回転軸系に対する振動減衰効果が急速に高まるので、不安定振動の発生を効果的に防止できる。また、これを簡易かつ低コストな構成で実現できる。
なお、力F4−力F3>合力Frとなるようにすれば、浮動ブッシュ32Dをさらに浮上させやすくすることができる。
また、浮動ブッシュ32Aの外周面に、凹溝38の代わりに、浮動ブッシュ32Aの周方向に配置された凹溝、又はディンプル(凹部)、バンプ(凸部)を設けるようにしてもよい。
(実施形態2)
次に、本発明の第2実施形態に係る軸受装置を図4に基づいて説明する。本実施形態の軸受装置30Bでは、浮動ブッシュ32Bの内周面及び外周面は真円形状を有し、かつ浮動ブッシュ32Bは均等な厚さを有している。軸受ハウジング13の内面は、ガイド溝34の配置位置を境にして、夫々上部円弧h3及び下部円弧h4に区分けし、上部円弧h3の内径を下部円弧h4の内径より大きくしている。上部円弧h3及び下部円弧h4の境界は平坦な段差面39a及び39bが形成されている。上部円弧h3は上側領域を形成し、下部円弧h4は下側領域を形成する。その他の構成は前記第1実施形態と同一である。
前記構成により、タービンロータ軸20に加わるスクイズ力F1は第1実施形態の場合と同一の方向に作用するので、ガイド溝34は第1実施形態と軸受ハウジング13の同一位置及び同一向きに設けられている。
また、前記構成により、軸受ハウジング13の上部円弧h3から浮動ブッシュ32Bに付加される力F3を、下部円弧h4から浮動ブッシュ32Bに付加される力F4より小さくすることができる。
そのため、前記第1実施形態と同様に、タービンロータ軸20を浮上させる方向へ作用するスクイズ力F1に加えて、浮動ブッシュ32Bを浮上させるモーメントMが発生するため、排気タービン過給機10の始動時又は回転軸14の低回転時に、回転軸14及び浮動ブッシュ32Bを容易に浮上させることができる。そのため、回転軸系に対する振動減衰効果を高め、回転軸系を安定支持できる。
なお、好ましくは、力F4−力F3>合力Frとなるようにすれば、浮動ブッシュ32Bをさらに浮上させやすくすることができる。
(実施形態3)
次に、本発明の第3実施形態に係る軸受装置を図5に基づいて説明する。本実施形態に係る浮動ブッシュ32Cの外周面は、前記第1実施形態と同様に、ガイド溝34の配置位置を境にして、浮動ブッシュ32Cを夫々鉛直方向頂点を含む上部円弧h1及び下部円弧h2の2つの領域に区分けしている。そして、上部円弧h1に属する浮動ブッシュ32Aの外周面には、浮動ブッシュ32Aの軸方向に配置された複数の凹溝38が所定間隔で形成されている。凹溝38は浮動ブッシュ32Aの外周面に凹凸部を形成している。
そのため、上部円弧h1で浮動ブッシュ32Cが軸受ハウジング13から潤滑油膜を介して付加される力F3は、下部円弧h2で浮動ブッシュ32Cが軸受ハウジング13から潤滑油膜を介して受ける力F4より小さくなる。従って、浮動ブッシュ32Cには、回り止めピン36を基点としたモーメントMが付加される。モーメントMは浮動ブッシュ32Cを浮上させる方向へ作用するモーメントであると共に、ガイド溝34を摺動できる回り止めピン36を基点としているため、ガイド溝34によって妨げられることがないモーメントである。
また、浮動ブッシュ32Cの内面形状を真円形としたときの該真円形の内径より大きな曲率半径を有する3個の円弧40a、40b及び40cで形成されている。各円弧は夫々交点B、C及びDで交わり、曲率中心が異なっており、ルーローの三角形をなしている。
本実施形態では、タービンロータ軸20と浮動ブッシュ32Cとの間に形成されるくさび空間wsの潤滑油膜の圧力分布Pの始端は、交点Dと一致する。そのため、図5に示すように、スクイズ力F1は右上方向きにタービンロータ軸20に作用する。従って、ガイド溝34はスクイズ力F1と相対する位置(軸受ハウジング13の右上方領域)に設けられ、かつガイド溝34はスクイズ力F1に沿う方向に配置されている。
このように、浮動ブッシュ32Cの内面形状を形成することで、ガイド溝34をジャーナル部上方のガイド溝の形成が容易な設定された位置に配置できる。そのため、ガイド溝34の形成が容易になると共に、ガイド溝34をタービンロータ軸20の上方位置に配置できるので、浮動ブッシュ32Cの浮上が容易になる。
本実施形態によれば、タービンロータ軸20を浮上させる方向へ作用するスクイズ力F1に加えて、浮動ブッシュ32Cを浮上させるモーメントMが発生するので、排気タービン過給機10の始動時又は回転軸14の低回転時に、回転軸14及び浮動ブッシュ32Cを急速に浮上させることができる。そのため、回転軸系に対する振動減衰効果を高め、不安定振動の発生を効果的に防止しつつ回転軸系を安定支持できる。
なお、好ましくは、力F4−力F3>合力Frとなるようにすれば、浮動ブッシュ32Aをさらに浮上させやすくすることができる。
(実施形態4)
次に、本発明の第4実施形態に係る軸受装置を図6に基づいて説明する。本実施形態に係る軸受装置30Dでは、前記第2実施形態と同様に、軸受ハウジング13の内面は、ガイド溝34の配置位置を境にして、夫々上部円弧h3及び下部円弧h4に区分けし、上部円弧h3の内径を下部円弧h4の内径より大きくしている。上部円弧h3及び下部円弧h4の境界は平坦な段差面39a及び39bが形成されている。この構成により、軸受ハウジング13の上部円弧h3から浮動ブッシュ32Aに付加される力F3を、下部円弧h4から浮動ブッシュ32Dに付加される力F4より小さくすることができる。
また、浮動ブッシュ32Dの内面形状は、軸受ハウジング内面の上半分の半周領域を形成する半円弧42a及び下半分の半周領域を形成する半円弧42bで形成されている。半円弧42a及び42bは互いにタービンロータ軸20の半径方向(X軸方向)へずれた位置にあり、両者の境界は平坦な段差面44a及び44bで接続されている。浮動ブッシュ32Dの外周面は真円形状を有している。
図6に示すように、本実施形態では、タービンロータ軸20と浮動ブッシュ32Dとの間に形成される潤滑油膜による圧力分布Pの始端は段差面44bに形成される。そのため、スクイズ力F1は左上方向きにタービンロータ軸20に作用する。従って、ガイド溝34はスクイズ力F1と相対する位置(軸受ハウジング13の左上方領域)に設けられ、かつスクイズ力F1に沿う方向に配置されている。
本実施形態によれば、浮動ブッシュ32Dの内面形状を前記形状に形成することで、スクイズ力F1が作用する方向を所望方向へ向けることができ、ガイド溝34をジャーナル部上方のガイド溝の形成が容易な設定された位置に配置できる。そのため、ガイド溝34の形成が容易になると共に、ガイド溝34をタービンロータ軸20の上方位置に配置できるので、浮動ブッシュ32Dが浮上しやすくなる。また、圧力分布Pの端部の圧力を段差面40bのX軸方向寸法だけ大きくできる。そのため、分圧力分布Pの全体の圧力値を大きくでき、スクイズ力F1を大きくできる。
また、浮動ブッシュ32Dを浮上させるモーメントMが発生するので、軸受ハウジング13の内部で浮動ブッシュ32Dを一層浮上させやすくすることができる。従って、スクイズ力F1及びモーメントMの相乗効果で、排気タービン過給機10の始動時又は回転軸14の低回転時に、回転軸系に対する振動減衰効果を高め、回転軸系を安定支持できる。
なお、好ましくは、力F4−力F3>合力Frとなるようにすれば、浮動ブッシュ32Aをさらに浮上させやすくすることができる。
本発明は、上述した実施形態に限定されることなく、上述した実施形態に変更を加えた形態や、これらの形態を適宜組み合わせた形態も含む。例えば、上述した実施形態ではガイド溝が鉛直方向に対し傾斜しているが、鉛直方向に沿って延びていてもよい。つまり、軸受ハウジングの内面又は浮動ブッシュの外面の上側領域と下側領域とが少なくとも一部において相違する形成を有していればよい。
本発明によれば、スクイズフィルムダンパ機能を有する回転軸において、浮動ブッシュを浮上しやすくし、回転軸系に対する振動減衰効果を高めた簡易かつ低コスト化な軸受装置を実現できる。
10 排気タービン過給機
11 タービンハウジング
11a 出口通路
11b 入口通路
12 コンプレッサハウジング
12a 空気入口
13 軸受ハウジング
14 回転軸
15 タービン翼
16 タービンノズル
17 コンプレッサ羽根車
18 ディフューザ
19 出口スクロール
20 タービンロータ軸
21 ディスク
22 スラスト軸受
23 噴出穴
24 冷却空気供給管
26 潤滑油路
30A、30B、30C、30D 軸受装置
32A、32B、32C、32D 浮動ブッシュ
33 回り止め規制装置
34 ガイド溝(凹部)
36 回り止めピン(凸部)
38 凹溝
39a、39b、44a、44b 段差面
40a、40b、40c 円弧
42a、42b 半円弧
B、C、D 交点
G 重力
Fr 合力
M モーメント
a 空気
cs 密閉空間
e 排気ガス
h1、h3 上部円弧(上側領域)
h2、h4 下部円弧(下側領域)
ws くさび空間

Claims (11)

  1. 潤滑油が充填される軸受室を含む軸受ハウジングと、
    前記軸受室内に配置される浮動ブッシュと、
    前記浮動ブッシュ内に少なくとも一部が配置される回転軸と、
    前記浮動ブッシュ及び前記軸受ハウジングのうち一方に設けられた凸部と、
    前記浮動ブッシュ及び前記軸受ハウジングのうち他方に設けられ、前記凸部を一の方向に往復可能に受け入れる凹部とを有し、
    前記浮動ブッシュの外面及び前記軸受ハウジングの内面の各々は、前記浮動ブッシュの鉛直方向にて前記浮動ブッシュの頂部を含む上側領域と前記浮動ブッシュの底部を含む下側領域からなり、
    前記浮動ブッシュの外面及び前記軸受ハウジングの内面のうち、少なくとも一方の前記上側領域及び前記下側領域は、少なくとも一部で相互に異なる形状を有する軸受装置。
  2. 前記一の方向は、鉛直方向に対し傾斜しており、
    前記上側領域及び前記下側領域の各々は、前記浮動ブッシュの周方向にて前記凸部の位置と該凸部の位置と反対の位置との間に位置するものである請求項1に記載の軸受装置。
  3. 前記浮動ブッシュの外面は、前記上側領域の少なくとも一部に凹凸部を有する請求項1又は2に記載の軸受装置。
  4. 前記軸受ハウジングの内面は、横断面視において前記上側領域を形成する上部円弧と、前記下側領域を形成する下部円弧とを含み、
    前記上部円弧の曲率半径は、前記下部円弧の曲率半径よりも大である請求項1又は2に記載の軸受装置。
  5. 前記凸部は、前記浮動ブッシュに設けられた回り止めピンからなり、
    前記凹部は、前記軸受ハウジングに設けられたガイド溝からなり、
    前記ガイド溝は、鉛直方向に対し傾斜して延びている請求項1乃至4の何れか1項に記載の軸受装置。
  6. 前記回転軸の少なくとも一部及び前記浮動ブッシュは、前記回転軸の少なくとも一部と前記浮動ブッシュとの間に形成されるくさび空間に存する潤滑油により前記回転軸の少なくとも一部にスクイズ力が作用するように構成され、
    前記ガイド溝は、前記スクイズ力が作用する方向に沿って延在するように配置されていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の軸受装置。
  7. 前記浮動ブッシュの外面及び前記軸受ハウジングの内面のうち少なくとも一方の形状は、前記回転軸の少なくとも一部に作用する重力と前記スクイズ力との合力を減殺する力が前記軸受ハウジングの内面から前記浮動ブッシュに作用するように形成されている請求項6に記載の軸受装置。
  8. 前記浮動ブッシュの内面は、横断面視にて複数の円弧を含む請求項1乃至7の何れか1項に記載の軸受装置。
  9. 前記浮動ブッシュの内面は、横断面視にて曲率中心位置が相対的に異なる複数の円弧を含むことを特徴とする請求項8に記載の軸受装置。
  10. 前記浮動ブッシュの内面は、曲率中心位置が相対的に異なる2つの半円筒と、該2つの半円筒の端をつなぐ少なくとも1つの段差面とを含む請求項9に記載の軸受装置。
  11. 前記複数の円弧は、相互に等しい長さを有する請求項8乃至10に記載の軸受装置。
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