JP2015124070A - ホース送出し装置 - Google Patents
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Abstract
Description
まず、作業者等がエンジン4を始動した際(初期状態)には、ホース10はホースリール7に整列状態で巻取られている。また、リミットスイッチ66はオフ状態となっている。また、この初期状態では、メイントランスミッション27の出力軸20、21における巻取り電磁クラッチ50や送出し電磁クラッチ51はオフ状態(空転状態)となっており、エンジン4の駆動力はホースリール7や送出しローラ49には伝達されない。また、電磁ブレーキ52がオン状態となっており、ホースリール7は静止状態に維持される。なお、この初期状態では、エンジン4の駆動力はメイントランスミッション27を介してタイヤへ伝達され、機体フレーム6の走行クラッチレバー6aを操作することによって、作業者等は動力噴霧装置1を所望の位置に走行させて移動させることができる。また、動噴切換えスイッチ15がオン状態となっている場合には、エンジン4の駆動力がポンプ5に伝達され、作業者等は、ホース10の先端に取り付けられたノズル(不図示)から薬液等を噴霧することができる。
また、ホースリール7からホース10を引き出すべく、作業者等がホース10を引張ると、その引張力によってホース10が収容されたホースガイド70がコイルバネ75、76の付勢力(引張り力)に抗してガイドベース60に対して傾動する。ホースガイド70がガイドベース60に対して所定の角度以上傾動すると、リミットスイッチ66のスイッチレバーに対する押圧棒72の押し下げ力が低下し、リミットスイッチ(検知部)66はオン状態となり、そのオン信号が制御装置11aに送信される。制御装置11aは、リミットスイッチ66のオン信号を受信する(すなわち、検知部によってホースに引張力が付与されたことを検知する)と、メイントランスミッション27の出力軸21における巻取り電磁クラッチ50及び電磁ブレーキ52を所定時間(数秒程度)だけオフ状態(空転状態)とすると共に、出力軸20における送出し電磁クラッチ51を所定時間だけオン状態(接続状態)とする。これにより、エンジン4の駆動力が所定時間だけ送出し軸48に伝達され、送出し軸48、ひいては送出しローラ49がホース送出し方向に回転駆動され、送出しローラ49からホース10に送出し力が付与されてホース10がホースリール7から所定時間(所定量)だけ繰出される。このようなホースの送出し機構を、本明細書では検知式送出し機構という。
ホースリール7からホース10を繰出した後、ホースリール7へホース10を巻取るべく、作業者等が、操作盤11に設けられたホース送出し・巻取りスイッチ(操作部)16を巻取り側(下方)に倒したり、送信機11Aに設けられたホース巻取りボタン(操作部)16bAを押圧すると、ホース10の巻取りに関するホース巻取り信号が制御装置11aに送信される。通常、ホース10を巻取る場合には、作業者等は動力噴霧装置1の本機から離れた位置にいるため、送信機11Aのホース巻取りボタン16bAの操作によってホース巻取り信号を前記制御装置11aに送信する。
作業者等が動作モード切換えスイッチ14を中段のアシストオフモードにセットすると、制御装置11aは、そのアシストオフモードで上記した操作式送出し機構、検知式送出し機構、操作式巻取り機構の動作状態を制御する。
作業者等が動作モード切換えスイッチ14を下段のフルアシストモードにセットすると、制御装置11aは、そのフルアシストモードで上記した操作式送出し機構、検知式送出し機構、操作式巻取り機構の動作状態を制御する。
作業者等が動作モード切換えスイッチ14を上段のセミアシストモードにセットすると、制御装置11aは、そのセミアシストモードで上記した操作式送出し機構、検知式送出し機構、操作式巻取り機構の動作状態を制御する。
2 後輪
3 前輪
4 エンジン
5 ポンプ
6 機体フレーム
6a 走行クラッチレバー
7 ホースリール
8 配列巻装置
9 機体カバー
10 ホース
11 操作盤
11a 制御装置(制御部)
12 主電源スイッチ
13 始動スイッチ
14 動作モード切換えスイッチ(動作モード切換え部)
15 動噴切換えスイッチ
16 ホース巻取り・送出しスイッチ(操作部)
19 ホース送出し装置
20、21 メイントランスミッションの出力軸
22 エンジンの出力軸
23 ホースリールの回転軸
24〜26、29〜31 ベルト
27 メイントランスミッション
28 走行用トランスミッション
43 押圧ローラ
44 前方支持軸
45 後方支持軸
46 スライダ
47 整列巻取り軸
48 送出し軸
49 送出しローラ
50 巻取り電磁クラッチ
51 送出し電磁クラッチ
52 電磁ブレーキ
53 動噴電磁クラッチ
60 ガイドベース
61 ベースプレート
62 ガイドパイプ
63、64 支持プレート
65 回転防止プレート
66 リミットスイッチ(検知部)
70 ホースガイド
71 ヒンジ軸
72 押圧棒
73、74 支持プレート
75、76 コイルバネ
77〜82 第1〜第6ガイドローラ
83 耳部
84 係合爪
Claims (6)
- ホースリールから繰出されるホースを通して水、その他の液体を噴霧する液体散布装置に用いられるホース送出し装置であって、
前記ホース送出し装置は、前記ホースリールから前記ホースを送出すためのホース送出し信号及び前記ホースリールへ前記ホースを巻取るためのホース巻取り信号を送信する操作部と、前記ホースリールから繰出された前記ホースに引張力が付与されたことを検知する検知部と、前記操作部から前記ホース送出し信号が送信された際に前記ホースリールから前記ホースを送出す操作式送出し機構と、前記検知部により前記ホースに引張力が付与されたことを検知した際に前記ホースリールから前記ホースを所定時間継続して送出す検知式送出し機構と、前記操作部から送信される前記ホース送出し信号及び前記ホース巻取り信号と前記検知部による検知結果とに基づいて前記操作式送出し機構と前記検知式送出し機構との動作状態を制御する制御部と、前記動作状態を複数の動作モードで切換えるための動作モード切換え部と、を備え、
前記制御部は、前記動作モード切換え部により所定の動作モードが選択された場合に、前記操作部から前記ホース巻取り信号を受信してから前記ホース送出し信号を受信するまで前記検知式送出し機構による前記ホースの送出しを禁止し、前記ホース送出し信号を受信すると前記検知式送出し機構による前記ホースの送出しを許可することを特徴とするホース送出し装置。 - 前記検知部は、前記ホースリールから繰出された前記ホースを案内するホースガイドが所定の角度以上傾動した際に前記ホースに引張力が付与されたことを検知することを特徴とする請求項1に記載のホース送出し装置。
- 前記操作部は携帯型の送信機に設けられ、該送信機を介して前記検知式送出し機構における前記所定時間を設定するようになっていることを特徴とする請求項1又は2に記載のホース送出し装置。
- 前記複数の動作モードは、前記操作式送出し機構のみにより前記ホースを送出すアシストオフモードと、前記操作式送出し機構及び前記検知式送出し機構により前記ホースを送出すフルアシストモードと、前記操作式送出し機構及び前記検知式送出し機構により前記ホースを送出すと共に、前記操作部から前記ホース巻取り信号を受信してから前記ホース送出し信号を受信するまで前記検知式送出し機構による前記ホースの送出しを禁止し、前記ホース送出し信号を受信すると前記検知式送出し機構による前記ホースの送出しを許可するセミアシストモードと、を有することを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載のホース送出し装置。
- 前記動作モード切換え部は、前記液体散布装置の本機と携帯型の送信機の少なくとも一方に設けられていることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載のホース送出し装置。
- ホースリールから繰出されるホースを通して水、その他の液体を噴霧する液体散布装置に用いられるホース送出し装置であって、
前記ホース送出し装置は、前記ホースリールから前記ホースを送出すためのホース送出し信号及び前記ホースリールへ前記ホースを巻取るためのホース巻取り信号を送信する操作部と、前記ホースリールから繰出された前記ホースに引張力が付与されたことを検知する検知部と、前記操作部から前記ホース送出し信号が送信された際に前記ホースリールから前記ホースを送出す操作式送出し機構と、前記検知部により前記ホースに引張力が付与されたことを検知した際に前記ホースリールから前記ホースを所定時間継続して送出す検知式送出し機構と、前記操作部から前記ホース巻取り信号が送信された際に前記ホースリールへ前記ホースを巻取る操作式巻取り機構と、前記操作部から送信される前記ホース送出し信号及び前記ホース巻取り信号と前記検知部による検知結果とに基づいて前記操作式送出し機構と前記検知式送出し機構と前記操作式巻取り機構との動作状態を制御する制御部と、前記動作状態を複数の動作モードで切換えるための動作モード切換え部と、を備え、
前記複数の動作モードは、
前記操作式送出し機構のみにより前記ホースを送出し、前記操作式巻取り機構により前記ホースを巻取るアシストオフモードと、
前記操作式送出し機構及び前記検知式送出し機構により前記ホースを送出し、前記操作式巻取り機構により前記ホースを巻取るフルアシストモードと、
前記操作式送出し機構及び前記検知式送出し機構により前記ホースを送出し、前記操作式巻取り機構により前記ホースを巻取ると共に、前記操作部から前記ホース巻取り信号を受信してから前記ホース送出し信号を受信するまで前記検知式送出し機構による前記ホースの送出しを禁止し、前記ホース送出し信号を受信すると前記検知式送出し機構による前記ホースの送出しを許可するセミアシストモードと、を有することを特徴とするホース送出し装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013271563A JP6227403B2 (ja) | 2013-12-27 | 2013-12-27 | ホース送出し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013271563A JP6227403B2 (ja) | 2013-12-27 | 2013-12-27 | ホース送出し装置 |
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KR20220037111A (ko) * | 2020-09-17 | 2022-03-24 | 주식회사 불스 | 무선트레버스를 적용한 농업용 호스릴 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10297821A (ja) * | 1997-04-28 | 1998-11-10 | Arimitsu Kogyo Kk | ホース巻取装置 |
JP2004330105A (ja) * | 2003-05-08 | 2004-11-25 | Kioritz Corp | 繰り出し装置 |
JP2005067796A (ja) * | 2003-08-22 | 2005-03-17 | Maruyama Mfg Co Ltd | ホース送出し装置 |
-
2013
- 2013-12-27 JP JP2013271563A patent/JP6227403B2/ja active Active
Patent Citations (3)
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JP2005067796A (ja) * | 2003-08-22 | 2005-03-17 | Maruyama Mfg Co Ltd | ホース送出し装置 |
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KR20220037111A (ko) * | 2020-09-17 | 2022-03-24 | 주식회사 불스 | 무선트레버스를 적용한 농업용 호스릴 |
KR102512266B1 (ko) * | 2020-09-17 | 2023-03-21 | 주식회사 불스 | 무선트레버스를 적용한 농업용 호스릴 |
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