JP2015122626A - 光通信モジュール - Google Patents
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Abstract
【課題】光通信モジュールに設けられた温度センサで検知した温度に基づいて駆動電流を制御する場合に比較して、より適切に発光素子の発光状態を制御することができる光通信モジュールを提供する。【解決手段】入力信号に基づく駆動電流に応じて信号光を出力する発光素子4を有し、発光素子4の低発光状態又は非発光状態と高発光状態とを二値的に変化させる光通信モジュール1であって、駆動電流を発光素子4に供給する駆動回路2と、入力信号の信号周波数を含む高周波帯域の周波数成分を減衰させて出力するフィルタ回路3とを備え、駆動回路2は、フィルタ回路3の出力電圧に基づいて発光素子4の光強度が変化するように駆動電流を制御する光通信モジュール1を提供する。【選択図】図1
Description
本発明は、発光素子を駆動する駆動電流を制御することにより、発光素子の発光状態を制御する光通信モジュールに関する。
従来、発光素子の温度によって変動する発光素子の光出力を安定させるため、光通信モジュール内の温度センサにて検出した周囲温度(周囲の雰囲気温度)に基づいて発光素子を駆動するための駆動電流を制御する光通信モジュールが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の光通信モジュール(信号伝送装置)では、駆動電流を発光素子に供給する素子駆動部と、素子駆動部から供給される駆動電流によって駆動される発光素子と、周囲温度に基づいて温度変化に伴う発光素子の光強度の変動を低減する温度補償部とを有している。
温度補償部は、発光素子の光強度を一定にするために必要な電流を示す温度電流特性を生成し、この温度電流特性と温度センサで検知した周囲温度とに基づいて発光素子に供給する駆動電流を決定することで、発光素子の光出力の安定化を可能にしている。
しかし、特許文献1に記載の光通信モジュールでは、温度センサは装置内に設けられた発光素子以外の構成部材の発熱に伴う温度変化も検知するため、必ずしも発光素子の温度を正確に把握できない場合がある。また、発光素子で発生した熱が温度センサ近傍まで伝熱し、温度センサが検知するまでの時間遅れが生じる。その結果、温度センサが検知する温度と発光素子の温度とに差が生じることがあり、発光素子の発光状態を適切に制御することができない場合がある。
そこで、本発明の目的は、光通信モジュールに設けられた温度センサで検知した温度に基づいて駆動電流を制御する場合に比較して、より適切に発光素子の発光状態を制御することができる光通信モジュールを提供することにある。
本発明は、上記課題を解決することを目的として、入力信号に基づく駆動電流に応じて信号光を出力する発光素子を有し、前記発光素子の低発光状態又は非発光状態と高発光状態とを二値的に変化させる光通信モジュールであって、前記駆動電流を前記発光素子に供給する駆動回路と、前記入力信号の信号周波数を含む高周波帯域の周波数成分を減衰させて出力するフィルタ回路とを備え、前記駆動回路は、前記フィルタ回路の出力電圧に基づいて、前記発光素子の前記高発光状態における光強度が変化するように前記駆動電流を制御する光通信モジュールを提供する。
本発明によれば、光通信モジュールに設けられた温度センサで検知した温度に基づいて駆動電流を制御する場合に比較して、より適切に発光素子の発光状態を制御することができる。
[第1の実施の形態]
(光通信モジュールの全体構成)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る光通信モジュール1の構成を示すブロック図である。
(光通信モジュールの全体構成)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る光通信モジュール1の構成を示すブロック図である。
光通信モジュール1は、入力信号に基づく駆動電流に応じて信号光を出力する発光素子4と、駆動電流を発光素子4に供給する駆動回路2と、所定の信号周波数の入力信号を入力するための入力端子5と、入力信号の信号周波数を含む高周波帯域の周波数成分を減衰させて出力するフィルタ回路としてのLPF(Low Pass Filter;低周波通過フィルタ)3と、発光素子4の信号光が入射する光ファイバ7とを備える。入力信号の信号速度(信号周波数)は、例えば、10Gbit/s〜25Gbit/sである。
入力端子5は、正入力信号が入力される正入力端子51と正入力信号を反転した反転入力信号が入力される反転入力端子52とで構成される。正入力端子51及び反転入力端子52は、駆動回路2に接続され、駆動回路2には正入力信号と反転入力信号とからなる差動信号が入力される。また、正入力端子51に入力される正入力信号は、入力端子5と駆動回路2とを接続する信号線に設けられた節点61を分岐点にして、LPF3へも伝達される。
入力信号は、正入力信号の電圧が反転入力信号の電圧より高い場合に「1」を示し、この場合に発光素子4は高発光状態になる。また、入力信号は、正入力信号の電圧が反転入力信号の電圧より低い場合に「0」を示し、この場合に発光素子4は低発光状態となる。なお、入力信号が「0」を示す場合に、発光素子4が非発光状態となるようにしてもよい。
LPF3は、図2に例示するように、入力電極Vinと出力電極Voutとの間に設けられた抵抗器Rと、抵抗器Rの出力側と基準電位との間に接続されたコンデンサCとで構成されている。LPF3のカットオフ周波数は、例えば入力信号の基本波の周波数の1/100以下に設定されている。
駆動回路2は、LPF3から出力される電圧に基づいて駆動電流の指令値を演算する制御部21と、制御部21で演算された指令値に基づいて駆動電流を発光素子4に供給する駆動部22とを有して構成されている。駆動回路2による駆動電流の制御方法の詳細については後述する。
制御部21は、例えば、CPUと、記憶素子と、A/D変換器とを備え、A/D変換器がLPF3からのアナログ信号をデジタル信号に変換し、このデジタル信号(LPF3の出力電圧値)に基づいてCPUが記憶素子に記憶されたプログラムに従って動作し、駆動部22へ駆動電流を制御する制御信号を出力する。
駆動部22は、入力端子5からの入力信号と、制御部21から出力される制御信号とに応じて発光素子4に駆動電流を供給する。より具体的には、駆動部22は、入力信号が「1」の場合は発光素子4を高発光状態にする駆動電流を出力し、入力信号が「0」の場合は発光素子4を低発光状態にする駆動電流を出力する。また、駆動部22は、制御部21から出力される制御信号に基づいて発光素子4を高発光状態にする際の駆動電流を調節する。
発光素子4は、駆動部22から供給された駆動電流に応じた信号光を出力する。この発光素子4には、例えば、レーザダイオードやVCSEL(Vertical Cavity Surface Emitting Laser)といった半導体発光素子を用いることができる。そして、発光素子4の信号光は、光通信モジュール1の外部へ引き出されている光ファイバ7を介して光通信モジュール1の通信相手となる図略の受信装置へ伝搬する。
このように、光通信モジュール1は、発光素子4の低発光状態又は非発光状態と高発光状態とを二値的に変化させることにより、入力信号に応じた光信号を出力する。
次に、本実施の形態に係る光通信モジュール1による駆動電流の制御方法についてさらに具体的に説明する。
駆動回路2は、LPF3の出力電圧に基づいて、発光素子4の高発光状態における光強度が変化するように駆動電流を制御する。本実施の形態では、駆動回路2の制御部21が、LPF3の出力電圧が発光素子4の高発光状態の頻度の増大を示す場合に、駆動電流を下げるように駆動部22に制御信号を出力する。
図3(a)は、LPF3に入力される信号波形の一例を示し、図3(b)は、LPF3の出力側における電圧波形を示し、図3(c)は発光素子の駆動電流の波形の例を示す。
LPF3に入力される信号は、パルス状に変化する電圧信号であり、入力信号が「1」を示す場合に電圧が高く、入力信号が「0」を示す場合に電圧が低くなる。また、LPF3に入力される信号の波形は、図3(a)に示す例では、「0」が連続する期間Lと、「0」と「1」とが交互に切り替わる期間Mとを経て、「1」が連続する期間Hに至る。
LPF3の出力電圧は、図3(b)に示すように、期間LではLPF3に入力された信号の電圧が低いときの電圧と同じ一定の電圧となり、期間HではLPF3に入力された信号の電圧が高いときの電圧と同じ一定の電圧となり、期間Mでは、LPF3による減衰効果により期間LにおけるLPF3の出力電圧と期間HにおけるLPF3の出力電圧との間の中間にあたる所定の範囲の電圧となる。発光素子4の温度は高発光状態において上昇し、高発光状態でない場合には、熱の拡散によって下降する。発光素子4の高発光状態が連続することにより発光素子4の高発光状態の頻度が増大する期間Hでは、発光に伴う発熱によって発光素子4の温度が急激に上昇する。発光素子4の温度が上昇すると、発光効率が低下し、光強度の低下によって通信が不安定になるおそれがある。
制御部21は、上記のように得られたLPF3からの出力電圧値と予め設定された所定の基準電圧を示す閾値V1の値とを比較演算して、LPF3の出力電圧値が閾値V1の値よりも大きい場合(LPF3の出力電圧≧閾値V1の場合)は駆動電流を小さくするように制御信号を駆動部22へ出力する。ここで、閾値V1は、期間MにおけるLPF3の出力電圧よりも高く、期間Hにおける最大電圧よりも低くなるように設定される。
そして、駆動部22は、制御部21からの制御信号に基づいて発光素子4へ供給する駆動電流を下げる。すなわち、駆動回路2は、図3(c)に示すように、LPF3の出力電圧が発光素子4の温度上昇を示す閾値V1よりも大きくなったとき、すなわちLPF3の出力電圧によって想定される発光素子4の温度の上昇が懸念される場合に、高発光状態における駆動電流を通常状態よりも低減した電流低減状態とする(図3(c)Δd)。そして、LPF3の出力電圧が閾値V1よりも小さくなったときに、この電流低減状態を解除する。つまり、閾値V1は、所定期間内における高発光状態の発生割合(デューティー比)が高くなり、発光効率の低下によって光強度が低下し得る場合のLPF3の出力電圧に対応して設定されている。
このように、駆動回路2は、発光素子4の温度上昇を抑制すべく、発光素子4の高発光状態における駆動電流を低減する。駆動電流を低減することで、高発光状態における光強度は低下するが、本実施の形態では、発光効率の低下によって光強度が極端に低下することを未然に防止すべく、光強度の低下に優先して、発光素子4の温度上昇を抑制するために駆動電流を低減する。
この処理は、具体的には制御部21に内蔵されたマイコンが予め記憶されたプログラムを実行することにより行われる。このプログラムは、LPF3の出力電圧と閾値V1との比較に基づいて、LPF3の出力電圧が閾値V1よりも大きくなったときに、駆動電流を所定の値Δdだけ小さくするように構築されている。制御部21は、このプログラムに基づいて、駆動回路2を制御する。
(第1の実施の形態の作用及び効果)
以上説明した実施の形態によれば、光通信モジュール1が入力信号の電圧に基づいて高発光状態の光強度を低下するように駆動電流を制御するので、温度センサが検知した温度に基づいて制御する場合に比較して、より適切に光出力の制御をすることができる。すなわち、温度センサが検知した温度に基づいて駆動電流を制御した場合は、必ずしも発光素子4の温度を正確に把握できないことがあるため、発光素子4の高発光状態が連続する入力信号が入力されると、発光素子4の温度上昇に起因して駆動電流に応じた光出力が得られない場合あるが、本実施の形態によれば、このような状態を未然に防止することができる。
以上説明した実施の形態によれば、光通信モジュール1が入力信号の電圧に基づいて高発光状態の光強度を低下するように駆動電流を制御するので、温度センサが検知した温度に基づいて制御する場合に比較して、より適切に光出力の制御をすることができる。すなわち、温度センサが検知した温度に基づいて駆動電流を制御した場合は、必ずしも発光素子4の温度を正確に把握できないことがあるため、発光素子4の高発光状態が連続する入力信号が入力されると、発光素子4の温度上昇に起因して駆動電流に応じた光出力が得られない場合あるが、本実施の形態によれば、このような状態を未然に防止することができる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態の変形例に係る光通信モジュール1について図4及び図5を参照して説明する。
次に、本発明の第2の実施の形態の変形例に係る光通信モジュール1について図4及び図5を参照して説明する。
図4は、第2の実施の形態に係る光通信モジュール1の構成例を示すブロック図である。なお、図4において、第1の実施の形態について説明したものと共通する機能を有する構成要素については、同一の又は対応する符号及び名称を付してその説明を省略する。
第1の実施の形態では、正入力端子51から入力された信号がLPF3に入力されていたが、本実施の形態では、図4に示すように、駆動部22で入力信号の正入力信号が反転された信号がLPF3に入力される。より具体的には、駆動部22は、図略のオペアンプを有しており、このオペアンプの反転出力端子がLPF3の入力側に接続されている。
図5(a)は、第1の実施の形態について図3(a)を参照して説明したものと同じ入力信号が入力端子5に入力された場合におけるLPF3に入力される信号波形の一例を示し、図5(b)は、LPF3の出力側における電圧波形を示し、図5(c)は発光素子の駆動電流の波形の例を示す。
本実施の形態では、LPF3に入力される信号波形は、図5(a)に示すように、駆動部22による入力信号の反転出力により、図3(a)において説明した第1の実施の形態におけるLPF3に入力された信号が反転した信号波形となる。
LPF3の出力電圧は、期間LではLPF3に入力される信号の電圧が高いときの電圧と同じ一定の電圧となり、期間HではLPF3に入力された信号の電圧が低いときの電圧と同じ一定の電圧となる。
したがって、第2の実施の形態における閾値V2は、期間Hにおける最小電圧よりも高く、期間Mにおける電圧よりも小さくなるように設定される。
そして、制御部21は、LPF3の出力電圧値が閾値V2の値よりも小さい場合に、駆動電流を下げるように制御信号を駆動部22に出力する。これにより、駆動回路2は、図5(c)に示すように、LPF3の出力電圧と閾値V2との比較に基づいて、発光素子4の温度上昇が懸念される場合(LPF3の出力電圧≦閾値V2である場合)に、発光素子4の高発光状態における光強度が低下するように駆動電流を制御する(図5(c)Δd)。
本実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の作用及び効果を得ることができる。また、入力信号に影響を与えることなく、制御部21に入力信号(正入力信号)の高周波帯域の周波数成分を減衰させた信号を供給することができる。
[第3の実施の形態]
次に、第3の実施の形態に係る光通信モジュール1について図6を参照して説明する。
次に、第3の実施の形態に係る光通信モジュール1について図6を参照して説明する。
本実施の形態に係る光通信モジュールは、その回路構成が第1の実施の形態について図1を参照して説明した光通信モジュール1の回路構成と同様である。
第1の実施の形態では、駆動回路2は、LPF3の出力電圧と閾値V1との比較に基づいて、発光素子4の温度上昇を抑制したいときに、高発光状態における駆動電流を低減していたが、本実施の形態では、駆動回路2は、LPF3の出力電圧と閾値V3との比較に基づいて、発光素子4の過熱による発光素子4の光出力の低下を抑制したいときに、高発光状態における駆動電流を増大させる。このように駆動電流を増大させることで、発光素子4の温度は一時的にさらに高くなり得るが、本実施の形態では、光強度を維持することを優先して上記の処理を行う。つまり、本実施の形態では、駆動回路2が発光素子4の高発光状態の頻度の増大による発光素子4の過熱によって発光素子4の光強度の低下が懸念される場合に、高発光状態における駆動電流を増大させる。
この処理は、具体的には制御部21に内蔵されたマイコンが予め記憶されたプログラムを実行することにより行われる。このプログラムは、LPF3の出力電圧と閾値V2との比較に基づいて、LPF3の出力電圧が閾値V2よりも大きいときに、駆動電流を所定の値Δiだけ大きくするように構築されている。制御部21は、このプログラムに基づいて、駆動回路2を制御する。
図6(a)は、第3の実施の形態に係るLPF3に入力される信号波形の一例であり、図6(b)は、LPFの出力側の電圧波形であり、図6(c)は、発光素子の駆動電流の波形の例を示す。本実施の形態では、高発光状態が連続する期間Hにおいては、発光に伴う発熱によって発光素子4は過熱状態となっている。
本実施の形態では、駆動回路2は、図6(c)に示すように、LPF3の出力電圧が閾値V3よりも大きくなったときに、駆動電流を通常状態よりも増大した電流増加状態とする。そして、LPF3の出力電圧が閾値V3よりも小さくなったときに、この電流増加状態を解除する。ここで、閾値V3は、発光素子4の過熱により発光素子4の光強度の低下が発生する場合のLPF3の出力電圧に対応して設定されている。なお、第2の実施の形態のように入力信号の正入力信号が反転された信号がLPF3に入力される回路構成(図4参照)において、駆動回路2が、LPF3の出力電圧が所定の閾値よりも低い場合に高発光状態における駆動電流が増大するように制御してもよい(図6(c)Δi)。
このように、駆動回路2は、LPF3の出力電圧と閾値V3との比較に基づいて、発光素子4の過熱による発光素子4の光強度の低下が懸念されるとき、発光素子4の光強度を高めるべく、発光素子4の高発光状態における駆動電流を増大する。
本実施の形態によれば、光通信モジュール1が、LPF3の出力電圧と閾値V3との比較に基づいて、発光素子4の光強度の低下が懸念されるときに、駆動電流を増大するように制御するので、温度センサで検知した温度に基づいて駆動電流を制御する場合に比較して、発光素子4の光出力をより安定化することができる。すなわち、温度センサを用いる場合は、発光素子4が過熱してその熱が温度センサで検知されるまでは駆動電流が増大されず、この間は発光効率の低下により光強度が低下した状態となるが、本実施の形態によれば、このような状況下においても、入力信号に基づいて駆動電流を増大するように制御するため、発光強度の低下を補い、高発光状態における発光素子4の光強度の低下を抑制することができる。
以上、本発明の各実施の形態を説明したが、上記に記載した実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
例えば、これまで説明した実施の形態においては、設定した閾値は一つだけであったが、これを複数設定してもよい。つまり、閾値を期間Lにおける電圧よりも大きく、期間Mの平均電圧よりも小さく設定することで、期間Mにおける発光状態の光強度を変化させるように駆動電流を制御してもよい。
1…光通信モジュール、2…駆動回路、3…LPF、4…発光素子、5…入力端子、7…光ファイバ、21…制御部、22…駆動部、51…正入力端子、52…反転入力端子、61…節点
Claims (4)
- 入力信号に基づく駆動電流に応じて信号光を出力する発光素子を有し、前記発光素子の低発光状態又は非発光状態と高発光状態とを二値的に変化させる光通信モジュールであって、
前記駆動電流を前記発光素子に供給する駆動回路と、
前記入力信号の信号周波数を含む高周波帯域の周波数成分を減衰させて出力するフィルタ回路とを備え、
前記駆動回路は、前記フィルタ回路の出力電圧に基づいて、前記発光素子の前記高発光状態における光強度が変化するように前記駆動電流を制御する、
光通信モジュール。 - 前記駆動回路は、前記フィルタ回路の出力電圧が前記高発光状態の頻度の増大を示す場合に、前記高発光状態における光強度が変化するように前記駆動電流を制御する、
請求項1に記載の光通信モジュール。 - 前記駆動回路は、前記フィルタ回路の出力電圧が前記高発光状態の頻度の増大による前記発光素子の温度上昇が懸念される場合に、前記発光素子の温度上昇を抑制すべく、前記発光素子の前記高発光状態における前記駆動電流を低減する、
請求項2に記載の光通信モジュール。 - 前記駆動回路は、前記フィルタ回路の出力電圧が前記高発光状態の頻度の増大による前記発光素子の過熱によって前記発光素子の光強度の低下が懸念される場合に、前記発光素子の光強度を高めるべく、前記発光素子の前記高発光状態における前記駆動電流を増大する、
請求項2に記載の光通信モジュール。
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