JP2015121745A - 定着装置、シート部材及び画像形成装置 - Google Patents

定着装置、シート部材及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】簡易な構成を用いて定着ベルトの摺動負荷を確実に軽減させる。
【解決手段】本発明に係る定着装置は、回転可能に設けられる定着ベルト21と、定着ベルト21に圧接して定着ニップ32を形成し、回転可能に設けられる加圧部材22と、定着ベルト21を加圧部材22側に向かって押圧する押圧部材25と、定着ベルト21と押圧部材25の間に介装されるシート部材26と、を備え、シート部材26は、定着ベルト21に一方の面65を接触させる本体部63と、本体部63に内設され、毛細管現象によって潤滑剤を保持する潤滑剤保持部64と、を備え、シート部材26には、少なくとも本体部63の一方の面65から潤滑剤保持部64まで貫通する貫通孔69が形成されていることを特徴とする。
【選択図】図5

Description

本発明は、トナー像を記録媒体に定着させる定着装置と、この定着装置に設けられるシート部材と、上記の定着装置や上記のシート部材を備えた画像形成装置に関する。
従来、プリンターや複写機などの電子写真方式の画像形成装置は、用紙などの記録媒体の表面にトナー像を形成した後、定着装置によって記録媒体とトナー像を加熱及び加圧することにより、トナー像を記録媒体に定着させている。
近年、省電力化やウォームアップ時間の短縮に対する要求が高まる中、定着装置の低熱容量化が盛んに検討されている。定着装置の低熱容量化を実現するための具体的な方式としては、例えば、「摺動ベルト方式」が存在する。摺動ベルト方式の定着装置は、可撓性を有する定着ベルトと、定着ベルトに圧接して定着ニップを形成する加圧部材と、定着ベルトを加圧部材側に向かって押圧する押圧部材と、を備えている。そして、加圧部材に接続された駆動源によって加圧部材を回転させることで、加圧部材の回転に従動して定着ベルトを回転させ、定着ベルトを押圧部材に対して摺動させるのが通常である。
このような摺動ベルト方式の定着装置において、定着ベルトの摺動負荷(定着ベルトを押圧部材に対して摺動させるのに必要な負荷)が上昇すると、加圧部材と定着ベルトの間でスリップが発生して、JAM(用紙詰まり)や画像不良につながる恐れがある。そこで、定着ベルトの摺動負荷を軽減させるために、押圧部材よりも摩擦係数の低い耐熱性のシート部材を定着ベルトと押圧部材の間に配置する構成が知られている。また、定着ベルトと押圧部材の間に潤滑剤を塗布する構成が知られている。また、特許文献1及び2には、シート部材(特許文献1の「摺動部材40」、特許文献2の「摺動シート4」参照)に凹部を設け、この凹部によって潤滑剤を保持する構成が開示されている。
特開2001−042670号公報 特開2008−164686号公報
しかしながら、特許文献1及び2のようにシート部材の凹部によって潤滑剤を保持するだけでは、定着ベルトとシート部材の間に潤滑剤を効率的に供給することは困難である。そのため、定着ベルトの摺動負荷を軽減させることができない恐れがある。
また、特許文献1及び2のようにシート部材の凹部によって潤滑剤を保持する構成を採用すると、シート部材の摩耗に伴って凹部の容積が減った場合に、凹部に十分な量の潤滑剤を保持できなくなる恐れがある。これに伴って、定着ベルトとシート部材の間に供給される潤滑剤の量も減ってしまい、定着ベルトの摺動負荷を軽減させることができない恐れがある。
そこで、本発明は上記事情を考慮し、簡易な構成を用いて定着ベルトの摺動負荷を確実に軽減させることを目的とする。
本発明の定着装置は、回転可能に設けられる定着ベルトと、前記定着ベルトに圧接して定着ニップを形成し、回転可能に設けられる加圧部材と、前記定着ベルトを前記加圧部材側に向かって押圧する押圧部材と、前記定着ベルトと前記押圧部材の間に介装されるシート部材と、を備え、前記シート部材は、前記定着ベルトの内周面に一方の面を接触させる本体部と、前記本体部に内設され、毛細管現象によって潤滑剤を保持する潤滑剤保持部と、を備え、前記シート部材には、少なくとも前記本体部の前記一方の面から前記潤滑剤保持部まで貫通する貫通孔が形成されていることを特徴とする。
上記のように毛細管現象によって潤滑剤保持部に潤滑剤を保持させることで、記録媒体にトナー像を定着させる際にシート部材にかかる熱と圧力によって潤滑剤保持部から潤滑剤を染み出させることが可能となる。これに伴って、定着ベルトとシート部材の間に潤滑剤を効率的に供給し、定着ベルトの摺動負荷を確実に軽減させることができる。
また、本体部に潤滑剤保持部を内設することで、たとえ本体部が摩耗したとしても、潤滑剤保持部には一定量の潤滑剤を保持し続けることが可能となる。そのため、定着ベルトとシート部材の間に十分な量の潤滑剤を供給し、定着ベルトの摺動負荷を一層確実に軽減させることができる。
また、シート部材の構成を複雑化することなく定着ベルトの摺動負荷を確実に軽減させることができるため、シート部材の製造コストを低下させることが可能となる。
前記潤滑剤保持部は、第1の方向に間隔をおいて配置される複数の第1線状部と、前記第1の方向と交差する第2の方向に間隔をおいて配置される複数の第2線状部と、が格子状に組み合わされて形成され、前記第1の方向における前記貫通孔の最大長さは、前記複数の第1線状部の配置間隔よりも長く、前記第2の方向における前記貫通孔の最大長さは、前記複数の第2線状部の配置間隔よりも長くても良い。
このような構成を採用することにより、貫通孔の内周面に第1線状部と第2線状部が少なくとも一個ずつ露出することになる。これに伴って、潤滑剤保持部から潤滑剤が染み出しやすくなり、定着ベルトとシート部材の間に潤滑剤をより効率的に供給することが可能となる。
前記貫通孔は、円形状を成していても良い。
このような構成を採用することにより、貫通孔が角部を有する場合と比較して、貫通孔が破れにくくなる。
前記貫通孔は、前記定着ベルトの回転方向における上流側から下流側に向かって次第に幅が狭くなっていても良い。
このような構成を採用することにより、貫通孔から潤滑剤を吐出させやすくなり、定着ベルトとシート部材の間に潤滑剤をより効率的に供給することが可能となる。
前記貫通孔は、前記本体部の前記一方の面から他方の面まで貫通していても良い。
このような構成を採用することにより、貫通孔を容易に形成することが可能となる。
前記潤滑剤保持部は、ガラス繊維の束によって構成されていても良い。
このような構成を採用することにより、シート部材の引っ張り強度を向上させることが可能となり、シート部材の破断を抑制することができる。
本発明のシート部材は、回転可能に設けられる定着ベルトと、前記定着ベルトに圧接して定着ニップを形成し、回転可能に設けられる加圧部材と、前記定着ベルトを前記加圧部材側に向かって押圧する押圧部材と、を備えた定着装置に設けられ、前記定着ベルトと前記押圧部材の間に介装されるシート部材であって、前記定着ベルトに一方の面を接触させる本体部と、前記本体部に内設され、毛細管現象によって潤滑剤を保持する潤滑剤保持部と、を備え、少なくとも前記本体部の前記一方の面から前記潤滑剤保持部まで貫通する貫通孔が形成されていることを特徴とする。
上記のように毛細管現象によって潤滑剤保持部に潤滑剤を保持させることで、記録媒体にトナー像を定着させる際にシート部材にかかる熱と圧力によって潤滑剤保持部から潤滑剤を染み出させることが可能となる。これに伴って、定着ベルトとシート部材の間に潤滑剤を効率的に供給し、定着ベルトの摺動負荷を確実に軽減させることができる。
また、本体部に潤滑剤保持部を内設することで、たとえ本体部が摩耗したとしても、潤滑剤保持部には一定量の潤滑剤を保持し続けることが可能となる。そのため、定着ベルトとシート部材の間に十分な量の潤滑剤を供給し、定着ベルトの摺動負荷を一層確実に軽減させることができる。
また、シート部材の構成を複雑化することなく定着ベルトの摺動負荷を確実に軽減させることができるため、シート部材の製造コストを低下させることが可能となる。
本発明の画像形成装置は、上記したいずれかの定着装置又はシート部材を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、簡易な構成を用いて定着ベルトの摺動負荷を確実に軽減させることが可能になる。
本発明の一実施形態に係るプリンターの構成の概略を示す模式図である。 本発明の一実施形態に係るプリンターの定着装置を示す側断面図である。 図2のIII−III断面図である。 本発明の一実施形態に係るプリンターの定着装置において、シート部材を示す平面図である。 本発明の一実施形態に係るプリンターの定着装置において、シート部材の摺接領域及びその周辺部を示す断面図である。 図4のR部分の拡大図である。 他の異なる実施形態に係るプリンターの定着装置において、シート部材の貫通孔の形状を示す平面図である。
まず、図1を用いて、プリンター1(画像形成装置)の全体の構成について説明する。
プリンター1は、箱型形状のプリンター本体2を備えており、プリンター本体2の下部には、用紙(記録媒体)を収納する給紙カセット3が収容され、プリンター本体2の上面には排紙トレイ4が設けられている。プリンター本体2の上面には、排紙トレイ4の側方に上カバー5が開閉可能に取り付けられ、上カバー5の下方にはトナーコンテナ6が収納されている。
プリンター本体2の上部には、レーザー・スキャニング・ユニット(LSU)で構成される露光器7が排紙トレイ4の下方に配置され、露光器7の下方には、画像形成部8が設けられている。画像形成部8には、像担持体である感光体ドラム10が回転可能に設けられており、感光体ドラム10の周囲には、帯電器11と、現像器12と、転写ローラー13と、クリーニング装置14とが、感光体ドラム10の回転方向(図1の矢印X参照)に沿って配置されている。
プリンター本体2の内部には、用紙の搬送経路15が設けられている。搬送経路15の上流端には給紙部16が設けられ、搬送経路15の中流部には、感光体ドラム10と転写ローラー13によって構成される転写部17が設けられ、搬送経路15の下流部には定着装置18が設けられ、搬送経路15の下流端には排紙部19が設けられている。搬送経路15の下方には、両面印刷用の反転経路20が形成されている。
次に、このような構成を備えたプリンター1の画像形成動作について説明する。
プリンター1に電源が投入されると、各種パラメーターが初期化され、定着装置18の温度設定等の初期設定が実行される。そして、プリンター1に接続されたコンピューター等から画像データが入力され、印刷開始の指示がなされると、以下のようにして画像形成動作が実行される。
まず、帯電器11によって感光体ドラム10の表面が帯電された後、露光器7からのレーザー光(図1の二点鎖線P参照)により感光体ドラム10に対して画像データに対応した露光が行われ、感光体ドラム10の表面に静電潜像が形成される。次に、この静電潜像を、現像器12がトナーによりトナー像に現像する。
一方、給紙部16によって給紙カセット3から取り出された用紙は、上記した画像形成動作とタイミングを合わせて転写部17へと搬送され、転写部17において感光体ドラム10上のトナー像が用紙に転写される。トナー像を転写された用紙は、搬送経路15を下流側へと搬送されて定着装置18に進入し、この定着装置18において用紙にトナー像が定着される。トナー像が定着された用紙は、排紙部19から排紙トレイ4に排出される。なお、感光体ドラム10上に残留したトナーは、クリーニング装置14によって回収される。
次に、図2〜図6を用いて定着装置18について説明する。
以下、説明の便宜上、図2における紙面左側を定着装置18の前側(正面側)とする。図2の矢印Frは、定着装置18の前側(正面側)を示している。各図に適宜付される矢印Mは前後方向(第1の方向)を示し、各図に適宜付される矢印Nは左右方向(第1の方向と交差する第2の方向)を示している。図2の矢印Iは前後方向内側を示し、図2の矢印Oは前後方向外側を示している。図3の矢印Zは、用紙の搬送方向(本実施形態では左側から右側に向かう方向)を示している。
図2等に示されるように、定着装置18は、定着ベルト21と、定着ベルト21の下側(外側)に配置される加圧ローラー22(加圧部材)と、定着ベルト21の上側(外側)に配置されるIH定着ユニット23と、定着ベルト21の内側に配置される支持部材24と、定着ベルト21の内側において支持部材24の下側に配置される押圧部材25と、定着ベルト21の内側において押圧部材25の下側に配置されるシート部材26と、定着ベルト21の内側において支持部材24の上側に配置されるガイド部材27と、定着ベルト21の前後両端部21a、21bにそれぞれ装着されるキャップ部材28と、定着ベルト21の前後両端部21a、21bと各キャップ部材28の間に介装される弾性部材29と、後側のキャップ部材28の後上側に設けられる検出機構30と、を備えている。
定着ベルト21は、可撓性を有する薄肉ベルトであり、前後方向に長い円筒状を成している。定着ベルト21は、例えば、外径φ20mm〜50mmで形成されている。定着ベルト21は、前後方向に沿って延びる回転軸Aを中心に回転可能に設けられている。つまり、本実施形態では、前後方向が定着ベルト21の回転軸方向である。
定着ベルト21は、例えば、基材層と、この基材層に周設される弾性層と、この弾性層を被覆する離型層と、によって構成されている。定着ベルト21の基材層は、例えば、厚さ30μm〜50μmのNi(ニッケル)によって形成されているか、又は、厚さ50μm〜100μmのポリイミド樹脂によって形成されている。定着ベルト21の基材層をポリイミド樹脂によって形成する場合には、ポリイミド樹脂の中にCu(銅)、Ag(銀)、Al(アルミニウム)等の金属粉末を混ぜても良い。定着ベルト21の弾性層は、例えば、厚さ100μm〜500μmのシリコンゴムによって形成されている。定着ベルト21の離型層は、例えば、厚さ15μm〜50μmのPFA等のフッ素系樹脂によって形成されている。なお、各図において、定着ベルト21の各層(基材層、弾性層、離型層)は、特に区別されずに表示されている。
定着ベルト21の内周面には、シート部材26に対して摺動する部分に、例えばポリイミド、ポリアミドイミド、PTFE等によって構成されるコーティングが施されている。定着ベルト21の内周面には、シート部材26に対して摺動する部分に、例えばフッ素グリスやシリコンオイル等によって構成される潤滑剤が塗布されている。定着ベルト21の前後両端部21a、21bには、開口部31がそれぞれ形成されている。
加圧ローラー22は、定着フレーム(図示せず)に回転可能に支持されている。加圧ローラー22は、前後方向に長い円筒状を成している。加圧ローラー22は、定着ベルト21に圧接しており、定着ベルト21と加圧ローラー22の間には定着ニップ32が形成されている。
加圧ローラー22は、例えば、円筒状の芯材33と、この芯材33に周設される弾性層34と、この弾性層34を被覆する離型層(図示せず)と、によって構成されている。加圧ローラー22の芯材33は、例えばステンレスやアルミニウム等の金属によって形成されている。図2に示されるように、加圧ローラー22の芯材33の後端部には、駆動ギア35が固定されている。駆動ギア35は、モーター等によって構成される駆動源36に接続されている。加圧ローラー22の弾性層34は、例えばシリコンゴムやシリコンスポンジによって形成されている。加圧ローラー22の離型層(図示せず)は、例えばPFA等のフッ素系樹脂によって形成されている。
図3等に示されるように、IH定着ユニット23は、ケース部材37と、ケース部材37内に収納されるIHコイル38(熱源)と、を備えている。IHコイル38は、定着ベルト21の外周に沿って円弧状に設けられている。IHコイル38は、定着ベルト21の上側(定着ニップ32とは反対側)に設けられている。IHコイル38は、高周波電流が流されることで、磁界を発生させるように構成されている。
図2に示されるように、支持部材24は、前後方向に延びている。支持部材24は、定着ベルト21を貫通している。支持部材24は、固定部40と、固定部40の前後両側に設けられるシャフト部41と、を備えている。
支持部材24の固定部40は、前後方向に延びている。図3に示されるように、固定部40は、断面矩形状を成している。
図2に示されるように、支持部材24の各シャフト部41は、前後方向に延びている。各シャフト部41の前後方向内側の端部は、支持部材24の固定部40に連結されている。各シャフト部41の前後方向外側の部分は、各開口部31を介して定着ベルト21の前後方向外側に突出している。各シャフト部41の前後方向外側の部分には、リング状の寄り止め部材42が固定されている。各シャフト部41の前後方向外側の端部は、定着フレーム(図示せず)に固定されている。各シャフト部41は、断面正円状を成している。
押圧部材25は、前後方向に延びている。押圧部材25は、定着ベルト21及びシート部材26を介して加圧ローラー22と対向している。押圧部材25は、例えば、LCP(Liquid Crystal Polymer:液晶ポリマー)等の耐熱性樹脂によって構成されている。押圧部材25の上面は、支持部材24の固定部40の下面に固定されている。これにより、押圧部材25が支持部材24に支持されている。
図3に示されるように、押圧部材25は、断面略矩形状を成している。押圧部材25の左面には、固定突起45が設けられている。押圧部材25の下面には、押圧面46が形成されている。押圧面46は、シート部材26を介して定着ベルト21を下側(加圧ローラー22側)に向かって押圧している。押圧面46は、右側(用紙の搬送方向下流側)に向かって下側(加圧ローラー22側)に傾斜している。押圧面46には、シリコンゴム等のエラストマーの層が設けられていても良い。
シート部材26(図4等参照)は、可撓性を有する矩形状のシートによって構成されている。シート部材26の幅方向一側(図4の図面上は下側)には摺接領域61が形成され、シート部材26の幅方向他側(図4の図面上は上側)には取付領域62が形成されている。
図5等に示されるように、シート部材26の摺接領域61は、定着ベルト21と押圧部材25の間に介装されている。シート部材26の摺接領域61は、本体部63と、本体部63に内設される潤滑剤保持部64と、を備えている。
シート部材26の摺接領域61の本体部63は、例えば、PTFE等のフッ素系樹脂によって形成されており、耐熱性及び耐摩耗性を有すると共に押圧部材25よりも摩擦係数が低い。本体部63の下面65(一方の面)は、定着ベルト21の内周面に接触している。本体部63の上面66(他方の面)は、押圧部材25の押圧面46に接触している。なお、図6では、本体部63が一部を除いて切り欠き表示されている。
図6等に示されるように、シート部材26の摺接領域61の潤滑剤保持部64は、複数の第1線状部67と複数の第2線状部68が格子状に組み合わされて形成されており、毛細管現象によって上記の潤滑剤を保持している。
複数の第1線状部67は、前後方向に間隔をおいて配置されている。複数の第1線状部67の配置間隔d1は、例えば、0.2mm〜1mmである。各第1線状部67は、左右方向に沿って延びている。各第1線状部67は、例えば、ガラス繊維67aの束によって構成されている。
複数の第2線状部68は、左右方向に間隔をおいて配置されている。複数の第2線状部68の配置間隔d2は、例えば、0.2mm〜1mmである。各第2線状部68は、前後方向に沿って延びている。各第2線状部68は、それぞれガラス繊維68aの束によって構成されている。
図4等に示されるように、シート部材26の摺接領域61には、多数の貫通孔69が形成されている。貫通孔69は、左右方向に複数列(本実施形態では3列)、前後方向に複数個(本実施形態では17個〜18個)ずつ配置されている。左右方向中央の列の各貫通孔69の前後方向の位置は、左右両側の列(左右方向中央の列に隣接する列)の各貫通孔69の前後方向の位置とはずれている。図5等に示されるように、各貫通孔69は、本体部63の下面65(一方の面)から上面66(他方の面)まで貫通している。
図6等に示されるように、各貫通孔69は、正円形状を成している。各貫通孔69の直径Lは、例えば、0.5mm〜3mmである。各貫通孔69の形成間隔G(各貫通孔69の中心間の間隔)は、例えば、1mm〜5mmである。前後方向における各貫通孔69の最大長さ(本実施形態では、各貫通孔69の直径L)は、複数の第1線状部67の配置間隔d1よりも長い。左右方向における各貫通孔69の最大長さ(本実施形態では、各貫通孔69の直径L)は、複数の第2線状部68の配置間隔d2よりも長い。そのため、各貫通孔69の内周面には、第1線状部67及び第2線状部68が少なくとも一つずつ露出している(図5等参照)。
図3等に示されるように、シート部材26の取付領域62は、シート部材26の摺接領域61の左端部から上側に向かって屈曲されている。シート部材26の取付領域62は、押圧部材25の左側面に沿って配置されており、押圧部材25の固定突起45に固定されている。シート部材26の取付領域62の構成は、貫通孔69が形成されていないことを除いてシート部材26の摺接領域61の構成と同様であるため、説明を省略する。
ガイド部材27は、支持部材24によって支持されている。ガイド部材27は、上側(加圧ローラー22から離間する側)に向かって円弧状に湾曲している。ガイド部材27の円弧の中心Cは、定着ベルト21の回転軸A及び加圧ローラー22の回転中心Bを通過する鉛直線Yよりも左側(用紙の搬送方向において上流側)に位置している。つまり、ガイド部材27の円弧の中心Cは、定着ベルト21の回転軸A及び加圧ローラー22の回転中心Bよりも左側(用紙の搬送方向において上流側)に位置している。ガイド部材27の外周面は、定着ベルト21の内周面に接触している。ガイド部材27は、押圧部材25と共に定着ベルト21を張架しており、これに伴って、定着ベルト21が縦長の楕円形に変形している。ガイド部材27は、IHコイル38が発生させる磁界によって発熱する材料(例えば、Fe−Ni合金等の整磁金属)によって形成されている。
図2に示されるように、ガイド部材27の前後両端部(前後方向外側の端部)は、各弾性部材29の前後方向内側の端部よりも前後方向内側に位置している。そのため、ガイド部材27よりも前後方向外側の部分においては、定着ベルト21自体の剛性によって定着ベルト21の形状が維持されている。
各キャップ部材28は、円環状の本体部47と、本体部47の外径側の端部から前後方向内側に向かって突出するフランジ部48と、を備えている。
各キャップ部材28の本体部47は、定着ベルト21の前後両端部21a、21bの前後方向外側に配置されている。本体部47の中央部には、円形の挿通穴49が前後方向に設けられており、この挿通穴49に支持部材24の各シャフト部41が遊挿されている。後側のキャップ部材28の本体部47の外周には、第1接続ギア50が設けられている。各キャップ部材28の本体部47の前後方向外側には、支持部材24の各シャフト部41に固定された寄り止め部材42が配置されている。これにより、各キャップ部材28の前後方向外側への移動が規制されている。
各キャップ部材28のフランジ部48は、定着ベルト21の前後両端部21a、21bの外径側を覆うように設けられている。
各弾性部材29は、円筒状を成している。各弾性部材29は、例えば、シリコンゴムによって形成されている。各弾性部材29の材料となるシリコンゴムは、ソリッドであっても良いし、スポンジであっても良い。つまり、各弾性部材29の材料となるシリコンゴムは、発泡体でなくても良いし、発泡体であっても良い。各弾性部材29は、定着ベルト21の前後両端部21a、21bの外径側に配置されている。各弾性部材29は、各キャップ部材28のフランジ部48の内径側に配置されている。各弾性部材29の外周面は、各キャップ部材28のフランジ部48の内周面に接着(固定)されている。
検出機構30は、第2接続ギア51と、第2接続ギア51の後側に設けられるパルス板52と、第2接続ギア51とパルス板52を接続する接続軸53と、パルス板52の後上側に配置されるセンサー54と、を備えている。第2接続ギア51は、後側のキャップ部材28の第1接続ギア50と噛合している。パルス板52には、遮光部55が周方向に列設されている。センサー54は、例えば、PIセンサー(Photo Interrupter Sensor)であり、発光部56及び受光部57を備えている。
上記のように構成されたものにおいて、用紙にトナー像を定着させる際には、駆動源36によって駆動ギア35を回転させる。このように駆動ギア35を回転させると、加圧ローラー22が駆動ギア35と一体に回転する(図3の矢印D参照)。これに伴って、加圧ローラー22に圧接する定着ベルト21が加圧ローラー22の回転に従動して回転する(図3の矢印E参照)。
また、用紙にトナー像を定着させる際には、IHコイル38に高周波電流を流す。これに伴って、IHコイル38が磁界を発生させ、この磁界の作用によって定着ベルト21に渦電流が発生し、定着ベルト21が発熱する。つまり、IHコイル38によって定着ベルト21が加熱される。また、IHコイル38が発生させる磁界によってガイド部材27が発熱し、ガイド部材27によって定着ベルト21が加熱される。この状態で、用紙が定着ニップ32を通過すると、用紙とトナー像が加熱及び加圧されて、用紙にトナー像が定着される。
このように用紙にトナー像を定着させる動作が繰り返されることで定着ベルト21の摺動負荷(定着ベルト21をシート部材26の摺接領域61に対して摺動させるのに必要な負荷)が上昇すると、加圧ローラー22と定着ベルト21の間でスリップが発生して、JAM(用紙詰まり)や画像不良につながる恐れがある。しかしながら、本実施形態では、毛細管現象によって潤滑剤保持部64に潤滑剤を保持させているため、用紙にトナー像を定着させる際にシート部材26の摺接領域61にかかる熱と圧力によって潤滑剤保持部64から潤滑剤を染み出させることが可能となる。これに伴って、定着ベルト21とシート部材26の摺接領域61の間に潤滑剤を効率的に供給し、定着ベルト21の摺動負荷を確実に軽減させることができる。
また、本体部63に潤滑剤保持部64を内設することで、たとえ本体部63が摩耗したとしても、潤滑剤保持部64には一定量の潤滑剤を保持し続けることが可能となる。そのため、定着ベルト21とシート部材26の摺接領域61の間に十分な量の潤滑剤を供給し、定着ベルト21の摺動負荷を一層確実に軽減させることができる。
また、上記のように定着ベルト21の摺動負荷を確実に軽減させることができるため、定着ベルト21及びシート部材26の摺接領域61の摩耗を抑制することが可能となり、定着装置18の寿命を長くすることが可能となる。
また、本体部63の摩擦係数が押圧部材25の摩擦係数よりも低いため、定着ベルト21の摺動負荷をより一層確実に軽減させることが可能となる。
また、シート部材26の構成を複雑化することなく定着ベルト21の摺動負荷を確実に軽減させることができるため、シート部材26の製造コストを低下させることが可能となる。
また、潤滑剤保持部64は、前後方向に間隔をおいて配置される複数の第1線状部67と、左右方向に間隔をおいて配置される複数の第2線状部68と、が格子状に組み合わされて形成され、前後方向における各貫通孔69の最大長さは、複数の第1線状部67の配置間隔d1よりも長く、左右方向における各貫通孔69の最大長さは、複数の第2線状部68の配置間隔d2よりも長い。このような構成を採用することにより、各貫通孔69の内周面に第1線状部67と第2線状部68が少なくとも一個ずつ露出することになる。これに伴って、潤滑剤保持部64から潤滑剤が染み出しやすくなり、定着ベルト21とシート部材26の摺接領域61の間に潤滑剤をより効率的に供給することが可能となる。
また、各貫通孔69が正円形状を成しているため、各貫通孔69が角部を有する場合と比較して、各貫通孔69が破れにくくなる。
また、各貫通孔69は、本体部63の下面65から上面66まで貫通しているため、各貫通孔69を容易に形成することが可能となる。
また、第1線状部67がガラス繊維67aの束によって構成されると共に第2線状部68がガラス繊維68aの束によって構成されている。そのため、シート部材26の引っ張り強度を向上させることが可能となり、シート部材26の破断を抑制することができる。
また、ガイド部材27の外周面を定着ベルト21の内周面に接触させているため、定着ベルト21の回転軌道を安定させることができる。また、IHコイル38が発生させる磁界によって発熱する材料によってガイド部材27が形成されているため、定着ベルト21の加熱効率を向上させることができる。
また、定着装置18は、定着ベルト21を下側(加圧ローラー22)側に向かって押圧する押圧部材25と、押圧部材25を支持する支持部材24と、を備えている。そのため、定着装置18の熱容量を小さくし、定着ベルト21を迅速に昇温させることが可能となる。
本実施形態では、各貫通孔69が本体部63の下面65(一方の面)から上面66(他方の面)まで貫通している場合について説明した。一方で、他の異なる実施形態では、シート部材26の各貫通孔69が本体部63の下面65(一方の面)から潤滑剤保持部64まで貫通する凹部状を成していても良い。つまり、各貫通孔69は、少なくとも本体部63の下面65(一方の面)から潤滑剤保持部64まで貫通していれば良く、必ずしも本体部63の下面65(一方の面)から上面66(他方の面)まで貫通していなくても良い。
本実施形態では、各貫通孔69が正円形状を成している場合について説明したが、他の異なる実施形態では、各貫通孔69が楕円形状を成していても良い。この場合にも、各貫通孔69が正円形状を成している場合と同様に、各貫通孔69が破れにくくなる。
また、他の異なる実施形態では、図7に示されるように、各貫通孔69が定着ベルト21の回転方向(図7の矢印E参照)における上流側から下流側に向かって次第に幅が狭くなる形状を成していても良い。このような構成を採用することで、各貫通孔69から潤滑剤を吐出させやすくなり、定着ベルト21とシート部材26の摺接領域61の間に潤滑剤をより効率的に供給することが可能となる。
なお、図7では、定着ベルト21の回転方向における上流側から下流側に向かって次第に幅が狭くなる形状を有する貫通孔69の一例として、三角形状の貫通孔69が図示されている。一方で、他の異なる実施形態では、定着ベルト21の回転方向における上流側から下流側に向かって次第に幅が狭くなる形状を有する貫通孔69として、台形状などの三角形状以外の形状を有する貫通孔69を設けても良い。
本実施形態では、加圧ローラー22に駆動源36から駆動を入力する場合について説明した。一方で、他の異なる実施形態では、加圧ローラー22と定着ベルト21の両方に駆動源36から駆動を入力しても良い。
本実施形態では、IHコイル38を熱源として用いる場合について説明したが、他の異なる実施形態では、ハロゲンヒーターやセラミックヒーター等のヒーターを熱源として用いても良い。
本実施形態では、プリンター1に本発明の構成を適用する場合について説明したが、他の異なる実施形態では、複写機、ファクシミリ、複合機等の他の画像形成装置に本発明の構成を適用しても良い。
1 プリンター(画像形成装置)
18 定着装置
21 定着ベルト
22 加圧ローラー(加圧部材)
25 押圧部材
26 シート部材
32 定着ニップ
63 本体部
64 潤滑剤保持部
65 本体部の下面(一方の面)
66 本体部の上面(他方の面)
67 第1線状部
67a 第1線状部のガラス繊維
68 第2線状部
68a 第2線状部のガラス繊維
69 貫通孔

Claims (8)

  1. 回転可能に設けられる定着ベルトと、
    前記定着ベルトに圧接して定着ニップを形成し、回転可能に設けられる加圧部材と、
    前記定着ベルトを前記加圧部材側に向かって押圧する押圧部材と、
    前記定着ベルトと前記押圧部材の間に介装されるシート部材と、を備え、
    前記シート部材は、
    前記定着ベルトの内周面に一方の面を接触させる本体部と、
    前記本体部に内設され、毛細管現象によって潤滑剤を保持する潤滑剤保持部と、を備え、
    前記シート部材には、少なくとも前記本体部の前記一方の面から前記潤滑剤保持部まで貫通する貫通孔が形成されていることを特徴とする定着装置。
  2. 前記潤滑剤保持部は、第1の方向に間隔をおいて配置される複数の第1線状部と、前記第1の方向と交差する第2の方向に間隔をおいて配置される複数の第2線状部と、が格子状に組み合わされて形成され、
    前記第1の方向における前記貫通孔の最大長さは、前記複数の第1線状部の配置間隔よりも長く、前記第2の方向における前記貫通孔の最大長さは、前記複数の第2線状部の配置間隔よりも長いことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記貫通孔は、円形状を成していることを特徴とする請求項1又は2に記載の定着装置。
  4. 前記貫通孔は、前記定着ベルトの回転方向における上流側から下流側に向かって次第に幅が狭くなっていることを特徴とする請求項1又は2に記載の定着装置。
  5. 前記貫通孔は、前記本体部の前記一方の面から他方の面まで貫通していることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の定着装置。
  6. 前記潤滑剤保持部は、ガラス繊維の束によって構成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の定着装置。
  7. 回転可能に設けられる定着ベルトと、前記定着ベルトに圧接して定着ニップを形成し、回転可能に設けられる加圧部材と、前記定着ベルトを前記加圧部材側に向かって押圧する押圧部材と、を備えた定着装置に設けられ、前記定着ベルトと前記押圧部材の間に介装されるシート部材であって、
    前記定着ベルトに一方の面を接触させる本体部と、
    前記本体部に内設され、毛細管現象によって潤滑剤を保持する潤滑剤保持部と、を備え、
    少なくとも前記本体部の前記一方の面から前記潤滑剤保持部まで貫通する貫通孔が形成されていることを特徴とするシート部材。
  8. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の定着装置又は請求項7に記載のシート部材を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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