JP2015121139A - 燃料ポンプモジュール - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 燃料ポンプ20を収容するポンプケース30は、接続通路33、燃料吐出通路34、圧力制御通路35から構成される燃料通路300を有する。接続通路33は、燃料ポンプ20のポンプ吐出口211の開口面に対向する内壁311と内壁311から地方向に延びるリブ332の外壁とから形成されるダンパ室333を有する。接続通路33を流れる燃料の一部は、ポンプ吐出口211から吐出された流れの勢いを保ったままダンパ室333に向かい、内壁311に衝突する。これにより、燃料ポンプ20が吐出する燃料の衝突によってポンプケース30に発生する振動は、ポンプケース30とは別部材から形成されポンプケース30を支持するフランジ40に減衰して伝わる。したがって、燃料の衝突によって発生する振動を低減することができる。
【選択図】 図4
Description
本発明の第1実施形態による燃料ポンプモジュールを図1〜4に基づいて説明する。
燃料ポンプモジュール1は、例えば、図示しない車両などが備える「内燃機関」としてのエンジンに供給される燃料が貯留される燃料タンク5に設けられている。燃料ポンプモジュール1は、燃料タンク5内の燃料を加圧しエンジンに圧送する。燃料ポンプモジュール1は、サクションフィルタ10、燃料ポンプ20、ポンプケース30、フランジ40、圧力制御弁50などから構成されている。なお、図1〜4において、紙面の上側を「天」側、紙面の下側を「地」側とする。
圧力制御通路35は、一部が第1ケース部31の部位313の内壁314などにより形成され、当該一部を除く大部分が第2ケース部32の内壁によって形成される。圧力制御通路35は、圧力制御弁50内に連通する。
また、ダンパ室333に向かう燃料を除くその他の燃料は、内壁314に沿いつつ開口315に向かって流れる(矢印F12)。開口315を流れる燃料は、燃料吐出通路34または圧力制御通路35に分流する(矢印F14、F15)。燃料吐出通路34に分流する燃料(矢印F14)は、開口341を通って、貫通孔411、フランジ通路421に導かれる(矢印F16)。圧力制御通路35に分流する燃料(矢印F15)は、第2ケース部32内の圧力制御通路35を通って圧力制御弁50に導かれる(矢印F17)。
次に、本発明の第2実施形態による燃料ポンプモジュールを図5に基づいて説明する。第2実施形態は、燃料通路の形状が第1実施形態と異なる。なお、第1実施形態と実質的に同一の部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
(ア)上述の実施形態では、ポンプケースが有する燃料通路は、接続通路から燃料吐出通路と圧力制御通路とに分岐するとした。しかしながら、燃料通路は分岐していなくてもよい。燃料ポンプが吐出した燃料が吐出された直後に燃料通路を形成するポンプケースの内壁に衝突するよう燃料通路が形成されればよい。
5 ・・・燃料タンク、
6 ・・・開口、
20 ・・・燃料ポンプ、
211 ・・・ポンプ吐出口、
30、60 ・・・ポンプケース、
300、600 ・・・燃料通路、
331、631 ・・・内壁、
40 ・・・フランジ、
411、421 ・・・フランジ通路(供給通路)。
Claims (5)
- 燃料タンク(5)内の燃料を内燃機関に供給する燃料ポンプモジュール(1、2)であって、
前記燃料タンク内の燃料を加圧し吐出する燃料ポンプ(20)と、
前記燃料ポンプを収容し、前記燃料ポンプが吐出する燃料が流れる燃料通路(300、600)を有するポンプケース(30、60)と、
前記ポンプケースとは別部材から形成され、前記燃料通路と連通する供給通路(411、421)を有し、前記ポンプケースを支持しつつ前記燃料タンクの開口(6)を塞ぐよう設けられるフランジ(40)と、
を備え、
前記ポンプケースは、前記燃料ポンプのポンプ吐出口(211)の開口面に対向し前記燃料通路を形成する内壁(331、631)を有することを特徴とする燃料ポンプモジュール。 - 前記燃料通路を流れる燃料の圧力を制御する圧力制御弁(50)を備え、
前記燃料通路は、前記ポンプ吐出口に連通する接続通路(33、63)、前記供給通路と前記接続通路とを連通する燃料吐出通路(34、64)、及び、前記圧力制御弁の内部と前記接続通路とを連通する圧力制御通路(35、65)から構成されることを特徴とする請求項1に記載の燃料ポンプモジュール。 - 前記圧力制御弁は、前記ポンプ吐出口に対して前記フランジとは反対側に位置することを特徴とする請求項1または2に記載の燃料ポンプモジュール。
- 前記燃料通路は、前記内壁から形成されるダンパ室(333)を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の燃料ポンプモジュール。
- 前記燃料通路に収容され、前記燃料ポンプが吐出する燃料の流速を低下させるダンパ部材(70)を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の燃料ポンプモジュール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013265109A JP2015121139A (ja) | 2013-12-24 | 2013-12-24 | 燃料ポンプモジュール |
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08261083A (ja) * | 1995-03-23 | 1996-10-08 | Nippondenso Co Ltd | インタンク式燃料ポンプ |
JP2002155823A (ja) * | 2000-09-06 | 2002-05-31 | Mitsubishi Electric Corp | 燃料供給装置 |
JP2002256997A (ja) * | 2001-02-27 | 2002-09-11 | Keihin Corp | フィルター装置 |
-
2013
- 2013-12-24 JP JP2013265109A patent/JP2015121139A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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