JP2015120390A - バス車体の屋根構造 - Google Patents

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清司 桃井
Kiyoshi Momoi
清司 桃井
克彰 高桑
Katsuaki Takakuwa
克彰 高桑
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Abstract

【課題】車室内の天井骨格部材に室内空気清浄装置を取付けるため構造が簡単、堅固で且つ組付け容易化を図ったバス車輌の屋根構造を提供する。【解決手段】天井部にイオン発生装置を設置するバス車輌の屋根構造において、バスの左右上縁に配設された左右のサイドルーフレールと、サイドルーフレール間を連結すると共に、前後方向に間隔を有して配設された複数のルーフボウと、ルーフボウ間を連結すると共に、車幅方向に間隔を有して配設された複数のスチフナ65と、スチフナ65間を連結してイオン発生装置を取付ける取付ブラケット20、30と、を備えたことを特徴とする。【選択図】図6

Description

本発明は、バスの天井に空気清浄装置を容易に取付けるためのバス車体の屋根構造に関する。
一般に、バスには、大勢の乗客が搭乗するため、車室内の環境改善の手段として空気清浄化が考えられており、イオン発生装置を装着する場合が散見されるようになってきている。
その場合、車室内全体にイオン風が配風されるようにするため、バスの天井に取付けることが望ましい。
イオン発生装置を取付けようとするバス車体の屋根構造が特許文献1に開示されている。
図7に従来技術のバス車輌の屋根部の骨格構造体を示し、図8に図7のA−A断面部分拡大図を示す。
特許文献1によると、バス車体(以後、車体と略称する)は、両側面に上下方向に配設されたピラーサイド01の上端部とルーフメンバ02の左右端とをルーフレールアウタ03に結合したルーフレールインナ04によって結合した車輌側面の上端縁の骨格構造部を有している。
そして、ル−フパネル05は、上端縁の骨格構造部のルーフレールアウタ03とルーフレールインナ04とに結合されている。
また、骨格構造部は、ピラーサイド01の上端部とルーフレールアウタ03とを結合している。
更に、ルーフレールアウタ03内には、凸部06aを有する断面ハット形のリインホースメント06の上下端を結合し、凸部06aをルーフレールインナ04にルーフメンバ02の左右端をボルト07にて締結した構造が開示されている。
このような構造にすることで、ルーフレールアウタ03は、ルーフレールインナ04に加えてハット形のリインホースメント06がルーフレールアウタ03の空間部内に結合されることによりルーフレールアウタ03自体の曲げ剛性を向上させている。
また、ルーフメンバ02の左右端は、リインホースメント06の凸部06aルーフレールインナ04とボルト07によって締結されているため、ルーフメンバ02の結合剛性も向上している。
特開平10−71963号公報
特許文献1によると、ピラーサイド01と、ルーフレールアウタ03と、ルーフレールインナ04と、リインホースメント06及びルーフメンバ02とが結合される骨格構造体の剛性を高める技術であって、ルーフの室内側に空気清浄装置を取付けるための技術開示が成されていない。
本発明はかかる技術的課題に鑑み、車室内の天井骨格部材に室内空気清浄装置を取付けるため構造が簡単、堅固で且つ組付け容易化を図ったバス車輌の屋根構造の提供を目的とする。
本発明は、かかる課題を解決するため、車室内の天井部にイオン発生装置を設置するバス車輌の屋根構造において、
前記バス車輌の左右上縁に夫々配設されて前後方向に延在するルーフレールと、
前記左右のルーフレール間を連結すると共に、前後方向に間隔を有して配設された複数のルーフボウと、
前記ルーフボウ間を連結すると共に、車幅方向に間隔を有して配設された複数のスチフナと、
前記スチフナ間を連結して前記イオン発生装置を取付ける取付ブラケットと、を備えたことを特徴とするバス車輌の屋根構造を提供できる。
かかる発明によれば、天井部の骨格部材であるルーフボウと、該ルーフボウ間を連結するスチフナ間にイオン発生装置を取付ける取付ブラケットを連結する構造としたので、イオン発生装置の取付部構造が簡単で堅固となり、乗客の多いバスに安心して採用できる。
かかる発明によれば、車室内の天井骨格部材に室内空気清浄装置を取付けるため構造が簡単、堅固で且つ組付け容易化を図ったバス車輌の屋根構造の提供が可能となる。
本発明が実施されるルーフ部の一部を破断して示す大型バスの斜視図を示す。 図1のA部の概略骨格構造図を示す。 (A)は本発明の第1取付ブラケットの平面図、(B)は(A)のZ矢視図を示す。 本発明の第2取付ブラケットの斜視図を示す。 本発明の実施形態における取付ブラケットと空気清浄器の組付け分解図を示す。 図5のA−A断面図を示す。 従来技術の天井骨格部概略構造の説明図を示す。 図6のA−A断面部分拡大図を示す。
以下、本発明に係る実施形態について図面を用いて説明する。
但し、この実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、その相対配置などはとくに特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
尚、方向性を示す場合は、運転席に着座した状態を基準として、前後左右、上下方向を記載する。
図1は、本発明が実施されるルーフ部の一部を破断して示す大型バスの斜視図、図2は図1のA部の概略骨格構造体図を示す。
図1は、大型バス10の一例を示す。
大型バス10の車体11の上部に、本発明に係わる屋根構造を備えたルーフ部12が設けられている。ルーフ部12は、骨格構造体6と、該骨格構造体6の外側に設けられたルーフパネル14とによって構成されている。
図2は、図1のA部の拡大図で、ルーフ部12の骨格構造体6の一部を示している。
骨格構造体6は、車体11の前後方向に延在するLHサイドルーフレール61a、RHサイドルーフレール61bと、上下方向に延在するウインドピラー63と、LH、RHサイドルーフレール61a、61bを連結する複数のルーフボウ64と、該ルーフボウ64間を車輌前後方向に連結する複数のスチフナ65とを備えている。
LH、RHサイドルーフレール61a、61bは、車体11の両側部に設けられ、夫々の断面は矩形状の閉断面構造を成す金属パイプで形成されている。
車体11の左側部に設けられたウインドピラー63の上端は、LHサイドルーフレール61aに結合されている。
車体11の右側部に設けられたウインドピラー63の上端は、RHサイドルーフレール61bに結合されている。
LH、RHサイドルーフレール61a、61b間には、ルーフボウ64が車体11の前後方向に間隔を有して複数配設されている。
各ルーフボウ64の間には、車体前後方向に延在すると共に車幅方向に間隔を有した複数のスチフナ65が略平行に配設されている。
図6に断面で示すように、スチフナ65は、縦壁65aと、該縦壁65aの下縁(車室内側)に連続して略直角に折り曲げられた下側平面65bと、縦壁65aの上縁に連続して下側平面65bと反対側に折り曲げられた上側平面65cとを有して断面形状が略Z字状を成している。(図6参照)
下側平面65bは、天井内張部材7又は、室内照明灯等が取付けられるフランジとして使用される。
上側水面65cはルーフパネル14と結合される。
また、ルーフボウ64はウインドピラー63が配設されている部分においては、ルーフボウ64が配設されるように構成されており、ルーフ部12からの荷重がウインドピラー63を介して車体11側に直接伝わるように、ルーフボウ64とウインドピラー63とが車体11全体を連続した構造となっている。
また、ウインドピラー63とウインドピラー63の間に位置するルーフボウ64にルーフ部12から作用する荷重は、LHサイドルーフレール61a、RHサイドルーフレール61bを介して、ウインドピラー63に伝わる。
車幅方向に間隔を有し且つ、略平行に配設された複数のスチフナ65間には、本発明の空気清浄装置であるイオン発生装置5を取付けるための取付ブラケット2が配設されている。
取付ブラケット2は、平面視の全体形状が略正方形を成す第1取付ブラケット20と、断面L字状の第2取付ブラケット30とで構成されている。(図3,4参照)
尚、図2において、取付ブラケット2は配設位置が一か所になっているが、他の部分に配設される取付ブラケット2も同じ構造なので省略する。
本実施形態では車輌全体で3か所に設けられている。
図3(A)は本発明の第1取付ブラケット20の平面図、(B)は(A)のZ矢視図を示す。
第1取付ブラケット20は、中央部に略正方形の肉抜き孔21aを有した外周形状が略正方形状で且つ平面状の本体部21と、該本体部21の前後方向(車輌装着時の姿勢)両端部から略直角に下方へ向けて折り曲げられたウェブ26、26の下端縁から連続して本体部21の外方へ、且つ本体部21と略平行に延在した矩形状の第1フランジ部22、22と、本体部21の車幅方向の一端側から上方へ略直角に折り曲げられた矩形状の第2フランジ部23と、本体部21の車幅方向の他端側から本体部21と同一平面で外方へ延在した矩形状の第3フランジ部24とで構成されている。
従って、本体部21が上方へ突出した、車輌前後方向断面が略ハット形に形成されている。
第1フランジ部22、22のルーフ部12側の面には、イオン発生装置5を取付けるための、取付用ボルトが螺合するナット25が車幅方向に沿って夫々2個ずつ固着されている。
図4は、第2取付ブラケット30を示す。
第2取付ブラケット30は、第1取付面31と、該第1取付面31に対して略直角に折り曲げられた第2取付面32とで断面L字形に形成されている。
第2取付ブラケット30は、第1取付ブラケット20の第3フランジ24と略同じ長さに形成されている。
第2取付面32には、第1取付ブラケット20と溶着するための栓溶接用孔32aが車輌前後方向(後述するスチフナ65に固着された状態時)に沿って4個穿設されている。
本実施形態の場合、栓溶接用孔32aは4個としたが、これに限定するものではない。
図5に、本発明の実施形態における取付ブラケット2と空気清浄器5の組付け分解図、図6は図5のA−A断面図を示す。
尚、図5は車室内から天井視の状態を示す。
図5及び図6に示すように、取付ブラケット2は骨格構造体6の一方のスチフナ65−1と他方のスチフナ65−2との間に橋渡した状態の構造で取付けられている。
尚、一方と他方のスチフナを区別して、説明を明確にするために符号を仮に付した。
イオン発生装置5は、イオン発生装置本体51と、該イオン発生装置本体51と一体的に組込まれ、取付ブラケット2にイオン発生装置5を取付ける装置取付ブラケット52とで構成されている。
取付ブラケット2を骨格構造体6に取付ける順序について説明する。
第2取付ブラケット30の第1取付面31は一方のスチフナ65−1の縦壁65aに固着される。
従って、第2取付ブラケット30の第2取付面32は、一方のスチフナ65−1の下側水面65b上に載置された状態に配設された状態に維持される。
次に、第1取付ブラケット20の第3フランジ部24を第2取付面32の上面に自由状態で載置する。
第1取付ブラケット20の第2フランジ部23を、他方のスチフナ65−2の縦壁65aと背中合わせに固着する。
その後、第2取付ブラケット30の第2取付面32と第1取付ブラケット20の第3フランジ部24とを第2取付面32に穿設されている栓溶接用孔32aを介して栓溶接が実施される。
取付ブラケット2がセットされると、イオン発生装置5が装着される。
このようにすることで、一方のスチフナ65−1と他方のスチフナ65−2との間に第1取付ブラケット20と第2取付ブラケット30とを別々に夫々のスチフナ65−1、65−2に取付け、最後に第1取付ブラケット20と第2取付ブラケット30とを結合(固着)させる構造にすることで、一方のスチフナ65−1と他方のスチフナ65−2との間隔が変化しても取付ブラケット2の取付が可能となり、部品点数の増加を防止したコスト低減型の取付ブラケットとなる。
また、一方のスチフナ65−1、他方のスチフナ65−2、第1取付ブラケット20及び第2取付ブラケット30を一体的に溶接することで、骨格構造体6の面状の剛性向上が図れると共に、イオン発生装置5の取付が安定し、バス10としての品質向上が図れる。
バスの天井に空気清浄装置を容易に取付けるためのバス車体の屋根構造に適用できる。
2 取付ブラケット
5 イオン発生装置
6 骨格構造体
7 天井内張り部材
10 大型バス(バス車輌)
11 車体
12 ルーフ部
14 ルーフパネル
20 第1取付ブラケット(取付ブラケット)
30 第2取付ブラケット(取付ブラケット)
61a LHサイドルーフレール(ルーフレール)
61b RHサイドルーフレール(ルーフレール)
64 ルーフボウ
65 スチフナ


Claims (1)

  1. 車室内の天井部にイオン発生装置を設置するバス車輌の屋根構造において、
    前記バス車輌の左右上縁に夫々配設されて前後方向に延在するルーフレールと、
    前記左右のルーフレール間を連結すると共に、前後方向に間隔を有して配設された複数のルーフボウと、
    前記ルーフボウ間を連結すると共に、車幅方向に間隔を有して配設された複数のスチフナと、
    前記スチフナ間を連結して前記イオン発生装置を取付ける取付ブラケットと、を備えたことを特徴とするバス車輌の屋根構造。
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