JP2015120136A - 除湿装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は除湿装置に関するもので、使用感を向上することができるものである。【解決手段】吸気口2と第1の吹出口3aと第2の吹出口3bを有する本体ケース1内に設けられた冷凍サイクル4と熱交換手段5とからなり、冷凍サイクル4は、圧縮機7、放熱器8、膨張手段、吸熱器10とにより形成し、熱交換手段5は、第1の熱交換風路12と第2の熱交換風路13とを備え、第1の送風手段6aによって、吸気口2から本体ケース1内に吸気した空気を熱交換手段5の第1の熱交換風路12、吸熱器10、熱交換手段5の第2の熱交換風路13を順次介して第1の吹出口3aへと送風する除湿風路18と、第2の送風手段6bによって、吸気口2から本体ケース1内に吸気した空気を放熱器8を介して第2の吹出口3bへと送風する温風風路19とを備えたので、第1の吹出口3aから除湿風路18を介して出る冷風のみを受けることができる。【選択図】図2

Description

本発明は、冷凍サイクルを利用して冷却除湿をおこなう除湿装置に関する。
従来、この種の除湿装置は、良く知られているように、吸気口と吹出口を有する本体ケースと、この本体ケース内に設けられた冷凍サイクルと熱交換手段と送風機とを備え、前記冷凍サイクルは、圧縮機と、圧縮機の下流に順次設けた放熱器、膨張手段、吸熱器とにより形成し、前記熱交換手段は、熱交換を行なうことができる第1の熱交換風路と第2の熱交換風路とを備え、前記送風機によって、前記吸気口から本体ケース内に吸気した空気の一部を前記熱交換手段の前記第1の熱交換風路、吸熱器、前記熱交換手段の前記第2の熱交換風路、前記放熱器を順次介して前記吹出口へと送風する除湿風路を形成していた(例えばこれに類似する先行文献としては、下記特許文献1が存在する)。
特開2005−214533号公報
上記従来例における課題は、除湿装置の使用感を向上させることである。
すなわち、従来の物においては、室内の空気は、吸熱器で冷却し結露させることで除湿している。そして、この除湿された空気は、放熱器で室内空気の温度以上に温められ、除湿された温風となり室内へ送風される。そのため、夏場に、お風呂上りの脱衣所等で除湿装置を使用すると、除湿装置から送風される温風を直接受ける場合があり、使用感が悪いものであった。
そこで本発明は、除湿装置の使用感の向上を目的としている。
本発明の除湿装置は上記目的を達成するために、吸気口と第1の吹出口と第2の吹出口を有する本体ケースと、この本体ケース内に設けられた冷凍サイクルと熱交換手段とからなり、前記冷凍サイクルは、圧縮機と、前記圧縮機の下流に順次設けた放熱器、膨張手段、吸熱器とにより形成し、前記熱交換手段は、熱交換を行なうことができる第1の熱交換風路と第2の熱交換風路とを備え、第1の送風手段によって、前記吸気口から前記本体ケース内に吸気した空気を前記熱交換手段の前記第1の熱交換風路、前記吸熱器、前記熱交換手段の前記第2の熱交換風路を順次介して前記第1の吹出口へと送風する除湿風路と、第2の送風手段によって、前記吸気口から本体ケース内に吸気した空気を前記放熱器を介して前記第2の吹出口へと送風する温風風路とを備えたことを特徴とし、これにより初期の目的を達成するものである。
以上のように本発明は、吸気口と第1の吹出口と第2の吹出口を有する本体ケースと、この本体ケース内に設けられた冷凍サイクルと熱交換手段とからなり、前記冷凍サイクルは、圧縮機と、前記圧縮機の下流に順次設けた放熱器、膨張手段、吸熱器とにより形成し、前記熱交換手段は、熱交換を行なうことができる第1の熱交換風路と第2の熱交換風路とを備え、第1の送風手段によって、前記吸気口から前記本体ケース内に吸気した空気を前記熱交換手段の前記第1の熱交換風路、前記吸熱器、前記熱交換手段の前記第2の熱交換風路を順次介して前記第1の吹出口へと送風する除湿風路と、第2の送風手段によって、前記吸気口から本体ケース内に吸気した空気を前記放熱器を介して前記第2の吹出口へと送風する温風風路とを備えたものであり、これにより、除湿装置の使用感の向上ができるものである。
すなわち、第1の送風手段によって、吸気口から本体ケース内に吸気した空気を熱交換手段の第1の熱交換風路、吸熱器、熱交換手段の第2の熱交換風路を順次介して第1の吹出口へと送風する除湿風路と、第2の送風手段によって、吸気口から本体ケース内に吸気した空気を放熱器を介して第2の吹出口へと送風する温風風路とを備えたので、第1の吹出口から除湿風路を介して出る冷風のみを受けることができる。
結果として、除湿装置から送風される冷風を直接受けることができるので、夏場に、お風呂上りの脱衣所等で除湿装置を使用する場合にも、使用感を向上できるものである。
本発明の実施形態の除湿装置の斜視図 本発明の同除湿装置の断面図 本発明の同除湿装置の熱交換手段の分解斜視図 本発明の同除湿装置のブロック図 本発明の同除湿装置の操作モードと吹き出し空気の温湿度を示す図
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1に示すように、除湿装置の本体ケース1は、箱形状で、外周面の背面側(他方側)には、吸気口2を備え、上部には、第1の吹出口3aと第2の吹出口3bとを有している。第1の吹出口3aは、本体ケース1における前面側(一方側)寄りに位置し、第2の吹出口3bは、本体ケース1における背面側(他方側)寄りに位置している。
図2に示すように、本体ケース1内には、冷凍サイクル4と、熱交換手段5と、第1の送風手段6aと第2の送風手段6bとを備えている。
冷凍サイクル4は、圧縮機7、放熱器8、膨張手段としてキャピラリーチューブ9、吸熱器10とからなり、これらを、この順に冷媒配管11で接続して冷凍サイクルを形成している。この吸熱器10で除湿対象となる空気を冷却除湿するものである。放熱器8と吸熱器10とは、対向して配置されている。放熱器8は、本体ケース1における背面側(他方側)寄りに位置し、吸熱器10は、本体ケース1における前面側(一方側)寄りに位置している。放熱器8と吸熱器10との間に、吸熱器10側から順に、熱交換手段5、第1の送風手段6a、第2の送風手段6bとを備えている。
熱交換手段5は、直方体の下面が傾斜した形状で、放熱器8と吸熱器10との間で、吸熱器10から送風機6への風路中に設けられている。この熱交換手段5は、図3に示すごとく、具体的には、直交流型の熱交換器で、鉛直方向の風路である第1の熱交換風路12と、水平方向の風路である第2の熱交換風路13とを有している。熱交換手段5は、例えば、直交流型の熱交換器などの顕熱交換器であり、樹脂または金属などからなる第1の伝熱板14と第2の伝熱板15を交互に積層して形成されたものである。第1の伝熱板14は、水平方向に伸びた多数の第1のリブ16を備え、第2の伝熱板15は、垂直方向に伸びた多数の第2のリブ17を備えている。第1の熱交換風路12は、第1の伝熱板14と、第2の伝熱板15と、複数の第2のリブ17とによって囲まれた風路である。第2の熱交換風路13は、第1の伝熱板14と、第2の伝熱板15と、複数の第1のリブ16とによって囲まれた風路である。
図2に示すように、第1の送風手段6aは、吸気口2から本体ケース1内に吸気した空気を熱交換手段5の第1の熱交換風路12、吸熱器10、熱交換手段5の第2の熱交換風路13を順次介して第1の吹出口3aへと送風する。この送風路が、除湿風路18である。第1の送風手段6aは、除湿風路18における、第2の熱交換風路13と、第1の吹出口3aとの間に設けられている。具体的には、第1の送風手段6aが動作すると、吸気口2から空気が吸込まれ、この吸込まれた空気が、第1の熱交換風路12の熱交換手段5の上面である流入口12aへ流入して、すでに吸熱器10により冷却除湿された空気と熱交換して予冷され、熱交換手段5の下面である流出口12bから出る。そして、吸熱器10を通って冷却除湿される。冷却除湿された空気は第2の熱交換風路13の熱交換手段5の流入口13aより再び熱交換手段5に入り、流入口12aから流入した空気によって加熱され、流出口13bより出て、第1の送風手段6aによって機外に送風される。
第2の送風手段6bは、吸気口2から本体ケース1内に吸気した空気を放熱器8を介して第2の吹出口3bへと送風する。この送風路が、温風風路19である。第2の送風手段6bは、温風風路19における、放熱器8と、第2の吹出口3bとの間に設けられている。
以上のように、本体ケース1内には、除湿風路18と温風風路19とを備えている。
本実施形態における特徴は、吹出口3には、除湿風路18と温風風路19とを設けた点である。
すなわち、第1の送風手段6aによって、吸気口2から本体ケース1内に吸気した空気を熱交換手段5の第1の熱交換風路12、吸熱器10、熱交換手段5の第2の熱交換風路13を順次介して第1の吹出口3aへと送風する除湿風路18と、第2の送風手段6bによって、吸気口2から本体ケース1内に吸気した空気を放熱器8を介して第2の吹出口3bへと送風する温風風路19とを備えたので、除湿風路18を介して第1の吹出口3aから出る冷風のみを受けることができる。
結果として、除湿装置から送風される冷風を直接受けることができるので、夏場に、お風呂上りの脱衣所等で除湿装置を使用する場合にも、使用感を向上できるものである。
また、第1の吹出口3aは、本体ケース1における前面上部で、本体ケース1における前面側に開口し、第2の吹出口3bは、本体ケース1における天面で、上方に開口している。第1の吹出口3aおよび第2の吹出口3bと、第1の送風手段6aと第2の送風手段6bとの間に、分離手段20を備えている。分離手段20によって、第2の送風手段6bは、第2の吹出口3bへ送風し、第1の送風手段6aは、第1の吹出口3aまたは第2の吹出口3bへ送風するものである。
すなわち、分離手段20によって、吸熱器10で除湿された冷風と、放熱器8で温められた温風とを第2の吹出口3bから吹き出すことができると共に、分離手段20によって、放熱器8で温められた温風は、第2の吹出口3bから吹き出し、吸熱器10で除湿された冷風は、第1の吹出口3aから吹き出すことができるものである。これにより、第1の吹出口3aから除湿された冷風が吹き出し、第2の吹出口3bから温風が吹き出すので、除湿装置から送風される冷風を直接受け易くなり、夏場に、お風呂上りの脱衣所等で除湿装置を使用する場合にも、使用感を向上できるものである。
また、第1の送風手段6aおよび第2の送風手段6bは、モータ部21と、羽根部22と、ケーシング部23とからなる。
モータ部21は、ケーシング部23に固定され、モータ部21から水平方向に伸びたモータ軸21aに固定された羽根部22を回転する。
ケーシング部23は、羽根部22を囲むスクロール形状で、第1の吸込口24と、第1の吐出口26と、第2の吸込口25と、第2の吐出口27とを有している。第1の吸込口24と第1の吐出口26とが連通し、第2の吸込口25と第2の吐出口27とが連通している。第1の吸込口24は、第2の熱交換風路13と連通し、第2の吸込口25は、放熱器8と連通している。第1の吐出口26は、第1の吹出口3aと連通し、第2の吐出口27は、第2の吹出口3bと連通している。
羽根部22は、主板部分28と、第1の翼部分29と、第2の翼部分30とからなる。
主板部分28は、円板形状で、中央にモータ部21のモータ軸21aを固定するモータ固定部28aを備えている。主板部分28は、モータ部21から水平方向に伸びたモータ軸21aに対して直角に固定され、垂直面上で回転する。
第1の翼部分29は、主板部分28の一方側の面(本体ケース1における前面側)、つまり第1の吸込口24側から本体ケース1の前面方向へ伸び、垂直断面形状が円弧形状の板である。第1の翼部分29は、主板部分28の周縁部に環状に多数、設けられている。
第2の翼部分30は、主板部分28の他方側の面(本体ケース1における背面側)、つまり第2の吸込口25側から本体ケース1の背面方向へ伸び、垂直断面形状が円弧形状の板である。第2の翼部分30は、主板部分28の周縁部に環状に多数、設けられている。
すなわち、第1の送風手段6aは、羽根部22が回転し、第1の翼部分29によって、第1の吸込口24から吸込まれた空気が、第1の吐出口26を介して、第1の吹出口3aへ送風するものである。第2の送風手段6bは、羽根部22が回転し、第2の翼部分30によって、第2の吸込口25から吸込まれた空気が、第2の吐出口27を介して、第2の吹出口3bへ送風するものである。
分離手段20は、第1の吐出口26から送風される除湿空気を、第1の吹出口3a、または第2の吹出口3bへ送風する風路変更ダンパ31である。この風路変更ダンパ31は、第1の吐出口26に回動自在に設けられ、一方側に回動すると、第1の吐出口26および第2の吐出口27は、第2の吹出口3bと連通する。風路変更ダンパ31が、他方側に回動すると、第1の吐出口26が、第1の吹出口3aと連通し、第2の吐出口27が、第2の吹出口3bと連通する。
具体的には、第1の吐出口26と第1の吹出口3aとの間には、第1の吐出口26と第1の吹出口3aとを連通する連通路32を備えている。この連通路32と第1の吐出口26との間に、風路変更ダンパ31が回動自在に設けられている。まず、風路変更ダンパ31が、一方側に回動すると、第1の吐出口26は、連通路32と遮断され、第2の吹出口3bと連通する。第2の吐出口27も、連通路32と遮断され、第2の吹出口3bと連通する。これにより、第1の吐出口26および第2の吐出口27から送風された空気は、どちらも第2の吹出口3bより吹き出される。次に、風路変更ダンパ31が、他方側に回動すると、第1の吐出口26は、第2の吐出口27と遮断され、連通路32と連通する。第2の吐出口27は、連通路32と遮断され、第2の吹出口3bと連通する。これにより、第1の吐出口26から送風された空気は、第1の吹出口3aより吹き出され、第2の吐出口27から送風された空気は、第2の吹出口3bより吹き出される。
すなわち、風路変更ダンパ31が、他方側に回動すると、第1の送風手段6aによって、吸気口2から本体ケース1内に吸気した空気は、熱交換手段5の第1の熱交換風路12、吸熱器10、熱交換手段5の第2の熱交換風路13、第1の吸込口24、第1の吐出口26、風路変更ダンパ31、連通路32を順次介して第1の吹出口3aへと送風される。また、第2の送風手段6bによって、吸気口2から本体ケース1内に吸気した空気は、放熱器8、第2の吸込口25、第2の吐出口27を介して第2の吹出口3bへと送風される。このように、第1の吹出口3aから除湿された冷風が吹き出し、第2の吹出口3bから温風が吹き出すので、除湿装置から送風される冷風を直接受けることができ、夏場に、お風呂上りの脱衣所等で除湿装置を使用する場合にも、使用感を向上できるものである。
また、除湿風路18には、吸気口2と吸熱器10とを連通するバイパス風路33を設け、このバイパス風路33に開閉手段34を備えたものである。
具体的には、熱交換手段5の上面に、第1の熱交換風路12の入口を備え、熱交換手段5の上端と、吸熱器10の上端とはほぼ同一の高さに設けられている。開閉手段34は、回動モータ部34aと、この回動モータ部34aによって回動する回動板部34bとからなり、回動板部34bは、バイパス風路33を開く時に吸熱器10および熱交換手段5の上端より上方へ突出するものである。
これにより、バイパス風路33の開閉手段34が開き、風路変更ダンパ31が、他方側に回動すると、第1の送風手段6aによって、吸気口2から本体ケース1内に吸気した空気の多くは、熱交換手段5の第1の熱交換風路12を介さずに、吸熱器10へ流れ、熱交換手段5の第2の熱交換風路13、第1の吸込口24、第1の吐出口26、風路変更ダンパ31、連通路32を順次介して第1の吹出口3aへと送風される。
すなわち、吸熱器10で冷却除湿された空気は、第2の熱交換風路13の熱交換手段5の流入口13aより再び熱交換手段5に入る。ここで、第1の送風手段6aによって、吸気口2から本体ケース1内に吸気した空気の多くは、熱交換手段5の第1の熱交換風路12を通過しないので、熱交換手段5によって加熱されず、流出口13bより出て、第1の送風手段6aによって機外に送風される。結果として、バイパス風路33の開閉手段34が閉じている場合に比べて、相対湿度は高いが、温度の低い除湿空気を第1の吹出口3aへと送風できる。
また、図4、5に示すように、本体ケース1内には、モータ部21に接続した制御部35を備え、この制御部35は、圧縮機7と、風路変更ダンパ31と、開閉手段34と、操作部36と接続している。この操作部36は、本体ケース1の天面に設けられ、「除湿乾燥」、「除湿冷風」、「冷風」の3つのモードが選択可能である。
まず、操作部36で「除湿乾燥」モードを選択すると、除湿乾燥運転となる。除湿乾燥運転時には、制御部35によって、第1の送風手段6aと、第2の送風手段6b、および圧縮機7を運転し、開閉手段34を閉じ、風路変更ダンパ31が、一方側に回動する。これにより、第1の吐出口26および第2の吐出口27から送風された空気は、どちらも第2の吹出口3bより吹き出される。すなわち、室温より温度が高く、相対湿度が低い空気が送風される。
次に、操作部36で「除湿冷風」モードを選択すると、除湿冷風運転となる。除湿乾燥運転時には、制御部35によって、第1の送風手段6aと、第2の送風手段6b、および圧縮機7を運転し、開閉手段34を閉じ、風路変更ダンパ31が、他方側に回動する。これにより、第2の送風手段6bによって、吸気口2から本体ケース1内に吸気した空気は、放熱器8、第2の吸込口25、第2の吐出口27を介して第2の吹出口3bへと送風される。また、第1の送風手段6aによって、吸気口2から本体ケース1内に吸気した空気は、熱交換手段5の第1の熱交換風路12、吸熱器10、熱交換手段5の第2の熱交換風路13、第1の吸込口24、第1の吐出口26、風路変更ダンパ31、連通路32を順次介して第1の吹出口3aへと送風される。このように、第1の吹出口3aから除湿された冷風が吹き出し、第2の吹出口3bから温風が吹き出すので、除湿装置から送風される冷風を直接受けることができ、夏場に、お風呂上りの脱衣所等で除湿装置を使用する場合にも、使用感を向上できるものである。
最後に、操作部36で「冷風」モードを選択すると、冷風運転となる。冷風運転時には、制御部35によって、第1の送風手段6aと、第2の送風手段6b、および圧縮機7を運転し、開閉手段34を開き、風路変更ダンパ31が、他方側に回動する。
これにより、第2の送風手段6bによって、吸気口2から本体ケース1内に吸気した空気は、放熱器8、第2の吸込口25、第2の吐出口27を介して第2の吹出口3bへと送風される。また、第1の送風手段6aによって、吸気口2から本体ケース1内に吸気した空気の多くは、熱交換手段5の第1の熱交換風路12を介さずに、吸熱器10へ流れ、熱交換手段5の第2の熱交換風路13、第1の吸込口24、第1の吐出口26、風路変更ダンパ31、連通路32を順次介して第1の吹出口3aへと送風される。
すなわち、吸熱器10で冷却除湿された空気は、第2の熱交換風路13の熱交換手段5の流入口13aより再び熱交換手段5に入る。ここで、第1の送風手段6aによって、吸気口2から本体ケース1内に吸気した空気の多くは、熱交換手段5の第1の熱交換風路12を通過しないので、熱交換手段5によって加熱されず、流出口13bより出て、第1の送風手段6aによって機外に送風される。結果として、バイパス風路33の開閉手段34が閉じている場合に比べて、相対湿度は高いが、温度の低い除湿空気を第1の吹出口3aへと送風できる。
以上のように本発明は、吸気口と第1の吹出口と第2の吹出口を有する本体ケースと、この本体ケース内に設けられた冷凍サイクルと熱交換手段とからなり、前記冷凍サイクルは、圧縮機と、前記圧縮機の下流に順次設けた放熱器、膨張手段、吸熱器とにより形成し、前記熱交換手段は、熱交換を行なうことができる第1の熱交換風路と第2の熱交換風路とを備え、第1の送風手段によって、前記吸気口から前記本体ケース内に吸気した空気を前記熱交換手段の前記第1の熱交換風路、前記吸熱器、前記熱交換手段の前記第2の熱交換風路を順次介して前記第1の吹出口へと送風する除湿風路と、第2の送風手段によって、前記吸気口から本体ケース内に吸気した空気を前記放熱器を介して前記第2の吹出口へと送風する温風風路とを備えたものであり、これにより、除湿装置の使用感の向上ができるものである。
すなわち、第1の送風手段によって、吸気口から本体ケース内に吸気した空気を熱交換手段の第1の熱交換風路、吸熱器、熱交換手段の第2の熱交換風路を順次介して第1の吹出口へと送風する除湿風路と、第2の送風手段によって、吸気口から本体ケース内に吸気した空気を放熱器を介して第2の吹出口へと送風する温風風路とを備えたので、第1の吹出口から除湿風路を介して出る冷風のみを受けることができる。
結果として、除湿装置から送風される冷風を直接受けることができるので、夏場に、お風呂上りの脱衣所等で除湿装置を使用する場合にも、使用感を向上できるものである。
従って、家庭用や事務所用などの、除湿装置として活用が期待されるものである。
1 本体ケース
2 吸気口
3a 第1の吹出口
3b 第2の吹出口
4 冷凍サイクル
5 熱交換手段
6a 第1の送風手段
6b 第2の送風手段
7 圧縮機
8 放熱器
9 キャピラリーチューブ
10 吸熱器
11 冷媒配管
12 第1の熱交換風路
13 第2の熱交換風路
14 第1の伝熱板
15 第2の伝熱板
16 第1のリブ
17 第2のリブ
18 除湿風路
19 温風風路
20 分離手段
21 モータ部
21a モータ軸
22 羽根部
23 ケーシング部
24 第1の吸込口
25 第2の吸込口
26 第1の吐出口
27 第2の吐出口
28 主板部分
28a モータ固定部
29 第1の翼部分
30 第2の翼部分
31 風路変更ダンパ
32 連通路
33 バイパス風路
34 開閉手段
34a 回動モータ部
34b 回動板部
35 制御部
36 操作部

Claims (4)

  1. 吸気口と第1の吹出口と第2の吹出口を有する本体ケースと、この本体ケース内に設けられた冷凍サイクルと熱交換手段とからなり、前記冷凍サイクルは、圧縮機と、前記圧縮機の下流に順次設けた放熱器、膨張手段、吸熱器とにより形成し、前記熱交換手段は、熱交換を行なうことができる第1の熱交換風路と第2の熱交換風路とを備え、第1の送風手段によって、前記吸気口から前記本体ケース内に吸気した空気を前記熱交換手段の前記第1の熱交換風路、前記吸熱器、前記熱交換手段の前記第2の熱交換風路を順次介して前記第1の吹出口へと送風する除湿風路と、第2の送風手段によって、前記吸気口から本体ケース内に吸気した空気を前記放熱器を介して前記第2の吹出口へと送風する温風風路とを備えたことを特徴とする除湿装置。
  2. 前記除湿風路には、前記吸気口と前記吸熱器とを連通するバイパス風路を設け、このバイパス風路に開閉手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の除湿装置。
  3. 前記熱交換手段の上面に前記第1の熱交換風路の入口を備え、前記熱交換手段の上端と前記吸熱器の上端とはほぼ同一の高さに設けられ、前記開閉手段は、回動モータ部と、この回動モータ部によって回動する回動板部とからなり、前記回動板部は、前記バイパス風路を開く時に前記吸熱器および前記熱交換手段の上端より上方へ突出することを特徴とする請求項2に記載の除湿装置。
  4. 前記本体ケース内に前記第1の送風手段および前記第2の送風手段と接続した制御部を備え、この制御部は,除湿冷風運転時には、前記第1の送風手段と、前記第2の送風手段、および前記圧縮機を運転し、前記開閉手段を閉じ、冷風運転時には、前記第1の送風手段と、前記第2の送風手段、および前記圧縮機を運転し、前記開閉手段を開くことを特徴とする請求項2または3に記載の除湿装置。
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