JP2015118642A - 通信端末を利用した情報提供及び収集システム - Google Patents

通信端末を利用した情報提供及び収集システム Download PDF

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Abstract

【課題】利用者の通信端末の電話帳情報を利用し施設とのコミュニケーションツールとして使用するシステムの提供。【解決手段】通信端末と施設側端末とサーバが通信網で接続され、通信端末は所有者の電話帳情報とアプリケーションを格納する記憶手段とアプリケーションが実行する手段(電話帳情報をサーバへ送信する、サーバからの通知を受信する、施設側情報を閲覧する)を有し、サーバは施設側情報を記憶する手段、施設側と電話帳情報内の電話番号を照合する手段、照合が一致しない通信端末の電話番号は削除し、一致した電話番号をサーバに記憶する手段を有し、施設側端末はアプリケーションを記憶する手段、利用者情報を入力する手段と、アプリケーションが実行する手段(施設側情報をサーバへ送信する、サーバに記憶されている情報を閲覧し、利用者の履歴情報に利用者情報を付加してサーバへ送信する)を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、通信端末を利用した情報提供及び収集システムに関するものであり、より詳しくは、利用者の通信端末に格納された電話帳情報を利用して、利用者と店舗等の施設や公共施設との間のコミュニケーションツールとして好適に使用することができるシステムに関するものである。
従来、例えば飲食店等においては、顧客に店舗の情報を伝達・取得させる方法として、顧客の電話番号を利用して直接電話を掛ける方法、顧客によるメール配信登録ののちにメールで定期的に通知する方法、顧客から入手した住所を利用したクーポン付ハガキ等のダイレクトメールや新聞等の折込み広告により通知する方法、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)や店舗側のWebサイトによる情報通知、または、店舗入り口、売り場でのPOP(Point Of Purchase advertising)表示、若しくはアナウンスなどにより通知する方法があり、近年スマートフォンの普及により、スマートフォンを用いたSNSによる通知も行われるようになった。
特開2012−248073号公報(特許文献1)には、スマートフォンに適した販売促進に関する技術として、特定の携帯端末専用アプリ(有料)を使用する顧客からのアクセスに対し、広告主がサーバに記憶されている店舗の広告情報と、景品として所定の対象と交換するための電子クーポンを提供する技術が開示されている。
特開2003−99514号公報(特許文献2)には、顧客のリピート回数の増加と販売促進を図るための携帯電話利用の顧客管理方法と顧客管理システムに関する技術が開示されている。詳しくは、店舗サーバには、来店または予約した顧客から入手する携帯電話の電話番号やメールアドレスの連絡先、及び顧客の取引データが記憶されており、店舗サーバに格納されている管理手段が店舗での取引データに基づいてポイント処理を行い、顧客に対する来店回数や取引金額に応じてポイントサービスを行う。そしてポイント情報を顧客の携帯端末にメールで送信することで、顧客の来店を直接的に促すことができる技術である。
特開2012−27800号公報(特許文献3)には、携帯端末の電話帳データを利用して、情報が配信されていることをユーザが容易に知得できる仕組みを提供する技術が開示されている。詳しくは、ユーザが携帯端末に登録した通信相手の電話番号又はメールアドレスが、情報を配信するものかどうかをサーバへ問い合わせをする。登録した配信相手が配信者である場合、ユーザは配信の申し込みをし、配信者から情報が配信される技術である。
特開2009−77150号公報(特許文献4)には、一の通信端末の電話帳データを、他の通信端末の電話帳情報に基づいて作成することが可能な電話帳サーバ及び電話帳作成方法に関する技術が開示されている。詳しくは、ユーザの携帯端末及び電話帳サーバに記憶されている電話帳データが完全に消去した場合、ユーザが電話帳サーバに電話帳作成を要求する。サーバは、サーバに記憶されている一の携帯端末の電話帳データを登録している他のユーザに、電話帳登録の許諾についての可否の確認を行い、許諾が確認できた他のユーザの電話帳情報を含んだ電話帳データを新たな一の携帯端末の電話帳データとして電話帳サーバに備えている電話帳データベースに登録する技術である。
特開2012−256362号公報(特許文献5)には、情報提供サーバに関する技術が開示されている。詳しくは、顧客の種類に応じて最適な情報をリアルタイムに提供するために、顧客の通信端末に店舗の識別情報が登録されているか否かを判断し、登録されている通信端末に情報提供サーバに記憶されている店舗情報を提供するサーバである。
特開2012−248073号公報 特開2003−99514号公報 特開2012−27800号公報 特開2009−77150号公報 特開2012−256362号公報
しかしながら、上記[0002]に記載の従来の情報の伝達・取得方法及び特許文献1〜5の開示技術には、以下に述べる問題点が存在していた。
顧客から入手した電話番号を利用する技術の場合、予約確認や忘れ物の連絡等の強い理由付けがない限り、顧客の迷惑になることが多く、全ての顧客と連絡を取り合うのに時間と手間を掛ける必要がある。また、顧客から入手した住所を利用したダイレクトメールを通知する技術の場合、施設側はダイレクトメール作成の費用と手間がかかり、顧客もクーポン付きハガキの保管場所が必要となり、また施設を利用する際にハガキを持参する必要もあり不便である。
電子メールやWebサイトを用いて、情報配信サービスを受ける技術の場合、顧客はまず、情報配信を希望する施設(店舗等)が情報配信を行っているか調べる必要がある。また、電子メールやWebサイトを介して情報配信を申し込む必要があり、顧客情報に記載漏れや誤記がある場合、施設側は顧客に広告情報を提供できない。同様に、特許文献3に記載の携帯端末を利用した情報配信をユーザに知得できる仕組みを提供する技術の場合、ユーザは、問い合わせや情報配信のためにサーバへアクセスする必要があり、手間がかかる。更に特許文献1に記載のスマートフォンによる販売促進技術においても、顧客はサーバに記憶されている店舗の広告情報と、景品として所定の対象と交換するための電子クーポンを取得するために、サーバへアクセスする必要があり、ユーザにとっては不便である。
店舗側のWebサイトやSNSにより情報を通知する場合、広告情報をWebサイトに掲載しても、顧客が閲覧しているかどうかわからない。また短期間でのみ有効な広告情報を掲載した場合、その期間に顧客が店舗のWebサイトにアクセスしないと店舗の広告情報を取得できないため、顧客に対する宣伝効果が低い。また、メールにより店舗情報を配信する場合においては、店舗側は配信登録している顧客に広告情報を定期的に送信するため、情報量が多くなる。その結果、登録している顧客は必要としていない広告を受け取ることが多くなるため受信した広告を読まない可能性が高くなり、十分な広告効果が得られない。
スマートフォンを用いたSNSによる広告・宣伝方法の場合、クーポン等のサービスの配信は、新規・既存を問わず多くの利用者に利用してもらうことが目的であって、本発明のように既存の利用者に対してより上質なサービスを提供することを目的とするものではない。つまり、1人1人の顧客又はグループ毎の店舗側との関係性の違いにより、情報内容を変えたりするといったサービスを提供できない。
特許文献2に記載の電話番号利用の顧客管理方法技術の場合、店舗が顧客情報(携帯電話の電話番号やメールアドレスの連絡先、及び顧客の取引データ)を電子データ化し、店舗サーバで管理しているため、管理に手間がかかる。また、ウイルス感染や自店舗システムに対する不正アクセスや侵入により、顧客情報が漏えいする恐れがある。そのため店舗は情報管理や漏えい対策のための多額の経費が必要となる。
特許文献4に記載の一の通信端末の電話帳データを、他の通信端末の電話帳情報に基づいて作成する電話帳サーバ及び電話帳作成方法に関する技術の場合、自端末に該当する電話番号及びメールアドレスをサーバへ送信し、電話帳サーバに登録されている個人の電話帳情報の提供を受けて電話帳データを作成するのみで、本発明の通信端末を利用した情報提供及び収集システムとは異なる。
特許文献5に記載の情報提供サーバは、顧客の施設利用の履歴情報に応じて最適な情報をリアルタイムに提供することはできるが、利用者はサーバへ情報を取得したい店舗を検索しないと店舗情報が提供されないため不便である。具体的には、特定の施設の電話番号のみを利用者自らが通信端末を操作し、サーバに送信する構成であるため、利便性が悪い。更に施設側端末から利用者情報を付加し、これを履歴情報としてサーバに記憶させる構成を備えていないため、施設側が知っている利用者の情報に基づいて利用者に対して店舗情報を提供することができない。
請求項1に係る発明は、通信端末と、施設に設けられる施設側端末と、サーバとが通信ネットワークを介して接続されている、電話番号を認識手段とする情報提供及び収集システムであって、前記通信端末は、前記通信端末所有者が電話をかける複数の相手先の電話番号が含まれる電話帳情報と、専用のアプリケーションを格納する記憶手段と、前記アプリケーションが実行する、前記記憶手段に格納された電話帳情報を前記サーバへ定期的に送信する送信手段と、サーバからの通知を受信する受信手段と、サーバの記憶手段に格納された施設側情報を閲覧する閲覧手段とを有し、前記サーバは、前記施設側端末から送信された施設側の電話番号と施設側情報を格納する記憶手段と、前記通信端末から送信された電話帳情報に登録されている電話番号の中に、前記記憶手段に記憶された前記施設側の電話番号の中で一致する番号があるかどうかを照合する照合手段と、前記照合手段による照合が一致しない前記通信端末から送信された電話帳情報に含まれる電話番号は削除し、前記照合手段による照合が一致した前記施設側の電話番号は、前記通信端末の識別番号と対応付けて前記記憶手段に格納する管理手段とを有し、前記施設側端末は、専用のアプリケーションを格納する記憶手段と、利用者情報を入力する操作手段と、前記施設側端末のアプリケーションが実行する、前記施設の施設側情報を前記サーバへ送信する送信手段と、前記サーバの記憶手段に記憶されている情報を閲覧する閲覧手段と、前記サーバの記憶手段に格納されている利用者の履歴情報に前記操作手段から入力された利用者情報を付加して前記サーバへ送信する情報付加手段を有し、前記サーバは、前記利用者情報を前記履歴情報に結合させて前記サーバの記憶手段に格納することを特徴とする情報提供及び収集システムに関する。
請求項2に係る発明は、前記施設側端末は、前記アプリケーションが実行する、前記サーバを介して前記通信端末に連絡する通信手段を有し、前記通信端末は、前記サーバを介して前記施設側の電話番号が付された施設に連絡する通信手段を有し、前記サーバの記憶手段は、前記通信端末の通信手段により連絡した利用者の当該施設利用履歴を含む前記履歴情報を格納し、前記施設側端末の閲覧手段は、前記サーバの記憶手段に格納した履歴情報の閲覧を可能とする、ことを特徴とする請求項1に記載の情報提供及び収集システムに関する。
請求項3に係る発明は、前記施設側情報は施設に関する情報である施設基本情報と、前記通信端末に送信される施設配信情報とを含み、前記サーバは、前記照合手段による照合が一致した場合、前記記憶手段に格納された施設配信情報を閲覧可能である旨の通知を前記通信端末に送信する送信手段と、前記施設側端末の前記操作手段から入力された送信先の抽出条件に基づいて、前記履歴情報に含まれる利用者の中から、送信先となる利用者を決定する送信先決定手段を有し、前記送信手段は、前記送信先決定手段により決定された利用者が所有する前記通信端末に前記通知を送信する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報提供及び収集システムに関する。
請求項4に係る発明は、前記サーバは、前記施設側端末の前記操作手段から入力された抽出条件に基づいて、前記履歴情報に含まれる利用者を分別する分別手段を有し、前記送信手段は、前記分別手段により分別した前記利用者の履歴情報を施設側端末に送信する、ことを特徴とする請求項1乃至3何れかに記載の情報提供及び収集システムに関する。
請求項5に係る発明は、前記施設側端末は、前記施設側端末所有者の電話帳情報と専用のアプリケーションを格納する記憶手段と、前記アプリケーションが実行する、前記記憶手段に格納された電話帳情報を前記サーバへ定期的に送信する送信手段と、前記サーバからの通知を受信する受信手段と、前記サーバの記憶手段に格納された施設側情報を閲覧する閲覧手段とを有する、ことを特徴とする請求項1乃至4何れかに記載の情報提供及び収集システムに関する。
本発明の情報提供及び収集システムは、利用者の通信端末に記憶されている複数の相手先の電話番号を含む電話帳情報をサーバへ定期的に送信し、サーバからの通知を受信するアプリケーションを備えている。したがって、利用者は専用のアプリケーションを取得し、施設側の電話番号を登録するだけで、Webサイトへアクセスしなくてもサーバからの通知により新しい施設側情報を取得できる機会が提供される。これにより、利用者と施設(公共施設、店舗等)の間で円滑なコミュニケーションが図れる。
本発明の情報提供及び収集システムは、サーバが施設側の電話番号と専用のアプリケーションを取得した利用者の通信端末から送信された複数の相手先の電話番号を含む電話帳情報に含まれる電話番号とを照合し、照合が一致した場合、施設側の新しい施設側配信情報を閲覧可能である旨の通知(後述する施設側端末から利用者に向けて配信されるメッセージ)を利用者の通信端末に送信する送信手段を備えている。したがって、利用者はその通知に基づいて、施設側情報取得の必要性について判断することができ、不必要な施設側情報を受け取らずに済む。また、利用者が必要とする施設側情報を閲覧することができるため、高い広告効果が得られる。
本発明の情報提供及び収集システムは、サーバが利用者の通信端末に登録されている電話帳情報に含まれる電話番号とサーバが管理している店舗の電話番号とを照合し、照合が一致した電話番号以外は削除する管理手段を備えている。また、サーバには、照合が一致した電話番号を利用者の通信端末の識別番号と対応付けて格納し、利用者が施設側の電話番号が付された施設を利用するに際して、利用履歴を格納する記憶手段を備え、施設側端末は履歴情報を閲覧する閲覧手段を備えている。したがって、施設側端末から利用者情報が外部に漏えいすることがなく、施設側は情報管理に係わる経費を最小限にして施設側情報を提供することができる。また利用者の履歴情報を施設側端末で管理する手間が省け、サーバに記憶されている履歴情報に基づいて的確なマーケティングを行うことができる。従って、1人1人の利用者又はグループ毎の店舗側との関係性の違いによる情報内容を変えるといったサービスを提供できる。利用者は通信端末を用いた施設の予約時において、予約にメッセージを付してサーバに送信することができる。施設側は施設側端末からサーバにアクセスして利用者からのメッセージを閲覧することができる。
本発明の情報提供及び収集システムは、施設側端末が、履歴情報に操作手段から入力された利用者情報を付加して前記サーバへ送信する情報付加手段を備え、サーバが、送信された利用者情報と履歴情報とを結合させて記憶手段に格納する。従って、施設側は施設側端末から履歴情報を編集することができ、編集された履歴情報から様々な利用者情報に基づいて施設側情報の送信先を決めることができるので、施設側情報に関する高い広告効果が得られる。
本発明の情報提供及び収集システムは、施設側端末に記憶されている電話帳情報をサーバへ定期的に送信し、サーバからの通知を受信するアプリケーションを備えている。従って、施設側端末においても、通信端末と同等の機能を有することができる。
本発明の情報提供及び収集システムは、サーバが、施設側端末の操作手段から入力された抽出条件に基づいて、履歴情報に含まれる利用者を分別する分別手段を備えている。従って、施設側は利用者の施設の利用状況に応じて施設側情報の送信の要否を判断することができる。また、新規利用者と既存利用者とを分別して、既存利用者に対してのみ特定の施設側情報を送ることもできるので、既存利用者に対してより質の高いサービスを提供することができる。
本発明の情報提供及び収集システムは、サーバが、施設側端末の操作手段から入力された送信先の抽出条件に基づいて、履歴情報に含まれる利用者の中から、送信先となる通信端末を決定する送信先決定手段を備えている。従って、施設側は、施設側情報の内容に応じて送信する利用者を選択することができるため、高い広告効果が得られる。
本発明の一実施形態である情報提供及び収集システムの全体構成を示すブロック図である。 通信端末の構成を示すブロック図である。 施設側端末の構成を示すブロック図である。 サーバの構成を示すブロック図である。 (A)利用者情報の付加処理を行う時のサーバの処理動作を示すフローチャートである。(B)利用者情報の付加処理を行う時の施設側端末のフローチャートである。 サーバが通信端末の電話帳情報と施設側の電話番号との照合を行う時のフローチャートである。 (A)施設側情報の送信先を決定する時のサーバの処理動作を示すフローチャートである。(B)施設側情報の送信先を決定する時の施設側端末の処理動作を示すフローチャートである。 (A)施設側の情報ページの利用者を分別する時のサーバの処理動作を示すフローチャートである。(B)施設側の情報ページの利用者を分別する時の施設側端末の処理動作を示すフローチャートである。 利用者情報の登録画面を示す図である。 施設側情報の登録画面を示す図である。 通信端末の表示手段に表示される通知の内容を示す図である。 サーバの施設側情報に掲載されているある店舗の施設側ページを示す図である。 予約・問い合わせ画面を示す図である。 ある店舗の情報ページを示す図である。 施設側ページを閲覧した利用者が施設に送信した予約・お問い合わせメッセージの一覧画面を示す図である。 ある施設についての履歴情報を示す図である。 ボーリング場についての履歴情報を示す図である。
次に本発明の実施の形態の一例について図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態である情報提供及び収集システムの全体構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態の情報提供及び収集システムは、複数の利用者がそれぞれ所有する通信端末1と、複数の施設にそれぞれ設置される複数の施設側端末2と、サーバ3とが通信ネットワーク4を介して通信可能な状態に接続されている。通信ネットワーク4は、通信端末1とサーバ3とが通信するための第1のネットワーク(インターネット等を利用した移動体通信網)と、施設側端末2とサーバ3とが通信するための第2のネットワーク(インターネット、専用線など)とを含んで構成される。
通信端末1は、施設を利用する利用者が用いる端末である。通信端末1は、本実施形態においては、携帯電話機、スマートフォン等の電話番号情報を有する無線通信端末であるのが好ましいが、タブレット端末や設置型のコンピュータ等(ノートパソコンやデスクトップパソコン)であっても構わない。通信端末が電話番号を有さない場合、履歴情報に通話履歴は残されない。施設側端末2は、この情報提供及び収集システムを用いて施設側情報をサーバ3へ配信する者(以下「配信者」という。)が用いる通信端末である。配信者は、特定の施設(店舗や学校、公共施設、行政機関、企業等)に属する者である。施設側端末2は、例えば、パーソナルコンピュータであるが、通信端末1と同様に、無線通信端末であってもよい。サーバ3は、情報提供及び収集システムを実行するコンピュータ装置である。また、本発明において、施設側と利用者とのやり取りはメッセージ、履歴情報に記憶されるものはコメントとして記載している。
図2は利用者の通信端末1の構成を示すブロック図である。図2に示すように、通信端末1は、記憶手段5と制御手段8と通信手段9と送信手段10と受信手段11と認識手段12と閲覧手段13と表示手段14と操作手段15とを備えている。記憶手段5であるメモリ(RAM、ROM等)には電話帳情報6とコンピュータ読み取り可能な専用のアプリケーション7を含むアプリケーション(プログラム)が記憶されている。電話帳情報6は、利用者が電話をかける複数の相手先(家族、友人、知人、職場、施設等)の全ての電話番号が含まれている。制御手段8は、記憶手段5に記憶されたアプリケーションを実行するための演算装置(CPU等)及びメモリを備え、アプリケーションを実行することにより、通信手段9と送信手段10と受信手段11と認識手段12と閲覧手段13と表示手段14との動作を制御する。通信手段9と送信手段10と受信手段11と認識手段12と閲覧手段13とは、制御手段8がアプリケーションを実行することにより実現される手段である。サーバ3とのデータの送受信は通信手段9と送信手段10と受信手段11がそれぞれ行う。
アプリケーション7は、記憶手段5に格納された電話帳情報6をサーバ3へ定期的に送信する。このアプリケーション7を使用したサーバ3との電話帳情報のやり取りは送信手段10により行われる。電話帳情報6に含まれる電話番号は、利用者の意志で通信端末1に記録するものであるため、通信端末1毎に異なる。したがって、施設側の電話番号を登録している端末と登録していない端末が存在する。
表示手段14は通信端末1に記憶されている又は通信手段9を介してWebサイトに掲載されている各種情報を表示する。操作手段15は、利用者の操作に基づいて制御手段8が各手段に実行させる動作命令の情報を入力する。操作手段15は、ボタン、キー、スイッチ、などを備えてもよいが、表示手段14に重ねて設けられるタッチスクリーンであってもよい。
認識手段12は、施設側の二次元コード(QRコード(登録商標)等)を読み取ることができる機能を備えている。二次元コードは施設を紹介した情報誌やWebサイトに掲載されるか、或いは施設側端末2から通信端末1にメール等で送信される。利用者は通信端末1の認識手段12により二次元コードを読み取り、サーバ3にアクセスすることにより、施設の施設側情報27に含まれる広告情報等を入手できる。利用者が施設を利用した時、通信端末1により二次元コードを読み取った際の情報が送信手段10によってサーバ3へと送信され、サーバ3の記憶手段26に利用者の履歴情報29として記憶される。
更に、施設側配信情報を閲覧可能ではない顧客に対して、認識手段12により、施設側のショップカードや領収書に添付された二次元コード(QRコード(登録商標)等)を読み取ることにより、通信端末1の電話帳情報6に施設側情報27を登録することができる。
通信端末1は、サーバ3の記憶手段26に記憶された施設側情報27を閲覧する閲覧手段13を備えており、施設側情報27に含まれる文字、画像、動画等の情報を閲覧することができる。
図3は施設側端末2の構成を示すブロック図である。図3に示すように、施設側端末2は、記憶手段16とアプリケーション7と制御手段17と通信手段18と送信手段19と受信手段20と認識手段21と閲覧手段22と表示手段23と操作手段24と情報付加手段25とを備えている。制御手段17は記憶手段16に記憶されたコンピュータ読み取り可能なアプリケーション(プログラム)を実行するための演算装置(CPU等)及びメモリを備え、アプリケーションを実行することにより、通信手段18と送信手段19と受信手段20と認識手段21と閲覧手段22と表示手段23と情報付加手段25の動作を制御する。通信手段18と送信手段19と受信手段20と認識手段21と閲覧手段22と表示手段23は、制御手段17がアプリケーションを実行することにより実現される手段である。施設側端末2の施設側情報27のサーバ3への送信は、送信手段19によって行われ、サーバ3に記憶されている履歴情報29の閲覧は閲覧手段22によって行われる。
施設側端末2は、サーバ3の記憶手段26に記憶されている履歴情報29に、操作手段24により入力されたコメント等の利用者情報を付加してサーバ3へ送信する情報付加手段25を備えている。図5は、利用者情報の付加処理を行う時のサーバと施設側端末の処理動作を示すフローチャートである。図5に示すように、配信者は施設側端末2からサーバ3へアクセスし、履歴情報29を閲覧手段22により閲覧する。配信者は、履歴情報29に利用者情報を付加するために、操作手段24により利用者情報についてのコメントを入力する。入力されたコメントは、情報付加手段25によりサーバ3へ送信される。送信された利用者情報は、既存の履歴情報29と結合され、記憶手段26に新しい履歴情報29として記憶(上書き)される。
表示手段23は利用者から予約等を受け付けるための画面を表示させ、施設側端末2に記憶されている又は通信手段18を介してWebサイトに掲載されている各種情報を表示させる。
図4はサーバ3の構成を示すブロック図である。図4に示すように、サーバ3は、記憶手段26と制御手段32と送信手段31と受信手段32と照合手段33と管理手段34と分別手段35と送信先決定手段36とを備えている。記憶手段26には、アプリケーション7と施設側情報27と抽出条件28と履歴情報29及びコンピュータ読み取り可能なアプリケーション(プログラム)が記憶されている。制御手段32は、記憶手段26に記憶されたアプリケーションを実行するための演算装置(CPU等)やメモリを備え、アプリケーションを実行することにより、送信手段31と受信手段32と照合手段33と管理手段34と分別手段35と送信先決定手段36の動作を制御する。送信手段31と受信手段32と照合手段33と管理手段34と分別手段35と送信先決定手段36は、制御手段32がアプリケーションを実行することにより実現される手段である。
サーバ3の記憶手段26には、施設毎に設けられたデータベースに夫々の施設側情報27が記憶されており、施設側情報27には、施設基本情報と施設配信情報とが含まれる。施設基本情報は、住所、名称、電話番号等の施設に関する情報であり、施設配信情報は、照合手段33により照合が一致した場合に通信端末1に送信される登録完了通知(a)と、施設側端末2から利用者に向けて配信されるメッセージ(b)(忘れ物の所持者割出や施設の臨時休業の告知等の緊急を要する事項、利用者からの要望や、要望に対する回答、予約等の確認内容、問い合わせ、施設間の発注内容、広告・宣伝等のメッセージ情報)が含まれる。但しこれに限らず、施設側の施設側情報27が施設側端末2の記憶手段16に記憶されていてもよい。
サーバ3の記憶手段26に記憶されている抽出条件28は、サーバ3の記憶手段26に記憶されている履歴情報29から、利用者を分別する又は、施設配信情報を閲覧可能である旨の通知(b)を行う者を決定するために、施設側端末2の操作手段24及び情報付加手段25により、入力された条件である。抽出条件28は、施設側端末2の送信手段19によりサーバ3へ送信され、記憶手段26に記憶される。これにより、施設側端末2は、サーバ3の記憶手段26に記憶されている抽出条件28を繰り返し利用することができる。
サーバ3の記憶手段26には、利用者が任意に登録する利用者の電話番号、氏名、住所等の利用者情報が記憶されている。また、記憶手段26に記憶されている履歴情報29には、利用日や利用回数といった利用履歴や、利用者が購入や利用等の施設側との取引を行った取引履歴、そして利用者の施設を利用するための予約履歴も履歴情報29として含まれても構わない。また、施設側端末2の情報付加手段25により入力された情報も、履歴情報29として記憶される。
記憶手段26に格納されている施設側情報27に含まれている施設側の電話番号と、通信端末1から送信された電話帳情報6に含まれる電話番号との照合は照合手段33により行われる。この照合手段33による照合は、通信端末1から電話帳情報6が送信されるたびに行われる。図6は、サーバが通信端末の電話帳情報と施設側の電話番号との照合を行う時の処理動作を示すフローチャートである。図6に示すように、照合が一致した施設側の電話番号は、通信端末1の識別番号と対応付けられて利用者情報として記憶手段26に記憶され、照合が一致しなかった通信端末1の電話番号情報は削除される。これらの動作は管理手段34により行われる。前記照合手段33により、照合が一致する電話番号がなかった場合、後述する登録された利用者情報はサーバ3の記憶手段26から削除されても構わない。
照合手段33により、通信端末1へ照合が一致した施設側の施設配信情報を閲覧可能である旨の通知(a,b)は、送信手段31により送信される。利用者は、通知に基づいてサーバ3へアクセスし、施設側情報27を閲覧手段13により閲覧する。
利用者情報と対応付けて記憶手段26に記憶される通信端末1の識別番号は、例えば電話番号が使用されるが、これに限定されず、IDやパスワードの組み合わせ、通信端末の個体識別番号や電子メールアドレス等を使用することができる。
サーバ3は、通信端末1に施設配信情報を閲覧可能である旨の通知(b)を送信する際、施設側情報27と抽出条件28により送信者を決定する送信先決定手段36を備えている。図7は、施設配信情報の送信先を決定する時のサーバと施設側端末の処理動作を示すフローチャートである。図7に示すように、配信者は、施設側端末2からサーバ3へアクセスし、履歴情報29を閲覧手段22により閲覧する。配信者は、送信する施設配信情報の内容に基づいて、施設側端末2の操作手段24から、抽出条件28(利用履歴、電話番号、コメント等)を入力する。サーバ3は、履歴情報29に含まれている項目(利用履歴、電話番号、コメント等)と、抽出条件28に含まれる項目とに基づいて、送信先決定手段36により施設配信情報を送信する送信者を抽出する。この結果、サーバ3は抽出された送信者に送信手段31により施設配信情報を閲覧可能である旨の通知(b)を送信する。
サーバ3は、記憶手段26に記憶されている履歴情報29と抽出条件28から、利用者を分別する分別手段35を備えている。図8は、施設側の情報ページの利用者を分別する時のサーバと施設側端末の処理動作を示すフローチャートである。図8に示すように、配信者は、施設側端末2からサーバへアクセスし、履歴情報29を閲覧手段22により閲覧する。配信者は、サーバ3の記憶手段26に記憶されている履歴情報29に含まれる利用回数等の情報に基づいて、利用者を分別するために、施設側端末2の操作手段24から抽出条件28として、利用回数(訪れた回数)を入力する。サーバ3は、履歴情報29に含まれている利用回数に関する項目と、抽出条件28に含まれている項目とに基づいて、分別手段35により利用者を分別する。サーバ3は、分別した利用者の履歴情報29を施設側端末2へ送信手段31により送信し、サーバ3の記憶手段26に記憶されている履歴情報29は、利用者が抽出条件28に入力された内容に基づいてフラグにより識別され表示される。
本発明の情報提供及び収集システムの動作の一例を説明する。
利用者は、通信端末1の操作手段15を操作して、通信手段9によりアプリケーションをインストールするWebサイトへアクセスし、サーバ3の記憶手段26に記憶されているアプリケーションをインストールする。インストールされたアプリケーションは、通信端末1の記憶手段5にアプリケーション7として記憶される。サーバ3には、利用者がアプリケーション7をインストールしたことが記憶手段26に登録される。また、利用者は任意で、図9に示される利用者情報の登録画面から利用者情報を登録することができる。
本発明のシステムを利用するにあたり、登録の段階として、利用者がアプリケーション7のインストールを行い、サーバに登録されている施設電話番号と照合が一致した場合になされる仮登録と、仮登録後に電話やメールで予約、又は来店証明を行った本登録の二つがある。ここで、本登録者は、施設側端末2から送信手段19によりサーバ3へ送信された施設配信情報を閲覧可能である旨の通知(b)を受信できる。仮登録者の前記通知の受信について、不可能とするのか、又は可能とするのか、又は一定期間可能とするかは、施設毎の配信者が設定することができる。また、施設は利用するが、アプリを介して通信手段を利用しない又は来店証明を行っていない仮登録者に対して、配信者が任意で本登録の設定を行うことができる。
配信者は、本発明のシステムを利用するにあたり、図10に示される施設側情報27の登録画面から、施設情報(住所、名称、電話番号等)をサーバ3の記憶手段26に記憶する事前登録を行う必要がある。事前登録の方法は、利用者と同様に通信手段18により専用のアプリケーションをインストールするWebサイトへアクセスし、サーバ3の記憶手段26に記憶されているアプリケーションをインストールし、施設側端末2の記憶手段16に記憶する方法である。配信者は事前登録完了後、施設側情報27をサーバ3へ送信することができる。
配信者は、事前登録を行うことで、利用者にもなることができる。例えば、配信者が所属する店舗が原材料を仕入れる場合、店舗が利用者になり、その仕入れ先の卸売業者が施設側となる。配信者が、専用のアプリケーションを起動させる、若しくは施設側端末2の通信手段18によりサーバ3へアクセスすると、店舗用と利用者用の二つのフラグが表示され、その何れかを選択することにより、施設側端末2として機能するアプリケーション又は通信端末1として機能するアプリケーションが選択的にインストールされ、記憶手段16に記憶される。つまり、施設側端末2は、利用者用のフラグを選択することにより、通信端末1として機能することができる。
施設側端末2は、例えばパーソナルコンピュータといった、施設に設置される通信端末が考えられるが、これに限らず、通信端末1と同様に、無線通信端末であってもよい。施設側端末2が通信端末1の機能を有する場合、施設側端末2は、施設側端末所有者の電話帳情報と専用のアプリケーション7を格納する記憶手段16と、前記アプリケーション7が実行する、記憶手段16に格納された電話帳情報をサーバ3へ定期的に送信する送信手段19と、サーバ3からの通知を受信する受信手段20と、サーバ3の記憶手段16に格納された施設側情報27を閲覧する閲覧手段22とを備えている。
配信者は、一の施設側端末2が有する機能を複数の端末を用いて共有することができる。つまり、一の施設側端末2以外に一の施設側端末2の基本情報(住所、名称、電話番号等)及び機能(記憶手段16と制御手段17と通信手段18と送信手段19と受信手段20と認識手段21と閲覧手段22と表示手段23と操作手段24と情報付加手段25)を有する端末が複数存在してもよい。具体的には、通信手段18による電話機能を利用することにより、一の施設側端末2にかかってきた電話や、音声・メッセージ等を他の端末で確認することができる。
利用者の通信端末1の記憶手段5に記憶されたアプリケーション7により実行される送信手段10により、通信端末1に記憶されている電話帳情報6がサーバ3へ定期的に自動的に送信される。この送信動作は、利用者が通信端末1の電話帳情報6を更新した時、又は利用者が通信端末1の記憶手段5に記憶されているアプリケーション7を起動した時、又はサーバ3の記憶手段に新規の施設側情報が記憶(登録)されたとき、又は指定された日時に行われる。この送信動作は通常自動的に行われるが、これに加えて利用者の意志で電話帳情報6をサーバ3へ送信しても構わない。
図6に示されているサーバ3が通信端末1の電話帳情報6と施設側の電話番号との照合を行う動作において、通信端末1から送信された利用者の電話帳情報6は、サーバ3の記憶手段26に一時的に記憶される。利用者の電話帳情報6に登録されている電話番号の中に、サーバ3の記憶手段26に記憶されている施設側情報27に含まれている電話番号の中で一致する番号があるかどうかが照合手段33により照合される。照合の結果、サーバ3の管理手段34は照合が一致しない電話番号は削除し、照合が一致した電話番号は、通信端末1の電話番号等の識別番号と対応付けて利用者情報としてサーバ3の記憶手段26に記憶する。
前記照合において、通信端末1の電話帳情報6には登録されているが、サーバ3の施設側情報27には登録されていない電話番号が存在するとき、サーバ3は商用店舗の電話番号を登録している他のサーバのデータベース等との照合を行うこともできる。照合が一致した電話番号は、通信端末1の電話番号等の識別番号と対応付けて利用者情報としてサーバ3の記憶手段26に記憶される。これにより、通信端末1の所有者は本システムを利用していない施設(サーバ3に電話番号が登録されていない施設)においても本システムを利用することができ、利用者は本システムを利用していない施設の施設側情報27を入手することができる。
サーバ3は、管理手段34により照合が一致した電話番号の施設の施設配信情報がサーバ3の記憶手段26に記憶されているか確認動作を行う。確認された場合、一致した電話番号の施設の施設配信情報を閲覧可能である旨の通知(a,b)が、送信手段31により通信端末1に送信される。このとき送信される通知として具体的には、初めて施設配信情報が閲覧可能になった場合は登録完了通知(a)であり、2回目以降に送信され、施設の新規配信情報がある場合は施設側端末から利用者に向けて配信されるメッセージ(b)である。通知は、図11に示されるように、通信端末1の表示手段14により表示され、利用者は通知が送信されたことを認識し、通信端末1からサーバ3にアクセスして通知の内容(記憶手段26に記憶された施設配信情報)を確認できる。
サーバ3が通信端末1に行う前記通知の方法としては、専用のアプリケーションによる通知が好ましいが、電子メールアドレスを使用して送信する方法でも構わない。
通信端末1からの施設側情報27の閲覧方法は、通信端末1の記憶手段5に記憶されているアプリケーション7により閲覧する方法が好ましいが、通知に付されているURIからブラウザにより閲覧する方法でも構わない。また配信者は、利用者が通知又は施設側情報27を閲覧できる期間を設定することができる。
送信手段31による施設配信情報を閲覧可能である旨の通知(a,b)があったことを通信端末1の所有者に確認させる方法として、通信端末1のライト(LED等の発光部)を点滅させる、通信端末1の表示手段14のステータスバーに通知マークを表示させる他、通信端末1の表示手段14に表示されているアイコンにメッセージ数が表示される方法や、アプリケーション7を起動させた時、又は電話帳情報の更新が行われた時に表示手段14に表示させる方法を用いることができる。
サーバ3を介して行われる利用者の通信端末1への通知において、配信者は施設の施設側情報27だけでなく、利用者の嗜好を知るために利用者と密に情報のやり取りを行うコミュニケーションツールとして利用するための通知(例えば「暖かくなってきましたね。」や「誕生日おめでとうございます。」等のコミュニケーションメッセージの通知)を行うことができる。
配信者は、サーバ3の記憶手段26に記憶された利用者の履歴情報29に基づいて、利用者を選択して施設配信情報を閲覧可能である旨の通知(b)及びメッセージを送信することができる。また、通信端末1から送信される利用者からのメッセージに対して利用者を選択して受信又は特定の利用者に対して受信拒否をすることができる。
利用者が必要のない施設配信情報を受け取らないようにするには、利用者の通信端末1の記憶手段5に記憶される電話帳情報6から当該施設の電話番号を削除する方法の他、サーバ3に対して閲覧可能である旨の通知を不要とする設定をする方法や、アプリケーション7をアンインストールする方法等がある。電話番号を削除する方法の場合、サーバ3の記憶手段26に記憶された電話帳情報は、通信端末1から電話帳情報を受信するたびに上書きされる。
利用者は、通信端末1によりサーバ3から送信された施設配信情報を閲覧可能である旨の通知(a,b)を受信すると、当該通知から、記憶手段5に記憶されているアプリケーション7を利用して、通信手段9によりサーバ3へアクセスする。利用者は施設配信情報をサーバ3の記憶手段26に記憶されている施設側ページから閲覧手段13により閲覧できる。このとき、閲覧できる施設配信情報としては、例えば商品情報やクーポン情報、イベント等の利用者の利用を促すような広告情報や、忘れ物の所持者割出や施設の臨時休業の告知等の緊急を要する事項、利用者からの要望や、要望に対する回答、予約等の確認内容、問い合わせ、施設間の発注内容、広告・宣伝等のメッセージ情報が含まれる。
図12は、通信端末1の表示手段14により表示されているある飲食店の施設側ページを示している。図12のように、画面上部に店舗名、電話番号、定休日等の施設側の基本情報が掲載されており、画面下部には施設側のメッセージが表示されており、4件のメッセージが確認できる。また、メッセージが多い場合の表示方式としては、インラインフレーム等が考えられるが、本発明においては、これに限定されるものではない。
利用者が施設側のメッセージを閲覧すると、サーバ3は利用者が前記メッセージを閲覧したことを認識し、図12に示されているメッセージ画面にフラグが示される。
図12の画面中部には、利用者が施設側に連絡するための一例として「予約・お問い合わせ」のアイコンが表示されている。利用者はメッセージ画面を閲覧して、「予約・お問い合わせ」アイコンを操作すると、図13に示すような予約・問い合わせ画面が表示される。ここで、電話又はメッセージで予約又は問い合わせを送信手段10によりサーバ3を介して施設側端末2に行うことができる。ここから行なった予約又は問い合わせは、サーバ3の記憶手段26に履歴情報29として記憶される。このとき、電話のみ予約・問い合わせできる、又はメッセージのみ予約・問い合わせできる、又は予約のみできる、又は問い合わせのみできる等の予約・問い合わせ画面の設定及び変更は、配信者が施設側端末2からサーバ3へアクセスして行うことができる。また、図12の画面中部に表示されるアイコンの表示内容及び図13の表示画面の名称の設定及び変更についても、配信者が施設側端末2からサーバ3へアクセスして行うことができる。例えば、宅配専門店の場合、図12の画面中部には「宅配・お問い合わせ」と設定することができる。また、他に予約・問い合わせ以外に考えられる名称としては、受付、参加、申し込み、投票等が考えられ、配信者は設定により画面に表示される語句を変更させて利用することができる。例えば、業種毎に表示される画面を設定しても構わない。
本発明における専用のアプリケーションを利用して、利用者の通信端末1の電話から予約・問い合わせを行った際、施設側端末2にその履歴を記憶させることができる。利用者からの電話終了後、表示手段23により施設側端末2の前記の電話がどのような用件であったかの選択画面(予約・問い合わせ・その他等)が表示される。予約を選択すれば、利用者からの予約履歴として送信手段19によりサーバ3へ送信され、記憶手段26に履歴情報29として記憶される。
サーバ3の記憶手段26に記憶される予約履歴の保存方法について、施設側端末2への通話時間が一定時間を超える場合又は通話時の通信端末1の位置情報により、予約に関する連絡であると判断されて、サーバ3の記憶手段26に履歴情報29として保存される方法であっても構わない。
利用者から施設側に予約等の電話がある場合に、日付と時間、名前、電話番号、人数、メモ等の情報を記入する画面が表示手段23により施設側端末2に表示されても構わない。これにより、施設側は利用者からの予約処理を簡易化することができる。
前記画面において、日付と電話番号を指定する場合、表示手段23により表示される段階で、利用者の名前、電話番号、又は着信時間等の情報が記入されていてもよく、カレンダーが表示されたり、スケジュール表等が表示されてもよく、表示内容は施設側の使用形態によって、適宜設定できる。これにより施設側は利用者から電話がかかってきた際の内容を把握、記録することができる。更に本発明に係るシステムを利用する施設側端末2の有する機能を複数の端末を用いて共有する、即ち利用者と会話する端末と利用者の会話内容を記録する端末を別にすることで、より確実に利用者の電話の内容を記録することができる。
また、配信者が利用者からの電話を取ることが出来なかった場合、施設側端末2を手動で操作することにより、利用者の履歴情報29を修正することが可能である。更に利用者の履歴情報29が更新されなかった場合、サーバ3は送信手段31により施設側端末2に電話があった利用者へ連絡を促す通知を送信してもよい。
利用者が施設を利用することにより、施設利用における、利用者の予約履歴、利用履歴等といったサーバ3を介さず利用者と施設側との間で直接行われた履歴情報は、施設利用時に発行される訪問又は到着を証明する書類(例えば領収書等)に印字された二次元コードを利用し認識手段21により施設側端末2の記憶手段16に一旦記憶され、送信手段19を介してサーバ3に送信されて記憶手段26に履歴情報29として記憶される。配信者は、施設側端末2から通信手段18によりサーバ3へアクセスし、サーバ3の記憶手段26に記憶されている履歴情報29を閲覧手段22により閲覧することができる。尚、上述した訪問又は到着の証明は、書類を用いた方法に限定されず、たとえば端末のディスプレイに二次元コードを表示させる等の方法を用いても構わない。これにより、利用者が予約をせずに施設を利用した場合でも、サーバ3に記憶されている利用者の履歴情報29と、実際の利用者の履歴情報とを同期させることができる。
サーバ3の記憶手段26には、施設側端末2からのみ閲覧可能な情報ページが記憶されている。情報ページには、施設側情報27や、利用者との予約・問い合わせを含む利用者の履歴情報29が掲載されている。配信者は、施設側端末2から通信手段18によりサーバ3の記憶手段26の施設側情報27に記憶されている情報ページの作成及び編集を行うことができる。情報ページは、閲覧手段22により確認できる。図14は、ある店舗における情報ページを施設側端末2に表示した画面を示している。ここで、自店舗の登録者数、及び登録した人数・削除した人数を確認することができ、施設側端末2から送信手段19により送信された施設側情報27の送信履歴と閲覧率を確認できる。利用者が施設側の情報ページを閲覧した際に、サーバ3は前記利用者が施設側情報27を閲覧したと認識し、これが閲覧率に反映される。
また、図15は、サーバ3の施設側ページを閲覧した利用者が、前記施設に対してサーバ3の施設側ページに送信した予約・お問い合わせメッセージの一覧画面を示している。配信者は、施設側端末2から、サーバ3へアクセスし施設側情報27を閲覧手段22により閲覧する。配信者は利用者から送信された施設に対する予約及びお問い合わせ等のメッセージの内容を確認することができる。
配信者はサーバ3に記憶されている履歴情報29に含まれている利用者を分別することができる。図8は、施設側の情報ページの利用者を分別する時の施設側端末2及びサーバ3の処理動作を示すフローチャートである。図8に示すように配信者は、施設側端末2から通信手段18によりサーバ3へアクセスし、施設側の情報ページから記憶手段26に記憶されている履歴情報29を閲覧する。履歴情報29には、利用者の連絡先、住所及び施設を利用した利用日、利用人数、利用回数等の項目が含まれる。配信者は、利用者を分別するために、施設側端末2の操作手段24から各項目に関するキーワード(例えば利用日が半年以内、利用回数が10回以上等)を入力する。入力されたキーワードは、抽出条件28として記憶手段26に記憶される。サーバ3は記憶手段26に記憶された履歴情報29に含まれている項目と、抽出条件28に含まれる項目とに基づいて、分別手段35により利用者を分別する。サーバ3は、分別した利用者の履歴情報29を施設側端末2へ送信手段31により送信し、サーバ3の記憶手段26に記憶されている履歴情報29は、利用者が抽出条件28に入力された内容に基づいてフラグにより識別され表示される。配信者は、分別した利用者の履歴情報29に基づいて、施設側情報27やメッセージを作成することができる。
配信者は、図5に示されるように、施設側端末2から通信手段18によりサーバ3へアクセスし、施設側の情報ページから記憶手段26に記憶されている履歴情報29に利用者の情報を付加することができる。施設側の情報ページには、利用者の電話番号、住所等の利用者情報と施設の利用日、利用人数、利用回数等の利用履歴が含まれる。配信者は、施設側端末2の操作手段24から、肉が好み、野菜が好み等の利用者の好みや、近所で働いている、週末に利用する等の利用者の特徴や、誕生日、結婚した、出産した、引越しをした等の配信者が知っている利用者の情報をコメントとして入力する。この入力されたコメントは、施設側端末2の情報付加手段25によりサーバ3へ送信される。サーバ3は既存の履歴情報29と送信されたコメントとを結合させて、上書きされ記憶手段26に新しい履歴情報29として記憶され、図16に示すように施設側の情報ページのコメント入力の項目に反映される。
このように、配信者は情報付加手段25により施設側端末2から利用者に関する情報を付加することにより、サーバ3の記憶手段26に記憶されている利用者の履歴情報29を編集することができる。配信者はこの編集された履歴情報29から様々な利用者情報に基づいて施設配信情報の送信先を決めることができる。この結果、配信者は利用者に最適な情報を提供することができるため、施設側情報27に関する高い広告効果が得られる。
配信者は、サーバ3から施設配信情報を閲覧可能である旨の通知(b)を送信する際、抽出条件28に該当する送信者を抽出することができる。配信者は、施設側端末2から送信手段19によりサーバ3へ施設配信情報を送信し、サーバ3の記憶手段26に施設側情報27として記憶される。配信者は、施設側端末2から通信手段18によりサーバ3へアクセスし、施設側の情報ページから記憶手段26に記憶されている履歴情報29を閲覧する。配信者は、送信する施設側情報27の内容に基づいて、施設側端末2の操作手段24から、キーワード(利用履歴、商品内容、コメント等)を入力する。入力されたキーワードは抽出条件28としてサーバ3の記憶手段26に記憶される。サーバ3は、送信先決定手段36により、履歴情報29と抽出条件28により入力されたコメントとの照合を行い、これに該当する利用者を、施設配信情報を送信する送信先として抽出する。この結果、サーバ3は抽出された送信先に送信手段31により施設配信情報を閲覧可能である旨の通知(b)を送信する。
本発明に係るシステムを利用している利用者のみに対し、施設の登録一覧や、利用者の施設登録状況や利用頻度等の統計による評価を閲覧可能とすることで、ステルスマーケティングによるトラブルを抑制することができる。また、本発明に係るシステムを利用していない者に対し、利用者による情報交換や施設に関する口コミ等を通信ネットワークを介して閲覧可能とすることで、利用者以外へのリンク先を設定することにより、本システムの需要を拡大することが期待できる。
以下、利用例により本発明を更に具体的に説明するが、本発明はこれらの利用例に何ら限定されるものではない。
<利用例1>
本発明に係るシステムを利用する飲食店経営者Aと利用者1〜10が存在し、飲食店が個数の限られたオススメ商品を入荷出来た場合について説明する。経営者Aは過去半年間で利用回数が12回以上の常連客と、個人的に親交があり前記オススメ商品が好みであると把握している利用者1を含むグループ(利用者1、4、5)に商品が入荷した旨を伝えたいと考えた。そこで、施設側端末2からサーバ3へアクセスし、店舗の情報ページからサーバ3の記憶手段26に記憶されている履歴情報29を閲覧手段22により閲覧した。履歴情報29のコメント欄には、夫々の利用者の好みの商品が記されている。経営者Aは、この履歴情報29に基づいて、対象者を絞り込むために施設側端末2の操作手段24から「商品名」のキーワードを入力した。入力された情報は、抽出条件28として施設側端末2の送信手段19によりサーバ3へ送信され、記憶手段26に記憶された。サーバ3は、履歴情報29に含まれている項目と、抽出条件28の「商品名」の項目とに基づいて、サーバ3の送信先決定手段36により、履歴情報29のコメント欄に記されていた商品名と、抽出条件28により入力された商品名との照合を行い、Aの飲食店の電話番号を通信端末1の電話帳に登録している利用者の中から送信先を抽出したところ、利用者1〜5の5人が該当した。経営者Aは、24時間経過後に通知が消えるよう設定し情報をサーバ3へ送信し、サーバを介して情報の閲覧を促す通知が利用者1〜5の通信端末1に送信された。すると、利用者1が利用者4と2人で利用したいと電話での予約があり、また施設側端末2を利用して情報ページの閲覧履歴から、利用者2からの予約を確認した。このときの閲覧率は60%であった。食事時になり3人(利用者1、4と2)が来店した際に、利用者3から食材の有無についての問い合わせについてのメッセージがサーバ3を介して送信手段10により店舗の情報ページの閲覧履歴画面に届いた。経営者Aは利用者3に1人分ならば残っている内容のメッセージを施設側端末2の送信手段19により通信端末1に送信した。その後、利用者3が直接来店したところ食材がなくなったため、経営者Aは施設側端末2からサーバ3を介して店舗の情報ページの閲覧画面の5人に配信した情報の通知マークを消した。この時点でこの情報の閲覧率80%であった。利用者3と利用者4の履歴情報は、施設側端末2の認識手段21より、取引履歴等を記載した領収書のQRコード(登録商標)を認識し、送信手段19によりサーバ3の記憶手段26に履歴情報29として記憶した。
<利用例2>
本発明に係るシステムを利用する歯科医Aと患者1〜10が存在する場合について説明する。歯科医Aは過去半年間に検診を受けていない患者に対して検診を促そうと考え、施設側端末2を利用して店舗の情報ページからサーバ3の記憶手段26に記憶されている履歴情報29に基づき、サーバ3の管理手段34により歯科医Aの電話番号を通信端末1の電話帳に登録している利用者の中から絞り込んだところ患者1〜5が該当した。そこで、歯科医Aは今週の土曜日に通知マークが消えるよう設定し検診を促す情報を施設側端末2の送信手段19によりサーバ3に送信した。サーバ3から情報の閲覧を促す通知が患者1〜5の通信端末1に送信された。患者1から電話での予約があり、店舗の情報ページの閲覧画面には患者2から本日の予約状況の問い合わせメッセージが届いたので、歯科医Aは送信手段19により通信端末1へ返信をしたところ、患者2から予約のメッセージが届いた。
<利用例3>
本発明に係るシステムを利用する塾講師Aとその生徒の親1〜10が存在する場合について説明する。塾講師Aが先日配布した文書に記載の生徒の学力向上のために合宿を行うこと及び生徒の学力に応じてのクラス編成することについて、疑問があれば連絡が欲しいという旨のメッセージを送信手段19によりサーバ3に送信し、サーバ3はメッセージの閲覧を促す通知を送信手段31により塾講師Aの電話番号を通信端末1の電話帳に登録している塾講師Aの担当生徒の親1〜5の通信端末1に通知した。その後、塾講師Aはサーバ3の記憶手段26に記憶されている塾の情報ページの閲覧画面から、生徒の親1と3の通信端末1からメッセージを受信したことを確認した。生徒の親1からの合宿の親の参加は可能なのかという疑問に対しては、上司に相談した後報告する旨のメッセージを生徒の親1に、生徒の親3からのクラス編成の詳細な説明を要求するという問い合わせには可能である旨のメッセージを親3にそれぞれ施設側端末2の通信手段18により通信端末1に返信した。
<利用例4>
本発明に係るシステムを利用したサーバ1記憶手段26に記憶されている利用者のあるボーリング場Aの利用についての履歴情報について説明する。配信者が通信手段18によりサーバ3にアクセスし、利用者1及び2の電話番号を施設側端末2から入力すると、サーバ3の記憶手段26に記憶されている利用者1及び2の履歴情報29が表示された。図17に示されている履歴情報29は、利用者の名前とボーリンング場の利用日、利用人数、施設側端末2から入力されたコメント等である。図19に示すように、利用者1は週末に多く利用していることと、利用者2は店の近所に住んでおり長時間利用することが分かる。そこでボーリング場Aの配信者は施設側端末2より利用者1には待ち時間が少ない時間帯に関する情報を、また利用者2にはフリータイム利用日に関する情報を施設側端末2の送信手段19によりサーバ3へ送信し、サーバ3より送信手段31により情報が閲覧可能である旨の通知を利用者1及び2にそれぞれ送信した。後日、サーバ3のボーリング場Aの情報ページから、利用者1及び2からの問い合わせのメッセージを確認した。
<利用例5>
本発明に係るシステムを利用するスポーツクラブ経営者Aとその利用者1〜10が存在する場合について説明する。経営者Aは親子を対象にしたキッズスイミング教室を開きたいと考え、施設側端末2を利用して店舗の情報ページからサーバ3の記憶手段26に記憶されている履歴情報29を閲覧手段22により閲覧した。履歴情報29のコメント欄には、年齢や家族構成が記されていた。経営者Aは履歴情報29から、対象者を絞り込むために施設側端末2の操作手段24から「親子」のキーワードを入力した。入力された情報は、抽出条件28として施設側端末2の送信手段19によりサーバ3へ送信され、記憶手段26に記憶された。サーバ3は、履歴情報29のコメント欄に含まれている「親子」の項目と、抽出条件28の「親子」の項目とに基づいて、送信先決定手段36により、スポーツクラブの電話番号を通信端末1の電話帳情報6に登録している利用者の中から絞り込んだところ、利用者1〜5がこれに該当した。経営者Aは施設側端末2の送信手段19により、キッズスイミング教室の開催に関する情報をサーバ3へ送信し、サーバ3からこの情報を閲覧可能である旨の通知が利用者1〜5になされた。その後、前記情報を閲覧した利用者1からスポーツクラブにアプリケーション7を利用して電話でキッズスイミング教室の参加予約についての連絡があった。電話終了後、経営者Aは、表示手段23により施設側端末2に表示された選択画面から、「予約」を選択した。施設側端末2は、利用者からの予約履歴として送信手段19によりサーバ3へ送信され、記憶手段26に履歴情報29として記憶された。
<利用例6>
本発明に係るシステムを利用する弁当屋経営者Aとその利用者1〜30が存在する場合について説明する。経営者Aは、雨で売り上げがおもわしくなかったため、今から3時間の間、近所の利用者を選択して、料金を10%安くするメッセージを送信しようと考え、施設側端末2を利用して店舗の情報ページからサーバ3の記憶手段26に記憶されている履歴情報29を閲覧手段22により閲覧した。履歴情報29には、利用者の住所に関するコメントが記されていた。経営者Aは履歴情報29から、対象者を絞り込むために施設側端末2の操作手段24から「近所」のキーワードを入力した。入力された情報は、抽出条件28として施設側端末2の送信手段19によりサーバ3へ送信され、記憶手段26に記憶された。サーバ3は、履歴情報29のコメント欄に含まれている「近所」の項目と、抽出条件28の「近所」の項目とに基づいて、送信先決定手段36により、弁当屋の電話番号を通信端末1の電話帳情報6に登録している利用者の中から絞り込んだところ、利用者1〜10がこれに該当した。経営者Aは3時間経過後に通知が消えるよう設定し施設側端末2の送信手段19により、料金を10%安くする情報をサーバ3へ送信し、サーバ3からこの情報を閲覧可能である旨の通知が利用者1〜10になされた。その後、利用者1から、弁当の予約についてのメッセージが届き、弁当を購入した。3時間後、利用者の通信端末1に表示された通知は消去された。閲覧率は60%であった。
<利用例7>
本発明に係るシステムを利用する家電量販店Aとその店員Bと利用者Cが存在する場合について説明する。利用者Cは家電量販店Aに来店し、店員Bにオーディオの注文をした。店員Bは店内に在庫を確認できなかったので、家電量販店Aの施設側端末2から、アプリケーション7を利用して家電量販店Aの倉庫Dへ受注があった旨のメッセージを送信手段19により送信した。倉庫Dの責任者は倉庫Dの通信端末1に受信したメッセージを確認し、在庫があった旨のメッセージを送信手段10により送信した。後日、利用者Cのもとにオーディオが届けられた。
<利用例8>
本発明に係るシステムを利用する印刷会社Aとその社員1、社員2が存在する場合について説明する。印刷会社Aの社員1は所有する通信端末1を利用してサーバ3にアクセスし、本発明に係るアプリケーション7をインストールして利用可能とし、クライアントである会社Bと情報の交換を行っている。ある時、会社Bの担当に社員2が追加された。そこで、社員1は、社員2の所有する通信端末1を利用してサーバ3へアクセスし、本発明に係るアプリケーション7をインストールして利用可能とし、社員2に利用させた。
<利用例9>
本発明に係るシステムを利用する喫茶店経営者Aと常連客Bが存在する場合について説明する。経営者Aは常連客Bが日頃から店舗を利用し、コーヒー好きな事を知っている。経営者Aは施設側端末2を利用して店舗の情報ページからサーバ3の記憶手段26に記憶されている施設側の情報ページを閲覧手段22により閲覧した。施設側の情報ページには、利用者の氏名と喫茶店の利用日、利用人数、利用回数、コメント等の項目が含まれている。経営者Aは店舗側の情報ページに掲載されている常連客Bの履歴情報29に追記したいと考え、常連客Bの履歴情報29に施設側端末2の操作手段24により、コメントの項目に「コーヒー好き」とコメントを入力し、コメントを情報付加手段25によりサーバ3へ送信した。サーバ3は、送信されたコメントを、既存の履歴情報29と結合し、記憶手段26に新たな履歴情報29として上書き・記憶された。この情報を基に、経営者Aは、お勧めのコーヒー豆を入荷した情報を、施設側端末2から送信手段19によりサーバ3へ送信し、サーバ3は送信手段31により常連客Bの通信端末に前記情報を閲覧可能である旨の通知を行った。常連客Bは通信端末1からアプリケーション7により前記情報を閲覧手段13により閲覧し、喫茶店を利用した。
<利用例10>
本発明に係るシステムを利用する美容院Cとこの美容院の利用客が存在する場合について説明する。美容院Cでは、施設側端末Aにおいて、利用者からの予約を入力する画面をカレンダー表示とし、利用者の予約内容を簡易的に把握するため、予約時間の表示(○時○分等)とカット・パーマ・カラー・トリートメント等のカテゴリ別にマークするボタンを備えた画面を設定した。美容院Cの施設側端末Aに利用者の通信端末1から電話がかかって来たので施設側端末Aと同等の基本情報と機能を有する施設側端末Bのアプリケーションを開き、表示手段23により表示された画面から利用者からの予約希望日をカレンダー一覧から日付をタップした。着信履歴と名前、電話番号が登録された。利用者の希望はカットだったので○時△分に数字を入力、カットボタンマークをタップした。通話終了時には利用者の予約入力を完了していた。
<利用例11>
本発明に係るシステムを利用する飲食店Aについて説明する。飲食店Aの経営者は顧客に予約受け付けを簡易的に処理できるよう、施設側端末2において、空き状況を日付毎に店舗の予約可能なテーブル番号や位置、席数がわかるよう店舗の座席表を備えた予約画面を設定した。明日の予約状況を施設側端末2により確認したところテーブル番号1に2名様、テーブル番号5に4名様の予約を確認した。当日予約可能であったテーブル2にフリーの利用者を案内したので、施設側端末2の表示手段23により予約画面を表示させ、操作手段24によりテーブル2に予約不可の表示を入力した。
本システムの動作の一例を説明するにあたり、配信者は、特定の施設(店舗や学校、公共施設、行政機関、企業等)に属する者であり、利用者は特定の施設を利用する者であるとしたが、他にこの配信者と利用者の対象として、会社とその従業員、会社間、公共施設とそれを利用する住民、事業者とそのグループ、学校とその生徒、組合と会員、等が挙げられるが、これらに限定されない。例えば情報を配信する側と情報を提供される側の関係が成り立てば本システムを利用する対象としても構わない。
本発明の通信端末を利用した情報提供及び収集システムは、上記利用例1−13から分かるようにサーバに記憶された施設側の履歴情報から、利用者の好みや特徴を知ることができ、販売促進に結び付く新商品の開発や、利用を促す広告情報の作成等を行うことができる。また、店舗の情報を伝える広告手段としてだけでなく、配信者と特に利用頻度の高い利用者との情報のやり取りを行うことで、利用者に満足してもらえる、店舗と利用者のコミュニケーションツールとしても利用することができる。
1−通信端末
2−施設側端末
3−サーバ
4−通信ネットワーク
5−記憶手段
6−電話帳情報
7−アプリケーション
9−通信手段
10−送信手段
11−受信手段
13−閲覧手段
16−記憶手段
19−送信手段
20−受信手段
22−閲覧手段
23−表示手段
24−操作手段
25−情報付加手段
26−記憶手段
28−抽出条件
29−履歴情報
31−送信手段
33−照合手段
34−管理手段
35−分別手段
36−送信先決定手段

Claims (5)

  1. 通信端末と、施設に設けられる施設側端末と、サーバとが通信ネットワークを介して接続されている、電話番号を認識手段とする情報提供及び収集システムであって、
    前記通信端末は、
    前記通信端末所有者が電話をかける複数の相手先の電話番号が含まれる電話帳情報と、専用のアプリケーションを格納する記憶手段と、
    前記アプリケーションが実行する、前記記憶手段に格納された電話帳情報を前記サーバへ定期的に送信する送信手段と、サーバからの通知を受信する受信手段と、サーバの記憶手段に格納された施設側情報を閲覧する閲覧手段とを有し、
    前記サーバは、
    前記施設側端末から送信された施設側の電話番号と施設側情報を格納する記憶手段と、
    前記通信端末から送信された電話帳情報に登録されている電話番号の中に、前記記憶手段に記憶された前記施設側の電話番号の中で一致する番号があるかどうかを照合する照合手段と、
    前記照合手段による照合が一致しない前記通信端末から送信された電話帳情報に含まれる電話番号は削除し、前記照合手段による照合が一致した前記施設側の電話番号は、前記通信端末の識別番号と対応付けて前記記憶手段に格納する管理手段とを有し、
    前記施設側端末は、
    専用のアプリケーションを格納する記憶手段と、
    利用者情報を入力する操作手段と、
    前記施設側端末のアプリケーションが実行する、前記施設の施設側情報を前記サーバへ送信する送信手段と、前記サーバの記憶手段に記憶されている情報を閲覧する閲覧手段と、前記サーバの記憶手段に格納されている利用者の履歴情報に前記操作手段から入力された利用者情報を付加して前記サーバへ送信する情報付加手段を有し、
    前記サーバは、
    前記利用者情報を前記履歴情報に結合させて前記サーバの記憶手段に格納することを特徴とする情報提供及び収集システム。
  2. 前記施設側端末は、前記アプリケーションが実行する、前記サーバを介して前記通信端末に連絡する通信手段を有し、
    前記通信端末は、前記サーバを介して前記施設側の電話番号が付された施設に連絡する通信手段を有し、
    前記サーバの記憶手段は、前記通信端末の通信手段により連絡した利用者の当該施設利用履歴を含む前記履歴情報を格納し、
    前記施設側端末の閲覧手段は、前記サーバの記憶手段に格納した履歴情報の閲覧を可能とする、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報提供及び収集システム。
  3. 前記施設側情報は施設に関する情報である施設基本情報と、前記通信端末に送信される施設配信情報とを含み、
    前記サーバは、
    前記照合手段による照合が一致した場合、前記記憶手段に格納された施設配信情報を閲覧可能である旨の通知を前記通信端末に送信する送信手段と、
    前記施設側端末の前記操作手段から入力された送信先の抽出条件に基づいて、前記履歴情報に含まれる利用者の中から、送信先となる利用者を決定する送信先決定手段を有し、
    前記送信手段は、前記送信先決定手段により決定された利用者が所有する前記通信端末に前記通知を送信する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報提供及び収集システム。
  4. 前記サーバは、前記施設側端末の前記操作手段から入力された抽出条件に基づいて、前記履歴情報に含まれる利用者を分別する分別手段を有し、
    前記送信手段は、前記分別手段により分別した前記利用者の履歴情報を施設側端末に送信する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3何れかに記載の情報提供及び収集システム。
  5. 前記施設側端末は、
    前記施設側端末所有者の電話帳情報と専用のアプリケーションを格納する記憶手段と、
    前記アプリケーションが実行する、前記記憶手段に格納された電話帳情報を前記サーバへ定期的に送信する送信手段と、前記サーバからの通知を受信する受信手段と、前記サーバの記憶手段に格納された施設側情報を閲覧する閲覧手段とを有する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4何れかに記載の情報提供及び収集システム。
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