JP2015118138A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】転写部とその用紙搬送方向上流側又は下流側に配置される搬送部との間に形成されるループのねじれを、簡易な構造で検出できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】用紙に対して画像形成を行う電子写真方式の画像形成装置であって、用紙にトナー像を転写する転写部40と、転写部40の上流側又は下流側に設けられ用紙を搬送する用紙供給部20又は定着部30と、転写部40と用紙供給部20又は定着部30との間において用紙に形成されるループL1又はL2の用紙幅方向に異なる少なくとも2箇所のループ高さを検出する検出部50又は60と、検出部50又は60により検出されたループL1又はL2の用紙幅方向の少なくとも2箇所のループ高さの差が所定量を超えている場合に、ループL1又はL2にねじれが発生していると判定する制御部90と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
従来、感光体上に形成された静電潜像をトナーで現像してトナー像を形成し、形成されたトナー像を用紙に転写し、転写されたトナー像を加熱定着することで、用紙上に画像を形成する電子写真方式の画像形成装置が知られている。
通常、電子写真方式の画像形成装置においては、転写部と搬送部(例えば、用紙供給部や定着部等)との間で用紙にループを形成し、当該搬送部の速度変化により、用紙が引っ張られても画像の伸びが発生しないようにする手法が採用されている。
ここで、転写部の転写ローラーや、その用紙搬送方向上流側又は下流側に配置される各種ローラー(例えば、用紙供給部のフィードローラーや、定着部の定着ローラー等)の圧接力は軸方向で均等になっていることが理想であるが、部品精度のばらつきや経時変化等により当該圧接力は軸方向で均等になっていない場合がある。また、転写ローラーや定着ローラー等は互いに平行に配置されていることが好ましいが、厳密には互いに平行に配置されていない場合がある。
このような場合、転写部と搬送部との間に形成されるループにねじれが発生し、これにより、用紙にシワが発生したり、用紙に対して画像形成位置がずれたり(スキュー)する等の問題が生じる。
図11は、転写部40と、当該転写部40よりも用紙搬送方向上流側に配置される用紙供給部20と、の間に形成されるループに対して起きる現象について説明したものである。
図11(a)は、用紙供給部20の圧接力が軸方向で均等になっていない場合を示し、図11(b)は、転写部40に対して用紙供給部20が平行に配置されていない場合を示している。図11(a)及び(b)においてそれぞれ白矢印で示すように、圧接力が軸方向で均等でない場合や部材同士が平行でない場合には、転写部40が用紙を搬送する方向と用紙供給部20が用紙を搬送する方向が異なる状態となり、両者の間に形成されているループにねじれが発生し、用紙幅方向においてループのループ高さに差が発生する。用紙幅方向においてループ高さの差が発生すると、ループが形成されることで転写部40に発生する応力が用紙幅方向で異なり、転写部40による用紙の搬送量が用紙幅方向で異なる状態となる。これにより、転写部40で用紙が片寄ってしまい、用紙に対する画像形成位置が本来の位置からずれてしまう。
また、ループのねじれが大きくなりすぎると、用紙幅方向においてループ高さの差が大きくなり、用紙が転写部40に突入する際に、用紙のループが大きい側が変形して用紙シワが発生してしまうこともある。
このような問題に対し、例えば特許文献1では、転写部と定着部との間に第1検知部及び第2検知部を設け、当該第1及び第2検知部がともにループのループ高さが第1検知位置に達したことを検知すると定着部の搬送速度を上昇させてループ高さを低くし、当該第1及び第2検知部のうち一方がループのループ高さが第1検知位置よりも低くなったことを検出すると定着部の搬送速度を低下させてループ高さを高くする技術が提案されている。これにより定着ローラーや転写ローラーの長手位置での外径差や加圧力の差の発生によって、ループの高さが用紙幅方向で変化した場合でも、用紙上に形成されるトナー像の乱れを好適に防止できるものである。
また、特許文献1では、第1検知部及び第2検知部のうち一方が、ループ高さが上記第1検知位置よりも高い第2検知位置に達したことを検知した場合には、ループの変形量が大きくなったと判断して、エラー表示を行う技術も提案されている。
特開2013−19956号公報
しかしながら、上記従来の技術によれば、第1検知部及び第2検知部による検知結果に基づいて、定着部の搬送速度を調整してループの高さを調整するのみであって、ループにねじれが発生していたとしてもそれを検知することはできない。また、第1検知部及び第2検知部のいずれかが、ループ高さが第2検知位置に達したことを検知したときには、一律にエラー表示を行うのみであるため、この場合にもやはりループのねじれを検知することはできない。
したがって、上記従来の技術においては、カット紙のような短尺の用紙を用いて画像形成を行う場合には品質に問題が現れないと考えられるが、用紙がある程度の長さを有する長尺紙の場合には、用紙が搬送されるにつれて用紙上に形成される画像のずれが徐々に大きくなり、用紙の搬送量の増加とともに用紙上に形成される画像が大きくずれてしまうような場合がある。
このように、電子写真方式の画像形成装置では、ループと搬送ガイドとの接触や、ループの大きさ等よりも、ループのねじれに起因する用紙幅方向におけるループ高さの差が重要となる。よって、簡易又は現状構成でループ高さの差を検知する手段が必要となっている。
そこで、本発明の課題は、転写部とその用紙搬送方向上流側又は下流側に配置される搬送部との間に形成されるループのねじれを、簡易な構造で検出できる画像形成装置を提供することである。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
用紙に対して画像形成を行う電子写真方式の画像形成装置であって、
用紙にトナー像を転写する転写部と、
前記転写部の上流側又は下流側に設けられ用紙を搬送する搬送部と、
前記転写部と前記搬送部との間において用紙に形成されるループの用紙幅方向に異なる少なくとも2箇所のループ高さを検出する検出部と、
前記検出部により検出された前記ループの用紙幅方向の少なくとも2箇所のループ高さの差が所定量を超えている場合に、前記ループにねじれが発生していると判定する制御部と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置であって、
前記検出部は、前記ループの用紙幅方向中央部を挟んで少なくとも2箇所のループ高さを検出することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像形成装置であって、
前記検出部は、前記ループの用紙幅方向中央部を挟んで少なくとも2箇所に設けられ、前記ループが所定のループ高さに達したことを検出する第1高さ検出部及び第2高さ検出部を有し、
前記制御部は、前記第1高さ検出部が前記ループが所定のループ高さに達したことを検出したタイミングと、前記第2高さ検出部が前記ループが所定のループ高さに達したことを検出したタイミングとの差が、第1の時間を超えている場合に、前記ループにねじれが発生していると判定することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の画像形成装置であって、
前記制御部は、前記第1高さ検出部が前記ループが所定のループ高さに達したことを検出したタイミングと、前記第2高さ検出部が前記ループが所定のループ高さに達したことを検出したタイミングとの差が、前記第1の時間を超えてから、その状態が第2の時間以上維持されている場合に、前記ループにねじれが発生していると判定することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項3又は4に記載の画像形成装置であって、
前記制御部は、用紙特性に応じて前記第1の時間又は前記第2の時間を変更することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の画像形成装置であって、
用紙特性を入力する入力部を更に備え、
前記制御部は、前記入力部により入力された用紙特性に応じて前記第1の時間又は前記第2の時間を変更することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項3から6のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
前記制御部は、画像形成の精度に応じて前記第1の時間又は前記第2の時間を変更することを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1から7のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
前記制御部は、用紙の剛性が所定値以上である場合には、前記ループにねじれが発生しているか否かの判定を行わないことを特徴とする。
本発明によれば、転写部とその用紙搬送方向上流側又は下流側に配置される搬送部との間に形成されるループのねじれを、簡易な構造で検出できる画像形成装置を提供することができる。
本発明の画像形成装置の構成の一例を示す概略図である。 本発明の画像形成装置の制御系を示すブロック図である。 用紙供給部、転写部及び定着部等の周辺構成を示す図である。 第1高さ検出部及び第2高さ検出部の設置位置を示す図である。 第1高さ検出部及び第2高さ検出部の動作を示す概略図である。 圧接力変更部を示す概略図である。 第1高さ検出部及び第2高さ検出部の変形例を示す概略図である。 ねじれ検出処理及びねじれ解消処理の一例の一部を示すフローチャートである。 ねじれ検出処理及びねじれ解消処理の一例の一部を示すフローチャートである。 ねじれ検出処理の別の例を示すフローチャートである。 従来の画像形成装置における転写部と用紙供給部との間におけるループの挙動を示す説明図である。
本発明の実施形態における画像形成装置の構成及び動作について、図面を用いて詳細に説明する。なお、本発明の実施の形態ではカラーの画像形成装置を例に挙げて説明するが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばモノクロの画像形成装置に適用することも可能である。
図1は、本実施形態に係る画像形成装置100の構成を示す概略図である。
図1に示す画像形成装置100は、タンデム型カラー画像形成装置とも称され、4組の画像形成部10によりカラー画像形成を行う。画像形成装置100は、電子写真方式の作像プロセスを用いて画像データを記録媒体の用紙上に画像形成する。この画像形成装置100は、画像読取部9、用紙供給部(搬送部)20、画像形成部10、転写部40、定着部(搬送部)30、操作入力部80及び制御部90等を有する。画像形成装置100は、連続紙に対して画像形成を行うことができるように構成されている。なお、連続紙とは、長手方向が所定値より長い用紙であり、一般に、長手方向の長さが数m〜数十mの長さの用紙である。
画像読取部9は、走査露光装置の光学系により原稿台上に載置された原稿の画像を走査露光し、ラインイメージセンサに読み込み、光電変換して画像情報信号を出力する。出力された画像信号は、画像処理部(非図示)において、アナログ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処理等が行われ、画像形成部10の光書込部3に入力される。
画像読取部9の近傍には、操作入力部80が設けられている。ユーザーは、操作入力部80を介して画像形成の設定、用紙サイズ、印刷枚数等を設定することができる。本発明においては更に、操作入力部80を介して後述する用紙特性、画像形成の精度、第1の時間及び第2の時間等を設定することができる。
画像読取部9の下方には、用紙供給部20、画像形成部10、中間転写ベルト6、転写部40及び定着部30等が配置されている。
画像形成部10としては、イエロー(Y)色の画像を形成する画像形成部10Y、マゼンタ(M)色の画像を形成する画像形成部10M、シアン(C)色の画像を形成する画像形成部10C、ブラック(K)色の画像を形成する画像形成部10Kの計4組の画像形成部が設けられている。
画像形成部10Yは、像担持体としての感光体ドラム1Yと、その周囲に配置された帯電部2Y、光書込部3Y、現像部4Y及び感光体ドラムクリーニング部5Yを有する。同様に画像形成部10Mは、像担持体としての感光体ドラム1Mと、その周囲に配置された帯電部2M、光書込部3M、現像部4M及び感光体ドラムクリーニング部5Mを有する。画像形成部10Cは、像担持体としての感光体ドラム1Cと、その周囲に配置された帯電部2C、光書込部3C、現像部4C及び感光体ドラムクリーニング部5Cを有する。画像形成部10Kは、像担持体としての感光体ドラム1Kと、その周囲に配置された帯電部2K、光書込部3K、現像部4K及び感光体ドラムクリーニング部5Kを有する。なお、画像形成部10Y、10M、10C、10Kのそれぞれの感光体ドラム1Y、1M、1C、1K、帯電部2Y、2M、2C、2K、光書込部3Y、3M、3C、3K及び感光体ドラムクリーニング部5Y、5M、5C、2Kは、それぞれ同様の機能を有する構成である。したがって、特に区別がある場合を除き、符号Y、M、C、Kを付さずに表記する。
画像形成部10は、光書込部3にて画像情報信号を感光体ドラム1に書き込み、感光体ドラム1に画像情報信号に基づく潜像を形成する。そして、潜像は現像部4により現像され、感光体ドラム1上に可視画像であるトナー画像が形成される。
中間転写ベルト6は、無端ベルトであり、複数のローラーにより架設され、走行可能に支持される。画像形成部10Y、10M、10C、10Kに形成された各色のトナー像は、1次転写部7Y、7M、7C、7Kにより走行する中間転写ベルト6上に逐次転写され、各色(Y、M、C、K)の層が重畳したカラー画像(トナー像)が中間転写ベルト6上に1次転写される。
用紙供給部20は、フィードローラー21及び対向ローラー22を有し、画像形成装置100の外部から供給される用紙を搬送し、当該用紙を転写部40に供給する。
転写部40は、転写ローラー41及び転写対向ローラー42を有する。
転写ローラー41は、中間転写ベルト6を介して転写対向ローラー42に当接して配置され、転写ローラー41と転写対向ローラー42との間で形成される転写ニップを用紙が通過することにより、中間転写ベルト6上のトナー像が、用紙に2次転写される。
転写ローラー41における用紙の排出側には、定着部30が配置されている。この定着部30は、定着ローラー31及び加熱ローラー32等を有し、用紙を加熱及び加圧して、転写されたトナー像を用紙に定着させる。また、定着部30は、トナー像を用紙上に定着させるとともに、当該用紙を用紙搬送方向下流側に搬送する。
画像形成装置100の上記各部は、図2に示すように、制御部90と接続されており、制御部90により適宜制御される。制御部90は、図示しないCPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)を備え、画像形成装置100用の各種処理プログラムに従って各種動作を行う。
なお、画像形成装置100は、それぞれ上述した構成要素以外の構成要素を含んでいても良いし、上述した構成要素のうちの一部が含まれていなくても良い。
図3〜図6を参照して、用紙供給部20、転写部40、定着部30及びそれらの周辺構成について説明する。
図3は、用紙供給部20、転写部40及び定着部30等の周辺構成を示す図であり、図4は、検出部50の第1高さ検出部51及び第2高さ検出部52の設置位置を示す図であり、図5は、第1高さ検出部51及び第2高さ検出部52の動作を示す概略図であり、図6は、圧接力変更部23を示す概略図である。
図3に示すように、用紙供給部20と転写部40との間においては、用紙にループL1が形成されており、転写部40と定着部30との間においては、用紙にループL2が形成されている。これらのループL1、L2は、定速で回転する転写部40の転写ローラー41に対し、制御部90が、用紙供給部20のフィードローラー21及び定着部30の定着ローラー31の回転速度を調整することにより形成されている。
なお、図示例では、ループL1、L2は、それぞれ下方に凸に形成されているが、画像形成装置100の構成に応じて、それぞれ上方に凸に形成されていても良い。
これらループL1、L2の下方には、それぞれ検出部50、60が設けられている。ループL1及び検出部50と、ループL2及び検出部60は、同様に構成されているため、以下の説明においては、ループL1及びその下方に設けられる検出部50について説明し、ループL2及びその下方に設けられる検出部60については説明を省略する。また、以下の説明においては、転写ローラー41に対するフィードローラー21の動作について説明するが、転写ローラー41に対する定着ローラー31も同様の動作を行うものである。
検出部50は、ループL1の用紙幅方向に異なる少なくとも2箇所のループ高さを検出する。ここで、本発明においてループ高さとは、張力が付与された状態の用紙が搬送される際に通過する用紙搬送径路と、実際に用紙が搬送される際に通過する用紙搬送径路とのずれの距離をいう。また、本発明において用紙幅方向とは、ループにねじれが発生していない状態において、用紙の搬送方向に対して直交する方向であって用紙面に平行な方向をいう。以下、単に「幅方向」という。
検出部50は、ループL1にねじれが発生していることをより正確に検出すべく、ループL1の用紙幅方向中央部を挟んで少なくとも2箇所のループ高さを検出するように構成されていることが好ましい。
具体的には、検出部50は、ループL1の幅方向中央部を挟んだ一方(図3において紙面に対して手前側)に設けられる第1高さ検出部51と、ループL1の幅方向中央部を挟んだ他方(図3において紙面に対して奥側)に設けられる第2高さ検出部52と、を有している。第1高さ検出部51及び第2高さ検出部52は、それぞれループL1のループ高さが所定のループ高さに達するとオン/オフが切り替わることにより、ループL1の高さが所定のループ高さに達したことを検出することができるループセンサーである。
第1高さ検出部51及び第2高さ検出部52は、図4に示すように、ループL1の幅方向中央部を挟んで2箇所にずれて設けられ、画像形成装置100内において同一高さに設けられている。したがって、第1高さ検出部51及び第2高さ検出部52が検出する所定のループ高さは同一である。また、第1高さ検出部51と第2高さ検出部52との間隔は、画像形成装置100に通紙される最小サイズの用紙の用紙幅よりも小さくなるようにそれぞれ配置されている。また、ループL1のねじれを精度良く検出する観点から、第1高さ検出部51及び第2高さ検出部52はそれぞれ、用紙の幅方向中央部よりも可能な限り用紙の幅方向両端部寄りに設けられていることが好ましい。以下の説明では、第1高さ検出部51及び第2高さ検出部52は、画像形成が行われる用紙の幅方向両端部に設けられているものとして説明する。
このような第1高さ検出部51及び第2高さ検出部52としては、例えば、フォトインタラプターと、用紙が当接することによって支点を中心に回転するレバーと、で構成され、レバーによりフォトインタラプターの光を遮蔽又は透過させることによってループの高さが所定の高さに達したことを検出できるよう構成されている。
画像形成開始時においては、初期状態として、フィードローラー21の回転速度は、転写ローラー41よりも高速に設定されている。これにより、ループL1のループ高さは時間の経過とともに徐々に大きくなる。なお、画像形成開始時においてはループL1のループ高さは、幅方向のいずれの位置においても、第1高さ検出部51及び第2高さ検出部52が検出する所定のループ高さを下回っている。
画像形成開始後、ループL1のループ高さが所定のループ高さに達すると第1高さ検出部51及び第2高さ検出部52のオン/オフが切り替わり、ループ高さが所定のループ高さ以上となったことが検出される。そうすると、制御部90は、フィードローラー21の回転速度を転写ローラー41よりも低速にし、ループL1のループ高さを小さくする。
また、ループL1のループ高さが小さくなっていき、ループ高さが所定のループ高さに達すると、第1高さ検出部51及び第2高さ検出部52のオン/オフが切り替わり、ループ高さが所定のループ高さ未満となったことが検出される。そうすると、制御部90は、再びフィードローラー21の回転速度を転写ローラー41よりも高速にし、ループL1のループ高さを大きくする。
このように、制御部90は、第1高さ検出部51及び第2高さ検出部52の検出結果に基づき、フィードローラー21の回転速度を常に調整し続けてループL1のループ高さを繰り返し増減させている。
また、本発明の画像形成装置100においては、制御部90は、検出部50により検出されたループL1の幅方向両端部のループ高さの差が所定量を超えている場合に、ループL1にねじれが発生していると判定する。
具体的には、制御部90は、第1高さ検出部51が、ループL1の幅方向一端部のループ高さが所定のループ高さに達したことを検出したタイミングと、第2高さ検出部52が、ループL1の幅方向他端部のループ高さが所定のループ高さに達したことを検出したタイミングとの差の算出を行い、算出結果が第1の時間を超えていると判定する場合に、ループL1にねじれが発生していると判定する。
例えば、フィードローラー21の回転速度が転写ローラー41よりも高速に設定されている場合、ループL1のループ高さは徐々に大きくなっていくが、当該ループL1にねじれが発生していると、ループL1の幅方向両端部のループ高さの増大速度はそれぞれ異なる。そうすると、図5に示すように、第1高さ検出部51はループL1の幅方向一端部(図5において紙面に対して手前側;実線で示す)のループ高さが所定のループ高さ以上となったことを検出し、第2高さ検出部52はループL1の幅方向他端部(図5において紙面に対して奥側;二点鎖線で示す)のループ高さは所定のループ高さ以上となったことを検出していない状態となる。このような状態において、ループL1のループ高さを更に大きくしていくと、ループL1の幅方向他端部のループ高さも大きくなり、第2高さ検出部52はループL1の幅方向他端部のループ高さも所定のループ高さ以上となったことを検出するが、第1の高さ検出部51による検出タイミングとの間にはずれが生じる。
これにより、第1高さ検出部51及び第2高さ検出部52による検出タイミングの差が所定時間以上である場合にループL1にねじれが発生していることを検出することができる。
ここで、ループL1の幅方向両端部がそれぞれ所定のループ高さに達したタイミングの差は、ループL1の幅方向両端部のループ高さの差と比例するため、当該タイミング差に閾値を設けて当該閾値を超えたか否かを判定することでループ高さの差が所定量を超えたか否かを判定することできる。
すなわち、ループL1のループ高さを大きくする際の転写ローラー41に対するフィードローラー21の回転速度差を+V1(mm/s)とし、ループL1のループ高さを小さくする際の転写ローラー41に対するフィードローラー21の回転速度差を−V1(mm/s)とし、第1高さ検出部51と第2高さ検出部52の検出タイミングの差をT(ms)とすると、用紙供給部20において軸方向両端部の用紙送り量の差は、
用紙送り量の差=T(ms)×(V1(mm/s)又は−V1(mm/s))
となる。この幅方向両端部における用紙送り量の差が、ループL1の幅方向両端部のループ高さの差となるため、ループ高さの差は、第1高さ検出部51及び第2高さ検出部52の検出タイミングの差Tに比例するものといえる。
また、第1高さ検出部51及び第2高さ検出部52の検出タイミングの差は、上限値を設けるものとしても良い。例えば、ループL1の幅方向一端部のループ高さが所定のループ高さに達しても、幅方向他端部のループ高さが所定のループ高さに達しない状態が継続すると、ループL1のループ高さが大きくなり過ぎて用紙がガイド部材等に接触したり、ループL1のループ高さが小さくなり過ぎてループL1が消失し用紙の破断が発生したりするおそれがある。よって、第1高さ検出部51及び第2高さ検出部52の検出タイミングの差に上限値を設けることで、ループL1の異常を早期に検知することができ、上記のような問題の発生を抑制することができる。
また、制御部90は、第1高さ検出部51及び第2高さ検出部52の検出タイミングの差の算出を行い、算出結果が第1の時間を超えていると判定する場合に、ループL1にねじれが発生していると判定するのではなく、当該検出タイミングの差の算出を継続して行い、その算出結果が第1の時間を超えているとの判定が第2の時間以上維持されている場合に、ループL1にねじれが発生していると判定するものとしても良い。ここで、ループL1のねじれは一時的なものとして発生する場合があり、そのような場合においては用紙の搬送を継続することでねじれが自然に解消される場合がある。したがって、制御部90が、算出結果が第1の時間を超えているとの判定が第2の時間以上維持されている場合にねじれが発生していると判定することにより、ねじれが自然に解消されないような場合にのみ、ループL1にねじれが発生していると判定することができ、ループL1のねじれを解消するための処理や動作の頻度を低減させることができる。
また、上記したような第1の時間及び第2の時間は、用紙特性に応じて変更されることが好ましい。ここで、用紙特性とは、画像形成を行う用紙の性質であって、例えば、厚さ、剛性、表面摩擦係数、材質、秤量等を挙げることができる。
例えば、普通紙に対して画像形成を行う際の第1の時間をT1(ms)とし、第2の時間をT2(ms)としたとき、厚さや剛性が異なる用紙に対して画像形成を行う際の第1の時間及び第2の時間は下記表1に記載のように設定することができる。表1中、a〜hは、任意の時間(ms)を表す。
Figure 2015118138
表1に示すように、薄紙や剛性が低い紙(剛性低紙)はループL1にねじれが発生しても、剛性が低くスキューが発生しにくいため、第1の時間を普通紙よりも長く設定する。ただし、ループL1にねじれが発生することにより、ニップ突入時に用紙にシワが発生しやすいため、ねじれの継続時間である第2の時間を普通紙よりも短く設定する。
一方、厚紙や剛性が高い紙(剛性高紙)は剛性が高いため、ループL1に発生するねじれの大きさは小さくなるが、ねじれの大きさが小さくても剛性が高いことでスキューが発生しやすいため第1の時間を普通紙よりも短く設定する。また、剛性が高いためねじれが継続するとスキューが発生しやすくなるため、第2の時間を普通紙よりも短く設定する。
なお、剛性の高い用紙は、ループL1のループ高さが小さいと、転写ローラー41の幅方向両端部に圧接力差が生じやすく、ループL1のループ高さが大きいと、当該圧接力差が生じにくい。したがって、剛性の高い用紙を使用する際には、ループL1のループ高さを大きくすることが好ましい。また、剛性の低い用紙は、ループL1のループ高さが大きくても小さくても、転写ローラー41の幅方向両端部に圧接力差が生じにくいため、剛性の低い用紙を使用する際は、ループL1のループ高さは小さくしても問題はない。
また、使用する用紙の剛性が所定値以上である場合には、そもそもループL1を形成すること自体が困難であるため、ループL1にねじれが発生しているか否かの判定を行わないようにしても良い。これにより、必要な場合にのみループにねじれが発生していることを検出することができ、効率良く画像形成を行うことができる。
このように、第1の時間及び第2の時間は、使用する用紙の用紙特性に応じて変更されることが好ましく、当該第1の時間及び第2の時間は、ユーザーが操作入力部80を介して直接入力されるものであっても良いし、制御部90があらかじめ用紙特性に応じた第1の時間及び第2の時間を対応付けて記憶し、ユーザーにより操作入力部80を介して用紙特性が入力されることで第1の時間及び第2の時間が変更されるようにしても良い。また、画像形成装置100内に供給された用紙の用紙特性を検知する用紙特性検知部(図示略)を設け、その検知結果に基づいて、第1の時間及び第2の時間が変更されるものとしても良い。
また、第1の時間及び第2の時間は、上記のように使用する用紙に応じて変更されることが好ましいが、ローラー間ピッチや搬送速度等に応じて変更されるものとしても良い。第1の時間及び第2の時間の具体的な数値は、例えば、ローラー間ピッチ:100mm、用紙:ラベル用シール紙、転写部40による用紙搬送速度:150mm/s、用紙供給部20の転写部40との用紙搬送速度差:−7.5mm/s及び+7.5mm/sとした場合、第1の時間T1は350ms程度、第2の時間T2は4000ms程度が例示される。
また、第1の時間及び第2の時間は、画像形成の精度に応じて変更されるものとしても良い。例えば、用紙上に形成される画像に精度が要求されないような場合には、第1の時間及び第2の時間は長く設定され、ループL1に形成されるねじれが大きい場合にのみ検出するようにしても良い。画像形成の精度は、例えば、ユーザーにより操作入力部80を介して設定されるものとしても良い。このように、画像形成の精度に応じて第1の時間及び第2の時間が変更される場合には、必要な場合にのみループL1にねじれが発生していることを検出することができ、効率良く画像形成を行うことができる。
上記のように、ループにねじれが発生していることを検出した後は以下のいずれかの動作を行う。
制御部90がループL1にねじれが発生していると判定した場合には、制御部90は、エラー表示を行い画像形成を中断するものとしても良いし、画像形成を中断せずにねじれを解消するための動作を行うものとしても良い。
制御部90がエラー表示を行い画像形成を中断する場合には、画像形成中断後、ユーザーは、画像形成装置100内の用紙搬送経路におけるローラー対をそれぞれ離間させ、ループL1にねじれが発生した用紙を取り除き廃棄した上で、画像形成を再開する。
画像形成を中断せずにねじれを解消する場合には、例えば、フィードローラー21の軸方向両端部のうちいずれか一方の圧接力を増減させ、フィードローラー21の幅方向における用紙搬送量を調整することによって、ねじれを解消させることができる。
画像形成装置100がこのように構成されている場合には、図6に示すように、フィードローラー21は、軸方向両端部にそれぞれ圧接力変更部23を備えているものとしても良い。圧接力変更部23は、フィードローラー21の軸に固定されている押圧部24、一端部が押圧部24に固定され当該押圧部24に付勢力を与える圧接バネ25、圧接バネ25の他端部の位置を変動させる圧接力変更用カム26、当該圧接力変更用カム26を回転駆動するカム駆動モーター27等を有している。制御部90は、カム駆動モーター27により圧接力変更用カム26を適宜回転駆動させることにより、圧接バネ25のフィードローラー21に対する付勢力を調整し、フィードローラー21の圧接力を調整している。
なお、圧接力変更部23は上記構成に限られるものではなく、フィードローラー21の軸方向両端部の圧接力を変更することができればいずれの構成であっても良い。
また、フィードローラー21の圧接力が下限又は上限に達したら、制御部90は、エラー表示を行わせるものとしても良い。
なお、第1高さ検出部51及び第2高さ検出部52は、上記したようなフォトインタラプターとレバーとで構成されるものでなくとも良く、ループL1の高さを検出することができれば、他の構成であっても良い。第1高さ検出部51及び第2高さ検出部52の他の構成について、図7(a)〜(c)を参照して説明する。図7(a)〜(c)は、第1高さ検出部51及び第2高さ検出部52の変形例を示す概略図である。
図7(a)に示す例では、高さ検出部53は、用紙搬送方向においてループL1を挟み込むように配置された発光素子531と受光素子532とで構成され、発光素子531から出射する光がループL1により遮蔽されているか否かを受光素子532で検出することによって、ループL1の高さが所定の高さに達したことを検出することができる。
また、図7(b)に示す例では、高さ検出部54は、用紙搬送方向においてループL1を挟み込むように配置された発光素子541及び受光素子542とミラー543とで構成されている。このような高さ検出部54は、発光素子541から出射されミラー543で反射される反射光がループL1により遮蔽されているか否かを受光素子542で検出することによって、ループL1の高さが所定の高さに達したことを検出することができる。
また、図5(c)に示す例では、高さ検出部55は、ループL1の用紙搬送方向上流側又は下流側に配置される反射型センサーであり、反射型センサーから出射されループL1で反射された反射光を当該反射型センサーが検出することによって、ループL1の高さが所定の高さに達したことを検出することができる。
次に、上記のようにして構成された画像形成装置100において、制御部90により行われるループL1のねじれ検出処理及びループL1のねじれ解消処理の一例について、図8及び図9を参照して以下説明する。
まず、制御部90は、画像形成装置100の各部を制御して画像形成を開始する(ステップS101)。
次に、制御部90は、フィードローラー21の回転速度を転写ローラー41の回転速度よりも大きく設定する(ステップS102)。フィードローラー21の回転速度を転写ローラー41よりも高速にすることにより、フィードローラー21と転写ローラー41との間にはループL1が形成され、時間の経過とともに当該ループL1のループ高さが大きくなる。
次に、制御部90は、第1又は第2高さ検出部51、52により、ループL1の幅方向一端部のループ高さが所定のループ高さに達したか否か、すなわち、ループ高さが所定のループ高さ以上となったか否かを判定する(ステップS103)。ループL1の幅方向一端部のループ高さが所定のループ高さ以上となっていないと判定されると(ステップS103;NO)、制御部90は、再度ステップS103の処理を行う。
ループL1の幅方向一端部のループ高さが所定のループ高さ以上となったと判定されると(ステップS103;YES)、制御部90は、第1又は第2高さ検出部51、52により、ループL1の幅方向他端部のループ高さが所定のループ高さに達したか否か、すなわち、ループ高さが所定のループ高さ以上となったか否かを判定する(ステップS104)。ループL1の幅方向他端部のループ高さが所定のループ高さ以上となっていないと判定されると(ステップS104;NO)、制御部90は、再度ステップS104の処理を行う。
なお、制御部90は、ループL1の幅方向一端部のループ高さが所定のループ高さ以上となったタイミングから(ステップS103;YES)、所定時間経過しても、ループL1の幅方向他端部のループ高さが所定のループ高さ以上とならない場合、制御部90は、エラー表示をして画像形成を中断するものとしても良い。
ループL1の幅方向他端部のループ高さが所定のループ高さ以上となったと判定されると(ステップS104;YES)、制御部90は、ループL1の幅方向両端部がそれぞれ所定のループ高さ以上となったタイミングの差の算出を行い、その算出結果が第1の時間内であるか否かを判定する(ステップS105)。第1の時間は、上記したように、用紙特性等に応じて適宜設定されることが好ましい。
ループL1の幅方向両端部がそれぞれ所定のループ高さ以上となったタイミングの差が第1の時間内でないと判定されると(ステップS105;NO)、制御部90は、ループL1にねじれが発生しているものと判断し、後述する図9のステップS201の処理を行う。
ループL1の幅方向両端部がそれぞれ所定のループ高さ以上となったタイミングの差が第1の時間内であると判定されると(ステップS105;YES)、制御部90は、ループL1にねじれは発生していないものと判断し、フィードローラー21の回転速度を転写ローラー41の回転速度よりも小さく設定する(ステップS106)。フィードローラー21の回転速度を転写ローラー41よりも低速にすることにより、フィードローラー21と転写ローラー41との間に形成されているループL1のループ高さが、時間の経過とともに小さくなる。
次に、制御部90は、第1又は第2高さ検出部51、52により、ループL1の幅方向一端部のループ高さが所定のループ高さに達したか否か、すなわち、ループ高さが所定のループ高さ未満となったか否かを判定する(ステップS107)。ループL1の幅方向一端部のループ高さが所定のループ高さ未満となっていないと判定されると(ステップS107;NO)、制御部90は、再度ステップS107の処理を行う。
ループL1の幅方向一端部のループ高さが所定のループ高さ未満となったと判定されると(ステップS107;YES)、制御部90は、第1又は第2高さ検出部51、52により、ループL1の幅方向他端部のループ高さが所定のループ高さに達したか否か、すなわち、ループ高さが所定のループ高さ未満となったか否かを判定する(ステップS108)。ループL1の幅方向他端部のループ高さが所定のループ高さ未満となっていないと判定されると(ステップS108;NO)、制御部90は、再度ステップS108の処理を行う。
なお、制御部90は、ループL1の幅方向一端部のループ高さが所定のループ高さ未満となったタイミングから(ステップS107;YES)、所定時間経過しても、ループL1の幅方向他端部のループ高さが所定のループ高さ未満とならない場合、制御部90は、エラー表示をして画像形成を中断するものとしても良い。
ループL1の幅方向他端部のループ高さが所定のループ高さ未満となったと判定されると(ステップS108;YES)、制御部90は、ループL1の幅方向両端部がそれぞれ所定のループ高さ未満となったタイミングの差の算出を行い、その算出結果が第1の時間内であるか否かを判定する(ステップS109)。
ループL1の幅方向両端部がそれぞれ所定のループ高さ未満となったタイミングの差が第1の時間内でないと判定されると(ステップS109;NO)、制御部90は、ループL1にねじれが発生しているものと判断し、後述する図9のステップS201の処理を行う。
ループL1の幅方向両端部がそれぞれ所定のループ高さ未満となったタイミングの差が第1の時間内であると判定されると(ステップS109;YES)、制御部90は、ループL1にねじれは発生していないものと判断し、画像形成を終了するか否かを判定する(ステップS110)。
画像形成を終了すると判定されると(ステップS110;YES)、制御部90は、画像形成を終了し、ループL1のねじれ検出処理及びねじれ解消処理を終了する。一方、画像形成を終了しないと判定されると(ステップS110;NO)、制御部90は、ステップS102の処理に戻り、再び、フィードローラー21の回転速度を転写ローラー41の回転速度よりも大きく設定する(ステップS102)。このように、制御部90は、画像形成が終了するまでステップS102〜S110を繰り返す。
ステップS105でループL1の幅方向両端部がそれぞれ所定のループ高さ以上となったタイミングの差が第1の時間内でないと判定された場合(ステップS105;NO)、又は、ステップS109でループL1の幅方向両端部がそれぞれ所定のループ高さ未満となったタイミングの差が第1の時間内でないと判定された場合(ステップS109;NO)、制御部90は、幅方向両端部のうち手前側が過送りであるか否かを判定する(ステップS201)。ここで、手前側とは、用紙の幅方向における一端部側であって、図3において紙面に対して手前側をいう。
幅方向両端部のうち手前側が過送りであると判定されると(ステップS201;YES)、制御部90は、圧接力変更部23によりフィードローラー21の手前側の圧接力を下げる(ステップS202)。
次に、制御部90は、フィードローラー21の手前側の圧接力は下限であるか否かを判定する(ステップS203)。フィードローラー21の手前側の圧接力が下限であると判定されると(ステップS203;YES)、制御部90は、エラー表示を行い、画像形成を中断する(ステップS205)。
フィードローラー21の手前側の圧接力が下限ではないと判定されると(ステップS203;NO)、制御部90は、フィードローラー21の回転速度が転写ローラー41の回転速度よりも大きいか否かを判定する(ステップS204)。
フィードローラー21の回転速度が転写ローラー41の回転速度よりも大きいと判定されると(ステップS204;YES)、制御部90は、上記ステップS106の処理を行い、フィードローラー21の回転速度を転写ローラー41の回転速度よりも小さくする(ステップS106)。
フィードローラー21の回転速度が転写ローラー41の回転速度よりも小さいと判定されると(ステップS204;NO)、制御部90は、ステップS102の処理を行い、フィードローラー21の回転速度を転写ローラー41の回転速度よりも大きくする(ステップS102)。
また、ステップS201において、幅方向両端部のうち手前側が過送りでないと判定されると(ステップS201:NO)、制御部90は、幅方向両端部のうち奥側が過送りであると判断し、圧接力変更部23によりフィードローラー21の奥側の圧接力を下げる(ステップS206)。ここで、奥側とは、用紙の幅方向における他端部側であって、図3において紙面に対して奥側をいう。
次に、制御部90は、フィードローラー21の奥側の圧接力が下限であるか否かを判定する(ステップS207)。フィードローラー21の奥側の圧接力が下限であると判定されると(ステップS207;YES)、制御部90は、エラー表示を行い、画像形成を中断する(ステップS205)。フィードローラー21の奥側の圧接力が下限ではないと判定されると(ステップS207;NO)、制御部90は、上記したステップS204の処理を行う。
このようにしてねじれ検出処理及びねじれ解消処理を行う。
図8及び図9に記載のねじれ検出処理においては、制御部90は、ループL1の幅方向両端部のループ高さの検出タイミングの差の算出を行い、算出結果が第1の時間を超えていると判定する場合に、ループにねじれが発生しているものと判定しているが、上記したように、制御部90は、ループL1の幅方向両端部のループ高さの検出タイミングの差の算出を継続して行い、算出結果が第1の時間を超えているとの判定が第2の時間以上維持されている場合に、ループにねじれが発生しているものと判定するものとしても良い。そのような場合におけるねじれ検出処理の変形例について、図10を参照して以下説明する。
なお、図10に示す変形例のねじれ検出処理において、ステップS301〜304、S307〜S309、S312の処理は、図8に示すねじれ検出処理のステップS101〜S104、S106〜S108、S110の処理と同様であるため、説明を省略する。また、図10に示す変形例のねじれ検出処理において、ループL1にねじれが発生していると判定された場合には、上記した図9のステップS201〜S207のねじれ解消処理を行う。
ステップS304において、ループL1の幅方向他端部のループ高さが所定のループ高さ以上となったと判定されると(ステップS304;YES)、制御部90は、ループL1の幅方向両端部がそれぞれ所定のループ高さ以上となったタイミングの差の算出を行い、その算出結果が第1の時間内であるか否かを判定する(ステップS305)。第1の時間は、上記したように、用紙特性に応じて適宜設定されることが好ましい。
ループL1の幅方向両端部がそれぞれ所定のループ高さ以上となったタイミングの差が第1の時間内であると判定されると(ステップS305;YES)、制御部90は、ループL1にねじれは発生していないものと判断して、ステップS306の処理を省略し、フィードローラー21の回転速度を転写ローラー41の回転速度よりも小さく設定する(ステップS307)。
ループL1の幅方向両端部がそれぞれ所定のループ高さ以上となったタイミングの差が第1の時間内でないと判定されると(ステップS305;NO)、制御部90は、第1の時間を超えている状態が第2の時間以上継続しているか否かの判定を行う(ステップS306)。
ループL1の幅方向両端部がそれぞれ所定のループ高さ以上となったタイミングの差が第1の時間を超えている状態が、第2の時間以上継続していないと判定されると(ステップS306;NO)、制御部90は、ループL1にねじれは発生していないものと判断し、フィードローラー21の回転速度を転写ローラー41の回転速度よりも小さく設定する(ステップS307)。
ループL1の幅方向両端部がそれぞれ所定のループ高さ以上となったタイミングの差が第1の時間を超えている状態が、第2の時間以上継続していると判定されると(ステップS306;YES)、制御部90は、ループL1にねじれが発生していると判断し、上記した図9に示すステップS201〜S207の処理を行う。
ステップS309において、ループL1の幅方向他端部のループ高さが所定のループ高さ未満となったと判定されると(ステップS309;YES)、制御部90は、ループL1の幅方向両端部がそれぞれ所定のループ高さ未満となったタイミングの差の算出を行い、その算出結果が第1の時間内であるか否かを判定する(ステップS310)。第1の時間は、上記したように、用紙特性に応じて適宜設定されることが好ましい。
ループL1の幅方向両端部がそれぞれ所定のループ高さ未満となったタイミングの差が第1の時間内であると判定されると(ステップS310;YES)、制御部90は、ループL1にねじれは発生していないものと判断して、ステップS311の処理を省略し、画像形成を終了するか否かの判定を行う(ステップS307)。
ループL1の幅方向両端部がそれぞれ所定のループ高さ未満となったタイミングの差が第1の時間内でないと判定されると(ステップS310;NO)、制御部90は、第1の時間を超えている状態が第2の時間以上継続しているか否かの判定を行う(ステップS311)。
ループL1の幅方向両端部がそれぞれ所定のループ高さ未満となったタイミングの差が第1の時間を超えている状態が、第2の時間以上継続していないと判定されると(ステップS311;NO)、制御部90は、ループL1にねじれは発生していないものと判断し、画像形成を終了するか否かの判定を行う(ステップS312)。
ループL1の幅方向両端部がそれぞれ所定のループ高さ未満となったタイミングの差が第1の時間を超えている状態が、第2の時間以上継続していると判定されると(ステップS311;YES)、制御部90は、ループL1にねじれが発生していると判断し、上記した図9に示すステップS201〜S207の処理を行う。
このようにして変形例のねじれ検出処理を行う。
以上、上記した実施形態によれば、用紙に対して画像形成を行う電子写真方式の画像形成装置100であって、用紙にトナー像を転写する転写部40と、転写部40の上流側又は下流側に設けられ用紙を搬送する用紙供給部20又は定着部30と、転写部40と用紙供給部20又は定着部30との間において用紙に形成されるループL1又はL2の用紙幅方向に異なる少なくとも2箇所のループ高さを検出する検出部50又は60と、検出部50又は60により検出されたループL1又はL2の用紙幅方向の少なくとも2箇所のループ高さの差が所定量を超えている場合に、ループL1又はL2にねじれが発生していると判定する制御部90と、を備えるので、転写部40とその用紙搬送方向上流側に配置される用紙供給部20又は用紙搬送方向下流側に配置される定着部30との間に形成されるループL1又はL2のねじれを、簡易な構造で検出することができる。これにより、ループL1又はL2のねじれを解消する作業を早期に開始することができ、スキューや用紙シワの発生を抑制することができる。
また、検出部50は、ループL1の幅方向中央部を挟んで少なくとも2箇所のループ高さを検出するので、ループのねじれをより正確に検出することができる。
また、検出部50は、ループL1の幅方向中央部を挟んで少なくとも2箇所に設けられ、ループL1が所定のループ高さに達したことを検出する第1高さ検出部51及び第2高さ検出部52を有し、制御部90は、第1高さ検出部51がループL1が所定のループ高さに達したことを検出したタイミングと、第2高さ検出部52がループL1が所定のループ高さに達したことを検出したタイミングとの差の算出を行い、算出結果が第1の時間を超えていると判定する場合に、ループL1にねじれが発生していると判定するので、ループのねじれをより簡易な構造でより正確に検出することができる。
また、制御部90は、第1高さ検出部51がループL1が所定のループ高さに達したことを検出したタイミングと、第2高さ検出部52がループL1が所定のループ高さに達したことを検出したタイミングとの差の算出を継続して行い、算出結果が第1の時間を超えているとの判定が第2の時間以上維持されている場合に、ループL1にねじれが発生していると判定するので、ループL1のねじれが自然に解消されるような場合には、ねじれを解消するための処理や動作を省略することができ、そのような処理や動作の頻度を低減させることができる。
また、制御部90が、用紙特性に応じて第1の時間又は前記第2の時間を変更する場合には、ループL1又はL2にねじれが発生したことをより正確に検出することができる。
また、用紙特性を入力する操作入力部80を更に備え、制御部90が、操作入力部80により入力された用紙特性に応じて第1の時間又は第2の時間を変更する場合には、ループL1又はL2にねじれが発生したことをより正確に検出することができる。
また、制御部90が、画像形成の精度に応じて第1の時間及び第2の時間を変更する場合には、必要な場合にのみループL1又はL2にねじれが発生していることを検出することができ、効率良く画像形成を行うことができる。
また、制御部90が、用紙の剛性が所定値以上である場合にループL1又はL2にねじれが発生しているか否かの判定を行わない場合には、必要な場合にのみループL1又はL2にねじれが発生していることを検出することができ、効率良く画像形成を行うことができる。
なお、上記した実施形態では、画像形成装置100は、連続紙に対して画像形成を行うことができるように構成されているものとしたが、カット紙のような短尺の用紙に対しても画像形成を行うことができるように構成されているものとしても良い。その場合には、画像形成装置100には用紙収納部(図示略)が設けられているものとしても良い。
また、上記した実施形態では、第1高さ検出部51と第2高さ検出部52との配置の間隔は、画像形成装置100に通紙される最小サイズの用紙の用紙幅よりも小さくなるように配置されているものとしたが、これに限定されるものではない。例えば、画像形成装置100に通紙され得る用紙のサイズ毎に、用紙の幅方向両端部に当接するように、第1高さ検出部51及び第2高さ検出部52が複数設けられ、各用紙サイズに応じた第1高さ検出部51及び第2高さ検出部52を使用して各サイズの用紙のループ高さを検出するものとしても良い。また、例えば、第1高さ検出部51及び第2高さ検出部52が用紙の幅方向に移動可能に構成されていても良く、用紙のサイズに応じて第1高さ検出部51及び第2高さ検出部52の位置を変更して各サイズの用紙のループ高さを検出するものとしても良い。
また、上記した実施形態では、ループL1と検出部50との関係や、転写ローラー41に対するフィードローラー21の動作等について説明したが、ループL2と検出部60との関係や、転写ローラー41に対する定着ローラー31の動作等についても同様である。
1Y、1M、1C、1K 感光体ドラム
2Y、2M、2C、2K 帯電部
3Y、3M、3C、3K 光書込部
4Y、4M、4C、4K 現像部
5Y、5M、5C、5K 感光体ドラムクリーニング部
6 中間転写ベルト
7Y、7M、7C、7K 1次転写部
9 画像読取部
10Y、10M、10C、10K 画像形成部
20 用紙供給部(搬送部)
21 フィードローラー
22 対向ローラー
23 圧接力変更部
24 押圧部
25 圧接バネ
26 圧接力変更用カム
27 カム駆動モーター
30 定着部(搬送部)
31 定着ローラー
32 加熱ローラー
40 転写部
41 転写ローラー
42 転写対向ローラー
50 検出部
51 第1高さ検出部
52 第2高さ検出部
53、54、55 高さ検出部
60 検出部
80 操作入力部
90 制御部
100 画像形成装置
531 発光素子
532 受光素子
541 発光素子
542 受光素子
543 ミラー
L1、L2 ループ

Claims (8)

  1. 用紙に対して画像形成を行う電子写真方式の画像形成装置であって、
    用紙にトナー像を転写する転写部と、
    前記転写部の上流側又は下流側に設けられ用紙を搬送する搬送部と、
    前記転写部と前記搬送部との間において用紙に形成されるループの用紙幅方向に異なる少なくとも2箇所のループ高さを検出する検出部と、
    前記検出部により検出された前記ループの用紙幅方向の少なくとも2箇所のループ高さの差が所定量を超えている場合に、前記ループにねじれが発生していると判定する制御部と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記検出部は、前記ループの用紙幅方向中央部を挟んで少なくとも2箇所のループ高さを検出することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記検出部は、前記ループの用紙幅方向中央部を挟んで少なくとも2箇所に設けられ、前記ループが所定のループ高さに達したことを検出する第1高さ検出部及び第2高さ検出部を有し、
    前記制御部は、前記第1高さ検出部が前記ループが所定のループ高さに達したことを検出したタイミングと、前記第2高さ検出部が前記ループが所定のループ高さに達したことを検出したタイミングとの差の算出を行い、算出結果が第1の時間を超えていると判定する場合に、前記ループにねじれが発生していると判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記第1高さ検出部が前記ループが所定のループ高さに達したことを検出したタイミングと、前記第2高さ検出部が前記ループが所定のループ高さに達したことを検出したタイミングとの差の算出を継続して行い、算出結果が前記第1の時間を超えているとの判定が第2の時間以上維持されている場合に、前記ループにねじれが発生していると判定することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、用紙特性に応じて前記第1の時間又は前記第2の時間を変更することを特徴とする請求項3又は4に記載の画像形成装置。
  6. 用紙特性を入力する入力部を更に備え、
    前記制御部は、前記入力部により入力された用紙特性に応じて前記第1の時間又は前記第2の時間を変更することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、画像形成の精度に応じて前記第1の時間又は前記第2の時間を変更することを特徴とする請求項3から6のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御部は、用紙の剛性が所定値以上である場合には、前記ループにねじれが発生しているか否かの判定を行わないことを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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